JP2008512854A - 基板上のフォトレジストを除去する方法 - Google Patents

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Abstract

無機層の上にある有機フォトレジスト上の炭素リッチ層を除去する方法は、フッ素含有ガス、酸素含有ガス及び炭化水素ガス、並びに、無機層の少ない除去で炭素リッチ層をエッチングするのに有効なプラズマを発生させる1つ又は複数の随意の成分を含むプロセスガスを使用することができる。炭素リッチ層は、バルクフォトレジストを除去するために使用されるのと同じ処理チャンバで除去することができ、又は代わりに、異なる処理チャンバで除去することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上のフォトレジストを除去する方法に関する。
プラズマ処理装置は、プラズマエッチング、物理蒸着法、化学気相蒸着法(CVD)、イオン打込み、及びレジスト除去を含んだプロセスに使用される。
フォトレジスト材料は、材料をパターン形成するためのプラズマ処理作業で使用される。市販のフォトレジストは、重合体材料と、他の有機物材料と、無機材料との混合物である。フォトレジストは基板に塗布され、そして放射が、パターン形成されたマスクを介してパターンをレジスト層に転写する。フォトレジストの2つの大まかな分類は、ネガティブワーキングレジストとポジティブワーキングレジストであり、これらは、ネガ像とポジ像をそれぞれ生成する。現像された後で、パターンはフォトレジストに存在する。パターン形成されたフォトレジストは、基板に材料を堆積するか材料を打ち込むためだけでなく、エッチングによって基板に特徴を画定するために使用することができる。同一出願人による米国特許第5,968,374号、6,362,110号及び6,692,649号は、プラズマフォトレジスト剥離技術を開示しており、これらの開示は参照として組み込まれる。
米国特許第5,968,374号 米国特許第6,362,110号 米国特許第6,692,649号 米国特許第6,230,651号 米国特許第6,391,787号 米国特許第6,518,174号 米国特許第6,770,166号 E.Pavel、「Combining Microwave Downstream and RF Plasma Technology for Etch and Clean Applications」、196th Meeting of the Electrochemical Society、(1999年10月) A.Kirkpatrick et al.、「Eliminating heavily implanted resist in sub−0.25−Φm devices」、MICRO、71(1998年7月/8月)
基板上の有機フォトレジストを除去する方法が提供され、そこで、プラズマエッチングガス組成物は基板上の有機フォトレジストを除去するのに有用である。本方法及び本組成物は、フォトレジストを基板に対して選択的に除去することができる。
基板上の有機フォトレジストを除去する方法の好ましい実施形態は、無機層と無機層の上にある有機フォトレジストとを含む基板をプラズマ処理チャンバ中に配置する工程を含み、前記フォトレジストはバルクフォトレジストの上にある炭素リッチ層を含むものであり、(i)フッ素含有ガス、(ii)酸素含有ガス及び(iii)炭化水素ガスを含むプロセスガスを処理チャンバに供給する工程、プロセスガスからプラズマを発生させる工程、及び、炭素リッチ層を無機層に対して選択的にプラズマエッチングする工程をさらに含む。場合によっては、炭素リッチ層のエッチング中に基板にRFバイアスが印加されてもよい。
バルクフォトレジストは、炭素リッチ層をエッチングするために使用される同じプラズマ処理チャンバで剥離され得る。代わりに、バルクフォトレジストは、アッシングチャンバで剥離され得る。好ましくは、バルクフォトレジストは、炭素リッチ層を除去するために使用されるものと異なる化学薬品を使用して剥離される。
基板上の有機フォトレジストをエッチングするために有用なプラズマエッチングガス組成物の好ましい実施形態は、(i)フッ素含有ガス、(ii)酸素含有ガス及び(iii)炭化水素ガスを含む。
イオン打込みを使用する集積回路(IC)製造プロセスにおいて、デバイス形状寸法を縮小すること、増加されるイオン打込みエネルギー及びドーズ量、及び新しい材料は、残渣の無いデバイスを製造することをますます困難にしている。エッチング及びアッシングのプロセスで残る残渣は、製品歩留りを下げる望ましくない電気的効果及び腐食を生じることがある。E.Pavel、「Combining Microwave Downstream and RF Plasma Technology for Etch and Clean Applications」、196th Meeting of the Electrochemical Society、(1999年10月)を参照されたい。
プラズマエッチング及び反応性イオンエッチング(RIE)等のプラズマ処理技術、及びイオン打込みでは、基板の選択された領域がイオン及び遊離ラジカルにさらされるのを防ぐように、フォトレジストが基板に塗布される。有機重合体合成物が、そのようなレジスト用途のために処方されている。
エッチング、イオン打込み又は同様なもので基板が処理された後で、フォトレジストは、下にある基板から除去すなわち「剥離」される。フォトレジスト剥離プロセスは、望ましくはどんな残渣重合体膜又はレジスト材料もない状態で、基板表面をできるだけ清浄なままにしておくことが望ましい。ウェット及びドライの剥離技術を使用してフォトレジストを除去することができる。ウェット剥離技術は、有機溶剤又は酸を含む溶液を使用する。ドライ剥離(すなわち「アッシング」)技術は、フォトレジスト除去のために酸素プラズマを使用する。
イオン打込み製作技術は、基板の電気的性質を変える不純物を基板の領域にドープするのに使用される。イオン打込みは、原子をドープする供給源として、又は異なる組成の領域を基板に導入するために、使用できる。イオン打込み中に、イオンは、所望の深さまで基板表面を貫通するように十分に高い電圧で加速される。加速電圧を上げることは、不純物の濃度最高点の深さを増す。
打込みが望ましくない基板の領域は、フォトレジストで保護される。しかし、フォトレジストは、打込み中に改質され、それで、打込み後に、通常の(打ち込まれていない)フォトレジストよりも除去し難くなる。特に、打込みイオンは、フォトレジストの領域を損傷し、それによって、表面近くのC−H結合を破壊し、炭素−炭素の一重結合及び二重結合を形成する。架橋された打込みフォトレジストの結果として得られた強固な炭素リッチ層すなわち「炭化」層(「スキン」すなわち「外皮」)は、別個の下にあるバルクフォトレジストをカプセル化している。炭素リッチ層の厚さは、打込み種、電圧、ドーズ量及び電流の関数である。炭素リッチ層は、一般に、約200Δから約2000Δの厚さを有する。A.Kirkpatrick et al.、「Eliminating heavily implanted resist in sub−0.25−Φm devices」、MICRO、71(1998年7月/8月)を参照されたい。E.Pavelによると、打込みドーズ量及びエネルギーが増すにつれて、打ち込まれたフォトレジストは、ますます除去し難くなることがある。
炭素リッチ層は、また、イオン打込み技術以外に、フォトレジストのイオンボンバードも起こるプラズマ処理技術中に有機フォトレジストに形成されることがある。
酸素プラズマアッシング技術は、炭素リッチ層を除去することができるが、約500Δ/分以下の遅い速度で除去するだけである。これらの技術のエッチング機構は、酸素ラジカルとフォトレジスト中の炭化水素とのHO及びCOを生成する反応である。
架橋層の除去速度を高めるためにRFバイアスを基板に加えることができることが分かっている。加えられたRFバイアスは、炭素リッチ層にエネルギーを供給し、このエネルギーが、炭素一重結合を破壊し、それによって酸素ラジカルとの反応を高める。
しかし、フォトレジスト除去を高めるように基板にRFバイアスを加えることは、また、望ましくない効果をもたらすことがあることが、また、分かっている。図1は、イオン打込みされた基板10から有機フォトレジストを除去するプロセスを模式的に示す。基板10は、イオン打ち込みされたシリコン11と、上にある薄い無機層12(例えば、SiO等のシリコン含有層)とを含む。無機層12は、CVDで形成されるか熱的に成長されるシリコン酸化物層であってもよく、又は自然酸化物であってもよく、一般に20Δ以下の厚さを有する。無機層12の上に塗布されたフォトレジスト16は、バルクフォトレジスト18と、イオン打込みプロセスで形成された上にある炭素リッチ層20とを含む。フォトレジスト16で画定された特徴(コンタクト、ビア、トレンチ、その他)は、一般に、基板10上の幅が約0.25Φm以下である。RFバイアスシステムでは、高エネルギーO イオンは、無機層12のスパッタリングを引き起こすことがある。一般的なプロセス仕様では、炭素リッチ層20及びバルクフォトレジスト18の除去中の無機材料(例えば、酸化物)減少の最大量は約2Δ未満であるので、無機層12のスパッタリングは望ましくない。炭素リッチ層20は、一般に、約200から約2000Δの厚さを有し、バルクフォトレジスト18は、一般に、約数千オングストロームの厚さを有する。その上、スパッタされた無機材料は、基板及びフォトレジストの上に再堆積することがあり、結果として、洗浄後の基板上に有機及び無機残渣が存在することが生じる。図2は、走査型電子顕微鏡(SEM)の顕微鏡写真であり、100%O又はHO蒸気を使用してRFバイアスが加えられたプラズマ源でフォトレジストアッシングを行った後で、基板上にフォトレジストが存在する領域の打込み後ウエハ表面に存在する残渣を示している。
炭素リッチ層除去のために基板にバイアス電圧を加えることの他の望ましくない効果は、プラズマの酸素イオンが十分に高いエネルギーを有して薄い無機層を貫通し、下にあるシリコンを酸化することである。
上述の結果を考慮して、フッ素含有ガス、酸素含有ガス、炭化水素ガスを含むプロセスガスは、有機フォトレジストエッチングプロセスで、無機材料の成長だけでなく、無機材料のスパッタリング及び再堆積を制御するように、また好ましくは無くするように使用できることが分かっている。無機材料は、例えば、シリコン含有材料(例えば、Si、SiO(例えば、SiO)、Si(例えば、Si)、Si、HfSi、及び同様なもの)及びHfOであることがある。フォトレジストは、例えばシリコン、SiO、Si、及び同様なものを含んだウエハのような様々な半導体基板材料の上に存在することがある。
プロセスガスに含まれるものに適した例示のフッ素含有ガスは、CF、SF及びNFを含む。より具体的には、バルクフォトレジストの上にある炭素リッチ層を除去する好ましいプロセスガスは、CF、O及びCHを含む。プロセスガスは、また、N等の1つ又は複数の他の随意のガスを含むことができる。また、プロセスガスは、Ar、He、又は同様なもの等の1つ又は複数の不活性キャリアガスを含むことができる。
プロセスガスは、好ましくは、体積で、最高約50%までのフッ素含有ガス、最高約50%までの炭化水素ガス、及び少なくとも50%の酸素含有ガスを含む。より好ましくは、ガス混合物は、体積で、最高約20%までのフッ素含有ガス、約10%から約50%までの炭化水素ガス、及び約50%から約90%までの酸素含有ガスを含む。
プロセスガス中の水素は、炭素リッチ層を軟化させ、この層をエッチングで除去し易くする。
炭素リッチ層を除去することができる他のガスは、CF及びCHFを含む。しかし、CFが使用される場合には、無機層(例えば、SiO層)に対して望ましい選択性を実現するために、CFは、好ましくは、CHと組み合わされる。
フォトレジストは、どんな適切な有機重合体合成物であってもよい。例えば、フォトレジスト合成物は、ノボラック類の樹脂、ポリスチレン成分、又は同様なものを含むことができる。
有機フォトレジストを除去するために、プラズマを発生させるように、フッ素含有ガス、酸素含有ガス及び炭化水素ガスを含むプロセスガスにエネルギーを与えることができる。
プラズマは、好ましくは、プラズマ処理チャンバの外部の導電性コイルに高周波(RF)を加えることによって、プロセスガスから発生される。ウエハは、好ましくは、プラズマ発生領域に置かれる。好ましい実施形態では、コイルは平面コイルであり、ウエハは、コイルの平面に対して平行である。
プラズマ反応器は、好ましくは、誘導結合プラズマ反応器であり、より好ましくは、本発明の譲受人であるラム リサーチ コーポレーションから入手可能な高密度TCP(商標)反応器である。300mm及び200mm基板等の基板からフォトレジストを除去する本方法の実施形態は、図3に示される反応器100等の誘導結合プラズマ反応器で実施することができる。反応器100は、出口104に接続された真空ポンプで所望の真空圧力に維持された内部102を含む。プロセスガスは、ガス供給源106から、誘電体窓110の下側のまわりに広がるプレナム108にガスを供給することによって、シャワーヘッド装置に供給される。高密度プラズマは、反応器100の頂部の誘電体窓110の外に配置された一巻き又は複数巻きを有する平面渦巻きコイル等の外部RFアンテナ114に、RF源112からRFエネルギーを供給することによって、内部102に発生させることができる。
半導体ウエハ等の基板116は、反応器100の内部102の中の基板支持台118の上に支持される。基板支持台118は、静電チャック120等のチャッキング装置を含むことができ、基板116は、誘電体フォーカスリング122で取り囲むことができる。チャック120は、基板116のプラズマ処理中に、基板にRFバイアスを加えるためのRFバイアス電極を含むことができる。ガス供給源106で供給されるプロセスガスは、誘電体窓110と下にあるガス分配板124との間のチャネルを通って流れて、この板124のガス出口を通過して内部102に入ることができる。代わりに、ガスは、窓を通って延びる1つ又は複数のガス噴射装置によって供給されることがある。例えば、同一出願人による米国特許第6,230,651号を参照されたい。反応器は、また、板124から延びるライナー126を含むことができる。
プラズマを発生するために使用することができる例示のプラズマ反応器は、ラム リサーチ コーポレーションから入手可能な2300TCP(商標)反応器である。プラズマ反応器の一般的な動作条件は次の通りである:上部電極(コイル)に加えられる約400から約1400ワットの誘導パワー、約15から約60ミリTorrの反応チャンバ圧力、及び約200から約600sccmの全プロセスガス流量率。
基板からフォトレジストを除去する方法の実施形態は、また、図4に示される反応器200等の二周波平行板プラズマ反応器で実施することができる。例示の二周波反応器は、ラム リサーチ コーポレーションから入手可能なExelan(商標)反応器を含む。二周波反応器の詳細は、同一出願人による米国特許第6,391,787号に見出すことができる。この開示は、これによって、参照して組み込まれる。反応器200は、反応器の壁の出口205に接続された真空ポンプ204によって所望の真空圧力に維持される内部202を含む。プロセスガスは、ガス供給源206からガスを供給することによって、シャワーヘッド電極212に供給できる。RF源208,210、及びRF源214,216からシャワーヘッド電極212及び基板支持台218のチャック220の下部電極にRFエネルギーを供給することによって、中間密度のプラズマを内部202に発生させることができる。代わりに、シャワーヘッド電極212は、電気的に接地されてもよく、2つの異なる周波数のRFエネルギーは、下部電極に供給されてもよい。RFパワーをシャワーヘッド又は上部電極だけに、又は下部電極だけに供給させるもの等の他の容量結合エッチング反応器を使用することもできる。例えば、同一出願による米国特許第6,518,174号及び6,770,166号を参照されたい。これらの開示は、これによって、参照して組み込まれる。
炭素リッチ層の除去中に、好ましくは、基板は、この層の破裂を防ぐために、基板支持台上で十分に低い温度に維持される。例えば、フォトレジスト合成物中の溶剤が加熱によって揮発するとき、炭素リッチ層は破裂して、基板に堆積する可能性のある粒子を生成することがある。そのような炭素リッチ層の破裂を避けるために、基板は、好ましくは約150℃未満の温度に、より好ましくは約20から約75℃の温度に維持され、そして、チャンバ圧力は、炭素リッチ層のエッチング中に約500ミリTorr未満に維持される。
炭素リッチ層のエッチング中に、RFバイアスは、好ましくは、基板が支持される基板支持台に設けられたバイアス電極で基板に加えられる。RFバイアスは、好ましくは、容量性である。プラズマを発生させるために使用される印加RFバイアス及びRFパワーは、イオンエネルギー及びイオン束を別々に制御するために、好ましくは、それぞれ別々に制御可能である。RFバイアスは、プラズマ中のイオンを加速し、基板にエネルギーを加え、このエネルギーが炭素リッチ層の除去速度を高める。基板に加えられるRFバイアス電圧は、好ましくは約100ボルト未満(接地に対して)であり、より好ましくは約20ボルト未満である。プロセスガス中のフッ素と基板に加えられるRFバイアスとの組合せ使用は、基板上に存在する無機材料(例えば、酸化物)に対する高選択性も実現しながら、十分に高い速度で炭素リッチ層を除去するために有効であることが、予想外に分かっている。さらに、プロセスガスに含まれたフッ素含有ガスの特定の体積パーセンテージ(例えば、5から500sccmのフッ素含有ガスの流量率)で、RFバイアスは、炭素リッチ層のエッチング中に基板からの無機材料除去速度を減少させる低いレベルに維持できることが、分かっている。
図5を参照して、フッ素含有ガス、酸素含有ガス、及び炭化水素ガスを含むプロセスガスは、無機層12(例えば、酸化物層)のスパッタリングを最小限にしながら、炭素リッチ層をエッチングすることができるので、スパッタされた無機材料の基板への再堆積を減少させるか、防ぐことが、分かっている。フッ素は、また、フォトレジストの中又は上にある可能性のある無機材料の除去にも寄与することができる。
炭素リッチ層をエッチングするために使用されるプロセスガス中の水素は、架橋炭素と反応して炭素リッチ層のエッチング速度を高める。フッ素は、また、炭素リッチ層のエッチング速度を高めることができると思われる。
炭素リッチ層をエッチングするために使用されるプロセスガスにCH種を追加することは、不動態化層22を酸化物層12及びフォトレジスト16の上に形成させ(図5を参照されたい)、このことは、イオン誘起酸化物成長及び酸化物スパッタリングの量を減少させる。
フッ素とCHx不動態化の両方のためにCHF等のただ1つの供給源が使用される場合、炭素リッチ層除去と基板不動態化を別々に制御することができない。フッ素供給源とCHx不動態化源を分離することによって、すなわち、フッ素含有ガスと炭化水素ガスを含むプロセスガスを供給することによって、炭素リッチ層除去と基板不動態化を別々に制御することができるので、下にある基板材料に対して高い選択性の残渣除去を達成することができることが見出された。
炭素リッチ層20の完全な除去は、終点検出技術を使用してエッチングプロセス中に検出することができる。この終点検出技術は、下にあるバルクフォトレジストが露出された時間を決定することができる。炭素リッチ層除去の終点は、好ましくは、光放射技術によって決定される。例えば、光放射技術は、約520nmの波長の一酸化炭素(CO)からの放射を監視することができる。炭素リッチ層の除去中に、低エッチング速度のために小さなCO信号が生成される。炭素リッチ層がいったん開けられると、露出された下にあるバルクフォトレジストが炭素リッチ層よりも速い速度でエッチングされ、その結果、CO濃度及び対応するCO信号は増加する。
炭素リッチ層の除去後、下にあるバルクフォトレジストは、好ましくは、異なるフォトレジストエッチングプロセスを使用して除去される。例えば、バルクフォトレジストは、炭素リッチ層エッチングステップ中に好ましく使用された温度よりも高い温度で、酸素アッシングによって除去することができる。例えば、基板温度は、バルクフォトレジストのエッチングステップ中は、約150℃から約300℃、好ましくは200から280℃の範囲であることができる。チャンバ圧力は、好ましくは、バルクフォトレジスト除去中、約500ミリTorrよりも高い。また、酸素アッシングは、バルクフォトレジストの高い除去速度を達成することができる。例えば、O/Nプラズマは、約4から6ミクロン/分の速度でバルクフォトレジストを除去することができる。随意の過アッシングステップを使用することもできる。フォトレジスト中の揮発性溶剤は、フォトレジストがアッシングされるときに、プラズマ処理チャンバから排出することができる。
好ましくは、バルクフォトレジストは、基板から上流で発生されたプラズマを使用して、同じチャンバ又は異なるチャンバで除去される。しかし、バルクフォトレジスト除去ステップは、炭素リッチ層をエッチングするために使用される同じ処理チャンバで行うことができる。代わりに、バルクフォトレジストは、異なる処理チャンバでのエッチングによって除去することができる。すなわち、基板は、炭素リッチ層をエッチングした後で処理チャンバから取り出し、バルクフォトレジストをエッチングするために異なる処理チャンバ中に基板を置くことができる。異なる処理チャンバを使用することは、炭素リッチ層の除去及びアッシング中に、ガスの化学的性質及び/又は基板温度をそれぞれ変えることを無くすることができる。
300mmウエハ上の炭素リッチ層を除去するための例示のプロセス条件は、次の通りである:約10〜50ミリTorr、好ましくは30ミリTorrのチャンバ圧力、約400〜1500ワット、好ましくは1200ワットの上部電極(コイル)に加えられるパワー、約2〜10ワット、好ましくは5ワットのバイアス電極に加えられるパワー、フッ素含有ガスの約5〜50sccm、炭化水素ガスの約20〜200sccm、及び酸素含有ガスの300〜500sccmのガス流量率、及び50℃未満、好ましくは約20℃のウエハ温度。
上部電極(コイル)に加えられるパワーが高過ぎる場合、不動態化は失われる可能性がある。炭素リッチ層の除去中に発生されたどんな残渣も脱イオン水に溶け、それによって、ウェット剥離技術の必要性を最小限にすることが望ましい。しかし、炭素リッチ層エッチングをより高い温度で行うとき、ウェット剥離技術が必要なことがあることが発見された。フッ素含有ガス及び/又は炭化水素ガスの流量率は、無機層に対する炭素リッチ層の選択エッチングを達成するように調整することができる。
下流のプラズマ剥離チャンバ中で残存しているバルクフォトレジストを除去するための例示のプロセス条件は、次の通りである:約1000ミリTorrのチャンバ圧力、プラズマ源に加えられる約2500ワットのパワー、約4400sccmの全プロセスガス流量率、及び約220℃の基板温度。
図6は、好ましい実施形態に従ってフォトレジスト除去プロセスを行った後の基板表面を撮ったSEM顕微鏡写真を示す。エッチングプロセスは、RFバイアスが基板に加えられた状態でCH、O及びCFを含むプロセスガスを使用してバルクフォトレジスト上に形成された炭素リッチ層を除去し、次に、標準的な下流剥離プロセスを使用して下にあるバルクフォトレジストを除去することを含んでいだ。図6に示すように、フォトレジストは完全に除去され、検出可能なエッチング後残渣はウエハ上に存在していない。
[実施例]
下にあるバルクフォトレジスト上に炭素リッチ層を生成するために、シリコンウエハにイオン打込みをした。下の表は、酸素含有プロセスガスのCHのCFに対する様々な比(体積パーセントに基づいた)でシリコン酸化物及びバルクフォトレジストについて求められたエッチング速度を示し、酸素含有プロセスガスは、炭素リッチ層を除去するプラズマを発生させるために使用された。炭素リッチ層の剥離中に、5ワットのパワーレベルのRFバイアスが基板に加えられた。
バルクフォトレジストのエッチング速度は、知られた厚さを有し打ち込まれていない有機フォトレジストを処理チャンバ中に置き、フォトレジストを部分的に剥離して、推定された。バルクフォトレジストも打ち込まれていない材料であるので、計算されたバルクフォトレジストエッチング速度は、打ち込まれた炭素リッチ層の下にあるバルクフォトレジストのエッチング速度に近い。
Figure 2008512854
バルクフォトレジスト及び酸化物のエッチング速度は、両方とも、CHのCFに対する比が少し増加すると増加するが、CHのCFに対する比が増加すると減少することを、試験結果は示している。試験結果は、CHが化学的及び/又は物理的作用からSiO表面を不動態化し保護するプロセスの型の存在を実証している。無機層の不動態化が無機層のエッチング速度を減少させるほど十分に大きなCHのCFに対する比まで、CHのCFに対する比が増加すると共に、酸化物エッチング速度は増加する。どんな特定の理論にも縛られたくないが、高くなったフォトレジストエッチング速度は、プラズマ中にHラジカルとFラジカルの両方が存在するためであると信じられる。
図7Aは、O、CF及びCHの流量率(50から100%までのO流量率、0から50%までのCH流量率、及び0から50%までのCF流量率)対オングストローム単位の酸化物減少の三成分プロットである(酸化物減少は白抜きの四角形に近接した数値で示される。例えば、90%O及び10%CFの場合、酸化物減少は28.8Δであるが、80%O、10%CF及び10%CHの場合、酸化物減少は1.8Δである)。図7A及び7Bから理解できるように、プロセスガスにCHを加えることは、酸化物表面の不動態化によって、酸化物減少を減少させる。図7A及び7Cから理解できるように、1:1よりも大きいCHCFに対する比は、同じく酸化物表面の不動態化によって酸化物減少を減少させる。したがって、図7A及び7C及び上の表から理解できるように、炭化水素ガスのフッ素含有ガスに対する好ましい比は、1:1から10:1までである。
比較のために、10%CF(平衡O)及び10%CHF(平衡O)を含むガス混合物が、プラズマを発生させ、さらにバルクフォトレジスト上の炭素リッチ層をイオン打込みシリコンウエハから除去するために使用された。CFを含むガス混合物の酸化物エッチング速度は、27Δ/分であり、CHFを含むガス混合物の酸化物エッチング速度は、15Δ/分であった。約5Δ/分の最大酸化物エッチング速度を有するもの、及び、特に約2Δ/分未満の最大酸化物エッチング速度を有するもの等の厳重な最大酸化物除去仕様を有するフォトレジスト除去プロセスのためには、これらの酸化物エッチング速度は余りにも高過ぎる。
当業者には明らかであろうが、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱すること無しに、具体的な実施形態を参照して前述の詳細な説明に様々な変更及び修正を行うことができ、また均等物を使用することができる。
RFバイアスが基板に加えられた状態で、100%O又はHO蒸気から発生されたプラズマを使用して、シリコン基板の上にあるフォトレジスト上に形成されたイオン打込みされた炭素リッチ層を除去するプロセスを模式的に示す図である。 100%O又はHO蒸気を使用するRFバイアスが加えられたプラズマ源で有機フォトレジストをエッチングした後で、打込み後基板の表面に存在する一般的な残渣を示す走査型電子顕微鏡(SEM)の顕微鏡写真である。 基板からフォトレジストを除去する方法の実施形態を実施するために使用することができる誘導結合プラズマ反応器の一例を示す図である。 基板からフォトレジストを除去する方法の実施形態を実施するために使用することができる平行板プラズマ反応器の一例を示す図である。 RFバイアスが基板に加えられた状態で、CF、O及びCHを含むプロセスガスから発生されたプラズマを使用して、シリコン基板の上にある有機フォトレジスト上に形成されたイオン打込みされた炭素リッチ層を除去するプロセスを模式的に示す図である。 CF、O及びCHを含むプロセスガスを使用するRFバイアスが加えられたプラズマ源でのフォトレジスト除去後の打込みウエハの表面を示すSEM顕微鏡写真である。 図7B及び7Cと同じデータに基づいて、処理チャンバ中に流れ込むCF、O、及びCHの体積パーセントの関数としてΔ単位の酸化物減少を示す三成分プロットである。 図7A及び7Cと同じデータに基づいて、プロセスガス中のCHの体積パーセントの関数としてΔ単位の酸化物減少を示すプロットである。 図7A及び7Bと同じデータに基づいて、プロセスガス中のCHのCFに対する比の関数としてΔ単位の酸化物減少を示すプロットである。

Claims (29)

  1. 基板上の有機フォトレジストを除去する方法であって、
    前記方法は、プラズマ反応器のプラズマ処理チャンバ中に基板を配置する工程を含み、前記基板は無機層と前記無機層の上にある有機フォトレジストとを含み、前記フォトレジストはバルクフォトレジストの上にある炭素リッチ層を含むものであり、
    前記方法は、プロセスガスを前記プラズマ処理チャンバに供給する工程をさらに含み、前記プロセスガスは、(i)フッ素含有ガス、(ii)酸素含有ガス、及び(iii)炭化水素ガスを含むものであり、
    前記方法は、前記プロセスガスからプラズマを発生させる工程と、前記炭素リッチ層を前記無機層に対して選択的にプラズマエッチングする工程とをさらに含むことを特徴とする方法。
  2. 前記プロセスガスが、体積で、(i)約20%までの前記フッ素含有ガス、(ii)約10%から約50%までの前記炭化水素ガス、及び(iii)約50%から約90%までの前記酸素含有ガスを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記炭化水素ガスの体積の前記フッ素含有ガスの体積に対する比が、1:1と10:1の間であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記プロセスガスが、(i)前記フッ素含有ガスの流量率が5〜50sccmで、(ii)前記炭化水素ガスの流量率が20〜200sccmで、かつ、(iii)前記酸素含有ガスの流量率が300〜500sccmで供給されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. RFバイアスが前記基板に加えられ、さらに前記炭素リッチ層中の炭素一重結合が、前記RFバイアスを加えることによって破壊されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記フッ素含有ガスが、CF、SF及びNFから成るグループから選ばれることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記フッ素含有ガスがCFであり、前記酸素含有ガスがOであり、及び/又は、前記炭化水素ガスがCHであることを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記プロセスガスが、前記炭素リッチ層を軟化させるのに有効な量の水素を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記プラズマが中間密度(medium density)のプラズマであり、前記処理チャンバが15から60ミリTorrの圧力であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記プラズマが高密度プラズマであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記炭素リッチ層のエッチング中にRFバイアスを前記基板に加える工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記炭素リッチ層が、200から2000Δの厚さを有するイオン打込み層であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記無機層がシリコン含有層であり、前記炭化水素ガスが、前記シリコン含有層を不動態化するのに有効な量で存在することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記シリコン含有層がシリコン酸化物層であることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 前記シリコン酸化物層が、自然酸化物であるか、熱成長酸化物であるか、又は、CVDで形成されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記シリコン酸化物層が20Δ以下の厚さを有することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 前記炭素リッチ層のエッチング中に、除去される前記無機層が2Δ以下であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 前記チャンバ中の圧力を500ミリTorr未満に維持しながら、前記基板が20から75℃の温度に維持されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 前記炭素リッチ層をエッチングした後で、脱イオン水又は他のウェット洗浄化学薬品で前記基板を洗浄する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 前記炭素リッチ層をエッチングした後で、前記基板を前記プラズマ処理チャンバから取り出して前記基板をアッシングチャンバ中に配置する工程と、
    酸素を含むアッシングガスを前記アッシングチャンバに供給する工程と、
    前記アッシングガスからプラズマを発生させる工程と、
    前記バルクフォトレジストを前記プラズマでエッチングする工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  21. 前記炭素リッチ層をエッチングした後で、酸素を含むアッシングガスを前記プラズマ処理チャンバに供給する工程と、
    前記アッシングガスから剥離プラズマを発生させる工程と、
    前記基板を150から300℃に維持し、かつ前記チャンバ中の圧力を500ミリTorrの圧力より上に維持しながら、前記バルクフォトレジストを前記剥離プラズマで剥離する工程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  22. 基板上の有機フォトレジストを除去するために有用なプラズマエッチングガス組成物であって、
    (i)フッ素含有ガス、(ii)酸素含有ガス、及び(iii)炭化水素ガスを含み、
    前記フッ素含有ガス、前記酸素含有ガス、及び前記炭化水素ガスは、前記エッチングガスによる前記炭素リッチ層のプラズマエッチング中に、炭素リッチ層が下にある有機フォトレジストから除去されるような体積の量で存在することを特徴とするプラズマエッチングガス組成物。
  23. 前記プロセスガスが、体積で、(i)約20%までの前記フッ素含有ガス、(ii)約10%から約50%までの前記炭化水素ガス、及び(iii)少なくとも50%の前記酸素含有ガスを含むことを特徴とする請求項22に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  24. 前記炭化水素ガスの体積の前記フッ素含有ガスの体積に対する比が、1:1から10:1までであることを特徴とする請求項23に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  25. 前記フッ素含有ガスが、CF、SF及びNFから成るグループから選ばれることを特徴とする請求項22に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  26. 前記フッ素含有ガスがCFであることを特徴とする請求項25に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  27. 前記酸素含有ガスがOであることを特徴とする請求項22に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  28. 前記炭化水素ガスがCHであることを特徴とする請求項22に記載のプラズマエッチングガス組成物。
  29. 前記プラズマエッチングガスが、CF、O及びCHから成ることを特徴とする請求項22に記載のプラズマエッチングガス組成物。
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