JP2001015488A - ドライエッチング用ガスおよび半導体デバイスの加工方法 - Google Patents
ドライエッチング用ガスおよび半導体デバイスの加工方法Info
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Abstract
中に放出されても環境への影響が極めて小さいドライエ
ッチング用ガス等を提供する 【解決手段】 パターニングされたレジスト膜をマスク
として被エッチング体をドライエッチングする際に用い
られるドライエッチング用ガスであって、前記ドライエ
ッチング用ガスはC/F値(フッ素化合物中のC元素と
F元素との原子数の比)が0.5より大きいフッ素化合
物を含むことを特徴とするドライエッチング用ガス。
Description
微細加工分野に適用されるドライエッチング用ガス、お
よびかかるドライエッチング用ガスを用いた半導体デバ
イスの加工方法等に関する。
エッチング技術は、微細パターンの形成を可能とし、ウ
エットエッチングに代わって超LSIなどの製造に使用
されている。
ン酸化膜に代表されるケイ素化合物にドライエッチング
を施す際には、レジストに対するシリコン酸化膜のエッ
チング速度比を大きくすることができるCHF3、C2F
6等のフッ素化合物が用いられてきた。ところが、これ
らのフッ素化合物はいずれも大気中寿命が極めて長く、
さらに地球温暖化係数が大きいため、大気中に放出され
た場合、環境に対する重大な影響が懸念されるものであ
った。
りも短いCF3CHFOCF3等のハイドロフルオロエー
テルをドライエッチング用ガスとして用いることが提案
されている(特開平10−140151号公報)。
イドロフルオロエーテルの大気中寿命は、およそ1.3
〜20年であり、環境への影響を考慮するとさらに寿命
年数の短いものが望まれるとともに、エッチング特性の
さらなる向上が望まれている。
得られ、さらに大気中に放出されても環境への影響が極
めて小さいドライエッチング用ガスおよびかかるドライ
エッチング用ガスを用いた半導体デバイスの加工方法を
提供することにある。
本発明は以下の構成を有する。
をマスクとして被エッチング体をドライエッチングする
際に用いられるドライエッチング用ガスであって、前記
ドライエッチング用ガスはC/F値(フッ素化合物中の
C元素とF元素との原子数の比)が0.5より大きいフ
ッ素化合物を含むことを特徴とするドライエッチング用
ガス。
よび炭素からなることを特徴とする構成1に記載のドラ
イエッチング用ガス。
式(I)で表されることを特徴とする構成1または2に
記載のドライエッチング用ガス。 CnFm…(I) (式(I)中、n、mはそれぞれ、3≦n≦6、4≦m
≦11であって、n/m>0.5を満たす)
を有することを特徴とする構成1ないし3のいずれかに
記載のドライエッチング用ガス。
が1.2年未満であることを特徴とする構成1ないし4
のいずれかに記載のドライエッチング用ガス。
あることを特徴とする構成1ないし5のいずれかに記載
のドライエッチング用ガス。
ガス解離促進材を含むことを特徴とする構成1ないし6
のいずれかに記載のドライエッチング用ガス。
て不活性ガスを含むものであることを特徴とする構成7
に記載のドライエッチング用ガス。
ガスとの混合比は1:10〜1:50であることを特徴
とする構成8に記載のドライエッチング用ガス。
かに記載のドライエッチング用ガスを用いてドライエッ
チングを行う工程を有することを特徴とする半導体デバ
イスの加工方法。
0.1〜10Paのガス圧下で行われることを特徴とす
る構成10記載の半導体デバイスの加工方法。
より誘電体材料をエッチングすることを特徴とする構成
10または11に記載の半導体デバイスの加工方法。
合物を主成分とする材料であることを特徴とする構成1
2に記載の半導体デバイスの加工方法。
を用いた灰化処理によるレジスト剥離工程を含むことを
特徴とする構成10ないし13のいずれかに記載の半導
体デバイスの加工方法。
かに記載のドライエッチング用ガスを用いて、被処理体
のドライエッチング処理または灰化処理を行う工程を有
することを特徴とする処理方法。
は、C/F値が0.5より大きいフッ素化合物を含むも
のであることを特徴とする。ドライエッチング用ガスに
含まれるフッ素化合物のC/F値は、化合物中のC元素
とF元素との原子数の比を意味する。フッ素化合物のC
/F値を0.5より大きくすることによりエッチングレ
ートの向上を図ることができる。
素のみからなることが好ましい。このようなフッ素化合
物は、プラズマ中で解離させたとき、F*ラジカルによ
る化学的なシリコン除去過程と、CFx +等のイオンの衝
突エネルギーによる物理的なシリコンの除去過程とを並
行して起こし、速やかにエッチングを進行させることが
できる。従来、ドライエッチング用ガス成分として、フ
ッ素および炭素の他に水素や酸素を含むフッ素合物が種
々提案されている。ところが、水素や酸素を含むフッ素
合物が例えば直鎖状構造の場合、F*ラジカル等、単原
子レベルまで解離が容易に進行し、エッチング制御性が
十分に得られない場合がある。また、フッ素化合物中に
水素や酸素が存在することにより、水素による堆積過程
と酸素によるエッチング過程との競合により、実用的な
速度でエッチングを進行させることが困難であった。さ
らに、フッ素化合物中に水素が存在すると、解離により
CFx系ポリマーが生成し易く、このCFx系ポリマーは
レジスト膜上のみならず被エッチング材料であるSiO
2上にも堆積しエッチング選択比およびエッチング速度
を低下させてしまう傾向がある。また、フッ素化合物中
に酸素が存在すると、レジスト膜中の炭素とフッ素化合
物中の酸素とによりCO結合が生じ、被エッチング材料
中のSi成分とOとの結合と拮抗し、エッチング速度を
低下させてしまう場合がある。
とによる上記不都合に対し、フッ素化合物中の炭素成分
はSiO2の酸素と結合し、COxを生成する。また、そ
の結果、活性化されたSi成分がフッ素成分と結合して
除去される。一方、レジスト膜は酸素を含有しないた
め、CFy(y=1、2、3…)等の化学種がレジスト
膜上に堆積し易く、エッチング抑制が可能となる。これ
により、SiO2とレジストとのエッチング選択比が良
好に得られる。したがって、本発明のようにフッ素およ
び炭素のみからなるフッ素化合物とすることにより、C
Fy等の化学種を容易に生じさせることができ、エッチ
ング選択比の向上を図り、またC/F値が大きいことに
よりエッチングレートの向上を図ることができる。詳し
くは、C比が高いことにより、C成分によるSi−O結
合の解離を進行しやすく、結果的にSi−O成分のエッ
チングレートを向上できる。
れるフッ素化合物としては、下記式(I)で表されるも
のが好ましく用いられる。 CnFm…(I) (式(I)中、n、mはそれぞれ、3≦n≦6、4≦m
≦11であって、n/m>0.5を満たす) このような化合物はドライエッチングに適した沸点を有
し取扱性に優れるとともに、大きなドライエッチングレ
ートを得ることができる。
のが好ましい。環状骨格を有する場合、同じ炭素数の直
鎖状フッ素化合物に比較してC/F値をより大きくする
ことができる。また、解離によってCF、CF2、CF3
等のCFy化学種(ラジカル種、イオン種)を生成し易
いため、エッチングレートおよびエッチング選択比に優
れたエッチングを行うことができる。
命が1.2年末満であるものが好ましく、1.0年末満
のものがさらに好ましい。大気中寿命が1.2年未満の
フッ素化合物を用いることにより、地球温暖化等の環境
への影響を大きく低減させることができる。なお、本発
明で用いるオクタフルオロシクロペンテン(C5F8)等
のフッ素化合物の地球温暖化係数(GWP)は90であ
り、二酸化炭素を1としたときの相対値である。また、
本発明で用いるオクタフルオロシクロペンテン(C
5F8)等のフッ素化合物のオゾン破壊係数(ODP)は
ゼロである。これは、本発明で用いるフッ素化合物は、
分解しやすいためオゾン層に達して分解するまで寿命が
もたない(オゾン層に達する前に分解してしまう)こと
が主な理由と考えられる。
具体例としては種々の化合物を挙げることができるが、
なかでもオクタフルオロシクロペンテン(C5F8)が好
ましい。C5F8は、エッチングレートが大きく、特にシ
リコン酸化物に対する優れたエッチング選択比を得るこ
とができる。しかも大気中寿命が0.9年であって環境
への影響が非常に小さい。
解離促進材を混合して用いられることが好ましい。これ
によりフッ素化合物の解離反応が促進され、F*ラジカ
ルやR−F*ラジカル(Rはアルキル基等)を容易に生
成する。また、主なエッチング形態であるイオンアシス
ト効果がより一層高められ、エッチング効率が向上す
る。ガス解離促進材は、フッ素化合物の解離を促進可能
なものであれば特に限定されないが、例えばAr、H
e、Xe等の不活性ガスあるいはこれらの混合ガス等を
主として含むものを用いることができる。これにより、
F*ラジカル等による反応がAr+等のイオンの入射エネ
ルギーにアシストされる機構で速やかに高異方性エッチ
ングを進行させることができる。
(体積比)は、ドライエッチングに使用される装置の種
類などにより適宜選択されるが、1:10〜1:50の
範囲とすることが好ましい。具体的には、例えばフッ素
化合物として上記C5F8を使用して、磁気中性線放電プ
ラズマ装置による場合は1:10〜1:30、誘導結合
型プラズマ装置による場合は1:20〜1:40、反応
性イオンエッチング装置による場合は1:40〜1:5
0とすることが好ましい。ドライエッチング用ガスの割
合が不活性ガスに対し、1:50よりも小さくなると、
エッチング性能が十分に発揮されず、プラズマ均一性の
観点からエッチングの均一性が損なわれるおそれがあ
る。
等について説明する。本発明の半導体デバイスの加工方
法は、上述した本発明のドライエッチング用ガスを用い
たドライエッチング工程を有することを特徴とする。
や被処理体としては特に限定されないが、例えば、半導
体素子、通信用素子、マイクロマシン、転写マスク、光
学素子、光学部品、情報記録媒体等を挙げることができ
る。本発明のドライエッチング用ガスを用いることによ
って優れたエッチング特性が得られ、半導体デバイスに
形成される微細パターンの精度の向上およびスループッ
トの向上を達成することができる。
て、ドライエッチングに使用される装置としては特に限
定されるものではなく、例えば、磁気中性線放電プラズ
マエッチング、誘導結合型プラズマエッチング、ナロー
ギャップ型反応性エッチング装置等の反応性イオンエッ
チング装置、ヘリコン波プラズマエッチング装置、EC
Rプラズマエッチング装置等が挙げられる。
グ条件は、用いられるエッチング用ガスや被加工体の材
料等により適宜選択されるが、ガス圧に関しては、通常
0.1〜10Paのガス圧下で行われることが好まし
く、0.3〜2Paとすることがより好ましい。ガス圧
が0.1Paよりも小さい場合、プラズマ密度が小さす
ぎてエッチングが良好に行われないおそれがある。一
方、ガス圧が10Paを超えると解離した化学種が再結
合する逆反応が進行し、エッチング/堆積のバランスの
制御が困難になり、エッチング効率を低下させてしまう
おそれがあるとともに、エッチングが深くなるにしたが
ってアスペクト比依存性が大きくなる場合があり好まし
くない。また、イオンの入射確率や反応生成物等の蒸気
圧の低下によりエッチング速度が低下する、いわゆるマ
イクロローディング現象を招く場合がある。
電体材料をドライエッチングする工程を有することが好
ましい。誘電体材料としては、例えばSiO2、Si
N4、SiON等のケイ素化合物を主成分とする材料が
挙げられ、フッ素化合物と化学親和性を備えるものが挙
げられる。したがって、SiO2膜に代表される半導体
素子材料に用いられる誘電体材料は、本発明のフッ素化
合物を含むドライエッチング用ガスを用いることにより
十分なエッチングレートで良好に微細加工を施こすこと
ができる。
は、ドライエッチング用ガスを用いた灰化処理によるレ
ジスト剥離工程を含むことが好ましい。エッチングが終
了し不要になったレジストは、通常、酸素プラズマ等に
より灰化処理(アッシング)され除去されるが、本発明
ではこの灰化処理の際に、ドライエッチング用ガスを用
いることによって、より良好に灰化処理を行うことがで
きる。また、エッチング工程と同様のガスを用いるた
め、工程の連続性がよく効率的にレジスト剥離を行うこ
とができる。なお、灰化処理の際に用いられるドライエ
ッチング用ガス中のフッ素化合物の含有量は特に限定さ
れないが、0.1〜10%程度とすることが好ましい。
また、この灰化処理はレジスト以外の被処理体の灰化処
理(例えば、有機物の除去や汚れの除去等)にも当然使
用できる。
に詳細に説明する。 (1)エッチング工程
ルオロシクロペンテン(C5F8(C/F=0.63))
を用い、誘導結合型プラズマ装置を用いて、シリコンウ
エハ上にシリコン酸化物(SiO2)膜が形成された半
導体用基板に対し、深さ1.0μmの異方性エッチング
を行った。ドライエッチング条件は下記のとおりとし
た。 ドライエッチング用ガス組成:C5F8:Ar=1:30 ガス圧力:2Pa ICP出力:1000W 高周波出力:500W 基板温度:20℃ エッチング終了後、レジストパターンの除去量およびS
iO2膜の除去量を測定し、SiO2のパターン開口端部
の形状を観察した。これらの結果を表1に示す。
ルオロシクロペンテン(C5F8(C/F=0.63))
を用い、ナローギャップタイプの反応性イオンエッチン
グ装置を用いて、微細コンタクトホールの加工を目的に
シリコン酸化物(SiO2)膜が形成された半導体用基
板に対し、深さ0.5μmの異方性エッチングを行っ
た。ドライエッチング条件は下記のとおりとした。 ドライエッチング用ガス組成:C5F8:Ar=1:50 ガス圧力:5Pa 高周波出力:500W 基板温度:15℃ エッチング終了後、レジストパターンの除去量およびS
iO2膜の除去量を測定し、SiO2のパターン開口端部
の形状を観察した。これらの結果を表1に示す。
ルオロシクロペンテン(C5F8(C/F=0.63))
を用い、磁気中性線プラズマエッチング装置を用いて、
Dual Damascene構造(微細加工に用いられる基板構造)
の加工を目的にシリコン酸化物(SiO2)膜が形成さ
れた半導体用基板(下地にSiN、その上にSiO2層
が積層されている)のSiO2層に対し、深さ0.4μ
mの異方性エッチングを行った。ドライエッチング条件
は下記のとおりとした。 ドライエッチング用ガス組成:C5F8:Ar=1:20 ガス圧力:1Pa 磁気中性線出力:800W 高周波出力:300W 基板温度:15℃ エッチング終了後、レジストパターンの除去量およびS
iO2膜の除去量を測定し、SiO2のパターン開口端部
の形状を観察した。これらの結果を表1に示す。
を、C5F8:Xe=1:20としたこと以外は実施例1
と同様にしてエッチングを行った。
ルオロメタン(CF4(C/F=0.25))を用いた
こと以外は実施例1と同様にしてエッチングを行った。
結果を表1に示す。
ルオロブタン(C4F8(C/F=0.5))を用いたこ
と以外は実施例2と同様にしてエッチングを行った。結
果を表1に示す。
では、いずれも比較例1〜2に比べてSiO2のエッチ
ングレート、SiO2/レジスト選択比およびSiO2/
下地選択比が大きいものであった。また、SiO2膜の
パターン開口端部(側壁)の断面形状もほぼ垂直であ
り、シャープで精細なパターンが形成され、エッチング
特性が非常に優れていることがわかった。さらに、各実
施例で用いたフッ素化合物の大気中寿命は1年未満であ
り、比較例のフッ素化合物に比較して非常に寿命の短い
ものである。
行った後、各実施例および比較例で使用したフッ素化合
物を混合した酸化性ガスを供給し、プラズマアッシング
装置において通常の条件で、プラズマアッシング(灰化
処理)を行い、レジスト剥離を行った。なお、O2にフ
ッ素化合物ガスを添加するのは主としてアッシング速度
を向上させるためである。各灰化処理におけるフッ素化
合物の含有量およびアッシングレートを表2に示す。
は、比較例1〜2と同等以上の優れたアッシングレート
が得られ、レジスト剥離を迅速に行うことができること
がわかった。したがって、比較例1〜2に示す従来のフ
ッ素化合物を、実施例に示すフッ素化合物で代替可能で
あり、しかも実施例に示すフッ素化合物は、従来のフッ
素化合物に比べ、大気中寿命が短く、環境に対する影響
も極めて小さい。さらに、実施例1と比較例1から、同
等のエッチングレートを得るのに実施例1のフッ素化合
物の方が少量で済み、環境に優しい。
ング用ガスは、従来用いられてきた含フッ素化合物を含
有するものに比べ、優れたエッチング性能を備える。し
たがって、このようなドライエッチング用ガス用いた半
導体デバイスの加工方法によれば、精緻なパターンを迅
速かつ正確に形成することができ、エッチング後の灰化
処理を迅速に行うことができるので、微細な加工性およ
び生産効率の向上を図ることができる。さらに、本発明
のドライエッチング用ガスで用いるフッ素化合物は、大
気中寿命が短く、環境に対する影響を極めて小さくする
ことができる。
Claims (15)
- 【請求項1】 パターニングされたレジスト膜をマスク
として被エッチング体をドライエッチングする際に用い
られるドライエッチング用ガスであって、 前記ドライエッチング用ガスはC/F値(フッ素化合物
中のC元素とF元素との原子数の比)が0.5より大き
いフッ素化合物を含むことを特徴とするドライエッチン
グ用ガス。 - 【請求項2】 前記フッ素化合物は、フッ素および炭素
からなることを特徴とする請求項1に記載のドライエッ
チング用ガス。 - 【請求項3】 前記フッ素化合物は、下記一般式(I)
で表されることを特徴とする請求項1または2に記載の
ドライエッチング用ガス。 CnFm…(I) (式(I)中、n、mはそれぞれ、3≦n≦6、4≦m
≦11であって、n/m>0.5を満たす) - 【請求項4】 前記フッ素化合物は、環状骨格を有する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
ドライエッチング用ガス。 - 【請求項5】 前記フッ素化合物の大気中寿命が1.2
年未満であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載のドライエッチング用ガス。 - 【請求項6】 前記フッ素化合物は、C5F8であること
を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のドラ
イエッチング用ガス。 - 【請求項7】 前記ドライエッチング用ガスはガス解離
促進材を含むことを特徴とする請求項1ないし6のいず
れかに記載のドライエッチング用ガス。 - 【請求項8】 前記ガス解離促進材は、主として不活性
ガスを含むものであることを特徴とする請求項7に記載
のドライエッチング用ガス。 - 【請求項9】 前記フッ素化合物と前記不活性ガスとの
混合比は1:10〜1:50であることを特徴とする請
求項8に記載のドライエッチング用ガス。 - 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
記載のドライエッチング用ガスを用いてドライエッチン
グを行う工程を有することを特徴とする半導体デバイス
の加工方法。 - 【請求項11】 前記ドライエッチング工程は0.1〜
10Paのガス圧下で行われることを特徴とする請求項
10記載の半導体デバイスの加工方法。 - 【請求項12】 前記ドライエッチング工程により誘電
体材料をエッチングすることを特徴とする請求項10ま
たは11に記載の半導体デバイスの加工方法。 - 【請求項13】 前記誘電体材料は、ケイ素化合物を主
成分とする材料であることを特徴とする請求項12に記
載の半導体デバイスの加工方法。 - 【請求項14】 前記ドライエッチング用ガスを用いた
灰化処理によるレジスト剥離工程を含むことを特徴とす
る請求項10ないし13のいずれかに記載の半導体デバ
イスの加工方法。 - 【請求項15】 請求項1ないし請求項9のいずれかに
記載のドライエッチング用ガスを用いて、被処理体のド
ライエッチング処理または灰化処理を行う工程を有する
ことを特徴とする処理方法。
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JPWO2005117082A1 (ja) * | 2004-05-31 | 2008-04-03 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | ドライエッチングガスおよびドライエッチング方法 |
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JPH04170027A (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-17 | Sony Corp | ドライエッチング方法 |
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JP3283477B2 (ja) * | 1997-10-27 | 2002-05-20 | 松下電器産業株式会社 | ドライエッチング方法および半導体装置の製造方法 |
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1999
- 1999-06-30 JP JP18674199A patent/JP4722243B2/ja not_active Expired - Fee Related
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