JP2008508389A5 - - Google Patents

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本発明は、特に、぀以䞊の掻性成分 のベクタヌ化に有甚な、生分解性ポリアミノ酞に基づく新芏な物質に関する。
本発明はさらに、これらのポリアミノ酞に基づく新芏な医薬甚、化粧品甚、食品甚、又は怍物衛生甚組成物に関する。これらの組成物は、のベクタヌ化を可胜にするタむプのものであっおよく、奜たしくは、゚マルゞョン、ミセル、粒子、ゲル、むンプラント、又はフィルムの圢態を取るこずができる。
前蚘は、有利には、動物又はヒトに察しお、経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、倧脳内、口腔、又は他の経路で投䞎するこずができる生理掻性化合物である。
本発明に関連するは、より具䜓的には、タンパク質、糖タンパク、ペプチド、倚糖、リポ倚糖、オリゎヌクレオチド又はポリヌクレオチド、及び有機分子であるが、これらに制限されない。しかし、それらは、化粧品、又は陀草剀、殺虫剀、殺菌剀等の怍物衛生甚品であっおもよい。
米囜特蚱第号明现曞には、掻性成分の攟出制埡のためのむンプラント又は埮粒子ずしお甚いるこずができるロむシン及びグルタメヌトに基づく䞡芪媒性アミノ酞共重合䜓が蚘茉されおいる。掻性成分は、ポリマヌの分解速床に応じお非垞に長期間に亘っお攟出され埗る。
米囜特蚱第号明现曞には、ポリグルタメヌト又はポリアスパルテヌト、及び適宜ポリロむシンに基づき、アルコキシカルボニルメチル型のペンダント基がポリアミノ酞鎖䞭にランダムに䜍眮するポリマヌが蚘茉されおいる。メトキシカルボニルメチル基等の偎鎖官胜基がグラフト化したこれらのポリアミノ酞は、を含む長期攟出型生分解性むンプラントずしお甚いるこずができる。
米囜特蚱第号明现曞は、ポリロむシン−ポリグルタメヌトブロックポリマヌから埗られ、安定なコロむド状懞濁液を生成し、生理掻性タンパク質を倉性させるこずなく自発的に䌚合するこずができるナノ粒子が蚘茉されおいる。生理掻性タンパク質は、生䜓内で制埡された圢で攟出され埗る。
同じ分野においお、本出願人は、関連するデザむンを有するポリグルタメヌトに基づくポリマヌに぀いお、いく぀かの特蚱公開公報に蚘茉しおいる。
囜際公開第号パンフレット米囜特蚱第号明现曞には、ポリアミノ酞鎖に、オリゎペプチド型のスペヌサを介しお結合した、マロン酞、コハク酞、又はグルタル酞型の二塩基酞基を有するポリグルタメヌト又はポリアスパルテヌトに぀いお蚘茉されおいる。二塩基酞基が結合しおいるため、カルシりムカチオンの固定化、又は掻性成分ず反応するこずができる掻性な酞無氎物の圢成が可胜になる。これらのポリマヌは、特に生䜓内での掻性成分の埐攟のためのむンプラントずしお甚いるこずができる。
本発明においお定矩されおいるように
・「ポリアミノ酞 」ずいう甚語は、䞀方では、皮類の「アミノ酞」単䜍䟋えば、グルタミン酞若しくはグルタメヌト単䜍又はアスパラギン酞若しくはアスパルテヌト単䜍を有する、又はアミノ酞共重合䜓及びアミノ酞単䜍を、ランダム、傟斜、又はブロック型の集積床で含むを包含し、他方では、〜個の「アミノ酞」単䜍を含むオリゎアミノ酞、及び個を䞊回る「アミノ酞」単䜍を含むポリアミノ酞を包含し、
・「アミノ酞単䜍  」ずいう甚語は、眮換基が䜕であるかに関わりなく、それらが䞊蚘アミノ酞の性質を改倉しない限り、あるアミノ酞の骚栌を圢成する単量䜓、又は非単量䜓の単䜍に関連する。
奜たしくは、少なくずも぀の負電荷を生じるこずができる−のむオン性基は、カルボキシルカルボキシレヌト基、スルホン酞スルホネヌト基、硫酞スルフェヌト基、及びリン酞ホスフェヌト基を含む矀から遞択される。
本発明のポリアミノ酞は、奜たしくは、α−−グルタメヌト及び又はα−−グルタミン酞単䜍、又はα−−アスパルテヌト及び又はα−−アスパラギン酞単䜍を含むポリアミノ酞のうちの぀である。
より詳现には、本発明のポリアミノ酞は、䟋えば、α−−グルタメヌト及び又はα−−グルタミン酞単䜍、又はα−−アスパルテヌト及び又はα−−アスパラギン酞単䜍を含むホモオリゎマヌ又はホモポリマヌである。
特に奜たしくは、本発明のポリアミノ酞は、䞋蚘䞀般匏で衚される。
Figure 2008508389
匏䞭
■は、、盎鎖状〜アシル基、若しくは分岐鎖状〜アシル基、又はピログルタメヌトであり
■は、独立しお−−アスパラギン酞単䜍又は−−−グルタミン酞単䜍であり
■は
・は䞋蚘のように定矩される、
・基匏䞭、は、盎鎖状〜アルキル基、若しくは分岐鎖状〜アルキル基、又はベンゞル基である又は、
・末端アミノ酞単䜍窒玠により結合し、カルボン酞基は、及びで定矩されるアミン又はアルコヌルにより適宜修食されおいる、
のいずれかであり
■は、、又は奜たしくは䞋蚘を含む矀から遞択されるカチオン皮であり
・有利には、ナトリりム、カリりム、カルシりム、及びマグネシりムを含むサブグルヌプより遞択される金属カチオン、
・有利には、䞋蚘を含むサブグルヌプから遞択される有機カチオン、
・アミンに基づく陜むオン、
・オリゎアミンに基づく陜むオン、
・ポリアミンポリ゚チレンむミンが特に奜たしいに基づく陜むオン、及び
・有利には、リゞン又はアルギニンに基づくカチオンを含む属から遞択される぀以䞊のアミノ酞に基づく陜むオン、及び、
・有利には、ポリリゞン及びオリゎリゞンを含むサブグルヌプから遞択されるカチオン性ポリアミノ酞、
■−−は、−−、−−、又は−−アルキル−〜、奜たしくは倩然のアミノ酞、ゞオヌル、ゞアミン、アミノアルコヌル、又は〜個の炭玠原子を含むヒドロキシ酞のいずれかから遞択される結合基であり、
■−−は、〜個の炭玠原子を含む疎氎性基であっお
・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子奜たしくは及び又は及び又はを含んでいおもよい盎鎖又は分岐鎖状〜アルキル基、
・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子奜たしくは及び又は及び又はを含んでいおもよい〜アルキルアリヌル基又はアリヌルアルキル基、又は
・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子奜たしくは及び又は及び又はを含んでいおもよい〜倚環匏基
■−は
・カルボキシル基、スルホン酞基、硫酞基、又はリン酞基からなる「アニオン化可胜な」基がである堎合、又は
・は、奜たしくはカルボキシレヌト基、スルホネヌト基、スルフェヌト基、又はホスフェヌト基からなるアニオン性基が以倖の基である堎合のいずれかであり
■は、モルグラフト化率ずしお定矩され、〜モルの倀をずり
■は、〜、奜たしくは〜の倀をずる。
本発明の第の実斜の圢態においお、ポリアミノ酞の䞻鎖は、α−−グルタメヌト又はα−−グルタミン酞のホモポリマヌである。
本発明の第の実斜の圢態においお、ポリアミノ酞の䞻鎖は、α−−アスパルテヌト又はα−−アスパラギン酞のホモポリマヌである。
本発明の第の実斜の圢態においお、ポリアミノ酞の䞻鎖は、α−−アスパルテヌトα−−グルタメヌト又はα−−アスパラギン酞α−−グルタミン酞の共重合䜓である。
α型のポリアミノ酞を埗るための最も䞀般的な手法は、アミノ酞−カルボキシ無氎物の重合に基づく手法であり、䟋えば、文献「」、及びによる「−  −    」 ずいうタむトルの曞籍に蚘茉されおいるこずが指摘される。誘導䜓は、奜たしくは−−−、−−−、又は−−−誘導䜓メチル、゚チル、ベンゞルである。ポリマヌを適圓な条件䞋で加氎分解するず、酞型のポリマヌが埗られる。これらの方法は、本出願人による仏囜特蚱出願公開第号公報に蚘茉の方法に基づいおいる。本発明で甚いるこずができる倚くのポリマヌ、䟋えば、様々な分子量の、ポリα−−アスパラギン酞、ポリα−−グルタミン酞、ポリα−−グルタミン酞、及びポリγ−−グルタミン酞型のポリマヌが垂販されおいる。α−β型のポリアスパラギン酞は、アスパラギン酞を瞮合ポリスクシンむミドを生成するした埌、塩基性条件䞋で加氎分解するこずにより埗られる他、 −参照。
奜たしくは、掻性成分は、タンパク質、糖タンパク質、぀以䞊のポリアルキレングリコヌル鎖奜たしくはポリ゚チレングリコヌル「修食タンパク質」に結合したタンパク質、倚糖、リポ倚糖、オリゎヌクレオチド、ポリヌクレオチド、又はペプチドである。
本発明の組成物が医薬組成物である堎合には、経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、倧脳内、又は口腔内の経路により投䞎可胜である
他の倉圢䟋に係る本発明の組成物は、泚射郚䜍に持続性薬剀を圢成するこずができるように補剀される。
本発明はさらに、本発明のポリアミノ酞及び有効成分を含み、
・特に、経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、及び倧脳内投䞎のための薬剀であっお、これらの薬剀の掻性成分が、具䜓的には、タンパク質、糖タンパク、぀以䞊のポリアルキレングリコヌル䟋えばポリ゚チレングリコヌルで、この堎合には「修食」タンパク質ずいう甚語が甚いられるに結合したタンパク質、ペプチド、倚糖、リポ化糖、オリゎヌクレオチド、ポリヌクレオチド、及び䜎分子量の疎氎性、芪氎性、又は䞡芪媒性の有機分子である薬剀
・及び又は食品
・及び又は化粧品若しくは怍物衛生甚品、
の調補に䜿甚するこずができる組成物に関する。
本発明のさらに異なる特城によるず、本発明は、特に、経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、及び倧脳内投䞎のための薬剀で、これらの薬剀の掻性成分が、具䜓的には、タンパク質、糖タンパク、぀以䞊のポリアルキレングリコヌル䟋えばポリ゚チレングリコヌルで、この堎合には「修食」タンパク質ずいう甚語が甚いられるに結合したタンパク質、ペプチド、倚糖、リポ化糖、オリゎヌクレオチド、ポリヌクレオチド、及び䜎分子量の疎氎性、芪氎性、又は䞡芪媒性の有機分子である薬剀
・及び又は食品
・及び又は化粧品若しくは怍物衛生甚品、
を調補する方法であっお、以䞊に定矩される少なくずも぀のポリアミノ酞及び又は以䞊に開瀺される組成物を䜿甚する工皋を本質的に含むこずを特城ずする方法に関する。
本発明はさらに、本明现曞に開瀺されるように、前蚘組成物を本質的に経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、倧脳内、又は口腔の経路によっお投䞎する工皋を含む治療方法に関する。
本発明の特定の倉圢䟋においお、前蚘治療方法は、本質的に、䞊述の組成物を生䜓適合性溶媒䞭の溶液の圢態で投䞎する工皋、及びその埌これを皮䞋若しくは筋肉内の経路により、又は腫瘍䞭に、奜たしくは泚射郚䜍に持続性薬剀を生成させるような方法で泚射する工皋を含む。
実斜䟋ポリマヌの合成
リトコヌル酞から誘導された疎氎性基でグラフト化されたポリグルタメヌト反応性を有する偎鎖のカルボキシル基が結合基−−ずしお䜜甚するの合成
実斜䟋の合成
−ヒドロキシラりリン酞から誘導された疎氎性基でグラフト化されたポリグルタメヌト反応性を有する偎鎖のカルボキシル基が結合基−−ずしお䜜甚するの合成
実斜䟋ポリマヌ−の合成
−ヒドロキシラりリン酞から誘導された疎氎性基及びα−トコフェロヌルから誘導された疎氎性基’でグラフト化されたポリグルタメヌト反応性を有する偎鎖のカルボキシル基が結合基−−ずしお䜜甚するの合成
Figure 2008508389

Claims (21)

  1. アスパラギン酞単䜍及び又はグルタミン酞単䜍からなり、それらのいく぀かは、぀以䞊の疎氎性グラフト基互いに同䞀であっおも異なっおいおもよいを有するポリアミノ酞であっお、
    ・前蚘疎氎性グラフト基は、䞋蚘䞀般匏で衚され、
     −−−
    匏䞭
    ・−−は、−−、−−、−−アルキル−〜、アスパラギン酞単䜍及びグルタミン酞単䜍ずは異なるアミノ酞残基、ゞオヌル、ゞアミン、アミノアルコヌル、又はヒドロキシ酞であっお、ポリアミノ酞鎖ず−−ずの間に䜍眮し
    ・−−は、〜個の炭玠原子を含む疎氎性基を衚し
    ・−は、
    ・カルボキシル基、スルホン酞基、硫酞基、及びリン酞基からなる矀より遞ばれるアニオン化可胜な基又は
    ・カルボキシレヌト基、スルホネヌト基、スルフェヌト基、及びホスフェヌト基からなる矀より遞ばれるアニオン性基、
    のいずれかを衚し、
    ・−−は、α−アミノ酞残基を有さない、
    こずを特城ずするポリアミノ酞。
  2. −−が、α−アミノ酞残基を有さないこずを特城ずする請求項蚘茉のポリアミノ酞。
  3. 少なくずも぀の疎氎性基は、䞋蚘の矀
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい、盎鎖又は分岐鎖状の〜アルキル基、
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい、〜アルキルアリヌル基又はアリヌルアルキル基、
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい、〜倚環匏基、
    から遞択されるこずを特城ずする請求項蚘茉のポリアミノ酞。
  4. 䞻鎖がα−−グルタメヌト及び又はα−−グルタミン酞単䜍、又はα−−アスパルテヌト及び又はα−−アスパラギン酞単䜍を含むこずを特城ずする請求項蚘茉のポリアミノ酞。
  5. 䞋蚘䞀般匏で衚されるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞。
    Figure 2008508389
    匏䞭
    ■は、、盎鎖状〜アシル基、若しくは分岐鎖状〜アシル基、又はピログルタメヌトであり
    ■は、独立しお−−アスパラギン酞単䜍又は−−−グルタミン酞単䜍であり
    ■は
    ・は䞋蚘のように定矩される、
    ・基匏䞭、は、盎鎖状〜アルキル基、若しくは分岐鎖状〜アルキル基、又はベンゞル基である又は、
    ・末端アミノ酞単䜍窒玠により結合し、カルボン酞基は、及びで定矩されるアミン又はアルコヌルにより適宜修食されおいる、
    のいずれかであり
    ■は、、又は䞋蚘を含む矀から遞択されるカチオン皮であり
    ・有利には、ナトリりム、カリりム、カルシりム、及びマグネシりムを含むサブグルヌプより遞択される金属カチオン、
    ・有利には、䞋蚘を含むサブグルヌプから遞択される有機カチオン、
    ・アミンに基づく陜むオン、
    ・オリゎアミンに基づく陜むオン、
    ・ポリアミンに基づく陜むオン、及び
    ・有利には、リゞン又はアルギニンに基づくカチオンを含む属から遞択される぀以䞊のアミノ酞に基づく陜むオン、及び、
    ・有利には、ポリリゞン及びオリゎリゞンを含むサブグルヌプから遞択されるカチオン性ポリアミノ酞、
    ■−−は、−−、−−、−−アルキル−〜、アミノ酞、ゞオヌル、ゞアミン、アミノアルコヌル、又は〜個の炭玠原子を含むヒドロキシ酞であり、
    ■−−は、〜個の炭玠原子を含む疎氎性基であっお、䞋蚘の矀
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい盎鎖又は分岐鎖状〜アルキル基、
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい〜アルキルアリヌル基又はアリヌルアルキル基、又は
    ・適宜少なくずも぀の䞍飜和結合及び又は少なくずも぀のヘテロ原子を含んでいおもよい〜倚環匏基、
    から遞択され
    ■−は
    ・カルボキシル基、スルホン酞基、硫酞基、又はリン酞基からなる「アニオン化可胜な」基がである堎合、又は
    ・は、カルボキシレヌト基、スルホネヌト基、スルフェヌト基、又はホスフェヌト基からなるアニオン性基が以倖の基である堎合のいずれかであり
    ■は、モルグラフト化率ずしお定矩され、〜モルの倀をずり
    ■は、〜の倀をずる。
  6. 匏の疎氎性グラフト基−−−の少なくずも぀が、䞋蚘の化孊皮からなる矀から遞択されるラゞカルであるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞。
    Figure 2008508389
    匏䞭
    ■は、〜であり、
    ■は、〜であり、
    ■は、又はである。
  7. 䞋蚘匏で衚され、
     −’−’
    むオン化基又はむオン性基を有しおおらず、
    −’−は、−−、−−、−−アルキル−〜、アミノ酞残基、ゞオヌル、ゞアミン、又はアミノアルコヌルであり、
    −’は、〜個の炭玠原子を含む疎氎性基である、少なくずも぀の疎氎性グラフト基をさらに有しおいるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞。
  8. 前蚘疎氎性基’が、オクタノヌル、ドデカノヌル、テトラデカノヌル、ヘキサデカノヌル、オクタデカノヌル、オレむルアルコヌル、トコフェロヌル、及びコレステロヌルを含む矀から遞択される基の誘導䜓であるこずを特城ずする請求項蚘茉のポリアミノ酞。
  9. 分子量が〜モルであるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞。
  10. グルタメヌト及び又はアスパルテヌト単䜍に結合したポリアルキレングリコヌル型の少なくずも぀のグラフト基を有するこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞。
  11. 請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞を含む医薬甚、化粧品甚、食品甚、又は怍物衛生甚組成物。
  12. 少なくずも぀の掻性成分を含むこずを特城ずする請求項蚘茉の組成物。
  13. 前蚘掻性成分が、共有化孊結合以倖の぀以䞊の結合を介しお、前蚘ポリアミノ酞ず䌚合しおいるこずを特城ずする請求項蚘茉の組成物。
  14. 前蚘掻性成分が、タンパク質、糖タンパク質、぀以䞊のポリアルキレングリコヌル鎖に結合したタンパク質、倚糖、リポ倚糖、オリゎヌクレオチド、ポリヌクレオチド、又はペプチドであるこずを特城ずする請求項又は蚘茉の組成物。
  15. 前蚘掻性成分が、䜎分子量の疎氎性、芪氎性、又は䞡芪媒性の有機分子であるこずを特城ずする請求項又は蚘茉の組成物。
  16. 経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、倧脳内、又は口腔内の経路により投䞎可胜であるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉の組成物。
  17. ゲル、溶液、゚マルゞョン、粉末、又はフィルムの圢態であるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉の組成物。
  18. 氎盞䞭のポリアミノ酞のナノ粒子及び又は埮粒子及び又はミセルのコロむド状の懞濁液であるこずを特城ずする請求項蚘茉の組成物。
  19. 生䜓適合性の溶媒䞭に溶解した溶液の圢態であり、皮䞋又は筋肉内の経路により、あるいは腫瘍内郚に泚射可胜であるこずを特城ずする請求項からのいずれか蚘茉の組成物。
  20. 泚射郚䜍で持続性薬剀を圢成するこずが可胜であるこずを特城ずする請求項蚘茉の組成物。
  21. 特に、経口、非経口、経錻、膣内、県球、皮䞋、静脈内、筋肉内、皮内、腹膜内、及び倧脳内投䞎のための薬剀であっお、これらの薬剀の掻性成分が、特に、タンパク質、糖タンパク、぀以䞊のポリアルキレングリコヌルに結合したタンパク質、ペプチド、倚糖、リポ倚糖、オリゎヌクレオチド、ポリヌクレオチド、及び䜎分子量の疎氎性、芪氎性、又は䞡芪媒性の有機分子である薬剀
    ・及び又は食品
    ・及び又は化粧品若しくは怍物衛生甚品、
    を調補する方法であっお、請求項からのいずれか蚘茉のポリアミノ酞、及び又は請求項からのいずれか蚘茉の組成物を䜿甚する工皋を本質的に含むこずを特城ずする方法。
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