JP2008502208A - Fecコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置 - Google Patents

Fecコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008502208A
JP2008502208A JP2007515182A JP2007515182A JP2008502208A JP 2008502208 A JP2008502208 A JP 2008502208A JP 2007515182 A JP2007515182 A JP 2007515182A JP 2007515182 A JP2007515182 A JP 2007515182A JP 2008502208 A JP2008502208 A JP 2008502208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delimiter
ethernet frame
fec
odd
conventional ethernet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007515182A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4739332B2 (ja
Inventor
ハン シー. グエン,
グレン クレイマー,
ライアン イー. ヒルト,
Original Assignee
テクノバス, インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テクノバス, インコーポレイテッド filed Critical テクノバス, インコーポレイテッド
Publication of JP2008502208A publication Critical patent/JP2008502208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4739332B2 publication Critical patent/JP4739332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0083Formatting with frames or packets; Protocol or part of protocol for error control
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/048Speed or phase control by synchronisation signals using the properties of error detecting or error correcting codes, e.g. parity as synchronisation signal

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームの構築を容易にするシステムが提供される。動作時システムは従来のイーサネット(登録商標)フレームを受信する。次にシステムは、従来のイーサネット(登録商標)フレーム用に多数のFECパリティビットを生成し、従来のイーサネット(登録商標)フレームの前に開始シーケンスを挿入する。次にシステムは、偶数または奇数デリミタ(TFEC_E 210、TFEC_0 220)を従来のイーサネット(登録商標)フレームに添付する。従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が奇数位置の場合、偶数デリミタは従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用される。最後にある記号が偶数位置の場合、奇数デリミタは従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用される。

Description

本発明は、イーサネット(登録商標)の設計に関する。より詳細には、本発明は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置に関する。
増加するインターネット通信量に歩調を合わせるため、基幹ネットワークは容量を大幅に増加すべく、光ファイバーおよび関連光通信装置が広く使用されてきている。しかし、基幹ネットワークの容量のこの増加は、アクセス網の容量における対応する増加に対応しきれていない。デジタル加入者線(DSL)やケーブルモデム(CM)などのブロードバンドソリューションでも、現在のアクセスネットワークによって提供される帯域幅が限られているために、エンドユーザーに高帯域幅を配信するに際し、厳しいボトルネックとなっている。
現在開発中の種々の技術のうち、イーサネット(登録商標)受動光回路網(EPON)は、次世代アクセスネットワークの最適候補の一つである。EPONは、ユビキタスイーサーネット技術を安価な受動光回路網と結合する。従って、EPONは、イーサネット(登録商標)の平易性と拡張性を、受動光回路網のコストパフォーマンスと大容量と共に提供する。特に、光ファイバーは高帯域幅のため、EPONは、広帯域の音声、データ、映像回線を同時に収容する能力がある。そのような統合サービスは、DSLやCM技術で提供するのは難しい。さらに、イーサネット(登録商標)フレームは種々サイズでネイティブIPパケットを直接カプセル化できるので、EPONはインターネットプロトコル(IP)回線に一層適している。それに対し、ATM受動光ネットワーク(APON)は固定サイズATMセルを使用し、そのためパケット分割および再アセンブリを必要とする。
通常、EPONはネットワークの「ファーストマイル(first mile)」として使用され、サービスプロバイダの中央オフィスと事業または居住の加入者間の連結性を提供する。論理的には、ファーストのマイルは、中央オフィスが多くの加入者にサービスを行う地点対多地点間ネットワークである。EPONではツリートポロジが使用できるのに対し、1本のファイバーは中央オフィスを受動光スプリッタに結合し、ダウンストリーム光信号を分割し加入者に配信し、加入者からのアップストリーム光信号を結合する。
しかしながら、ファーストマイルにおけるEPONの使用には、限定がないわけではない。EPONは、増幅や再生を伴わない受動光伝送技術を採用しているので、ネットワークのサイズは、パワーバジェットおよび種々の伝送減損に左右される。従って、ネットワークがそのサイズを大きくすると、信号対雑音比が影響を受け、より頻繁なビットエラーが生じる。幸いにも、順方向誤り修正(forward error correction)(FEC)は、望ましくないこの影響を軽減し得、こうして、パワーバジェットの増加に寄与し得る。
FECは誤り修正技術で、その技術において、受信装置は、所定の数より少ないエラー記号を含む記号の任意のブロックすべてを検出し修正する能力を有する。送信装置は、所定の誤り修正技術を使用して、送信される各々の記号ブロックにビットを追加することによって、FECを達成する。一つの通常使用されている技術は、リード−ソロモン(Reed−Solomon)コードを使用することである。リード−ソロモンコードは、sビット記号を有するRS(l,k)として特定され、このことは、エンコーダはsビットそれぞれからk個のデータ記号をとり、l記号コードワードを作るために、(l−k)個のパリティ記号を加えることを意味する。リード−ソロモンデコーダは、2t=l−kのとき、コードワードにあるエラーを含む最大t個までの記号を修正できる。たとえば、8ビットの記号を有するRS(255,239)は、各コードワードが255バイトを含み、そのうちの239バイトはデータで、8バイトはパリティであることを意味する。デコーダは、コードワードの任意の場所で、最大8バイトの中に含まれるエラーを自動的に修正することができる。
FECコーディングはビットエラーに対して頑強性を備えているので、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、従来のイーサネット(登録商標)フレームが耐え得ない過酷な送信環境に耐えることができる。しかしながら、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームの実行において一つの心配は、バックワードコンパティブルであるべきことである。すなわち、FECイネーブルでない装置は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを認識可能であるべきである。この理由により、ファーストマイル(First Mile)規格における現行IEEE802.3ahイーサネット(登録商標)(以下「IEEE802.3ah規格」)で提案されているように、データ記号のすべてのブロックに対するFECパリティビットは、アグレゲートされ、従来のイーサネット(登録商標)フレームに追加される。FECイネーブルでない装置によって認識され得るデリミタは、パリティビットから従来のイーサネット(登録商標)フレームをデリニエートする(delineate)。
不運にも、このデリミタは、FECコードの一部ではなく、従って、ビットエラーに対して保護されない。デリミタ内に発生するビットエラーは、受信装置を混乱させ、その結果イーサネット(登録商標)フレームの短縮または破損に繋がる。従って、必要とされているのは、デリミタ内のビットエラーに対して頑強なFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートする方法および装置である。
(要約)
本発明の一つの実施形態は、順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームの構築を容易にするシステムを提供する。動作中、システムは、従来のイーサネット(登録商標)フレームを受信する。その後、システムは、従来のイーサネット(登録商標)フレーム用に多数のFECパリティビットを生成し、従来のイーサネット(登録商標)フレームの前に開始シーケンスを挿入する。次に、システムは、偶数デリミタまたは奇数デリミタを従来のイーサネット(登録商標)フレームに添付する。従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が奇数位置にある場合、偶数デリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用される。従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が偶数位置にある場合、奇数デリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用される。偶数デリミタおよび奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、偶数デリミタまたは奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、偶数デリミタを奇数デリミタと間違え、または奇数デリミタを偶数デリミタと間違える可能性を減らす。また、システムは、多数のFECパリティビットを偶数デリミタまたは奇数デリミタに添付し、第2のデリミタをFECパリティビットに添付する。
本実施形態の変種において、偶数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含み、奇数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含む。ここで、偶数デリミタと奇数デリミタとの間のハミング距離は、偶数デリミタまたは奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい。
本実施形態のさらなる変種において、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるランニングディスパリティがマイナスの場合、偶数デリミタにおける/T/R/コードグループ後のコードグループの第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、奇数デリミタにおける/T/R/R/コードグループ後のコードグループの第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む。
本実施形態のさらなる変種において、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるランニングディスパリティがプラスの場合、偶数デリミタにおける/T/R/コードグループ後のコードグループの第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含み、前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む。
本発明の別の実施形態では、順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータデリニエーションを容易にするシステムを提供する。動作中、システムは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信する。その後、システムは、受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームのビットストリームをスキャンし、従来のイーサネット(登録商標)フレームとFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム内のFECパリティビット間のデリミタを、ビットストリームにおける多数の連続ビットを偶数デリミタまたは奇数デリミタにマッチさせることによって、識別する。偶数デリミタおよび奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、偶数デリミタまたは奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、偶数デリミタを奇数デリミタと間違え、または奇数デリミタを偶数デリミタと間違える可能性を減らす。
本実施形態の変種において、偶数デリミタは、IEEE802.3イーサネット(登録商標)規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含む。奇数デリミタは、IEEE802.3イーサネット(登録商標)規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含む。偶数デリミタと奇数デリミタとの間のハミング距離は、偶数デリミタまたは奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい。
本実施形態のさらなる変種において、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるランニングディスパリティがマイナスの場合、偶数デリミタにおける/T/R/コードグループ後のコードグループの第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、奇数デリミタにおける/T/R/R/コードグループ後のコードグループの第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む。
本実施形態のさらなる変種において、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるランニングディスパリティがプラスの場合、偶数デリミタにおける/T/R/コードグループ後のコードグループの第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含み、奇数デリミタにおける/T/R/R/コードグループ後のコードグループの第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む。
本発明の別の実施形態では、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータデリニエーションを容易にするシステムを提供する。動作中、システムは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、偶数デリミタまたは奇数デリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを含むFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信する。従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後のバイトが奇数位置にある場合、偶数デリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用され、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後のバイトが偶数位置にある場合、奇数デリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームを分離するために使用される。システムは、偶数デリミタが該従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するという仮定に基づき、受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から従来のイーサネット(登録商標)フレームの第1のバージョンを生成する。また、システムは、奇数デリミタが従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するという仮定に基づき、受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から従来のイーサネット(登録商標)フレームの第2のバージョンを生成する。その後、システムは、2個のバージョンから、受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームに含まれるオリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択する
本実施形態の変種において、2個のバージョンからオリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択することは、従来のイーサネット(登録商標)フレームの第1のバージョンを、FECパリティビットに対してチェックすること、従来のイーサネット(登録商標)フレームの第2のバージョンをチェックすること、FECパリティビットに対してチェックされたときの最小数のエラーの生成をするバージョンを選ぶことと、を含む。
本発明の別の実施形態は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームの構築を容易にするシステムを提供し、そのシステムでは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを含み、第1のデリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために、使用される。動作中、システムは、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタに基づきFECパリティビットを計算し、そこでは、FECパリティビットは従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタ内で発生するビットエラーを修正するために使用され得る。
本実施形態の変種において、FECパリティビットの計算は、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタをビットの固定長ブロックに分割することであって、最後のブロックは固定長に合わせるようにパディングを使用し得る、こと、各ブロックについて、FECパリティビットの固定数を計算すること、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタの後に、全てのブロックに対して、全てのFECパリティビットを置くこととを含む。
本発明の別の実施形態は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータデリニエーションを容易にするシステムを提供し、そのシステムでは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを含み、第1のデリミタは、従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するために使用され、FECパリティビットは従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタ用に計算される。動作中、システムは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームの全長を決定する。またシステムは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームの全長に基づき、FECパリティビットの長さを決定する。次いで、システムは、FECパリティビットの長さに基づき、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタからFECパリティビットをデリニエートする。
本実施形態の変種において、システムは、任意の起こり得るビットエラーを修正するために、FECパリティビットに対して従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタをチェックする。
本実施形態の別の変種において、FECパリティビットは、FECパリティビットのグループによって構成され、そのパリティビットの各々は同じ長さで、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタからの固定長ブロックに対応し、最後のブロックは該固定長に合わせるためパディングを使用し得る。FECパリティビットの長さの決定は、以下:
Figure 2008502208
に基づく。ここで、
Zは、FECパリティビットの長さであり、
Xは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さであり、
mは、従来のイーサネット(登録商標)フレームのおよび第1のデリミタからのビットのブロックの長さであり、それに基づきFECパリティのグループが計算される。
nは、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のデリミタからのビットのブロックにするFECパリティビットのグループの長さである。
(詳細な説明)
以下の説明は、当業者が本発明を製作し使用できるようにするために提示され、特定の用途およびその要求事項に関連し提供される。開示された実施形態への種々の修正は当業者にとって直ちに明白で、本明細書に定義された一般原理は、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、その他の実施形態および用途に適用され得る(例:汎用受動光回路網(PON)アーキテクチャ)。従って、本発明は、示された実施形態に限定する意図はなく、ここに開示された原理と特徴に一致する最も広い範囲を示す。
この詳細な説明に記載されたデータ構造と処理手順は、通常、コンピュータ読取り可能記憶媒体に記憶される。その記憶媒体は、コンピュータシステムによって使用されるコードおよび/またはデータを記憶できる任意の装置または媒体でもあり得る。これには、特定用途集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、半導体メモリ、磁気および光学記憶装置(ディスクドライブ、磁気テープ、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタル汎用ディスク、またはデジタルビデオディスク)など)、および送信媒体において実施される計算機命令信号(信号が変調される搬送波有りまたは無し)を含むが、これらには限定されない。
(FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームフォーマット)
図1は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームのフォーマットを示す。ギガビットイーサネット(登録商標)リンク上の一般的なデータは、8ビット/10ビット(8B/10B)コード化スキームでコード化される。1バイトのデータは2つの10ビットシーケンス(「コードグループ」と呼ばれる)にマップされる。2つの10ビットコードグループを有する理由は、バランスのとれたランニングディスパリティを維持するためである。通常、2つのコードグループのうちの1つは、6個の「1」および4個の「0」を有し、これはランニングディスパリティがマイナスのときに使用される。2つのコードグループのうちのもう1つは、4個の「1」および6個の「0」を有し、これはランニングディスパリティがプラスのときに使用される。代わりに、あるデータバイトに関して、対応する10ビットコードグループの両方は、ランニングディスパリティを保存するために、「1」および「0」を同数有する。
たとえば、16進数値50(2進数形式で01010000)のオクテットは、コードグループ0110110101(マイナスの現行ランニングディスパリティと共に使用される)およびコードグループ1001000101(プラスの現行ランニングディスパリティと共に使用される)にマップされる。この一対のコードグループは、「D16.2」として識別される。「D」は、この一対のコードグループがデータ用に使用されることを示す。「16」は、オクテットの下5桁のビット(「10000」)の10進数値であり、「2」は、オクテットの上3桁のビット(「010」)の10進数値である。便宜上、10ビットコードグループは、3桁の16進数で表される。ここで、3桁の数字は、上2桁のビット、中4桁のビット、下4桁のビットの値を表す。従って、1001000101は「245」で表される。
データグループの他に、制御目的に使用される特別なコードグループもある。たとえば、「K28.5」は、コードグループ0011111010(マイナスのランニングディスパリティ用)および1100000101(プラスのランニングディスパリティ用)に対応する。「K」は、特別なコードグループであること、また、「28.5」は、対応するオクテット値BC(または2進法形式で10111100)を示すことに注意すべきである。IEEE規格802.3−2002「Local and Metropolitan Area Networks」(以下「IEEE802.3規格」は、8B/10Bコードグループの完全なリストを含む。
IEEE802.3規格はまた、特別な制御シーケンス(「順序付けられたセット」と呼ばれる)を定義する。たとえば、順序付けられたセット/I1/(/K28.5/D5.6/)は、IDLEの順序付けられたセットである。それは、送信された/I1/の最後にあるランニングディスパリティは、開始のランニングディスパリティのセットとは逆であるように定義される。IDLEの順序付けられたセット/I2/(/K28.5/D16.2)は、送信された/I2/の最後にあるランニングディスパリティは、開始のランニングディスパリティと同じであるように定義される。パケットまたは制御シーケンスに続く最初のIDLEの順序付けられたセットは、現行のプラスまたはマイナスのランニングディスパリティをマイナス値に戻す。その後のIDLEはすべて、マイナスのランニングディスパリティを確保するために、/I2/である。その他の順序付けられたセットは、/R/(搬送波拡張、/K23.7/)、/S/(パケットの開始、/K27.8/)、および/T/(パケットの終了、/K29.7)などである。
図1に示すとおり、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、スタートコードシーケンス110(「SFEC」と呼ばれる)で開始する。SFECは、IEEE802.3ah規格に従って、/K28.5/D6.4/28.5/S/として定義される。SFECシーケンスにおける最後に順序付けられたセットは、/S/順序付けられたセットであることに注意されたい。これにより、FECイネーブルでない受信装置は、SFECシーケンスの後に続く従来のイーサネット(登録商標)フレームの開始を認識することが可能となる。SFECに続くのは従来のイーサネット(登録商標)フレームであり、これは、プリアンブル/フレーム開始デリミタ(SFD)フィールド120、データフレーム130、およびフレームチェックシーケンス(FCS)フィールド140を含む。FCSフィールド140は、通常、巡回冗長チェック(CRC)シーケンスを含む。
FCSフィールド140に続くのは、従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後を示す第1のデリミタTFEC150である。TFEC150のもう一つの目的は、後に続くFECパリティビットから従来のイーサネット(登録商標)フレームをデリニエートすることである。IEEE802.3ah規格(非FECコード化されたイーサネット(登録商標)用)に従うと、パケット終了デリミタは/T/R/または/T/R/R/のはずである。2個のデリミタを有する理由は、デリミタに続くコードグループが偶数位置に確実に当たるようにするためである。従って、/T/R/は、/T/が偶数位置にあるとき使用され、/T/R/R/は、/T/が奇数位置にあるとき使用される。従って、IEEE802.3ah規格で提案されているように、TFEC150は2個のシーケンスを有する。すなわち、最初の/T/が奇数位置にあるとき使用されるTFEC_E(/T/R/I/T/R/)および最初の/T/が偶数位置にあるとき使用されるTFEC_O(/T/R/R/I/T/R/)である。TFEC_EおよびTFEC_Oは、従来のパケット終了デリミタ(それぞれ/T/R/および/T/R/R/)を含む。従って、FECイネーブルでない受信装置は、従来のイーサネット(登録商標)パケットの終了を認識することができる。
TFECフィールド150に続くのは、FECパリティビット160である。現行IEEE802.3ah規格に従い、FECパリティビット160は、従来のイーサネット(登録商標)フレームから発生したRS(255、239)コードに基づいており、ビットエラーに対してTFECフィールド150を保護しない。FECパリティビットの後にあるのは、FECコード化されたフレ−ム全体を終了させる別のTFECフィールド170である。TFEC150のため、またパリティビットの合計数は常に偶数であり、パリティビットの総数は常に偶数位置であるため、パリティビットの開始は、常に偶数位置にあるので、TFEC170はTFEC_Eシーケンスのみを使用する。
(既存規格における問題)
図2は、現行IEEE802.3ah規格に従うデリミタTFEC_EおよびTFEC_Oのコードグループシーケンスを示す。デリミタの最初のコードグループは偶数位置にあるため、フレーム210は、TFEC_Eを従来イーサネット(登録商標)フレームとFECパリティビットとの間のデリミタとして使用する。デリミタの最初のコードグループは奇数位置にあるため、フレーム220は、TFEC_Oを従来イーサネット(登録商標)フレームとFECパリティビット間のデリミタとして使用する。
デリミタを検出するため、受信装置は、TFEC_EまたはTFEC_Oとマッチさせるため、記号の入力ストリームをスキャンする。デリミタはFECによって保護されないので、多数のビットエラーは許容され得る。現行IEEE802.3ah規格に従うと、TFECデリミタにマッチするプロセスにおいて、最大5個までのビットエラーが許容される。しかし、図2に示すとおり、TFEC_EとTFEC_Oとの60ビットの相関にわたるハミング距離は、2ビット、すなわち位置2における2E8(/T/)と3A8(/R/)との間の差に過ぎない。このことは、フレーム210の最後にあるデータコードグループ(位置1における)がエラーであり、たまたま/T/と同じであった場合、受信装置は、フレーム210のTFEC_EをTFEC_Oと間違え得る。従って、従来イーサネット(登録商標)フレームの最後にあるコードグループ(CRCシーケンスの一部)は、失われる。CRCシーケンスおよびデータ間のミスマッチのため、イーサネット(登録商標)フレームの規定全体が失われる。
さらに、TFECデリミタにビットエラーがないときでさえ、ミスマッチは起こり得る。受信装置がフレーム210を受信していると仮定する。位置1におけるデータコードグループが、/T/からのハミング距離が3ビット以内の場合、受信装置は、正規のデータコードグループの代わりに、フレーム210を/T/として受け取る。位置2におけるコードグループに関して、受信装置は、フレーム210を実際には/T/であるが、/R/として解釈する。(/T/と/R/との間のハミング距離は、わずか2ビットであることに注意)現行IEEE802.3ah規格に従い、受信装置は合計で5個のビットエラーを許容できるので、この解釈は許容できる。その結果、受信装置は、フレーム210において正しく送信されたTFEC_Eシーケンスを誤って送信されたTFEC_Oシーケンスと間違え得る。
図3は、現行IEEE802.3ah規格に従い実行されたFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレ−ムにおいて、発生し得るデータデリニエーションにおける可能性あるエラーを示す。実際に送信された(正しい)ストリーム310は、TFEC_Oを含む。送信中に、3個のビットエラーが発生し、その結果実際に受信したのはストリーム310と仮定する。2個のエラーは位置1におけるコードグループ内にあり、1個のエラーは位置2におけるコードグループ内にある。受信装置は、受信ストリーム320をスキャンするとき、ストリーム320をストリーム310にマッチさせるより、ストリーム320を、TFEC_Eを含むストリーム330にマッチさせる方が可能性が高い。この理由は、ストリーム320と330との間の60ビットの相関にわたり1個のみのビットエラーであるが、一方ストリーム320と310との間の70ビットの相関にわたり3個のビットエラーがあるからである。位置1におけるコードグループは、イーサネット(登録商標)用のCRCシーケンスの一部として考慮されるので、結果は破損した(corrupt)イーサネット(登録商標)フレームとなる。
(TFEC_EおよびTFEC_O間のハミング距離の増加)
上記の問題を解決する方法の一つは、ハミング距離が許容ビットエラーの最大数より大きくなるようにして、TFEC_EとTFEC_Oとの間のハミング距離を長くすることである。図4Aは、本発明の実施形態に従い、最初のランニングディスパリティがマイナスのとき、デリミタTFEC_EおよびTFEC_Oの改善されたコードグループシーケンスを示す。TFEC_Eシーケンス410は、/T/R/K28.5/D29.5/T/R/として再定義される。それに対し、TFEC_Oシーケンス420は、IEEE802.3ah規格の定義通りのままである。TFEC_Eのこの新しい定義は、結果的に、TFEC_EとTFEC_Oとの間の60ビット相関にわたる10ビットの全ハミング距離となる(位置2における/T/と/R/との間の2ビット、および位置5における/D29.5/と/D16.2/との間の8ビット)
図4Bは、本発明の実施形態に従い、最初のランニングディスパリティがプラスのとき、デリミタTFEC_EおよびTFEC_Oの改善されたコードグループシーケンスを示す。TFEC_Eシーケンス430は、/T/R/K28.5/D10.1/T/R/として再定義される。それに対し、TFEC_Oシーケンス440は、IEEE802.3ah規格の定義通りのままである。TFEC_Eのこの新しい定義は、結果的に、TFEC_EおよびTFEC_O間の60ビット相関にわたる10ビットの全ハミング距離となる(位置2における/T/および/R/間2ビット、および位置5における/D10.1/および/D5.6間8ビット)
図4Aおよび図4Bは、TFEC_EとTFEC_Oとの間のハミング距離を増加する1方法を示すに過ぎないことに注意すべきである。同じ目的を達成するために、その他のコードグループやシーケンスもまた使用され得る。
(2個の並列なFECデコーディングプロセスの使用)
TFEC_EまたはTFEC_Oシーケンスを変更する代わりに、データデリニエーションの問題を解決する別の方法は、2個のFECデコード化処理を使用することである。その1個は受信したフレームはTFEC_Eを含むとの仮定に基づき、もう1個は受信したフレームはTFEC_Oを含むとの仮定に基づくものを使用することである。
図5は、本発明の実施形態に従ったFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおける正しいデータデリニエーションを得るために、2個の並列なデコード化処理が使用され得る方法を示す。図5に示されるとおり、2個のFECデコーダが、入力ストリームを並列に処理する。FECデコーダ510は、従来のイーサネット(登録商標)フレームとFECパリティビット間とのデリミタが、TFEC_Eという仮定に基づき、入力ストリームを処理する。FECデコーダ520は、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよびFECパリティビット間のデリミタがTFEC_Oという仮定に基づき、入力ストリームをデコード化する。出力セレクタ530は、破損していない(non−corrupted)イーサネット(登録商標)フレームを生成する正しくデコード化された出力を選択する。
(FECコードにおけるデリミタを含めること)
上述したデータデニリエーション問題を解決する第3の方法は、デリミタ内に発生するビットエラーもまた修正され得るように、従来のイーサネット(登録商標)フレーム全体およびTFECデリミタにわたるFECパリティビットを計算することである。しかし、どのビットエラーも修正するために、受信装置はなおも、FECパリティビットをフレームの残りからデリニエートする必要がある。
図6は、本発明の実施形態に従って、デリミタがFECコードの一部であるとき、FECパリティビットの長さを計算する方法を示す。受信装置は入力ストリームをスキャンするとき、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のTFECデリミタ、およびFECパリティビットの全長Xを知ることは可能である。なぜなら、SFEC110および第2のTFECデリミタ170は簡単に認識され得るからである。従来のイーサネット(登録商標)フレームとTFEC150との合計長さは、Yで示され、FECパリティビット160の長さは、Zで示される。FECスキームは、データ記号セクション(Y内のビット)からのどの239バイトブロックに対しても、RS(255,239)コードを使用しているので、パリティセクション(Z内ビット)に16バイトのパリティグループがある。したがって、パリティの長さは、以下のように計算され、
Figure 2008502208
mは、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび239である第1のデリミタからのビットのブロックの長さ、および
nは、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび16である第1のデリミタからのビットのブロックに一致したFECパリティのグループの長さ、である。ここで、Zは239バイトの整数を含め得なく、また239未満のデータバイトを有するブロックは、FEC計算のため239バイトを有するように、パディングで埋められるので、シーリング関数が使用されることに注意されたい。
図7は、本発明の実施形態に従ったFECパリティビットの長さの計算およびその後のデータデリニエーションの処理を示すフローチャートを提示する。受信装置内のシステムは、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム(すなわち、SFEC後の第2のTFECまでのデータストリーム)を受信することによって開始する(ステップ710)。次にシステムは、従来のイーサネット(登録商標)と、第1のTFECデリミタと、FECパリティビットとの合計長さを決定する(ステップ720)。その後システムは、等式(1)に基づきFECパリティビットの長さを計算する(ステップ730)。デリニエートされたFECパリティビットに基づき、システムは、従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび第1のTFECデリミタ内で発生する任意の起こり得るビットエラーを修正する(ステップ740)。その後、システムは、従来のイーサネット(登録商標)フレームを第1のTFECデリミタから分離する(ステップ750)。
本発明の実施形態についての前述の説明は、図示および説明の目的のみで提示されている。それらは、網羅的の意図でもなく、本発明を開示された形態に限定する意図でもない。従って、多くの修正および変更は、当業者にとって明らかであろう。さらに、上記開示は、本発明を限定する意図ではない。本発明の範囲は、添付の請求項の範囲によって定義される。
図1は、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームのフォーマットを示す。 図2は、現行IEEE802.3ah規格に従うTFEC_EおよびTFEC_Oデリミタのコードグループシーケンスを示す。 図3は、現行IEEE802.3ah規格に従いランニングされたFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおいて発生し得るデータデリニエーションにおける起こり得るエラーを示す。 図4Aは、本発明の実施形態に従って、最初のランニングディスパリティがマイナスのとき、デリミタTFEC_EおよびTFEC_Oの改良されたコードグループシーケンスを示す。 図4Bは、本発明の実施形態に従って、最初のランニングディスパリティがプラスのとき、デリミタTFEC_EおよびTFEC_Oの改良されたコードグループシーケンスを示す。 図5は、本発明の実施形態に従って、FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおいて正しいデータデリニエーションを得るために、2個のパラレルFECデコーディング処理が使用され得る方法を示す。 図6は、本発明の実施形態に従って、デリミタがFECコードの一部であるとき、FECパリティビットの長さを計算する方法を示す。 図7は、本発明の実施形態に従い、FECパリティビットおよびそれに続くデータデリニエーションの長さを計算する処理を示すフローチャートを示す。

Claims (30)

  1. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームを構築する方法であって、
    従来のイーサネット(登録商標)フレームを受信するステップと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレーム用の多数のFECパリティビットを生成するステップと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの前に開始シーケンスを挿入するステップと、
    偶数デリミタまたは奇数デリミタを該従来のイーサネット(登録商標)フレームに添付するステップであって、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が奇数位置にある場合、該偶数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が偶数位置にある場合、該奇数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該偶数デリミタおよび該奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、該偶数デリミタを該奇数デリミタと間違え、または該奇数デリミタを該偶数デリミタと間違える可能性を減らす、ステップと、
    該多数のFECパリティビットを該偶数デリミタまたは該奇数デリミタに添付するステップと、
    第2のデリミタに該FECパリティビットを添付するステップと
    を包含する、方法。
  2. 前記偶数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、該/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含み、
    前記奇数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、該/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含み、
    該偶数デリミタと該奇数デリミタとの間の前記ハミング距離は、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい、請求項1に記載の方法。
  3. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがマイナスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループの後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループの後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがプラスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループ後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項2に記載の方法。
  5. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームを構築する装置であって、
    従来のイーサネット(登録商標)フレームを受信するように構成された受信機構と、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレーム用の多数のFECパリティビットを生成するように構成されたFECエンコーダと、
    FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム構築機構と
    を備え、該フレーム構築機構は、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの前に開始シーケンスを挿入することと、
    偶数デリミタまたは奇数デリミタを該従来のイーサネット(登録商標)フレームに添付することであって、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が奇数位置にある場合、該偶数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある記号が偶数位置にある場合、該奇数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該偶数デリミタおよび該奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、該偶数デリミタを該奇数デリミタと間違え、または該奇数デリミタを該偶数デリミタと間違える可能性を減らす、ことと、
    該多数のFECパリティビットを該偶数デリミタまたは該奇数デリミタに添付することと、
    第2のデリミタを該FECパリティビットに添付することと
    を行うように構成される、装置。
  6. 前記偶数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、該/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含み、
    前記奇数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、該/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含み、
    該偶数デリミタと該奇数デリミタとの間の前記ハミング距離は、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい、請求項5に記載の装置。
  7. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがマイナスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループの後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループの後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項6に記載の装置。
  8. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがプラスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループの後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループの後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項6に記載の装置。
  9. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートする方法であって、
    FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信するステップと、
    該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームのビットストリームをスキャンするステップと、
    従来のイーサネット(登録商標)フレームと該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるFECパリティビット間のデリミタを、該ビットストリームにおける多数の連続ビットを偶数デリミタまたは奇数デリミタにマッチさせることによって、識別するステップと
    を包含し、
    該偶数デリミタおよび該奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、該偶数デリミタを該奇数デリミタと間違え、または該奇数デリミタを該偶数デリミタと間違える可能性を減らす、方法。
  10. 前記偶数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、該/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含み、
    前記奇数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、該/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含み、
    該偶数デリミタと該奇数デリミタとの間の前記ハミング距離は、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい、請求項9に記載の方法。
  11. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがマイナスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループ後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがプラスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループ後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含むみ、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートする装置であって、
    FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信するように構成された受信機構と、
    受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームの前記ビットストリームをスキャンするように構成されたスキャニング機構と、
    前記ビットストリームにおける多数の連続ビットを偶数デリミタまたは奇数デリミタにマッチさせるように構成されたマッチング機構と
    を備え、
    該偶数デリミタおよび該奇数デリミタは、両者間のハミング距離が十分大きくなるように選択され、それによって、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内にビットエラーが発生した場合、該偶数デリミタを該奇数デリミタと間違え、または該奇数デリミタを該偶数デリミタと間違える可能性を減らす、装置。
  14. 前記偶数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/で開始し、該/T/R/コードグループの後に、コードグループの第1の数を含み、
    前記奇数デリミタは、IEEE802.3規格に従うコードグループ/T/R/R/で開始し、該/T/R/R/コードグループの後に、コードグループの第2の数を含み、
    該偶数デリミタと該奇数デリミタとの間の前記ハミング距離は、該偶数デリミタまたは該奇数デリミタ内に発生し得る許容ビットエラーの最大数より大きい、請求項13に記載の装置。
  15. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがマイナスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループ後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D29.5/を含み、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にある前記ランニングディスパリティがプラスの場合、
    前記偶数デリミタにおける前記/T/R/コードグループ後のコードグループの前記第1の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D10.1/を含むことと、
    前記奇数デリミタにおける前記/T/R/R/コードグループ後のコードグループの前記第2の数は、IEEE802.3規格に従うシーケンス/K28.5/D16.2/を含む、請求項14に記載の装置。
  17. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレーム内のデータをデリニエートする方法であって、
    開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、偶数デリミタまたは奇数デリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを含む該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信するステップであって、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるバイトが奇数位置にある場合、該偶数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるバイトが偶数位置にある場合、該奇数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを分離するために使用される、ステップと、
    偶数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するという仮定に基づき、該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から該従来のイーサネット(登録商標)フレームの第1のバージョンを生成するステップと、
    奇数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームをFECパリティビットから分離するという仮定に基づき、該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から該従来のイーサネット(登録商標)フレームの第2のバージョンを生成するステップと、
    該2個のバージョンから、該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームに含まれる該オリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択するステップと
    を包含する、方法。
  18. 前記2個のバージョンから前記オリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択する方法は、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの前記第1のバージョンを、前記FECパリティビットに対してチェックするステップと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの前記第2のバージョンを、前記FECパリティビットに対してチェックするステップと、
    FECパリティビットに対してチェックしたとき、最小数のエラーを生成する該バージョンを選ぶステップと、
    を包含する、請求項17に記載の方法。
  19. 順方向誤り修正(FEC)コード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートする装置であって、
    開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、偶数デリミタまたは奇数デリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを含む該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを受信するよう構築された受信機構であって、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるバイトが奇数位置にある場合、該偶数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの最後にあるバイトが偶数位置にある場合、該奇数デリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを分離するために使用される、受信機構と、
    偶数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するという仮定に基づき、該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から該従来のイーサネット(登録商標)フレームの第1のバージョンを生成するように構成された第1のFECデコーダと、
    奇数デリミタは該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するという仮定に基づき、該受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)から該従来のイーサネット(登録商標)フレームの第2のバージョンを生成するように構成された第2のFECデコーダと、
    該2個のバージョンから、受信したFECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームに含まれる該オリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択するように構成された選択機構と
    を備える、装置。
  20. 前記2個のバージョンから、前記オリジナルの従来のイーサネット(登録商標)フレームをより忠実に再生する1個を選択するために、前記選択機構は、
    前記従来のイーサネット(登録商標)フレームの前記第1のバージョンを、前記FECパリティビットに対してチェックすることと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームの前記第2のバージョンを、該FECパリティビットに対してチェックすることと、
    該FECパリティビットに対してチェックしたとき、最小数のエラーを生成する該バージョンを選ぶことと
    を行うように構成される、装置。
  21. FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを構成する方法であって、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを備え、
    該第1のデリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、該方法は、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタに基づき、該FECパリティビットを計算するステップを包含し、これによって、該FECパリティビットは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタ内で発生するビットエラーを修正するために使用され得る、方法。
  22. 前記FECパリティビットを計算するステップは、
    前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタをビットの固定長ブロックに分割するステップであって、最後のブロックは、該固定長に合わせるためにパディングを使用し得る、ステップと、
    各ブロックに対し、FECパリティビットの固定数を計算するステップと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタの後に、全てのブロックに対して、全てのFECパリティビットを置くステップと
    を包含する、請求項21に記載の方法。
  23. FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームを構成する装置であって、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを備え、
    該第1のデリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために、使用され、
    該装置は、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタに基づき、該FECパリティビットを計算するように構成されたFECエンコーダを備え、それによって、該FECパリティビットは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタ内で発生するビットエラーを修正するために使用され得る、装置。
  24. 前記FECパリティビットを計算するために、前記FECエンコーダは、
    前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタをビットの固定長に分割すし、ここで、最後のブロックは該固定長に合わせるためにパディングを使用し得る、ことと、
    各ブロックに対して、FECパリティビットの固定数を計算することと、
    該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタの後に、全ての該ブロックに対する全ての該FECパリティビットを置くことと
    を行うように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム内のデータをデリニエートする方法であって、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを備え、
    該第1のデリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該FECパリティビットは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタに対して計算され、
    該方法は、
    FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さを決定するステップと、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さに基づき、該FECパリティビットの長さを決定するステップと、
    該FECパリティビットの長さに基づき、該従来のイーサネット(登録商標)および該第1のデリミタからFECパリティビットをデリニエートするステップと
    を包含する、方法。
  26. 任意の起こり得るビットエラーを修正するために、前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタを前記パリティビットに対してチェックするステップを
    さらに包含する、請求項25に記載の方法。
  27. 前記FECパリティビットは、FECパリティビットのグループによって構成され、そのパリティビットの各々は同じ長さで、前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタからのビットの固定長ブロックに対応し、最後のブロックは該固定長に合わさせるためにパディングを使用し得、
    該FECパリティビットの長さの以下の計算:
    Figure 2008502208
    に基づき決定され、ここで、
    Zは、該FECパリティビットの長さであり、
    Xは、該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さであり、
    mは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタからのビットのブロックの長さであり、それに基づきFECパリティのグループが計算され、
    nは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタからのビットのブロックに対応するFECパリティビットのグループの長さである、請求項25に記載の方法。
  28. FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム内のデータをデリニエートする装置であって、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレームは、開始シーケンス、従来のイーサネット(登録商標)フレーム、第1のデリミタ、多数のFECパリティビット、および第2のデリミタを備え、
    該第1のデリミタは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームを該FECパリティビットから分離するために使用され、
    該FECパリティビットは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタに対して計算され、
    該装置は、該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さを決定するように構成されたカウント機構と、
    該FECコード化されたイーサネット(登録商標)全体の長さに基づき、該FECパリティビットの長さを決定するように構成された計算機構と、
    該FECパリティビットの長さに基づき、該従来のイーサネット(登録商標)および該第1のデリミタから該FECパリティビットをデリニエートするように構成されたデリニエーティング機構と
    を備える、装置。
  29. 前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタを前記FECパリティビットに対してチェックすることと、任意の起こり得るビットエラーを修正することとを行うように構成された修正機構をさらに備えた、請求項28に記載の方法。
  30. 前記FECパリティビットは、FECパリティビットのグループによって構成され、そのパリティビットの各々は同じ長さで、前記従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび前記第1のデリミタからの固定長ブロックに対応し、最後のブロックは該固定長に合わせるためにパディングを使用し得、
    前記計算機構は、該FECパリティビットの長さを決定するために、以下の計算:
    Figure 2008502208
    を実行するように構成され、
    ここで、
    Zは、該FECパリティビットの長さであり、
    Xは、該FECコード化されたイーサネット(登録商標)フレーム全体の長さであり、
    mは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームのおよび該第1のデリミタからのビットのブロックの長さであり、それに基づきFECパリティのグループが計算され、
    nは、該従来のイーサネット(登録商標)フレームおよび該第1のデリミタからのビットのブロックに対応するFECパリティビットのグループの長さである、請求項28に記載の装置。
JP2007515182A 2004-06-02 2005-05-18 Fecコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置 Expired - Fee Related JP4739332B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US57675104P 2004-06-02 2004-06-02
US60/576,751 2004-06-02
US10/866,399 2004-06-12
US10/866,399 US7152199B2 (en) 2004-06-02 2004-06-12 Method and apparatus for delineating data in an FEC-coded Ethernet frame
PCT/US2005/017476 WO2005122505A2 (en) 2004-06-02 2005-05-18 Method and apparatus for delineating data in an fec-coded ethernet frame

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008502208A true JP2008502208A (ja) 2008-01-24
JP4739332B2 JP4739332B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=35448849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007515182A Expired - Fee Related JP4739332B2 (ja) 2004-06-02 2005-05-18 Fecコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7152199B2 (ja)
JP (1) JP4739332B2 (ja)
KR (1) KR101115440B1 (ja)
CN (1) CN1957532B (ja)
WO (1) WO2005122505A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112050A (ja) * 2009-01-28 2009-05-21 Hitachi Communication Technologies Ltd 光アクセスシステムにおける送信信号の誤り訂正方法
WO2013084812A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7600171B2 (en) * 2003-12-18 2009-10-06 Electronics And Telecommunications Research Institute Method of controlling FEC in EPON
US7564907B2 (en) * 2005-06-15 2009-07-21 Delphi Technologies, Inc. Technique for providing secondary data in a single-frequency network
US8514894B2 (en) * 2005-08-02 2013-08-20 Elliptic Technologies Inc. Method for inserting/removal padding from packets
US7676733B2 (en) 2006-01-04 2010-03-09 Intel Corporation Techniques to perform forward error correction for an electrical backplane
JP4677639B2 (ja) * 2006-04-21 2011-04-27 株式会社オー・エフ・ネットワークス 誤り訂正復号回路
JP4677638B2 (ja) * 2006-04-21 2011-04-27 株式会社オー・エフ・ネットワークス 誤り訂正復号回路
KR100936857B1 (ko) * 2006-06-26 2010-01-14 히다치 가세고교 가부시끼가이샤 내열성 수지 페이스트 및 그 제조방법
JP4747085B2 (ja) * 2006-12-26 2011-08-10 沖電気工業株式会社 誤り訂正符号回路
US8233532B2 (en) * 2007-09-21 2012-07-31 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Information signal, apparatus and method for encoding an information content, and apparatus and method for error correcting an information signal
US7983235B2 (en) * 2007-11-05 2011-07-19 Freescale Semiconductor, Inc. High speed overlay mode for burst data and real time streaming (audio) applications
WO2009152668A1 (zh) * 2008-06-19 2009-12-23 华为技术有限公司 提供无源光网络系统中上行突发数据的方法及装置
FR2943197B1 (fr) * 2009-03-13 2015-02-27 Thales Sa Procede et dispositif de transmission robuste de flux de paquets de donnees a en-tetes compresses sans augmentation de debit
US9450705B2 (en) * 2009-07-06 2016-09-20 Broadcom Corporation Method and apparatus for detecting frame delimiters in Ethernet passive optical networks with forward error correction
CN101989888B (zh) * 2009-08-05 2014-03-12 中兴通讯股份有限公司 一种开启/关闭前向纠错编码功能的指示方法及系统
CN101997628B (zh) * 2009-08-28 2013-08-14 国际商业机器公司 以太网前向纠错层接收的数据流的帧边界检测方法和系统
US8689089B2 (en) * 2011-01-06 2014-04-01 Broadcom Corporation Method and system for encoding for 100G-KR networking
KR20130094160A (ko) * 2012-01-20 2013-08-23 삼성전자주식회사 스트리밍 서비스를 제공하는 방법 및 장치
US20160197669A1 (en) 2014-12-11 2016-07-07 Tesla Wireless Company LLC Communication method and system that uses low latency/low data bandwidth and high latency/high data bandwidth pathways
TWI557747B (zh) * 2015-02-13 2016-11-11 瑞昱半導體股份有限公司 記憶體控制模組與方法以及錯誤更正碼編/解碼電路與方法
CA3119913A1 (en) 2017-11-17 2019-05-23 Skywave Networks Llc Method of encoding and decoding data transferred via a communications link

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000031951A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Fujitsu Ltd バースト同期回路
JP2005006036A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Nec Corp ネットワーク、伝送装置及びそれに用いるトランスペアレント転送方法
JP2005524281A (ja) * 2002-04-25 2005-08-11 パッセイヴ リミテッド イーサネット(登録商標)ネットワークにおける前方誤り訂正コーディング

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956102A (en) * 1997-11-04 1999-09-21 Hitachi America Ltd. Methods and apparatus for the efficient implementation of signal synchronization and cyclic redundancy checks in communication systems
US6145109A (en) * 1997-12-12 2000-11-07 3Com Corporation Forward error correction system for packet based real time media

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000031951A (ja) * 1998-07-15 2000-01-28 Fujitsu Ltd バースト同期回路
JP2005524281A (ja) * 2002-04-25 2005-08-11 パッセイヴ リミテッド イーサネット(登録商標)ネットワークにおける前方誤り訂正コーディング
JP2005006036A (ja) * 2003-06-12 2005-01-06 Nec Corp ネットワーク、伝送装置及びそれに用いるトランスペアレント転送方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112050A (ja) * 2009-01-28 2009-05-21 Hitachi Communication Technologies Ltd 光アクセスシステムにおける送信信号の誤り訂正方法
WO2013084812A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2013123087A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
US9565424B2 (en) 2011-12-09 2017-02-07 Sony Corporation Information processing device, information processing method, and program
US10177878B2 (en) 2011-12-09 2019-01-08 Sony Corporation Information processing for detection of control code

Also Published As

Publication number Publication date
CN1957532A (zh) 2007-05-02
KR101115440B1 (ko) 2012-02-22
US20050271053A1 (en) 2005-12-08
KR20070023690A (ko) 2007-02-28
CN1957532B (zh) 2010-05-05
US7152199B2 (en) 2006-12-19
WO2005122505A3 (en) 2006-10-19
WO2005122505A2 (en) 2005-12-22
JP4739332B2 (ja) 2011-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4739332B2 (ja) Fecコード化されたイーサネット(登録商標)フレームにおけるデータをデリニエートするための方法および装置
KR101363541B1 (ko) 데이터를 부호화 및 복호화하기 위한 방법 및 장치
JP5155330B2 (ja) 66bシステムにおいて順方向誤り訂正を適用するための方法と装置
US20070165673A1 (en) Method for reconstructing lost packets using a binary parity check
JPH08213969A (ja) 伝送コード違反及びパリティにもとづくエラー訂正装置及び方法
JP5522547B2 (ja) データエラー報告を実現するための方法およびデバイス
KR20090014333A (ko) 단축된 마지막 코드워드를 이용한 무선 고 선명 비디오데이터 처리 시스템 및 방법
US20150046775A1 (en) Encoding and Decoding Schemes to Achieve Standard Compliant Mean Time to False Packet Acceptance
JP2012525771A (ja) 連続する同一ディジットの低減のためのシステムおよび方法
WO2020177596A1 (zh) 数据传输方法、装置及系统
KR100547828B1 (ko) 데이터를 안전하게 전송하기 위해 데이터의 오류를 보다정확하게 검출할 수 있는 기가비트 이더넷 기반의 수동광가입자망 및 그 방법
WO2019184998A1 (zh) 一种通信方法、通信设备及存储介质
WO2021017890A1 (zh) 一种通信方法和通信设备
US7549107B1 (en) Interleaved reed solomon coding for home networking
CA2279202A1 (en) Method and apparatus for transmitting atm over deployable line-of-sight channels
Gorshe CRC-16 polynomials optimized for applications using self-synchronous scramblers
Jiang et al. Analysis and implementation of FEC in 10G-EPON
US20020162071A1 (en) Forward error control of redundantly-transmitted codewords

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees