JP2008500117A - 注射液出入口およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

IVバッグに取り付けられる、ほぼ中空のチューブを含むIVバッグ用注射液出入口である。この出入口は第1端を有する。この第1端に高分子物質のプラグが取り付けられ、この第1端に近接してチューブに一体成形される。注射液出入口を形成する方法は、第1成形材料をキャビティに注入し、この第1成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、可動金型部を移動させて上記の少なくとも部分的に硬化した成形材料の内面により形成された第1空洞を露出させ、第2成形材料をこの第1空洞に注入し、第2成形材料が上記の内面と固着するように第2成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、そして上記の注射液出入口を金型取り外すことからなる。
【選択図】なし

Description

この出願は2004年5月27日出願の米国仮特許出願No.60/575,020の権利を主張するものである。
IV(Intravenous)バッグは、これに薬剤等の液体を注射するための入口点として使用され、IVバッグの壁の1つに取り付けられる注射液出入口を含む。この注射液出入口は、射出成形された、中空のポリ塩化ビニル(PVC)チューブと、この中空PVCチューブの1端に取り付けられたエラストマプラグとから構成されている。このプラグは、プラグと中空チューブとを結合してプラグをチューブに対し適切位置に維持する収縮バンドにより、中空PVCチューブの1端に取り付けられている。このPVCチューブは、プラグがIVバッグから顔を出すようにIVバッグに取り付けられている。
典型的な注射液出入口は、PVCチューブとプラグとを別個に成形し、このプラグを中空PVCチューブの第1端に配置することにより構成される。次いで収縮バンドが、プラグとチューブの側でこれらと交差する個所の周囲に配置されて加熱され、これにより収縮バンドが収縮してプラグをチューブ内に固定する。こうして組み合わされた注射液出入口は、IVバッグの1つの壁に挿入され、そこに接着される。
上記の注射液出入口は、IVバッグと一体でこれをシールし、注射器を用いて薬剤をIVバッグに注射する前、その間およびその後においてIVバッグにおける漏れを防ぐ。注射針はプラグを介して駆動され、これにより針にIVバッグを封止するシールが生じ、薬剤が針を通ってIVバッグに導入される。上記のプラグはそれ自体と針との間にシールを生じ、針を引き抜いた後はそれ自体でシールするので、上記の針は、IVバッグの内容物が流出する永久孔をIVバッグに生じさせること無く、複数回、注射液出入口に挿入し取去ることができる。IVバッグに導入される薬剤は、出口を通って患者に投与される。上記の注射液出入口は、それ自体あるいはIVバッグに漏れを生じることなく、IVバッグに追加の薬剤等の液体を導入するため複数回用いることができる。しかしながら、上記の収縮バンドは、注射液出入口の外表面に晒されているので損傷しがちであり、またプラグをチューブから離す可能性がある。加えて上記のプラグは、成形し硬化されたのちチューブに挿入されるので、このプラグの外面とこれに組み合うチューブの表面との間に漏れを生じる虞がある。
典型的な注射液出入口は、中空PVCチューブを形成し、このチューブの端部にプラグを位置させ、このチューブに収縮バンドを当てがって加熱してプラグをチューブに固定するという、上述の3つの工程を用いて形成される。好ましい注射液出入口であれば、注射液出入口のシール特性と自己シール特性を維持しながら、注射液出入口の構成に必要な労働集約アセンブリの工程とステップとを減少するであろう。
簡単に述べると、本発明の好ましい実施例は、IVバッグ用の注射液出入口とを備える。この出入口は、IVバッグに取り付け可能なほぼ中空のチューブを含み、この中空のチューブは第1端を有する。この第1端に高分子物質のプラグが取り付けられ、チューブと一体に成形せられる。
別の面では、本発明の好ましい実施例は、金型キャビティと可動金型部とを有する金型を用いて、注射液出入口を形成する方法に関する。この方法は、上記のキャビティに第1成形材料を射出し、この成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、可動金型部をキャビティから移動させて、上記の少なくとも部分的に硬化した成形材料の内面により形成された第1空洞を露出させ、この第1空洞に第2成形材料を射出して、この第2成形材料が上記の内面と接着して注射液出入口を形成するように少なくとも部分的に硬化させ、そしてこの注射液出入口を金型から取り出す工程を含む。
更に別の面では、本発明の好ましい実施例は、第1キャビティを有する第1金型と、第2キャビティを有する第2金型とを用いて、注射液出入口を形成する方法に関する。この方法は、上記の第1キャビティに第1成形材料を射出し、この第1成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、第1空洞および第1端を含む中空チューブを形成するように上記の少なくとも部分的に硬化した第1成形材料を第1金型から取り出す工程を含む。またこの方法は、上記の第2キャビティに第2成形材料を射出し、この第2成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、この少なくとも部分的に硬化した第2成形材料を第2金型から取り出し、この少なくとも部分的に硬化した第2成形材料を上記の第1空洞に挿入し、上記の第1端に蓋を載せて上記の少なくとも部分的に硬化した第2成形材料を第1空洞内に固定する工程を含む。
更に別の面では、本発明の好ましい実施例は、流体を収容し、バッグに針で孔を開けて追加の流体をバッグ内に導入したり、流体をバッグから流出させたりする、IVバッグに関する。このIVバッグは部分的に可撓性のある材料で形成された少なくとも1つの壁を含む。この少なくとも1つの壁は流体を収容するためのシールされた空洞を形成する。この少なくとも1つの壁に孔が開けられ、この孔を通って流体が上記の空洞から漏れないように、この孔に注射液出入口が取り付けられる。この注射液出入口はほぼ中空のチューブと、このチューブの内面に接着せられた高分子物質のプラグとを含む。
上記の概要ならびに以下の本発明の好ましい実施例の詳細な説明は、添付図面と共に読めばより良く理解される。本発明を図示するため、図面には、現在好ましい実施例が示されているが、本発明は示されている正確な装置ならびに器具に限定されるものではない。
ある種の言葉が便宜上以下の記載に使用されているが、これに限るものではない。“右”、“左”、“下方”および“上方”の言葉は、言及している図面における方向を示す。“内方”および“外方”の言葉は、それぞれ注射液出入口とこれの指摘された部分の幾何学的中心に向かう方向あるいはそこから離れる方向を言う。用語は上記の言葉、その派生語および類似の意味の言葉を含む。加えて、明細書で使用されている“a”の言葉は“少なくとも1つ”を意味する。
図1から図3に関し、符号(10)で示す第1の好ましい実施例は、ほぼ中空のチューブ(12)と高分子物質のプラグ(14)とを含む。このチューブ(12)は射出成形されたポリ塩化ビニル(PVC)材料で形成され、プラグ(14)は熱可塑性エラストマ(TPE)材料で形成されるのが好ましい。チューブ(12)のPVC材料は、その成形性、可撓性、液密的にIVバッグ(40)へ取り付けられる可能性、及び当業者には自明の追加の特性とにより、好ましい。TPE材料は、その自己シール性、成形性、及び当業者には自明で以下に詳述されている追加の特性とにより、プラグ(14)に好ましい。当業者であれば、チューブ(12)は可撓性のある射出成形されたPVC材料に限らないし、プラグ(14)もTPE材料に限らないことは分かる。チューブ(12)とプラグ(14)とは、それぞれ、その一般的形状をとり、その機能を果たし、その操作条件に耐え得ることができる、いかなる近似の材料で形成されてもよい。
第1の好ましい実施例では、チューブ(12)は第1端(12a)と、第2端(12b)と、これら第1端と第2端との間の所定個所で中空チューブ(12)に架設されるダイヤフラム(12c)とを有する。ダイヤフラム(12c)は第1端(12a)に対面する第1側(30a)と、第2端(12b)に対面する第2側(30b)とを含む。第1空洞(12d)は、ダイヤフラム(12c)と第1端(12a)とで形成するのが好ましく、第1側(30a)と、第1端(12a)と、チューブ(12)の内面(31)とで形成するのがより好ましい。第2空洞(12e)は、ダイヤフラム(12c)と第2端(12b)とで形成するのが好ましく、第2側(30b)と、第2端(12b)と、チューブ(12)の内面(31)とで形成するのがより好ましい。
図1Aおよび図3に関し、第1の好ましい実施例のチューブ(12)は、上記の内面(31)の周囲で第1空洞(12d)内へ延びるリブ(16)を含む。リブ(16)は、プラグ(14)が第1空洞(12d)に突入された際その接着面を提供する。第1の好ましい実施例では、以下に詳述されるように、プラグ(14)は、内面(31b)と、リブ(16)と、ダイヤフラムの第1側(30a)とに接着されるのが好ましい。またリブ(16)は又、プラグ(14)を第1空洞(12d)に固定する構造上の障害物となる。2つのリブ(16)は、第1空洞(12d)の内面(31)の周りに延び、弓形を有するのが好ましい。リブ(16)の弓形によりプラグ(14)との接着面が提供され、チューブ(12)を製造するのに好ましい。リブ(16)は弓形、上記の数あるいは第1空洞(12d)に含まれることに限定されない。例えば、第1空洞(12d)はリブを含まなくてもよいし、第1空洞(12d)内に、内面(31)にほぼ直交して延びる幾つかの円筒形リブを含んでも良い。
図1から図3に関して、第1の好ましい実施例のプラグ(14)は、ほぼ10分の2インチ(0.2")の直径(Dp)とほぼ100分の12インチ(0.12")の厚さ(Tp)とを有する。このような好ましい寸法を有するプラグ(14)は、性能および自己シール特性をかなり減少することなく100回以上の突き刺しに耐えることができる。しかしながら、当業者であれば、プラグ(14)は上記の寸法に限定されず、特定の注射液出入口に用いるのに必要な、近似のどんな形状や大きさを有してもよい。例えば、プラグ(14)は、ほぼ立方体である第1空洞(12d)に嵌入されるほぼ立方体を有してもよいし、好ましいプラグ(14)に比較して大きくても小さくてもよい。
第1の好ましい実施例はターゲットリング(18)を含み、このターゲットリング(18)はリング形をしており、組み合わせた形態では、ダイアフラム(12c)とは反対側にプラグ(14)の表面から延びている。ターゲットリング(18)は、好ましくはプラグ(14)と一体に成形され、使用者がプラグ(14)に好ましく突き刺せる目標を提供する。即ち、使用の際、プラグ(14)はターゲットリング(18)内で針(50)により好ましく突き刺され、針(50)はプラグ(14)とダイアフラム(12c)とを通って第2空洞(12e)内まで駆動される。好ましくは針(50)がプラグ(14)とダイアフラム(12c)とを通って第2空洞(12e)に延び、注射器(51)からの液体がIVバッグ(40)内に投与される。反対に、当業者には理解されるように、針(50)がプラグ(14)を通ったのちダイアフラム(12c)以外のチューブ(12)のどこかを通ることは、IVバッグ(40)あるいはチューブ(12)が弱体化し、IVバッグ(40)の内容物が漏れたり汚染したりするかもしれないので、望ましくない。
加えて空洞(12e)は、プラグの厚さ(Tp)に比べて比較的長い長さ(Lc)を有するのが好ましい。空洞の長さ(Lc)は、当業者なら理解するように、針(50)がプラグ(14)とダイアフラム(12)とを挿通する際、その先端(52)がIVバッグ(40)の、注射液出入口(10)を取付け箇所とは反対側の壁を突き刺ささないように、比較的長いのが好ましい。好ましい実施例では、空洞の長さ(Lc)はほぼ100分の45インチ(0.45")である。しかし空洞の長さ(Lc)は、プラグの厚さ(Tp)より長いものや特定の長さに限定されず、用途に応じて短くても長くてもよい。
第1の好ましい実施例の組み合わされた注射液出入口(10)は、回転式射出成形法によって製造されるのが好ましい。特に、チューブ(12)の形のキャビティを有する射出成形金型(図示略)が機械内に配置され、第1成形材料が金型内に注入されて中空チューブ(12)が形成される。第1成形材料は液化PVCからなるのが好ましい。この液化PVCに時間を与えて冷却し硬化させ、金型を第2位置に移動あるいは回転させ、可動金型部をキャビティから移動させてチューブ(12)の第1空洞(12d)を露出させる。好ましくは液化TPEからなる第2成形材料を、上記の第1空洞(12d)に注入してこの第1空洞(12d)内にプラグ(14)を形成する。この液化TPEに時間を与えて冷却し硬化させ、第1空洞(12d)の内面(31)とリブ(16)とに固着する。金型が分解されて、一体に成形された注射液出入口(10)が金型から取り出される。当業者であれば、注射液出入口(10)は上記の製造方法あるいは工程に限定されず、中空チューブ(12)とプラグ(14)とを含む注射液出入口(10)を製造することができる近似のいずれの方法や工程を用いて製造してもよい。例えば、注射液出入口(10)は回転圧縮あるいはトランスファー成形操作を用いて製造してもよく、あるいはチューブ(12)を金属材料から機械加工して形成し、近似のいずれかの自己シール性材料を第1空洞(12d)内へ挿入し、或いはここで成形することによりプラグ(14)を形成して製造してもよい。
図1、図4および図5に関して、符号(10')で示されている注射液出入口の第2の好ましい実施例は、第1の好ましい実施例の注射液出入口(10)と同様の構成を有する。第1の好ましい実施例(10)の要素あるいは構成要素と比べた場合、第2の好ましい実施例の注射液出入口(10')の要素あるいは構成要素を示すため、同様の符号が図1、図4および図5に使用されており、(')印が、第2の好ましい実施例の同様の要素あるいは構成要素を示すために用いられている。
第2の好ましい実施例の注射液出入口(10')は円板状の蓋(20)を含み、この蓋(20)は中央孔(20a)を有する。蓋(20)は、チューブ(12')の第1端(12a')に接着されて、組み合わせた状態では第1空洞(12d')にプラグ(14')を更に固定する。注入の際には、針(50)が孔(20a)を通ってプラグ(14')に挿入される。第2の好ましい実施例の中空チューブ(12')は又第1空洞(12d')を含むが、この第1空洞(12d')はほぼ滑らかな内表面(31')を有するほぼ円筒形である(即ち、リブ(16)が無い)。
上記の注射液出入口(10')は、好ましくは液化PVCである第1成形材料を、第1金型内に射出して、時間をかけてこの第1成形材料を硬化させ、この少なくとも部分的に硬化した第1成形材料を第1金型から取り出して形成される。上記の少なくとも部分的に硬化した第1成形材料は、好ましくは中空のチューブ(12')を形成する。好ましくは液化TPEからなる第2成形材料を、第2金型に注入し、時間をかけてこの第2成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、第2金型から取り出す。この少なくとも部分的に硬化した第2成形材料は、好ましくはプラグ(14')を形成する。プラグ(14')を第1空洞に挿入し、チューブ(12')の第1端(12a')に蓋(20)を載せてプラグ(14')を第1空洞(12d')に固定する。蓋(20)は、接着剤による固着、クランプ、超音波による溶接あるいはその他の方法で第1端(12a')に固定し、プラグ(14)を第1空洞(12d')内に固定してもよい。
好ましい実施例では、注射液出入口(10・10')を、IVバッグ(40)がシールされて流体(55)を収容できるように、IVバッグ(40)の壁(40a)に取り付ける。この壁(40a)は、部分的に可撓性のある材料で形成され、流体(55)を収容するための封止された空洞を形成するのが好ましい。壁(40a)はその中に孔(41)を含み、この孔(41)を通って流体(55)が空洞から漏れないように、この孔(41)には注射液出入口(10・10')が取り付けられる。注射液出入口(10・10')は、流体をIVバッグ(40)に注入するかこれから抜くため、注射器(51)の針(50)がそこを通って挿入される出入口を提供する。好ましい実施例では、注射液出入口(10・10')および特に中空チューブ(12・12')は、針(50)の長さよりも大きい長さ(Lt)を有する。この形態により、針の先端(52)が壁(40a)と接触して壁(40a)およびIVバッグ(40)を突き刺す虞を阻止する。
注射液出入口(10・10')をIVバッグ(40)と組み合わせるためには、第2端(12b・12b')を壁(40)の孔(41)に挿入する。チューブ(12・12')と壁(40a)との間に液密シールが生じるように、壁(40a)が接着剤でチューブ(12・12')に固着される。チューブ(12・12')と壁(40a)との固着は接着剤による固着に限らず、IVバッグ(40)の流体(50)が漏れないように、チューブ(12・12')と壁(40a)との間に液密シールが生じるかぎり、超音波溶接、加熱シールあるいはその他の固着方法からなるものでもよい。
操作する際は、注射器(51)の針(50)を、プラグ(14・14')、好ましくはターゲットリング(18・18')の直径内と、ダイアフラム(12c・12c')とを通って、IVバッグ(40)の内側と流体(55)とに晒されている第2空洞(12e・12e')へ押し通す。第2端(12b・12b')は、対向壁(40a)が針(50)で突き刺されず、針(50)から供給される薬剤あるいは液体がIVバッグ(40)内へ導入されるように、ダイアフラム(12c・12c')と針(50)とをIVバッグ(40)の対向壁(40a)から離間させる。IVバッグ(40)内からの液体あるいは薬剤(55)が、針(50)とプラグ(14)との間でバッグ(40)から漏れ得ないように、プラグ(14・14')はそれ自体と針(50)との間でシールを生じさせる。針(50)が注射液出入口(10)から取り外されると、ダイアフラム(12c・12c')に孔を残す。針(50)がプラグ(14・14')から取り外された間は、リブ(16)と蓋(20)が保持力を出して、プラグ(14・14')を第1空洞(12d・12d')内に固定する。針(50)が注射液出入口(10・10')から取り外されている時は、上記のダイアフラム(12c・12c')の孔を通って、IVバッグ(40)内からの液体あるいは薬剤が漏れないように、プラグ(14・14')のTPE材料が自己シールする。
好ましい実施例では、プラグ(14)に用いられるTPE材料は、約25から約90までの、より好ましくは約30から約45までのショア硬度と、約55%未満に設定された圧縮力とを有するスチレン・ブロック共重合体からなるのが好ましい。このスチレン・ブロック共重合体の好ましいスチレンセグメントと中間ブロック(ゴム)セグメントとの割合は、スチレンが約28〜37%で、中間ブロックが約63〜72%である。より好ましくは、ブロック共重合体は約30%のスチレンと約70%の中間ブロックとからなり、更に好ましくは、約33%のスチレンセグメントと約67%の中間ブロックセグメントからなる。
現在好ましいスチレン・ブロック共重合体は、エチレンとブチレン中間ブロック・セグメントからなるもの(SEBS)で、これらの重合体はオートクレーブに入れることができ、その飽和中間ブロックにより環境からの攻撃に耐えることができるからである。例えば、SEBSポリマーは紫外線下では割れない。その他の適切な中間ブロックには、これらに限定されるものではないが、イソプレン、イソブチレン、ブタジエンおよびプロピレンが含まれる。これらのセグメントを含むスチレン・ブロック共重合体は、当業界では、例えばSEEPS、SIBS、SBS、SISおよびSEPSとして良く知られており、“Kraton”および“Septon”(株式会社クラレにより製造)の商品名で市場で入手される。飽和中間ブロックを含むスチレン・ブロック共重合体は、環境からの放射に攻撃されにくいので好ましい。また、TPEに1つ以上のスチレン共重合体を含めることも本発明の範囲内である。
プラグに所望の特性を与えるため、上記のスチレン・ブロック共重合体はその他の成分と混合してもよい。適切な成分には、これらに限定されるものではないが、可塑剤、熱可塑性樹脂、酸化防止剤、充填材、着色剤、加工助剤および当業界におけるその他の従来の添加物が含まれる。
例えば、本発明に用いられるプラグ材料の例は以下の表に示されている組成を有する。配合比はphr(ゴム100部に対する部数)で表されている。前述したように、現在好ましいスチレン・ブロック共重合体はSEBS重合体である。その他の好ましい構成要素には炭化水素油、フェノール酸化防止剤、および約5と約50との間のメルトフローを有するポリプロピレンあるいはポリエチレンである。しかし、TPEに含まれる特定のスチレン・ブロック共重合体から所定の試験で特定の組成を決定してもよい。
Figure 2008500117
上記の実施例の広い発明的概念から逸脱することなく、これらを変更してもよいことは当業者であれば認識するところである。よって、この発明は、開示された特定の実施例に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって記載されている本発明の精神および範囲内の変形例をカバーするものである。
本願の、第1および第2の好ましい実施例に従う注射液出入口の正面図である。 注射液出入口がIVバッグに取り付けられている、図1の1A-1A線に沿う注射液出入口の第1の好ましい実施例の横断面図である。 図1に示されている注射液出入口の平面図である。 図1Aの一点鎖線の円内から取った、図1Aに示されている注射液出入口の部分の要部拡大図である。 注射液出入口がIVバッグに取り付けられている、図1の1A-1A線に沿う注射液出入口の第2の好ましい実施例の横断面図である。 図4に示されている注射液出入口のチューブの横断面図である。

Claims (29)

  1. IV(Intravenous)バッグ用注射液出入口であって、
    上記のIVバッグに取り付けられるほぼ中空のチューブであって、この中空チューブは第1端を有するものと、
    この第1端に取り付けられる高分子物質のプラグであって、この高分子プラグは上記の第1端に近接して上記のチューブと一体に成形されるもの
    とを備えるもの。
  2. 請求項1に記載の注射液出入口であって、上記の高分子プラグが熱可塑性エラストマからなるもの。
  3. 請求項2に記載の注射液出入口であって、上記の熱可塑性エラストマが1つ以上のスチレン・ブロック共重合体からなるもの。
  4. 請求項3に記載の注射液出入口であって、上記の1つ以上のスチレン・ブロック共重合体が、エチレン、ブチレン、プロピレン、イソプレン、ブタジエンおよびイソブチレンからなるグループから選ばれた1つ以上の中間ブロックセグメントからなるもの。
  5. 請求項4に記載の注射液出入口であって、上記の1つ以上のスチレン・ブロック共重合体が、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体からなるもの。
  6. 請求項3に記載の注射液出入口であって、上記の1つ以上のスチレン・ブロック共重合体が、スチレンセグメントと中間ブロックセグメントとからなり、その割合はスチレンが約28%から約37%で、中間ブロックセグメントが約63%から約72%であるもの。
  7. 請求項2に記載の注射液出入口であって、上記の熱可塑性エラストマはショア硬度が約25から約90で、設定圧縮力が約55%未満であるもの。
  8. 請求項2に記載の注射液出入口であって、上記の高分子プラグが更に、可塑剤、熱可塑性樹脂、酸化防止剤、充填材、着色剤および加工助剤からなるグループから選ばれた1つ以上の構成成分を含むもの。
  9. 請求項8に記載の注射液出入口であって、上記の高分子プラグが更に、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体と、炭化水素油可塑剤、約5から約50のメルトフローを有するポリプロピレンあるいはポリエチレン、フェノール酸化防止剤、及び顔料を含むもの。
  10. 請求項1に記載の注射液出入口であって、上記の中空チューブが第2端と、この中空チューブの第1端と第2端との間に架設されているダイアフラムとを含むもの。
  11. 請求項10に記載の注射液出入口であって、第1空洞が上記の第1端と上記のダイアフラムとから形成され、第2空洞が上記の第2端と上記のダイアフラムとから形成されているもの。
  12. 請求項11に記載の注射液出入口であって、上記の高分子プラグが上記の第1空洞に取り付けられるもの。
  13. 請求項11に記載の注射液出入口であって、上記の第2空洞が、ダイアフラムの第2側から上記の第2端まで測定された長さを有するもの。
  14. 請求項13に記載の注射液出入口であって、上記の空洞の長さが100分の12インチ(0.12")より大きいもの。
  15. 請求項1に記載の注射液出入口であって、
    上記の中空チューブに架設され、上記の第1端との間で第1空洞を形成するダイアフラムと、
    この中空チューブの内面から上記の第1空洞内へ延びるリブと
    を有するもの。
  16. 請求項15に記載の注射液出入口であって、上記の高分子プラグが上記の第1空洞に取り付けられ、上記の内面とリブおよび上記のダイアフラムの第1側に固着されるもの。
  17. 請求項1に記載の注射液出入口であって、上記のプラグが約100分の12インチ(0.12")の厚さを有するもの。
  18. 請求項1に記載の注射液出入口であって、上記の中空チューブがポリ塩化ビニル材料から形成されているもの。
  19. 請求項1に記載の注射液出入口であって、
    円板状の蓋が中央孔を有し、この蓋が上記の中空チューブの第1端に載せられているもの。
  20. 金型キャビティおよび可動金型部を有する金型を用いて、注射液出入口を形成する方法であって、この方法が
    a) 第1成形材料を上記のキャビティに注入し、
    b) この第1成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、
    c) 上記のキャビティから上記の可動金型部を移動させて、上記の少なくとも部分的に硬化された成形材料の内面により形成された第1空洞を露出させ、
    d) 第2成形材料を上記の第1空洞に注入し、
    e) 第2成形材料を少なくとも部分的に硬化させて、この第2成形材料が上記の内面と固着して注射液出入口を形成し、
    f) 上記の注射液出入口を金型から取り外す
    工程を有するもの。
  21. 請求項20に記載の方法であって、上記の第1成形材料がポリ塩化ビニル材料であるもの。
  22. 請求項20に記載の方法であって、上記の第2成形材料が熱可塑性エラストマであるもの。
  23. 請求項20に記載の方法であって、上記の第1空洞が上記の内壁からこの第1空洞の中央軸に向けて延びるリブを含み、上記の第2成形材料が上記の工程(e)でリブと固着するもの。
  24. 第1キャビティを有する第1金型と、第2キャビティを有する第2金型を用いて、注射液出入口を形成する方法であって、この方法が
    a) 第1成形材料を上記の第1キャビティに注入し、
    b) この第1成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、
    c) 上記の第1金型から上記の少なくとも部分的に硬化した第1成形材料を取り外し、上記の部分的に硬化された第1成形材料は、第1空洞および第1端を含む中空チューブを形成しており、
    d) 第2成形材料を第2キャビティに注入し、
    e) 上記の第2成形材料を少なくとも部分的に硬化させ、
    f) 上記の少なくとも部分的に硬化した第2成形材料を第2金型から取り外し、
    g) 少なくとも部分的に硬化した第2成形材料を上記の第1空洞に挿入し、
    h) 蓋を第1端に載せて少なくとも部分的に硬化した上記の第2成形材料を上記の第1空洞に固定する
    工程を有するもの。
  25. 請求項24に記載の方法であって、上記の第1成形材料がポリ塩化ビニル材料であり、上記の第2成形材料が熱可塑性エラストマであるもの。
  26. 流体を収容し、追加の流体を導入することとこれから抜き取ることとの少なくとも1つのために針で突き刺すことのできるIVバッグであって、
    部分的に可撓性のある材料から形成され、流体を収容するシールされた空洞を形成する1つ以上の壁と、
    上記の1つ以上の壁の孔と、
    この孔を通って空洞から流体が漏れないように、上記の孔に取り付けられる注射液出入口とを備え、この注射液出入口がほぼ中空のチューブとこのチューブの内面に接着された高分子物質のプラグとを有するもの。
  27. 請求項26に記載のIVバッグであって、上記の高分子プラグが熱可塑性エラストマからなるもの。
  28. 請求項26に記載のIVバッグであって、更に、
    上記の中空チューブ内で第1端と第2端との間に位置するダイアフラムと、上記の内面と第1端と上記のダイアフラムとから形成される第1空洞と、上記の内面と第2端と上記のダイアフラムとから形成される第2空洞とを有し、上記の高分子プラグが上記の第1空洞内に位置するもの。
  29. 請求項26に記載のIVバッグであって、上記の中空チューブの長さが上記の針の長さより大きいもの。
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