JP2008311841A - 再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】HDDレコーダ等の再生装置において、記憶媒体に記憶された一の映像データに基づいて、元の再生速度(例えば30フレーム/秒)よりも遅く、互いに異なる複数の再生速度(スロー再生速度)で再生された複数の再生映像を、表示手段に一画面で表示させ、操作手段から所定の操作信号が入力されることに基づいて、複数の再生映像の中から選択された再生映像に対応する再生速度で、前記一の映像データを再生させる。
【選択図】図2
Description
例えば、特許文献1には、映像記憶装置から映像に関する情報を取得し、この取得した映像を、一画面に表示される複数のウインドウにおいて異なる再生速度(例えば、1、2、4倍速)で同時に表示する技術が開示されている。
また、特許文献2、3には、複数の動画データを同時的に再生し、それぞれの再生画像を複数の子画面に表示する技術、及び各子画面における再生速度をそれぞれ調整する技術が開示されている。
図1は、本発明に係る再生装置の一実施形態としてのハードディスクレコーダ1に内蔵される各構成要素を機能的に示したブロック図である。
HDD14は、記憶媒体としてのハードディスクに映像・音声データを記録したり、ハードディスクに記憶されている映像・音声データを再生したりする。このHDD14に記憶されている映像データは、スロー再生等の特殊再生が可能であり、また、利用者による編集が可能となる。
バッファ17は、映像デコーダ15において信号処理を施された映像データ(再生映像データ)を一時的に記憶する。また、スロー再生時の再生速度を利用者に選択させるスロー再生速度選択画面において、一の映像データに基づく複数の再生映像を表示する場合には、映像デコーダ15において異なる複数の再生速度で再生された複数の映像データがバッファ17に記憶されることとなる。
音声信号出力部19は、音声デコーダ16からの音声データをアナログ音声信号に変換し、スピーカ等に出力する。
特に、本実施形態では、HDD14に記憶されている映像データを、本来の再生速度(例えば、30フレーム/秒)よりも遅く再生させる、いわゆるスロー再生において、適正なスロー再生速度を容易に判断できるようにしている。
このスロー再生速度選択画面では、例えば、元の映像データの一定時間長分(例えば、10秒)を異なるスロー再生速度で再生した再生映像が繰り返し表示されるようにしている。すなわち、バッファ17に記憶されている再生映像データが繰り返し表示されるので、元の映像データをそのままスロー再生する場合に比べて映像デコーダ15の負担を軽減でき、スロー再生速度選択画面における再生映像の表示処理が効率的になる。
このように、元の映像データの所定時間長分を繰り返し表示させることで、ほぼ同じシーンで再生速度を比較できるので、適正なスロー再生速度を的確に判断することができる。
利用者は、図3に示すスロー再生速度選択画面において、例えば、操作部13のカーソルボタン等を操作することにより子画面間でフォーカスを移動させ、決定ボタンを操作するという極めて簡単な操作でスロー再生速度を決定できる。
例えば、図3に示すように、スロー2の再生映像が選択された状態で決定ボタンが操作されると、当該再生映像に対応する再生速度(1/3倍速)で元映像データは再生されTVモニタに表示されることとなる。このとき、決定ボタンが操作されたタイミングに基づいて、その時点からの再生映像をメイン画面で表示させる。または、当該映像データを先頭から再生させるようにしてもよい。
図5は、スロー再生速度選択画面において表示される再生映像スロー1、スロー2、スロー3の再生時間及び再生開始タイミングの他の例について示した説明図である。
そこで、図5では、3つの再生映像スロー1、スロー2、スロー3の再生開始のタイミングを同じにしている。なお、スロー1、スロー2は、それぞれ再生映像が終了してからスロー3の再生映像が終了するまでは、再生映像の終了時点、又は開始時点の静止画を表示させるものとする。
これにより、複数の異なるスロー再生速度で再生されている再生映像を一画面で比較することができる上、再生開始タイミングを同じにすることで同じシーンについて繰り返し再生速度を比較できるので、適正なスロー再生速度を的確に判断できる。
図6は、スロー再生速度選択画面において表示される再生映像スロー1、スロー2、スロー3の再生時間及び再生開始タイミングの他の例について示した説明図である。
そこで、図6では、3つの再生映像スロー1、スロー2、スロー3の再生時間が同じになるようにして再生開始のタイミングを同じにしている。具体的には、再生映像スロー1は元の映像データのt秒間分を再生した映像で、再生映像スロー2は元の映像データの2/3t秒間分を再生した映像で、再生映像スロー3は元の映像データの1/2t秒間分を再生した映像である。したがって、再生映像スロー1、スロー2、スロー3は、何れも再生時間は2t秒となる。
また、本発明は、HDDレコーダに限らず、記憶媒体を備えたテレビジョン受像機やDVDレコーダ等に適用することができる。
11 制御部(制御手段)
12 受信部
13 操作部
14 HDD(記憶媒体)
15 映像デコーダ(再生手段)
16 音声デコーダ
17 バッファ
18 映像信号出力部
19 音声信号出力部
Claims (5)
- 記憶媒体に記憶された映像データを再生する再生手段と、
前記再生手段による前記映像データの再生速度を制御する制御手段と、を備えた再生装置において、
前記制御手段は、前記記憶媒体に記憶された一の映像データに基づいて、元の再生速度よりも遅く、互いに異なる複数の再生速度で再生された複数の再生映像を、表示手段に一画面で表示させ、操作手段から所定の操作信号が入力されることに基づいて、前記複数の再生映像の中から選択された再生映像に対応する再生速度で、前記一の映像データを再生させることを特徴とする再生装置。 - 前記制御手段は、同一画面内の所定領域において、前記複数の再生映像をそれぞれ繰り返し表示させることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 前記制御手段は、前記記憶媒体に記憶された一の映像データの一定時間長分を異なる再生速度で再生した、再生時間の異なる前記複数の再生映像を、同じ再生開始タイミングで繰り返し表示させることを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 前記制御手段は、前記記憶媒体に記憶された一の映像データの異なる時間長分を異なる再生速度で再生した、再生時間が同じ前記複数の再生映像を、繰り返し表示させることを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 記憶媒体に記憶された映像データを再生する再生手段と、
前記再生手段による前記映像データの再生速度を制御する制御手段と、を備えた再生装置において、
前記制御手段は、前記記憶媒体に記憶された一の映像データの一定時間長分を異なるスロー再生速度で再生した、再生時間の異なる複数の再生映像、又は、前記記憶媒体に記憶された一の映像データの異なる時間長分を異なるスロー再生速度で再生した、再生時間が同じ複数の再生映像を、表示手段の同一画面内の所定領域において、それぞれ繰り返し表示させ、操作手段から所定の操作信号が入力されることに基づいて、前記複数の再生映像の中から選択された再生映像に対応する再生速度で、前記一の映像データを再生させる
ことを特徴とする再生装置。
Priority Applications (1)
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JP2007156312A JP4807328B2 (ja) | 2007-06-13 | 2007-06-13 | 再生装置 |
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Family Applications (1)
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPH10304299A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-11-13 | Yamaha Corp | 画像記録再生装置及び画像記録再生プログラムを記憶した媒体 |
JPH11112870A (ja) * | 1997-10-07 | 1999-04-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動画エディットシステム,動画再生システム,動画エディット再生システムおよびそれらのシステム用プログラムを記録した媒体 |
JP2004007118A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Toshiba Corp | テレビジョン信号再生装置及び再生方法 |
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2007
- 2007-06-13 JP JP2007156312A patent/JP4807328B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2004007118A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Toshiba Corp | テレビジョン信号再生装置及び再生方法 |
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JP4807328B2 (ja) | 2011-11-02 |
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