JP2006338722A - ビデオ再生装置及びビデオ再生制御方法 - Google Patents

ビデオ再生装置及びビデオ再生制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より容易に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できる「ビデオ再生装置及びビデオ再生制御方法」を提供する。
【解決手段】チャプタメニュー(c)上でチャプタ1のボタン302の選択を受け付けると、選択されたチャプタ1のボタン302の上に重なるように設定したサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、選択されたチャプタ1を後方スキップ再生した映像を表示する(e、f、g)。また、選択されたチャプタ1の後方スキップ再生が終了したならば、サブ再生プロセス用ウインドウ303を、次のチャプタ2のボタン302の上の位置に移動し、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、チャプタ2を後方スキップ再生した映像を表示する(h、i)。再生操作がユーザから入力されたならば、ユーザから再生操作が入力されたときに再生していた画像フレームからの通常再生と、再生映像の表示画面前面への表示を開始する(j)。
【選択図】図3

Description

本発明は、DVD- Videoディスクの再生を行うDVDビデオ再生装置などのビデオ再生装置において、所望のシーンからビデオコンテンツを再生するためのユーザ操作を支援する技術に関するものである。
ビデオ再生装置において、所望のシーンからビデオコンテンツを再生するためのユーザ操作を支援する技術としては、DVD-Videoディスクに記録されたビデオタイトルVTS_TTの複数のチャプタから先頭画像を抽出すると共に抽出した先頭画像を配列したメニュー画面を生成して表示し、表示したメニュー画面上で、ユーザの先頭画面の選択を受け付け、選択を受け付けた先頭画面を表示していた領域に、選択を受け付けた先頭画面を持つチャプタの早送り再生映像を表示する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。ここで、この技術では、ユーザの先頭画面の選択を受け付けた後にユーザの決定操作があった場合に、メニュー画面を閉じて、選択を受け付けた先頭画面を持つチャプタの先頭から再生を開始し、表示画面の全面に再生映像を表示する。
特開2001-184842号公報
前記メニュー画面上でチャプタの再生映像を表示する技術によれば、ユーザが、そこから再生したいと希望するシーンが、どのチャプタに含まれているか分からない場合には、メニュー画面上のチャプタの早送り再生映像より、希望するシーンが含まれるチャプタを見つけ出すことができる。したがって、希望するシーンがどのチャプタに含まれているか分からない場合に、メニュー画面でチャプタを選択して、そのチャプタの再生を開始して、そのチャプタに目的のシーンが含まれているかどうかを確認し、目的のシーンが含まれていない場合には、再度メニュー画面を表示してチャプタを選択し直すといった煩雑な操作を行う必要がない。
しかし、この技術によれば、メニュー画面上のチャプタの早送り再生映像より希望するシーンを見つけ出し、そのチャプタを選定して再生を開始すると、チャプタの先頭より再生が開始されてしまう。したがって、希望のシーンより再生を行いたいユーザは、メニュー画面上でチャプタを選定して再生を開始させた後、早送り再生を行って希望するシーンを再度見つけ出して、通常の再生を行わせるといった、煩雑で、メニュー画面上で行ったものと重複する作業を行わなければならない。
そこで、本発明は、ユーザが、より容易に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるビデオ再生装置を提供することを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、記録媒体に記録されたビデオコンテンツを再生するビデオ再生装置に、ビデオコンテンツ内の複数のポイントの各々に対応して設けられた表示オブジェクトを配置したメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、ユーザの前記メニュー画面上の表示オブジェクトの選択を受け付ける表示オブジェクト選択受付手段と、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上に参照映像表示領域を設定し、選択を受け付けた表示オブジェクトに対応するポイントから前記ビデオコンテンツを早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示する参照映像表示手段と、ユーザから再生操作を受け付ける再生操作受付手段と、前記参照映像表示手段が映像を表示しているときに、前記再生操作受付手段が前記再生操作を受け付けた場合に、前記メニュー画面を映像表示画面に切り替え、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを再生し、再生した映像を前記映像表示画面に表示する再生手段とを備えたものである。
このようなビデオ再生装置によれば、ユーザが、メニュー画面から選択可能なポイントの内の、所望のシーンの直前のポイントであると思われるポイントに対応する表示オブジェクトを選択するだけで、当該選択に応じて設定される参照映像表示領域に、選択ポイントからのビデオコンテンツの早送り再生映像が表示される。そして、ユーザは、この早送り再生映像から、希望するシーンを見つけ出した時点で、再生操作を行うことにより、そのシーンからの再生を開始することができる。
したがって、重複した作業や煩雑な操作を行うことなく、ユーザは、容易に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるようになる。
ここで、このようなビデオ再生装置は、前記参照映像表示手段において、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上の前記選択を受け付けた表示オブジェクトが表示されている領域を、参照映像表示領域に設定するように構成することも、メニュー画面の内容と、参照映像表示領域に表示されている早送り再生映像との関係を直感的に把握可能とする上で好ましい。
また、このようなビデオ再生装置は、さらに、ユーザから早戻し再生操作を受け付ける早戻再生操作受付手段を設け、前記参照映像表示手段が前記映像を表示しているときに前記早戻再生操作受付手段が前記早戻し再生操作を受け付けた場合に、当該参照映像表示手段において、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示するように構成してもよい。このようにすることにより、ユーザは、早送り再生と早戻し再生を併用して、正確に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるようになる。
また、これらの記載のビデオ再生装置において、前記記録媒体は、DVD-Videoディスクであってよく、この場合には、前記ポイントは、PTT、または、VTS_TTの先頭であるポイントとしてよい。
また、前記課題達成のために、本発明は、記録媒体に記録された、複数の再生単位の集合として形成されたビデオコンテンツを再生するビデオ再生装置に、ビデオコンテンツ内の前記複数の再生単位の各々に対応して設けられた表示オブジェクトを配置したメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、ユーザの前記メニュー画面上の表示オブジェクトの選択を受け付ける表示オブジェクト選択受付手段と、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上に参照映像表示領域を設定し、選択を受け付けた表示オブジェクトに対応する再生単位を早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示する参照映像表示手段と、ユーザから再生操作を受け付ける再生操作受付手段と、前記参照映像表示手段が映像を表示しているときに、前記再生操作受付手段が前記再生操作を受け付けた場合に、前記メニュー画面を映像表示画面に切り替え、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを再生し、再生した映像を前記映像表示画面に表示する再生手段とを備え、前記参照映像表示手段において、前記再生単位の早送り再生を完了した場合に、早送り再生を完了した再生単位の次に順序づけられている再生単位を早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示するようにしたものである。
このようなビデオ再生装置によれば、ユーザが、メニュー画面から選択可能な再生単位の内の、所望のシーンが含まれると思われる再生単位を選択するだけで、当該選択に応じて設定される参照映像表示領域に、選択した再生単位の早送り再生映像が表示される。そして、ユーザは、この早送り再生映像から、希望するシーンを見つけ出した時点で、再生操作を行うことにより、そのシーンからの再生を開始することができる。また、もし、メニュー画面で選択した再生単位に希望のシーンが存在せず、その少し後に希望のシーンが存在するような場合にも、その再生単位の早送り再生完了後に、自動的に、次の再生単位の早送り再生映像が表示されるので、ユーザは、メニュー画面に戻って次の再生単位を選択するような煩雑な操作を行うことなく希望するシーンを見つけ出し、そのシーンからのビデオコンテンツの再生を行うことができる。
したがって、重複した作業や煩雑な操作を行うことなく、ユーザは、容易に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるようになる。
ここで、このようなビデオ再生装置は、さらに、ユーザから早戻し再生操作を受け付ける早戻再生操作受付手段を設け、前記参照映像表示手段が前記映像を表示しているときに前記早戻再生操作受付手段が前記早戻し再生操作を受け付けた場合に、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示すると共に、前記再生単位の早戻し再生を完了した場合に、早戻し再生を完了した再生単位の前に順序づけられている再生単位を当該前再生単位の終了ポイントから早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示するように構成してもよい。このようにすることにより、ユーザは、早送り再生と早戻し再生を併用して、正確に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるようになる。
また、このようなビデオ再生装置は、前記参照映像表示手段において、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上の前記選択を受け付けた表示オブジェクトが表示されている領域を、前記参照映像表示領域に設定すると共に、前記再生単位の早送り再生を完了したときに、早送り再生を完了した再生単位の次に順序づけられている再生単位に対応する表示オブジェクトが表示されている前記メニュー画面上の領域に、前記参照映像表示領域を移動するようにしてもよい。また、前記再生単位の早戻し再生と参照映像表示領域への早戻し再生した映像の表示を行う場合には、さらに、前記再生単位の早戻し再生を完了したときに、早戻し再生を完了した再生単位の前に順序づけられている再生単位に対応する表示オブジェクトが表示されている前記メニュー画面上の領域に、前記参照映像表示領域を移動するようにしてもよい。
これらのようにすることにより、メニュー画面の内容と、参照映像表示領域に表示されている早送り再生映像や早戻し再生映像との関係を直感的に把握可能となる。
ここで、これらのビデオ再生装置において、前記記録媒体は、たとえば、DVD-Videoディスクであって良く、この場合には、前記再生単位は、PTTによって規定されるチャプタまたはVTS_TTとしてよい。
以上のように、本発明によれば、ユーザが、より容易に所望のシーンからビデオコンテンツを再生できるビデオ再生装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、DVD-Videoディスクを再生するDVDビデオ再生装置への適用を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係るDVDビデオ再生装置の構成を示す。
図示するように、DVDビデオ再生装置は、DVD-Videoディスク1にリードアクセスするDVD-ROMドライバ10、ナビゲーションマネージャ11、ビデオ再生出力を行うプレゼンテーションエンジン12、表示制御装置13、表示装置14、音声を出力するスピーカ等の音声出力装置15、入力装置16とを有する。
さて、DVD-Videoディスク1には、DVD-Video規格に従ったアプリケーションデータが記憶されている。このアプリケーションデータは、大別して音声データや動画データやサブピクチャデータやハイライト情報HLIなどのプレゼンテーションの実体を格納したプレゼンテーションデータと、プレゼンテーションの実行を制御するためのナビゲーションデータとよりなる。
そして、プレゼンテーションエンジン12において、デマルチプレクサ機能部121は、DVD-Videoディスク1から、プレゼンテーションデータを読み込み、プレゼンテーションデータから音声データ、動画データ、サブピクチャデータ、ボタンのハイライト情報HLIなどを抽出する。オーディオデコーダ122は、抽出された音声データをデコードして音声出力装置15に出力し、ビデオデコーダ123は抽出された動画データをデコードし、サブピクチャデコーダ124は抽出されたサブピクチャをデコードし、PCI-HLIデコーダ125は抽出されたハイライト情報HLIなどをデコードする。合成制御部126は、サブピクチャとハイライト情報HLIとより定義されるボタンを含めた画像を生成し、デコードされた動画と合成して表示画像として、表示制御装置13を介して表示装置14に出力する。そして、表示制御装置13は、ナビゲーションマネージャ11の制御に従って、表示装置14への表示ウインドウを設定したり、設定した表示ウインドウへの、プレゼンテーションエンジン12が出力した映像の表示を制御する処理を行う。
ナビゲーションマネージャ11は、DVD-ROMドライバ10を介して読み込んだナビゲーションデータと、入力装置16より受け取ったユーザ操作とに応じて、プレゼンテーションの再生シーケンスを決定し、決定した再生シーケンスに従ったプレゼンテーションエンジン12の再生出力動作を制御する。
ここで、以上のDVDビデオ再生装置は、DVD-ROMドライバ10や表示装置14や音声出力装置15や入力装置16を周辺装置として備えた汎用コンピュータであってもよい。そして、この場合、以上のナビゲーションマネージャ11やプレゼンテーションエンジン12またはその一部は、コンピュータがプログラムを実行することによりコンピュータ上にプロセスとして実現されるものであって良い。
以下、このような構成において、ナビゲーションエンジンが行う再生制御処理について説明する。なお、再生制御処理は、DVDビデオ再生装置が起動されると、その処理を開始する。
図2に、この再生制御処理の手順を示す。
図示するように、この再生制御処理は処理を開始すると、まず、メイン再生プロセスを起動し(ステップ202)、表示制御装置13にメイン再生プロセス用ウインドウを表示装置14の全面に設定させる(ステップ204)。ここで、このメイン再生プロセスと、後に起動するサブ再生プロセスは、それぞれ、DVD-Videoディスク規格に従った動作で、DVD-Videoディスク1の再生処理を行うプロセスであり、メイン再生プロセス用ウインドウはメイン再生プロセスの制御下でプレゼンテーションエンジン12が再生した映像の表示出力に用いる表示ウインドウであり、後述するサブ再生プロセス用ウインドウはサブ再生プロセスの制御下でプレゼンテーションエンジン12が再生した表示出力に用いる表示ウインドウである。そして、ステップ202で起動されたメイン再生プロセスは、プレゼンテーションエンジンと表示制御装置を制御し、DVDビデオ再生装置に装着されたDVD-Videoディスク1の再生と、再生映像をメイン再生プロセス用ウインドウへ表示する処理を開始する。
さて、再生制御処理は、メイン再生プロセスを起動しメイン再生プロセス用ウインドウを表示装置14の全面に設定したならば、以降、メイン再生プロセスがチャプタメニューでユーザのチャプタの選択を受け付けるまで(ステップ208)、入力装置16から入力するユーザ操作を、メイン再生プロセスに中継する。メイン再生プロセスは、DVD-Videoディスク1から読み出されたナビゲーションデータに従って、中継されたユーザ操作に応じた処理を行う。
ここで、チャプタメニューとは、メイン再生プロセスがDVD-Videoディスク1に記録されたデータに従ってメイン再生プロセス用ウインドウに表示する、ユーザから再生するチャプタの選択を受け付けるためのメニューである。
なお、DVDビデオ再生装置において、メニュー画面は、動画上に、ハイライト情報HLIに従って操作したサブピクチャを合成することにより形成される。また、サブピクチャは基本的には静止画であり、ハイライト情報HLIに記述されたサブピクチャ上の矩形の領域が個々のボタンの領域となる。また、このボタンの領域に対してハイライト情報HLIによって、ボタンに対して決定操作が成された場合に行うべきコマンドがボタンコマンドBTN_CMDとして定義される。
そして、チャプタメニューでは、このボタンコマンドBTN_CMDとして、チャプタ(PTT:パートオブタイトル)の再生開始を指示するJUMPVTS_PTTが定義されている。そこで、本実施形態では、再生中の画面が、JUMPVTS_PTTが定義されたボタンを複数含む場合に、再生中の画面がチャプタメニューであると判定する。また、JUMPVTS_PTTが定義されているボタンがユーザによって選定されている場合に、チャプタの選択を受け付けたと判定する。
さて、メイン再生プロセスがチャプタメニューでユーザのチャプタの選択を受け付けたならば、サブ再生プロセスを起動する(ステップ210)。
そして、サブ再生プロセス用ウインドウを、メイン再生プロセス用ウインドウのユーザによって選択されたボタンの領域上に、当該ボタンと同じサイズで設定する(ステップ212)。
次に、前方フラグが設定されているかどうかを調べ(ステップ214)、設定されていない場合には、サブ再生プロセスに、ユーザが選択したボタンに定義されているJUMPVTS_PTTが示すチャプタの後方スキップ再生(早送り再生)を開始させる(ステップ216)。チャプタの後方スキップ再生を指示されたサブ再生プロセスは、プレゼンテーションエンジンと表示制御装置を制御して、指示されたチャプタの後方スキップ再生を開始し、後方スキップ再生映像をサブ再生プロセス用ウインドウサイズにサイズ調整しサブ再生プロセス用ウインドウに表示する。
そして、サブ再生プロセスが(後方スキップ再生中はチャプタの終点、前方スキップ再生中はチャプタの始点)を再生するか(ステップ218)、ユーザ操作が発生するのを待ち(ステップ220)、ユーザ操作が発生したならば、ステップ226に進む。ここで、チャプタの始点はDVD-Videoディスク1に記録されたPTT-SRPTに含まれる、ユーザが選択したボタンに定義されているJUMPVTS_PTTが示すPTTのPTT-SRPに記述されたPGNのPG(プログラム)の始点として求めることができる。チャプタの終点は、再生中のビデオタイトル(VTS_TT)が、One-Seaquential_PGC_Titleである場合には、ユーザが選択したボタンに定義されているJUMPVTS_PTTが示すPTTのPTT-SRPに記述されたPGNのPGの終点として求めることができる。なお、PGは、DVD-Videoディスク1における、ビデオタイトルのデータ単位であり、一連のPGをPGCと呼ばれる再生シーケンス定義に従って再生することによりビデオタイトルの再生が実現される。また、各ビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleであるかどうかは、DVD-Videoディスク1に記録された、そのビデオタイトルのTT_SRPにTT_PB_TYとして記述されている。一方、再生中のビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleでない場合には、ステップ218では、選択されたボタン以外のチャプタメニューに含まれる任意のボタンに定義されたJUMPVTS_PTTが示すPTTのPTT-SRPに記述されたPGNのPGの始点、すなわち、選択されたチャプタ以外のチャプタメニューで選択することができる任意のチャプタの始点を再生した場合、または、再生中のビデオタイトルの終点を再生した場合、または、サブ再生プロセスの再生状態がユーザ操作待ちの状態となったときに、選択されたチャプタの終点を再生したものとする。ただし、本再生制御処理のステップ210以降は、チャプタメニューを表示したビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleである場合にのみ適用するものとしても良い。すなわち、ステップ208を、メイン再生プロセスが表示しているチャプタメニューが、One-Seaquential_PGC_Titleであるビデオタイトルのチャプタメニューでない場合には、ステップ206に戻る処理として構成してもよい。
さて、ステップ220においてユーザ操作が発生したと判定された場合に行われるステップ236では、発生したユーザ操作が再生制御操作であるかどうかを調べる。ここでは、後方スキップ再生(早送り再生)操作、前方スキップ再生(早戻し再生)操作、再生ポーズ操作、再生操作を、再生制御操作とする。そして、発生したユーザ操作が再生制御操作でなければ、発生したユーザ操作を、メイン再生プロセスに中継し(ステップ248)、サブ再生プロセスを終了し(ステップ250)、ステップ208からの処理に戻る。なお、サブ再生プロセス用ウインドウは、サブ再生プロセスの終了に伴い閉じられる。
一方、発生したユーザ操作が再生制御操作であれば(ステップ236)、発生したユーザ操作を、サブ再生プロセスに中継する(ステップ238)。ここで、サブ再生プロセスは、DVD-Videoディスク1から読み出されたナビゲーションデータに従って、中継されたユーザ操作に応じた処理を行う。一方、再生制御処理では、次に、当該発生したユーザ操作が再生操作であったかどうかを調べ(ステップ240)、そうでなければ、ステップ218からの処理に戻る。一方、発生したユーザ操作が再生操作であった場合には、メイン再生プロセスを終了し(ステップ242)、表示制御装置13に、サブ再生プロセス用ウインドウを表示装置14の全面に表示させ(ステップ244)、サブ再生プロセスをメイン再生プロセスに設定し(ステップ246)、ステップ206からの処理に戻る。ここで、メイン再生プロセス用ウインドウは、メイン再生プロセスの終了に伴い閉じられる。また、サブ再生プロセスをメイン再生プロセスに設定した後は、それまでサブ再生プロセスであったプロセスがメイン再生プロセスとなり、これに伴い、それまでサブ再生プロセス用ウインドウであった表示ウインドウがメイン再生プロセス用ウインドウとなる。
さて、前述したステップ218において、サブ再生プロセスのチャプタの端点(後方スキップ再生中はチャプタの終点、前方スキップ再生中はチャプタの始点)の再生が検出された場合には、現在、サブ再生プロセスが、前方スキップ再生(早戻し再生)中であるかどうかを調べ(ステップ226)、前方スキップ再生中であれば前方フラグを設定し(ステップ232)、前チャプタ選択操作をメイン再生プロセスに入力し(ステップ234)、ステップ212からの処理に戻る。一方、サブ再生プロセスが、前方スキップ再生(早戻し再生)中でなければ、すなわち、サブ再生プロセスが後方スキップ再生(早送り再生)中であれば、前方フラグを解除し(ステップ228)、次チャプタ選択操作をメイン再生プロセスに入力し(ステップ230)、ステップ212からの処理に戻る。
ここで、前チャプタ選択操作とは、ビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleである場合には、サブ再生プロセスが再生中のPTTの番号であるPTTNの前の番号をPTTNとして持つPTTの再生を指示するJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの選択操作である。ただし、そのようなボタンがチャプタメニューに存在しない場合には、最も大きなPTTNを持つPTTの再生を指示するJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの選択操作を、前チャプタ選択操作とする。また、同様に、次チャプタ選択操作とは、ビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleである場合には、サブ再生プロセスが再生中のPTTのPTTNの次の番号をPTTNとして持つPTTの再生を指示するJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの選択操作である。ただし、そのようなボタンがチャプタメニューに存在しない場合には、最も小さなPTTNを持つPTTの再生を指示するJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの選択操作を、次チャプタ選択操作とする。
一方、ビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleでない場合には、所定のルールに従って、前チャプタ選択操作と次チャプタ選択操作を決定する。すなわち、たとえば、JUMPVTS_PTTが定義されたボタンのうちの、現在再生中のチャプタのJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの番号BTTNの次に大きなBTTNを持つボタンの選択操作を次チャプタ選択操作とし、JUMPVTS_PTTが定義されたボタンのうちの、現在再生中のチャプタのJUMPVTS_PTTが定義されたボタンの番号BTTNの次に小さなBTTNを持つボタンの選択操作を前チャプタ選択操作とするようにしてもよい。または、各ボタンの配置に従って、現在選択されているボタンの右に配置されているボタン(右に配置されているボタンがなければ下に配置されているボタン)の選択操作を次チャプタ選択操作としたり、現在選択されているボタンの左に配置されているボタン(左に配置されているボタンがなければ上に配置されているボタン)の選択操作を前チャプタ選択操作とするようにしてもよい。ただし、前述したように、本再生制御処理のステップ210以降は、チャプタメニューを表示したビデオタイトルが、One-Seaquential_PGC_Titleである場合にのみ適用するものとしても良い。
ここで、このような次チャプタ選択操作や前チャプタ選択操作としてボタン選択操作の入力を受けたメイン再生プロセスは、ユーザから、当該ボタンの選択操作が入力された場合と同様に動作する。
さて、再生制御処理のステップ214において、前方フラグが設定されていると判定された場合には、サブ再生プロセスに、メイン再生プロセスがチャプタメニューで選択を受け付けているチャプタの終点からの前方スキップ再生を指示しステップ218に進む。
以上、ナビゲーションエンジンが行う再生制御処理について説明した。
以下、このような再生制御処理による処理例を示す。
いま、図3aに示すように、f1、f2...、f11、...の順に画像フレームが再生される再生シーケンスが定義されたビデオタイトルがあり、チャプタ1の始点がf1に、その次のチャプタ2の始点がf6に、その次のチャプタ3の始点がf10に設定されているものとする。
このような場合、メイン再生プロセスが起動され(ステップ202)、このビデオタイトルの再生が開始されると、メイン再生プロセスによって、図3bに示すように表示装置全面に設定された(ステップ204)メイン再生プロセス用ウインドウ301に、f1からの画像フレームが順次再生表示されていく。また、メイン再生プロセスは、ユーザ操作などに応じて、図3cに示すようにチャプターメニューを表示する。図示するように、このチャプタメニューには、チャプタ1からチャプタ6の各チャプタの選択を受け付けるための6つのボタン302を有し、各ボタン302は、各チャプタの先頭画像フレームの画像を用いたものとなっている。
メイン再生プロセスは、このチャプタメニュー上でチャプタ1のボタン302の選択を受け付けると、図3dに示すように、選択されたチャプタ1のボタン302の表示をハイライト情報HLIに従ってハイライト表示する。一方、この選択により(ステップ208)サブ再生プロセスが起動され(ステップ210)、図3eに示すように、選択されたチャプタ1のボタン302の上に重なるようにサブ再生プロセス用ウインドウ303が設定される(ステップ212)。そして、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、図3e、f、gに示すように、選択されたチャプタ1を先頭の画像フレームf1より後方スキップ再生した映像(f1、f3、f5)が表示される(ステップ216)。
そして、図3gに示すように、サブ再生プロセスによって、選択されたチャプタ1の終点の画像フレームf5まで再生が終了したならば(ステップ218)、再生制御処理によって、再生中のチャプタの次のチャプタであるチャプタ2のボタン302の選択操作が、メイン再生プロセスに入力され(ステップ230)、メイン再生プロセスは、チャプタ2のボタン302を選択状態として、その表示領域をハイライト表示する。一方、チャプタ2のボタン302が選択状態となったことに追従して、図3hに示すように、サブ再生プロセス用ウインドウ303は、チャプタ2のボタン302の上の位置に移動する(ステップ212)。そして、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、図3h、iに示すように、選択されたチャプタ2を先頭の画像フレームf6より後方スキップ再生した映像(f6、f8)が表示される(ステップ216)。
そして、図3iの画像フレームf8がサブ再生プロセス用ウインドウ303に表示されているときに、再生操作がユーザから入力されると(ステップ220、236、240)、サブ再生プロセスが画像フレームf8からの各画像フレームを再生する通常の再生動作に遷移すると共に(ステップ238)、メイン再生プロセスが終了される(ステップ242)。そして、サブ再生プロセスがメイン再生プロセスとして設定され、図3jに示すようにサブ再生ウインドウがメイン再生プロセス用ウインドウ301として表示装置14の全面に拡大され(ステップ244、246)、このメイン再生プロセス用ウインドウ301に、ユーザから再生操作が入力されたときに再生していた画像フレームf8からの再生映像(f8、f9、f10...)が表示される。
ここで、たとえば、図3eに示すようにボタン302上に設定したサブ再生プロセス用ウインドウ303にサブ再生プロセスがチャプタ1の映像を後方スキップ再生によって表示しているときに、ユーザによって次ボタン選択操作が入力された場合には(ステップ220、236)、次ボタン選択操作がメイン再生プロセスに入力されると共に(ステップ248)、サブ再生プロセスが終了し、一旦、サブ再生プロセス用ウインドウ303が閉じられる。そして、次ボタン選択操作を受け付けたメイン再生プロセスは、選択中のボタン302であるチャプタ1のボタン302の次のボタン302として定義されているチャプタ2のボタン302を選択状態として、その表示領域をハイライト表示する。一方、この選択により(ステップ208)サブ再生プロセスが起動され(ステップ210)、図3hに示すように、選択されたチャプタ2のボタン302の上に重なるようにサブ再生プロセス用ウインドウ303(ステップ212)が設定される。そして、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、図3h、iに示すように、選択されたチャプタ2を先頭の画像フレームf6より後方スキップ再生した映像(f6、f8)が表示される(ステップ216)。
また、たとえば、図3iに示すようにボタン302上に設定したサブ再生プロセス用ウインドウ303にサブ再生プロセスがチャプタ2の映像を後方スキップ再生によって表示しているときに、ユーザによって前ボタン選択操作が入力された場合には(ステップ220、236)、前ボタン選択操作がメイン再生プロセスに入力されると共に(ステップ248)、サブ再生プロセスが終了し、一旦、サブ再生プロセス用ウインドウ303が閉じられる。そして、前ボタン選択操作を受け付けたメイン再生プロセスは、選択中のボタン302であるチャプタ2のボタン302の前のボタン302として定義されているチャプタ1のボタン302を選択状態として、その表示領域をハイライト表示する。一方、この選択により(ステップ208)サブ再生プロセスが起動され(ステップ210)、図3eに示すように、選択されたチャプタ1のボタン302の上に重なるようにサブ再生プロセス用ウインドウ303(ステップ212)が設定される。そして、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、図3e、f、gに示すように、選択されたチャプタ1を先頭の画像フレームf1より後方スキップ再生した映像(f1、f3、f5)が表示される(ステップ216)。
次に、図3e、f、gや図3h、iに示すようにボタン302上に設定したサブ再生プロセス用ウインドウ303にサブ再生プロセスが映像を後方スキップ再生によって表示しているときに、ユーザによって前方スキップ再生操作が入力された場合には、以下の処理を行う。
いま、図3iのようにチャプタ2の画像フレームf8がサブ再生プロセス用ウインドウ303に表示れているときに、ユーザによって前方スキップ再生操作が入力された場合には、図4b、cに示すように、サブ再生プロセスによって、サブ再生プロセス用ウインドウ303に、画像フレームf8からチャプタ2を前方スキップ再生した映像(f8、f6)が表示される。
そして、図4cに示すように、サブ再生プロセスによって、チャプタ2の始点の画像フレームf6まで再生が終了したならば(ステップ218)、再生制御処理によって、再生中のチャプタの前のチャプタであるチャプタ1のボタン302の選択操作が、メイン再生プロセスに入力され(ステップ234)、メイン再生プロセスは、チャプタ1のボタン302を選択状態として、その表示領域をハイライト表示する。一方、チャプタ1のボタン302が選択状態となったことに追従して、図4dに示すように、サブ再生プロセス用ウインドウ303は、チャプタ2のボタン302の上の位置に移動する(ステップ212)。そして、このサブ再生プロセス用ウインドウ303中に、図34d、e、fに示すように、選択されたチャプタ1を最後の画像フレームf5より前方スキップ再生した映像(f5、f3、f1)が表示される(ステップ224)。
そして、画像フレームf1がサブ再生プロセス用ウインドウ303に表示されているときに、再生操作がユーザから入力されると(ステップ220、236、240)、サブ再生プロセスが画像フレームf1からの各画像フレームを再生する通常の再生動作に遷移すると共に(ステップ238)、メイン再生プロセスが終了される(ステップ242)。そして、サブ再生プロセスがメイン再生プロセスとして設定され、図4gに示すようにサブ再生ウインドウがメイン再生プロセス用ウインドウ301として表示装置14の全面に拡大され(ステップ244、246)、このメイン再生プロセス用ウインドウ301に、図4g、hに示すようにユーザから再生操作が入力されたときに再生していた画像フレームf1からの再生映像(f1、f2、f3...)が表示される。
なお、図3e、f、gや図3h、iや、図4b、c、d、e、fに示すようにボタン302上に設定したサブ再生プロセス用ウインドウ303にサブ再生プロセスが映像を後方スキップ再生や前方スキップ再生によって表示しているときに、再生ポーズ操作がユーザによって入力された場合には(ステップ220、236)、サブ再生プロセスは、再生動作を一時停止し、サブ再生プロセス用ウインドウ303の表示を最後に表示していた画像フレームに固定する。そして、ユーザから後方スキップ再生操作が入力されたならば、後方スキップ再生を再生動作を停止した画像フレームから開始し、ユーザから前方スキップ再生操作が入力されたならば、前方スキップ再生を再生動作を停止した画像フレームから開始する。また、ユーザから再生操作が入力されたならば、サブ再生プロセス用ウインドウ303を、メイン再生プロセス用ウインドウ301として表示装置14の全面に拡大し、生動作を停止した画像フレームからの通常の再生動作を開始することにより、この全面表示したメイン再生プロセス用ウインドウ301に、再生動作を停止した画像フレームからの通常の再生映像を表示する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、ユーザが、チャプタメニューで所望のシーンが含まれると思われるチャプタを選択するだけで、当該選択に応じて設定されるサブ再生プロセス用ウインドウ303に、そのチャプタの後方スキップ再生映像が表示される。そして、この後方スキップ再生映像から、希望するシーンを見つけ出した時点で、再生操作を行うことにより、そのシーンからビデオタイトルの通常の再生と再生映像の表示画面全面への表示を行わせることができる。したがって、ユーザは、容易に所望のシーンからビデオタイトルを再生できるようになる。また、この希望するシーンの探索は、前方スキップ再生と後方スキップ再生を組み合わせて行うことができるので、ユーザは、容易に、確実に所望のシーンから通常の再生が開始されるようにすることができる。また、もし、チャプタメニューで選択したチャプタに希望のシーンが存在せず、その少し後に希望のシーンが存在するような場合にも、そのチャプタの後方スキップ再生完了後には、自動的に、次のチャプタの後方スキップ再生映像が表示されるので、ユーザは、チャプタメニューに戻って次のチャプタを選択するような煩雑な操作を行うことなく希望するシーンを見つけ出し、そのシーンからの通常の再生を行うことができる。また、同様に、チャプタメニューで選択したチャプタに希望のシーンが存在せず、その少し前に希望のシーンが存在するような場合にも、そのチャプタの前方スキップ再生完了後には、自動的に、前のチャプタの前方スキップ再生映像が表示されるので、ユーザは、チャプタメニューに戻って前のチャプタを選択するような煩雑な操作を行うことなく希望するシーンを見つけ出し、そのシーンからの通常の再生を行うことができる。
なお、以上では、サブ再生プロセス用ウインドウ303をチャプタメニューのボタン302の領域上に、ボタン302と同サイズで設定したが、サブ再生プロセス用ウインドウ303は、チャプタメニュー上の任意の位置に、任意のサイズで表示するようにしてよい。
また、以上では、DVD-Videoディスク1に記録されたデータによって規定されるチャプタメニューを表示して再生するシーンの選択をユーザから受け付ける場合について説明したが、本実施形態は、前記従来の技術のように、メイン再生プロセスを、ユーザ操作などに応じて、ビデオタイトルの複数のチャプタから先頭画像などの代表画像を抽出し、抽出した代表画像を配列したチャプタメニューを作成し表示するように構成してもよい。そして、この場合には、以上にDVD-Videoディスク1に記録されたデータによって規定されるチャプタメニューについての処理と同様の処理により、メイン再生プロセスが作成、表示したチャプタメニューを用いて再生するシーンの選択をユーザから受け付けるようにする。
また、以上の実施形態は、再生するビデオタイトルの選択をユーザから受け付けるタイトルメニューを表示する場合にも同様に適用することができる。すなわち、この場合には、チャプタメニューをタイトルメニューに、チャプタをビデオタイトルに置き換えて以上の実施形態を適用すればよい。
また、以上では、DVDビデオ再生装置への適用を例にとり説明したが、本実施形態は任意のビデオ再生装置において、再生対象または再生開始位置の候補を示すメニューを表示して再生するシーンの選択をユーザから受け付けるために適用可能である。
本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置が行う再生制御処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の表示の遷移例を示す図である。 本発明の実施形態に係るDVDビデオ再生装置の表示の遷移例を示す図である。
符号の説明
1…ディスク、10…ドライバ、11…ナビゲーションマネージャ、12…プレゼンテーションエンジン、13…表示制御装置、14…表示装置、15…音声出力装置、16…入力装置、121…デマルチプレクサ機能部、122…オーディオデコーダ、123…ビデオデコーダ、124…サブピクチャデコーダ、125…PCI-HLIデコーダ、126…合成制御部。

Claims (10)

  1. 記録媒体に記録されたビデオコンテンツを再生するビデオ再生装置であって、
    ビデオコンテンツ内の複数のポイントの各々に対応して設けられた表示オブジェクトを配置したメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、
    ユーザの前記メニュー画面上の表示オブジェクトの選択を受け付ける表示オブジェクト選択受付手段と、
    前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上に参照映像表示領域を設定し、選択を受け付けた表示オブジェクトに対応するポイントから前記ビデオコンテンツを早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示する参照映像表示手段と、
    ユーザから再生操作を受け付ける再生操作受付手段と、
    前記参照映像表示手段が映像を表示しているときに、前記再生操作受付手段が前記再生操作を受け付けた場合に、前記メニュー画面を映像表示画面に切り替え、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを再生し、再生した映像を前記映像表示画面に表示する再生手段とを有することを特徴とするビデオ再生装置。
  2. 請求項1記載のビデオ再生装置であって、
    前記参照映像表示手段は、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上の前記選択を受け付けた表示オブジェクトが表示されている領域を、前記参照映像表示領域に設定することを特徴とするビデオ再生装置。
  3. 請求項1または2記載のビデオ再生装置であって、
    ユーザから早戻し再生操作を受け付ける早戻再生操作受付手段を有し、
    前記参照映像表示手段が前記映像を表示しているときに前記早戻再生操作受付手段が前記早戻し再生操作を受け付けた場合に、当該参照映像表示手段は、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示することを特徴とするビデオ再生装置。
  4. 請求項1、2または3記載のビデオ再生装置であって、
    前記記録媒体は、DVD-Videoディスクであって、前記ポイントは、PTT、または、VTS_TTの先頭であるポイントであることを特徴とするビデオ再生装置。
  5. 記録媒体に記録された、複数の再生単位の集合として形成されたビデオコンテンツを再生するビデオ再生装置であって、
    ビデオコンテンツ内の前記複数の再生単位の各々に対応して設けられた表示オブジェクトを配置したメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、
    ユーザの前記メニュー画面上の表示オブジェクトの選択を受け付ける表示オブジェクト選択受付手段と、
    前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上に参照映像表示領域を設定し、選択を受け付けた表示オブジェクトに対応する再生単位を早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示する参照映像表示手段と、
    ユーザから再生操作を受け付ける再生操作受付手段と、
    前記参照映像表示手段が映像を表示しているときに、前記再生操作受付手段が前記再生操作を受け付けた場合に、前記メニュー画面を映像表示画面に切り替え、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを再生し、再生した映像を前記映像表示画面に表示する再生手段とを有し、
    前記参照映像表示手段は、前記再生単位の早送り再生を完了した場合に、早送り再生を完了した再生単位の次に順序づけられている再生単位を早送り再生し、早送り再生した映像を前記参照映像表示領域に表示することを特徴とするビデオ再生装置。
  6. 請求項5記載のビデオ再生装置であって、
    ユーザから早戻し再生操作を受け付ける早戻再生操作受付手段を有し、
    前記参照映像表示手段が前記映像を表示しているときに前記早戻再生操作受付手段が前記早戻し再生操作を受け付けた場合に、当該参照映像表示手段は、当該時点において前記参照映像表示手段が再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示すると共に、前記再生単位の早戻し再生を完了した場合に、早戻し再生を完了した再生単位の前に順序づけられている再生単位を当該前再生単位の終了ポイントから早戻し再生し、早戻し再生した映像を前記参照映像表示領域に表示することを特徴とするビデオ再生装置。
  7. 請求項5記載のビデオ再生装置であって、
    前記参照映像表示手段は、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上の前記選択を受け付けた表示オブジェクトが表示されている領域を、前記参照映像表示領域に設定すると共に、前記再生単位の早送り再生を完了したときに、早送り再生を完了した再生単位の次に順序づけられている再生単位に対応する表示オブジェクトが表示されている前記メニュー画面上の領域に、前記参照映像表示領域を移動することを特徴とするビデオ再生装置。
  8. 請求項6記載のビデオ再生装置であって、
    前記参照映像表示手段は、前記表示オブジェクト選択受付手段が前記表示オブジェクトの選択を受け付けたときに、前記メニュー画面上の前記選択を受け付けた表示オブジェクトが表示されている領域を、前記参照映像表示領域に設定すると共に、前記再生単位の早戻し再生を完了したときに、早戻し再生を完了した再生単位の前に順序づけられている再生単位に対応する表示オブジェクトが表示されている前記メニュー画面上の領域に、前記参照映像表示領域を移動することを特徴とするビデオ再生装置。
  9. 請求項5、6、7または8記載のビデオ再生装置であって、前記記録媒体は、DVD-Videoディスクであって、前記再生単位は、PTTによって規定されるチャプタまたはVTS_TTであることを特徴とするビデオ再生装置。
  10. 記録媒体に記録されたビデオコンテンツを再生するビデオ再生装置において、前記ビデオコンテンツの再生を制御するビデオ再生制御方法であって、
    ビデオコンテンツ内の複数のポイントの各々に対応して設けられた表示オブジェクトを配置したメニュー画面を表示するステップと、
    ユーザの前記メニュー画面上の表示オブジェクトの選択を受け付け、前記メニュー画面上に参照映像表示領域を設定し、選択を受け付けた表示オブジェクトに対応するポイントから前記ビデオコンテンツを早送り再生した映像を参照映像として前記参照映像表示領域に表示するステップと、
    前記参照映像を表示しているときに、ユーザから再生操作を受け付けた場合に、前記メニュー画面を映像表示画面に切り替え、当該時点において参照映像として再生しているポイントから前記ビデオコンテンツを再生し、再生した映像を前記映像表示画面に表示するステップとを有することを特徴とするビデオ再生制御方法。
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