JP2008311825A - 受信装置及び中継ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、受信装置及び中継ケーブルに関し、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用して、イヤホン接続端を大型化することなく、簡易な構成でイヤホンの接続を検出可能とする。
【解決手段】本発明は、イヤホン3のプラグ6の接続により、ジャック7に設けた端子7C、7D間が短絡するようにし、この端子7C、7D間の短絡を本体装置4で検出可能に芯線ケーブルLG、LL、LR、LSを接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受信装置及び中継ケーブルに関し、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。本発明は、イヤホンのプラグの接続により、ジャックに設けた端子間が短絡するようにし、この端子間の短絡を本体装置で検出可能に芯線ケーブルを接続することにより、イヤホン接続端の大型化を有効に回避して、イヤホンの検出機能を有するイヤホンの中継ケーブル、このイヤホンの接続により音声出力が切り替わる受信装置を提案する。
従来、携帯型の受信装置では、アンテナに関して種々の工夫が図られている。すなわちこの種のアンテナには、装置のデザインを損なわないようにする、人体への影響を防止する、機器から放射されるノイズによる影響を受け難くする等が望まれる。
これらのうちのデザインに関して、受信装置は、従来、アンテナを内蔵型にしてデザインを損なわないようにする工夫が施されているものの、受信周波数が低い場合には、アンテナが大型化し、内蔵することが困難になる。そこで従来、受信周波数が低い場合、受信装置は、主にロッドアンテナを使用している。しかしながらロッドアンテナを使用する場合、構成が複雑化し、ロッドアンテナが飛び出してデザインを損なう等の欠点がある。
このため従来、イヤホンのケーブルをアンテナとして使用させる工夫が提案されており、特開2005−64742号公報には、同軸ケーブル構成の中継ケーブルを介して受信装置にイヤホンを接続することにより、人体による影響、機器から放射されるノイズによる影響を低減する方法が提案されている。
ところで特開2005−64742号公報に開示の構成において、ジャックを介して中継ケーブルにイヤホンを接続するようにし、このジャックに汎用のオーディオジャックを適用すれば、ユーザーの好みに応じて種々のイヤホンを接続することができ、使い勝手を向上することができる。
しかしながらこのようにすると、イヤホンを接続しないで中継ケーブルを受信装置に接続する場合も予測される。従って中継ケーブルへのイヤホンの接続を検出する検知機構を設けることが必要になる。この場合、例えばオーディオ装置に適用されるプラグの挿入によりオン動作するスイッチ構成のジャックを使用して検知機構を構成することも考えられるが、この方法では、中継ケーブルのイヤホン接続端に基板を設けることが必要になり、中継ケーブルの構成が複雑になり、またイヤホン接続端が大型化する問題がある。
特開2005−64742号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、イヤホン接続端を大型化することなく、簡易な構成でイヤホンの接続を検出可能な中継ケーブル、この中継ケーブルを使用した受信装置を提案しようとするものである。
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、中継ケーブルを介して本体装置にイヤホンを接続する受信装置に適用して、前記中継ケーブルは、前記本体装置に一端を接続した多芯のシールドケーブルと、前記多芯のシールドケーブルの他端に接続されて、前記イヤホンのプラグの接続により前記プラグの端子で短絡するイヤホン検出用端子と、前記イヤホンに出力するオーディオ信号の伝送に供する信号伝送用端子とを有するジャックとを有し、前記多芯のシールドケーブルの芯線ケーブルが前記イヤホン検出用端子、前記信号伝送用端子に接続され、前記芯線ケーブルの被覆線が、前記ジャック側で開放端とされ、前記本体装置は、前記多芯のシールドケーブルの芯線ケーブルの全部又は一部をアンテナ入力端に入力すると共に、前記被覆線を前記アンテナ入力端のアースに接続することにより、前記イヤホンのケーブルに誘起された高周波信号を前記多芯のシールドケーブルにより伝送して前記チューナのアンテナ入力端に入力するチューナと、前記イヤホン検出用端子に接続された芯線ケーブルを介して前記イヤホン検出用端子の短絡を検出することにより、前記ジャックへの前記イヤホンの接続を検出する検出手段とを備え、前記検出手段による前記イヤホンの接続の検出により、前記芯線ケーブルへのオーディオ信号出力を切り換える。
また請求項6の発明は、一端にイヤホンを接続し、他端を本体装置に接続する中継ケーブルに適用して、前記本体装置に接続されるプラグと、前記プラグに一端を接続する多芯のシールドケーブルと、前記多芯のシールドケーブルの他端に接続されて、前記イヤホンを接続するジャックとを有し、前記ジャックは、前記イヤホンのプラグの接続により前記プラグの端子で短絡するイヤホン検出用端子と、オーディオ信号の伝送に供する信号伝送用端子とを有し、前記中継ケーブルは、前記ジャック側において、前記イヤホン検出用端子、前記信号伝送用端子に芯線ケーブルが接続され、被覆線が開放端とされ、前記プラグ側において、前記芯線ケーブルの全部又は一部が前記プラグを介して前記本体装置のアンテナ入力端に接続され、前記イヤホンのケーブルに誘起された高周波信号を伝送して前記アンテナ入力端に入力し、前記イヤホン検出用端子に接続された芯線ケーブルが、短絡の検出により前記ジャックへの前記イヤホンの接続を検出する検出手段に接続され、前記信号伝送用端子に接続された芯線ケーブルが前記検出手段の検出結果により切り換えられるオーディオ信号の伝送に割り当てられる。
請求項1、又は請求項6の構成によれば、イヤホン検出用端子に接続された芯線ケーブルを介してイヤホンの接続を本体装置で検出することができる。またイヤホンのケーブルに誘起された高周波信号にあっては、中継ケーブルが給電線として機能して本体装置に伝送されてアンテナ入力端に入力され、これによりイヤホンのケーブルをアンテナとして使用して所望の放送波を受信し、さらにこのとき本体装置からの不要輻射の影響を低減することができる。
本発明によれば、イヤホン接続端の大型化を有効に回避して、イヤホンの検出機能を有するイヤホンの中継ケーブル、このイヤホンの接続により音声出力が切り替わる受信装置を得ることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例1の受信装置である携帯電話の斜視図である。この携帯電話1は、ディジタルラジオ放送の受信機能を有する携帯電話であり、中継ケーブル2を介してイヤホン3が本体装置4に接続され、イヤホン3のケーブルをアンテナとして使用してラジオ放送を受信する。
このため中継ケーブル2は、両端に、プラグ5及びジャック7が設けられ、ジャック7にイヤホン3のプラグ6が接続される。またプラグ5が本体装置4に接続される。
ここで図1に示すように、イヤホン3は、このプラグ6にいわゆる3極のピンプラグが適用され、プラグの先端側の2つの端子6A、6Bが右チャンネル及び左チャンネルのオーディオ信号SAL及びSARに割り当てられ、プラグ6の最も根元側の端子6Cがアースラインに割り当てられる。イヤホン3は、これら3つの端子6A〜6Cがケーブル11によりスピーカ12L、12Rに接続される。なおプラグ6には、3極以上のピンプラグを広く適用することができる。
本体装置4において、増幅回路20L、20Rは、左チャンネル及び右チャンネルのオーディオ信号SAL及びSARをそれぞれ増幅して出力する。切替回路21は、この増幅回路20L、20Rから出力されるオーディオ信号SAL、SARを内蔵のスピーカ22に出力し、これによりこの携帯電話1は、この内蔵のスピーカ22を使用してラジオ放送の音声を再生する。また切替回路21は、コントローラ23の制御により動作を切り替え、増幅回路20L、20Rから出力されるオーディオ信号SAL、SARをジャック8に出力する。ここでジャック8は、中継ケーブル2のプラグ5が接続される。
高周波遮断回路24L、24Rは、切替回路21とジャック8との間にそれぞれ設けられ、ジャック8から本体装置4への高周波信号の侵入を防止する。なおこの実施例において、高周波遮断回路24L、24Rは、切替回路21の出力ラインにフェライトビーズを配置したインダクタにより構成されるものの、種々のローパスフィルタを広く適用することができる。
コントローラ23は、切替回路21の動作を制御する制御手段であり、ジャック8に設けられたイヤホン検出端子(数字3)の電位を検出することにより、このイヤホン検出端子の接地を検出し、中継ケーブル2へのイヤホン3の接続を検出する。また中継ケーブル2へのイヤホン3の接続が検出されると、切替回路21の動作を切り換え、スピーカ22に代えてイヤホン3から音声を出力する。
チューナ25は、スイッチ回路(SW)26から入力される高周波信号をアンテナ入力端に入力し、ディジタルラジオ放送を受信してオーディオ信号SAL、SARを出力する。スイッチ回路26は、このチューナ25のアンテナ入力端に内蔵の通話用アンテナ27を接続する。またスイッチ回路26は、ジャック8に設けられたアンテナ入力端(数字1により表す)から入力される高周波信号をコンデンサCCを介して入力し、コントローラ28の制御により動作を切り替え、内蔵の通話用アンテナ27から入力される高周波信号に代えて、このコンデンサCCを介して入力される高周波信号をチューナ25に出力する。ここでこのジャック8に設けられたアンテナ入力端は、上述の高周波遮断回路24L、24Rと同様の高周波遮断回路29により直流的に接地される。
コントローラ28は、スイッチ回路26の動作を制御する制御手段であり、上述の高周波遮断回路24L、24Rと同様の高周波遮断回路30を介して、ジャック8に設けられた中継ケーブル検出端子(数字8)の電位を検出することにより、この中継ケーブル検出端子の接地を検出し、ジャック8への中継ケーブル2の接続を検出する。また中継ケーブル2の接続が検出されると、内蔵の通話用アンテナ27に代えて中継ケーブル2を介して得られる高周波信号によりラジオ放送を受信するようにスイッチ回路26の動作を切り換える。
中継ケーブル2は、多芯シールドケーブル31の一端がジャック7に接続され、他端がプラグ5の背面に設けられた配線基板32を介してプラグ5に接続される。ここでジャック7は、いわゆる4極のジャックであり、プラグ5の挿入により、最も先端側の2つの端子7C及び7Dが、3極のプラグ6の最も根元側端子6Cに接続され、根元側2つの端子7A及び7Bがプラグ6の先端側2つの端子6A及び6Bにそれぞれ接続される。これによりジャック7は、根元側2つの端子7A及び7Bがオーディオ信号SAL及びSARの伝送に割り当てられ、最も先端側の2つの端子7C及び7Dの一方がこれらオーディオ信号SAL及びSARのアースラインに割り当てられる。また最も先端側の2つの端子7C及び7Dがプラグ6の挿入により短絡し、イヤホン3の接続検出用に割り当てられる。なおジャック7は、プラグ6に比して極数を多くすれば良く、必要に応じて種々の極数に設定することができる。
多芯シールドケーブル31は、図3に断面を取って示すように、4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDが設けられ、これら4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDを被覆線SSにより同軸形状に被覆してシールドする。
中継ケーブル2は、プラグ5の背面に設けられた配線基板32上で、これら4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDがコンデンサC1〜C3により接続され、少なくともこの携帯電話1におけるラジオ放送の受信周波数においては、これら4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDが被覆線SSに対して同軸ケーブルの芯線として機能するように設定される。
中継ケーブル2は、これら4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDの1本(LG)がチューナ25のアンテナ入力端に接続される。また被覆線SSがこのアンテナ入力端のアースラインに割り当てられ、本体装置4において、チューナ25のアースラインに接続される。これにより中継ケーブル2は、図4(A)及び(B)により示すように、イヤホン3のケーブル11をモノポールアンテナとして使用して、このモノポールアンテナの給電線を構成する。
さらに中継ケーブル2は、これら4本の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDのうちの3本の芯線ケーブルLL、LR、LGがオーディオ信号の伝送に割り当てられる。すなわちこれら3本の芯線ケーブルLL、LR、LGのうちの芯線ケーブルLL、LRがそれぞれ切替回路21から出力されるオーディオ信号SAL、SARの伝送に割り当てられ、残りの芯線ケーブルLGがこれらオーディオ信号SAL、SARのアースラインに割り当てられる。
これにより芯線ケーブルLL、LRは、一端が配線基板32、プラグ5、ジャック8を介して高周波遮断回路24L、24Rにそれぞれ接続され、また他端がそれぞれジャック7の端子7B、7Aに接続される。また芯線ケーブルLGは、本体装置4の入力端において、高周波遮断回路29により接地される。これにより中継ケーブル2は、本体装置4から出力されるオーディオ信号SAL、SARによりイヤホン3のスピーカ12L、12Rを駆動する。
また中継ケーブル2は、このアースライン用の芯線ケーブルLGの本体装置4側端が、高周波遮断回路34を介して、中継ケーブル検出端子(数字8)に接続され、これにより中継ケーブル2のプラグ8への接続により、中継ケーブル検出端子をアースラインに接続する。また中継ケーブル2は、高周波遮断回路32を介して、残る芯線ケーブルLDがプラグ8のイヤホン検出端子(数字3)に接続され、イヤホン3の接続により、このイヤホン検出端子をアースラインに接続する。なおこれら高周波遮断回路33、34は、本体装置4への高周波信号の進入防止するために設けられ、高周波遮断回路24R、24Lと同一に構成される。
中継ケーブル2は、多芯シールドケーブル31にジャック7、プラグ5を接続した後、それぞれ多芯シールドケーブル31側を樹脂でモールドして作成される。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この携帯電話1では(図1)、何ら中継ケーブル2を接続していない状態で、チューナ25により受信されたオーディオ信号SAL、SARが増幅回路20L、20Rにより増幅される。またこの場合、中継ケーブル2が接続されていないことにより、ジャック8の中継ケーブル検出端子(数字8)が接地されていない状態に保持され、コントローラ28によりこの状態が検出され、内蔵の通話用アンテナ27をチューナ25のアンテナ入力端に接続するようにスイッチ回路26の動作が制御され、これによりこの内蔵の通話用アンテナ27によりラジオ放送を受信してオーディオ信号SAL、SARを出力する。
またこの場合、中継ケーブル2が接続されていないことにより、プラグ8のイヤホン検出端子(数字3)にあっても、接地されていない状態に保持される。これによりコントローラ23によりこの状態が検出され、内蔵のスピーカ22にオーディオ信号SAL、SARを出力するように、コントローラ23により切替回路21が設定される。これにより携帯電話1では、増幅回路20L、20Rから出力されるオーディオ信号SAL、SARにより内蔵のスピーカ22が駆動され、内蔵のスピーカ22を使用して種々のラジオ放送を楽しむことができる。
これに対してイヤホン3を接続しない状態で、中継ケーブル2だけが本体装置4に接続されると、中継ケーブル2に設けられた高周波遮断回路34により、プラグ8の中継ケーブル検出端子(数字8)がアンテナ入力端(数字1)に接続され、このアンテナ入力端にあっては、直流的に接地されていることにより、コントローラ28でこの中継ケーブル検出端子の接地が検出される。これにより携帯電話1では、コントローラ28によりスイッチ回路26の動作が切り換えられ、通話用アンテナ27に代えて、中継ケーブル2から入力される高周波信号によりラジオ放送を受信するように設定が切り換えられる。
このチューナ25に対して、中継ケーブル2は、アンテナ入力端に接続される芯線ケーブルLGが他の芯線ケーブルLR、LL、LDと共にコントデンサC1〜C3により接続されて、被覆線SSによりシールドされ、この被覆線SSが接地されていることから、本来は高周波信号の伝送路として機能することになる。しかしながら中継ケーブル2では、被覆線SSに誘起された高周波信号が被覆線SSと芯線ケーブルLG、LR、LL、LDとの結合によりこれら芯線ケーブルLG、LR、LL、LDに誘起され、この結合により誘起された高周波信号がアンテナ入力端よりチューナ25に入力され、若干ながらも、アンテナとして機能することになる。このアンテナとしての機能は、中継ケーブル2と同一長さによるモノポールアンテナに比して低いものの、内蔵の通話用アンテナ27に比して十分な利得を有している。これによりこの実施例では、中継ケーブル2の接続により、ラジオ放送の受信環境を向上することができるようになされている。
またこの状態では、イヤホン検出端子(数字3)にあっては、未だ接地されていないことにより、この場合も内蔵のスピーカ22にオーディオ信号SAL、SARを出力するように、コントローラ23により切替回路21が設定され、内蔵のスピーカ22を使用して種々のラジオ放送を楽しむことができる。
これに対してこの状態で中継ケーブル2のジャック7にイヤホン3のプラグ6を挿入して中継ケーブル2にイヤホン3を接続すると、ジャック7の先端側2つの端子7C及び7Dがプラグ6の根元側端子6Cにより短絡し、これによりジャック8のイヤホン検出端子(数字3)がアースライン用の芯線ケーブルLGを介して接地される。これにより携帯電話1では、この接地状態がコントローラ23で検出され、このコントローラ23の制御により切替回路21からオーディオ信号SAL及びSARが中継ケーブル2に出力される。このオーディオ信号SAL及びSARは、中継ケーブル2の芯線ケーブルLL、LR、LGにより伝送されてイヤホン3に出力され、これにより内蔵のスピーカ22に代えてイヤホン3によりラジオ放送を視聴することが可能となる。
またこの場合、被覆線SSによりシールドされた芯線ケーブルLL、LR、LG、LDを介して、イヤホン3のケーブル11に誘起された高周波信号がチューナ25のアンテナ入力端に入力され、これによりイヤホン3のケーブル11をアンテナとして使用して、チューナ25により安定に所望するラジオ放送を受信することができる。またこの場合、イヤホン3のケーブル11によるモノポールアンテナの給電線として中継ケーブル2が機能するように、イヤホン3のケーブル11に誘起された高周波信号が中継ケーブル2の芯線ケーブルLL、LR、LG、LDに供給されると共に、この芯線ケーブルLL、LR、LG、LDを被覆線SSにより被覆していることにより、本体装置4から送出される不要輻射についてはチューナ25で影響を受けないようにすることができ、これにより一段と安定にラジオ放送を受信することができる。
このようにしてイヤホン3のケーブル11をアンテナとして使用してラジオ放送を受信するにつき、この実施例では、イヤホン3のプラグ6及び中継ケーブル2のジャック7にそれぞれ3極のプラグ及び4極のジャックを適用し、プラグ6の挿入によりジャック7に設けられた2つの端子が短絡してイヤホン3の接続を検出可能としたことにより、ジャック7側端にあっては、基板を設けることなく、ジャック7と多芯シールドケーブル31を接続することができ、これによりイヤホン接続端の大型化を有効に回避してイヤホンの接続を検出することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、イヤホンのプラグの接続により、ジャックに設けた端子間が短絡するようにし、この端子間の短絡を本体装置で検出可能に芯線ケーブルを接続することにより、イヤホン接続端を大型化することなく、簡易な構成でイヤホンの接続を検出することができる。
またこのイヤホンのプラグが、3極のプラグであり、中継ケーブルのジャックが、4極のジャックであることにより、ステレオ方式によるイヤホンに適用して、簡易な構成によりイヤホンの接続を検出することができる。
またこの中継ケーブルをプラグ及びジャックを介して本体装置に接続することにより、中継ケーブルを必要に応じて本体装置から取り外してユーザーの利便を図ることができる。
またイヤホンのプラグ接続により、オーディオ信号のアースラインとの間で端子が短絡するようにして、芯線ケーブルをコンデンサにより接続してアンテナ入力端に入力し、被覆線をこのアンテナ入力のアースに接続することにより、イヤホン検出用の芯線ケーブルの1つをアースラインに兼用して構成を簡略化し、芯線ケーブル及び被覆線によりイヤホンのケーブルによるアンテナの給電線を構成することができる。
図5は、図1との対比により本発明の実施例2の携帯電話の構成を示すブロック図である。この携帯電話41は、中継ケーブル2に代えて中継ケーブル42が接続される。またこの中継ケーブル42は、アースラインの芯線ケーブルLGと他の芯線ケーブルとを接続するコンデンサC1が省略されている点を除いて、実施例1の中継ケーブル2と同一に構成される。
この実施例のようにアースラインの芯線ケーブルLGと他の芯線ケーブルとを接続するコンデンサC1を省略するようにしても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図6は、図1との対比により本発明の実施例3の携帯電話の構成を示すブロック図である。この携帯電話51は、中継ケーブル2に代えて中継ケーブル52が接続される。またこの中継ケーブル52は、中継ケーブル検出端子を被覆線SS側で接地する点を除いて、実施例1の中継ケーブル2と同一に構成される。
この実施例のように中継ケーブル検出端子を被覆線側で接地するようにしても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図7は、図1との対比により本発明の実施例4の携帯電話の構成を示すブロック図である。この携帯電話61は、中継ケーブル2に代えて中継ケーブル62が接続される。またこの中継ケーブル62は、高周波遮断回路33の本体装置4側端が、プラグ5の他の端子にも接続され、これにより必要に応じて複数の端子間でイヤホン3の接続を検出できるように構成される。
この実施例のように高周波遮断回路の本体装置側端をジャックの他の端子に接続し、必要に応じて複数の端子間でイヤホンの接続を検出できるようにすれば、一段と確実にイヤホンの接続を検出することができ、信頼性を向上することができる。
なお上述の各実施例では、プラグ6のアース端子6Cにより、ジャック7の端子7C、7Dを短絡させてイヤホンの接続を検出する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、プラグ6の他の端子により、ジャック7の他の端子を短絡させてイヤホンの接続を検出してもよい。
また上述の各実施例では、イヤホン検出用の芯線ケーブルの1つをアースライン用の芯線ケーブルと兼用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、イヤホン検出用の芯線ケーブルLDに加えて、専用の他の芯線ケーブルを設けるようにしてもよい。
また上述の実施例では、芯線ケーブルをコンデンサにより接続してチューナのアンテナ入力端に接続することにより、結局、4本の芯線ケーブルの全部又は3本をチューナのアンテナ入力端に接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、芯線ケーブルの何れか1つだけをチューナのアンテナ入力端に接続するようにしてもよい。
また上述の各実施例では、プラグ及びジャックを介して本体装置に中継ケーブルを接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、いわゆる作り付けにより中継ケーブルを本体装置に接続する場合にも広く適用することができる。
また上述の各実施例では、単にイヤホン用のオーディオ信号を中継ケーブルで伝送する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば本体装置を遠隔制御するリモコンを有する中継ケーブル、マイクを有するいわゆるヘッドセットのイヤホンを接続する中継ケーブル等に広く適用することができる。
また上述の各実施例では、本発明をラジオ放送の受信機能を有する携帯電話に適用する場合について述べたが、本発明はラジオ放送、テレビジョン放送等の各種携帯型の受信装置に広く適用することができる。
本発明は、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。
本発明の実施例1の携帯電話を示すブロック図である。 図1の携帯電話の斜視図である。 図1の携帯電話の中継ケーブルにおける多芯シールドケーブルの断面図である。 図1の携帯電話における中継ケーブルの説明に供する略線図である。 本発明の実施例2の携帯電話を示すブロック図である。 本発明の実施例3の携帯電話を示すブロック図である。 本発明の実施例4の携帯電話を示すブロック図である。
符号の説明
1、41、51、61……携帯電話、2、42、52、61……中継ケーブル、3……イヤホン、4……本体装置、5、6……ジャック、7、8……プラグ、11……ケーブル、20L、20R……増幅回路、21……切替回路、24L、24R、33、34……高周波遮断回路、25……チューナ、31……多芯シールドケーブル、C1〜C3……コンデンサ

Claims (6)

  1. 中継ケーブルを介して本体装置にイヤホンを接続する受信装置において、
    前記中継ケーブルは、
    前記本体装置に一端を接続した多芯のシールドケーブルと、
    前記多芯のシールドケーブルの他端に接続されて、前記イヤホンのプラグの接続により前記プラグの端子で短絡するイヤホン検出用端子と、前記イヤホンに出力するオーディオ信号の伝送に供する信号伝送用端子とを有するジャックとを有し、
    前記多芯のシールドケーブルの芯線ケーブルが前記イヤホン検出用端子、前記信号伝送用端子に接続され、
    前記芯線ケーブルの被覆線が、前記ジャック側で開放端とされ、
    前記本体装置は、
    前記多芯のシールドケーブルの芯線ケーブルの全部又は一部をアンテナ入力端に入力すると共に、前記被覆線を前記アンテナ入力端のアースに接続することにより、前記イヤホンのケーブルに誘起された高周波信号を前記多芯のシールドケーブルにより伝送して前記チューナのアンテナ入力端に入力するチューナと、
    前記イヤホン検出用端子に接続された芯線ケーブルを介して前記イヤホン検出用端子の短絡を検出することにより、前記ジャックへの前記イヤホンの接続を検出する検出手段とを備え、
    前記検出手段による前記イヤホンの接続の検出により、前記芯線ケーブルへのオーディオ信号出力を切り換える
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記イヤホンのプラグが、3極以上の極数を有するプラグであり、
    前記中継ケーブルのジャックが、4極以上の極数を有するジャックである
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記中継ケーブルは、
    前記本体装置側にプラグが設けられ、
    前記本体装置は、前記プラグを接続するジャックが設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記信号伝送用端子が、右チャンネルのオーディオ信号、左チャンネルのオーディオ信号、前記右チャンネル及び左チャンネルのオーディオ信号のアースラインがそれぞれ割り当てられた端子であり、
    前記イヤホン検出用端子が、前記アースラインが割り当てられた前記信号伝送用端子との間で、前記プラグの挿入により短絡状態となる端子であり、
    前記信号伝送用端子、前記イヤホン検出用端子に接続された前記芯線ケーブルをコンデンサにより接続して前記アンテナ入力端に入力し、
    高周波遮断回路を介して、前記アースラインが割り当てられた前記信号伝送用端子に接続された芯線ケーブルを前記本体装置における前記オーディオ信号のアースラインに接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  5. 高周波遮断回路を介して、前記アースラインが割り当てられた前記信号伝送用端子に接続された芯線ケーブルを前記被覆線に接続した
    ことを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 一端にイヤホンを接続し、他端を本体装置に接続する中継ケーブルにおいて、
    前記本体装置に接続されるプラグと、
    前記プラグに一端を接続する多芯のシールドケーブルと、
    前記多芯のシールドケーブルの他端に接続されて、前記イヤホンを接続するジャックとを有し、
    前記ジャックは、
    前記イヤホンのプラグの接続により前記プラグの端子で短絡するイヤホン検出用端子と、オーディオ信号の伝送に供する信号伝送用端子とを有し、
    前記中継ケーブルは、
    前記ジャック側において、前記イヤホン検出用端子、前記信号伝送用端子に芯線ケーブルが接続され、被覆線が開放端とされ、
    前記プラグ側において、前記芯線ケーブルの全部又は一部が前記プラグを介して前記本体装置のアンテナ入力端に接続され、前記イヤホンのケーブルに誘起された高周波信号を伝送して前記アンテナ入力端に入力し、前記イヤホン検出用端子に接続された芯線ケーブルが、短絡の検出により前記ジャックへの前記イヤホンの接続を検出する検出手段に接続され、前記信号伝送用端子に接続された芯線ケーブルが前記検出手段の検出結果により切り換えられるオーディオ信号の伝送に割り当てられた
    ことを特徴とする中継ケーブル。
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