JP2008309861A - 光学素子、それを備えた光学系及びそれを用いた内視鏡 - Google Patents

光学素子、それを備えた光学系及びそれを用いた内視鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で中心軸上の物点と中心軸と略直交する方向の全方位の画像の両方を同時に1つの撮像素子上に撮像することが可能な小型で安価な光学素子、それを備えた光学系及びそれを用いた内視鏡を提供する。
【解決手段】 光学素子L2に入射する光束は、側視光路Aと直視光路Bとを有し、順光線追跡の順に、側視光路Aは、第1透過面21を経て光学素子L2内に入り、第1反射面22で像面5と反対側に反射され、第2反射面23で像面側に反射され、第2透過面24を経て光学素子L2から像面側に外へ出る略Z字状の光路を構成し、直視光路Bは、第3透過面25を経て光学素子L2内に入り、第4透過面26を経て光学素子L2から像面5側に外へ出る光路を構成することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は光学素子、それを備えた光学系及びそれを用いた内視鏡に関し、特に2つの光路を有し、回転対称軸上の映像と回転対称軸と略直交する方向の2つの光路を合成する光学素子と、その光学素子を備え、1つの撮像素子に円形と円環状の映像として結像する機能を有する結像光学系又は投影光学系に関するものである。
屈折光学系と、反射光学系と、結像光学系とが配置され、2つの光路を有し、パノラマ画像及び軸方向画像の撮像が可能な撮像光学系として特許文献1がある。また、同様に2つの光路を有する内視鏡として特許文献2がある。さらに、周囲全方位を観察できる内視鏡として特許文献3、周囲全方位を観察できるカプセル内視鏡として特許文献4がある。また、周囲全方位と前方を同時に撮像できる撮像装置として特許文献5がある。
特表2003−042743号公報 米国特許公開2004−0254424号公報 特開昭60−42728号公報 特開2001−174713号公報 特開2002−341409号公報
しかしながら、どの特許文献に記載された光学系も小型で解像力の良い映像を得ることはできなかった。
本発明は、従来技術のこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で中心軸上の物点と中心軸と略直交する方向の全方位の画像の両方を同時に1つの撮像素子上に撮像することが可能な小型で安価な光学素子、それを備えた光学系及びそれを用いた内視鏡を提供することである。
上記目的を達成する本発明の光学素子は、中心軸の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体からなり、前記透明媒体は、第1透過面と、前記第1透過面より中心軸側に配置された第1反射面と、前記第1反射面より像面と反対側に配置された第2反射面と、前記第2反射面より像面側に配置された第2透過面と、第3透過面と、前記第3透過面より像面側に配置された第4透過面を有し、前記透明媒体に入射する光束は、側視光路と直視光路とを有し、順光線追跡の順に、前記側視光路は、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第1反射面で像面と反対側に反射され、前記第2反射面で像面側に反射され、前記第2透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る略Z字状の光路を構成し、前記直視光路は、前記第3透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第4透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る光路を構成することを特徴とする。
また、前記側視光路は、前記中心軸に対して片側のみで構成されることを特徴とする。
また、前記中心軸近傍に前記第2透過面を配置し、その周辺部に前記第1反射面及び前記第2反射面を配置し、最外周部に前記第1透過面を配置したことを特徴とする。
また、前記第1反射面は、前記第2透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする。
また、前記第1反射面は、前記第4透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする。
また、前記第2反射面は、前記第3透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする。
また、前記第1反射面及び前記第2反射面は、全反射作用を有することを特徴とする。
また、前記第1透過面は、円柱又は円錐状の面であることを特徴とする。
また、前記第1反射面と前記第2反射面のうち少なくとも1面は、対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される拡張回転自由曲面で構成されていることを特徴とする。
また、前記透明媒体の有する面のうち少なくとも1面は、奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形状される拡張回転自由曲面で構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の光学素子を備えた光学系は、前記直視光路は、前記中心軸近傍の物点を撮像又は投影し、前記側視光路は、前記中心軸周辺の物点を撮像又は投影することを特徴とする。
また、前記側視光路と前記直視光路は、前記光学素子の一部を共有使用し、前記直視光路の円形状の映像と、その外周の前記側視光路の円環状の映像を同一平面内に形成することを特徴とする。
また、前記第2反射面は、前記開口側に凹面を向けて配置されることを特徴とする。
また、前記第1反射面は、前記開口側に凹面を向けて配置されることを特徴とする。
また、前記側視光路の映像は、光路中で中間像を形成しないことを特徴とする。
また、前記光学素子の外形をDとするとき
D<10mm ・・・(1)
なる条件を満足することを特徴とする。
また、前記側視光路の像の外形をDrとするとき、
D/Dr<2 ・・・(2)
なる条件を満足することを特徴とする。
さらに、前記光学系を用いる内視鏡を特徴とする。
以上の本発明の光学系においては、簡単な構成で異なる方向を観察又は異なる方向に映像を投影することが可能な小型で収差が良好に補正された解像力の良い光学系を得ることができる。
以下、実施例に基づいて本発明の光学素子及びそれを備えた光学系について説明する。
図3は、後述する実施例1の光学系1の中心軸(回転対称軸)2に沿ってとった断面図である。なお、以下の説明は、結像光学系として説明するが、光路を逆にとって投影光学系として用いることもできる。
本発明の光学系1は、中心軸2に対して回転対称で、負のパワーを有する前群Gfと、開口Sと、正のパワーを有する後群Gbとからなり、中間像を光路中に形成することなく像を形成又は投影する光学系1である。
実施例1の光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、中心軸2の周りで回転対称な後群Gbとからなり、前群Gfを負のパワーを有する第1群G1と光路合成光学系である第2群G2から構成され、開口Sの後ろ側に後群Gbである正パワーを有する第3群G3、接合レンズで正パワーを有する第4郡G4からなる光学系である。
この実施例では、前群の第2群G2が側視光路Aと直視光路Bを有し、後群Gbの第3群G3と第4群G4は第2群G2で合成された空中像を結像する作用を有し、1つの撮像面5上に、直視光路Bにより中心軸2上の映像を像中心に円形に形成し、その外側に異なる側視光路Aの映像を円環状に形成する働きを持つ。
開口S付近に配置された並行平面板はフィルターF等として作用する。像面5近傍の平行平面板は撮像素子のカバーガラスC等である。
また、前群Gfを負,後群Gbを正にすることにより、所謂レトロフォーカスタイプとなり、中心軸2上の物点に対する直視光路Bに対して、特に観察画角を広く取りたい場合に有効である。
本発明の光学素子は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L2からなり、透明媒体L2は、第1透過面21と、第1透過面21より中心軸2側に配置された第1反射面22と、第1反射面22に対して像面5と反対側に配置された第2反射面23と、第2反射面23より像面5側に配置された第2透過面24と、第3透過面25と、第3透過面25より像面5側に配置された第4透過面26を有し、透明媒体L2に入射する光束は、側視光路Aと直視光路Bとを有し、順光線追跡の順に、側視光路Aは、第1透過面21を経て透明媒体L2内に入り、第1反射面22で像面5と反対側に反射され、第2反射面23で像面5側に反射され、第2透過面24を経て透明媒体L2から像面5側に外へ出る略Z字状の光路を構成し、直視光路Bは、第3透過面25を経て透明媒体L2内に入り、第4透過面26を経て透明媒体L2から像面5側に外へ出る光路を構成する。
この構成により、側視光路Aの第1反射面22及び第2反射面23への入射角度を比較的小さくすることが可能となり、反射面で発生する偏心収差の発生を少なくすることが可能となる。また、中心軸2近傍を撮像する直視光路Bの中心軸2近傍の像の連続性が保たれ、滑らかな中心映像を形成することが可能となる。
また、側視光路Aを中心軸の片側のみで構成することにより、光学素子内の光路が中心軸2を跨ぐことがなくなり、光学素子を薄くすることが可能となる。
また、中心軸2近傍に第2透過面24を配置し、その周辺部に第1反射面22及び第2反射面23を配置し、最周辺部に第1透過面21を配置したので、側視光路Aは略中心軸2と直交する方向から入射し、第1反射面22及び第2反射面23で反射後、第2透過面24を通過する構成にすることが可能となり、第1反射面21及び第2反射面23を内面反射面として構成することが可能となる。そして、内面反射面にすることにより、偏心収差の発生を小さくすることが可能となる。
また、第1反射面22と第2透過面24、第1反射面22と第4透過面26、第2反射面23と第3透過面25をそれぞれ同一位置同一形状で構成することにより加工性が向上して、製作が容易になる。開口側の面では直視光路Bと側視光路Aの光束の分離がしにくいので、特に、第1反射面22と第2透過面24を同一位置同一形状にすることにより両映像の間の何も映らない領域を小さくすることが可能である。
また、第1反射面22及び第2反射面23は、全反射作用を有することにより、反射膜を付ける必要がなくなり、試作が容易になると同時に反射率も100%となり、明るい映像を撮像できる。
また、第1透過面21は、円柱又は円錐状の面であることにより、光学素子を単体で構成することが可能となり、製作上好ましい。
また、第1反射面22と第2反射面23のうち少なくとも1面は、対称面を持たない任意形状の線分を中心軸2の周りで回転させて形成される拡張回転自由曲面で構成されていることにより、画角周辺部分の歪みを補正することが可能となる。
また、透明媒体L2の有する面のうち少なくとも1面は、奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸2の周りで回転させて形状される拡張回転自由曲面で構成されていることにより、画角中心に対して上下非対称な形状を与えることが可能であり、収差補正上好ましい。
さらに、前群Gfと、前群Gfより像面5側に配置された後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に配置された開口Sとを備え、光学素子は、前群Gfに配置され、直視光路Bは、中心軸2近傍の物点を撮像又は投影し、側視光路Aは、中心軸2周辺の物点を撮像又は投影するので、中心軸2近傍の画角における像の連続性が得られ、鮮明な映像を得ることができ、直視光路Bと側視光路Aが交差しない構成にすることが可能となり、反射面への入射角度を小さくすることが可能となる。また、光学素子を開口S周辺に配置すると直視光路Bと側視光路Aの映像が重なってしまう。また、開口Sより像面5側に配置すると、結像のために使える光学素子が少なくなってしまい鮮明な像を結像することができなくなってしまう。開口Sより物体側に配置することにより、直視光路Bと側視光路Aが作る像の領域が分離できると同時に、両光路で共有できる光学素子が増え明瞭な映像を形成することが可能となる。
また、側視光路Aと直視光路Bは、光学素子の一部を共有使用し、直視光路Bの円形状の映像と、その外周の側視光路Aの円環状の映像を同一平面内に形成することにより、光学系を小型に構成することが可能となると共に、ひとつの撮像素子で両方の映像を、同時にピントを合わせて鮮明に撮像することが可能となる。
また、第1反射面22又は第2反射面23は、開口S側に凹面を向けて配置されるので、中心軸2と略直交する方向から来る光束を、中心軸2方向に反射することにより、側視光路Aと直視光路Bを合成するのに好ましい。また、強い負のパワーを物体側に配置することが可能となり、所謂テレフォトのパワー配置となり、画角を広く取ることが可能となる。
さらに、第1反射面22及び第2反射面23は、開口S側に凹面を向けて配置されるので、反射面のパワー配置は負正となりテレフォトタイプのパワー配置になり、画角を広く取れる。また側視光路Aのコマ収差の発生も少なくなり好ましい。
また、側視光路Aの映像は、光路中で中間像を形成しないので、光学系の全長を短くすることが可能となり、光学系の小型化に大きく貢献する。
さらに好ましくは、光学素子の外形をDとするとき
D<10mm ・・・(1)
なる条件を満足することが好ましい。
特に、内視鏡の撮像系として使用する場合は上記条件式を満足することが被験者への負担を減らす意味で好ましい。
さらに好ましくは、反射光路の像の外形をDrとするとき、
D/Dr<2 ・・・(2)
なる条件を満足することが好ましい。
上限を超えると光学系1の全体の外形に対して撮像エリアが小さくなりすぎ、撮像素子のノイズ等により良好な映像を撮影することができなくなってしまう。
以下に、本発明の光学系の実施例1〜5を説明する。これら光学系の構成パラメータは後記する。
座標系は、順光線追跡において、例えば図1に示すように、側視物体面3から第1面に向かう中心主光線の延長が中心軸2と交差する点を偏心光学面の原点Oとし、側視物体面3とは中心軸2に対して反対側の中心軸2に直交する方向をY軸正方向とし、図1の紙面内をY−Z平面とする。そして、図1の像面5側の方向をZ軸正方向とし、Y軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸をX軸正方向とする。なお、4は直視物体面を示す。
偏心面については、その面が定義される座標系の上記光学系1の原点Oからの偏心量(X軸方向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、光学系1の原点Oに定義される座標系のX軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする各面を定義する座標系の傾き角(それぞれα,β,γ(°))とが与えられている。その場合、αとβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回りを、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味する。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、各面を定義する座標系を光学系の原点に定義される座標系のまずX軸の回りで反時計回りにα回転させ、次に、その回転した新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転させ、次いで、その回転した別の新たな座標系のZ軸の回りで時計回りにγ回転させるものである。
また、各実施例の光学系を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられており、その他、面の曲率半径、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って与えられている。
また、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、基準面からの偏心量で表わす。
なお、非球面は、以下の定義式で与えられる回転対称非球面である。
Z=(Y2 /R)/[1+{1−(1+k)Y2 /R2 1 /2
+aY4 +bY6 +cY8 +dY10+・・・
・・・(a)
ただし、Zを軸とし、Yを軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは近軸曲率半径、kは円錐定数、a、b、c、d、…はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。
また、拡張回転自由曲面は、以下の定義で与えられる回転対称面である。
まず、図2に示すように、Y−Z座標面上で原点を通る下記の曲線(b)が定められる。
Z=(Y2 /RY)/[1+{1−(C1 +1)Y2 /RY2 1 /2
+C2 Y+C3 2 +C4 3 +C5 4 +C6 5 +C7 6
+・・・・+C2120+・・・・+Cn+1 n +・・・・
・・・(b)
次いで、この曲線(b)をX軸正方向を向いて左回りを正として角度θ(°)回転した曲線F(Y)が定められる。この曲線F(Y)もY−Z座標面上で原点を通る。
その曲線F(Y)をY正方向に距離R(負のときはY負方向)だけ平行移動し、その後にZ軸の周りでその平行移動した曲線を回転させてできる回転対称面を拡張回転自由曲面とする。
その結果、拡張回転自由曲面はY−Z面内で自由曲面(自由曲線)になり、X−Y面内で半径|R|の円になる。
この定義からZ軸が拡張回転自由曲面の軸(回転対称軸)となる。
ここで、RYはY−Z断面での球面項の曲率半径、C1 は円錐定数、C2 、C3 、C4 、C5 …はそれぞれ1次、2次、3次、4次…の非球面係数である。
なお、Y軸に平行な軸を中心軸に持つ円錐面は拡張回転自由曲面の1つとして与えられ、RY=∞,C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C5 ,…=0とし、θ=(円錐面の傾き角)、R=(X−Z面内での底面の半径)として与えられる。
また、後記の構成パラメータ中にデータの記載されていない非球面に関する項は0である。屈折率、アッベ数については、d線(波長587.56nm)に対するものを表記してある。長さの単位はmmである。各面の偏心は、上記のように、基準面からの偏心量で表わす。
実施例1の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図3に示す。また、この実施例の光学系全体の側視光路の横収差図を図4、直視光路の横収差図を図5に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、(水平方向画角、垂直方向の画角)を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、水平方向画角については、Y軸正方向を向いて右回りの角度、垂直方向画角については、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面を、側視光路内で共通に使用することなくすべて異なる面で構成した例である。
光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、中心軸2の周りで回転対称な後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置された開口5とからなり、前群Gfは、第1群G1と第2群G2、後群Gbは、第3群G3と第4群G4と第5群G5からなる。
第1群G1は、像面5側に凹面を向けた平凹負レンズL1からなる。平凹負レンズL1は、曲率半径無限大の直視第1透過面11と、直視第1透過面11より像面5側に配置される直視第2透過面12をもつ。
第2群G2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L2からなり、側視光路Aと、直視光路Bとを合成する光路合成光学系である。透明媒体L2は、側視物体面3に対向し、外側に配置され、中心軸2に平行なシリンドリカル状の側視第1透過面21と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1透過面21より中心軸2側に形成され、トーリック面からなり、負のパワーをもつ側視第1反射面22と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1反射面22より像面5と反対側に配置され、トーリック面からなり、正のパワーをもつ側視第2反射面23と、側視第2反射面23より像面5側に配置され、球面からなり、負のパワーをもつ側視第2透過面24をもつ。また、球面からなり、負のパワーをもつ直視第3透過面25と、直視第3透過面25より像面5側に配置され、球面からなり、負のパワーをもつ直視第4透過面26をもつ。なお、側視第2透過面24と直視第4透過面26は同一面である。
第3群G3は、像面5側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3からなり、共通第1透過面31と、共通第1透過面31より像面5側に配置される共通第2透過面32をもつ。
第4群G4は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5の接合レンズからなり、共通第3透過面41と、共通第3透過面41より像面5側に配置される接合面45と、接合面45より像面5側に配置される共通第4透過面51をもつ。
第5群G5は、両凸正レンズL6と両凹負レンズL7の接合レンズからなり、共通第5透過面61と、共通第5透過面61より像面5側に配置される接合面67と、接合面67より像面5側に配置される共通第6透過面71をもつ。
光学系1は、側視光路Aと、直視光路Bとを形成する。側視光路Aにおいては、光学系1側方の側視物体面3から入射する光束は、前群Gfのうち第2群G2と後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2から外れた外側に円環状に映像を形成する。また、直視光路Bにおいては、光学系1の中心軸2近傍の直視物体面4から入射する光束は、前群Gfと後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2近傍に円形に映像を形成する。
側視光路Aとして光学系1の側方から入射する光束は、前群Gfの第2群G2の透明媒体L2内に側視第1透過面21を経て入り、中心軸2側の側視第1反射面22で像面5と反対側に反射され、側視第2反射面23で像面5側に反射され、側視第2透過面24を経て透明媒体L2から外に出る略Z字状の光路を有する。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の正メニスカスレンズL3内に中心軸2を挟んで反対側で共通第1透過面31を経て入り、共通第2透過面32から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5の接合レンズ内に共通第3透過面41を経て入り、接合面45を経て、共通第4透過面42から外に出て、第5群G5の両凸正レンズL6と両凹負レンズL7の接合レンズ内に共通第5透過面61を経て入り、接合面67を経て、共通第6透過面71から外に出て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に結像する。
また、直視光路Bとして光学系1に入射する光束は、前群Gfの第1群G1の透明媒体L1内に直視第1透過面11を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第2透過面12を経て透明媒体L1から外に出て、第2群G2の透明媒体L2内に直視第3透過面25を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第4透過面26を経て透明媒体L2から外に出る。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の正メニスカスレンズL3内に共通第1透過面31を経て入り、共通第2透過面32から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5の接合レンズ内に共通第3透過面41を経て入り、接合面45を経て、共通第4透過面42から外に出て、第5群G5の両凸正レンズL6と両凹負レンズL7の接合レンズ内に共通第5透過面61を経て入り、接合面67を経て、共通第6透過面71から外に出て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例1の仕様は、
画角(側視) 60°〜120°
画角(直視) 0°〜60°
入射瞳径(側視) φ0.10mm
(直視) φ0.42mm
像の大きさ(側視) φ3.80〜φ4.96
(直視) φ2.88
実施例2の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図6に示す。また、この実施例の光学系全体の側視光路の横収差図を図7、直視光路の横収差図を図8に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、(水平方向画角、垂直方向の画角)を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、水平方向画角については、Y軸正方向を向いて右回りの角度、垂直方向画角については、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面のうち、側視光路Aの側視第1反射面22と側視第2透過面24、及び、側視光路Aの側視第2反射面23と直視光路Bの直視第3透過面25を同一位置同一形状で構成した例である。
光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、中心軸2の周りで回転対称な後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置された開口5とからなり、前群Gfは、第1群G1と第2群G2、後群Gbは、第3群G3と第4群G4からなる。
第1群G1は、像面5側に凹面を向けた平凹負レンズL1からなる。平凹負レンズL1は、曲率半径無限大の直視第1透過面11と、直視第1透過面11より像面5側に配置される直視第2透過面12をもつ。
第2群G2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L2からなり、側視光路Aと、直視光路Bとを合成する光路合成光学系である。透明媒体L2は、側視物体面3に対向し、外側に配置され、中心軸2に平行なシリンドリカル状の側視第1透過面21と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1透過面21より中心軸2側に形成され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第1反射面22と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1反射面22より像面5と反対側に配置され、球面からなり、正のパワーをもつ側視第2反射面23と、側視第2反射面23より像面5側に配置され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第2透過面24をもつ。また、球面からなり、負のパワーをもつ直視第3透過面25と、直視第3透過面25より像面5側に配置され、球面からなり、負のパワーをもつ直視第4透過面26をもつ。なお、側視第1反射面22と側視第2透過面24は同一面であり、側視第2反射面23と直視第3透過面25は同一面である。
第3群G3は、像面5側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3からなり、共通第1透過面31と、共通第1透過面31より像面5側に配置される共通第2透過面32をもつ。
第4群G4は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL4と両凸正レンズL5の接合レンズからなり、共通第3透過面41と、共通第3透過面41より像面5側に配置される接合面45と、接合面45より像面5側に配置される共通第4透過面51をもつ。
光学系1は、側視光路Aと、直視光路Bとを形成する。側視光路Aにおいては、光学系1側方の側視物体面3から入射する光束は、前群Gfのうち第2群G2と後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2から外れた外側に円環状に映像を形成する。また、直視光路Bにおいては、光学系1の中心軸2近傍の直視物体面4から入射する光束は、前群Gfと後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2近傍に円形に映像を形成する。
側視光路Aとして光学系1の側方から入射する光束は、前群Gfの第2群G2の透明媒体L2内に側視第1透過面21を経て入り、中心軸2側の側視第1反射面22で像面5と反対側に反射され、側視第2反射面23で像面5側に反射され、側視第2透過面24を経て透明媒体L2から外に出る略Z字状の光路を有する。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の正メニスカスレンズL3内に中心軸2を挟んで反対側で共通第1透過面31を経て入り、共通第2透過面32から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL4内に共通第3透過面41を経て入り、接合面45を経て、両凸正レンズL5の共通第4透過面51から外に出て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に結像する。
また、直視光路Bとして光学系1に入射する光束は、前群Gfの第1群G1の透明媒体L1内に直視第1透過面11を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第2透過面12を経て透明媒体L1から外に出て、第2群G2の透明媒体L2内に直視第3透過面25を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第4透過面26を経て透明媒体L2から外に出る。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の正メニスカスレンズL3内に共通第1透過面31を経て入り、共通第2透過面32から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL4内に共通第3透過面41を経て入り、接合面45を経て、両凸正レンズL5の共通第4透過面51から外に出て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例2の仕様は、
画角(側視) 60°〜120°
画角(直視) 0°〜60°
入射瞳径(側視) φ0.13mm
(直視) φ0.68mm
像の大きさ(側視) φ3.87〜φ4.90
(直視) φ2.83
実施例3の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図9に示す。また、この実施例の光学系全体の側視光路の横収差図を図10、直視光路の横収差図を図11に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、(水平方向画角、垂直方向の画角)を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、水平方向画角については、Y軸正方向を向いて右回りの角度、垂直方向画角については、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面のうち、側視光路Aの側視第1反射面22と側視第2透過面24と直視光路Bの直視第4透過面26、及び、側視光路Aの側視第2反射面23と直視光路Bの直視第3透過面25を同一位置同一形状で構成した例である。
光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、中心軸2の周りで回転対称な後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置された開口5とからなり、前群Gfは、第1群G1と第2群G2、後群Gbは、第3群G3と第4群G4からなる。
第1群G1は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL1からなる。負メニスカスレンズL1は、直視第1透過面11と、直視第1透過面11より像面5側に配置される直視第2透過面12をもつ。
第2群G2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L2と、両凹負レンズL3とからなり、側視光路Aと、直視光路Bとを合成する光路合成光学系である。
透明媒体L2は、側視物体面3に対向し、外側に配置され、中心軸2に平行なシリンドリカル状の側視第1透過面21と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1透過面21より中心軸2側に形成され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第1反射面22と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1反射面22より像面5と反対側に配置され、球面からなり、正のパワーをもつ側視第2反射面23と、側視第2反射面23より像面5側に配置され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第2透過面24をもつ。また、球面からなり、負のパワーをもつ直視第3透過面25と、直視第3透過面25より像面5側に配置され、球面からなり、負のパワーをもつ直視第4透過面26をもつ。なお、側視第1反射面22と側視第2透過面24は同一面である。
両凹負レンズL3は、球面からなり、負のパワーをもつ側視第3透過面31と負のパワーをもつ側視第4透過面32及び負のパワーをもつ直視第5透過面33と負のパワーをもつ直視第6透過面34をもつ。なお、側視第3透過面31と直視第5透過面33は、同一面であり、側視第4透過面32と直視第6透過面34は、同一面である。
第3群G3は、像面5側に凸面を向けた負メニスカスレンズL4と像面5側に凸面を向けた正メニスカスレンズL5の接合レンズからなり、共通第1透過面41と、共通第1透過面41より像面5側に配置される接合面45と、接合面45より像面5側に配置される共通第2透過面51をもつ。
第4群G4は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL6と両凸正レンズL7の接合レンズからなり、共通第3透過面61と、共通第3透過面61より像面5側に配置される接合面67と、接合面67より像面5側に配置される共通第4透過面71をもつ。
光学系1は、側視光路Aと、直視光路Bとを形成する。側視光路Aにおいては、光学系1側方の側視物体面3から入射する光束は、前群Gfのうち第2群G2と後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2から外れた外側に円環状に映像を形成する。また、直視光路Bにおいては、光学系1の中心軸2近傍の直視物体面4から入射する光束は、前群Gfと後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2近傍に円形に映像を形成する。
側視光路Aとして光学系1の側方から入射する光束は、前群Gfの第2群G2の透明媒体L2内に側視第1透過面21を経て入り、中心軸2側の側視第1反射面22で像面5と反対側に反射され、側視第2反射面23で像面5側に反射され、側視第2透過面24を経て透明媒体L2から外に出る略Z字状の光路を有する。そして、透明媒体L3内に側視第3透過面31から入り、側視第4透過面32を経て透明媒体L3から外に出る
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の負メニスカスレンズL4と正メニスカスレンズL5の接合レンズ内に中心軸2を挟んで反対側で共通第1透過面41を経て入り、接合面45を経て、共通第2透過面51から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL6と両凸正レンズL7の接合レンズ内に共通第3透過面61を経て入り、接合面67を経て、共通第4透過面71から外に出て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に結像する。
また、直視光路Bとして光学系1に入射する光束は、前群Gfの第1群G1の透明媒体L1内に直視第1透過面11を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第2透過面12を経て透明媒体L1から外に出て、第2群G2の透明媒体L2内に直視第3透過面25を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第4透過面26を経て透明媒体L2から外に出て、透明媒体L3内に直視第5透過面33を経て入り、直視第5透過面33より像面5側に配置された直視第6透過面34を経て透明媒体L3から外に出る。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の負メニスカスレンズL4と正メニスカスレンズL5の接合レンズ内に共通第1透過面41を経て入り、接合面45を経て、共通第2透過面51から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL6と両凸正レンズL7の接合レンズ内に共通第3透過面61を経て入り、接合面67を経て、共通第4透過面71から外に出て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例3の仕様は、
画角(側視) 60°〜120°
画角(直視) 0°〜60°
入射瞳径(側視) φ0.09mm
(直視) φ0.49mm
像の大きさ(側視) φ3.78〜φ4.94
(直視) φ2.96
実施例4の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図12に示す。また、この実施例の光学系全体の側視光路の横収差図を図13、直視光路の横収差図を図14に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、(水平方向画角、垂直方向の画角)を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、水平方向画角については、Y軸正方向を向いて右回りの角度、垂直方向画角については、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面のうち、側視光路Aの側視第1反射面22と側視第2透過面24と直視光路Bの直視第4透過面26、及び、側視光路Aの側視第2反射面23と直視光路Bの直視第3透過面25を同一位置同一形状で構成した例である。
光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、中心軸2の周りで回転対称な後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置された開口5とからなり、前群Gfは、第1群G1と第2群G2、後群Gbは、第3群G3と第4群G4からなる。
第1群G1は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL1と像面5側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2とからなる。負メニスカスレンズL1は、直視第1透過面11と、直視第1透過面11より像面5側に配置される直視第2透過面12をもつ。負メニスカスレンズL2は、直視第3透過面21と、直視第3透過面21より像面5側に配置される直視第4透過面22をもつ。
第2群G2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L3と、両凹負レンズL4とからなり、側視光路Aと、直視光路Bとを合成する光路合成光学系である。
透明媒体L3は、側視物体面3に対向し、外側に配置され、中心軸2に平行なシリンドリカル状の側視第1透過面31と、透明媒体L3の内部に形成され、側視第1透過面31より中心軸2側に形成され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第1反射面32と、透明媒体L3の内部に形成され、側視第1反射面32より像面5と反対側に配置され、球面からなり、正のパワーをもつ側視第2反射面33と、側視第2反射面33より像面5側に配置され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第2透過面34をもつ。また、球面からなり、負のパワーをもつ直視第5透過面35と、直視第5透過面35より像面5側に配置され、球面からなり、負のパワーをもつ直視第6透過面36をもつ。なお、側視第1反射面32と側視第2透過面34と直視第6透過面36は同一面であり、側視第2反射面33と直視第5透過面35は同一面である。
両凹負レンズL4は、球面からなり、負のパワーをもつ側視第3透過面41と負のパワーをもつ側視第4透過面42及び負のパワーをもつ直視第5透過面43と負のパワーをもつ直視第6透過面44をもつ。なお、側視第3透過面41と直視第5透過面43は、同一面であり、側視第4透過面42と直視第6透過面44は、同一面である。
第3群G3は、両凹負レンズL5と両凸正レンズL6の接合レンズからなり、共通第1透過面51と、共通第1透過面51より像面5側に配置される接合面56と、接合面56より像面5側に配置される共通第2透過面61をもつ。
第4群G4は、像面側に凹面を向けた負メニスカスレンズL7と両凸正レンズL8の接合レンズからなり、共通第3透過面71と、共通第3透過面71より像面5側に配置される接合面78と、接合面78より像面5側に配置される共通第4透過面81をもつ。
光学系1は、側視光路Aと、直視光路Bとを形成する。側視光路Aにおいては、光学系1側方の側視物体面3から入射する光束は、前群Gfのうち第2群G2と後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2から外れた外側に円環状に映像を形成する。また、直視光路Bにおいては、光学系1の中心軸2近傍の直視物体面4から入射する光束は、前群Gfと後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2近傍に円形に映像を形成する。
側視光路Aとして光学系1の側方から入射する光束は、前群Gfの第2群G2の透明媒体L3内に側視第1透過面31を経て入り、中心軸2側の側視第1反射面32で像面5と反対側に反射され、側視第2反射面33で像面5側に反射され、側視第2透過面34を経て透明媒体L2から外に出る略Z字状の光路を有する。そして、透明媒体L4内に側視第3透過面41から入り、側視第4透過面42を経て透明媒体L3から外に出る
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の両凹負レンズL5と両凸正レンズL6の接合レンズ内に中心軸2を挟んで反対側で共通第1透過面51を経て入り、接合面56を経て、共通第2透過面61から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL7と両凸正レンズL8の接合レンズ内に共通第3透過面71を経て入り、接合面78を経て、共通第4透過面81から外に出て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に結像する。
また、直視光路Bとして光学系1に入射する光束は、前群Gfの第1群G1の透明媒体L1内に直視第1透過面11を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第2透過面12を経て透明媒体L1から外に出て、第2群G2の透明媒体L2内に直視第3透過面25を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第4透過面26を経て透明媒体L2から外に出て、透明媒体L3内に直視第5透過面33を経て入り、直視第5透過面33より像面5側に配置された直視第6透過面34を経て透明媒体L3から外に出て、透明媒体L4内に直視第7透過面43を経て入り、直視第7透過面43より像面5側に配置された直視第8透過面44を経て透明媒体L4から外に出る。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの第3群G3の両凹負レンズL5と両凸正レンズL6の接合レンズ内に共通第1透過面51を経て入り、接合面56を経て、共通第2透過面61から外に出て、第4群G4の負メニスカスレンズL7と両凸正レンズL8の接合レンズ内に共通第3透過面71を経て入り、接合面78を経て、共通第4透過面81から外に出て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例4の仕様は、
画角(側視) 60°〜120°
画角(直視) 0°〜60°
入射瞳径(側視) φ0.11mm
(直視) φ0.46mm
像の大きさ(側視) φ3.77〜φ4.94
(直視) φ2.97
実施例5の光学系1の中心軸2に沿ってとった断面図を図15に示す。また、この実施例の光学系全体の側視光路の横収差図を図16、直視光路の横収差図を図17に示す。この横収差図において、中央に示された角度は、(水平方向画角、垂直方向の画角)を示し、その画角におけるY方向(メリジオナル方向)とX方向(サジタル方向)の横収差を示す。なお、マイナスの画角は、水平方向画角については、Y軸正方向を向いて右回りの角度、垂直方向画角については、X軸正方向を向いて右回りの角度を意味する。以下、同じ。
本実施例は、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面のうち、側視光路Aの側視第1反射面22と側視第2透過面24と直視光路Bの直視第4透過面26、及び、側視光路Aの側視第2反射面23と直視光路Bの直視第3透過面25を同一位置同一形状で構成し、既存の光学系の先端に取り付けるアタッチメント光学系として構成した例である。図中、矢印は理想レンズを示している。
光学系1は、中心軸2の周りで回転対称な前群Gfと、理想レンズからなる後群Gbと、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置された開口5とからなり、前群Gfは、第1群G1と第2群G2、後群Gbは、理想レンズL0からなる。
第1群G1は、物体面側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1からなり、直視第1透過面11と、直視第1透過面11より像面5側に配置され、負のパワーをもつ直視第2透過面12をもつ。
第2群G2は、中心軸2の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体L2と、像面5側に凸面を向けた負メニスカスレンズL3とからなり、側視光路Aと、直視光路Bとを合成する光路合成光学系である。
透明媒体L2は、側視物体面3に対向し、外側に配置され、中心軸2に平行なシリンドリカル状の側視第1透過面21と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1透過面21より中心軸2側に形成され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第1反射面22と、透明媒体L2の内部に形成され、側視第1反射面22より像面5と反対側に配置され、非球面からなり、正のパワーをもつ側視第2反射面23と、側視第2反射面23より像面5側に配置され、非球面からなり、負のパワーをもつ側視第2透過面24をもつ。また、非球面からなり、負のパワーをもつ直視第3透過面25と、直視第3透過面25より像面5側に配置され、非球面からなり、負のパワーをもつ直視第4透過面26をもつ。なお、側視第1反射面22と側視第2透過面24と直視第4透過面26は同一面であり、側視第2反射面23と直視第3透過面25は同一面である。
負メニスカスレンズL3は、側視第3透過面31と側視第4透過面32及び直視第5透過面33と直視第6透過面34をもつ。なお、側視第3透過面31と直視第5透過面33は、同一面であり、側視第4透過面32と直視第6透過面34は、同一面である。
後群Gbは、理想レンズL0である。
光学系1は、側視光路Aと、直視光路Bとを形成する。側視光路Aにおいては、光学系1側方の側視物体面3から入射する光束は、前群Gfのうち第2群G2と後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2から外れた外側に円環状に映像を形成する。また、直視光路Bにおいては、光学系1の中心軸2近傍の直視物体面4から入射する光束は、前群Gfと後群Gbを順に経て中心軸2に垂直な像面5の中心軸2近傍に円形に映像を形成する。
側視光路Aとして光学系1の側方から入射する光束は、前群Gfの第2群G2の透明媒体L2内に側視第1透過面21を経て入り、中心軸2側の側視第1反射面22で像面5と反対側に反射され、側視第2反射面23で像面5側に反射され、側視第2透過面24を経て透明媒体L2から外に出る略Z字状の光路を有する。そして、透明媒体L3内に側視第3透過面31から入り、側視第4透過面32を経て透明媒体L3から外に出る
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの理想レンズL0を経て、像面5の中心軸2から外れた半径方向の所定位置に結像する。
また、直視光路Bとして光学系1に入射する光束は、前群Gfの第1群G1の透明媒体L1内に直視第1透過面11を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第2透過面12を経て透明媒体L1から外に出て、第2群G2の透明媒体L2内に直視第3透過面25を経て入り、直視第1透過面11より像面5側に配置された直視第4透過面26を経て透明媒体L2から外に出て、透明媒体L3内に直視第5透過面33を経て入り、直視第5透過面33より像面5側に配置された直視第6透過面34を経て透明媒体L3から外に出る。
その後、前群Gfと後群Gbの間に中心軸2に同軸に配置され絞りを構成する開口5を経て、後群Gbの理想レンズL0を経て、像面5の中心軸2上に結像する。
この実施例5の仕様は、
画角(側視) 60°〜120°
画角(直視) 0°〜60°
入射瞳径(側視) φ0.08mm
(直視) φ0.37mm
像の大きさ(側視) φ3.74〜φ4.99
(直視) φ2.86
以下に、上記実施例1〜5の構成パラメータを示す。なお、以下の表中の“ASS”は非球面、“ERFS”は拡張回転自由曲面を、“RE”は反射面を示す。
実施例1
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞ 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8348 42.7
2 ERFS[2](RE) 偏心(3) 1.8348 42.7
3 ERFS[3](RE) 偏心(4) 1.8348 42.7
4 ERFS[4] 偏心(5)
5 ∞(絞り) 0.20 偏心(6)
6 -0.89 0.80 1.7440 44.8
7 -1.26 0.10
8 6.06 0.50 1.7502 33.2
9 3.02 1.60 1.5174 67.3
10 -3.73 0.10
11 3.78 2.20 1.4875 70.4
12 -2.99 0.50 1.7508 32.4
13 56.93 5.13
14 ∞ 0.40 1.5163 64.1
15 ∞ 0.10
像 面 ∞
ERFS[1]
RY
θ 90.00
-3.00
ERFS[2]
RY 2.56
θ 31.22
-2.33
ERFS[3]
RY 4.88
θ 2.88
-1.71
ERFS[4]
RY 1.75
θ 40.71
R -1.14
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.03
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.04
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.22
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.38
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[6]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.77
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
直視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞ 0.60 1.5163 64.1
2 1.50 1.76
3 ERFS[5] 偏心(7) 1.8348 42.7
4 ERFS[4] 偏心(5)
5 ∞(絞り) 0.20 偏心(6)
6 -0.89 0.80 1.7440 44.8
7 -1.26 0.10
8 6.06 0.50 1.7502 33.2
9 3.02 1.60 1.5174 67.3
10 -3.73 0.10
11 3.78 2.20 1.4875 70.4
12 -2.99 0.50 1.7508 32.4
13 56.93 5.13
14 ∞ 0.40 1.5163 64.1
15 ∞ 0.10
像 面 ∞
ERFS[5]
RY 5.00
θ 5.04
R -0.44
ERFS[4]
RY 1.75
θ 40.71
R -1.14
偏心(7)
X 0.00 Y 0.00 Z -1.33
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(5)
X 0.00 Y 0.00 Z -0.38
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心(6)
X 0.00 Y 0.00 Z 1.77
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
実施例2
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞ 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(2) 1.8348 42.7
2 ASS[1](RE) 偏心(3) 1.8348 42.7
3 11.26(RE) 偏心(4) 1.8348 42.7
4 ASS[1] 偏心(3)
5 ∞(絞り) 0.10 偏心(5)
6 -1.59 2.00 1.7292 54.7
7 -2.02 0.10
8 4.80 1.00 1.8467 23.8
9 2.52 2.50 1.7440 44.8
10 -12.02 3.62
11 ∞ 0.40 1.5163 64.1
12 ∞ 0.10
像 面 ∞ 0.00
ERFS[1]
RY
θ 90.00
-3.00
ASS[1]
R 3.25
k -7.5002e-1
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.03
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.91
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.73
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.55
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
直視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 ∞ 0.80 1.7292 54.7
2 4.61 3.57
3 11.26 偏心(4) 1.8348 42.7
4 3.25 偏心(3)
5 ∞(絞り) 0.10 偏心(5)
6 -1.59 2.00 1.7292 54.7
7 -2.02 0.10
8 4.80 1.00 1.8467 23.8
9 2.52 2.50 1.7440 44.8
10 -12.02 3.62
11 ∞ 0.40 1.5163 64.1
12 ∞ 0.10
像 面 ∞ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.73
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.91
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.55
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
実施例3
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞ 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1](RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 15.47(RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[1] 偏心(3)
5 -8.96 0.55 偏心(5) 1.4875 70.4
6 0.88 0.50
7 ∞(絞り) 0.50
8 -3.52 0.50 1.7552 27.6
9 -25.30 1.50 1.7440 44.8
10 -2.04 0.10
11 9.45 1.00 1.8467 23.8
12 2.95 2.50 1.6204 60.3
13 -5.81 8.41
14 ∞ 0.40 1.5163 64.1
15 ∞ 0.10
像 面 ∞
ERFS[1]
RY
θ 90.00
-3.00
ASS[1]
R 4.01
k -3.0163e-1
偏心(1)
X 0.00 Y -5.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.03
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.78
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.37
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.16
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
直視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 8.69 0.80 1.5163 64.1
2 1.65 2.86
3 15.47 偏心(4) 1.8348 42.7
4 4.01 偏心(3)
5 -8.96 0.55 偏心(5) 1.4875 70.4
6 0.88 0.50
7 ∞(絞り) 0.50
8 -3.52 0.50 1.7552 27.6
9 -25.30 1.50 1.7440 44.8
10 -2.04 0.10
11 9.45 1.00 1.8467 23.8
12 2.95 2.50 1.6204 60.3
13 -5.81 8.41
14 ∞ 0.40 1.5163 64.1
15 ∞ 0.10
像 面 ∞
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.37
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.78
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.16
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
実施例4
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞ 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1](RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 14.19(RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[1] 偏心(3)
5 -3.01 0.55 偏心(5) 1.4875 70.4
6 1.10 0.50
7 ∞(絞り) 0.50
8 -4.75 0.50 1.7209 29.1
9 43.27 1.50 1.7440 44.8
10 -2.26 0.10
11 16.57 1.00 1.8467 23.8
12 3.66 2.50 1.6204 60.3
13 -4.87 9.25
14 ∞ 0.40 1.5163 64.1
15 ∞ 0.10
像 面 ∞
ERFS[1]
RY
θ 90.00
-4.00
ASS[1]
R 4.40
k -7.3106e-1
偏心(1)
X 0.00 Y 0.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.02
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.12
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -2.28
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.06
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
直視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 9.42 0.80 1.5163 64.1
2 2.13 2.35
3 -4.29 0.80 1.5163 64.1
4 -3.86 2.38
5 14.19 0.00 偏心(5) 1.8348 42.7
6 ASS[1] 0.00 偏心(4)
7 -3.01 0.55 偏心(6) 1.4875 70.4
8 1.10 0.50
9 ∞(絞り) 0.50
10 -4.75 0.50 1.7209 29.1
11 43.27 1.50 1.7440 44.8
12 -2.26 0.10
13 16.57 1.00 1.8467 23.8
14 3.66 2.50 1.6204 60.3
15 -4.87 9.25
16 ∞ 0.40 1.5163 64.1
17 ∞ 0.10
像 面 ∞
ASS[1]
R 4.40
k -7.3106e-1
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -2.28
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.12
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 0.06
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
実施例5
側視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞ 偏心(1)
1 ERFS[1] 偏心(2) 1.5163 64.1
2 ASS[1](RE) 偏心(3) 1.5163 64.1
3 ASS[2](RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[1] 偏心(3)
5 -3.66 0.55 偏心(5) 1.7440 44.8
6 -2.96 0.50
7 ∞(絞り) 3.00
8 理想レンズ 3.58
像 面 ∞
ERFS[1]
RY
θ 90.00
-4.00
ASS[1]
R 5.11
k 1.3753e+0
ASS[2]
R 13.09
k 0.0000
偏心[1]
X 0.00 Y -5.00 Z 0.00
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[2]
X 0.00 Y -4.00 Z -0.04
α 90.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.87
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[4]
X 0.00 Y 0.00 Z -1.64
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.17
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
直視光路
面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数
物体面 ∞ ∞
1 205.85 0.80 1.5163 64.1
2 2.32 2.30
3 ASS[2](RE) 偏心(4) 1.5163 64.1
4 ASS[1] 偏心(3)
5 -3.66 0.55 偏心(5) 1.7440 44.8
6 -2.96 0.50
7 ∞(絞り) 3.00
8 理想レンズ 3.58
像 面 ∞
ASS[1]
R 5.11
k 1.3753e+0
ASS[2]
R 13.09
k 0.0000
偏心[3]
X 0.00 Y 0.00 Z -0.87
α 0.00 β 0.00 γ 0.00
偏心[5]
X 0.00 Y 0.00 Z 1.17
α 0.00 β 0.00 γ 0.00 。
また、光学素子の外形をD、反射光路の像の外形をDrとすると、次のようになる。
実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 実施例5
D 6.00 6.00 6.00 8.00 8.00
Dr 4.96 4.90 4.94 4.94 4.99
D/Dr 1.21 1.22 1.21 1.62 1.60 。
以上の実施例では、光学系1の中心軸2に同心に回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体の透過面及び反射面を、拡張回転自由曲面で設計されている例であるが、拡張回転自由曲面が回転対称面と直交し、高次項を使用していない場合、球面と等価な構成となる。
また、前群10の反射面、屈折面をそれぞれ任意形状の線分を回転対称軸1の周りで回転することにより形成され回転対称軸1上に面頂を有さない拡張回転自由曲面で設計しているが、それぞれ任意の曲面に置き換えてもよい。
また、本発明の光学系は、回転対称面を形成する任意形状の線分を定義する式に奇数次項を含むものを用いることにより、偏心により発生する像面5の傾きや、絞りの逆投影時の瞳収差を補正している。
また、本発明の前群10を構成する中心軸2の周りで回転対称な透明媒体はそのまま用いることにより、360°全方位の画角を有する画像を撮影したり投影できるが、その透明媒体を中心軸2を含む断面で切断して2分の1、3分の1、3分の2等にすることにより、中心軸2の周りの画角が180°、120°、240°等の画像を撮影したり投影するようにしてもよい。
以上、本発明の光学系を中心軸(回転対称軸)1を垂直方向に向けて天頂を含む360°全方位(全周)の画角の画像を得る撮像あるいは観察光学系として説明してきたが、本発明は撮影光学系、観察光学系に限定されず、光路を逆にとって天頂を含む360°全方位(全周)の画角に画像を投影する投影光学系として用いることもできる。また、内視鏡は管内観察装置の全周観察光学系として用いることもできる。
図18は、本実施例の画像と撮像素子の配置例を示す。図18(a)は、画面比が16:9の撮像素子を使用した例である。上下方向の画像は使用しない場合、側視光路Aの画像A1の左右の位置に撮像素子50の大きさを合致させると好ましい。図18(b)は、画面比が4:3の撮像素子50を使用し、直視光路Bでの画像B1に撮像素子50の大きさを合致させた例であり、図18(a)と同様に上下方向の映像は使用しない場合を示す。図18(c)は、画面比が4:3の撮像素子50を使用し、側視光路Aでの画像A1に撮像素子50の大きさを合致させた例である。このように、配置をすると、側視光路Aの画像A1と直視光路Bの画像B1の両方をすべて撮像することができる。
以下に、本発明の光学系1の適用例として、撮影光学系101又は投影光学系102の使用例を説明する。図19は、内視鏡先端の撮影光学系として本発明による撮影光学系101を用いた例を示すための図であり、図19(a)は、硬性内視鏡110の先端101に本発明による撮影光学系を取り付けて360°全方位の画像を撮像観察する例である。図19(b)にその先端の概略の構成を示す。本発明によるパノラマ撮影光学系101の前群Gfの入射面21の周囲には円周方向にスリット状に伸びる開口106を有するケーシング等からなるフレア絞り107が配置され、フレア光が入射するのを防止している。また、図19(c)は、軟性電子内視鏡113の先端に本発明によるパノラマ撮影光学系101を同様に取り付けて、表示装置114に撮影された画像を、画像処理を施して歪みを補正して表示するようにした例である。
図20は、カプセル内視鏡120に本発明による撮影光学系101を取り付けて360°全方位の画像を撮像観察する例である。本発明による撮影光学系101の側視光路Aにおける前群Gf第2群の側視第1透過面21の周囲には円周方向にスリット状に伸びる開口106、及び、直視光路Bにおける前群Gfの第1群の直視第1透過面11の前方に円形状の開口106、を有するケーシング等にフレア絞り107が形成され、フレア光が入射するのを防止している。
図19及び図20に示すように、内視鏡に撮影光学系101を用いることにより、撮影光学系101の後方の画像を撮像観察することができ、従来と異なる角度から様々な部位を撮像観察することができる。
図21(a)は、自動車130の前方に撮影光学系として本発明による撮影光学系101を取り付けて、車内の表示装置に各撮影光学系101を経て撮影された画像を、画像処理を施して歪みを補正して同時に表示するようにした例を示す図であり、図21(b)は、自動車130の各コーナやヘッド部のポールの頂部に撮影光学系として本発明による撮影光学系101を複数取り付けて、車内の表示装置に各撮影光学系101を経て撮影された画像を、画像処理を施して歪みを補正して同時に表示するようにした例を示す図である。この場合、図18(a)に示したように、側視光路Aの画像A1の左右の位置に撮像素子50の大きさを合致させると、左右の画像が広く撮像でき、好ましい。
また、図22は、投影装置140の投影光学系として本発明による投影光学系102を用い、その像面5に配置した表示素子にパノラマ画像を表示し、投影光学系102を通して360°全方位に配置したスクリーン141に360°全方位画像を投影表示する例である。
さらに、図23は、建物150の外部に本発明による撮影光学系101を用いた撮影装置151を取り付け、屋内に本発明による撮影光学系101を用いた投影装置151を配置し、撮影装置151で撮像された映像を電線152を介して投影装置140に送るように接続している。このような配置において、屋外の360°全方位の被写体Oを、撮影光学系101を経て撮影装置151で撮影し、その映像信号を電線152を介して投影装置140に送り、像面に配置した表示素子にその映像を表示して、投影光学系102を通して屋内の壁面等に被写体Oの映像O'を投影表示するようにしている例である。
本発明の光学系の座標系を説明するための図である。 拡張回転自由曲面の原理を示す図である。 本発明の実施例1の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例1の側視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 実施例1の直視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 本発明の実施例2の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例2の側視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 実施例2の直視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 本発明の実施例3の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例3の側視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 実施例3の直視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 本発明の実施例4の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例4の側視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 実施例4の直視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 本発明の実施例5の光学系の中心軸に沿ってとった断面図である。 実施例5の側視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 実施例5の直視光路における光学系全体の横収差図を示す図である。 本発明の光学系の画像と撮像素子の配置例を示す図である。 本発明の光学系を内視鏡先端の撮影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系をカプセル内視鏡の撮影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系を自動車の撮影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系を投影装置の投影光学系として用いた例を示す図である。 本発明の光学系を屋外の被写体を撮影する撮影光学系として用いた例を示す図である。
符号の説明
1…光学系中心軸
2…中心軸
3…側視物体面
4…直視物体面
5…像面

Claims (18)

  1. 中心軸の周りで回転対称な屈折率が1より大きい透明媒体からなり、前記透明媒体は、第1透過面と、前記第1透過面より中心軸側に配置された第1反射面と、前記第1反射面より像面と反対側に配置された第2反射面と、前記第2反射面より像面側に配置された第2透過面と、第3透過面と、前記第3透過面より像面側に配置された第4透過面を有し、前記透明媒体に入射する光束は、側視光路と直視光路とを有し、順光線追跡の順に、前記側視光路は、前記第1透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第1反射面で像面と反対側に反射され、前記第2反射面で像面側に反射され、前記第2透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る略Z字状の光路を構成し、前記直視光路は、前記第3透過面を経て前記透明媒体内に入り、前記第4透過面を経て前記透明媒体から像面側に外へ出る光路を構成することを特徴とする光学素子。
  2. 前記側視光路は、前記中心軸に対して片側のみで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記中心軸近傍に前記第2透過面を配置し、その周辺部に前記第1反射面及び前記第2反射面を配置し、最外周部に前記第1透過面を配置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学素子。
  4. 前記第1反射面は、前記第2透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光学素子。
  5. 前記第1反射面は、前記第4透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光学素子。
  6. 前記第2反射面は、前記第3透過面と同一位置、同一形状の面であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光学素子。
  7. 前記第1反射面及び前記第2反射面は、全反射作用を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の光学素子。
  8. 前記第1透過面は、円柱又は円錐状の面であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の光学素子。
  9. 前記第1反射面と前記第2反射面のうち少なくとも1面は、対称面を持たない任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形成される拡張回転自由曲面で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の光学素子。
  10. 前記透明媒体の有する面のうち少なくとも1面は、奇数次項を含む任意形状の線分を中心軸の周りで回転させて形状される拡張回転自由曲面で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の光学素子。
  11. 前群と、前記前群より像面側に配置された後群と、前記前群と前記後群の間に配置された開口とを備え、前記光学素子は、前記前群に配置され、前記直視光路は、前記中心軸近傍の物点を撮像又は投影し、前記側視光路は、前記中心軸周辺の物点を撮像又は投影することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の光学素子を備えた光学系。
  12. 前記側視光路と前記直視光路は、前記光学素子の一部を共有使用し、前記直視光路の円形状の映像と、その外周の前記側視光路の円環状の映像を同一平面内に形成することを特徴とする請求項11に記載の光学系。
  13. 前記第2反射面は、前記開口側に凹面を向けて配置されることを特徴とする請求項11又は請求項12のいずれかに記載の光学系。
  14. 前記第1反射面は、前記開口側に凹面を向けて配置されることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の光学系。
  15. 前記側視光路の映像は、光路中で中間像を形成しないことを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の光学系。
  16. 前記光学素子の外形をDとするとき
    D<10mm
    なる条件を満足することを特徴とする請求項11乃至請求項15のいずれかに記載の光学系。
  17. 前記側視光路の像の外形をDrとするとき、
    D/Dr<2
    なる条件を満足することを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれかに記載の光学系。
  18. 請求項11乃至請求項17のいずれかに記載の光学系を用いた内視鏡。
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