JP2008308731A - 鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法 - Google Patents

鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯の操業条件を変更する際に、鋼帯の冷却不足及び過冷却を回避して最適な冷却を可能とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法を提供する。
【解決手段】先行鋼帯11の後端部と後行鋼帯12の先端部を溶接して連続鋼帯13を形成し、連続鋼帯13を鋼帯連続熱処理炉の加熱帯を通過させながら加熱し、ブロア14で冷却風が吹込まれる徐冷帯15を通過させながら徐冷する鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、徐冷帯15に設けたヒータ16による炉温の変更及び徐冷帯15に吹込まれる冷却風の総風量を決定するブロア回転数の変更を行なわない定常運転時には徐冷帯15の板温調整をフィードバック制御で行ない、ブロア回転数のみを変更する操業条件変更時、又はブロア回転数及び徐冷帯15の炉温を変更する操業条件変更時には、フィードバック制御を中断してブロア回転数又は徐冷帯15の炉温をフィードフォワード制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法に係り、詳しくは鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯から出る鋼帯温度を制御する温度制御方法に関する。
鋼帯を連続熱処理する場合、先行鋼帯の後端部と後行鋼帯の先端部とを溶接して鋼帯連続熱処理炉に連続的に通板している。このとき、各鋼帯の品質上の制約から、鋼帯毎に予め決められた冷却処理条件で熱処理が行なわれるように、鋼帯連続熱処理炉に設けた徐冷帯(冷却帯ともいう)の操業条件を鋼帯毎に変更している。
例えば、特許文献1には、徐冷帯内の鋼帯への熱伝達を示す熱伝達モデル式中の総括熱伝達係数と徐冷帯内の鋼帯に吹付ける冷却風量との関係を表す関係式を予め求めておき、操業条件の変更毎に、すなわち、処理中の先行鋼帯の後端部に続いて次に処理を行なう後行鋼帯の先端部が徐冷帯に進入した場合に予測される総括熱伝達係数の予測値を前記関係式に代入して冷却風量を求めて後行鋼帯の最適な冷却を行なう鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯における鋼帯の温度制御方法が提案されている。
特許第1150395明細書
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、操業条件の変更毎に設定する冷却風量は明確に規定されるが、冷却風量変更のタイミングに関しては記載されておらず、最適な冷却を行なう場合は変更のタイミングを徐冷帯の特性に合わせて決定しなければならないという問題がある。また、前記関係式に代入して求めた冷却風量が送風設備で調整可能な風量範囲の下限値未満となって鋼帯が過剰冷却される場合については考慮されていないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯の操業条件を変更する際に、鋼帯の冷却不足及び過冷却を回避して最適な冷却を可能とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法は、先行鋼帯の後端部と後行鋼帯の先端部を溶接して連続鋼帯を形成し、前記連続鋼帯を鋼帯連続熱処理炉の加熱帯を通過させながら加熱し、ブロアで冷却風が吹込まれる徐冷帯を通過させながら徐冷する際に、前記徐冷帯に設けたヒータによる炉温の変更及び前記徐冷帯に吹込まれる冷却風の総風量を決定するブロア回転数の変更を行なわない定常運転時には前記徐冷帯の板温調整をフィードバック制御で行ない、前記ブロア回転数のみを変更する、又は前記ブロア回転数及び前記徐冷帯の炉温を変更する操業条件変更時には、前記フィードバック制御を中断して前記ブロア回転数又は前記徐冷帯の炉温をフィードフォワード制御する鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法であって、
前記ブロア回転数、前記徐冷帯内を通過する前記連続鋼帯に冷却風を吹付けて冷却する際の強制対流熱伝達係数、及び冷却風の放出口から前記連続鋼帯までの吹付け距離の関係を表す実験式を予め求めておき、
前記フィードバック制御は、前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温に基づいてPID制御することで行ない、
前記フィードフォワード制御時の前記ブロア回転数は、前記操業条件変更毎に、前記徐冷帯に進入する前記連続鋼帯の板厚、該徐冷帯に進入する該連続鋼帯のライン速度、該徐冷帯に進入する該連続鋼帯の入側板温設定値、該徐冷帯から出る該連続鋼帯の出側板温設定値、及び該連続鋼帯に吹付ける冷却風の風温度をパラメータとして含む強制対流熱伝達係数予測式から算出される強制対流熱伝達係数を前記実験式に代入して得られる予測回転数に0.9以上1.1以下の係数を乗じて得られる範囲内の値に設定し、
前記ブロア回転数が予め設定された最小回転数未満で、かつ前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温が前記出側板温設定値未満の場合は、前記ブロア回転数を前記最小回転数に設定し前記ヒータにより前記徐冷帯の炉温の調整を行なう。
本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ブロア回転数が前記最小回転数以上の場合、前記フィードフォワード制御の開始時刻は、前記実験式に前記先行鋼帯の強制対流熱伝達係数を代入して設定した先行鋼帯用のブロア回転数と前記実験式に前記後行鋼帯の強制対流熱伝達係数を代入して設定した後行鋼帯用のブロア回転数との回転数大小関係から設定することが好ましい。
ここで、前記後行鋼帯用のブロア回転数が前記先行鋼帯用のブロア回転数を超える場合、前記フィードフォワード制御は前記先行鋼帯の後端部と前記後行鋼帯の先端部との溶接部が前記徐冷帯の入側所定位置に到達した場合に開始し、前記後行鋼帯用のブロア回転数が前記先行鋼帯用のブロア回転数未満の場合、前記フィードフォワード制御は前記溶接部が前記徐冷帯の出側所定位置に到達した場合に開始することが好ましい。
本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ブロア回転数が前記最小回転数未満で、かつ前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温が前記出側板温設定値未満の場合、前記フィードフォワード制御の開始時刻は、前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値と前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値との温度大小関係から設定することが好ましい。
ここで、前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値が前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値未満の場合、前記フィードフォワード制御は前記先行鋼帯の後端部と前記後行鋼帯の先端部との溶接部が前記徐冷帯の入側所定位置に到達した場合に開始し、前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値が前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値より高い場合、前記フィードフォワード制御は前記溶接部が前記徐冷帯の出側所定位置に到達した場合に開始することが好ましい。
本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記フィードフォワード制御の終了時刻はタイマーで設定することが好ましい。
本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記実験式は、前記ブロア回転数をN(回/分)、前記強制対流熱伝達係数をα(Kcal/mhr℃)、及び前記吹付け距離をd(m)として、
N=α・exp(y)・d
とすることができる。
ここで、x、y、及びzは前記徐冷帯において定まる固有のパラメータである。
本発明に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ヒータにより前記徐冷帯の炉温の調整を行なう場合の徐冷帯炉温設定値TFSVは、次式で求めることができる。
TFSV=TSAVE+M・t・(60V)・(QSdel−QSent)/(2L・β)+δ
ここで、TSAVEは前記徐冷帯内の前記連続鋼帯の平均温度(℃)、Mは該連続鋼帯の密度(kg/m)、tは該連続鋼帯の板厚、Vは該連続鋼帯のライン速度(m/分)、QSentは該徐冷帯に進入する該連続鋼帯の顕熱(Kcal/kg)、QSdelは該徐冷帯から出る該連続鋼帯の顕熱(Kcal/kg)、Lは該徐冷帯内の該連続鋼帯の長さ(m)、βは総括熱伝達係数(Kcal/mhr℃)、δはバイアス(℃)である。
請求項1〜8記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法においては、操業条件変更時にフィードフォワード制御を実施することで、過渡応答特性を改善することができると共に、フィードバック制御時にはPID制御を行うのできめ細かい制御を行なうことができる。
特に、請求項2〜5記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法においては、操業条件変更の前後で連続鋼帯が冷却不足又は過冷却になることが回避できる。
請求項6記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法においては、徐冷帯の温度応答特性に応じて、フィードフォワード制御期間を設定することができる。
請求項7記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法においては、実験式に含まれるパラメータ数が少なく、徐冷帯において定まる固有のパラメータを求める試運転調整期間を短くすることができる。
請求項8記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法においては、徐冷帯に固有のパラメータは総括熱伝達係数βのみに含まれるため、短い試運転調整期間で総括熱伝達係数βを求めることができる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法を適用する鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯温度制御設備の構成図である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法は、鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯温度制御設備10において、先行鋼帯11の後端部と後行鋼帯12の先端部を溶接して連続鋼帯13を形成し、連続鋼帯13を鋼帯連続熱処理炉の加熱帯(図示せず)を通過させながら加熱し、複数のブロア14により冷却風が吹込まれる徐冷帯15を通過させながら徐冷する際に、徐冷帯15に設けたヒータ16による炉温の変更及び徐冷帯15に吹込まれる冷却風の総風量を決定するブロア回転数の変更を行なわない定常運転時には徐冷帯15の板温調整をフィードバック制御で行ない、ブロア回転数のみを変更する操業条件変更時、又はブロア回転数及び徐冷帯15の炉温を変更する操業条件変更時には、フィードバック制御を中断してブロア回転数又は徐冷帯15の炉温をフィードフォワード制御する方法であって、これらの制御を行なう冷却処理管理制御装置17には、フィードフォワード制御が開始された際に、フィードフォワード制御の期間、すなわち、終了時刻を設定するタイマー(図示せず)が設けられている。
また、徐冷帯温度制御設備10は、フィードバック制御時に、徐冷帯15の出口側に設けた出側板温計18で測定される徐冷帯15から出る連続鋼帯13の出側板温が冷却処理管理制御装置17で設定された出側板温設定値になるように調整を行なう板温用温度調節器19と、板温用温度調節器19からの出力信号を受けて徐冷帯15内に吹込む冷却風の総風量を決定するブロア回転数を求めるブロア調整器20とを有している。更に、徐冷帯温度制御設備10は、冷却処理管理制御装置17で設定された出側板温設定値と板温用温度調節器19を介して入力された連続鋼帯13の出側板温に基づいてヒータ16の制御を行なうヒータ用温度調整器21と、冷却処理管理制御装置17からの指示信号を受けて板温用温度調節器19の出力信号がブロア調整器20又はヒータ用温度調整器21のいずれか一方に入力されるようにする信号切替えスイッチ22とを有している。
このような構成とすることにより、徐冷帯15で後端部側を除いた先行鋼帯11の徐冷処理を行なう場合、徐冷帯15から出る先行鋼帯11の出側板温が冷却処理管理制御装置17で設定された出側板温設定値になるように徐冷帯15の板温調整をPID制御によるフィードバック制御で行なうことができる。一方、先行鋼帯11の後端部側の徐冷処理を行なう際には、後行鋼帯12の先端部を除いた領域の徐冷が所定条件で行なわれるように徐冷帯15の板温を変更する必要があり、フィードバック制御による徐冷帯15の板温調整を一次中断して、フィードフォワード制御でブロア回転数のみを変更するか、又はフィードフォワード制御でブロア回転数及び徐冷帯の炉温を変更することができる。
続いて、本発明の一実施の形態に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法について説明する。
先行鋼帯11の後端部と後行鋼帯12の先端部を溶接して形成した連続鋼帯13を鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯15で連続して徐冷処理を行なうに際し、後端部側を除いた先行鋼帯11の熱処理を行なう場合、図示しない生産管理制御装置から先行鋼帯11の情報が冷却処理管理制御装置17に入力され、冷却処理管理制御装置17において徐冷帯15の徐冷パターン、先行鋼帯11が徐冷帯15から出る時の出側板温設定値の設定が行なわれ、徐冷パターンの設定信号はブロア14毎に設けられたブロア操作器23に入力され、徐冷帯15から出る時の出側板温設定値は板温用温度調節器19に入力される。
一方、徐冷帯15から出る時の先行鋼帯11の出側板温は、徐冷帯15の出口側に設けた出側板温計18で測定されて板温用温度調節器19に入力される。そして、板温用温度調節器19からは、徐冷帯15から出る先行鋼帯11の出側板温が冷却処理管理制御装置17で設定された出側板温設定値になるようにフィードバック制御による調整信号がブロア調整器20に入力される。ブロア調整器20では、調整信号に基づいて徐冷帯15内に吹込む冷却風の総風量を決定するブロア回転数を算出して各ブロア操作器23に入力し、ブロア操作器23では、徐冷パターンの設定信号と入力されたブロア回転数に基づいてブロア14毎のブロア個別回転数が算出される。その結果、各ブロア14からは、ブロア個別回転数に応じた風量の冷却風が徐冷帯15内に吹き込まれることにより、徐冷帯15の板温がフィードバック制御される。これにより、徐冷帯15内を通過する先行鋼帯11に対して冷却処理管理制御装置17で設定された徐冷パターンによる徐冷が行なわれ、徐冷帯15の出側からは出側板温が実質的に出側板温設定値となった先行鋼帯11が排出される。
なお、各ブロア14から徐冷帯15内に吹込む冷却風の風量を制御可能な最小風量値にしても、設定された徐冷パターンによる徐冷で徐冷帯15から出る先行鋼帯11の出側板温が出側板温設定値未満となる場合は、冷却処理管理制御装置17から出力される指示信号を受けて信号切替えスイッチ22が切り替わり、板温用温度調節器19の出力信号がヒータ用温度調整器21に入力される。その結果、ヒータ用温度調整器21を用いて、先行鋼帯11の出側板温と冷却処理管理制御装置17で設定された出側板温設定値に基づいてヒータ16による徐冷帯15の炉温調整がフィードバック制御される。これにより、徐冷帯15内を通過する先行鋼帯11は冷却処理管理制御装置17で設定された徐冷パターンによる徐冷が行なわれ、徐冷帯15の出側からは出側板温が実質的に出側板温設定値となった先行鋼帯11が排出される。
先行鋼帯11の後端部側を鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯15で徐冷処理する場合、後行鋼帯12の先端部を除いた領域の徐冷が所定条件で行なわれるように、徐冷帯15の板温を変更(すなわち、操業条件を変更)する必要がある。このため、先行鋼帯11の後端部側の徐冷処理が開始される段階で、冷却処理管理制御装置17からは板温用温度調節器19にフィードバック制御を停止する信号が入力されると共に、冷却処理管理制御装置17においてブロア回転数のみ、又はブロア回転数及び徐冷帯15の炉温がそれぞれ新たに設定され、フィードフォワード制御が開始する。
ここで、冷却処理管理制御装置17には、ブロア回転数、徐冷帯15内を通過する連続鋼帯13に冷却風を吹付けて冷却する際の強制対流熱伝達係数、及び冷却風の放出口から連続鋼帯13までの吹付け距離の関係を表す実験式が予め入力されている。そこで、徐冷帯15に進入する後行鋼帯12の板厚t(k+1)、徐冷帯15に進入する後行鋼帯12のライン速度V(k+1)、徐冷帯15に進入する後行鋼帯12の入側板温設定値TSent(k+1)、徐冷帯15から出る後行鋼帯12の出側板温設定値TSdel(k+1)、及び先行鋼帯11に吹付ける冷却風の風温度Tgas(k)をパラメータとして含む強制対流熱伝達係数予測式から算出される強制対流熱伝達係数αをこの実験式に代入して予測回転数Nを算出する。そして、フィードフォワード制御時のブロア回転数Nを、得られた予測回転数Nに0.9を乗じて得られる0.9Nを下限回転数、1.1を乗じて得られる1.1Nを上限回転数とする範囲内の値に設定する。設定されたブロア回転数Nはブロア調節器20に入力され、ブロア調整器20では冷却処理管理制御装置17から入力される徐冷パターンの設定信号に基づいて、ブロア14毎のブロア個別回転数が算出され、各ブロア14からはブロア個別回転数に応じた風量の冷却風が徐冷帯15内に吹き込まれる。
ここで、実験式は、ブロア回転数をN(回/分)、強制対流熱伝達係数をα(Kcal/mhr℃)、及び先行鋼帯11の場合の吹付け距離をd(k)(m)として、
N=α・exp(y)・d(k)・・・・・(1)
と表される。なお、x、y、及びzは徐冷帯15において定まる固有のパラメータであり、徐冷帯15で連続鋼帯13が実際に徐冷される際の状況を学習させることにより決定した最適値を使用する。
また、強制対流熱伝達係数予測式は、次式で表される。
α={M・t(k+1)・60V(k+1)・C/(2L)}・Ln[(TSent(k+1)−Tgas(k))/(TSdel(k+1)−Tgas(k))]・・・・・(2)
ここで、Mは密度(kg/m)であり、先行鋼帯11と後行鋼帯12で実質的に同一としている。Lは徐冷帯15内の鋼帯の長さ(m)、Cは後行鋼帯12の比熱(kcal/kg℃)で、次式で算出される。
=A+2ATSdel(k+1)+3ATSdel(k+1)+4ATSdel(k+1)
なお、A、A、A、Aは定数で、それぞれ0.16264、−0.25417×10−3、0.5943×10−6、−2.82×10−10である。
更に、フィードフォワード制御を行なう際、ブロア回転数Nが予め設定した最小回転数未満で、かつ徐冷帯15から出る先行鋼帯11の出側板温が出側板温設定値TSdel(k+1)未満の場合は過冷却状態となるため、ブロア回転数Nを最小回転数に設定し、ヒータ16で徐冷帯15の炉温の調整を行なう必要があり、次式で求まる徐冷帯炉温設定値TFSVにフィードフォワード制御する。
TFSV(k+1)=TSAVE(k+1)
+M・t・(60V)・(QSdel−QSent)/(2L・β)+δ
・・・・・(3)
ここで、TSAVE(k+1)は後行鋼帯12の徐冷帯15内の平均温度(℃)で、{TSent(k+1)+TSdel(k+1)}/2である。
また、Mは後行鋼帯12の密度(kg/m)、Lは徐冷帯15内の鋼帯の長さ(m)、tは後行鋼帯12の板厚(m)、Vは後行鋼帯12のライン速度、QSentは徐冷帯15に進入する後行鋼帯12の顕熱(Kcal/kg)、QSdelは徐冷帯15から出る後行鋼帯12の顕熱(Kcal/kg)、βは総括熱伝達係数(Kcal/mhr℃)、δはバイアス(℃)である。
なお、QSent、QSdelは、それぞれ次式から求まる。ここで、Aは定数で−2.118である。また、総括熱伝達係数βは現場にて求める定数である。
QSdel=A+ATSdel(k+1)+ATSdel(k+1)+ATSdel(k+1)+ATSdel(k+1)
QSent=A+ATSent(k+1)+ATSent(k+1)+ATSent(k+1)+ATSent(k+1)
そして、フィードフォワード制御の開始時刻は、ブロア回転数Nが最小回転数以上の場合、実験式に先行鋼帯11の強制対流熱伝達係数を代入して設定した先行鋼帯11用のブロア回転数NSV(k)と実験式に後行鋼帯12の強制対流熱伝達係数を代入して設定した後行鋼帯12用のブロア回転数NSV(k+1)との回転数大小関係から求まる操業条件変更パターン毎に設定する。
後行鋼帯12用のブロア回転数NSV(k+1)が先行鋼帯11用のブロア回転数NSV(k)を超える場合、フィードフォワード制御は先行鋼帯11の後端部と後行鋼帯12の先端部との溶接部24が徐冷帯15の入側所定位置、例えば、徐冷帯15の入側に設けた入側板温計25の測温部26から上流側に一定距離の位置に到達した場合に開始する。このとき、フィードフォワード制御するブロア回転数Nは、(2)式から求まる強制対流熱伝達係数を(1)式に代入して得られる。なお、フィードフォワード制御の期間は、例えば、ブロア14毎に算出されるブロア個別回転数でブロアが回転するようになるまでに要する時間とする。これにより、後行鋼帯12の先端側が冷却不足になるのが防止できる。
後行鋼帯12用のブロア回転数NSV(k+1)が先行鋼帯11用のブロア回転数NSV(k)未満の場合、フィードフォワード制御は溶接部24が徐冷帯15の出側所定位置、例えば、徐冷帯15の出側に設けた出側板温計18の測温部27から上流側に一定距離の位置に到達した場合に開始する。このとき、フィードフォワード制御するブロア回転数Nは、(2)式から求まる強制対流熱伝達係数を(1)式に代入して得られる。なお、フィードフォワード制御の期間は、例えば、ブロア14毎に算出されるブロア個別回転数でブロア14が回転するようになるまでに要する時間とする。これにより、後行鋼帯12の先端側が過冷却になるのが防止できる。
ブロア回転数Nが最小回転数未満で、かつ徐冷帯15から出る連続鋼帯13の出側板温が出側板温設定値未満の場合、フィードフォワード制御の開始時刻は、冷却処理時の先行鋼帯11用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k)と後行鋼帯12用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k+1)との温度大小関係から設定する。
すなわち、後行鋼帯12用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k+1)が先行鋼帯11用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k)より高い場合、フィードフォワード制御は溶接部24が徐冷帯15の出側所定位置、例えば、徐冷帯15の出側に設けた出側板温計18の測温部27から上流側に一定距離の位置に到達した場合に開始する。このとき、フィードフォワード制御する徐冷帯炉温設定値TFSVは(3)式から求まる。なお、フィードフォワード制御の期間は、例えば、徐冷帯炉温設定値TFSVに到達するのに要する時間とする。
また、後行鋼帯12用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k+1)が先行鋼帯11用の徐冷帯炉温設定値TFSV(k)未満の場合、フィードフォワード制御は溶接部24が徐冷帯の入側所定位置、例えば、入側板温計25の測温部26から上流側に一定距離の位置に到達した場合に開始する。このとき、フィードフォワード制御する徐冷帯炉温設定値TFSVは(3)式から求まる。なお、フィードフォワード制御の期間は、例えば、徐冷帯炉温設定値TFSVに到達するのに要する時間とする。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載した構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
本発明の一実施の形態に係る鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法を適用する鋼帯連続熱処理炉の徐冷帯温度制御設備の構成図である。
符号の説明
10:徐冷帯温度制御設備、11:先行鋼帯、12:後行鋼帯、13:連続鋼帯、14:ブロア、15:徐冷帯、16:ヒータ、17:冷却処理管理制御装置、18:出側板温計、19:板温用温度調節器、20:ブロア調整器、21:ヒータ用温度調整器、22:信号切替えスイッチ、23:ブロア操作器、24:溶接部、25:入側板温計、26、27:測温部

Claims (8)

  1. 先行鋼帯の後端部と後行鋼帯の先端部を溶接して連続鋼帯を形成し、前記連続鋼帯を鋼帯連続熱処理炉の加熱帯を通過させながら加熱し、ブロアで冷却風が吹込まれる徐冷帯を通過させながら徐冷する際に、前記徐冷帯に設けたヒータによる炉温の変更及び前記徐冷帯に吹込まれる冷却風の総風量を決定するブロア回転数の変更を行なわない定常運転時には前記徐冷帯の板温調整をフィードバック制御で行ない、前記ブロア回転数のみを変更する、又は前記ブロア回転数及び前記徐冷帯の炉温を変更する操業条件変更時には、前記フィードバック制御を中断して前記ブロア回転数又は前記徐冷帯の炉温をフィードフォワード制御する鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法であって、
    前記ブロア回転数、前記徐冷帯内を通過する前記連続鋼帯に冷却風を吹付けて冷却する際の強制対流熱伝達係数、及び冷却風の放出口から前記連続鋼帯までの吹付け距離の関係を表す実験式を予め求めておき、
    前記フィードバック制御は、前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温に基づいてPID制御することで行ない、
    前記フィードフォワード制御時の前記ブロア回転数は、前記操業条件変更毎に、前記徐冷帯に進入する前記連続鋼帯の板厚、該徐冷帯に進入する該連続鋼帯のライン速度、該徐冷帯に進入する該連続鋼帯の入側板温設定値、該徐冷帯から出る該連続鋼帯の出側板温設定値、及び該連続鋼帯に吹付ける冷却風の風温度をパラメータとして含む強制対流熱伝達係数予測式から算出される強制対流熱伝達係数を前記実験式に代入して得られる予測回転数に0.9以上1.1以下の係数を乗じて得られる範囲内の値に設定し、
    前記ブロア回転数が予め設定された最小回転数未満で、かつ前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温が前記出側板温設定値未満の場合は、前記ブロア回転数を前記最小回転数に設定し前記ヒータにより前記徐冷帯の炉温の調整を行なうことを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  2. 請求項1記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ブロア回転数が前記最小回転数以上の場合、前記フィードフォワード制御の開始時刻は、前記実験式に前記先行鋼帯の強制対流熱伝達係数を代入して設定した先行鋼帯用のブロア回転数と前記実験式に前記後行鋼帯の強制対流熱伝達係数を代入して設定した後行鋼帯用のブロア回転数との回転数大小関係から設定することを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  3. 請求項2記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記後行鋼帯用のブロア回転数が前記先行鋼帯用のブロア回転数を超える場合、前記フィードフォワード制御は前記先行鋼帯の後端部と前記後行鋼帯の先端部との溶接部が前記徐冷帯の入側所定位置に到達した場合に開始し、前記後行鋼帯用のブロア回転数が前記先行鋼帯用のブロア回転数未満の場合、前記フィードフォワード制御は前記溶接部が前記徐冷帯の出側所定位置に到達した場合に開始することを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  4. 請求項1記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ブロア回転数が前記最小回転数未満で、かつ前記徐冷帯から出る前記連続鋼帯の出側板温が前記出側板温設定値未満の場合、前記フィードフォワード制御の開始時刻は、前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値と前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値との温度大小関係から設定することを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  5. 請求項4記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値が前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値未満の場合、前記フィードフォワード制御は前記先行鋼帯の後端部と前記後行鋼帯の先端部との溶接部が前記徐冷帯の入側所定位置に到達した場合に開始し、前記後行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値が前記先行鋼帯用の徐冷帯炉温設定値より高い場合、前記フィードフォワード制御は前記溶接部が前記徐冷帯の出側所定位置に到達した場合に開始することを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項に記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記フィードフォワード制御の終了時刻はタイマーで設定することを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記実験式は、前記ブロア回転数をN(回/分)、前記強制対流熱伝達係数をα(Kcal/mhr℃)、及び前記吹付け距離をd(m)として、
    N=α・exp(y)・d
    であることを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
    ここで、x、y、及びzは前記徐冷帯において定まる固有のパラメータである。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法において、前記ヒータにより前記徐冷帯の炉温の調整を行なう場合の徐冷帯炉温設定値TFSVは、次式で求めることを特徴とする鋼帯連続熱処理炉の温度制御方法。
    TFSV=TSAVE+M・t・(60V)・(QSdel−QSent)/(2L・β)+δ
    ここで、TSAVEは前記徐冷帯内の前記連続鋼帯の平均温度(℃)、Mは該連続鋼帯の密度(kg/m)、tは該連続鋼帯の板厚、Vは該連続鋼帯のライン速度(m/分)、QSentは該徐冷帯に進入する該連続鋼帯の顕熱(Kcal/kg)、QSdelは該徐冷帯から出る該連続鋼帯の顕熱(Kcal/kg)、Lは該徐冷帯内の該連続鋼帯の長さ(m)、βは総括熱伝達係数(Kcal/mhr℃)、δはバイアス(℃)である。
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