JP2008308518A - ベーストレッド用ゴム組成物、ベーストレッドおよびタイヤ - Google Patents

ベーストレッド用ゴム組成物、ベーストレッドおよびタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともにタイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができるベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤのベーストレッドの形成に用いられるベーストレッド用ゴム組成物であって、ジエン系ゴムと、ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカと、ジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下の植物性ワックスと、を含む、ベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベーストレッド用ゴム組成物、ベーストレッドおよびタイヤに関し、特に、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともにタイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができるベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤに関する。
一般に、タイヤのキャップトレッド等のタイヤ表面を構成する部位には耐候性が要求される。したがって、たとえば特許文献1に開示されているように、タイヤのキャップトレッドの下方に位置するベーストレッドを構成するゴム組成物に石油を原料とした石油系ワックスを配合し(たとえば特許文献1の段落[0021]等参照)、タイヤの耐候性を向上させている。
特開2004−269684号公報
現在市販されているタイヤは、その全質量の半分以上が石油資源に由来する成分から構成されている。しかしながら、石油資源は有限であって供給量が年々減少していることから、将来的に石油価格の高騰が予測され、たとえば石油系ワックスのような石油資源に由来する成分の使用には限界がある。
したがって、石油資源に由来する成分の使用量を抑え、石油資源に由来しない成分(石油外資源に由来する成分)をなるべく用いて、タイヤの優れた耐候性を得る技術の開発が求められている。
さらに、近年、環境問題が重視されるようになり、CO2の排出を抑制する規制が強化されていることから、車両の低燃費化も求められている。したがって、車両の低燃費化の実現が可能なタイヤを製造する技術の開発も求められている。
上記の事情に鑑みて、本発明の目的は、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともに、タイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができるベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤを提供することにある。
本発明は、タイヤのベーストレッドの形成に用いられるベーストレッド用ゴム組成物であって、ジエン系ゴムと、ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカと、ジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下の植物性ワックスと、を含む、ベーストレッド用ゴム組成物である。
ここで、本発明のベーストレッド用ゴム組成物において、植物性ワックスは、カルナバワックスであることが好ましい。
また、本発明のベーストレッド用ゴム組成物において、カーボンブラックがジエン系ゴム100質量部に対して5質量部以下含まれていてもよい。
また、本発明のベーストレッド用ゴム組成物は、シランカップリング剤を含むことが好ましい。
また、本発明は、上記のいずれかのベーストレッド用ゴム組成物から形成されたベーストレッドである。
さらに、本発明は、上記のベーストレッドを用いて形成されたタイヤである。
本発明によれば、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともに、タイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができるベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
本発明者が、将来の石油枯渇時に備えて、石油資源に由来する成分の使用量を抑えながらタイヤの優れた耐候性を得ることについて鋭意検討を重ねた結果、ジエン系ゴムに、充填剤として所定量のシリカを配合し、さらには所定量の植物性ワックスを配合することによって、タイヤの優れた耐候性と車両の低燃費性を実現することができることを見いだし、本発明を完成するに至ったものである。
<ジエン系ゴム>
本発明において、ジエン系ゴムとしては、従来から公知のジエン系ゴムを単独で若しくは2種以上を組み合わせて用いることができ、たとえば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)の群から選択された少なくとも1種のジエン系ゴムを用いることができる。
ここで、天然ゴム(NR)としては、従来から公知のものを使用することができ、たとえば、KR7、RSS、TSR、またはSIR20等のタイヤ工業において一般的に用いられている天然ゴム(NR)を用いることができる。また、スチレンブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)もそれぞれ従来から公知のものを用いることができる。
<シリカ>
本発明のベーストレッド用ゴム組成物には、上記のジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカが含まれる。このような構成とすることによって、充填剤としてのカーボンブラックの使用量を低減することができるため、石油資源に由来する成分の使用量を低減することができるとともに、シリカによる十分な補強効果を得ることができ、さらには車両の低燃費性も実現することが可能となる。
すなわち、シリカの配合量が上記のジエン系ゴム100質量部に対して20質量部未満である場合には、シリカの配合量が少なすぎてシリカによる補強効果が得られない。また、シリカの配合量が上記のジエン系ゴム100質量部に対して70質量部を超える場合には、シリカの配合量が多すぎて転がり抵抗が大きくなる等の要因によって車両の低燃費性を実現することができない。
ここで、タイヤの耐久性を十分に確保するためにゴムを補強する観点からは、シリカの含有量は、上記のジエン系ゴム100質量部に対して、20質量部以上であることが好ましく、35質量部以上であることがより好ましい。
また、タイヤの転がり抵抗を十分に低減させるだけの低発熱性を確保する観点からは、シリカの含有量は、上記のジエン系ゴム100質量部に対して、70質量部以下であることが好ましく、55質量部以下であることがより好ましい。
また、シリカのBET法による窒素吸着比表面積(以下、「BET比表面積」という。)は、95m2/g以上であることが好ましく、110m2/g以上であることがより好ましい。シリカのBET比表面積が110m2/g未満である場合、特に95m2/g未満である場合には、ゴムの十分な補強性が得られず、タイヤの耐久性が悪化する要因となる傾向にある。
また、シリカのBET比表面積は、260m2/g以下であることが好ましく、220m2/g以下であることがより好ましい。シリカのBETが220m2/gよりも大きい場合、特に260m2/gよりも大きい場合には、ムーニー粘度の上昇等によって本発明のベーストレッド用ゴム組成物の加工性が悪化し、タイヤの転がり抵抗の低減効果も小さくなる傾向にある。
なお、シリカとしては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、無水シリカおよび/または含水シリカ等を用いることができる。
<植物性ワックス>
本発明のベーストレッド用ゴム組成物には、上記のジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下の植物性ワックスが含まれる。これにより、石油資源に由来する成分の使用量を低減することができるとともに、本発明のベーストレッド用ゴム組成物により形成されたベーストレッドを用いたタイヤに優れた耐候性が発現し、加硫後のベーストレッドの強度(破断強度)も優れたものとなる。
すなわち、植物性ワックスが上記のジエン系ゴム100質量部に対して2質量部未満である場合には、植物性ワックスの配合量が少なすぎてタイヤの優れた耐候性が得られず、15質量部を超える場合には本発明のベーストレッド用ゴム組成物を加硫して作製されたベーストレッドの破断強度が低くなる。
ワックスは濃度勾配により、ゴム中を動くと考えられている。ワックスはタイヤのキャップトレッド表面に析出して耐候性を発揮するが、キャップトレッド表面に析出したワックスはタイヤの走行時におけるタイヤの磨耗、車両の保管時における雨天や車両の洗浄等の要因によってタイヤから脱落することで効果を失う。この脱落により、トレッドゴムの内部と表面との間にワックスの濃度勾配が発生し、タイヤ内部に配合されたワックスが表面へと連続的に移動することで耐候性を発揮し続ける。最終的にあらかじめ配合されたワックスが全て脱落することでワックスによる耐候性能力が終了することになる。
今回、植物性ワックスとしてカルナバワックスをベーストレッドを形成するためのベーストレッド用ゴム組成物に配合することによって、ベーストレッドからキャップトレッドへのワックスの移動速度を石油を原料とする石油系ワックスよりも遅くできることを見いだした。すなわち、長期間、タイヤの内部から表面にワックスを移動させることが可能となり、タイヤの耐候性効果をより長時間持続することができる。
したがって、以上の理由から、上記の植物性ワックスとしては、カルナバワックスを用いることが好ましい。カルナバワックスとしては、従来から公知のカルナバワックスを用いることができる。
ここで、カルナバワックスの含有量は、上記のジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下であることが好ましく、5質量部以上10質量部以下であることがより好ましい。カルナバワックスの含有量が上記のジエン系ゴム100質量部に対して2質量部未満である場合には十分な耐候性が得られない傾向にあり、15質量部を超える場合には製造コストが著しく上昇するとともに加硫後のゴムの引張強度が得られない傾向にある。
<シランカップリング剤>
また、本発明のベーストレッド用ゴム組成物には、シランカップリング剤が含まれることが好ましい。ここで、シランカップリング剤としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリメトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド等のスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン等のメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等のビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン等のグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシラン等のニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシシラン等のクロロ系が挙げられる。なお、上記のシランカップリング剤は、単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤の含有量は、シリカ100質量部に対して、4質量部以上であることが好ましく、8質量部以上であることがより好ましい。シランカップリング剤の含有量がシリカ100質量部に対して4質量部以上、特に8質量部以上である場合には、シリカとシランカップリング剤との間に化学結合が形成され、ゴムの十分な補強性を確保することができる傾向にある。
<カーボンブラック>
本発明のベーストレッド用ゴム組成物は、石油資源に由来する従来から公知のカーボンブラックを含んでいてもよいが、石油資源に由来する成分の使用量を低減する観点からは、カーボンブラックの含有量は、上記のジエン系ゴム100質量部に対して25質量部以下であることが好ましく、5質量部以下であることがより好ましく、全く含まれていないことが最も好ましい。
また、カーボンブラックとしては、たとえば、SAF、ISAF、HAF、FEF等の従来から公知のカーボンブラックを用いることができる。
<その他成分>
本発明のベーストレッド用ゴム組成物には、上記の成分以外にも、たとえば、タイヤ工業において一般的に用いられている老化防止剤、オイル、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄または加硫促進剤等の各種成分が適宜配合されていてもよい。
老化防止剤としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、アミン系、フェノール系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩等の老化防止剤を用いることができる。
オイルとしては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、プロセスオイル、植物油脂、またはこれらの混合物等を用いることができる。プロセスオイルとしては、たとえば、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイル等を用いることができる。植物油脂としては、たとえば、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生油、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、べに花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、サフラワー油、桐油等を用いることができる。
ステアリン酸としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、日本油脂(株)製のステアリン酸等を用いることができる。
酸化亜鉛としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、三井金属鉱業(株)製の亜鉛華等を用いることができる。
硫黄としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、鶴見化学(株)製の硫黄等を用いることができる。
加硫促進剤としては、従来から公知のものを用いることができ、たとえば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加硫促進剤のうち少なくとも一つを含有するもの等を用いることができる。スルフェンアミド系としては、たとえばCBS(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)、TBBS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド)、N,N−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド、N,N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾールスルフェンアミドなどのスルフェンアミド系化合物等を使用することができる。チアゾール系としては、たとえばMBT(2−メルカプトベンゾチアゾール)、MBTS(ジベンゾチアジルジスルフィド)、2−メルカプトベンゾチアゾールのナトリウム塩、亜鉛塩、銅塩、シクロヘキシルアミン塩、2−(2,4−ジニトロフェニル)メルカプトベンゾチアゾール、2−(2,6−ジエチル−4−モルホリノチオ)ベンゾチアゾール等のチアゾール系化合物を用いることができる。チウラム系としては、たとえばTMTD(テトラメチルチウラムジスルフィド)、テトラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムモノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムジスルフィド、ジペンタメチレンチウラムモノスルフィド、ジペンタメチレンチウラムテトラスルフィド、ジペンタメチレンチウラムヘキサスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ペンタメチレンチウラムテトラスルフィド等のチウラム系化合物を用いることができる。チオウレア系としては、たとえばチアカルバミド、ジエチルチオ尿素、ジブチルチオ尿素、トリメチルチオ尿素、ジオルトトリルチオ尿素などのチオ尿素化合物などを使用することができる。グアニジン系としては、たとえばジフェニルグアニジン、ジオルトトリルグアニジン、トリフェニルグアニジン、オルトトリルビグアニド、ジフェニルグアニジンフタレート等のグアニジン系化合物を用いることができる。ジチオカルバミン酸系としては、たとえばエチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチルフェニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジブチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジアミルジチオカルバミン酸亜鉛、ジプロピルジチオカルバミン酸亜鉛、ペンタメチレンジチオカルバミン酸亜鉛とピペリジンの錯塩、ヘキサデシル(またはオクタデシル)イソプロピルジチオカルバミン酸亜鉛、ジベンジルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム、ペンタメチレンジチオカルバミン酸ピペリジン、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジチオカルバミン酸テルル、ジアミルジチオカルバミン酸カドミウム等のジチオカルバミン酸系化合物を用いることができる。アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系としては、たとえばアセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、アセトアルデヒド−アンモニア反応物等のアルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモニア系化合物等を用いることができる。イミダゾリン系としては、たとえば2−メルカプトイミダゾリン等のイミダゾリン系化合物等を用いることができる。キサンテート系としては、たとえばジブチルキサントゲン酸亜鉛などのキサンテート系化合物等を用いることができる。これらの加硫促進剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
<タイヤ>
本発明のベーストレッド用ゴム組成物は、少なくとも、上記のジエン系ゴムと、シリカと、植物性ワックスとを混練り等により混合することによって作製することができる。
そして、上記の本発明のベーストレッド用ゴム組成物を未加硫の状態で押出し加工等することによって、ベーストレッドを形成することができる。
そして、本発明のベーストレッド用ゴム組成物から形成されたベーストレッドを含むタイヤ部材を所定の位置に配置すること等によってグリーンタイヤを作製し、その後、グリーンタイヤの各部材を構成するゴム組成物を加硫すること等によって、本発明のタイヤが製造される。
図1に、本発明のタイヤの一例の左上部半分の模式的な断面図を示す。ここで、タイヤ1は、タイヤ1の接地面となるキャップトレッド2aと、キャップトレッド2aのタイヤ半径方向内方に位置するベーストレッド2bと、ベーストレッド2bの両端からタイヤ半径方向内方に延びてタイヤ1の側面を構成する一対のサイドウォール3と、各サイドウォール3のタイヤ半径方向内方端に位置するビードコア5とを備える。また、ビードコア5,5間にはプライ6が架け渡されるとともに、このプライ6の外側かつベーストレッド2bの内側にはベルト7が設置されている。
プライ6は、たとえば、タイヤ赤道CO(タイヤ1の外周面の幅の中心をタイヤ1の外周面の周方向に1回転させて得られる仮想線)に対してたとえば70°〜90°の角度を為す複数のコードがゴム組成物中に埋設されたゴムシートから形成することができる。また、プライ6は、ベーストレッド2bからサイドウォール3を経てビードコア5の廻りをタイヤ軸方向の内側から外側に折り返されて係止される。
ベルト7は、たとえば、タイヤ赤道COに対してたとえば40°以下の角度を為す複数のコードがゴム組成物中に埋設されたゴムシートから形成することができる。
また、タイヤ1には、必要に応じてベルト7の剥離を抑止するためのバンド(図示せず)が設けられていてもよい。ここで、バンドは、たとえば、複数のコードがゴム組成物中に埋設されたゴムシートからなり、タイヤ赤道COとほぼ平行にベルト7の外側に螺旋巻きすることによって設置することができる。
また、タイヤ1には、ビードコア5からタイヤ半径方向外方に延びるビードエイペックス8が形成されているとともに、プライ6の内側にはインナーライナー9が設置されており、プライ6の折返し部の外側はサイドウォール3およびサイドウォール3からタイヤ半径方向内方に延びるクリンチ4で被覆されている。
なお、図1に示すタイヤ1は乗用車用のタイヤとなっているが、本発明はこれに限定されず、たとえば、乗用車用、トラック用、バス用、重車両用等の各種タイヤに適用される。
本発明のベーストレッド用ゴム組成物においては、ジエン系ゴムに、シリカと、カルナバワックスのようなゴム中の移動速度が遅い植物性ワックスとが、それぞれ上記の適切な含有量だけ配合されており、このような本発明のベーストレッド用ゴム組成物を用いてタイヤのベーストレッドを形成した場合には、タイヤの優れた耐候性とそのタイヤを装着した車両の低燃費化を実現することが可能となる。したがって、本発明のベーストレッド用ゴム組成物はベーストレッドの形成に用いられるのが好適である。
また、上記構成のタイヤ1には、カーボンブラック等の石油資源に由来する材料の使用量が抑えられたベーストレッド2bが用いられていることから、環境に配慮することも、将来の石油の供給量の減少に備えることもできるエコタイヤとすることができる。
また、石油資源に由来する成分の使用量を抑制する観点からは、ベーストレッド2b以外のタイヤの部位についても石油資源に由来する成分以外の成分をできるだけ用いて作製することが好ましいことは言うまでもない。
<未加硫ゴム組成物の作製>
表1に示す配合に従って、硫黄および加硫促進剤以外の成分を神戸製鋼製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、排出温度を155℃に設定して混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、90℃で2分間混練りして、未加硫ゴム組成物を得た。
なお、表1のその他成分の欄に記載されている数値は、天然ゴム(NR)とブタジエンゴム(BR)との混合物であるジエン系ゴム(NRの質量:BRの質量=40:60)の配合量を100質量部としたときの、各成分の配合量が質量部で表わされている。
Figure 2008308518
(注1)天然ゴム(NR):SIR20
(注2)ブタジエンゴム(BR):宇部興産(株)製のブタジエンゴム
(注3)N339:三菱化学(株)製のカーボンブラック
(注4)シリカVN3:デグサ社製のシリカ(BET比表面積:210m2/g)
(注5)シランカップリング剤Si266:デグサ社製のシランカップリング剤
(注6)カルナバワックス:東亜化成(株)製のカルナバワックス
(注7)石油系ワックス:日本精蝋(株)製のオゾエース0355
(注8)老化防止剤6PPD:住友化学(株)製
(注9)プロセスオイル:JOMO(株)製のアロマオイル
(注10)ステアリン酸:日本油脂(株)製の椿
(注11)酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製
(注12)硫黄:鶴見化学(株)製
(注13)促進剤TBBS:大内新興化学工業(株)製の加硫促進剤
<静的オゾンテスト>
上記の実施例1〜5および比較例1〜5の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドをそれぞれ作製し、それぞれのベーストレッドを用いて195/65R15の乗用車タイヤを作製し、静的オゾンテストの評価を行なった。なお、実施例1〜5および比較例1〜5の未加硫ゴム組成物のいずれを用いて乗用車タイヤを作製した場合でも、乗用車タイヤのキャップトレッドについては、同一配合のゴムを用いることによって同一の条件としている。
ここで、作製した乗用車タイヤの基本構造は次のとおりである。
プライ
コード角度 タイヤ周方向に90度
コード材料 ポリエステル
ベルト
コード角度 タイヤ周方向に25度×25度
コード材料 スチール(真鍮メッキ(銅−亜鉛合金メッキ))
ジョイントレスバンド
コード角度 タイヤ周方向に0度
コード材料 ナイロン
そして、上記で作製した乗用車タイヤをそれぞれ、リム:15×6JJ、内圧:200kPaの条件で、50pphmのオゾンチャンバーに放置して、乗用車タイヤにクラックが発生するまでの日数を測定した。その結果を表1に示す。
<引張試験>
上記の実施例1〜5および比較例1〜5のそれぞれの未加硫ゴム組成物をそれぞれ150℃で30分間加硫することによって実施例1〜5および比較例1〜5のそれぞれの加硫ゴムシートを得た。
そして、上記のようにして得た加硫ゴムシートについて、JIS K6251「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じ、ダンベル状3号形試験片を用いて引張試験を実施し、破断時の引張強度(MPa)を求めた。その結果を表1に示す。
<転がり抵抗>
静的オゾンテストのときと同様にして、実施例1〜5および比較例1〜5の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドをそれぞれ作製し、それぞれのベーストレッドを用いて静的オゾンテストのときと同様の構成の乗用車タイヤを作製した。なお、実施例1〜5および比較例1〜5の未加硫ゴム組成物のいずれを用いて乗用車タイヤを作製した場合でも、乗用車タイヤのキャップトレッドについては、同一配合のゴムを用いることによって同一の条件としている。
そして、転がり抵抗試験機を用い、それぞれの乗用車タイヤを、荷重3.0kN、タイヤの内圧200kPa、速度80km/時間の条件で走行させて、転がり抵抗を測定した。その結果を表1に示す。
なお、表1の転がり抵抗の欄において、転がり抵抗の測定値を比較例1の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドを作製した乗用車タイヤの転がり抵抗を100(基準)として、その相対値で表わしている。表1の転がり抵抗の欄の数値が小さいほど、転がり抵抗が小さく、低燃費性であることを示す。
<評価>
表1に示すように、ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカと、ジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下のカルナバワックスとを含む実施例1〜5の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、静的オゾンテスト、引張強度および転がり抵抗のいずれの試験においても良好な結果が得られていることが確認された。
なお、比較例1の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、カルナバワックスの代わりに石油系ワックスが配合されていることから、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができていない。
また、比較例2の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、ワックス自体が配合されていないことから、静的オゾンテストの結果が悪かった。
また、比較例3の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、カルナバワックスの含有量がジエン系ゴム100質量部に対して18質量部と多すぎるために、引張強度が低くなる結果となった。
また、比較例4の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、シリカの含有量がジエン系ゴム100質量部に対して10質量部と少なすぎるために、引張強度が低くなる結果となった。
また、比較例5の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドが作製された乗用車タイヤについては、シリカの含有量がジエン系ゴム100質量部に対して80質量部と多すぎるために、転がり抵抗が高くなる結果となった。
以上の結果から、ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカと、ジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下のカルナバワックスとを含む実施例1〜5の未加硫ゴム組成物を用いてベーストレッドを形成し、そのベーストレッドをタイヤに用いた場合には、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともにタイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができると考えられる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、石油資源に由来する成分の使用量を抑えることができるとともにタイヤの優れた耐候性および車両の低燃費化を実現することができるベーストレッド用ゴム組成物、そのベーストレッド用ゴム組成物を用いて形成したベーストレッドおよびタイヤを提供することができる。
本発明のタイヤの一例の左上部半分の模式的な断面図である。
符号の説明
1 タイヤ、2a キャップトレッド、2b ベーストレッド、3 サイドウォール、4 クリンチ、5 ビードコア、6 プライ、7 ベルト、8 ビードエイペックス、9 インナーライナー。

Claims (6)

  1. タイヤのベーストレッドの形成に用いられるベーストレッド用ゴム組成物であって、
    ジエン系ゴムと、前記ジエン系ゴム100質量部に対して20質量部以上70質量部以下のシリカと、前記ジエン系ゴム100質量部に対して2質量部以上15質量部以下の植物性ワックスと、を含む、ベーストレッド用ゴム組成物。
  2. 前記植物性ワックスは、カルナバワックスであることを特徴とする、請求項1に記載のベーストレッド用ゴム組成物。
  3. カーボンブラックが前記ジエン系ゴム100質量部に対して5質量部以下含まれていることを特徴とする、請求項1または2に記載のベーストレッド用ゴム組成物。
  4. シランカップリング剤を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載のベーストレッド用ゴム組成物。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のベーストレッド用ゴム組成物から形成された、ベーストレッド。
  6. 請求項5に記載のベーストレッドを用いて形成された、タイヤ。
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