JP2008307767A - アンダーカット処理機構 - Google Patents

アンダーカット処理機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2008307767A
JP2008307767A JP2007157069A JP2007157069A JP2008307767A JP 2008307767 A JP2008307767 A JP 2008307767A JP 2007157069 A JP2007157069 A JP 2007157069A JP 2007157069 A JP2007157069 A JP 2007157069A JP 2008307767 A JP2008307767 A JP 2008307767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
undercut
end side
connecting member
processing mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007157069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4096064B1 (ja
Inventor
Masanori Sorimoto
正典 反本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technocrats Corp
Original Assignee
Technocrats Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Technocrats Corp filed Critical Technocrats Corp
Priority to JP2007157069A priority Critical patent/JP4096064B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4096064B1 publication Critical patent/JP4096064B1/ja
Publication of JP2008307767A publication Critical patent/JP2008307767A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】コンパクトに構成することが可能となり、省スペース化の要請に応じることができ、金型への加工および組み込みが容易で、構成が簡単であり組立てに手間と時間がかからず、コストダウンを実現することができ、しかも耐久性にも優れたアンダーカット処理機構を提供する。
【解決手段】ホルダー40の上端側の壁面に、連結部材70が傾斜した状態で摺動可能に貫通し、エジェクタピン21の突き出し動作に伴って、該連結部材70が型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する傾斜した方向に沿って案内されるガイド孔47を設ける。ホルダー40を、ガイド孔47がある上端側をホルダー本体41とは予め分割した上端部46とし、該上端部46をホルダー本体41に対して着脱可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンダーカット部のある成形品を、固定型および可動型によって成形する成形用金型装置において、成形品の型抜き時にアンダーカット部を取外し可能な状態とするアンダーカット処理機構に関する。
従来、この種の成形用金型装置としては、コアを貫通し、その表面に対して傾斜配置された移動可能なルーズコア支持ロッドが、可動側型板と台座プレートとに係止されたガイドロッドに相対的に摺動可能にエジェクタープレートの摺動路に配置されたスライドベースの移動に連動する、ルーズコアエジェクター装置において、ガイドロッドの一端は、可動側型板の下面に形成された凹部に緊密に嵌め込まれたホルダーに係止され、またルーズコア支持ロッドは、ガイドロッドとほぼ同じ傾斜角度でコアに形成された角度設定孔によってのみ傾斜角度が設定されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来の技術では、ルーズコア支持ロッドのみならず、ガイドロッドも傾斜配置されており、しかも各々ロッドを同じ傾斜角度で移動させるための機構が、エジェクタープレートと可動側型板とに分散するように構成されているから、成形品のアンダーカットの抜きのために必要なアンダーカット部分形状を施した駒の移動量に比べて大きな設置スペースを要し、全体的に構造も複雑となり組立てに手間と時間がかかり、コストダウンが難しいという問題点があった。
そこで、出願人は、特願2006−308020号に示すように、コンパクトに構成することが可能となり省スペース化の要請に応じることができ、金型への加工および組み込みが容易で、また構成が簡単であり組立てに手間と時間がかからず、コストダウンを実現することができる成形用金型装置を提案している。この成形用金型装置は、ホルダーの上壁面部に、連結部材が貫通して傾斜した状態で移動可能に案内されるガイド孔を形成したものであった。
特開2002−326233号公報
前述した出願人が既に提案した特願2006−308020号に示す技術では、その組立て時において、連結部材の先端側にあるアンダーカット成形部は、ホルダーの上壁面部にあるガイド孔を挿通できない。従って、連結部材の基端側にエジェクタピンの先端側を連結するためには、該連結部材の基端側をホルダーの下端側より外部に露出させる必要があった。そのため、必然的に連結部材の長さをホルダー全長より長く設定したり、あるいはホルダーに連結部材の基端側を露出させる切り欠きを設けなければならず、全体的に構造が簡略化されても、コンパクト化が難しかったり耐久強度の面で不安が残り、さらなる改良が希求されていた。
本発明は、前述したような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、よりいっそうコンパクトに構成することが可能となり、省スペース化の要請に応じることができ、金型への加工および組み込みが容易で、また構成が簡単であり組立てに手間と時間がかからず、コストダウンを実現することができ、しかも耐久性にも優れたアンダーカット処理機構を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]アンダーカット部(P1)のある成形品(P)を、固定型(11)および可動型(12)によって成形する成形用金型装置(20)において、成形品(P)の型抜き時にアンダーカット部(P1)を取外し可能な状態とするアンダーカット処理機構(30)において、
型抜き方向に駆動されて突き出し動作するエジェクタピン(21)と、該エジェクタピン(21)の先端側(23)が摺動可能に案内される状態で前記可動型(12)内に配設されるホルダー(40)と、前記エジェクタピン(21)の先端側(23)に対して、型抜き方向と交差するアンダーカット部(P1)からの逃げ方向に摺動可能に基端側(22)が連結され、前記ホルダー(40)内を傾斜した状態で延びる連結部材(70)と、前記ホルダー(40)の上端側より外部に突出する前記連結部材(70)の先端側に設けられるアンダーカット成形部(80)を有し、
前記ホルダー(40)の上端側の壁面に、前記連結部材(70)が傾斜した状態で摺動可能に貫通し、前記エジェクタピン(21)の突き出し動作に伴って、該連結部材(70)が型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する傾斜した方向に沿って案内されるガイド孔(47)を設け、
前記ホルダー(40)を、前記ガイド孔(47)がある上端側をホルダー本体(41)とは予め分割した上端部(46)とし、該上端部(46)をホルダー本体(41)に対して着脱可能としたことを特徴とするアンダーカット処理機構(30)。
[2]前記ホルダー本体(41)は円筒状に形成され、前記上端部(46)は前記ホルダー本体(41)の上端開口(42)を塞ぐ蓋状に形成され、
前記上端部(46)は、その下端側に前記ホルダー本体(41)の上端開口(42)に内嵌する嵌合部(48)を有し、
前記嵌合部(48)の外周に係合突起(49)を突設し、
前記ホルダー本体(41)は、その上端側に前記上端部(46)を着脱可能とする取付部を有し、
前記取付部は、前記上端部(46)をホルダー本体(41)に対して軸心を一致させた状態で前記嵌合部(48)を上端開口(42)に内嵌させる際、前記係合突起(49)を軸方向と平行に導き嵌合させる縦溝(43)と、該縦溝(43)の奥端よりホルダー本体(41)の周方向に延び、前記嵌合部(48)を上端開口(42)に内嵌させた状態で前記上端部(46)をホルダー本体(41)に対して軸心を中心に回転させた際、前記係合突起(49)が摺動可能に導かれ、その終端に係合する横溝(44)とから成ることを特徴とする[1]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
[3]前記ホルダー(40)を前記可動型(12)内に配設する際、前記ホルダー本体(41)の下端側を可動型(12)に対して固定するための取付手段(50,60)を有することを特徴とする[1]または[2]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
[4]前記エジェクタピン(21)の先端側(23)に、前記ホルダー(40)内で型抜き方向に摺動可能に配される保持駒部(23a)を設け、
前記連結部材(70)の基端側に、前記保持駒部(23a)に対して、型抜き方向と交差するアンダーカット部(P1)からの逃げ方向に摺動可能に連結可能な逃げ動作駒部(71)を設け、
前記保持駒部(23a)と前記逃げ動作駒部(71)とを、互いに押し引き可能に連結してから前記ホルダー本体(41)内に収納したことを特徴とする[1],[2]または[3]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
[5]前記アンダーカット成形部(80)を前記連結部材(70)の先端側に一体的に設けたことを特徴とする[1],[2],[3]または[4]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
[6]前記アンダーカット成形部(80)を前記連結部材(70)の先端側に別体として着脱可能に組付けることを特徴とする[1],[2],[3]または[4]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
[7]前記連結部材(70)を前記成形品(P)の型抜きのストロークに応じた長さに設定することを特徴とする[1],[2],[3],[4],[5]または[6]に記載のアンダーカット処理機構(30)。
前記本発明は次のように作用する。
前記[1]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、型抜き方向に駆動されて突き出し動作するエジェクタピン(21)に連結される連結部材(70)を、エジェクタ台板(13)や可動型(12)に分散させることなく、可動型(12)のみに集中して配設することができる。これにより、コンパクトに構成することが可能となり省スペース化の要請に応じることができ、金型(10)への加工および組み込みが容易となる。
アンダーカット処理機構(30)は、成形用金型装置(20)の型抜き動作時において、型抜き方向に駆動されるエジェクタピン(21)の突き出し動作に応じて作動する。成形が終わり可動型(12)から固定型(11)が離れると、成形品(P)の片側が現われる。次いでエジェクタピン(21)が型抜きのために、成形品(P)を可動型(12)から離間させるように突き出し動作し、該エジェクタピン(21)の先端側(23)は、可動型(12)に配設されているホルダー(40)内で摺動可能に案内される。
このときホルダー(40)内にて、エジェクタピン(21)の先端側に連結されている連結部材(70)は、エジェクタピン(21)の突き出し動作の方向に対し傾斜した状態で、ホルダー(40)の上端側の壁面にあるガイド孔(47)に摺動可能に貫通しており、エジェクタピン(21)の突き出し動作に伴って、連結部材(70)は型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する傾斜した方向に案内される。かかる連結部材(70)を介して、その先端側のアンダーカット成形部(80)も、型抜き方向および逃げ方向に同時に移動するので、成形品(P)のアンダーカット部(P1)が取外し可能な状態となり、成形品(P)を型抜きすることができる。
このように、連結部材(70)は、ホルダー(40)の上端側の壁面にあるガイド孔(47)を貫通して傾斜した状態で移動するように案内されるため、構成が簡易化されて製造コストを大幅に低減することが可能となる。なお、成形品(P)が抜き去られると、エジェクタピン(21)が成形時の位置に戻るに従い、エジェクタピン(21)に引かれて連結部材(70)やアンダーカット成形部(80)も初期位置に戻る。また、可動型(12)も成形位置に戻って、次の成形品(P)の成形がなされることになる。
ところで、前記ガイド孔(47)は連結部材(70)の断面形状に合致する大きさ形状となり、通常アンダーカット成形部(80)はガイド孔(47)を挿通できない。従って、アンダーカット処理機構(30)の組立て時、連結部材(70)をホルダー(40)のガイド孔(47)に挿通させてアンダーカット成形部(80)がガイド孔(47)に引っ掛かる位置で、連結部材(70)の基端側にエジェクタピン(21)の先端側(23)を連結するには、連結部材(70)の長さをホルダー(40)全長より長くして、連結部材(70)の基端側をホルダー(40)の下端側より外部に露出させる必要がある。
本願発明では、ガイド孔(47)があるホルダー(40)の上端側を、ホルダー本体(41)とは予め分割した上端部(46)とし、該上端部(46)をホルダー本体(41)に対して着脱可能に構成したので、連結部材(70)の長さは、ホルダー(40)の全長ではなく上端部(46)を越える程度で良い。すなわち、アンダーカット処理機構(30)の組立て時には、先ず、連結部材(70)をホルダー本体(41)から分離した上端部(46)のガイド孔(47)に挿通させて、上端部(46)の下方に露出した連結部材(70)の基端側にエジェクタピン(21)の先端側(23)を連結しておく。
そして、互いに連結させた連結部材(70)とエジェクタピン(21)とをホルダー本体(41)内に挿通させつつ、これらに既に組み合わせてある上端部(46)を、ホルダー本体(41)に後から装着することにより、アンダーカット処理機構(30)を容易に組立てることが可能となる。従って、連結部材(70)の長さもホルダー(40)の全長に関わらず短く抑えることができ、これにより耐久強度も高めることができる。
前記[2]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、ホルダー本体(41)は円筒状に形成され、上端部(46)はホルダー本体(41)の上端開口(42)を塞ぐ蓋状に形成されており、極めて容易に構成することができる。相互の基本的な組付けは、上端部(46)の下端側にある嵌合部(48)をホルダー本体(41)の上端開口(42)に内嵌させることにより行うが、嵌合部(48)にある係合突起(49)を、ホルダー本体(41)の取付部に係脱させることで、ホルダー本体(41)を可動型(12)に組付けた後でも、上端部(46)をホルダー本体(41)に回転不能に取付けたり、取外すことができる。
詳しくは、上端部(46)をホルダー本体(41)に対して軸心を一致させた状態で、上端部(46)の嵌合部(48)をホルダー本体(41)の上端開口(42)に内嵌させる際、先ず、嵌合部(48)にある係合突起(49)をホルダー本体(41)において取付部をなす縦溝(43)に嵌合させる。そして、嵌合部(48)を上端開口(42)に内嵌させた状態で、上端部(46)をホルダー本体(41)に対して軸心を中心に回転させると、前記係合突起(49)は、前記縦溝(43)の奥端よりホルダー本体(41)の周方向に延びる横溝(44)の終端に係合するので、上端部(46)はホルダー本体(41)に対して軸方向に抜けることがなく、また一方向への回転も規制される。
前記[3]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、ホルダー(40)を可動型(12)内に配設する際、ホルダー本体(41)の下端側を可動型(12)に対して固定するための取付手段(50,60)を有するので、ホルダー本体(41)を可動型(12)に対して容易に固定することが可能となる。
前記[4]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、エジェクタピン(21)の先端側(23)に、ホルダー(40)内で型抜き方向に摺動可能に配される保持駒部(23a)を設け、連結部材(70)の基端側に、保持駒部(23a)に対して、型抜き方向と交差するアンダーカット部(P1)からの逃げ方向に摺動可能に連結可能な逃げ動作駒部(71)を設ける。これにより、前記保持駒部(23a)と前記逃げ動作駒部(71)とを、互いに押し引き可能な状態で相対的に変位するよう確実に連結することができ、かかる連結状態でホルダー本体(41)内に収納することができる。
前記[5]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、アンダーカット成形部(80)を連結部材(70)の先端側に一体的に設けたことにより、いっそう構造が簡単となり、コストダウンが可能となる。
前記[6]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、アンダーカット成形部(80)を連結部材(70)の先端側に別体として着脱可能に組付けることにより、様々なアンダーカット成形部に後から付け替えることが可能となり汎用性が広がる。
前記[7]に記載のアンダーカット処理機構(30)によれば、連結部材(70)を成形品(P)の型抜きのストロークに応じた長さに設定することにより、成形品(P)の型抜きにおける大きなストロークから小さなストロークまでに適宜対応することができる。
本発明に係るアンダーカット処理機構によれば、可動型に配設されるホルダー内に各々の構成部品が一体となって収まるので、特にエジェクタピンに連結される連結部材を、エジェクタ台板や可動型に分散させることなく、可動型のみに集中して配設することができる。これにより、コンパクトに構成することが可能となり省スペース化の要請に応じることができ、金型への加工および組み込みが容易となる。また、従来のアンダーカット抜き工法で使用されるアンギュラピンならびにルーズコア機構の不要化を実現し、金型製造コストを抑えることができる。
また、連結部材は、ホルダーの上端側の壁面にあるガイド孔を貫通して傾斜した状態で移動するように案内されるため、よりいっそう構成が簡易化されて製造コストを大幅に低減することが可能となる。しかも、ガイド孔があるホルダーの上端側を、ホルダー本体とは予め分割した上端部とし、該上端部をホルダー本体に対して着脱可能としたので、連結部材の長さをホルダーの全長に関わらず短く抑えることができ、これにより耐久強度も高めることができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な各種の実施の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明の第1の実施の形態を示している。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る成形用金型装置20の動作を説明するための断面図であり、図2は、図1(a)に示す状態の成形用金型装置20を左側方から見た断面図である。図3は、成形用金型装置20に含まれるアンダーカット処理機構30の組立て工程を示す分解斜視図である。
図1に示すように、成形用金型装置20は、アンダーカット部P1のある成形品Pを金型10によって成形する装置である。金型10は、成形品Pの主に外観部分を成形する固定型11と、成形品Pの主に内面を成形する可動型12とを備える。本実施の形態に係るアンダーカット部P1は、成形品Pの内面に突設するフック状の突起である。なお、成形品Pの素材はプラスチック等の合成樹脂のみならず鉄等の金属も該当する。
成形用金型装置20は、成形品Pの型抜き時にアンダーカット部P1を離型可能とするアンダーカット処理機構30を備えている。アンダーカット処理機構30は、成形用金型装置20における型抜き方向となる上下方向に駆動されて突き出し動作するエジェクタピン21の他、該エジェクタピン21の先端側23に連結される連結部材70と、該連結部材70の先端側に設けられるアンダーカット成形部80と、可動型12内に配設されて、エジェクタピン21の先端側23ないし連結部材70を収納するホルダー40を有している。
エジェクタピン21は、丸棒部材から形成されており、エジェクタ台板13に立設されるように、基端側22の底面部が、台座ブラケット25やノックピン26を介してエジェクタ台板13に固定される。エジェクタピン21の先端側23は、可動型12内に配設されるホルダー40内に摺動可能に挿通する。エジェクタピン21は、エジェクタ台板13の上下移動に伴って上下方向に駆動される。
連結部材70は、角棒部材から形成されており、前記エジェクタピン21の先端側23に対して、型抜き方向(図1中で上下方向)と交差するアンダーカット部P1からの逃げ方向(図1中で左右方向)に摺動可能に基端側が連結されている。エジェクタピン21の先端側23には、ホルダー40内で型抜き方向に摺動可能に配される保持駒部23aが設けられている。一方、連結部材70の基端側には、保持駒部23aに対して、逃げ方向に摺動可能に連結される逃げ動作駒部71が設けられている。
図3に示すように、保持駒部23aは、エジェクタピン21の軸方向(図3中で上下方向)と直角に交わる左右方向に延びる凸条として、エジェクタピン21の先端側23の上面部に形成されている。一方、逃げ動作駒部71は、保持駒部23aの凸条に対して左右に移動可能に嵌合する蟻溝として形成されている。保持駒部23aと逃げ動作駒部71とは、互いに押し引き可能に連結されており、エジェクタピン21の突き出し動作に伴って、連結部材70が型抜き方向および逃げ方向に同時に移動するように設定されている。
図1に示すように、連結部材70の先端側は、ホルダー40の上端側を貫通して外部に突出しており、該先端側には、成形品Pのアンダーカット部P1を成形するためのアンダーカット成形部80が設けられている。本実施の形態に係るアンダーカット成形部80は、連結部材70の先端側に一体的に設けているが、アンダーカット成形部80を連結部材70の先端側に別体として着脱可能に組付けるように構成しても良い。
図1に示すように、ホルダー40は可動型12内に収容される状態で、可動型12の下端面にネジ止めされる取付手段である取付駒50を介して固定される。ホルダー40は、円筒状に形成されたホルダー本体41と、該ホルダー本体41の上端開口42を塞ぐ蓋状に形成された上端部46とから成る。可動型12には、ホルダー40が上下に貫通した状態で収納される円形断面の縦孔空間が穿設されている。図4は、ホルダー40の縦断面図を示している。
図3,図4に示すように、ホルダー40の上端側の壁面を成す上端部46には、ホルダー40内を傾斜した状態で延びる連結部材70が摺動可能に貫通し、前記エジェクタピン21の突き出し動作に伴って、連結部材70が型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する傾斜した方向に沿って案内されるガイド孔47が設けられている。このガイド孔47は、連結部材70の断面形状に合致する大きさ形状となっている。また、上端部46の上面側には、アンダーカット成形部80の一部が嵌入するための切欠部47aが形成されている。
上端部46は、ホルダー本体41に対して着脱可能となっている。詳しく言えば、上端部46は、その下端側にホルダー本体41の上端開口42に内嵌する嵌合部48を有しており、嵌合部48の外周には係合突起49が一対突設されている。一方、ホルダー本体41は、その上端側に前記上端部46を着脱可能とする取付部を有している。この取付部は、軸方向と平行な上下方向に延びる一対の縦溝43と、各縦溝43の奥端よりホルダー本体41の周方向に延びる横溝44とから成る。
上端部46をホルダー本体41に対して軸心を一致させた状態で、嵌合部48を上端開口42に内嵌させる際には、嵌合部48にある係合突起49を縦溝43にそのまま嵌合させて、縦溝43の奥端に係合突起49が到達したら今度は上端部46をホルダー本体41に対して軸心を中心に一方向に回転させる。これにより、係合突起49は縦溝43から横溝44に導かれるように嵌合し、上端部46はホルダー本体41に組合わされることになる。
図3に示すように、ホルダー本体41の下端側を可動型12に固定する取付駒50は、予め一対に分割されており、互いに対向する側に、それぞれホルダー本体41の下端側に嵌合する形状の凹部51が設けられている。凹部51の上半側には、内側に出っ張る段部52が形成されており、ホルダー本体41の下端側には、段部52が合致する抜け防止溝45が全周方向に形成されている。
取付駒50の凹部51とホルダー本体41の下端側には、相互に回転するのを防止するためのキーとキー溝を設けても良い。さらに、取付駒50には、可動型12に固定する取付ネジ54を貫通させるネジ孔53が設けられている。なお、可動型12には、取付駒50を収納するための凹溝が形成されている。
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態に係るアンダーカット処理機構30によれば、エジェクタピン21や連結部材70、それにアンダーカット成形部80を、エジェクタ台板13や可動型12に分散させることなく、可動型12のみに集中して配設することができる。これにより、コンパクトに構成することが可能となり、省スペース化の要請にも応じることができ、金型10への加工および組み込みが容易となる。
図6に示すように、アンダーカット処理機構30は、予めホルダー40に組み込んだ形でユニットとして構成することができ、図1に示すように、ホルダー40を介して可動型12内に容易に後付けすることができる。かかる構成は、可動型12が小型である場合のように、可動型12自体にホルダー40を収納する縦孔空間を穿設するような加工が容易な場合に適している。
ところで、アンダーカット処理機構30の組立て時に、アンダーカット成形部80はガイド孔47を挿通できず、また、連結部材70とエジェクタピン21の連結作業はホルダー40の外部で行う必要があるので、先ず図5において、連結部材70をホルダー本体41から分離した上端部46のガイド孔47に挿通させ、嵌合部48の下方に露出した連結部材70の基端側にエジェクタピン21の先端側23を連結しておく。
そして、互いに連結させた連結部材70とエジェクタピン21とを、ホルダー本体41内に挿通させつつ、これらに既に組み合わせてある上端部46を、ホルダー本体41に後から組付ける。すなわち、上端部46の嵌合部48をホルダー本体41の上端開口42に内嵌させるが、嵌合部48にある係合突起49を、ホルダー本体41にある取付部に対して係脱させることで、ホルダー本体41を可動型12に組付けた後でも、上端部46をホルダー本体41に回転不能に取付けたり、取外すことができる。
詳しくは、上端部46をホルダー本体41に対して軸心を一致させた状態で、上端部46の嵌合部48をホルダー本体41の上端開口42に内嵌させる際、先ず、嵌合部48にある係合突起49をホルダー本体41において取付部の縦溝43に嵌合させる。そして、嵌合部48を上端開口42に内嵌させた状態で、上端部46をホルダー本体41に対して軸心を中心に一方向に回転させると、前記係合突起49は、縦溝43の奥端よりホルダー本体41の周方向に延びる横溝44の終端に係合するので、上端部46はホルダー本体41に対して軸方向に抜けることがなく、また一方向への回転も規制されることになる。
以上の組立て工程により、アンダーカット処理機構30を容易に組立てることが可能となり、連結部材70の長さもホルダー40の全長に関わらず短く抑えることができ、これにより耐久強度も高めることができる。また、ホルダー40を可動型12内に配設する際は、ホルダー本体41の下端側を可動型12に対して固定する取付駒50によって、ホルダー本体41を可動型12に対して容易に固定することが可能となる。なお、上端部46に切欠部47aを形成したことにより、いっそうコンパクトに構成することができる。
図1(a),図2は、成形用金型装置20により成形品Pの成形が完了した状態を示している。成形が終わり可動型12から固定型11が離れると、成形品Pの片側(外観部分)が現われる。次いで、図1(b)に示すように、エジェクタ台板13が上方に駆動されると、エジェクタ台板13上に立設されたエジェクタピン21が型抜きのために、成形品Pを可動型12から離間させるように型抜き方向(上方)に真っ直ぐに突き出し動作する。
図1(b)で分かるように、可動型12に収容されているホルダー40内で、エジェクタピン21の先端側23に連結されている連結部材70は、エジェクタピン21と一緒に型抜き方向に摺動すると共に、該エジェクタピン21の先端側23に対して、型抜き方向とは交差する逃げ方向にも同時に摺動して、エジェクタピン21と連結部材70とは相対的に変位する。
本実施の形態では、エジェクタピン21の先端側23に、可動型12内で型抜き方向に摺動可能に配される凸条の保持駒部23aがあり、連結部材70の基端側には、前記保持駒部23aに対して逃げ方向に摺動可能に連結される蟻溝状の逃げ動作駒部71があるので、エジェクタピン21の先端側23と連結部材70の基端側とを、互いに押し引き可能な状態で相対的に変位するよう確実に連結することができる。
エジェクタピン21の突き出し動作に伴い連結部材70は、ホルダー40の上端部46にあるガイド孔47に外周が摺動可能に嵌合して案内されつつ、連結部材70自体の傾斜した軸方向に沿うように、型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する。このように移動する連結部材70を介して、アンダーカット成形部80も型抜き方向および逃げ方向に同時に移動して、成形品Pのアンダーカット部P1が取外し可能な状態となり、成形品Pを型抜きすることができる。
連結部材70は、ホルダー40の上端部46にあるガイド孔47を貫通して傾斜した状態で移動するように案内されるため、構成が簡易化されて製造コストを大幅に低減することが可能となる。成形品Pが抜き去られると、エジェクタピン21が成形時の位置に戻るに従い、エジェクタピン21に引かれて連結部材70やアンダーカット成形部80も初期位置に戻る。また、可動型12も成形位置に戻って、次の成形品Pの成形がなされることになる。
さらに、連結部材70を、成形品Pの型抜きのストロークに応じた長さに設定することにより、成形品Pの型抜きにおける大きなストロークから小さなストロークまでに適宜対応することができる。また、アンダーカット成形部80を連結部材70の先端側に一体的に設けたことにより、いっそう構造が簡単になり、コストダウンが可能となる。
図7は、本発明の第2の実施の形態を示している。
本実施の形態は、ホルダー本体41の下端側を可動型12に対して固定するための取付手段として、前記取付駒50の代わりにロックナット60を用いたものである。ホルダー本体41の下端側の外周にはネジ溝45aが設けられており、このネジ溝45aに対して上下2個の薄ナット61,62から成るロックナット60が螺合して取付けられる。なお、可動型12には、ロックナット60を収納するための凹溝が形成されている。
このように、ホルダー本体41の下端側を可動型12に対して固定するための取付手段の具体的な構成は、ホルダー本体41の径等に応じて様々な構成のものを採用することができる。本実施の形態ではロックナット60を用いたことにより、取付作業が簡単であり振動で緩むことがないように強固に取付けることが可能となる。なお、第1の実施の形態と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
なお、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、成形品Pやアンダーカット部P1の形状は図示したものに限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、エジェクタピン21の先端側23に保持駒部23aを一体的に設け、連結部材70の基端側に逃げ動作駒部71を一体的に設けたが、他の構成として、保持駒部23aをエジェクタピン21とは別体に設けて後から連結したり、逃げ動作駒部71を連結部材70とは別体に設けて後から連結するように構成しても良い。
さらに、前記実施の形態では、アンダーカット成形部80を連結部材70の先端側に一体的に設けたが、他の構成として、アンダーカット成形部80を連結部材70の先端側に別体として着脱可能に組付けるように構成すれば、様々なアンダーカット成形部に後から付け替えることが可能となり汎用性が広がる。
本発明の第1の実施の形態に係る成形用金型装置とそのアンダーカット処理機構の動作(初期状態(a)と成形後(b))を説明する断面図である。 図1(a)に示す状態の成形用金型装置とそのアンダーカット処理機構を左側方から見た断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンダーカット処理機構の組立て工程を説明する分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンダーカット処理機構のホルダーを示す縦断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンダーカット処理機構の組立て工程を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るアンダーカット処理機構を示す斜視図(a)と縦に分断して内部を示す説明図(b)である。 本発明の第2の実施の形態に係る成形用金型装置とそのアンダーカット処理機構を示す断面図である。
符号の説明
P…成形品
P1…アンダーカット部
10…金型
11…固定型
12…可動型
13…エジェクタ台板
20…成形用金型装置
21…エジェクタピン
22…基端側
23…先端側
23a…保持駒部
30…アンダーカット処理機構
40…ホルダー
41…ホルダー本体
42…上端開口
43…縦溝
44…横溝
45…抜け防止溝
45a…ネジ溝
46…上端部
47…ガイド孔
47a…切欠部
48…嵌合部
49…係合突起
50…取付駒
51…凹部
53…ネジ孔
54…取付ネジ
60…ロックナット
70…連結部材
71…逃げ動作駒部
80…アンダーカット成形部

Claims (7)

  1. アンダーカット部のある成形品を、固定型および可動型によって成形する成形用金型装置において、成形品の型抜き時にアンダーカット部を取外し可能な状態とするアンダーカット処理機構において、
    型抜き方向に駆動されて突き出し動作するエジェクタピンと、該エジェクタピンの先端側が摺動可能に案内される状態で前記可動型内に配設されるホルダーと、前記エジェクタピンの先端側に対して、型抜き方向と交差するアンダーカット部からの逃げ方向に摺動可能に基端側が連結され、前記ホルダー内を傾斜した状態で延びる連結部材と、前記ホルダーの上端側より外部に突出する前記連結部材の先端側に設けられるアンダーカット成形部を有し、
    前記ホルダーの上端側の壁面に、前記連結部材が傾斜した状態で摺動可能に貫通し、前記エジェクタピンの突き出し動作に伴って、該連結部材が型抜き方向および逃げ方向に同時に移動する傾斜した方向に沿って案内されるガイド孔を設け、
    前記ホルダーを、前記ガイド孔がある上端側をホルダー本体とは予め分割した上端部とし、該上端部をホルダー本体に対して着脱可能としたことを特徴とするアンダーカット処理機構。
  2. 前記ホルダー本体は円筒状に形成され、前記上端部は前記ホルダー本体の上端開口を塞ぐ蓋状に形成され、
    前記上端部は、その下端側に前記ホルダー本体の上端開口に内嵌する嵌合部を有し、
    前記嵌合部の外周に係合突起を突設し、
    前記ホルダー本体は、その上端側に前記上端部を着脱可能とする取付部を有し、
    前記取付部は、前記上端部をホルダー本体に対して軸心を一致させた状態で前記嵌合部を上端開口に内嵌させる際、前記係合突起を軸方向と平行に導き嵌合させる縦溝と、該縦溝の奥端よりホルダー本体の周方向に延び、前記嵌合部を上端開口に内嵌させた状態で前記上端部をホルダー本体に対して軸心を中心に回転させた際、前記係合突起が摺動可能に導かれ、その終端に係合する横溝とから成ることを特徴とする請求項1に記載のアンダーカット処理機構。
  3. 前記ホルダーを前記可動型内に配設する際、前記ホルダー本体の下端側を可動型に対して固定するための取付手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載のアンダーカット処理機構。
  4. 前記エジェクタピンの先端側に、前記ホルダー内で型抜き方向に摺動可能に配される保持駒部を設け、
    前記連結部材の基端側に、前記保持駒部に対して、型抜き方向と交差するアンダーカット部からの逃げ方向に摺動可能に連結可能な逃げ動作駒部を設け、
    前記保持駒部と前記逃げ動作駒部とを、互いに押し引き可能に連結してから前記ホルダー本体内に収納したことを特徴とする請求項1,2または3に記載のアンダーカット処理機構。
  5. 前記アンダーカット成形部を前記連結部材の先端側に一体的に設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載のアンダーカット処理機構。
  6. 前記アンダーカット成形部を前記連結部材の先端側に別体として着脱可能に組付けることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載のアンダーカット処理機構。
  7. 前記連結部材を前記成形品の型抜きのストロークに応じた長さに設定することを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載のアンダーカット処理機構。
JP2007157069A 2007-06-14 2007-06-14 アンダーカット処理機構 Expired - Fee Related JP4096064B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157069A JP4096064B1 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 アンダーカット処理機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007157069A JP4096064B1 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 アンダーカット処理機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4096064B1 JP4096064B1 (ja) 2008-06-04
JP2008307767A true JP2008307767A (ja) 2008-12-25

Family

ID=39560815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007157069A Expired - Fee Related JP4096064B1 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 アンダーカット処理機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4096064B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106003489A (zh) * 2016-07-22 2016-10-12 深圳天珑无线科技有限公司 顶针治具
JP2018114616A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社テクノクラーツ 金型用アタッチメント、成形用金型及び成形品
US11383409B2 (en) 2016-11-28 2022-07-12 Technocrats Corporation Undercut processing mechanism, molding die, and molded product

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106003489A (zh) * 2016-07-22 2016-10-12 深圳天珑无线科技有限公司 顶针治具
US11383409B2 (en) 2016-11-28 2022-07-12 Technocrats Corporation Undercut processing mechanism, molding die, and molded product
JP2018114616A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社テクノクラーツ 金型用アタッチメント、成形用金型及び成形品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4096064B1 (ja) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010083033A (ja) アンダーカット処理機構
JP5201643B2 (ja) アンダーカット処理機構
JP5867741B2 (ja) アンダーカット処理機構
JP2009126120A (ja) アンダーカット処理機構
JP4096064B1 (ja) アンダーカット処理機構
JP2010155381A (ja) アンダーカット処理機構
EP1693163A2 (de) Magazingriff für Werkzeug-Einsätze, insbesondere Schraubendreher-Einsätze
JP7081068B2 (ja) 熱可塑性樹脂射出成形用金型内のネガティブ部を離型するための装置
JP4096067B1 (ja) アンダーカット処理機構
JP5748066B2 (ja) アンダーカット処理機構
JP2008080785A (ja) 成形用金型装置
KR102218747B1 (ko) 릴 시트 및 낚싯대
JP4099527B1 (ja) アンダーカット処理機構
KR102433979B1 (ko) 연속 나사 패스너
JP5858437B2 (ja) アンダーカット処理機構
JP5458412B2 (ja) アンダーカット処理機構
JP2018086729A (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品
JP2008137194A (ja) アンダーカット処理機構
JP6865451B2 (ja) アンダーカット処理機構及び成形用金型
JP6920789B2 (ja) 複数の部品からなるスライドを有するボビンケースを備えた本縫いミシン用フック
JP6618648B1 (ja) 金型
JP2010188640A (ja) アンダーカット処理機構
JP2008080784A (ja) 成形用金型装置
JP6826934B2 (ja) 釣糸ガイド及び釣竿並びに釣糸ガイドのフレーム
JPWO2018180824A1 (ja) アンダーカット処理機構、成形用金型及び成形品

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees