JP2008307358A - 壁面用ハンガーレールユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】壁面用ハンガーレールユニット1は、長尺のハンガーレール2と、ハンガーレール2の裏面側と壁面9とに取り付けられハンガーレール2と壁面9との間に隙間を確保する支持ブラケット3と、ハンガーレール2に取り付けられる各種機能物品(棚4,天板5)とで構成される。ハンガーレール2の裏面側に、機能物品4,5を支持する支持片24,25を備えた係止溝22が長手方向に沿って設けられ、係止溝22の内側に、機能物品4,5の係止部41,51を係止する係止片12を備えた弾性体レール10が嵌装されている。
【選択図】図4
Description
さらに、弾性変形させることにより係止部を着脱できるので、機能部品の着脱作業を容易にすることができる。さらにまた、弾性体レールを現場で嵌め込むことができるうえに、弾性体レールの長尺寸法を現場で容易に切断などして調整することができる。
また、弾性体レール10の底面11に、長手方向に小突条14が設けられている。小突条14は、弾性体レール10の幅方向の中央に設けられる。
棚4は、各種物品を載置する機能部品として用いられ、ハンガーレール2の下側に取り付けられる。棚4の表面側上部に、下向きの鉤状の係止部41が設けられている。前記係止部41は裏面側に立ち上がり部42を有し、表面側の先端部には、曲面状に膨らんだ係止突部43を有している。立ち上がり部42の表面側には小突起45が形成されている。棚4全体の断面は略コ字形であり、垂直方向に背面部47を有し、棚面48を有する。
表面側の底面11を係止溝22の底27に密着させて嵌装すると、ハンガーレール2の支持片24,25と弾性体レール10の係止片12との間に空隙20が形成される。弾性体レール10は弾性を有する合成樹脂により成形された弾性体であるため、係止片12を裏面側へ押すと支持片25,24の方へ撓み、押す力を解除すると、係止片12は弾性復帰して元の位置に戻り、再び空隙20が形成される。このとき、小突条14は、ハンガーレール2の係止溝22の底27に形成された受溝28にはめ込まれ、弾性体レール10の底面11を係止溝22の底27に当接させて位置決めされる。なお、必要に応じて接着剤を用いて弾性体レール10の底面を一体化しても良い。
図2に示すように、棚4及び天板5のそれぞれの係止部41,51をハンガーレール2の裏面側に配置させ、棚4は表面側が高くなる方向、天板5は表面側が低くなる方向に少し傾ける。この状態で、係止部41,51の係止突部43,53を係止溝22内に挿入する。図5は図2のA部の拡大図であり、図5に示すように、係止突部43により係止片12を裏面側へ押し、係止片12を撓ませる。
インナーフック6には、上部一端に下向きの鉤状の係止部41が設けられている。この係止部41の構成は、前述の棚4の係止部41と同様であり、ハンガーレール2の下側の係止溝22の下側(外側)の支持片25に係止され、その係止方法も前述の棚4と同様である。また、インナーフック6の上部他端には突部61が形成されており、係止部41と突部61の間に棚面62を有する。
本発明は、下方から衝撃力が作用しても外れにくい構造であるため、図8に示すように、係止部41による係止のみで、安定して使用できる。
ハンガーレール2の裏面に配線する際に電気コード等を通すコードクリップ7を取り付けたものである。コードクリップ7は、弾性体からなり、一端に略C字形のコード支持部73を有する。コード支持部73の開口部の上下には、外側に向かって係止部71が設けられている。コードクリップ7の他端72は壁面9に当接され、ねじ等で固定される。コード支持部73のハンガーレール2への取り付けは、コード支持部73の開口部を縮径させて、ハンガーレール2の係止溝22に挿入した後、拡開させ、ハンガーレール2の係止溝22の上下両側の支持片24,25内側の平坦面に、上下の係止部71をそれぞれ係止させることによって行う。
このとき、コードクリップ7の係止部71は弾性体レール10には係止させない。この場合、図示するように、ハンガーレール2の支持片24,25の先端を、弾性体レール10の係止片12の先端よりも上下方向に突出させることにより、係止部71を係止溝22に支障なく取り付けることができる。
そして、ハンガーレール2の底27及び支持片25の内側上部には、ストッパー部100,101が設けられており、弾性体レール10Aが外れることを防止し、また弾性体レール10Aの外周面102をハンガーレールの内周面103に密着させている。
また、弾性体レール10Aの係止片12には、先端に弾性体レール10Aの受止溝104の内側に向かって弧状に突出する突片105が設けられている。
この突片105は、係止片12の先端部分を基端部とし、他端部を自由端として弧状に突出する。そしてこの弧状の部分が係止部41の受入れを案内する案内面106を形成し、突片105と係止片12との間に突片105が移動するための空隙となる移動代107を形成する。また突片105の先端は係止部41の抜け出るのを防止する抜け止め面108となる。
また、この突片105は、弾性体レール10Aよりも高弾性力の素材から構成される。
次に、図12(B)に示すように、係止突部43を下方(図の矢印方向)に押し込むと、移動代107があることにより突片105が係止片12側に撓む。このとき、案内面106は、係止突部43が下方に移動するのを案内する。
そして、図12(C)に示すように、係止突部43を突片105よりも下方へ挿入し、係止部41と支持片25の先端との上下方向の隙間がなくなるまで下げることにより取り付けが完了する。このとき、弾性体レール10Aの側部15と係止部41の先端面44との間には空隙109が形成される。
こうして係止突部43が突片105よりも下方へ挿入されると、突片105を係止片12側へ押す力が解除されるので、突片105は弾性復帰して元の位置に戻り、且つ係止部41の先端の外側面110を弾性体レール10Aの内側面111に押し付けることになる。
また、突片105は、係止部41を取り付けた状態において係止部41の外側面110を弾性体レール10Aの内側面111に押し付けるため、棚4のガタつきを防止することができる。そして、この突片105は、弾性体レール10Aよりも高弾性力の素材から構成しているため、係止部41の着脱の際に割れることがない。
さらに、突片105が撓むことにより係止部41の着脱ができるので、係止片12と支持片25との間に空隙20を設ける必要がない。
また、係止部41の先端面44と弾性体レール10Aの側部15との間に形成された空隙109は、係止部41を下方に強く押し付けたときの逃げ空間となる。
さらに、弾性体レール10Aを分割したことにより、ハンガーレール2の係止溝22の幅(図の上下方向の幅)が異なる場合であっても、弾性体レール10Aを取り付けることができる。
図13に示すように、突片105を設けた弾性体レール10Aは、第1,第2の実施の形態同様に分割しないものとしてもよく、その場合にはストッパー部100,101を設ける必要はない。
2 ハンガーレール
3 支持ブラケット
4 棚
5 天板
7 コードクリップ
8 機能物品
9 壁面
10,10A 弾性体レール
11 底面
12 係止片
13 係止突起
13a 傾斜案内面
13b 抜け止め面
14 小突条
15 側部
16 弾性片
17 受面
20 空隙
21 中央係止溝
22 係止溝
23 抜止片
24,25 支持片
27 底
28 受溝
29 端部カバー
31 ブラケット本体
32 基面
33 支柱部
34,36,61 突部
35 係止板
37 ねじ部材
38 カバー
39 ねじ
41,51,71,81 係止部
42,82 立ち上がり部
43,53,83 係止突部
44,84 先端面
45 小突起
47,57 背面部
48,62 棚面
55 台座部
56 板部
73 コード支持部
91 ロールペーパーホルダ
92 フック
93 本棚
94 小物ボックス
95 鏡
96 大型の棚
100,101 ストッパー部
102 外周面
103 内周面
104 受止溝
105 突片
106 案内面
107 移動代
108 抜け止め面
109 空隙
110 外側面
111 内側面
291 ケーシング
292 栓部
Claims (5)
- 長尺のハンガーレールと、前記ハンガーレールの裏面側と壁面とに取り付けられ前記ハンガーレールと前記壁面との間に隙間を確保する支持ブラケットと、前記ハンガーレールに取り付けられる各種機能部品とからなる壁面用ハンガーレールユニットにおいて、
前記ハンガーレールの裏面側に、前記機能部品を支持する支持片を備えた係止溝が長手方向に沿って設けられ、前記係止溝の内側に、前記機能部品の係止部を受け入れる受止溝が形成されるとともに係止部を係止する係止片を備える弾性体レールが嵌装されていることを特徴とする壁面用ハンガーレールユニット。 - 前記弾性体レールの係止片が前記支持片との間に空隙を設けて嵌装され、前記係止片は、先端に内向きの係止突起を有するとともに前記支持片の水平方向へ可撓性を有することを特徴とする請求項1に記載の壁面用ハンガーレールユニット。
- 前記弾性体レールの前記係止片に、上下方向に可撓性を有する弾性片が内向きに対向突設されていることを特徴とする請求項1に記載の壁面用ハンガーレールユニット。
- 前記弾性体レールの係止片には、先端に前記受止溝の内側に向かって弾性突出する突片が備えられることを特徴とする請求項1に記載の壁面用ハンガーレールユニット。
- 前記弾性体レールは、係止溝の上下方向に分割される一方、前記ハンガーレールには前記弾性体レールを係止するストッパー部が備えられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の壁面用ハンガーレールユニット。
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CN113865233A (zh) * | 2020-06-30 | 2021-12-31 | 青岛海尔电冰箱有限公司 | 可更换门面的冰箱门 |
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2007
- 2007-09-11 JP JP2007235217A patent/JP5123619B2/ja active Active
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