JP4878786B2 - 陳列棚用ブラケット - Google Patents

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Description

この発明は、チャンネル鋼材やパイプ鋼材に上下多段にスリットを設けたサポート部材への着脱を簡単に行える陳列棚用ブラケットに関し、特にその陳列棚用ブラケットの左右の横揺れを防止するものである。
店舗などに陳列棚を設置する場合、例えば、図13の従来の陳列棚の斜視図に示すように、適当な間隔を置いて設置された支柱101にそれぞれチャンネル鋼材などからなるサポート部材102をタップネジ(図示しない)を用いて固定し、このサポート部材102に板状のブラケット1を係止し、更にこのブラケット1の上に棚板104が載せられる。サポート部材102の間には必要に応じてバックボード105が設置される。
図14の縦断側面図に示すように、前記ブラケット1の後端部には上下2段以上の倒L字形に垂れ下がる係止フック10が形成され、又、サポート部材102はこれら係止フック10が挿抜される上下多段のスリット107と、これらスリット107から内部に挿入された係止フック10が上下に移動できる縦溝108とを備える。そして、前記ブラケット1は、サポート部材102の前面に形成されたスリット107から係止フック10を挿入してブラケット1を下げるという手順でサポート部材102に係止される。
ところで、従来のサポート部材102ではスリット107は縦長の角長孔に形成され、その幅は係止フック10の挿抜を容易にするためにブラケット1の板厚よりも若干大きくしてある。又、縦溝108の幅は加工技術上の理由からこの挿入口107の幅よりも更に大きく形成されている。
このように、サポート部材102においては、スリット107がブラケット1の板厚よりも幅が大きい4角長孔に形成されているので、ブラケット1が挿入口107や縦溝108の中で横振れし易く、例えばブラケットに載置された棚板や商品などの支持が不安定になるという問題がある。
また、スリット107に比べてブラケット1の板厚が更に薄くなると横揺れも増大する。
ブラケット装飾用の化粧部材を弾性体で形成し、この弾性体をスリット内に挿入し、この弾性体を用いてブラケットのがたつきを防止する化粧部材が提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−157348号公報
上記した特許文献1のものは、ブラケット装着用のスリットを目立たなくするためのものであり、化粧部材は全てのスリットに装着されるように構成されている。このため、ブラケットを取り付けないスリットにも弾性体が挿入されることになり、ブラケットの横揺れ防止だけを考えると無駄な材料を用いていることになる。
この発明は、上述した従来の問題点に鑑みなされたものにして、横揺れ防止が必要なブラケットに対して簡単に横揺れを防止させることができるブラケットを提供することを目
的とする。
この発明は、サポート部材に上下多段に設けられたスリットに挿入される係止フックが後端に設けられたブラケットと、この係止フックの前方部に設けられたリブ凹所と、このリブ凹所に係合するリブが設けられ前記ブラケットに摺動自在に装着される板状の揺れ止め部材と、を備え、前記揺れ止め部材は、前記スリット側に突出して形成され、前記スリットと係止フック間の間隙に嵌め込まれる突出リブと、上部に設けられ前記スリットと係止フックとの上部の隙間に嵌め込まれる突出片と、先端部に設けられた摘み部と、を有することを特徴とする。
更に、前記揺れ止め部材に前記スリットと係止フックとの上部の隙間に嵌め込まれる突出片を設けると良い。
この発明によれば、ブラケットと揺れ止め材とにより、スリットとの間の隙間はなくなり、ブラケットの左右の横揺れを防止できる。揺れ止め材はリブ凹所とに沿って摺動自在に構成されているので、係止フックをスリットに挿入する際には、挿入の邪魔にならないように容易に待避させることができる。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの要部を示す側面図である。図2ないし図4は、この発明の実施形態に係る揺れ止め材を示し、図2は側面図、図3は正面図、図4は上面図である。図5は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットに揺れ止め材を装着した状態を示す側面図、図6は、揺れ止め材をスリット内に挿入させたブラケットを固定した状態示す一部を断面した側面図、図7は、揺れ止め材をスリット内に挿入させたブラケットを固定した状態示す斜視図である。
ブラケット1の後端部には上下2段以上、この実施形態では2段の倒L字形に垂れ下がる係止フック10が形成されている。この係止フック10にはサポート102のスリット107に嵌め込むための矩形状の切り込み11が設けられている。係止フック10の前方部のブラケット1の上部近傍には、後述する揺れ止め材のリブと係合する小判状のリブ凹所12が設けられている。
このブラケット1は、例えば2.6mmの板厚の鋼材を打ち抜き加工により形成される。また、サポート102のスリット幅は、例えば、3.3mmである。
揺れ止め材2は、板厚0.6mmの板材(SUS)をコ字状に折り曲げて形成されている。そして、揺れ止め材2の側面側にはブラケット1のリブ凹所12と係合する深さ0.1mm程度のリブ22が押し出し成形により形成されている。さらに、スリット107にこの揺れ止め材2を挿入した時にスリット107の端面と当接しブラケット1の揺れを防止するための0.1mm程度突出した小判状の突出リブ21、円形リブ23が設けられている。
更に、この揺れ止め材2の上部にはブラケット1の抜け止めの機能を果たす突出片24が設けられている。この揺れ止め材2をブラケット1に装着し、スリット107内に挿入した際に、突出片24がスリット107の上端に当接することでブラケット1が脱落するのを防止している。
揺れ止め材2の先端部には、揺れ止め材2を移動させる時に摘む摘み部25が設けられている。
次に、この発明に係る陳列用ブラケットをサポート部材102に装着する方法につき図8ないし図11を参照して説明する。
図11は、ブラケット1に揺れ止め材2を装着せずに、サポート部材102に取り付けた場合を示す一部を断面した側面図である。
この実施形態においては、ブラケット1の板厚は2.6mmのものを用い、スリット107の幅は3.3mmとしている。この場合、両者の間の隙間は0.7mmあり、図11に示すように、揺れ止め材102を装着しない場合には、左右の横揺れは大きくなることは否めない。そこで、この発明おいては、板厚0.6mmで形成した揺れ止め材2を用いる。0.7mmの隙間に0.6mmの板を挿入すると隙間は0.1mmになる。この0.1mmの寸法で突出させた突出リブ21によりこの隙間を吸収させ、左右の横揺れを防止させるものである。
このため、ブラケット1に設けたリブ凹所12に揺れ止め材2のリブ22を係合させて、ブラケット1に揺れ止め材2を摺動自在に装着する。ブラケット1と揺れ止め材2とは、リブ凹所12とリブ22とで係合しているので、ブラケット1をサポート部材102に取り付ける際に、ブラケット1から揺れ止め材2が脱落するのを防ぐことができる。
図8は、揺れ止め材2をブラケット1に装着した状態でサポート部材102に取り付けた場合を示す一部を断面した側面図である。ブラケット1の係止フック10をサポート部材102のスリット107に挿入してブラケット1を下げるという手順でサポート部材102に係止する際には、図8に示すように、揺れ止め材2はサポート部材102から離れた位置に置かれるので、係止フック10の挿入は障害無く容易に行える。
続いて、摘み部25を持ち、揺れ止め材2をサポート部材102の方向へリブ凹所12に沿ってスライドさせ、揺れ止め材2をスリット107に挿入して行くと、図9に示すように、スリット107の一方の側面はブラケット1が当接または当接に近い状態となり、他方の端面は揺れ止め材2の突出リブ21に当接または当接に近い状態となる。この結果、ブラケット1と揺れ止め材2とにより、スリット107との間の隙間はなくなり、ブラケット1の左右の横揺れを防止できる。
そして、スリット107の上部は、図10に示すように、この揺れ止め材2をブラケット1に装着し、スリット107内に挿入すると、突出片24がスリット107の上端に当接し、ブラケット1が脱落するのを防止している。
図12は、この発明の他の実施形態に係る揺れ止め材をブラケットに装着した状態でサポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した要部上面図である。
この図12に示すサポート部材102は、このサポート部材102自体でブラケット1の横揺れを防止に効果があるものであり、サポート部材102の縦溝の両側面に係止フック10側へ湾曲した凸部102bが設けられている。ブラケット1が横揺れした際に、係止フック10の端部が凸部102bに当接することにより、ブラケット1の横揺れを規制するものである。このようなサポート部材102を用いていてもブラケット1の板厚が薄くなった場合には、この発明の揺れ止め材2を用いることで、横揺れの防止が可能になる。図12に示すように、揺れ止め材2の突出リブ21を凸部102bに当接する位置まで設けておくことで、揺れ止め材2をスリット107内に挿入することで、揺れ止め材2と凸部102bとにより、左右の横揺れを防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は店舗用の陳列棚などに用いられる。
この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの要部を示す側面図である。 この発明の実施形態に係る揺れ止め材を示す側面図である。 この発明の実施形態に係る揺れ止め材を示す正面図である。 この発明の実施形態に係る揺れ止め材を示す上面図である。 この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットに揺れ止め材を装着した状態を示す側面図である。 揺れ止め材をスリット内に挿入させたブラケットを固定した状態示す一部を断面した側面図である。 揺れ止め材をスリット内に挿入させたブラケットを固定した状態示す斜視図である。 揺れ止め材をブラケットに装着した状態でサポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した上面図である。 揺れ止め材をブラケットに装着した状態でサポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した要部上面図である。 揺れ止め材をブラケットに装着した状態でサポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した要部正面図である。 ブラケットに揺れ止め材を装着せずに、サポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した側面図である。 この発明の他の実施形態に係る揺れ止め材をブラケットに装着した状態でサポート部材に取り付けた場合を示す一部を断面した要部上面図である。 従来の陳列棚の斜視図である。 従来例の縦断側面図である。
符号の説明
1 ブラケット、10 係止フック、12 リブ凹所、2 揺れ止め材、21 突出リブ、22 リブ、24 突出片、102 サポート部材、107 スリット。

Claims (1)

  1. サポート部材に上下多段に設けられたスリットに挿入される係止フックが後端に設けられたブラケットと、この係止フックの前方部に設けられたリブ凹所と、このリブ凹所に係合するリブが設けられ前記ブラケットに摺動自在に装着される板状の揺れ止め部材と、を備え、前記揺れ止め部材は、前記スリット側に突出して形成され、前記スリットと係止フック間の間隙に嵌め込まれる突出リブと、上部に設けられ前記スリットと係止フックとの上部の隙間に嵌め込まれる突出片と、先端部に設けられた摘み部と、を有することを特徴とする陳列棚用ブラケット。
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