JP4415212B2 - 陳列什器用伸縮支柱 - Google Patents

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本発明は、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア等の店舗で使用される棚やハンガーラック等の陳列什器に適用される伸縮支柱に関するものであり、さらに詳しくは、中空筒状のベース柱と、該ベース柱の上端に摺動自在に差し込まれるスライド柱と、このスライド柱を所望の差し込み長さで支持する支持具とを備える陳列什器用伸縮支柱に関するものである。
陳列什器用伸縮支柱は、一般に、下部側に配置されるベース柱と、このベース柱の上端に摺動自在に差し込まれるスライド柱と、スライド柱を任意の差し込み長さで保持する支持具とから構成される。図6には、従来の陳列什器用伸縮支柱300が示されている。図6に示す陳列什器用伸縮支柱300は、ベース柱310の上端に支持具としてのネジ330が取り付けられており、スライド柱320を摺動させて任意の差し込み長さとなるように調節し、ネジ330を締め付けてスライド柱320を所定の差し込み長さで固定するようにしたものである。
この陳列什器用伸縮支柱300は、構造が簡単で、低コストで作製することができる反面、伸縮作業の際にネジの緩締操作が必要なため、作業が繁雑となって一人で行うことが難しく、また、耐荷重性に乏しいという問題もあった。
上記の問題を鑑みて、様々な形態の陳列什器用伸縮支柱が提案されている。例えば、支持具をベース柱の側面に嵌着可能な略溝形状とするとともに、その溝内に垂直上向きの係止片を突設して形成し、この支持具をベース柱に対して斜めに摺動するように取着して、係止片をベース柱に突設した開口部を介してスライド柱の係止孔に着脱自在に係止するようにしたもの(特許文献1参照)、支持具を、両側の途中で直角に折り曲げ、下部の水平部分にスライド柱の係止孔へ嵌入する突起を設けた枠体から形成し、ベース柱の上端周面に支持具の下向きに折れ曲がる部分が収まる段部を形成したもの(特許文献2参照)、スライド柱の前後面に係止孔を縦設し、ベース柱の上面に、スライド柱の任意の係止孔に掛止まるラッチと、係止孔を貫通する係止ピンとをスライド柱に対する係合から任意に退く移動を自由にして設けた支持枠を取り付け、さらにラッチの係止孔内に臨ませる下面にスライド柱の上方への伸長を自由にする滑り案内面を設けて、スライド柱を係止ピンで支持するとともに、支持ピンをスライド柱の支持から退けた状態でラッチにより任意の伸縮度に仮止めを施せるようにしたもの(特許文献3参照)などが公知である。
しかしながら、これらの従来の陳列什器用伸縮支柱は、耐荷重性と作業性を備える反面、構成が複雑であるため製造コストがかかっていた。
実開昭58−90168号公報 実公昭56−53735号公報 実公昭54−35674号公報
そこで、本発明は、上述したような従来の陳列什器用伸縮支柱の問題点を解決すべくなされたものであり、スライド柱の差し込み長さの調節を簡単に行え、かつ低コストで作製することができる陳列什器用伸縮支柱を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明が採った手段は、中空筒状に形成されたベース柱110と、前面若しくは背面の長手方向に複数の係止孔121が穿設されベース柱110の上端に摺動自在に差し込まれるスライド柱120と、スライド柱120を所望の差し込み長さで支持する支持具130とからなり、支持具130は、スライド柱120に摺動自在に嵌挿される開口131aを有し、ベース柱110の上端で支持される基部130と、基部130がベース柱110の上端に支持されたときに係止孔121の上縁が係止されるように、基部130から開口131aの内部に突出して設けられた係止片132とを有し、係止片132は、基部130がベース柱110の上端から離隔したときに係止孔132の下縁と係合して支持具130をスライド柱120に掛止め可能とする係合部133が形成されることを特徴とする陳列什器用伸縮支柱100である。
この陳列什器用伸縮支柱100は、支持具130を、スライド柱120に嵌挿しベース柱110の上端で支持するとともに、係止片132をスライド柱120の任意の係止孔121の上縁に係止させることで、スライド柱120の差し込み長さを所定の長さに保つようにし、さらに、スライド柱120の係止孔121の下縁と係合しうる係合部133を設けて、スライド支柱120の差し込み長さを調節する際に、支持具130を任意の係止孔121に掛止めして、支持具130の位置決めをできるようにしたものである。
また、請求項2に記載した発明が採った手段は、支持具130は、左右両側端から上方に垂設されてなる摺動案内片134を備えていることを特徴とする請求項1に記載の陳列什器用伸縮支柱100である。
支持具130に、その左右両側端から摺動案内片134を垂設したことにより、支持具130をスライド柱120に対して上下に摺動させる際に、支持具130が摺動途中で斜めとなって引っ掛かることが防止される。
また、請求項3に記載した発明が採った手段は、支持具130は、前端若しくは後端から延設されてなる摘み部135を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の陳列什器用伸縮支柱100である。
この伸縮支柱100は、支持具130の前端に摘み部135を形成したことによって、スライド柱120の差し込み長さを調節する際に、摘み部135を摘んで支持具130の摺動を簡単に行うことができる。
また、請求項4に記載した発明が採った手段は、ベース柱110の上端は、前面側から背面側若しくは背面側から前面側に向かって傾斜してなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の陳列什器用伸縮支柱100である。
ベース柱110の上端を前面側から背面側若しくは背面側から前面側に向かって傾斜して形成することによって、支持具130がスライド柱120の係止孔121が形成される面に対して鋭角をなして支持されるので、係止片120が係止孔121にしっかりと差し込まれるようになる。
また、請求項5に記載した発明が採った手段は、ベース柱110の上端には、弾性体からなる保護キャップ140が取着されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の陳列什器用伸縮支柱100である。
ベース柱110の上端に保護キャップ140を取着したことによって、スライド支柱120の差し込み長さの調節の際に、支持具130とベース柱110の上端との間に、万一、指を挟んでしまった場合であっても、指を傷つけないようにしたものである。
請求項1に記載した陳列什器用伸縮支柱によれば、支持具をスライド柱に嵌挿してベース柱の上端で支持するとともに、支持具に形成される係止片をスライド柱の任意の係止孔の上縁に係止させることで、スライド柱の差し込み長さを所定の長さに保つようにし、さらに、スライド柱の係止孔の下縁と係合しうる係合部を設けて、スライド支柱の差し込み長さの調節の際に、支持具を任意の係止孔に掛止めして支持具の位置決めをできるようにしたので、差し込み長さの調整を極めて簡単に行うことができ、かつ耐荷重性にも優れた陳列什器用伸縮支柱を提供することができる。また、構成がシンプルであるため低コストで作製することができる。
請求項2に記載した陳列什器用伸縮支柱によれば、請求項1に記載した陳列什器用伸縮支柱の効果に加えて、左右両側端から摺動案内片を設けたことにより、支持具が摺動途中で斜めになってスライド柱に引っ掛かることが防止されるので、スムーズに摺動操作が行えるようになる。
請求項3に記載した陳列什器用伸縮支柱によれば、請求項1又は2に記載した陳列什器用伸縮支柱の効果に加えて、支持具に摘み部を設けたことにより摺動操作が行いやすくなって、作業性を向上させることができる。
請求項4に記載した陳列什器用伸縮支柱によれば、請求項1から3のいずれかに記載した陳列什器用伸縮支柱の効果に加えて、ベース柱の上端部を、前面側から背面側若しくは背面側から前面側に向かって傾斜するように形成したので、支持具が、スライド柱と鋭角をなすようにベース柱の上端で支持されて、係止片をスライド柱の係止孔に確実に差し込むことができるようになり、スライド柱をより安定して支持することができるようになる。
請求項5に記載した陳列什器用伸縮支柱によれば、請求項1から4のいずれかに記載した陳列什器用伸縮支柱の効果に加えて、ベース柱の上端部に、弾性体からなる保護キャップを取着したことにより、長さ調節のときに、万一、支持具とベース柱の上端との間に指を挟んでしまった場合であっても、指を傷つけることがないので、作業を安全に行うことができる。
本発明に係る陳列什器用伸縮支柱(以下、本欄において、便宜上単に「伸縮支柱」という)は、ベース柱と、スライド柱と、支持具とを備える。
ベース柱は、伸縮支柱の下方に配設されるものであり、中空の筒状に形成される。ベース柱の形状は特には限定されるものではなく、例えば、角柱形状、円柱形状のものを用いることができる。また、ベース柱の前面には、棚板類を係止するための係止孔を長手方向に一定の間隔をもって複数穿設してもよい。係止孔を穿設する場合には、後述するスライド支柱が、ベース柱に差し込まれた状態で、棚板類の係止部と干渉しないように、その係止部を収容できる空間を形成することが好ましい。このように棚板類の係止部を収容する空間を設けて、スライド支柱との干渉をなくすことによって、スライド支柱の上下動が棚板類の係止部により妨げられることがなくなるからである。
なお、ベース柱は、その上端を前面側から背面側若しくは背面側から前面側に傾斜して形成するとよい。ベース柱の上端を、このように傾斜させることによって、後述する支持具を、スライド柱の前面若しくは背面と鋭角をなすようにしてベース柱の上端で支持することができるので、支持具の係止片がスライド柱の前面若しくは背面に形成される係止孔にしっかりと差し込まれて、スライド柱をより確実に支持できるようになる。
さらに、ベース柱の上端には、樹脂、ゴム等の弾性体からなる保護キャップを設けてもよい。保護キャップを設けると、スライド柱の高さ調節時に、支持具とベース柱との間に誤って指を挟んでしまったような場合でも、指を傷つけることがなくなり、安全に作業を行えるようになる。
スライド柱は、ベース柱に摺動自在に差し込まれて、伸縮支柱の上方に配設されるものである。スライド柱の前面若しくは背面には、長手方向に一定の間隔をもって複数の係止孔が穿設される。この係止孔には、後述する支持具の係止片が係止されるが、棚板類を係止するための係止孔としても使用できるように形成するとよい。
支持具は、スライド柱が下降することを規制して、スライド柱の差し込み長さを一定に保つようにするものである。支持具は、スライド柱に摺動自在に嵌挿してベース柱の上端で支持される。そして、支持具には、係止片が形成される。係止片は、支持具がベース柱の上端で支持された状態で、スライド柱の係止孔の上縁と係止するものである。すなわち、支持具をベース柱の上端で支持した状態で、支持具の係止片が係止孔の上縁と係止することによって、スライド柱の下降が規制され、所定の差し込み長さで保持するのである。
また、支持具には、係合部が形成される。係合部は、スライド柱の係止孔の下縁と係合して、支持具を係止孔に掛止めできるようにするものである。この係合部を設けることによって、スライド柱の高さ調節時に、支持具の係止片を係合させる係止孔の位置を変更する場合に、所望する位置にある係止孔に予め支持具を配置しておくことが可能となる。
支持具には、摺動案内片を設けてもよい。摺動案内片は、スライド柱の側面と対向するように、支持具の左右両側端より上方に垂設される。摺動案内片を設けることで、支持具をスライド柱に対して上下に摺動させるときに、支持具が摺動途中で斜めを向いて引っ掛かることを防止できるので、作業がスムーズに行えるようになる。
さらに、支持具には、その前端若しくは後端より摘み部を延設してもよい。摘み部を設けると、支持具を持ちやすくなるので、摺動操作が行いやすくなる。
図1には、本実施例に係る伸縮支柱100が示されており、図2には、伸縮支柱100の断面図が示されている。また、図3には、伸縮支柱100を構成している支持具130が示されており、図4には、伸縮支柱100におけるスライド柱を上方に引き上げた状態が示されている。そして、図5には、本実施例に係る伸縮支柱100を備えた陳列棚200が示されている。
本実施例に係る伸縮支柱100は、ベース柱110と、スライド柱120と、支持具130とを備えており、図5に示すような陳列棚200に適用されるものである。
ベース柱110は、断面矩形の角パイプ材より形成されており、伸縮支柱100の下方に配設される。ベース柱110の前面には、図1及び図5に示すように、棚板200を支持するブラケット210が係止される複数の係止孔111が、長手方向に一定の間隔をもって穿設されている。そして、図2に示すように、ベース柱110の内部は、隔壁112が設けられて前後に二分されて、図5に示すようにブラケット210が係止されたときにブラケット210の図示しない係止部を収容する収容部113と、後述するスライド柱120が挿通されるスライド柱挿通部114とが形成されている。このようにベース柱110の内部を収容部113とスライド柱挿通部114とに二分することにより、ベース柱110に差し込まれたスライド柱120と、係止孔111に係止されたブラケット210の係止部とが干渉することがなくなり、スライド支柱120の上下動が妨げられることがなくなる。また、ベース柱110の上端は、前面側から背面側にかけて傾斜を有しており、後述する支持具130を、スライド柱120の前面と鋭角をなして支持できるようにしている。また、ベース柱110の収容部113の上端には、樹脂製の保護キャップ140が嵌着されて、上端面が露出しないようにしている。
スライド柱120は、ベース柱110におけるスライド柱挿通部114に上下に自在に摺動できるように差し込まれて、伸縮支柱100の上方側に配設される。スライド柱120の前面には、細長矩形の係止孔121が長手方向に一定の間隔をもって複数穿設されている。この係止孔121には、上述したベース柱110と同じく、棚板を支持するブラケットが係止しうるとともに、後述する支持具130における係止片132が係止する。
支持具130は、スライド柱120が下降することを規制して、スライド柱120の差し込み長さを所定の長さで保持するものである。支持具130は、図1に示すように、スライド柱120に嵌挿して上下に摺動自在に設けられる。そして、支持具130は、図3に示すように、基部131と、係止片132と、摺動案内片134と、摘み部135とを備える。
基部131には、支持具130をスライド柱120に嵌挿するための開口131aが形成される。この開口131aは、支持具130がスライド柱120に対して上下に摺動できるように、スライド柱120の左右幅よりも若干大きい左右幅に形成されるとともに、支持具130をスライド柱120に対して前後にずらすことができるように、スライド柱120の奥行き長さよりも長い前後幅に形成されている。
係止片132は、支持具130がベース柱110の上端で支持された状態で、スライド柱120における係止孔121の上縁と係止する部分である。係止片132は、基部131から上方に向かって垂設されており、先端部が開口131aの内部に突出している。そして、開口131aに突出した先端部には、その下縁から上方に切り欠かれてなる係合部133が形成されている。係合部133は、図4に示すように、スライド柱120の係止孔121の下縁と係合して、支持具130を係止孔121に掛止めできるようにするものである。
摺動案内片134は、基部131の左右両側端より上方に垂設されており、図1に示すように、支持具130がスライド支柱120に嵌挿した状態で、スライド柱120の側面と対向するように配置される。
摘み部135は、基部131の前端から斜め上方に向かって延設されている。支持具130をスライド柱120に対して上下に摺動させる場合には、この摘み部135を指先で摘んで行うことができる。
次に、本実施例に係る伸縮支柱100の長さを調節する方法について、説明する。
本実施例に係る伸縮支柱100の長さ調節は、まず、ベース柱110に対するスライド柱120を任意の差し込み長さとなるように伸長若しくは収縮させ、スライド柱120が調節後の差し込み長さよりも下降しないように、スライド柱120を支持具130で支持することによって行う。すなわち、図1に示すように、スライド柱120に嵌挿した支持具130を、ベース柱110の上端に支持させるとともに、支持具130の係止片132を、スライド柱120の前面に複数形成された係止孔121のうち、所望の差し込み長さとなる位置にある係止孔121の上縁に係止することによって、スライド柱120を支持するのである。
伸縮支柱100におけるスライド柱120の差し込み長さを変更するには、まず、図1に示すように支持状態にあるスライド柱120を上方に引き上げる。すると、支持具130は、図4に示すように、係合部133が係止孔121の下縁と係合して係止孔121に掛止めされた状態となり、スライド柱が引き上げられることに伴ってベース柱110の上端から離隔する。次いで、支持具130の摘み部135を指で摘んで係合部133と係止孔121の下縁との係合を外すとともに、支持具130を前方にずらして係止片132を係止孔121から離脱させて、支持具130を所望の高さ位置にある係止孔121まで摺動させる。このとき、支持具130の両側端に形成される摺動案内片134が、スライド柱120の側面と接触して、支持具130が摺動途中で斜めになって引っ掛からないように、真っ直ぐに摺動できるように案内する。支持具130を所望の位置にある係止孔121まで摺動させたら、係合部133を係止孔121の下縁に係合させて、係止孔121に掛止めする。そして、スライド柱120を下降させ、支持具130をベース柱110の上端に当接させる。このとき、支持具130は、ベース柱110の上端に、スライド柱120の前面と鋭角をなすように支持されるため、係止片132が係止孔121に確実に挿入されることとなる。こうして、支持具130がベース柱110の上端で支持されると、係止片132が係止孔121の上縁と係止する。これにより、スライド柱120の下降が規制され、スライド柱120が調節後の差し込み長さで保持されるのである。
以上のように、本実施例に係る伸縮支柱100によれば、支持具130をスライド柱120に嵌挿してベース柱110の上端で支持するとともに、支持具130に形成される係止片132をスライド柱120の任意の係止孔121の上縁に係止するだけで、スライド柱120の差し込み長さを所定の長さに保つことができ、さらに、係止片132に係合部133を形成して、スライド柱120の差し込み長さの調節時に、支持具130をスライド柱120の係止孔121に掛止めして予め位置決めしておくことができるので、スライド柱120の差し込み長さの調節を簡単に行うことができる。
また、支持具130に摺動案内片134を形成したことにより、支持具130をスライド柱120に対して真っ直ぐ摺動できるようになるので、摺動途中で支持具130が引っ掛かって摺動が妨げられることがなくなる。また、摘み部135を形成して、支持具130を持ちやすくしたので、支持具130の摺動操作が行いやすい。
また、ベース柱110の上端を、前面側から背面側にかけて傾斜して形成したので、支持具130がスライド柱120と鋭角をなすようにベース柱110の上端で支持することができるので、支持具130の係止片132がスライド柱120の係止孔121に確実に差し込まれるようになる。また、ベース柱110の上端には、保護キャップ140が取着されるので、伸縮支柱100の長さ調節時に、万一、支持具130とベース柱110の上端との間に指を挟んでしまった場合でも、指を傷けることがなく、作業を安全に行うことができる。
本実施例に係る陳列什器用伸縮支柱の斜視図である。 本実施例に係る陳列什器用伸縮支柱の断面図である。 本実施例に係る陳列什器用伸縮支柱を構成する支持具の斜視図である。 本実施例に係る陳列什器用伸縮支柱であって、スライド柱を上方に引き上げた状態を示す側面図である。 本実施例に係る陳列什器用伸縮支柱を用いた陳列棚の斜視図である。 従来の陳列什器用伸縮支柱の斜視図である。
符号の説明
100 陳列什器用伸縮支柱
110 ベース柱
120 スライド柱
121 係止孔
130 支持具
132 係止片
133 係合部
134 摺動案内片
135 摘み部
140 保護キャップ

Claims (5)

  1. 中空筒状に形成されたベース柱と、
    前面若しくは背面の長手方向に複数の係止孔が穿設され前記ベース柱の上端に摺動自在に差し込まれるスライド柱と、該スライド柱を所望の差し込み長さで支持する支持具とからなり、
    前記支持具は、前記スライド柱に摺動自在に嵌挿される開口を有し、前記ベース柱の上端で支持される基部と、
    該基部が前記ベース柱の上端に支持されたときに前記係止孔の上縁が係止されるように、前記基部から前記開口の内部に突出して設けられた係止片とを有し、
    前記係止片は、前記基部が前記ベース柱の上端から離隔したときに前記係止孔の下縁と係合して該支持具を前記スライド柱に掛止め可能とする係合部が形成されることを特徴とする陳列什器用伸縮支柱。
  2. 支持具は、左右両側端から上方に垂設されてなる摺動案内片を備えていることを特徴とする請求項1に記載の陳列什器用伸縮支柱。
  3. 支持具は、前端若しくは後端から延設されてなる摘み部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の陳列什器用伸縮支柱。
  4. ベース柱の上端は、前面側から背面側若しくは背面側から前面側に向かって傾斜してなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の陳列什器用伸縮支柱。
  5. ベース柱の上端には、弾性体からなる保護キャップが取着されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の陳列什器用伸縮支柱。
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