JP3115622U - 伸縮式載置棚 - Google Patents

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祐一 原
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Abstract

【課題】簡易な棚の伸縮構造を実現でき、簡易構造化による強度落ちの懸念を解消した伸縮式載置棚を提供する。
【解決手段】左右一対の棚体1の裏面側前後部に夫々ガイド桟挿入部2を設け、ガイド桟3をスライド自在に挿入して、連結すると共に、この前後のガイド桟3に沿って左右一対の棚体1を左右方向に接離スライド移動可能に設け、各棚体1間に隙間を生じた際、この隙間から露出する前後のガイド桟3に着脱自在に掛止し得る補助棚体10を備え、この左右一対の棚体1の夫々の対向外側の端部に脚体4を垂設状態に設け、この脚体4は、この脚体4の側面部と棚体1の側面部とに略L字状の固定板5を架け渡し状態に固定することで棚体1と連結固定すると共に、この固定板5は、少なくとも棚体1の側面に固定する棚側固定部5Aがガイド桟挿入部2に沿った長さを有するように構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、例えば、押し入れやクローゼットなどの収納室で使用する伸縮式載置棚に関するものである。
従来から、押入れやクローゼットなどの収納室のスペースを有効活用するための載置棚が実施されており、棚部分の長さを伸長して補助棚を追加することで棚面積を拡大することができるようなものも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3358173号公報
本考案は、このような棚面積を伸長できる伸縮式載置棚の改良に係るもので、従来構造に比して簡易な棚の伸縮構造を実現でき、且つ簡易構造化による強度落ちの懸念を解消した実用性に秀れた伸縮式載置棚を提案するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
左右一対の棚体1の裏面側前後部に夫々ガイド桟挿入用空隙部2Aとガイド桟挿入孔2B若しくはガイド桟係止部とからなるガイド桟挿入部2を設け、この各棚体1裏面側の前後部夫々のガイド桟挿入部2間にガイド桟3をスライド自在に挿入して、前記左右の棚体1を前記ガイド桟3により連結すると共に、この前後のガイド桟3に沿って左右一対の棚体1を左右方向に接離スライド移動可能に設け、この各棚体1を離反スライド移動させて各棚体1間に隙間を生じた際、この隙間から露出する前記前後のガイド桟3に着脱自在に掛止し得る補助棚体10を備えて、この補助棚体10と前記各棚体1により棚面積を伸長拡大し得るように構成し、この左右一対の棚体1の夫々の対向外側の端部に脚体4を垂設状態に設け、この脚体4は、この脚体4の側面部と棚体1の側面部とに略L字状の固定板5を架け渡し状態に固定することで棚体1と連結固定すると共に、この固定板5は、少なくとも前記棚体1の側面に固定する棚側固定部5Aが前記ガイド桟挿入部2のガイド桟挿入用空隙部2Aに沿った長さを有して棚体1に対し補強作用を付与する構成としたことを特徴とする伸縮式載置棚に係るものである。
また、前記固定板5の前記棚側固定部5Aの長さ寸法を、前記棚体1を離反スライド移動した際に前記ガイド桟挿入用空隙部2A内で前記ガイド桟3が存しなくなる部位の側方位置までこの棚側固定部5Aが存する長さ寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の伸縮式載置棚に係るものである。
また、一本の棒状の前記ガイド桟3を、前記ガイド桟挿入部2のガイド桟挿入孔2B若しくはガイド桟係止部を介して前記ガイド桟挿入用空隙部2A内にスライド自在に挿入若しくは挿入係止して、このガイド桟3の挿入部をガイド桟挿入用空隙部2A内で棚体1裏面に沿設状態に設け、このガイド桟3の長さ寸法を、左右一対の棚体1同士を接近当接させた際にこのガイド桟3が各棚体1の左右方向の端部から端部まで存する長さ寸法に設定し、このガイド桟3に対し前記ガイド桟挿入孔2B若しくはガイド桟係止部を介して棚体1を相対移動させて一対の棚体1を離反スライド移動させると、ガイド桟3の挿入部の端部が前記ガイド桟挿入用空隙部2Aの端部から離反移動してこのガイド桟挿入用空隙部2A内の端部にガイド桟3が存しない部位が生じるように構成し、このガイド桟挿入用空隙部2A内のガイド桟3が存しない端部の側方位置となる前記棚体1の側面部に前記固定板5の棚側固定部5Aを固定してこの棚体1側面部に補強作用が付与される構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚に係るものである。
また、前記脚体4は、角形を呈する形状に形成してこの角形の脚体4の側面部が前記棚体1の側面部と略面一状態となるように構成し、この略面一状態となる脚体4の側面部と棚体1の側面部とに略L字状の前記固定板5を架け渡し状態に固定することで、脚体4と棚体1とを連結固定する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚に係るものである。
また、前記固定板5を固定するための前記脚体4の側面部と前記棚体1の側面部とに夫々凹設部6・7を設け、この各凹設部6・7に固定板5を嵌入固定することで固定板5の表面と脚体4及び棚体1の側面部とが略面一状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚に係るものである。
また、前記脚体4の下部に、前記棚体1の高さを増すための補助脚8を着脱自在に付設し得るように構成し、この補助脚8を着脱自在に付設して保持し得る保持部9を前記脚体4の下部を避けた位置に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、使用状況に応じて左右方向の全長(棚面積)を伸縮調整することができ、例えば、押入れやクローゼットなどの収納室内の収納スペースを有効活用できることになる実用性に秀れた伸縮式載置棚となり、しかも、本考案は、ガイド桟に伸縮構造を有せず、単にこのガイド桟に沿って棚体がスライド移動することで全長を伸縮調整する構成であるため、伸縮構造を備えたガイド桟を採用する構成に比べて構造が簡易化して安価に量産可能となり、また、このようにガイド桟に伸縮構造を有しないために、この前後のガイド桟に沿って左右一対の棚体を離反方向にスライド移動させた際には、棚体の裏面側前後部のガイド桟挿入用空隙部内にガイド桟が存しない部位が生じてこのガイド桟がない部位の強度が低下することになるが、本考案では、脚体の側面部と棚体の側面部とに略L字状の固定板を架け渡し状態に連結固定して脚体と棚体とを強固に固定すると共に、この略L字状の固定板の棚側固定部が前記ガイド桟挿入用空隙部に沿った長さを有する構成としたため、この固定板が連結固定した脚体を補強しつつ棚側固定部が棚体に対し補強作用を付与してガイド桟が存しない部位の強度不足を良好に補うことができ、強度不足を生じることなく確実に載置棚としての機能を果たし得ることとなるなど、極めて実用性に秀れた伸縮式載置棚となる。
また、請求項2記載の考案においては、棚体の全長を伸長した際のガイド桟が存しない部位を確実に補強できる一層実用性に秀れた構成の伸縮式載置棚となる。
また、請求項3記載の考案においては、伸縮構造を有しない一本の棒状のガイド桟によって左右一対の棚体を伸縮移動調整する簡易な棚伸縮構造を容易に設計実現可能となると共に、この伸縮構造によって棚体の全長を伸長した際に生じるガイド桟が存しない部位を確実に補強できる一層実用性に秀れた構成の伸縮式載置棚となる。
また、請求項4記載の考案においては、固定板を脚体と棚体の側面部に確固に面接固定できると共に、脚体と棚体の側面部に面接することで固定板の固定状態の体裁も良好となるなど、一層実用性に秀れた構成の伸縮式載置棚となる。
また、請求項5記載の考案においては、脚体と棚体との側面部に固定した固定板の表面が脚体及び棚体の側面部と略面一状態となるため、固定板の固定状態が極めて体裁良好となると共に、棚体の側面部と脚体の側面部とに凹設部を設けたことによって、この凹設部が脚体側面部と棚体側面部の補強リブとしても機能するので、脚体も棚体も一層強度が向上することとなるなど、一層実用性に秀れた構成の伸縮式載置棚となる。
また、請求項6記載の考案においては、使用状況に応じて補助脚を脚体の下部に付設するだけの操作で簡単に棚体の載置面よりの高さを増すことができ、且つこの補助脚不使用時には保持部に保持しておくことができるので、不使用時に補助脚を紛失するようなことも防止できるなど、一層実用性に秀れた構成の伸縮式載置棚となる。
好適と考える本考案の実施形態(考案をどのように実施するか)を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
例えば、押入れやクローゼットなどの収納室内の適所に脚体4を介して本案品を載置することで、この本案品の棚体1上にも、棚体1下方の載置面上にも収納物を載置収納することができ、収納スペースを有効活用できることになる。
また、左右一対の棚体1は、その前後部のガイド桟挿入部2が前後のガイド桟3に沿って左右方向に接離スライド可能であるため、この左右一対の棚体1のいずれか一方若しくは双方を互いの離反方向へスライドさせることで本案品の左右方向の全長を伸長することができ、この際、左右一対の棚体1間に生じる隙間から露出する前後のガイド桟3に補助棚体10を掛止することでこの隙間を棚にできるので、棚(載置収納)面積を容易に伸長拡大することができる。
また、本考案では、各棚体1の夫々の裏面側前後部のガイド桟挿入用空隙部2Aに挿入されたガイド桟3が、各棚体1を補強し耐変形強度,耐荷重強度を高めている。
具体的には、例えば、一本の棒状の前記ガイド桟3を、前記ガイド桟挿入部2のガイド桟挿入孔2B若しくはガイド桟係止部を介して前記ガイド桟挿入用空隙部2A内にスライド自在に挿入若しくは挿入係止して、このガイド桟3の挿入部をガイド桟挿入用空隙部2A内で棚体1裏面に沿設状態に設け、このガイド桟3の長さ寸法を、左右一対の棚体1同士を接近当接させた際にこのガイド桟3が各棚体1のガイド桟挿入用空隙部2A内の左右方向の端から端まで存する長さ寸法に設定することで、ガイド桟挿入用空隙部2A内で棚体1裏面に沿設するガイド桟3が棚体1を補強する構成としている。
しかしながら、この前後のガイド桟3に沿って左右一対の棚体1を互いの離反方向にスライド移動させると、ガイド桟3自体は、例えば、外筒にスライド自在に内杆を嵌挿してなるような伸縮構造を備えたものではないため、前記ガイド桟挿入孔2Bを介してスライド移動するガイド桟3の挿入部の端部が前記ガイド桟挿入用空隙部2Aの端から離反移動してこのガイド桟挿入用空隙部2A内の端部にガイド桟3が存しない部位が生じた状態になり(例えば、図3,図6の(b),(c),(d)参照。)、このガイド桟3が存しない部位で棚体1の強度(耐変形強度,耐荷重強度等)が低下する。
しかし、本考案では、脚体4の側面部と棚体1の側面部とに略L字状の固定板5を架け渡し状態にして連結固定していることによって、この固定板5を脚体4と棚体1との接続部分の側面部に確実に沿わせて脚体4と棚体1とを確固に固定できる上に、この固定板5が脚体4を補強しつつ棚体1を補強することになり、しかも、この固定板5の棚側固定部5Aが前記ガイド桟挿入用空隙部2Aに沿った長さを有しているため、この棚側固定部5Aが棚体1に連結固定されることで棚体1側面部のガイド桟挿入空隙部2Aに沿った部位に良好な補強作用を付与することになるので、前記したように本案品を左右方向への全長を伸長してガイド桟挿入空隙部2A内の端部に補強桟(ガイド桟3)が存しない部位が生じた場合においても、このガイド桟3が存しない部位の強度不足を固定板5(棚側固定部5A)によって補うことができ、よって棚体1の耐変形強度,耐荷重強度等に不足を生じることはなく、確実に載置棚としての機能を果たし得ることとなる。
更に具体的には、例えば、前記固定板5の前記棚側固定部5Aの長さ寸法を、前記棚体1を離反スライド移動した際に前記ガイド桟挿入用空隙部2A内で前記ガイド桟3が存しなくなる部位の側方位置までこの棚側固定部5Aが存する長さ寸法に設定して、この側方位置となる棚体1の側面部に棚側固定部5Aを固定すれば、棚体1の全長を伸長した際の強度不足を確実に固定板5の棚側固定部5Aで補強できることになる。
従って、本考案においては、ガイド桟3に伸縮構造を有せず、単にこのガイド桟3に沿って棚体1がスライド移動することで全長を伸縮調整する構成であるため、伸縮構造を備えたガイド桟3を採用する構成に比べて簡易構造・部品コスト安となって簡易に且つ安価に設計実現可能となり、しかも、このように安価に構成可能な構成でありながら、強度不足がなく載置棚として良好な性能を発揮するなど、極めて実用性に秀れた伸縮式載置棚となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、図1に示すように、左右一対の脚体4の上部間に左右方向に伸縮調整可能な棚体1を架設状態に設けている。
また、棚体1の伸縮構造は、左右一対の棚体1の裏面側前後部に夫々ガイド桟挿入用空隙部2Aとガイド桟挿入孔2Bとからなるガイド桟挿入部2を設け、この各棚体1裏面側の前後部夫々のガイド桟挿入部2間にガイド桟3をスライド自在に挿入して、前記左右の棚体1を前記ガイド桟3により連結すると共に、この前後のガイド桟3に沿って左右一対の棚体1を左右方向に接離スライド移動可能に設けている。
具体的には、棚体1は樹脂製とし、図2,図3に示すように、方形板状の平坦載置面の周囲に垂下片が垂設する形状に一体成形している。
また、この各棚体1の裏面側前後部に、左右方向に長さを有する溝状のガイド桟挿入用空隙部2Aを一体成形し、この各棚体1の突き合わせ側の側面部(垂下片)に前記ガイド桟挿入用空隙部2Aと棚体1外部とを連通するガイド桟挿入孔2Bを貫通形成している。
また、ガイド桟挿入用空隙部2A内には、ガイド桟支持孔14を複数(図3に示すように、本実施例では一つのガイド桟挿入用空隙部2A内に二箇所)形成(棚体1と一体成形)し、前記ガイド桟挿入孔2B並びにこの複数のガイド桟支持孔14にガイド桟3をスライド自在に挿入支持することで、ガイド桟3に対しこのガイド桟挿入孔2B並びに複数のガイド桟支持孔14を介して左右の棚体1がいずれも角度を変えることなく略水平状態を保ったままスライド移動でき、且つガイド桟挿入用空隙部2A内に挿入したガイド桟3の挿入部が、棚体1裏面に略平行に沿設する構成としている。
また、図3に示すように、本実施例では、ガイド桟挿入用空隙部2A内に多数の補強リブ13を一体成形して、棚体1の強度の向上を図ると共に、ガイド桟挿入用空隙部2Aの変形を可及的に阻止してガイド桟3に対し棚体1がスムーズに伸縮スライド移動する構成としている。
また、本実施例のガイド桟3は、伸縮構造を有しない一本の棒状のパイプ材を採用している。
また、前記ガイド桟挿入孔2Bを介して前記ガイド桟挿入用空隙部2A内に挿入したガイド桟3の両側の挿入部の端部には、ガイド桟挿入孔2Bの孔径よりも径大な抜け止め径大部3Aを設け、この抜け止め径大部3Aが本載置棚の左右方向の最も外側に位置するガイド桟挿入孔2Bに係止することで、ガイド桟3が棚体1より抜け止め保持されて、左右の棚体1を前記ガイド桟3によりスライド自在に連結する構成としている。
本実施例では、この各棚体1を離反スライド移動させて各棚体1間に隙間を生じた際、この隙間から露出する前記前後のガイド桟3に着脱自在に掛止し得る補助棚体10を備えて、この補助棚体10と前記各棚体1により載置面積を伸長拡大し得るように構成している。
具体的には、補助棚体10は樹脂製とし、前記棚体1と略同様の形状であって棚体1より左右幅が小さい長方形板状に一体成形している。
また、この補助棚体10の裏面側前後部に、前記前後のガイド桟3に上方から被嵌圧入して掛止状態に保持し得る掛止凹所10Aを形成(一体成形)している。
また、本実施例では、この補助脚体10を二体備え、図4,図5に示すように、左右一対の棚体1を最大に離反させた状態の各棚体1間の隙間に、この二体の補助棚体10を掛止保持できるように設定構成している。
本実施例では、この左右一対の棚体1の夫々の対向外側の端部に前記脚体4を垂設状態に設け、この脚体4は、この脚体4の側面部と棚体1の側面部とに略L字状の固定板5を架け渡し状態に固定することで棚体1と連結固定すると共に、この固定板5は、少なくとも前記棚体1の側面に固定する棚側固定部5Aが前記ガイド桟挿入部2のガイド桟挿入用空隙部2Aに沿った長さを有して棚体1に対し補強作用を付与する構成としている。
具体的には、脚体4は樹脂製とし、断面形状が角形となる略コ字形枠状に一体成形している。
また、この脚体4は、棚体1の前後幅と略同等の前後幅を有する構成とし、この脚体4の上部前後部となる遊離両端部に接続孔11に差込嵌合装着する差込凸部4Aを突設(一体成形)している。一方、各棚体1の外側の端部前後位置に脚体4装着用の接続孔11を形成(一体成形)し、この接続孔11に前記差込凸部4Aを差込嵌合することで棚体1に対し脚体4が直交状態で接続される構成としている。
そして、この接続状態では、棚体1の前後側面部(前記垂下片)と脚体4の前後側面とが略面一状態で且つ略L字状をなすように構成しているもので、この略面一且つ略L字状をなす棚体1の前後側面部と脚体4の前後側面部とに、略L字状の固定板5の棚側固定部5Aと脚側固定部5Bとが夫々面接当接し、この面接させた固定板5をネジや釘等の止着具12で固定することで脚体4と棚体1とを強固に連結固定している。
また、本実施例では、前記固定板5の前記棚側固定部5Aの長さ寸法を、前記棚体1を離反スライド移動した際に前記ガイド桟挿入用空隙部2A内で前記ガイド桟3が存しなくなる部位の側方位置までこの棚側固定部5Aが存する長さ寸法に設定している。
具体的には、本実施例は、一本の棒状の前記ガイド桟3を、前記ガイド桟挿入部2のガイド桟挿入孔2Bを介して前記ガイド桟挿入用空隙部2A内にスライド自在に挿入して、このガイド桟3の挿入部をガイド桟挿入用空隙部2A内で棚体1裏面に沿設状態に設け、このガイド桟3の長さ寸法を、左右一対の棚体1同士を接近当接させた際にこのガイド桟3が各棚体1のガイド桟挿入用空隙部2A内の左右方向の端から端まで存する長さ寸法に設定し、このガイド桟3に対し前記ガイド桟挿入孔2Bを介して棚体1を相対移動させて一対の棚体1を離反スライド移動させると、前記ガイド桟挿入孔2Bを介してスライド移動するガイド桟3の挿入部の端部が前記ガイド桟挿入用空隙部2Aの端から離反移動してこのガイド桟挿入用空隙部2A内の端部にガイド桟3が存しない部位が生じるように構成している。
そのため、左右一対の棚体1同士を突き合わせ当接させた状態では、前記ガイド桟挿入用空隙部2A内の端部までガイド桟3が存し棚体1裏面に沿設して(図6の(a)参照。)補強桟の役割をも果たすことになるが、このガイド桟3に沿って左右一対の棚体1の一方或いは双方を互いの離反方向にスライド移動させると、ガイド桟3は伸縮構造を有しない一本の棒状のパイプ材であるため、ガイド桟挿入用空隙部2A内の外側端部にガイド桟3の存しない部位を生じる(図3並びに図6の(b),(c),(d)参照。)構成であり、このガイド桟挿入用空隙部2A内の外側端部にガイド桟3の存しない部位を生じる状態では、この部位でガイド桟3の支えがない分棚体1の強度(耐変形強度並びに耐荷重強度等)が低下する。
そこで、本実施例では、このガイド桟3が存しなくなって強度が低下する部位が生じ得るガイド桟挿入用空隙部2A内端部の側方にまで固定板5の棚側固定部5Aの先端部が位置するようにこの棚側固定部5Aの長さ寸法を設定し、この側方位置となる棚体1の前後側面部に棚側固定部5Aを固定することにより、ガイド桟3が存しなくなった状態でもこの部位の強度落ちが棚側固定部5Aの補強作用によって確実に補われて棚体1に強度落ちを生じない構成としている。
また、固定板5の脚側固定部5Bによって脚体4の前後側面部も補強されて秀れた強度性能(耐変形強度,耐荷重強度等)を発揮する。また、本実施例では、この固定板5による脚体4の補強構造を有することにより、脚体4自体は肉抜きされてやや強度の劣るものを採用した場合を示しており、部品コストの低減を図っている。
また、本実施例では、前記固定板5を固定するための前記脚体4の前後側面部と前記棚体1の前後側面部とに、固定板5の厚さ寸法に略合致する深さ寸法の凹設部6・7を設け、この各凹設部6・7に固定板5を嵌入固定することで固定板5の表面と脚体4及び棚体1の側面部とが略面一状態となるように構成して、固定板5が外観上体裁良く見えるようにしている。
また、本実施例では、前記脚体4の下部に、前記棚体1の高さを増すための補助脚8を着脱自在に付設し得るように構成し、この補助脚8を着脱自在に付設して収納保持し得る保持部9を前記脚体4の下部を避けた位置に設けている。
具体的には、図7に示すように、前記脚体4の下部前後部に接地部4Bを垂下突設し、この接地部4Bに角形キャップ状の補助脚8を着脱自在に被嵌装着し得るように構成している。
また、脚体4の下部寄り位置には開口部を形成し、この開口部の内側前後位置に前記補助脚8が被嵌装着し得る突起を形成してこの突起を前記保持部9としている。
従って、棚体1の高さを高くしたい場合には、補助脚8を装着して簡単に高さを増すことができ(図1,図5参照。)、且つ補助脚8を使用しない場合には、保持部9に装着して紛失しない収納状態とできる(図4参照。)構成としている。
尚、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
例えば、本実施例では、左右一対の棚体1の双方がガイド桟3に対してスライド移動する構成を示したが、各棚体1のいずれか一方だけがスライド移動する構成を採用しても良い。
本実施例の、棚面積を最小にし、補助脚を付設して棚を高くした状態を示す斜視図である。 本実施例の一部を分解した状態を示す別角度からの斜視図である。 本実施例の一方の棚体を離反スライド移動させた状態を示す底面図である。 本実施例の、補助脚を使用しない場合であって、双方の棚体を離反スライド移動させた状態を示す斜視図である。 本実施例の、棚面積を最大にし、補助脚を付設して棚を高くした状態を示す斜視図である。 本実施例の棚体の伸長構造を示す作動説明図である。 図5において、片側の脚体から補助脚を分解した状態を示す別角度からの斜視図である。
符号の説明
1 棚体
2 ガイド桟挿入部
2A ガイド桟挿入用空隙部
2B ガイド桟挿入孔
3 ガイド桟
4 脚体
5 固定板
5A 棚側固定部
6 凹設部
7 凹設部
8 補助脚
9 保持部
10 補助脚体

Claims (6)

  1. 左右一対の棚体の裏面側前後部に夫々ガイド桟挿入用空隙部とガイド桟挿入孔若しくはガイド桟係止部とからなるガイド桟挿入部を設け、この各棚体裏面側の前後部夫々のガイド桟挿入部間にガイド桟をスライド自在に挿入して、前記左右の棚体を前記ガイド桟により連結すると共に、この前後のガイド桟に沿って左右一対の棚体を左右方向に接離スライド移動可能に設け、この各棚体を離反スライド移動させて各棚体間に隙間を生じた際、この隙間から露出する前記前後のガイド桟に着脱自在に掛止し得る補助棚体を備えて、この補助棚体と前記各棚体により棚面積を伸長拡大し得るように構成し、この左右一対の棚体の夫々の対向外側の端部に脚体を垂設状態に設け、この脚体は、この脚体の側面部と棚体の側面部とに略L字状の固定板を架け渡し状態に固定することで棚体と連結固定すると共に、この固定板は、少なくとも前記棚体の側面に固定する棚側固定部が前記ガイド桟挿入部のガイド桟挿入用空隙部に沿った長さを有して棚体に対し補強作用を付与する構成としたことを特徴とする伸縮式載置棚。
  2. 前記固定板の前記棚側固定部の長さ寸法を、前記棚体を離反スライド移動した際に前記ガイド桟挿入用空隙部内で前記ガイド桟が存しなくなる部位の側方位置までこの棚側固定部が存する長さ寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の伸縮式載置棚。
  3. 一本の棒状の前記ガイド桟を、前記ガイド桟挿入部のガイド桟挿入孔若しくはガイド桟係止部を介して前記ガイド桟挿入用空隙部内にスライド自在に挿入若しくは挿入係止して、このガイド桟の挿入部をガイド桟挿入用空隙部内で棚体裏面に沿設状態に設け、このガイド桟の長さ寸法を、左右一対の棚体同士を接近当接させた際にこのガイド桟が各棚体の左右方向の端部から端部まで存する長さ寸法に設定し、このガイド桟に対し前記ガイド桟挿入孔若しくはガイド桟係止部を介して棚体を相対移動させて一対の棚体を離反スライド移動させると、ガイド桟の挿入部の端部が前記ガイド桟挿入用空隙部の端部から離反移動してこのガイド桟挿入用空隙部内の端部にガイド桟が存しない部位が生じるように構成し、このガイド桟挿入用空隙部内のガイド桟が存しない端部の側方位置となる前記棚体の側面部に前記固定板の棚側固定部を固定してこの棚体側面部に補強作用が付与される構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚。
  4. 前記脚体は、角形を呈する形状に形成してこの角形の脚体の側面部が前記棚体の側面部と略面一状態となるように構成し、この略面一状態となる脚体の側面部と棚体の側面部とに略L字状の前記固定板を架け渡し状態に固定することで、脚体と棚体とを連結固定する構成としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚。
  5. 前記固定板を固定するための前記脚体の側面部と前記棚体の側面部とに夫々凹設部を設け、この各凹設部に固定板を嵌入固定することで固定板の表面と脚体及び棚体の側面部とが略面一状態となるように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚。
  6. 前記脚体の下部に、前記棚体の高さを増すための補助脚を着脱自在に付設し得るように構成し、この補助脚を着脱自在に付設して保持し得る保持部を前記脚体の下部を避けた位置に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸縮式載置棚。
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CN110522204A (zh) * 2019-09-30 2019-12-03 江门市颖珀科技有限公司 一种导轨式碗碟架

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