JP6532252B2 - キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、パッキンが隙間を閉塞する構成のキャビネットに関する。
キャビネットは、キャビネット本体と抽斗とを備える。抽斗は、キャビネット本体に対して前後方向に進退する。
抽斗がキャビネット本体に完全に退入しても、抽斗とキャビネット本体との間には隙間(以下、キャビネットの隙間という)が生じ得る。故に、キャビネットの隙間を閉塞するパッキンがキャビネット本体に配されている。この結果、害虫がキャビネットの隙間を通ってキャビネット内部へ侵入することが抑制される(特許文献1参照)。
特許文献1に記載のキャビネットは、上下2段の抽斗を備えている。上側の抽斗は取っ手を有しているが、下側の抽斗は取っ手を有していない。
下側の抽斗は蹴込付き抽斗であり、上部前板と、蹴込を構成する下部前板とを有する。上部前板の下端部は下向きに突出している。使用者は、蹴込の手前側の空間(以下、蹴込空間という)に手を入れて、上部前板の後面下端部に手を掛け、蹴込付き抽斗を引き出す。
特許文献1に記載のキャビネットの場合、キャビネットの隙間(具体的には下部前板とキャビネット本体の底部材との隙間)を、キャビネット本体に配されたパッキンが閉塞する。このパッキンは、底部材に取り付けられている取付部(文中「固着片」)と、取付部に支持されている接触部(文中「立ち上がり片」)とを有する。接触部は、抽斗の進退に伴って抽斗に対し相対的に接離する。抽斗がキャビネット本体に退入した場合、接触部は下部前板に接触する。このとき、キャビネットの隙間が閉鎖される。
特開2008−73269号公報
特許文献1に記載のキャビネットにおいて、下側の抽斗が蹴込付き抽斗ではない場合、前板の下端部を底板よりも下側へ突出させておくことが考えられる。使用者は蹴込空間に手を入れて、前板の後面下端部に手を掛け、蹴込付き抽斗を引き出す。
上側の抽斗が取っ手を備えていない場合、前板の下端部を底板よりも下側へ突出させ、且つ、前板の後面下端部とキャビネット本体との間に、使用者の手が進入可能な空間(以下、進入空間という)を設けておくことが考えられる。使用者は進入空間に手を入れて、前板の後面下端部に手を掛け、抽斗を引き出す。
以上のような場合、前板の後面下端部は、キャビネット本体から抽斗を引き出す際の手掛け部として機能する。
前板の下端部とキャビネット本体との隙間は、パッキンで閉鎖する必要がある。しかしながら、特許文献1には、下側の抽斗が蹴込付き抽斗ではない場合、及び、上側の抽斗が取っ手を備えていない場合におけるパッキンは記載されていない。
ところで、前板の下端部は、形状又は材質等が原因で、使用者が直接的に手で触れるのに適していない場合がある。この場合、使用者の手を保護するために、前板の後面下端部を被覆する被覆部材を抽斗に追加する必要がある。
また、蹴込空間又は進入空間の上方には抽斗の底板がある。底板には、抽斗を進退させるためのレールのような金属部材が配されている場合がある。この場合、使用者の手と底板若しくは金属部材との接触を防止するために、蹴込空間又は進入空間の上部を閉鎖する閉鎖部材を抽斗に追加する必要がある。
被覆部材及び閉鎖部材を抽斗に追加した場合、キャビネットの部品点数が増加するという問題が生じる。
一方、キャビネットの部品点数を抑えるために、被覆部材、閉鎖部材、又はパッキンを省けば、使用者の安全性又はキャビネットの防虫性が損なわれる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、部品点数の増加を招くことなく防虫性及び安全性を向上させたキャビネットを提供することにある。
本発明に係るキャビネットは、キャビネット本体、該キャビネット本体に対して前後方向に進退し、前板の下端部が底板よりも下側へ突出している抽斗、及び、前記キャビネット本体に退入した状態の抽斗の前板の後面下端部と前記キャビネット本体との隙間を閉塞するパッキンを備えるキャビネットにおいて、前記パッキンは前記抽斗に取り付けられており、前記前板よりも薄い板状をなし、前記後面下端部を覆う被覆部と、前記抽斗が前記キャビネット本体に退入した場合に前記キャビネット本体に接触する接触部と、前記前板よりも薄い板状をなし、前記被覆部の下端部以外に前記被覆部に交差する向きに突設され、前記接触部を支持する支持部とを有し、前記パッキンは、前記前板に係止する3つの係止部を更に有し、該3つの係止部は、前記被覆部の下端部及び左右両端部から前側に突出した突片状をなし、前記前板の下端面及び左右両端面に係止し、前記被覆部と前記3つの係止部の内の前記被覆部の下端部に設けられている係止部との境界部分が前記前板の後面と下端面との角部を覆っていることを特徴とする。
本発明に係るキャビネットは、前記パッキンは下向きのチャンネル状をなし、前記支持部は、前記被覆部の上端部に後ろ向きに突設されており、前記接触部は弾性を有する舌片状をなし、前記接触部の上端部が、前記支持部の後端部に支持されており、前記接触部の少なくとも下端部が、前側から前記キャビネット本体に接触し、前記接触部は、前記キャビネット本体に接触していない場合、下端側が上端側よりも後側に位置しており、前記キャビネット本体に接触している場合、少なくとも前記下端部が前側に弾性変形していることを特徴とする。
本発明に係るキャビネットは、前記被覆部及び支持部は前記接触部よりも剛性が高いことを特徴とする。
本発明にあっては、パッキンが被覆部と接触部と支持部とを有する。
キャビネット本体から抽斗を引き出す際の手掛け部として、前板の後面下端部を用いた場合、前板の後面下端部に直接的に手が触れることはない。何故ならば、前板の後面下端部は薄板状の被覆部に覆われているからである。
支持部は被覆部の下端部以外に突設されている。被覆部と支持部とに囲まれ、且つ下向きに開放されている空間は、進入空間として機能する。このとき、進入空間の上部を薄板状の支持部が閉鎖するので、進入空間に進入した使用者の手が、底板又は底板に取り付けられている部材に触れることはない。
つまり、被覆部及び支持部は、抽斗及び抽斗に取り付けられている部材から、使用者の手を保護する。
抽斗に取り付けられているパッキンは、抽斗の進退に伴ってキャビネット本体に接離する。抽斗がキャビネット本体に退入した場合、接触部はキャビネット本体に接触する。このとき、パッキンはキャビネットの隙間を閉塞する。
本発明にあっては、パッキンが下向きのチャンネル状であるので、チャンネルの内部の空間が進入空間として機能する。
舌片状の接触部は、抽斗の退入に伴い、接触部の最下端から上端側に向けてキャビネット本体に接触していく。つまり、接触部は、弾性を有する上に、キャビネット本体に一気に接触せず徐々に接触する。故に、接触部とキャビネット本体との接触の衝撃が和らぐ。
抽斗がキャビネット本体に退入した場合、接触部の少なくとも下端部がキャビネット本体に前側から接触する。このとき、接触部の少なくとも下端部が前側に弾性変形するので、後側(即ちキャビネット本体側)に向けた弾性復元力が接触部に生じる。従って、接触部とキャビネット本体との密着性が向上する。
本発明にあっては、被覆部及び支持部の剛性が接触部よりも高いので、被覆部及び支持部の保形性が高い。
保形性が高い支持部は、パッキンに外力が加えらえた場合であっても無用に変形することがないので、進入空間の上部を閉鎖する機能が損なわれることはない。
また、保形性が高い被覆部及び支持部に囲繞されている進入空間は、パッキンに外力が加えらえた場合であっても無用に変形することがないので、使用者の手が進入空間に挿入不可能になることはない。
本発明にあっては、係止部が前板に係止するので、前板にパッキンを取り付けるときの位置決めが容易である。
本発明にあっては、被覆部と係止部との境界部分が、前板の後面と下端面との角部を覆うので、この角部に使用者の手が直接的に触れる虞がない。つまり、抽斗を引き出す使用者の手が、より確実に保護される。
本発明のキャビネットによる場合、キャビネットの隙間を閉塞するパッキンが、前板の後面下端部を被覆し、また、進入空間の上部を閉鎖することによって、抽斗を引き出す使用者の手を保護する。
従って、本発明のキャビネットは、キャビネットの隙間を閉塞するためだけのパッキン(即ち従来のパッキン)と、前板の後面下端部を被覆する被覆部材と、進入空間の上部を閉鎖する閉鎖部材とを、個別に備えている必要がない。
つまり、本発明のキャビネットが備えるパッキンは、キャビネットの部品点数の増加を招くことなく、防虫性及び安全性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るキャビネットが備えるキャビネット本体の内部を略示する側面図である。 キャビネットが備えるパッキンの構成を略示する側面図である。 キャビネットが備えるパッキンの構成を略示する斜視図である。 キャビネットが備える最上段の抽斗がキャビネット本体に退入した場合のパッキンの形状を示す断面図である。 キャビネットが備える最下段の抽斗がキャビネット本体に退入した場合のパッキンの形状を示す断面図である。 最上段の抽斗がキャビネット本体から進出している場合のパッキンの形状を示す断面図である。 最下段の抽斗がキャビネット本体から進出している場合のパッキンの形状を示す断面図である。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
図1は、本発明の実施の形態に係るキャビネット1が備えるキャビネット本体2の内部を略示する側面図である。
図2及び図3は、キャビネット1が備えるパッキン4の構成を略示する側面図及び斜視図である。
図4及び図5は、キャビネット1が備える最上段及び最下段の抽斗31,33がキャビネット本体2に退入した場合のパッキン4,4の形状を示す断面図である。
図6及び図7は、抽斗31,33がキャビネット本体2から進出している場合のパッキン4,4の形状を示す断面図である。
キャビネット1は、例えば台所の床Fに載置されている。
キャビネット1は、キャビネット本体2の他に、上下3段の抽斗31〜33と2個のパッキン4,4と6本のスライドレール11,11,…及びパッキン12とを備えている。
まず、キャビネット1の各部について説明する。
キャビネット本体2は、前部が開放されている中空の直方体状をなし、天壁21、底壁22、後壁23、側壁24,24、蹴込板25、及び空間形成部材26を有する。
図1において、キャビネット本体2は右側の側壁24が省略された状態が示されている。また、図1には、キャビネット本体2に抽斗31〜33が退入した状態が示されている。
底壁22は、床Fの上方に配されている。底壁22は、各横姿勢の矩形平板状の前側底壁221及び後側底壁222と、縦姿勢の矩形平板状の閉塞壁223とを有する。
前側底壁221は床Fに近い位置に配され、後側底壁222は床Fから遠い位置に配されている。閉塞壁223は前側底壁221の後辺部(後端部)と後側底壁222の前辺部(前端部)とは上下方向に適長離隔して対向配置されている。閉塞壁223は、前側底壁221の後辺部と後側底壁222の前辺部との間を閉塞している。後側底壁222と床Fとの間には、図示しない上下水道管及びガス管等が配されている。
側壁24は、下側壁241及び上側壁242を有する。
下側壁241は、縦姿勢の矩形平板状である。ただし、下側壁241には、矩形平板の前上隅部が切り欠かれたような切り欠き状部243が設けられている(図4参照)。切り欠き状部243はL字状の周縁部を有し、周縁部の後下隅部は弧状をなしている。
上側壁242は、下側壁241の上側に接触配置された縦姿勢の矩形平板状である。上側壁242の前後方向の長さは下側壁241の前後方向の長さと同程度である。従って、下側壁241と上側壁242との境界部分の前端部には、コ字状の周縁部を有する空間が形成されている。上側壁242の上下方向の長さは下側壁241の上下方向の長さの約3倍である。
蹴込板25は縦姿勢の矩形平板状である。蹴込板25は、底壁22の前側底壁221の前辺部と床Fとの間を閉塞している。蹴込板25の上端面と前側底壁221の上面とは面一である。
空間形成部材26は、長さ方向が左右方向である横姿勢のアングル状部材であり、縦板部261及び横板部262を有する(図4参照)。横板部262は、縦板部261の下端部から前向きに突出している。空間形成部材26におけるアングルの屈曲部(即ち縦板部261及び横板部262の境界部)は断面弧状の曲面状をなしている。
空間形成部材26は、左右両側の側壁24,24の切り欠き状部243,243に亘って配されている。このとき、縦板部261及び横板部262の左端部は、左側の切り欠き状部243に沿って配されている。同様に、縦板部261及び横板部262の右端部は、右側の切り欠き状部243に沿って配されている。
各側壁24には、3本のスライドレール11,11,…が上下方向に適長離隔して並設されている。左右両側の側壁24,24に配されている最上段(又は最下段、若しくは中段)のスライドレール11,11は、互いに同じ高さに位置している。最上段のスライドレール11は上側壁242に配されており、最下段及び中段のスライドレール11,11夫々は、下側壁241に配されている。
各スライドレール11は、側壁24に固定されている前後方向の固定レールと、固定レールに沿って摺動する摺動レールとを備えている。
抽斗31〜33は、この順に上段から下段へ配されている。キャビネット本体2に対する抽斗31〜33夫々の進退方向は前後方向であり、進退方向の進出側/退入側が前側/後側である。
抽斗31〜33は、何れも取っ手を備えていない。
抽斗31,33は同様の構成であり、夫々前板3a、底板3b、先板3c、端板3d,3d、ギャラリーバー3e,3eを有する。前板3a、先板3c、及び端板3d,3d夫々は縦姿勢の矩形平板状であり、底板3bは横姿勢の矩形平板状である。
前板3aの下辺部(下端部)は、底板3bよりも下方へ突出している。
抽斗31の前板3aの下辺部の高さ(床Fからの上下方向の距離)は、空間形成部材26の最上端の高さと同程度である。
抽斗33の前板3aの下辺部の高さは、蹴込板25の上端面の高さより下側である。ただし、抽斗33の前板3aの下辺部は床Fから離隔している。
抽斗31(及び抽斗33)がキャビネット本体2に退入した場合、底板3bは、底壁22の前側底壁221及び蹴込板25の上方に配される。
抽斗31(及び抽斗33)の端板3d,3dには、最上段(及び最下段)の左右両側のスライドレール11,11の摺動レールが取り付けられている。
キャビネット本体2に退入した状態の抽斗31の前板3aの下辺部と空間形成部材26との間には、防虫のために閉塞すべき第1の隙間がある。キャビネット本体2に退入した状態の抽斗33の前板3aの下辺部と蹴込板25との間には、防虫のために閉塞すべき第2の隙間がある。第1及び第2の隙間は、パッキン4,4によって閉塞されている。
次に、図1〜図7を参照しつつ、パッキン4について説明する。図6及び図7には、抽斗31,33及びパッキン4,4とキャビネット本体2との位置関係が分かりやすいように、キャビネット本体2が二点鎖線で示してある。
抽斗31,33のパッキン4,4は、同様の構成である。各パッキン4は下向きのチャンネル状であり、チャンネルの長さ方向が左右方向である。パッキン4は、下向きのチャンネルの前壁部、上壁部、及び後壁部に相当する被覆部41、支持部42、及び接触部43を有する。また、パッキン4は、係止部44〜46を有する。
パッキン4の接触部43以外は、例えば合成樹脂を用いて成形された一体物の部材であり、接触部43よりも剛性が高い。
被覆部41は、縦姿勢の矩形平板状であり、長辺方向が左右方向である。被覆部41の厚み前板3aの厚みより薄い。被覆部41の左右方向の長さは、前板3aの左右方向の長さと同程度である。被覆部41は、前板3aの後面下辺部を覆う。
被覆部41は、両面テープ、タッカー、釘、ビス、及び接着剤等の内の1又は複数を用いて、前板3aに固定してある。即ち、被覆部41は、前板3aに取り付けられている取付部としての機能も有する。
支持部42は、横姿勢の矩形平板状であり、長辺方向が左右方向である。支持部42の左右方向の長さは、被覆部41の左右方向の長さと同程度である。
支持部42は、被覆部41の上辺部(上端部)に後ろ向きに突設してあり、支持部42の前辺部と被覆部41の上辺部とは一体である。また、支持部42は、底板3bに対面する。
支持部42は、接触部43を支持する。
接触部43は例えばエラストマを用いてなり、弾性を有する。
接触部43は湾曲舌片状であり、床F及びキャビネット本体2の後壁23夫々に対する投影形状が矩形状である。接触部43の長辺方向は左右方向である。接触部43の左右方向の長さは、支持部42の左右方向の長さと同程度である。接触部43は長辺方向に直線状であり、短辺方向に弧状に湾曲している。接触部43の短辺方向の一辺部(及び他辺部)は上辺部(及び下辺部)である。
接触部43の上辺部は、支持部42の後辺部に支持されている。また、接触部43の下辺部の前後方向の位置は、支持部42の後辺部の前後方向の位置よりも後側である。即ち、接触部43は、支持部42の後辺部から下向きに斜め後側へ突出している。
接触部43は、凸面側が前下側に(凹面側が後上側に)向いている。
パッキン4の防虫性を向上させるために、接触部43には、例えば虫忌避剤を用いた表面処理加工が施されている。
係止部44は、被覆部41の下辺部から前側に突出している矩形突片状であり、長辺方向/短辺方向が左右方向/前後方向である。係止部44の左右方向の長さは、被覆部41の左右方向の長さと同程度である。係止部44の前後方向の長さは、前板3aの厚みよりも短い。
係止部44は、前板3aの下端面に係止している。被覆部41と係止部44との境界部分(即ち被覆部41の下辺部且つ係止部44の後辺部)は、前板3aの後面と下端面との角部を覆っている。
係止部45は、被覆部41の左辺部(左端部)から前側に突出している矩形状突片状であり、長辺方向/短辺方向が上下方向/前後方向である。係止部45の上下方向の長さは、被覆部41の上下方向の長さ以下である。係止部45の前後方向の長さは、前板3aの厚みよりも短い。
係止部45は、前板3aの左端面に係止している。
係止部46は、係止部45と略同様の構成である。係止部45,46の差異は、係止部46が、被覆部41の右辺部(右端部)から前側に突出しており、前板3aの右端面に係止している点である。
被覆部41、支持部42、及び係止部44〜46夫々の厚みは同程度である。
抽斗32は、前板32a、底板32b、及び端板32c,32c等を有する。端板32c,32cには、中段の左右両側のスライドレール11,11の摺動レールが取り付けられている。
抽斗32がキャビネット本体2に退入した場合、底板32bは、底壁22の前側底壁221及び蹴込板25の上方に配される。
抽斗32の前板32aの上辺部は、空間形成部材26の最下部よりも上方に突出している。ただし、抽斗32の前板32aの上辺部は、空間形成部材26の最上部よりも下方に位置している。
抽斗32,33がキャビネット本体2に退入した場合、抽斗32の前板32aの下辺部と抽斗33の前板3aの上辺部とは接近配置される。
抽斗32がキャビネット本体2に退入した場合、キャビネット1には、抽斗32の前板32aの上辺部と空間形成部材26とに囲繞された空間が形成される。この空間は、使用者が抽斗32をキャビネット本体2から引き出すための進入空間S1として機能する。
前板32aの後面上辺部は、使用者がキャビネット本体2から抽斗32を引き出す際の手掛け部として機能する。
抽斗32がキャビネット本体2に退入している場合、キャビネット1の使用者は、前板32aの上方から進入空間S1に手を入れて、前板32aの後面下辺部に手を掛け、抽斗32を引き出す。
キャビネット本体2に退入した状態の抽斗32の前板32aの上辺部と空間形成部材26との間には、防虫のために閉塞すべき第3の隙間がある。第3の隙間は、パッキン12によって閉塞されている。
パッキン12は、前板32aの後面上辺部に取り付けられている取付部121と、取付部121に支持されている接触部122とを有する。接触部122は、抽斗32の進退に伴って空間形成部材26に接離する。接触部122は弾性を有しており、抽斗32がキャビネット本体2に退入した場合に空間形成部材26に接触する。
次に、抽斗31,33の進退と、パッキン4,4による第1及び第2の隙間の閉塞について説明する。
抽斗31,33がキャビネット本体2から進出している場合(図6及び図7参照)、各パッキン4は上述したような形状を有しているが(図2及び図3参照)、抽斗31,33がキャビネット本体2に没入している場合(図4及び図5参照)、各パッキン4は後述するように弾性変形している。
まず、抽斗31の進退と、パッキン4による第1の隙間の閉塞について説明する。
前述したように、第1の隙間は、キャビネット本体2に退入した状態の抽斗31の前板3aの下辺部と空間形成部材26との隙間である。
抽斗31の前板3aに取り付けられているパッキン4は、抽斗31の進退に伴ってキャビネット本体2に接離する。このとき、パッキン4の接触部43の下辺部が、キャビネット本体2の空間形成部材26の縦板部261の上端部に接離する。
使用者は、キャビネット本体2から進出している抽斗31(図6参照)をキャビネット本体2に退入させる。このために、使用者は、抽斗31に後ろ向きの外力を与える。
抽斗31に後ろ向きの外力が加えられると、抽斗31がキャビネット本体2への退入を開始する。このとき、接触部43の下辺部は、前側から空間形成部材26に接近する。
抽斗31の退入に伴い、接触部43は、最下端から上端側に向けて空間形成部材26に接触していく。つまり、接触部43は、弾性を有する上に、空間形成部材26に一気に接触せず徐々に接触する。故に、接触部43と空間形成部材26との接触の衝撃が和らぐ。この結果、接触時の衝撃によって異音が発生することが抑制され、接触時の衝撃によってパッキン4又はキャビネット本体2が損傷することが抑制される。
抽斗31がキャビネット本体2に退入した場合(図4参照)、接触部43は前側から空間形成部材26に接触する。このとき、接触部43は少なくとも下辺部が前側に弾性変形する。故に、接触部43には後側に向けた弾性復元力が生じる。従って、接触部43と空間形成部材26との密着性が向上する。
接触部43と空間形成部材26との接触により、パッキン4は第1の隙間を閉塞する。
抽斗31の前板3aの後面下辺部は、使用者がキャビネット本体2から抽斗31を引き出す際の手掛け部として機能する。
抽斗31に取り付けられたパッキン4に囲繞されている空間は、使用者が抽斗31をキャビネット本体2から引き出すための進入空間S2として機能する。進入空間S2と抽斗31の底板3bとの間には、パッキン4の支持部42がある。つまり、進入空間S2の上部は、パッキン4によって閉鎖されている。従って、進入空間S2に進入した使用者の手が、抽斗31の底板3b(又は底板3bに取り付けられている不図示の部材)に触れることはない。
使用者は、前板3aの下方から進入空間S2に手を入れて、前板3aの後面下辺部に手を掛け、抽斗31を引き出す。このとき、使用者の手が前板3aの後面下辺部及び前板3aの後面と下端面との角部に直接的に触れることはない。何故ならば、抽斗31の前板3aの後面下辺部及び前板3aの後面と下端面との角部はパッキン4に覆われているからである。
次に、抽斗33の進退と、パッキン4による第2の隙間の閉塞について説明する。前述したように、第2の隙間は、キャビネット本体2に退入した状態の抽斗33の前板3aの下辺部と蹴込板25との隙間である。
抽斗33の前板3aに取り付けられているパッキン4は、抽斗33の進退に伴ってキャビネット本体2に接離する。このとき、パッキン4の接触部43の上辺部以外(即ち下辺部から上下方向中央部に亘る部分)が、キャビネット本体2の蹴込板25の上端部に接離する。
使用者は、キャビネット本体2から進出している抽斗33(図7参照)をキャビネット本体2に退入させる。このために、使用者は、抽斗33に後ろ向きの外力を与える。
抽斗33に後ろ向きの外力が加えられると、抽斗33がキャビネット本体2への退入を開始する。このとき、接触部43は、前側から蹴込板25に接近する。
抽斗33の退入に伴い、接触部43は、最下端から上端側に向けて蹴込板25に接触していく。つまり、接触部43は、弾性を有する上に、蹴込板25に一気に接触せず徐々に接触する。故に、接触部43と蹴込板25との接触の衝撃が和らぐ。この結果、接触時の衝撃によって異音が発生することが抑制され、接触時の衝撃によってパッキン4又はキャビネット本体2が損傷することが抑制される。
抽斗33がキャビネット本体2に退入した場合(図5参照)、接触部43は前側から蹴込板25に接触する。このとき、接触部43は前側に弾性変形する。故に、接触部43には後側に向けた弾性復元力が生じる。従って、接触部43と蹴込板25との密着性が向上する。
接触部43と蹴込板25との接触により、パッキン4は第2の隙間を閉塞する。
抽斗33の前板3aの後面下辺部は、使用者がキャビネット本体2から抽斗33を引き出す際の手掛け部として機能する。
抽斗33に取り付けられたパッキン4に囲繞されている空間は、使用者が抽斗33をキャビネット本体2から引き出すための進入空間S3として機能する。進入空間S3と抽斗33の底板3bとの間には、パッキン4の支持部42がある。つまり、進入空間S3の上部は、パッキン4によって閉鎖されている。従って、進入空間S3に進入した使用者の手が、底板3bに触れることはない。
使用者は、前板3aの下方から進入空間S3に手を入れて、前板3aの後面下辺部に手を掛け、抽斗33を引き出す。このとき、使用者の手が前板3aの後面下辺部及び前板3aの後面と下端面との角部に直接的に触れることはない。何故ならば、抽斗33の前板3aの後面下辺部及び前板3aの後面と下端面との角部はパッキン4に覆われているからである。
以上のように、パッキン4,4は、第1及び第2の隙間を閉塞する機能と、抽斗31,33から使用者の手を保護する機能と有する。更に、パッキン4,4は、抽斗31,33退入時の衝撃を緩和する機能を有する。
なお、各パッキン4は、防虫性及び安全性を損なわない範囲であれば、パンチングボード状、網状、又は多孔質部材状等の被覆部41〜接触部43を有している構成でもよい。また、被覆部41の後面に、使用者が手を掛けたときの滑り止めとなる滑り止め部が設けられていもよい。
次に、抽斗31,33に対するパッキン4,4の取り付けについて説明する。
キャビネット1の製造者は、被覆部41を前側且つ支持部42より下側に向け、接触部43を後側且つ支持部42より下側に向けて、パッキン4を持つ。次に、製造者は、係止部44〜46を前板3aの下端面及び左右両端面に係止させつつ、前板3aの後面下辺部に被覆部41を後側から接触させる。この結果、パッキン4は容易に位置決めされる。最後に、製造者は、被覆部41を前板3aに固定する。
以上のようなキャビネット1は、抽斗31〜33に取っ手が存在しないので、意匠性が向上している。
また、キャビネット1は、キャビネット1の隙間を閉塞するためだけのパッキン(即ち従来のパッキン)と、前板3aの後面下辺部を被覆する被覆部材と、進入空間の上部を閉鎖する閉鎖部材とを、個別に備えている必要がない。つまり、パッキン4は、キャビネット1の部品点数の増加を招くことなく、防虫性及び安全性を向上させることができる。
特に、本実施の形態においては、第1及び第2の隙間を閉塞するためのパッキン4,4が共通化されているので、これらが異なる場合に比べて、部品点数が更に減少している。
パッキン4はパッキン12に比べて大型であり、支持部42を有している分だけ、前板3aから後側に突出している範囲が広い。しかしながら、パッキン4は抽斗31又は抽斗33によって目隠しされるので、使用者からは見えにくい。故に、パッキン4,4が無用に目立つことによってキャビネット1の美観が損なわれる虞はない。また、大型のパッキン4,4が抽斗31,33からの物品の出し入れを損なう虞はない。更に、抽斗31,33の陰に隠れている上に下向きに開放されている進入空間S2,S3には埃又は塵等が溜まり難い。
パッキン4の接触部43は変形し易いが、被覆部41及び支持部42は変形し難いので、パッキン4の保形性は高い。
従って、パッキン4の前板3aへの取り付けは容易である。また、十分な容積の進入空間S2,S3が確保される。更に、進入空間S2,S3の上部が確実に閉鎖される。
仮に、パッキン4が無用に変形すると、パッキン4を前板3aに取り付けることが困難になる。又は、進入空間S2,S3が収縮して使用者の手が進入し難くなる。或いは、進入空間S2,S3の上部を閉鎖することができず、使用者の手が底板3bに接触する虞がある。
なお、パッキン4はチャンネル状に限定されない。
パッキン4の接触部43は舌片状に限定されない。例えば、左右方向に長い棒状の接触部43が支持部42の後端部に取り付けられていてもよい。
舌片状の接触部43支持部42の後端部から真下に突出していてもよい。この場合の接触部43は、パッキン4の支持部42とキャビネット本体2との接触を防止すべく、抽斗31(又は抽斗33)がキャビネット本体2に退入した場合に支持部42とキャビネット本体2との間に介在することが望ましい。
被覆部41と支持部42とはL字状に配されているが、これに限定されず、例えばV字状に配されていてもよい。支持部42は、被覆部41の上下方向中央部に突設されていても(即ち被覆部41と支持部42とがT字状に配されていても)よい。以上のような場合も、被覆部41の後側且つ支持部42の下側の空間が、進入空間として機能する。
接触部43は支持部42から下側に向けて突出しているが、これに限定されない。接触部43は支持部42から上側に向けて突出していてもよい。
本発明の実施の形態におけるパッキンは、前板の後面上端部を手掛け部として用いる場合に、キャビネット本体に退入した状態の抽斗の前板の後面上端部とキャビネット本体との隙間を閉塞するパッキンとして用いることも不可能ではない。この場合、パッキンは、上下逆向きにして前板の後面上端部に取り付けられる。
しかしながら、このように取り付けられたパッキンは、抽斗を引き出したときに悪目立ちし易い上に、抽斗に対する物品の出し入れを阻害する虞がある。しかも、パッキンに囲まれた進入空間に、埃又は塵等が溜まり易い。また、進入空間から底板までの距離が長いので、進入空間に入れられた使用者の手と底板とが接触する虞はない。つまり、前板の後面上端部に取り付けられるべきパッキンが支持部を有している利点はほとんどない。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、キャビネット1に、実施の形態に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
1 キャビネット
2 キャビネット本体
31,33 抽斗
3a 前板
3b 底板
4 パッキン
41 被覆部
42 支持部
43 接触部
44〜46 係止部

Claims (3)

  1. キャビネット本体、
    該キャビネット本体に対して前後方向に進退し、前板の下端部が底板よりも下側へ突出している抽斗、及び、
    前記キャビネット本体に退入した状態の抽斗の前板の後面下端部と前記キャビネット本体との隙間を閉塞するパッキン
    を備えるキャビネットにおいて、
    前記パッキンは前記抽斗に取り付けられており、
    前記前板よりも薄い板状をなし、前記後面下端部を覆う被覆部と、
    前記抽斗が前記キャビネット本体に退入した場合に前記キャビネット本体に接触する接触部と、
    前記前板よりも薄い板状をなし、前記被覆部の下端部以外に前記被覆部に交差する向きに突設され、前記接触部を支持する支持部と
    を有し、
    前記パッキンは、前記前板に係止する3つの係止部を更に有し、
    該3つの係止部は、前記被覆部の下端部及び左右両端部から前側に突出した突片状をなし、前記前板の下端面及び左右両端面に係止し、
    前記被覆部と前記3つの係止部の内の前記被覆部の下端部に設けられている係止部との境界部分が前記前板の後面と下端面との角部を覆っていることを特徴とするキャビネット。
  2. 前記パッキンは下向きのチャンネル状をなし、
    前記支持部は、前記被覆部の上端部に後ろ向きに突設されており、
    前記接触部は弾性を有する舌片状をなし、
    前記接触部の上端部が、前記支持部の後端部に支持されており、
    前記接触部の少なくとも下端部が、前側から前記キャビネット本体に接触し、
    前記接触部は、
    前記キャビネット本体に接触していない場合、下端側が上端側よりも後側に位置しており、
    前記キャビネット本体に接触している場合、少なくとも前記下端部が前側に弾性変形していることを特徴とする請求項1に記載のキャビネット。
  3. 前記被覆部及び支持部は前記接触部よりも剛性が高いことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャビネット。
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