JP3908943B2 - 厨房家具の収納装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムキッチンや流し台など厨房家具の収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
システムキッチンや流し台など厨房家具に設けられた収納装置について、たとえば、特開2000−236964号公報および意匠登録第1078135号公報に記載されているように、シンク下やコンロ下のキャビネットに引き出しを配置して各種物品を収納する構造が次第に普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
引き出しに収納される物品は、一般的にその大きさや形状がまちまちであるので、引き出しの内部スペースを有効に使って物品の収納可能量を増やすのが望ましい。
そこで、大型の主引き出しの内部に、別途内引き出しを設けて、物品をその使用頻度,大きさ,形状などによって、主引き出しと内引き出しに分けて収納する収納装置も知られている。
しかしながら、この収納装置では、内引き出しを使用したい場合には、主引き出しを引き出す操作と、その後に内引き出しを引き出す操作とが必要になるので、使い勝手のよいものが求められていた。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、主引き出しに対してその内方上部の内引き出しを掛止装置で選択的に掛止および離脱可能にすることにより、キャビネット内の収納可能量を増やし、物品をその使用頻度,大きさ,形状などによって主引き出しと内引き出しに合理的に且つ使い勝手よく収納し、さらに、内引き出しを主引き出しと一緒にまたは別個に引き出すことを選択可能な使い勝手のよい厨房家具の収納装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明にかかる厨房家具の収納装置は、キャビネットに設けられた主引き出しと、前記キャビネットに設けられ前記主引き出しの内方上部に配置された内引き出しと、前記主引き出しに取付けられ、この主引き出しに対して前記内引き出しを選択的に掛止および離脱可能な掛止装置とを有する厨房家具の収納装置であって、前記掛止装置は、前記主引き出しの前板に取付けられた本体部と、押圧操作するための操作部が形成されるとともに、移動可能に且つこの操作部側に付勢された状態で前記本体部に取付けられた移動部材と、この移動部材の前記操作部を付勢力に抗して押圧操作することにより、前記本体部の保持部に対して前記移動部材の被保持部の保持と保持解除を選択的に行うことが可能な保持手段と、前記移動部材に取付けられ、前記被保持部が前記保持部に保持されているときには前記内引き出しから離脱し、前記被保持部が保持解除されて前記移動部材が前記操作部側に移動したときには前記内引き出しを掛止可能な掛止部材とを備え、前記本体部は、前記主引き出しの前記前板の後面に取付けられたベースと、このベースに取付けられ、前記移動部材を移動可能に保持するケースとを有し、前記保持手段の前記被保持部が前記保持部に保持されているときには、前記掛止部材が前記内引き出しから離脱し、前記被保持部が前記保持部から離脱して前記移動部材が前記付勢力により前記操作部側に移動したときには、前記掛止部材が前記内引き出しを掛止可能である。
【0006】
前記ケースには、前記掛止部材を保護するための保護手段が突出して設けられており、この保護手段は、前記保持手段の前記被保持部が前記保持部に保持されて前記掛止部材が前記内引き出しから離脱しているときには、この掛止部材のほぼ全部または大部分を保護する機能を有しているのが好ましい。
前記掛止部材が前記内引き出しの前記前板から離脱し且つ前記移動部材が前記操作部側に移動した状態で、前記主引き出しを前記キャビネットに収納すると、この主引き出しの収納動作に連動して、前記掛止部材が前記内引き出しの前記前板を掛止する動作を行うのが好ましい。
また、本発明の厨房家具の収納装置では、前記主引き出しに対する前記内引き出しの高さ位置を変更可能なキャビネット側高さ位置可変手段を前記キャビネットに設け、前記内引き出しの前記高さ位置に対応させて前記ケースの高さ位置を変更可能に前記ケースを所定の高さ位置に位置決め保持するための掛止装置側高さ位置可変手段を前記本体部に設けるのが好ましい。
前記掛止装置側高さ位置可変手段は、前記ケースに設けられた複数の係合部と、この係合部が係合離脱可能に係合して前記ケースを前記所定の高さ位置に位置決め保持するように、前記ベースに複数並んで形成された被係合部とを有しているのが好ましい。
好ましくは、前記主引き出しは、主引き出し用受けレールと主引き出し用スライド部材を介して、前記キャビネットに対して前後方向に移動自在であり、前記内引き出しは、内引き出し用受けレールと内引き出し用スライド部材を介して、前記キャビネットに対して前後方向に移動自在である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる実施の形態の一例を、図1ないし図8を参照して説明する。
図1は、本発明にかかるシステムキッチン(複合厨房家具)の正面図、図2は図1のII−II線側面断面図、図3は、前記システムキッチンにおける主引き出しと内引き出しの動作を示す側面断面図である。なお、説明の便宜上、図1の左方,右方,図2の左方,右方を、システムキッチンおよび収納装置の左方,右方,前方,後方として説明する。
【0008】
本実施形態では、厨房家具としてシステムキッチンを例にとって説明するが、本発明は、食器や台所用品などを収納する収納庫や、台所の流し台などの厨房家具にも適用可能である。
図1ないし図3に示すように、厨房家具としてのシステムキッチン1は、床面上に設置されたキャビネット2を有している。キャビネット2は、左方から右方に順次並設された、コンロキャビネット6,一方の調理台キャビネット7,シンクキャビネット8および他方の調理台キャビネット9と、キャビネット6〜9の上部を覆って取付けられたテーブルトップ10とにより構成されている。
【0009】
コンロキャビネット6とその上部のテーブルトップ10には、コンロ11が組み込まれている。一方の調理台キャビネット7の上部のテーブルトップ10は調理台14になっている。
シンクキャビネット8の上部のテーブルトップ10には、シンク12が形成されている。他方の調理台キャビネット9には食器洗い乾燥機13が組み込まれ、上部のテーブルトップ10は調理台14になっている。
コンロキャビネット6には二段の引き出しが設けられ、一方の調理台キャビネット7には三段の引き出しが設けられている。シンクキャビネット8には、シンク12の手前に前幕板15が設けられているので、前幕板15の下部に二段の引き出しが設けられている。他方の調理台キャビネット9には、一段の引き出しが設けられている。
各キャビネット6〜9の内方には、左右に側板17が縦方向(床面と垂直方向)に設けられ、側板17もキャビネット2の一部を構成している。隣合うキャビネット6〜9どうしの間の側板17は仕切り壁の機能を有しており、コンロキャビネット6の左側の側板17と、他方の調理台キャビネット9の右側の側板17は、外壁板としての機能を有している。
【0010】
このように、コンロキャビネット6に、コンロ11,二段の引き出し,対応するテーブルトップ10などが設けられて、単体としての厨房家具が構成されている。これと同様に、他のキャビネット7,8,9なども、それぞれ単体としての厨房家具を構成している。すなわち、システムキッチン1は、単体としての厨房家具が複合した複合厨房家具を構成していることになる。
各キャビネット6〜9にそれぞれ設けられた引き出しのうち、最下段の引き出しは、前方から見て上段の引き出しより比較的縦長の形状を有している。これら最下段の引き出しは、内部の収納スペースを広くするように、蹴込16の奥も含んだ構成を有している。
【0011】
システムキッチン1には、本発明にかかる収納装置30が設けられており、収納装置30は、各キャビネット6〜9の最下段の引き出しとしてそれぞれ採用されている。
収納装置30は、キャビネット2に設けられた主引き出し3と、キャビネット2に設けられ、主引き出し3の内方上部に配置された内引き出し4と、主引き出し3および内引き出し4のいずれか一方に取付けられ、主引き出し3に対して内引き出し4を選択的に掛止および離脱可能な掛止装置5とを有している。主引き出し3と内引き出し4には、各種物品がその使用頻度,大きさ,形状などに応じてそれぞれ収納可能になっている。本実施形態では、掛止装置5は主引き出し3に取付けられている。
【0012】
主引き出し3の左右に配置されている側板17には、左右一対の主引き出し用受けレール18が取付けられている。一対の主引き出し用受けレール18は、前後方向を向いて、ほぼ水平に且つ平行に配置されている。
主引き出し用受けレール18には、主引き出し用スライド部材19が前後方向にスライド自在に係合している。一対の主引き出し用スライド部材19は、主引き出し3の左右両側に取付けられている。
したがって、主引き出し3は、主引き出し用受けレール18と主引き出し用スライド部材19を介して、キャビネット2に対して前後方向に自在に移動することができる。
内引き出し4の左右の側板17には、左右一対の内引き出し用受けレール20が取付けられている。内引き出し用受けレール20は、前後方向を向いて、ほぼ水平に且つ平行に配置されている。
内引き出し用受けレール20には、内引き出し用スライド部材21が前後方向にスライド自在に係合している。一対の内引き出し用スライド部材21は、内引き出し4の左右両側に取付けられている。
したがって、内引き出し4は、内引き出し用受けレール20と内引き出し用スライド部材21を介して、キャビネット2に対して前後方向に自在に移動することができる。
【0013】
図4は収納装置30の拡大断面図、図5(A),(B),(C),(D)は、それぞれ掛止装置5の正面図(システムキッチン1の後方から見た場合の正面図),側面図,背面図,平面図である。
図6は、図5(B)のVI−VI線断面図、図7は掛止装置5のケースの側面図である。図8(A),(B),(C)は、それぞれ掛止装置5のベースの正面図(システムキッチン1の後方から見た場合の正面図),側面図,背面図である。
図2,図4ないし図7に示すように、掛止装置5は、本体部31,移動部材32,保持手段33および掛止部材34を備え、縦方向(上下方向)に配置され、その中心線CLに対して左右対称の構造を有している。なお、掛止装置5を横方向(左右方向)に配置した場合であってもよい。
掛止装置5の全体は、角部が丸みを帯びた形状を有し、大部分の構成部品は、合成樹脂により一体形成されている。これにより、掛止装置5の軽量化とこれを操作する操作時の安全性とを図るとともに、物品が掛止装置5にうっかり触れた場合でも、物品が破損しないようにしている。
【0014】
本体部31は、主引き出し3の前板35に取付けられている。移動部材32の上端部は、指などで押圧操作するための操作部37になっており、操作の際滑らないようにギザギザの表面に形成されている。移動部材32は、矢印Bに示すように、上下方向に移動可能に且つ操作部37側に付勢された状態で、本体部31に取付けられている。
保持手段33は、操作部37を付勢力に抗して下方に押圧操作することにより、本体部31の保持部38に対して移動部材32の被保持部39の保持と保持解除を選択的に行うことが可能になっている。
【0015】
掛止部材34は移動部材32に取付けられている。掛止部材34は、被保持部39が保持部38に保持されているときには内引き出し4から離脱する。また、掛止部材34は、被保持部39が保持解除されて移動部材32が付勢力により操作部37側に移動したときには、内引き出し4を掛止可能になっている。
【0016】
本体部31は、主引き出し3の前板35の後面45に取付けられたベース46と、ベース46に取付けられ、矢印Bに示すように、移動部材32を移動可能に保持するケース47とを有している。なお、本体部31がベース46とケース47により構成される場合を示したが、本体部31は、全体が一体的に形成された場合であってもよい。
ケース47には、掛止部材34を保護するための保護手段としてのカバー部48が突出して設けられている。カバー部48は、保持手段33の被保持部39が保持部38に保持されて掛止部材34が内引き出し4から離脱しているときには、掛止部材34のほぼ全部または大部分をカバー(被冠)して保護する機能を有している。
カバー部48は、外方(後方)に突出してケース47に一体的に形成されている。カバー部48の上面48aはほぼ平面状であり、上面48aの下方には、側方から見て弧状の外周面を有する複数のリブ48bが一体的に形成されている。リブ48bにより、カバー部48を補強するとともに軽量化している。
カバー部48が掛止部材34をカバーしている状態では(図7)、上面48aが掛止部材34の根元部上面とほぼ面一になっているので、掛止部材34がカバー部48により保護されることになり、物品等の衝突による破損を防止することができる。
【0017】
掛止装置5では、掛止部材34が内引き出し4の前板36から離脱し且つ移動部材32が操作部37側に移動した状態で、主引き出し33をキャビネット2に収納することができる。すると、この主引き出し3の収納動作に連動して、掛止部材34が内引き出し4の前板36を掛止する動作を行う。
【0018】
キャビネット2には、主引き出し3に対する内引き出し4の高さ位置を変更可能なキャビネット側高さ位置可変手段50が設けられている。キャビネット側高さ位置可変手段50は、内引き出し4の左右両側の側板17に取付けられた一対のレール支持部材51により構成されている。
レール支持部材51は、所定形状を有して側板17に水平方向に配置されており、内引き出し用受けレール20の高さ位置を三段階(上段,中断,下段)に変更可能になっている。
その結果、内引き出し用受けレール20に内引き出し用スライド部材21により案内支持されている内引き出し4の高さ位置も、三段階(上段,中断,下段)に変更可能である。
【0019】
掛止装置5の本体部31には、掛止装置側高さ位置可変手段52が設けられている。掛止装置側高さ位置可変手段52は、内引き出し4の高さ位置に対応させてケース47の高さ位置を変更可能に、ケース47を所定の高さ位置に位置決め保持する機能を有している。
掛止装置側高さ位置可変手段52は、ケース47に設けられた複数(ここでは、四つ)の係合部53と、係合部53が係合離脱可能に係合してケース47を所定の高さ位置に位置決め保持するように、ベース46に複数(ここでは、八つ)並んで形成された被係合部54とを有している。
ケース47の四つの係合部53は、上下左右に規則正しく配置され、前方から見てほぼ半円形に形成されている。ベース46の八つの被係合部54も、左右に一対ずつ且つ上下に四組並んで規則正しく配置されている。
四つの係合部53が、八つの被係合部54のうち所望の四つの被係合部54にそれぞれ係合可能である。これにより、ケース47は、ベース46に対して四点支持されて、所定の高さ位置に位置決め保持される。しかも、四つの係合部53に対応する四つの被係合部54を適宜選択することにより、ベース46に対してケース47の高さ位置を三段階に変更可能である。
なお、図2および図3では、主引き出し3に対する内引き出し4の高さ位置を中段の高さ位置に設定した場合を示しているが、図4ないし図7に示す掛止装置5では、内引き出し4の高さ位置が上段の高さ位置に変更された場合に、この内引き出し4の高さ位置に対応させて、ケース47の高さ位置を上段の高さ位置に変更した場合を示している。
【0020】
図4ないし図8に示すように、ベース46は、左右方向より上下方向の方が長い矩形状をなしており、孔60が穿設された複数(ここでは、八つ)の突出部68が形成されている。孔60を介して小ねじ(図示せず)を主引き出し3の前板35にねじ込むことにより、ベース46は前板35に締結固定されている。
ベース46の全周には、前方側に若干延びた外周縁部61が一体的に形成され、板状部62には補強用のリブ67が一体的に形成されている。したがって、ベース46の板状部62と、前板35の後面45との間には、外周縁部61,突出部68,リブ67などにより、わずかな間隙部63が確保されている。ケース47の係合部53は間隙部63に配置されるので、ベース46を前板35に取付けた後でも、係合部53を被係合部54に対して着脱することができる。
被係合部54は板状部62に貫通形成されている。被係合部54は、前方から見て、ほぼ半円形の係合部53よりやや大きい半円形部64と、半円形部64から下方に延びた若干細い支持部65とにより構成されている。
【0021】
ベース46の外周縁部61の両側には、下方から三列目までの被係合部54の位置にそれぞれ対応させて、三つの高さ位置決め用ガイド部66L,66M,66Hが、着脱作業の際の目印として突出形成されている。高さ位置決め用ガイド部66L,66M,66Hは、それぞれ下段,中段,上段の各高さ位置を示している。
したがって、ケース47の下面を、いずれか一つの高さ位置決め用ガイド部の上端位置に合わせれば、係合部53が被係合部54に係合する。そして、ケース47を下方に落とし込めば、係合部53が支持部65に係合して被係合部54に密着する。
その結果、ケース47の下面は、高さ位置決め用ガイド部の下端位置まで移動して、ケース47はベース46に強固に固定される。ケース47をベース46から取り外す場合には、上記とは逆の手順で行えばよい。
【0022】
図2,図4ないし図8において、キャビネット側高さ位置可変手段50のレール支持部材51に対する内引き出し用受けレール20の取付け位置を変えれば、主引き出し3に対する内引き出し4の高さ位置を変更することができる。
内引き出し用受けレール20の取付け位置を変更した場合には、ケース47をベース46から取り外す。そして、高さ位置決め用ガイド部66L,66M,66Hを目印にして、ケース47を所望の高さ位置になるようにベース46に取付ければよい。高さ位置決め用ガイド部66L,66M,66Hが目印になるので、ケース47を所望の高さ位置に容易に変更することができる。このように、簡単な作業でケース47をベース46に着脱することができる。
【0023】
移動部材32は、ケース47に対してスライド可能に取付けられており、移動部材32とケース47の間には、一対の圧縮ばね70が介装されている。圧縮ばね70により、移動部材32は操作部37側(ここでは、上方)に常に付勢されている。移動部材32は、圧縮ばね70のばね力(付勢力)により常時操作部37側に付勢された状態で、矢印Bに示すように、上下方向に移動することができる。
移動部材32とケース47には、ケース47に対する移動部材32の上方への移動ストロークを規制するためのストッパ手段71が設けられている。ストッパ手段71により、移動部材32の上昇端位置が設定されている。
【0024】
被保持部39は、移動部材32の下部で且つ掛止装置5の中心線CLの位置に配置され、下方に突出して形成されている。被保持部39は、その先端部側(下方側)が膨らんだ形状を有している。
保持部38も、中心線CLの位置に配置され、被保持部39に対向してケース47に取付けられている。保持部38は、ラッチ機構(外れ止め機構)により開閉動作を行う。すなわち、被保持部39が下降して保持部38を押し込むごとに、保持部38は閉動作と開動作を順次繰り返す。
したがって、操作部37を指で下方に押して、移動部材32を圧縮ばね70のばね力に抗して下方に移動させれば、被保持部39が保持部38を押し込んで、保持部38が閉動作して被保持部39を保持する。この状態で操作部37から指を離しても、保持部38は被保持部39の保持を継続する。
その後、操作部37を指で再び下方に押すと、移動部材32が下方に移動して、被保持部39が保持部38を押圧する。その結果、保持部38が開動作して保持解除を行う。
すると、被保持部39は保持部38から離脱するので、移動部材32は圧縮ばね70のばね力により、上昇端位置まで上昇してストッパ手段71により位置決めされる。
このように、操作部37を指で押圧操作すれば、保持部38に対して被保持部39の保持と保持解除を選択的に行うことができる。
【0025】
掛止部材34は、移動部材32に一体的に(または、別体で)突出形成されており、中心線CLの位置で且つ被保持部39の上方に配置されている。掛止部材34は、移動部材32から外方(後方)に突出するとともに上方に向けて曲がった形状になっている。
掛止部材34の先端上部には傾斜面44が形成されており、傾斜面44は、後方より前方に行くに従って次第に高さ位置が高くなっている。傾斜面44などにより、上方を向いてかぎ状に曲がった爪41が形成されている。爪41は、内引き出し4の前板36の後面40を掛止可能である。
ケース47には、左右一対の厚み方向規制リブと、左右一対の幅方向規制溝が形成されている。移動部材32には、前記厚み方向規制リブがそれぞれ係合する左右一対の溝と、前記幅方向規制溝にそれぞれ係合する左右一対のリブが形成されている。これにより、移動部材32は、安定した状態で上下方向に移動することができる。
移動部材32の被保持部39がケース47の保持部38に保持されているときには、移動部材32が下方に位置しているので、掛止部材34の爪41は内引き出し4の前板36から離脱する。
一方、被保持部39が保持部38から離脱して、移動部材32が圧縮ばね70のばね力により操作部37側(上方)に移動したときには、爪41が内引き出し4の前板36を掛止可能である。
【0026】
掛止部材34が内引き出し4の前板36から離脱し且つ移動部材32が操作部37側に移動した状態で、主引き出し3を押してキャビネット2に収納すると、この主引き出し3の後方への移動動作により、掛止部材34の傾斜面44が内引き出し4の前板36に摺接する。
これにより、掛止部材34は前板36により下方に押されて、移動部材32は圧縮ばね70のばね力に抗して下方に移動する。そして、やがて爪41が、前板36の後面40を掛止することになる。
掛止部材34に傾斜面44が形成されているので、このようにして、主引き出し3の収納動作に連動して、掛止部材34が内引き出し4の前板36を掛止する動作を行うことができる。この場合は、内引き出し4を主引き出し3に掛止させるための操作を行う必要がないので、使い勝手がさらによくなる。
ケース47の表面には、ゴム製または合成樹脂製の緩衝部材49が取付けられて、この緩衝部材49に内引き出し4の前板36が接触するようになっている。緩衝部材49を設けたので、前板36が掛止装置5に当接するときの衝突音を減衰させるとともに、内引き出し4が当接時に反発してケース47から離反することを防止している。
【0027】
次に、収納装置30の動作について図1ないし図6を参照しながら説明する。主引き出し3がキャビネット2に収納されている状態で(図2)、内引き出し4が掛止装置5により主引き出し3に掛止されている場合には、主引き出し3の前板35を前方に引っ張る。
すると、主引き出し3は、主引き出し用受けレール18と主引き出し用スライド部材19を介して、矢印F1に示すように前方に移動して引き出される(図3(A))。その結果、主引き出し3と一緒に内引き出し4も、内引き出し用受けレール20と内引き出し用スライド部材21を介して、矢印F2に示すように前方に移動して引き出される(図3(A))。これにより、内引き出し4に対して、物品を収納したり取り出したりすることができる。
これに続いて、主引き出し3を使用したい場合には、その上方にある内引き出し4が邪魔になるので、操作部37を指で下方に押して、掛止部材34を内引き出し4の前板36から離脱させる。保持部38が被保持部39を一旦保持すれば、操作部37から指を離しても移動部材32は下方の位置に位置決めされる。
その結果、内引き出し4は主引き出し3から離脱するので、内引き出し4を後方に押して移動させることができる(図3(B))。したがって、内引き出し4が邪魔にならないので、主引き出し3に対して物品を収納したり取り出したりすることができる。
【0028】
その後、主引き出し3を後方に押せば、主引き出し3はキャビネット2に収納される。内引き出し4が収納位置に収納されていない場合には、内引き出し4は主引き出し3側のケース47に押されて、主引き出し3と一緒にキャビネット2に収納される。この収納状態では、内引き出し4は主引き出し3に掛止されていない。この状態のままで主引き出し3を再び前方に引っ張れば、内引き出し4をキャビネット2に残したままで、主引き出し3のみを引き出すことができる。
こうして主引き出し3を引き出した後、内引き出し4も使用したい場合には、内引き出し4の前板36などをつかんで前方に引っ張れば、内引き出し4を引き出すことができる。
【0029】
内引き出し4を使用した後、主引き出し3を後方に押せば、主引き出し3がキャビネット2に収納されると同時に、内引き出し4も主引き出し3側のケース47に押されて収納される。この状態では、移動部材32は下方位置に位置決めされたままなので、内引き出し4は主引き出し3から離脱したままである。
内引き出し4を主引き出し3に掛止した状態で収納しておきたい場合には、主引き出し3のみが引き出された状態、または、主引き出し3と内引き出し4の両方が引き出された状態で、操作部37を下方に押して、保持部38により被保持部39を保持解除する。すると、移動部材32は上昇端位置に位置決めされる。
この状態で、主引き出し3をキャビネット2に収納すると、この主引き出し3の収納動作に連動して、掛止部材34が内引き出し4の前板36を掛止する動作を行う。その結果、主引き出し3が内引き出し4を掛止した状態で、主引き出し3と内引き出し4がキャビネット2に収納される。
【0030】
上述のように、収納装置30では、主引き出し3に加えてその内方上部の内引き出し4にも各種物品を収納できる。これにより、キャビネット2内のスペースを有効に使って、物品の収納可能量を増やすことができる。
また、主引き出し3に対して内引き出し4を掛止装置5で選択的に掛止および離脱可能にしている。したがって、物品をその使用頻度,大きさ,形状などによって、主引き出し3と内引き出し4に合理的に且つ使い勝手よく収納することができ、さらに、内引き出し4を主引き出し3と一緒にまたは別個に引き出すことを選択することができ使い勝手がよい。
【0031】
本発明では、主引き出し3の他に、内引き出し4およびこれに必要な部品と、掛止装置5とを設ければよいので、収納装置30の製造が容易である。また、内引き出しを有していない引き出しを備えた既設の厨房家具において、内引き出しと掛止装置を増設すれば、本発明の収納装置になるように容易に改造することができる。
掛止装置5は、主引き出し3の内方に追加部品として取付けられるので、掛止装置5を設ける場合と設けない場合に、主引き出し3と内引き出し4を設計変更する必要がない。
システムキッチン1の外部からは掛止装置5が見えないので、全体的に構造が簡素になり美観上も好ましい。
内引き出し4を主引き出し3の内方に設けたので、使い勝手を低下することなく、システムキッチン1に設ける主引き出し3の数を少なくすることができる。
なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0032】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成し、主引き出しに取付けられた掛止装置で、内引き出しを主引き出しに対して選択的に掛止および離脱可能にしたので、物品をその使用頻度,大きさ,形状などによって主引き出しと内引き出しに合理的に且つ使い勝手よく収納し、さらに内引き出しを主引き出しと一緒にまたは別個に引き出すことを選択することができ使い勝手がよい。また、掛止装置は、主引き出しの内方に追加部品として取付けられるので、掛止装置を設ける場合と設けない場合に、主引き出しと内引き出しを設計変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1ないし図8は本発明の実施形態の一例を示す図で、図1はシステムキッチンの正面図である。
【図2】 図1のII−II線側面断面図である。
【図3】 前記システムキッチンにおける主引き出しと内引き出しの動作を示す側面断面図である。
【図4】 前記収納装置の拡大断面図である。
【図5】 図5(A),(B),(C),(D)は、それぞれ前記掛止装置の正面図,側面図,背面図,平面図である。
【図6】 図5(B)のVI−VI線断面図である。
【図7】 前記掛止装置のケースの側面図である。
【図8】 図8(A),(B),(C)は、それぞれ前記掛止装置のベースの正面図,側面図,背面図である。
【符号の説明】
1 システムキッチン(厨房家具)
2 キャビネット
3 主引き出し
4 内引き出し
5 掛止装置
6 コンロキャビネット(キャビネット)
7 一方の調理台キャビネット(キャビネット)
8 シンクキャビネット(キャビネット)
9 他方の調理台キャビネット(キャビネット)
18 主引き出し用受けレール
19 主引き出し用スライド部材
20 内引き出し用受けレール
21 内引き出し用スライド部材
30 収納装置
31 本体部
32 移動部材
33 保持手段
34 掛止部材
35 主引き出しの前板
36 内引き出しの前板
37 操作部
38 保持部
39 被保持部
45 前板の後面
46 ベース
47 ケース
48 カバー部(保護手段)
50 キャビネット側高さ位置可変手段
52 掛止装置側高さ位置可変手段
53 係合部
54 被係合部

Claims (6)

  1. キャビネットに設けられた主引き出しと、前記キャビネットに設けられ前記主引き出しの内方上部に配置された内引き出しと、前記主引き出しに取付けられ、この主引き出しに対して前記内引き出しを選択的に掛止および離脱可能な掛止装置とを有する厨房家具の収納装置であって、
    前記掛止装置は、
    前記主引き出しの前板に取付けられた本体部と、
    押圧操作するための操作部が形成されるとともに、移動可能に且つこの操作部側に付勢された状態で前記本体部に取付けられた移動部材と、
    この移動部材の前記操作部を付勢力に抗して押圧操作することにより、前記本体部の保持部に対して前記移動部材の被保持部の保持と保持解除を選択的に行うことが可能な保持手段と、
    前記移動部材に取付けられ、前記被保持部が前記保持部に保持されているときには前記内引き出しから離脱し、前記被保持部が保持解除されて前記移動部材が前記操作部側に移動したときには前記内引き出しを掛止可能な掛止部材とを備え、
    前記本体部は、前記主引き出しの前記前板の後面に取付けられたベースと、このベースに取付けられ、前記移動部材を移動可能に保持するケースとを有し、
    前記保持手段の前記被保持部が前記保持部に保持されているときには、前記掛止部材が前記内引き出しから離脱し、
    前記被保持部が前記保持部から離脱して前記移動部材が前記付勢力により前記操作部側に移動したときには、前記掛止部材が前記内引き出しを掛止可能であることを特徴とする厨房家具の収納装置。
  2. 請求項に記載の厨房家具の収納装置であって、
    前記ケースには、前記掛止部材を保護するための保護手段が突出して設けられており、
    この保護手段は、前記保持手段の前記被保持部が前記保持部に保持されて前記掛止部材が前記内引き出しから離脱しているときには、この掛止部材のほぼ全部または大部分を保護する機能を有していることを特徴とする厨房家具の収納装置。
  3. 請求項1または2に記載の厨房家具の収納装置であって、
    前記掛止部材が前記内引き出しの前記前板から離脱し且つ前記移動部材が前記操作部側に移動した状態で、前記主引き出しを前記キャビネットに収納すると、この主引き出しの収納動作に連動して、前記掛止部材が前記内引き出しの前記前板を掛止する動作を行うことを特徴とする厨房家具の収納装置。
  4. 請求項1,2または3に記載の厨房家具の収納装置であって、
    前記主引き出しに対する前記内引き出しの高さ位置を変更可能なキャビネット側高さ位置可変手段を前記キャビネットに設け、
    前記内引き出しの前記高さ位置に対応させて前記ケースの高さ位置を変更可能に前記ケースを所定の高さ位置に位置決め保持するための掛止装置側高さ位置可変手段を前記本体部に設けたことを特徴とする厨房家具の収納装置。
  5. 請求項に記載の厨房家具の収納装置であって、
    前記掛止装置側高さ位置可変手段は、前記ケースに設けられた複数の係合部と、この係合部が係合離脱可能に係合して前記ケースを前記所定の高さ位置に位置決め保持するように、前記ベースに複数並んで形成された被係合部とを有していることを特徴とする厨房家具の収納装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの項に記載の厨房家具の収納装置であって、
    前記主引き出しは、主引き出し用受けレールと主引き出し用スライド部材を介して、前記キャビネットに対して前後方向に移動自在であり、
    前記内引き出しは、内引き出し用受けレールと内引き出し用スライド部材を介して、前記キャビネットに対して前後方向に移動自在であることを特徴とする厨房家具の収納装置。
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