JP5166725B2 - 陳列棚用ブラケット - Google Patents

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Description

この発明は、チャンネル鋼材やパイプ鋼材に上下多段にスリットを設けたサポート部材へ片持ち状に支持される陳列棚用ブラケットに関し、特にブラケット上にガラス板からなる棚板を載置するものである。
店舗などに陳列棚を設置する場合、例えば、図10の従来の陳列棚の斜視図に示すように、適当な間隔を置いて設置された支柱101にそれぞれチャンネル鋼材などからなるサポート部材102をタップネジ(図示しない)を用いて固定し、このサポート部材102に板状のブラケット1を係止し、更にこのブラケット1の上に棚板104が載せられる。サポート部材102の間には必要に応じてバックボード105が設置される。
図11の縦断側面図に示すように、前記ブラケット1の後端部には上下2段以上の倒L字形に垂れ下がる係止フック10が形成され、又、サポート部材102はこれら係止フック10が挿抜される上下多段のスリット107と、これらスリット107から内部に挿入された係止フック10が上下に移動できる縦溝108とを備える。そして、前記ブラケット1は、サポート部材102の前面に形成されたスリット107から係止フック10を挿入してブラケット1を下げるという手順でチャンネル型サポート102に係止される。
ところで、上記したブラケット1上に載置される棚板104として、ガラス板を用いる場合には、図11に示すように、ガラス板へのクッション材と滑り止めとの機能を有する樹脂製滑り止め材110がブラケット1の棚板載置面上に嵌め込むものが知られている(例えば、非特許文献1)。
株式会社ロイヤルの製品カタログ「STORE FIXTURES MAIN CATALOGUE 2006−8」の79頁ないし80頁
しかしながら、上記した樹脂製滑り止め材110とガラス板との間の密着性はよく、ガラス板からなる棚板104をずらした場合になどには、ガラス板とともに樹脂製滑り止め材110が移動し、ブラケット1から樹脂製滑り止め材110が脱落する虞があった。
この発明は、上記した従来の問題点に鑑みなされたものにして、樹脂製滑り止め材の脱落を抑制した陳列棚用ブラケットを提供することを目的とする。
この発明の陳列棚用ブラケットは、サポート部材に上下多段に設けられたスリットに、後端部に設けられた係止フックが挿入され片持ち状に支持され、上部に棚板が載置される鋼材を打ち抜き加工により形成された陳列棚用ブラケットにおいて、断面コ字状の矩形部材で構成され前記棚板が載置される棚板載置面上に装着される樹脂製滑り止め材と、前記載置面の前記滑り止め材が装着される箇所に設けられ前記滑り止め材に食い込み前記滑り止め材のブラケットからの脱落を抑制する鋸歯状の突部とを備え、前記突部の高さが滑り止め材の樹脂の弾性力で吸収可能な高さに形成されていることを特徴とする。
樹脂製滑り止め材をブラケットの棚板載置面に固定すると突部が樹脂製滑り止め材に食い込むので、樹脂製滑り止め材の脱落を抑制することができる。また、突部の高さを滑り止め材の樹脂の弾性力で吸収可能な高さに形成されているので、滑り止め材の棚板載置面には突出部は形成されず、この上に載置される棚板の安定性を阻害することもない。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットを示す側面図である。図2は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの根元部を拡大した側面図、図3は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの先端部を拡大した側面図である。
図4は、係止フックをスリット内に挿入させてブラケットを固定した状態を示す一部を断面した側面図である。
図5は、この発明に用いられる樹脂製滑り止め材を示す斜視図、図6は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの根元部に樹脂製滑り止め材を装着した状態を拡大した側面図、図7は、この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの先端部に樹脂製滑り止め材を装着した状態を拡大した側面図である。
ブラケット1の後端部には上下2段以上、この実施形態では2段の倒L字形に垂れ下がる係止フック10が形成されている。この係止フック10にはサポート102のスリット107に嵌め込むための矩形状の切り込み11が設けられている。
図4に示すように、ブラケット1の係止フック10をサポート部材102のスリット107に挿入してブラケット1を下げるという手順でサポート部材102に係止することで、サポート部材102にブラケット1が片持ち状に支持される。
この実施形態のブラケット1には、開き止め補強バーが嵌め込まれる凹所13が形成されている。左右のサポート部材102にそれぞれ取り付けられた一対のブラケット1、1間に開き止め補強バー120を凹所13に嵌め込むことで左右のブラケット1、1の開きが防止できる。
さて、この発明にかかるブラケット1は、棚板載置面1aに突部14a〜14cが形成されている。この突部14a〜14cは、棚板104(ガラス板)へのクッション材と滑り止めとの機能を有する樹脂製滑り止め材110をブラケット1から脱落するのを抑制するものである。そして、突部14a〜14cは、ブラケット1の棚板載置面1aに装着される高さを樹脂製滑り止め材110の樹脂の弾性力で吸収可能な高さに形成されている。
この樹脂製滑り止め材110は、図5に示すように、EVA樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)で形成された断面コ字状の矩形部材で構成され、開口部110aがブラケット1の厚さより若干小さく形成され、ブラケット1の棚板載置面1aに圧入して固定される。
このブラケット1は、例えば2.6mm〜3.0mmの板厚の鋼材を打ち抜き加工により形成される。また、サポート102のスリット幅は、例えば、3.3mmである。
上記した突部14a〜14dは、この実施形態においては、0.3mmの高さを有して鋸波状に形成されている。尚、突部14a〜14c形状は、鋸波状に限らず、樹脂製滑り止め材110に食い込み、樹脂製滑り止め部材110がブラケット1から滑落することができる形状であれば特に問わない。
また、凹所13は深さ0.5mmに形成されている。そして、凹所13の端には、突部14a、14b、14cが形成されている。この結果、凹所13の一端部は、この実施形態においては、底面から先端まで0.8mmの高さになる。この高さにより、補強バー120を装着する際の位置決めにも突部14a、14bを利用できる。
図4、図6及び図7に示すように、樹脂製滑り止め材110の開口部110aをブラケット1の棚板載置面1aに圧入して固定すると突部14a〜14cが樹脂製滑り止め材110に食い込む。そして、突部14a〜14cの高さを滑り止め材110の樹脂の弾性力で吸収可能な高さに形成されており、滑り止め材110の棚板載置面には突出部は形成されないので、この上に載置される棚板104の安定性を阻害することもない。
図6は、凹所13に補強バー120を嵌め込んでいない場合の樹脂製滑り止め材110の状態を示し、図7は、凹所13に補強バー120を嵌め込んでいる場合の樹脂製滑り止め材110の状態を示している。補強バー120が有る場合には、この補強バー120により、その前後に対して樹脂製滑り止め材110の移動は規制される。
図8に、2つの凹所13に補強バー120を嵌め込んでいない場合の樹脂製滑り止め材110の状態を示す。図8に示すように、この場合には、3つの突部14a〜14cで、樹脂製滑り止め材110の脱落等を抑制している。
図9に、2つの凹所13に補強バー120を嵌め込んでいる場合の樹脂製滑り止め材110の状態を示す。図9に示す例においては、先端の樹脂製滑り止め材110が突部14cにより、脱落等が抑制されている。他の2つの樹脂製滑り止め材110は、突部の食い込みはないが、前述したように、補強バー120により、その前後に対して樹脂製滑り止め材110の移動は規制されるので、脱落等は抑制できる。
上記した実施形態においては、補強バー120を装着するための凹所13を設けたブラケット1にこの発明を適用したが、凹所を形成していないブラケットにも勿論この発明は適用できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は店舗用の陳列棚などに用いられる。
この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットを示す側面図である。 この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの根元部を拡大した側面図である。 この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの先端部を拡大した側面図である。 係止フックをスリット内に挿入させてブラケットを固定した状態示す一部を断面した側面図である。 この発明に用いられる樹脂製滑り止め材を示す斜視図である。 この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの根元部に樹脂製滑り止め材を装着した状態を拡大した側面図である。 この発明の実施形態に係る陳列棚用ブラケットの先端部に樹脂製滑り止め材を装着した状態を拡大した側面図である。 2つの凹所に補強バーを嵌め込んでいない場合の樹脂製滑り止め材の状態を示す側面図である。 2つの凹所に補強バーを嵌め込んでいる場合の樹脂製滑り止め材の状態を示す側面図である。 従来の陳列棚の斜視図である。 従来例の縦断側面図である。
符号の説明
1 ブラケット、10 係止フック、13 凹所、14a〜14c 突部、102 サポート部材、104 棚板、107 スリット、110 樹脂製滑り止め材。

Claims (2)

  1. サポート部材に上下多段に設けられたスリットに、後端部に設けられた係止フックが挿入され片持ち状に支持され、上部に棚板が載置される鋼材を打ち抜き加工により形成された陳列棚用ブラケットにおいて、断面コ字状の矩形部材で構成され前記棚板が載置される棚板載置面上に装着される樹脂製滑り止め材と、前記載置面の前記滑り止め材が装着される箇所に設けられ前記滑り止め材に食い込み前記滑り止め材のブラケットからの脱落を抑制する鋸歯状の突部とを備え、前記突部の高さが滑り止め材の樹脂の弾性力で吸収可能な高さに形成されていることを特徴とする陳列棚用ブラケット。
  2. 前記ブラケットの前記載置面に開き止め補強バーが嵌め込まれる凹所が形成され、前記凹所の端に前記突部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚用ブラケット。
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