JP2008307078A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面枠にガイドレールを設けたとしても、ガイドレールの弾力設定を容易に行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】発射球案内壁部とガイドレール81と弾力設定機構101とを備え、発射球案内壁部にはガイドレール81の撓みを許容する空隙部を形成し、弾力設定機構101は、ガイドレール81の一端を掛止するスライド部材104と、スライド部材104を押圧可能な押圧調整部材105とを備え、スライド部材104の内部には貫通空部115を形成し、該貫通空部115にカムフォロワ116を備え、押圧調整部材105に押圧カム面120を形成し、押圧調整部材105を前面枠の後側へ向けて移動すると、押圧カム面120がカムフォロワ116を押圧して、スライド部材104を押圧調整部材105の後方移動量に対応してガイドレール81の一端を他端側へ押し込み、この押し込み具合によりガイドレール81の弾力を設定可能とした。
【選択図】図6

Description

本発明は、前面枠と、該前面枠に後方から収納される遊技盤とを備え、前面枠には領域開口部を開設し、該領域開口部から臨ませた遊技盤の表面を遊技領域とし、開口部の一側寄りの側縁部には、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路を設けたパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機においては、遊技盤に円弧状の発射球案内流路を設け、発射装置から発射された遊技球を発射球案内流路に通して遊技領域へ案内するように構成されている。また、発射球案内流路の外周側縁部には、発射球案内壁部(背当て部)に添設された金属製のガイドレールを備え、遊技球をガイドレールに接触させながら遊技領域へ案内するように構成されている。このようなパチンコ遊技機に関して、ガイドレールのうち発射装置から発射された遊技球が衝突し得る部分を発射球衝突部とし、発射球案内壁部のうち発射球衝突部を挟んで発射球案内流路とは反対側には、発射球衝突部が撓むこと(変形すること)を許容する空隙部を形成し、遊技球がガイドレールに衝突すると、発射球衝突部を変形させて遊技球から受ける衝撃を吸収できるように構成されたものが提案されている。さらに、ガイドレールの端部に、ガイドレールの変形の規制具合、言い換えるとガイドレールの弾力を設定するための弾力設定部材(ビス等)を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。弾力設定部材は、ガイドレールの一端を他端へ押し込んでガイドレールを長手方向へ圧縮可能とし、この押し込み具合(圧縮力)によりガイドレールを発射球案内壁部へ押圧してガイドレールの変形を規制し、ガイドレールの曲がり具合を発射球案内壁部に倣って設定できるように構成されている。なお、弾力設定部材の操作は、遊技盤を前面枠から取り外し、この状態で遊技盤の下方からドライバー等の工具を差し込んで行われる。
特開2005−237696号公報(第7図)
ところで、近年では、機種交換時に交換される遊技盤の構成部品点数を削減、ひいては機種交換に掛かるコストを削減するために、従来遊技盤に配置されている発射球案内流路およびガイドレールを前面枠に配置することが提案されている。また、前面枠に配置されたガイドレールの弾力を設定するために、上記特許文献に記載された弾力設定部材をも前面枠に備えることが考えられる。しかしながら、上記特許文献に記載の弾力設定部材をそのまま適用すると、ガイドレールの周辺に配置された前面枠の構成要素が邪魔になって工具を弾力設定部材へ到達させ難く、この結果、ガイドレールの弾力設定を容易に行うことができない。さらに、ガイドレールの弾力設定を行う作業員が無理な姿勢で作業を行わなければならず、作業効率の向上を図ることができない。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、前面枠にガイドレールを設けたとしても、ガイドレールの弾力設定を容易に行うことができる遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、前面枠と、該前面枠に後方から収納される遊技盤と、遊技球を発射する発射装置と、を備え、
前記前面枠には、遊技盤を前方へ臨ませる領域開口部を開設し、該領域開口部から臨ませた遊技盤の表面を遊技領域とし、領域開口部の一側寄りの側縁部には、発射装置から発射された遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路を設けた遊技機において、
前記前面枠は、発射球案内流路の外周側に配置された円弧状の発射球案内壁部と、該発射球案内壁部の円弧内壁面に添設されたガイドレールと、該ガイドレールの弾力を設定する弾力設定機構と、を備え、ガイドレールのうち発射装置から発射された遊技球が衝突し得る部分を発射球衝突部とし、発射球案内壁部のうち発射球衝突部を挟んで発射球案内流路とは反対側には、発射球衝突部が撓むことを許容する空隙部を形成し、
前記弾力設定機構は、ガイドレールの一端を掛止した状態でガイドレールの延在方向へ向けて移動可能なスライド部材と、前面枠の前後方向へ移動可能な状態で前面枠に接続され、スライド部材を押圧してスライド部材の位置を調整可能な押圧調整部材と、を備え、
前記スライド部材の内部には、押圧調整部材を嵌合可能な貫通空部を前後に貫通する状態で形成し、該貫通空部を区画する貫通区画壁のうちガイドレールの他端側に位置する部分にはカムフォロワを備え、
前記押圧調整部材のうちカムフォロワに対向する部分には、カムフォロワを押圧可能な押圧カム面を押圧調整部材の前側へ向かうにつれて次第にガイドレールの他端側へ近づく状態で形成し、
前記押圧調整部材を前面枠の後側へ向けて移動すると、押圧調整部材の押圧カム面がスライド部材のカムフォロワを押圧して、スライド部材を押圧調整部材の後方移動量に対応してガイドレールの他端側へ向けて移動させるとともにガイドレールの一端を他端側へ押し込み、この押し込み具合によりガイドレールの弾力を設定可能としたことを特徴とする遊技機である。
請求項2に記載のものは、前記前面枠には、スライド部材がスライド可能な状態で収容されるスライド収容部を前方が開放された状態で備え、
該スライド収容部の下側には、スライド部材を載置可能なスライド載置部を備え、該スライド載置部の前縁部には後方へ向けて上り傾斜した収容案内部を形成し、該収容案内部上を摺動させながらスライド部材をスライド収容部へ収容可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機である。
請求項3に記載のものは、前記スライド載置部のうち収容案内部の後方には、スライド部材をガイドレールの延在方向へ向けて案内するスライドガイド部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機である。
請求項4に記載のものは、スライド部材の下部には、スライド載置部に当接するスライド当接面を形成し、該スライド当接面の後縁部を後方へ向けて上り傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面枠は、発射球案内流路の外周側に配置された円弧状の発射球案内壁部と、該発射球案内壁部の円弧内壁面に添設されたガイドレールと、該ガイドレールの弾力を設定する弾力設定機構とを備え、ガイドレールのうち発射装置から発射された遊技球が衝突し得る部分を発射球衝突部とし、発射球案内壁部のうち発射球衝突部を挟んで発射球案内流路とは反対側には、発射球衝突部が撓むことを許容する空隙部を形成し、弾力設定機構は、ガイドレールの一端を掛止した状態でガイドレールの延在方向へ向けて移動可能なスライド部材と、前面枠の前後方向へ移動可能な状態で前面枠に接続され、スライド部材を押圧してスライド部材の位置を調整可能な押圧調整部材とを備え、スライド部材の内部には、押圧調整部材を嵌合可能な貫通空部を前後に貫通する状態で形成し、該貫通空部を区画する貫通区画壁のうちガイドレールの他端側に位置する部分にはカムフォロワを備え、押圧調整部材のうちカムフォロワに対向する部分には、カムフォロワを押圧可能な押圧カム面を押圧調整部材の前側へ向かうにつれて次第にガイドレールの他端側へ近づく状態で形成し、押圧調整部材を前面枠の後側へ向けて移動すると、押圧調整部材の押圧カム面がスライド部材のカムフォロワを押圧して、スライド部材を押圧調整部材の後方移動量に対応してガイドレールの他端側へ向けて移動させるとともにガイドレールの一端を他端側へ押し込み、この押し込み具合によりガイドレールの弾力を設定可能としたので、前面枠の前方から押圧調整部材を操作してガイドレールの弾力を設定することができる。また、押圧調整部材を操作するための工具等を前面枠の前方から押圧調整部材へ到達させることができる。したがって、前面枠にガイドレールを設けたとしても、ガイドレールの弾力設定を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、前面枠には、スライド部材がスライド可能な状態で収容されるスライド収容部を前方が開放された状態で備え、該スライド収容部の下側には、スライド部材を載置可能なスライド載置部を備え、該スライド載置部の前縁部には後方へ向けて上り傾斜した収容案内部を形成し、該収容案内部上を摺動させながらスライド部材をスライド収容部へ収容可能としたので、スライド収容部にスライド部材を収容し易くなり、前面枠にガイドレールを取り付ける作業をスムーズに行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、スライド載置部のうち収容案内部の後方には、スライド部材をガイドレールの延在方向へ向けて案内するスライドガイド部を備えたので、スライド部材の移動、ひいてはガイドレールの押し込み動作を確実に行うことができ、ガイドレールの弾力を設定し易い。
請求項4に記載の発明によれば、スライド部材の下部には、スライド載置部に当接するスライド当接面を形成し、該スライド当接面の後縁部を後方へ向けて上り傾斜させたので、スライド収容部にスライド部材を挿入し易くなり、前面枠にガイドレールを取り付ける作業を一層スムーズに行うことができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の斜視図、図2は前面側を開放した状態のパチンコ遊技機の斜視図、図3はパチンコ遊技機の背面図である。
パチンコ遊技機1は、図1から図3に示すように、外枠(機枠あるいは本体枠)2の側部(図1中、左側部)に前面枠3を開閉可能に軸着し、この前面枠3のベースとなる略額縁状の前面枠本体4の上部に矩形状の遊技盤5を収納可能とし、該遊技盤5の表面(前面)に遊技領域6(図4(a)参照)を区画形成し、遊技盤5の下方には、スピーカー8aを備えた画像表示装置8を配置している。また、前面枠本体4の前面側には、遊技領域6を前方から被覆可能な内側開閉枠9を上下方向へ開閉可能な状態で軸着するとともに、該内側開閉枠9および画像表示装置8を前方から被覆可能な外側開閉枠10を左右方向へ開閉可能な状態で軸着し、外側開閉枠10の下部には、遊技球を貯留可能な球貯留ユニット13を備えている。さらに、外側開閉枠10の下方には棚部15を前面枠本体4の下部から前方へ突設し,該棚部15の上面を左右方向の中央部が下方へ凹んだ曲面で形成し、この凹み部に外側開閉枠10の球貯留ユニット13を収容するように構成されている。そして、棚部15の前面の一側(図1中、右側)には、発射装置16(図3参照)を操作するための発射操作ユニット(発射操作ハンドル)17を備え、他側(図1中、左側)には遊技演出用ボタン18を備えている。
前面枠本体4は、大きな矩形状の合成樹脂製枠体であり、図2および図3に示すように、当該前面枠本体4の前側の上半部分を後方へ浅く凹ませて凹室21を形成し、該凹室21の裏側には、遊技盤5と略同じ広さの空間部に設定された遊技盤収納部22を備え、該遊技盤収納部22内に遊技盤5を前面枠本体4の裏面側から収納可能とし、遊技盤収納部22の下部には、遊技盤5の下縁部を載置可能な載置部23を設けている。さらに、遊技盤収納部22の前方には、遊技盤収納部22内の遊技盤5を前方へ臨ませる略蒲鉾形状の領域開口部24を開設して凹室21の内部と遊技盤収納部22の内部とを連通し、領域開口部24から臨ませた遊技盤5の表面を遊技領域6としている(図4(a)参照)。なお、領域開口部24の周辺の構成については、後で詳細に説明する。
また、遊技盤収納部22の外周部のうち前面枠3の軸着部側(図3中、右側)には、後方から見て逆L字状の収納壁25を後方へ延設し、該収納壁25の下端を載置部23の側方に配置し、収納壁25により遊技盤収納部22内の遊技盤5の縁部、具体的には前面枠3の軸着部寄り(右寄り)に位置する上縁部および側縁部を外方から被覆(あるいは当接)できるように構成されている。そして、前面枠本体4のうち凹室21の下方に位置する箇所、言い換えると遊技盤5の下方には表示装置配置部27を前面枠本体4の前後方向へ貫通した状態で形成し、該表示装置配置部27内に画像表示装置8を配置し、画像表示装置8の後部に装着された表示制御装置28の一部を前面枠本体4の裏側へ露出している(図3参照)。
さらに、表示装置配置部27と棚部15との間の一側寄り(図2中、左寄り)には、遊技球が1個ずつ通過可能な球送り開口29を開設し、表示装置配置部27と棚部15との間の他側寄り(図2中、右寄り)には球排出口30を開設している。また、球送り開口29の後方には、球貯留ユニット13に貯留された遊技球を遊技領域6へ向けて発射可能な発射装置16を配置している。そして、発射装置16と球送り開口29とを球送り流路31で連通し、球貯留ユニット13から球送り開口29に流下してきた遊技球が球送り流路31を通過して発射装置16へ到達するように構成されている。さらに、発射装置16の上方には、前面枠本体4の裏側に通路カバー33を後方から止着して縦長な発射通路34を区画形成し、該発射通路34の下端を発射装置16の遊技球発射口へ連通し、発射通路34の上端を凹室21の一側の下部(図4(a)中、左下部)に開設された連通開口35に連通している。
そして、図3に示すように、前面枠本体4の裏面の側部、詳しくは遊技盤収納部22を挟んで収納壁25とは反対側(図3中、左側)には、前方から見て逆L字状を呈した裏機構盤38を前面枠本体4に対して前後方向へ開閉可能な状態で軸着し、裏機構盤38よりも収納壁25寄り(図3中、右寄り)の位置には、裏機構盤38を前面枠本体4に対して閉じた状態に維持可能なロック部材39を備えている。また、裏機構盤38のうち横長に形成された上部には、パチンコ遊技機1の外部(具体的にはパチンコ遊技機1が設置される島設備)から供給された遊技球を貯留する球貯留タンク41を備え、縦長に形成された下部には、球貯留タンク41内の遊技球を下方へ流下可能な流下案内路42と、該流下案内路42を流下してきた遊技球を受け入れて排出可能な球排出装置43とを上下に接続した状態で備えている。そして、裏機構盤38を閉じた状態で球排出装置43と球排出口30とを球排出路45で連通し、裏機構盤38内を賞球として流下してきた遊技球が球排出路45および球排出口30を通って前面枠3の表側、具体的には外側開閉枠10の球貯留ユニット13へ排出できるように構成されている。
遊技盤5は、図4(a)に示すように、当該遊技盤5の表面(前面)のうち領域開口部24から前方へ臨ませる部分を遊技領域6とし、該遊技領域6の中央部よりも下寄りの位置には、画像表示装置8で実行される変動表示ゲームを始動するための始動入賞口や、変動表示ゲームの大当たり時に遊技球が入賞可能となる大入賞口等を配置し(いずれも図示せず)、遊技領域6の下端部には、入賞せずに遊技領域6を流下してきた遊技球(アウト球)を遊技領域6の外方へ排出するためのアウト口47を開設している。また、遊技盤5の裏面側には、図3に示すように、遊技盤5よりもひと回り小さい略矩形状の球寄せベース51を装着し、該球寄せベース51の裏側には遊技制御装置および装飾制御装置(いずれも図示せず)を装着している。さらに、球寄せベース51内には、始動入賞口や大入賞口等に入賞した遊技球(セーフ球)やアウト口47を通過した遊技球(アウト球)を回収するための球寄せ流路(図示せず)を形成している。そして、球寄せベース51の下端部に球寄せ流路の下流開口を開設し、該下流開口を表示装置配置部27の後方に設けた球回収流路55へ連通し、球寄せ流路および球回収流路55を介して遊技球をパチンコ遊技機1の外部へ流下できるように構成されている。
内側開閉枠9は、図2に示すように、遊技盤5(または遊技盤収納部22)よりも僅かに小さい略蒲鉾形状の内側保持フレーム61を備え、該内側保持フレーム61の内側には、遊技領域6、さらには領域開口部24よりもひと回り大きなガラス板または透明樹脂板で形成された内側透明部材62を保持し、該内側透明部材62により遊技領域6を透視可能な状態で前方から被覆できるように構成されている。また、閉状態となる縦向き姿勢(図2参照)において下部に位置する縁部(すなわち内側開閉枠9の下部)を前面枠本体4、具体的には載置部23の前縁部へ軸着している。そして、下方へ回動して倒伏姿勢にすると、遊技盤5(遊技領域6)の前方を開放するとともに、下方の画像表示装置8を上方から保護する庇部として機能し、メンテナンス時に遊技盤5からこぼれ落ちた遊技球が画像表示装置8に衝突する不都合を防ぐように構成されている。
外側開閉枠10は、図1に示すように、開閉枠本体67と、該開閉枠本体67に保持された外側透明部材68と、開閉枠本体67の下縁部に配置された球貯留ユニット13とを備えて構成されており、当該外側開閉枠10の側部(図1中、左側部)を前面枠本体4の一側(図1中、左側)へ軸着している。開閉枠本体67は、前面枠本体4と略同じ横幅で形成された枠体であり、左右両側部および上部を前方へ膨出し、開閉枠本体67の中央部には縦向き長円形の開閉枠開口69を大きく開設し、該開閉枠開口69の上縁部を内側開閉枠9の上縁部と略同じ大きさの半円形状に設定している。また、外側透明部材68は、開閉枠開口69を塞ぐ状態で開閉枠本体67に保持された透明樹脂製の部材であり、画像表示装置8を透視可能な状態で前方から被覆するとともに、内側透明部材62を介して遊技領域6を透視可能な状態で内側開閉枠9を前方から被覆するように構成されている。さらに、外側透明部材68の下半部分の左右両側には、スピーカー8aの発生音を前方へ透過させるための透音孔70を開設している。
球貯留ユニット13は、前方へ膨出した球貯留皿73を備え、該球貯留皿73の内部を下方へ凹ませて球貯留空間部74を形成し、該球貯留空間部74の後部には、球排出口30に連通可能な排出連通口75を開設している。さらに、球貯留皿73の後部には、球貯留空間部74から下り傾斜した球整列路76を設け、該球整列路76内の遊技球を横一列に整列しながら流下させるように構成されている。また、球整列路76の下流端には、後方へ下り傾斜する球導出路(図示せず)を連通し、該球導出路の後端部を外側開閉枠10の後面側に開放している。そして、外側開閉枠10を閉じると、球導出路の後端部と球送り開口29とを前後に重ねる状態で連通し、球導出路、球送り開口29および球送り流路31を介して、球貯留皿73内の遊技球を発射装置16へ供給することができるように構成されている。
次に、領域開口部24の周辺に位置する構成について説明する。
前面枠本体4は、図4(a)に示すように、領域開口部24の一側寄り(図4(a)中、左寄り)の側縁部に円弧状の発射球案内流路80を設け、該発射球案内流路80の外周側にはバンド状のガイドレール81を配置し、領域開口部24の他側寄り(図4(a)中、右寄り)の側縁部、上下両縁部、および発射球案内流路80よりも遊技領域6の中央寄りの位置には、領域区画壁82を前方へ向けて起立した状態で配置している。また、遊技領域6の下側を区画する領域区画壁82(下側区画壁82a)を左右両側から中央へ向けて下り傾斜させ、下側区画壁82aの傾斜下端(すなわち下側区画壁82aの左右方向の中央部)には、アウト口47の縁部を装飾するアウト装飾部83を備えている。さらに、発射球案内流路80側に位置する領域区画壁82(流路側区画壁82b)の上端と、遊技領域6の上部を区画する領域区画壁82(上側区画壁82c)のうち発射球案内流路80側の端部(図4(b)中、左端部)とを離間している。そして、上側区画壁82cのうち発射球案内流路80とは反対側の端部(図4(a)中、右端部)と、遊技領域6を挟んで発射球案内流路80とは反対側に位置する領域区画壁82(他側区画壁82d)の上端との間にはゴム製の緩衝部材84を備え、発射球案内流路80から上側区画壁82cに沿って飛翔してきた遊技球がこの緩衝部材84に衝突して下方の遊技領域6へ流下するように構成されている。
発射球案内流路80は、発射装置16から発射されて発射通路34内を飛翔してきた遊技球を遊技領域6へ案内するための縦長な流路であり、当該発射球案内流路80の上端を流路側区画壁82bと上側区画壁82cとの間から遊技領域6の上部へ臨ませて連通し、当該発射球案内流路80の下端を連通開口35へ接続して発射通路34へ連通している。また、図4(b)に示すように、発射球案内流路80の外周側には円弧状の発射球案内壁部87を前方へ向けて起立した状態で配置し、該発射球案内壁部87の上端部と上側区画壁82cとを離間して壁部間隙89を形成し、該壁部間隙89および発射球案内壁部87の上端部を、流路側区画壁82bの上端部よりも上側区画壁82cに近い位置に配置している。さらに、発射球案内壁部87から遊技球の直径よりも十分に広い間隔を空けた内側(遊技領域6側)の位置には、円弧状の内側案内壁部91を発射球案内壁部87と略平行となる状態で配置している。そして、発射球案内壁部87の後端部と内側案内壁部91の後端部とを流路底部92で接続し、発射球案内壁部87と流路底部92と内側案内壁部91とが前面枠本体4の前方へ向けて開放した断面コ字状を形成するように位置している。さらに、発射球案内流路80の前方には平板状の案内流路カバー93を止着し(図2参照)、発射球案内流路80内を飛翔する遊技球が前方へ外れることを阻止している。
なお、内側案内壁部91の上端と流路側区画壁82bの上端とを接続し、この接続部分には戻り球防止部材(戻り球防止弁)95を備え(図4(a)参照)、該戻り球防止部材95により遊技球が遊技領域6から発射球案内流路80側へ戻ることを防止している。さらに、図5(a)に示すように、発射球案内壁部87のうち連通開口35寄り(下寄り)の部分を遊技領域6とは反対側へ凹ませて空隙部96を形成し、ガイドレール81のうち発射装置16から発射された遊技球が衝突し得る発射衝突部81aを空隙部96に重合している。言い換えると、発射球案内壁部87のうち発射球衝突部81aを挟んで発射球案内流路80とは反対側に空隙部96を形成している。したがって、発射球衝突部81aが空隙部96へ向けて撓むことを許容し、ひいては遊技球の衝突により受けた衝撃力をガイドレール81(発射球衝突部81a)が撓むことで吸収できるように構成されている。
ガイドレール81は、図6に示すように、発射球案内壁部87と略同じ幅の帯状金属板(例えば、ステンレス鋼板)により形成された部材である。そして、発射球案内壁部87のうち発射球案内流路80に臨ませた面、言い換えると発射球案内流路80の外周側に、発射球案内流路80の長手方向に沿って円弧状に湾曲した状態で添設されている。また、ガイドレール81の上端と下端には、円弧の外側へコ字状に屈曲したレール掛止部98(上端側掛止部98a,下端側掛止部98b)を形成し、下端側掛止部98bを空隙部96の下部と通路カバー33の上端との間に形成された掛止溝部99へ掛止し(図5(a)および(b)参照)、上端側掛止部98aを壁部間隙89へ通して後述する弾力設定機構101へ掛止している。
そして、前面枠本体4は、発射球案内壁部87の上端部の上方に、ガイドレール81の弾力を設定する弾力設定機構101を備えている。弾力設定機構101は、図4(b)に示すように、凹室21内に設けられたスライド収容部103と、ガイドレール81の一端(上端)を掛止した状態でスライド収容部103内をガイドレール81の延在方向へ向けて移動可能なスライド部材104と、スライド部材104を押圧してスライド部材104の位置を調整可能な押圧調整部材105とを備えて構成されている。
スライド収容部103は、スライド部材104がスライド可能な状態で収容される空間部であり、図4(b)および図7に示すように、凹室21の上部、具体的には凹室21のうち発射球案内壁部87の上端部の上方に位置する箇所を前面枠本体4の後側へ向けて凹ませて形成され、当該スライド収容部103の前側部を前面枠本体4の前方へ向けて開放している。また、ガイドレール81の上端部の延在方向や発射球案内壁部87の上端部の延在方向(具体的には図4(b)中、左右方向)に沿って横長な矩形状に設定されており、発射球案内流路80とは反対側の側部(図4(b)中、右側部)を壁部間隙89へ向けて開放し、壁部間隙89を介してスライド収容部103の内部空間と遊技領域6とを連通している。さらに、スライド収容部103の奥側(後側)に位置する箇所には、押圧調整部材105が前方から嵌合可能な嵌合突起107をスライド収容部103の前側へ向けて突設し、該嵌合突起107の突出端をスライド収容部103内に位置する状態に設定している。なお、嵌合突起107は、図6および図7(a)に示すように、横長な帯状の金属板の中央部を前方へ屈曲させて形成されており、ビスなどの止着部材108によりスライド収容部103内に止着されている。
また、スライド収容部103の下側(遊技領域6側)には、図7(c)および(d)に示すように、スライド部材104を載置可能な横長平板状のスライド載置部110をスライド収容部103の長手方向に沿って延設し、該スライド載置部110の前縁部には、後方へ上り傾斜した収容案内部111を形成している。さらに、スライド載置部110の後寄り(収容案内部111の後方)には、略水平な姿勢に設定されたスライドガイド部112を左右方向へ延設した状態、言い換えるとガイドレール81の上端部の延在方向に沿う状態で備えている。なお、収容案内部111およびスライドガイド部112の作用については、後で詳細に説明する。
スライド部材104は、図6に示すように、ガイドレール81の上端部の延在方向(図6中、左右方向)に沿って横長なブロック状に構成されており、スライド収容部103内に遊嵌可能なサイズに設定されている。また、スライド部材104の上側区画壁82c側(図6中、右側)には、正面から見て逆L字状の溝からなるレール掛止受部113を備え、該レール掛止受部113の前側および下側を開放してガイドレール81の上端側掛止部98aをスライド部材104の前方から挿入可能とし、レール掛止受部113の前方には掛止カバー114を止着して上端側掛止部98aがスライド部材104から外れることを阻止している。さらに、スライド部材104の発射球案内流路80側(図6および図4(b)中、左側)の内部には横長な矩形状の貫通空部115を前後に貫通する状態で形成し、該貫通空部115内に押圧調整部材105を前方から嵌合(遊嵌)可能とし、スライド部材104をスライド収容部103内へ収容した状態では貫通空部115内に嵌合突起107を後方から挿入できるように構成されている。そして、貫通空部115を区画する貫通区画壁115aの発射球案内流路80側、言い換えると湾曲したガイドレール81の他端側(下端側)に位置する部分(図6,図7(a)および(b)中、貫通区画壁115aの左側部)には、平面状の傾斜面を前面枠本体4の前側へ向かうにつれて次第に発射球案内流路80側、言い換えるとガイドレール81の他端側(図7(a)中、左側)へ近づく状態で形成し、該傾斜面の後端にカムフォロワ116を貫通空部115側へ突出した状態で形成している。また、スライド部材104の下部には、スライド載置部110に当接するスライド当接面117を形成し、該スライド当接面117の後縁部を後方へ向けて上り傾斜させている(図7(c)参照)。
押圧調整部材105は、図6に示すように、貫通空部115よりもひと回り小さいサイズのブロック状に形成されており、当該押圧調整部材105の後側には、嵌合突起107を嵌合可能な嵌合空間部118を前方へ凹ませて形成し、該嵌合空間部118に嵌合突起107を嵌合した状態で当該押圧調整部材105を前面枠本体4の前後方向へ移動できるように構成されている。さらに、当該押圧調整部材105の前側には、後方の嵌合空間部118へ連通する連通孔119を開設している。また、スライド部材104のうち、貫通空部115内に配置された状態でカムフォロワ116に対向する部分(図7(a)中、左側部)には、カムフォロワ116を押圧可能な押圧カム面120を形成し、該押圧カム面120を前面枠本体4の前側へ向かうにつれて次第に発射球案内流路80側、言い換えるとガイドレール81の他端側(図7(a)中、左側)へ近づく状態に設定している。
なお、弾力設定機構101は、スライド収容部103の前縁部に脱落防止カバー122を止着し、スライド部材104がスライド収容部103から脱落する不都合を阻止できるように構成されている(図4,図7(a)および(c)参照)。また、脱落防止カバー122のうち貫通空部115に重合する箇所には矩形状の切欠部123を押圧調整部材105が挿通可能な広さで形成している。
このような構成の弾力設定機構101を備えたパチンコ遊技機1において、前面枠本体4にガイドレール81を取り付けるには、まず、上端側掛止部98aをレール掛止受部113へ掛止してガイドレール81にスライド部材104を取り付け、レール掛止受部113を掛止カバー114で塞いでガイドレール81とスライド部材104とが外れることを阻止する。ガイドレール81にスライド部材104を取り付けたならば、ガイドレール81を湾曲させて発射球案内壁部87に沿う姿勢に設定し(図4(b)参照)、この姿勢で下端側掛止部98bを掛止溝部99へ掛止するとともに、スライド部材104をスライド載置部110に載置してスライド当接面117の後縁部を収容案内部111へ当接する(図7(d)参照)。この状態でスライド部材104を後方のスライド収容部103へ向けて押し込むと、スライド部材104が収容案内部111上を摺動しながらスライド収容部103内へ移動して収容され、嵌合突起107が貫通空部115内へ突出する。このとき、スライド当接面117の後縁部および収容案内部111を後方へ向けて上り傾斜させているので、スライド部材104がスライド収容部103から下方へずれていたとしても、押し込む力だけでスライド部材104を持ち上げてスライド部材104の上下位置をスライド収容部103に簡単に合わせることができ、スライド収容部103にスライド部材104を収容(挿入)し易くなる。したがって、前面枠本体4にガイドレール81を取り付ける作業をスムーズに行うことができる。そして、スライド部材104は、湾曲したガイドレール81が真っ直ぐな状態へ戻ろうとする復元力により上側区画壁82c側へ付勢されて、スライド収容部103内の上側区画壁82c寄りに位置する(図7(a)参照)。さらに、スライド当接面117をスライドガイド部112に当接した状態でスライド載置部110に載置する(図7(c)参照)。
スライド部材104をスライド収容部103へ収容したならば、スライド収容部103の前縁部に脱落防止カバー122を止着して、スライド部材104の収容状態を維持する。スライド収容部103に脱落防止カバー122を止着したならば、押圧調整部材105を前面枠本体4の前方から脱落防止カバー122の切欠部123へ通して貫通空部115内に挿入し、嵌合空間部118に嵌合突起107の先端部を嵌合する。さらに、連通孔119に止着部材(ビス)125を前面枠本体4の前方から通して止着部材125の先端を嵌合突起107の先端部に螺合し、止着部材125をドライバー等の工具を用いて締め込んで押圧調整部材105を前面枠本体4の前側から後側へ向けて移動する。すると、押圧カム面120は、カムフォロワ116を当該押圧カム面120の傾斜前端へ向けて摺動させながら押圧する。そして、この押圧力、言い換えるとカムフォロワ116を駆動する駆動力により、スライド部材104を押圧調整部材105の後方移動量に対応してガイドレール81の他端側(図7(b)中、左側)へ向けて移動させるとともに、スライド部材104に掛止されたガイドレール81の上端(一端)を発射球案内壁部87に沿って下端側(他端側)へ押し込む。この結果、ガイドレール81は、発射球案内壁部87の内壁面に添設されるとともに、上端の押し込み具合により発射球案内壁部87へ押圧されて変形を規制され、当該ガイドレール81の曲がり具合を発射球案内壁部87に倣って設定される。すなわち、ガイドレール81と発射球案内壁部87との密着具合を調整して、ガイドレール81の弾力を設定することができる。
また、前面枠本体4の前方から押圧調整部材105を操作してガイドレール81の弾力を設定することができる。さらに、押圧調整部材105を前後方向へ操作するための工具(例えば、ドライバー)等を前面枠本体4の前方から押圧調整部材105へ到達させることができる。したがって、前面枠本体4(前面枠3)にガイドレール81を設けたとしても、さらには、このガイドレール81を凹室21内に配置したとしても、前面枠本体4の構成要素、例えば凹室21を区画する区画壁が押圧調整部材105の操作に支障を来たすことがなく、ガイドレール81の弾力設定を容易に行うことができる。そして、ガイドレール81の弾力設定を行う作業員が無理な姿勢で作業する不都合を避けることができ、作業効率の向上を図ることができる。さらに、スライド載置部110に備えられたスライドガイド部112により、スライド部材104をガイドレール81の上端部の延在方向へ向けて案内するので、スライド部材104の移動、ひいてはガイドレール81の押し込み動作を確実に行うことができ、ガイドレール81の弾力を設定し易い。
ところで、上記実施形態では、押圧調整部材105をスライド部材104内の貫通空部115に挿入し、この状態で押圧調整部材105によりスライド部材104を押圧したが、本発明はこれに限定されない。要は、押圧調整部材を前面枠本体4の後側へ向けて移動し、この移動量に対応してスライド部材がガイドレール81の他端側へ向けて移動できれば、どのような構成の押圧調整部材およびスライド部材を備えてもよい。例えば、スライド部材の側方、具体的にはスライド部材を挟んでガイドレール81の他端側とは反対側に押圧調整部材を配置し、スライド部材の側部のうち押圧調整部材の押圧カム面に対向する部分にカムフォロワを設け、押圧調整部材を前面枠本体4の後側へ向けて移動すると、押圧カム面がカムフォロワを押圧してスライド部材を押圧調整部材の後方移動量に対応してガイドレール81の他端側へ移動するようにしてもよい。
そして、上記実施形態では、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例にして説明したが、本発明はこれに限らず、前面枠と、該前面枠に後方から収納される遊技盤とを備え、前面枠には、遊技盤を前方へ臨ませる領域開口部を開設し、該領域開口部から臨ませた遊技盤の表面を遊技領域とし、領域開口部の一側寄りの側縁部には、遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路を設けた遊技機であればどのような遊技機でもよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の斜視図である。 外側開閉枠を取り外した状態のパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機の背面図である。 (a)は遊技盤を取り付けた状態の前面枠本体の上半部分の拡大斜視図、(b)は遊技盤を取り外した状態の前面枠本体の上半部分の分解斜視図である。 ガイドレールの下端側掛止部の周辺の断面図であり、(a)は前方から見た断面図、(b)は側方から見た断面図である。 ガイドレール、押圧調整部材、スライド部材および嵌合突起の分解斜視図である。 弾力設定機構の説明図であり、(a)は、押圧調整部材を嵌合突起へ嵌合する前の上から見た断面図、(b)は押圧調整部材を嵌合突起へ嵌合した状態の上から見た断面図、(c)は押圧調整部材を嵌合突起へ嵌合した状態の側方から見た断面図、(d)はスライド収容部へスライド部材を収容する前の側方から見た断面図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
4 前面枠本体
5 遊技盤
6 遊技領域
8 画像表示装置
9 内側開閉枠
10 外側開閉枠
13 球貯留ユニット
16 発射装置
22 遊技盤収納部
24 領域開口部
25 収納壁
33 通路カバー
34 発射通路
35 連通開口
38 裏機構盤
41 球貯留タンク
43 球排出装置
62 内側透明部材
68 外側透明部材
73 球貯留皿
80 発射球案内流路
81 ガイドレール
81a 発射球衝突部
82 領域区画壁
82a 下側区画壁
82b 流路側区画壁
82c 上側区画壁
82d 他側区画壁
87 発射球案内壁部
89 壁部間隙
91 内側案内壁部
93 案内流路カバー
98 レール掛止部
98a 上端側掛止部
98b 下端側掛止部
101 弾力設定機構
103 スライド収容部
104 スライド部材
105 押圧調整部材
107 嵌合突起
110 スライド載置部
111 収容案内部
112 スライドガイド部
115 貫通空部
115a 貫通区画壁
116 カムフォロワ
118 嵌合空間部
120 押圧カム面

Claims (4)

  1. 前面枠と、該前面枠に後方から収納される遊技盤と、遊技球を発射する発射装置と、を備え、
    前記前面枠には、遊技盤を前方へ臨ませる領域開口部を開設し、該領域開口部から臨ませた遊技盤の表面を遊技領域とし、領域開口部の一側寄りの側縁部には、発射装置から発射された遊技球を遊技領域へ案内する円弧状の発射球案内流路を設けた遊技機において、
    前記前面枠は、発射球案内流路の外周側に配置された円弧状の発射球案内壁部と、該発射球案内壁部の円弧内壁面に添設されたガイドレールと、該ガイドレールの弾力を設定する弾力設定機構と、を備え、ガイドレールのうち発射装置から発射された遊技球が衝突し得る部分を発射球衝突部とし、発射球案内壁部のうち発射球衝突部を挟んで発射球案内流路とは反対側には、発射球衝突部が撓むことを許容する空隙部を形成し、
    前記弾力設定機構は、ガイドレールの一端を掛止した状態でガイドレールの延在方向へ向けて移動可能なスライド部材と、前面枠の前後方向へ移動可能な状態で前面枠に接続され、スライド部材を押圧してスライド部材の位置を調整可能な押圧調整部材と、を備え、
    前記スライド部材の内部には、押圧調整部材を嵌合可能な貫通空部を前後に貫通する状態で形成し、該貫通空部を区画する貫通区画壁のうちガイドレールの他端側に位置する部分にはカムフォロワを備え、
    前記押圧調整部材のうちカムフォロワに対向する部分には、カムフォロワを押圧可能な押圧カム面を押圧調整部材の前側へ向かうにつれて次第にガイドレールの他端側へ近づく状態で形成し、
    前記押圧調整部材を前面枠の後側へ向けて移動すると、押圧調整部材の押圧カム面がスライド部材のカムフォロワを押圧して、スライド部材を押圧調整部材の後方移動量に対応してガイドレールの他端側へ向けて移動させるとともにガイドレールの一端を他端側へ押し込み、この押し込み具合によりガイドレールの弾力を設定可能としたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記前面枠には、スライド部材がスライド可能な状態で収容されるスライド収容部を前方が開放された状態で備え、
    該スライド収容部の下側には、スライド部材を載置可能なスライド載置部を備え、該スライド載置部の前縁部には後方へ向けて上り傾斜した収容案内部を形成し、該収容案内部上を摺動させながらスライド部材をスライド収容部へ収容可能としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記スライド載置部のうち収容案内部の後方には、スライド部材をガイドレールの延在方向へ向けて案内するスライドガイド部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記スライド部材の下部には、スライド載置部に当接するスライド当接面を形成し、該スライド当接面の後縁部を後方へ向けて上り傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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