JP2008306817A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電と充電とを制御でき、かつ開発の手間を大幅に省くことができる電源コントローラを搭載した作業車両を提供すること。
【解決手段】開閉自在なフードパネルによって閉塞された状態で収容されるバッテリユニット本体32と、充電ライン68に設けられたチャージコンタクタ68と、フードパネルの開閉状態を検出するフードスイッチ50と、充電操作の有無を判定する充電操作判定手段81と、フードスイッチ50での検出結果に基づいてフードパネルの開閉状態を判定するフード開閉判定手段82と、フード開閉判定手段82によりフードパネルが閉まっていると判定され、かつ充電操作判定手段81により充電が行われると判定された場合に、充電停止信号を生成してチャージコンタクタ68に出力する充電停止信号生成手段83と、この場合に、警報信号を生成してLED92A,93Aに出力する警報信号生成手段84とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、バッテリを駆動源とする作業車両に関する。
従来、バッテリを駆動源としたバッテリフォークリフトが知られている(例えば、特許文献1)。このようなフォークリフトに搭載されるバッテリは、運転席の下方に設けられたバッテリ収容空間内に収容されている。バッテリ収容空間の上方はフードパネルで覆われており、このフードパネルの上面に運転席が取り付けられている。
ところで、バッテリを外部電源からの電力により充電する際には、座席毎フードパネルを開け、換気をよくした状態で充電する必要がある。換気が良好に行われないと、充電時の発熱によりバッテリが早期に劣化するからである。このため、前記特許文献1では、フードパネルの開閉状態を検出する検出手段を設け、フードパネルが開放している状態でのみ、充電できるようにしている。
特開2005−100746号公報
しかし、フードパネルが閉まっていることで充電ができない場合、オペレータは何故充電できないのかを即座に察知することができず、フードパネルの開放が遅れるという問題があり、その解決が望まれている。
本発明の目的は、バッテリの充電時にフードパネルの開放を迅速に行える作業車両を提供することにある。
本発明の請求項1に係る作業車両は、外部電源により充電されるとともに、開閉自在なフードパネルによって閉塞された状態で収容されるバッテリと、前記外部電源および前記バッテリ間の充電ラインに設けられた充電ライン遮断用手段と、前記フードパネルの開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、充電操作の有無を判定する充電操作判定手段と、前記開閉状態検出手段での検出結果に基づいて前記フードパネルの開閉状態を判定するフード開閉判定手段と、前記フード開閉判定手段により前記フードパネルが閉まっていると判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、充電停止信号を生成して前記充電ライン遮断用手段に出力する充電停止信号生成手段と、前記フード開閉判定手段により前記フードパネルが閉まっていると判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、警報信号を生成して警告手段に出力する警報信号生成手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る作業車両は、請求項1に記載の作業車両において、前記バッテリでの充放電を制御する電源コントローラを備え、前記充電操作判定手段、フード開閉判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段は、前記電源コントローラの制御部に設けられていることを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、フードパネルが閉まっているときに充電を行おうとすると、充電停止信号生成手段が充電停止信号を出力して充電ライン遮断用手段を動作させ、充電できないようにする。加えて、同状況下にあっては、警報信号生成手段が警報信号を生成し、警告手段に出力するので、充電できないばかりか、フードパネルが開いていないことをオペレータに警告することができ、フードパネルの開放を促すことができる。
請求項2の発明によれば、前記充電操作判定手段、フード開閉判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段を電源コントローラに設け、電源コントローラの一機能として付与したので、充放電や充電停止を電源コントローラのCPU等で統括的に制御でき、システム構成を簡略化できる。
〔フォークリフトの構成〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業車両としてのフォークリフト10全体を示す側面図である。フォークリフト10は、車体11の前後にそれぞれ左右の前輪12および後輪13を備えた4輪型であり、バッテリからの電気エネルギで駆動されるバッテリフォークリフトである。ただし、本発明のフォークリフトとしては、後輪13が1つだけの3輪型であってもよい。
車体11の前側には、荷役用の作業機14が設けられている。作業機14は、鉛直に立設されたマスト15と、マスト15に沿って昇降するフォーク爪16と、フォーク爪16を昇降駆動するリフトシリンダ17と、車体11に対して作業機14全体を所定角度範囲で前後に傾斜させるチルトシリンダ18とを備えている。
車体11には、オペレータが着座するための運転席19が設けられている。運転席19の上方は、車体11上に取り付けられたヘッドガード20で覆われている。運転席19は下方のフードパネル21に一体に設けられている。フードパネル21は上下に開閉自在に設けられ、フードパネル21の下方には、バッテリユニット30が収容されている。なお、バッテリユニット30は、車体11のやはり開閉自在な側面パネルを開閉することで、車体11に対して水平方向にスライドさせることが可能であり、容易に着脱できるようになっている。
車体11の後側には、カウンターウェイト22が設けられている。カウンターウェイト22内の空間には、メインコントローラ23やキャパシタ24等が収容されている。メインコントローラ23は、詳細は後述するが、バッテリユニット30からの電気エネルギを前輪12駆動用の電動モータ25(図5)や作業機14用の電動モータ26(図5)に供給している。また、特にキャパシタ24は重量が比較的大きいため、カウンターウェイト22内に収容することで、カウンターウェイト22の一部としての役割を有する。
ここで、バッテリユニット30は、図2に示すように、有底箱状のバッテリケース31を含んで構成されるバッテリユニット本体32と、バッテリユニット本体32上に取り付けられる電源コントローラ33とを備えている。バッテリユニット本体32は、合計24個のバッテリ34が上下3段にわたって収容される構造である。バッテリ本体32の各段では、4つのバッテリ34が直列接続されて1モジュールが形成され、2モジュール分が配置されている。なお、バッテリケース31の形状は有底の他、強度やレイアウトの面で問題がなければ、無底形状を採用してもよく、また、吊り下げタイプやかご形タイプであってもよい。また、ただし、バッテリ34の数は任意であり、フォークリフト10全体のシステムに要求される出力電圧や、バッテリ34単体の出力電圧等を勘案して決められてよい。
1つのバッテリ34の出力電圧は12Vであり、従って、各モジュールでの電圧は48Vとなる。図2において、バッテリ34は、2点鎖線で示してある。各段に配置された一対のモジュールからの電力は、電源コントローラ33に設けられた第1〜第3電源回路74〜76に入力するようになっている。
このようなバッテリユニット30を覆うフードパネル21は、図3に示すように、開閉手段としてのヒンジ40によって車体11に取り付けられ、上下に開閉可能な構造になっている。ヒンジ40は、図4に拡大して示すように、車体11に固定されたブラケット41と、ブラケット41に回動自在に軸支されたヒンジアーム42とを備え、ヒンジアーム42の先端がフードパネル21の裏面に固定されている。また、図示を省略するが、ヒンジ40の外方側には、車体11とフードパネル21とに架設されたダンパーが設けられており、フードパネルの開放時のアシストや、閉塞時の衝撃を吸収するようになっている。
また、図4において、ヒンジ40の内方側には、フードパネル21の開閉状態を検出する開閉状態検出手段としてのフードスイッチ50が取り付けられている。このフードスイッチ50は所謂リミットスイッチである。リミットスイッチは公知であるため、ここでの詳細な説明を省略する。フードスイッチ50は、適宜な支持部材51を介して車体11に取り付けられている。なお、開閉状態検出手段としては、リミットスイッチに限らず、近接センサ等であってもよい。
このフードスイッチ50のローラアーム52は、フードパネル21が開放状態にあるとき、ヒンジ40のヒンジアーム42によって押圧される。押圧されたときにはスイッチがON状態となり、このときの通電による出力が電源コントローラ33の制御部77(図5)で認識される。つまり、フードパネル21の開放動作に伴ってローラアーム52がヒンジアーム42の側面に接触するようになり、スイッチが入る。反対に、フードパネル21が閉じた状態では、ローラアーム52はいずれにも接触せず、戻された状態となってスイッチが切れる。
〔フォークリフトのシステム構成〕
次いで以下には、フォークリフト10のシステム構成について、特に電源コントローラ33を中心として説明する。図5は、システム全体を示すブロック図である。
フォークリフト10の電源コントローラ33には、バッテリユニット本体32からの電源ラインが接続された直流48Vの系統電圧ライン62が設けられている。この系統電圧ライン62は、コネクタ63を介してメインコントローラ23、キャパシタ24、比例弁コントローラ64、メータパネル65に接続され、バッテリユニット30からの電力を供給している。
メインコントローラ23は、図示しない走行アクセルペダルからの操作信号等に基づいて前輪12(図1)駆動用の電動モータ25を制御し、また、油圧ポンプ66駆動用の電動モータ26を制御している。これらの電動モータ25,26は本発明での負荷に相当する。油圧ポンプ66は、比例弁67を介してリフトシリンダ17およびチルトシリンダ18に油圧を供給している。また、メインコントローラ23は、電動モータ26が発電機として機能した場合には、この電動モータ26で回生された電気エネルギをキャパシタ24に送り、蓄電させる。
キャパシタ24は、瞬間的に発生する大電流を効率よく回収、蓄電、放電できる特性を有し、回生エネルギをロスなく活用できるものである。これによりキャパシタ24は、バッテリユニット30と共に電源として機能し、電動モータ25,26の駆動をアシストする。つまり、本システムは、バッテリユニット30側とキャパシタ24側との2系統の電源を有するバッテリハイブリッドである。
比例弁コントローラ64は、図示しない作業機操作レバーからの操作信号に基づいて比例弁67のソレノイドに通電し、比例弁67のスプール位置を切り換える。このことにより、油圧ポンプ66からの油圧で各シリンダ17,18を伸縮させ、荷役作業を行うことができる。
電源コントローラ33の系統電圧ライン62にはまた、バッテリ充電用の充電ライン68が接続されている。充電ライン68には、交流入力部69からの外部電力がチャージコンタクタ71を介して入力される。入力された交流電力はコンバータ72により直流に変換され、変圧手段73にて充電用の電圧に降圧されて系統電圧ライン62に通電される。
系統電圧ライン62には、第1〜第3電源回路74〜76からの電力ラインがそれぞれ並列に接続されている。系統電圧ライン62を通して入力した電力の充電、およびバッテリユニット本体32から系統電圧ライン62への放電は、電源コントローラ33内の第1〜第3電源回路74〜76、およびCPUからなる制御部77によって制御される。
制御部77には、充放電を制御する各種の手段の他、本実施形態で特有の充電操作判定手段81、フード開閉判定手段82、充電停止信号生成手段83、および警報信号生成手段84が設けられている。これらの各手段81〜84は実際には、制御部77内で実行されるソフトウェアである。
具体的に、充電操作判定手段81は、制御部77に接続された充電操作パネル92からのスイッチ信号を監視しており、充電を開始しようとしているか否かを判定する。
フード開閉判定手段82は、フードスイッチ50での通電状態からフードパネル21の開閉状態を判定する。
充電停止信号生成手段83は、フード開閉判定手段82によりフードパネル21が閉まっていると判定された場合に、この判定に基づいて充電停止信号を生成し、充電ライン遮断用手段としてのチャージコンタクタ71に出力して開放状態にする。つまり、外部電源によってバッテリユニット本体32へ充電する場合には、バッテリユニット30回りの換気を行う必要性から、フードパネル21を開いた状態にしておかなければならない。このため、制御部77では、フードスイッチ50での通電状態に基づき、フードパネル21が閉じていると判断した場合には、チャージコンタクタ71を開放させる制御を行い、充電できないようにしている。
警報信号生成手段83は、充電操作パネル92の操作により充電を開始しようとしているにもかかわらず、フードパネル21が閉じられている場合に警報信号を生成し、この警報信号を充電操作パネル92および状態表示手段93に出力する。充電操作パネル92および状態表示手段93には、フードパネル21が閉まっていることを知らせる警告手段としての赤色LED92A,LED93Aが設けられ、出力された警報信号によってこれらの赤色LED92A,93Aが点灯し、フードパネル21の開放を促す。なお、警告手段としては、LED等の発光素子の他、アラームや音声等利用した手段であってもよい。
本実施形態の電源コントローラ33の制御部77には、フードスイッチ50の他、予充電スイッチ91、前記充電操作パネル92、および状態表示手段93が接続されている。
予充電スイッチ91は、バッテリユニット本体32からキャパシタ24への予充電を行うためのスイッチである。キースイッチをオン位置に操作してシステムに電源を投入すると先ず、制御部77は、キャパシタ24側の電圧およびバッテリユニット本体32側の電圧を検出して比較し、キャパシタ24側の電圧がバッテリユニット本体32側の電圧よりも低く、その差が規定値以上であると、メインコンタクタ95を開放させる。キャパシタ24側の電圧が低い状態でメインコンタクタ95が通電状態になると、バッテリユニット本体32からキャパシタ24に一気に電流が流れ、電気回路上の接点で損傷が生じる可能性があるからである。
従って、メインコンタクタ95を開放状態に維持しながらも、キャパシタ24に充電を行ってバッテリユニット本体32側との電圧差(電位差)を小さくする必要がある。このため、本実施形態では、開放状態のメインコンタクタ95を迂回する図示しない予充電回路が設けられており、予充電スイッチ91を操作することで当該予充電回路を通して微少電流を流し、よってバッテリユニット本体32からキャパシタ24へ充電して両者の電圧差を少なくすようにしている。なお、予充電が行われず、キャパシタ24側の電圧が低いままだと、メインコントローラ23やメータパネル65が起動しない事態となる。
充電操作パネル92は、交流入力部69を通して行われるバッテリユニット本体32への充電時に操作されるのであり、運転席19から視認可能な位置に設けられている。この充電操作パネル92の充電スイッチを操作することで、充電が開始される。この際のスイッチ信号の出力を充電操作判定手段81が監視しているのである。充電量などの充電状態は、充電操作パネル92に設けられたLED等の点灯やアラーム等によって判断可能である。また、フードパネル21が閉められているなど、充電できない状態にある場合には、前述したように、異常を知らせる赤色LED92Aが点灯する。
状態表示手段93は、起動前のシステムの状態を表示する手段である。システムを起動させるためのキースイッチをオン位置に操作すると、電源コントローラ33の制御部77が起動し、キャパシタ24側の電圧とバッテリユニット本体32側の電圧とを比較して充電状態を判断し、予充電が必要な場合は予充電を開始させ、予充電中であることを状態表示手段93に設けられた緑色LEDの点滅等で表示する。また、制御部77は、その他の異常として、例えば、コネクタ63の嵌合不良等に関しても検出しており、嵌合不良である場合には、その旨の信号を状態表示手段93に出力し、赤色LED93Aの点灯等やアラーム等で表示する。さらに、外部電源による充電開始時にフードパネル21が閉まっている場合の警告についても、赤色LED93Aによって行われる。
〔充電時のフロー〕
続いて、図6に基づき、外部電源によるバッテリユニット本体32への充電時のフローを、充電操作判定手段81、フード開閉判定手段82、充電停止信号生成手段83、および警報信号生成手段84の各作用と共に説明する。
先ず、制御部77では、交流入力部69に外部電源からの電流ケーブルが接続された場合、充電操作判定手段81が充電操作パネル92からのスイッチ信号を監視し(S1)、スイッチ信号が入力されて、充電が開始されようとしていると判断した場合には、フード開閉判定手段82がフードスイッチ50の状態を判定する(S2)。フードスイッチ50が通電状態にあり、フードパネル21が開放していると判断した場合には、そのまま処理が終了する。
一方、S2において、フードスイッチ50が開放状態にあり、フードパネル21が閉まっていると判断した場合、充電停止信号生成手段83は、充電停止信号を生成し、チャージコンタクタ71に出力して開放し、充電できない状態にする(S3)。次いで、警報信号生成手段84が警報信号を生成し、充電操作パネル92および状態表示手段93に出力して赤色LED92A,93Aを点灯させたりアラーム等を発報したりし、フードパネル21が閉まっていることを警告して、フードパネル21の開放を促進させる(S4)。
従って、以上のフローによれば、フードパネル21が閉められている状態での充電を防止でき、バッテリ34での発熱等を抑制して劣化を防止でき、また、充電操作パネル92に表示された警告により、フードパネル21の開放を確実に促進できる。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態のフォークリフト10は、カウンターウェイト21を備えたカウンタ式であったが、これに限らず、リーチ式のフォークリフトに本発明を適用してもよい。
本発明は、バッテリからの電気エネルギで駆動されるフォークリフトや、小型の油圧ショベル、ホイールローダ等の作業車両に利用できる。
本発明の一実施形態に係る作業車両全体を示す側面図。 バッテリユニットの一部を分解して示す分解斜視図。 作業車両のフードパネルを開放させた状態を示す斜視図。 作業車両の要部を拡大して示す斜視図。 作業車両のシステム全体を示すブロック図。 充電時のフローを説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…作業車両であるフォークリフト、21…フードパネル、33…電源コントローラ、34…バッテリ、50…開閉状態検出手段であるフードスイッチ、68…充電ライン、71…充電ライン遮断用手段であるチャージコンタクタ、77…制御部、81…充電操作判定手段、82…フード開閉判定手段、83…充電停止信号生成手段、84…警報信号生成手段、92…充電操作パネル、92A,93A…警告手段であるLED、93…状態表示手段。

Claims (2)

  1. 外部電源により充電されるとともに、開閉自在なフードパネルによって閉塞された状態で収容されるバッテリと、
    前記外部電源および前記バッテリ間の充電ラインに設けられた充電ライン遮断用手段と、
    前記フードパネルの開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
    充電操作の有無を判定する充電操作判定手段と、
    前記開閉状態検出手段での検出結果に基づいて前記フードパネルの開閉状態を判定するフード開閉判定手段と、
    前記フード開閉判定手段により前記フードパネルが閉まっていると判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、充電停止信号を生成して前記充電ライン遮断用手段に出力する充電停止信号生成手段と、
    前記フード開閉判定手段により前記フードパネルが閉まっていると判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、警報信号を生成して警告手段に出力する警報信号生成手段とを備えている
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記バッテリでの充放電を制御する電源コントローラを備え、
    前記充電操作判定手段、フード開閉判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段は、前記電源コントローラの制御部に設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
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