JP4863123B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリを駆動源とする作業車両に関する。
従来、バッテリを駆動源としたバッテリフォークリフトが知られている(例えば、特許文献1)。このようなフォークリフトは、制動時に回生エネルギを生成する回生制動装置を備えており、回生エネルギをバッテリに戻して蓄電させている。ただし、バッテリとしては、回生エネルギを必ずしも効率よく蓄電できる訳ではなく、発熱により損失する割合が多い。このため、効率よく蓄電できるキャパシタをバッテリとは別に搭載しておき、回生エネルギを専らキャパシタに蓄電することが提案されている。
また、このようなキャパシタには、回生制動装置からの回生エネルギの他、外部電源からの電力も蓄電される。具体的に、外部電源からの電力は一旦、バッテリに充電され、このバッテリからの予充電という形でキャパシタに自動的に蓄電される。
特開2006−264940号公報
しかし、キャパシタは、バッテリに対し、バッテリコネクタを介して電気的に接続されているため、このコネクタが外れたりしていると、例えば、作業前日に外部電源を接続して充電するような場合では、バッテリへの充電は行われるが、バッテリからキャパシタへの予充電が行われず、翌日にはキャパシタからの電力で起動するはずのシステムが起動しないという事態に陥る。また、バッテリコネクタが正確に嵌合していないと、コネクタ内部の端子が損傷し、早期に劣化するという問題がある。
本発明の目的は、外部電源からの充電を確実に行える作業車両を提供することにある。
本発明の請求項1に係る作業車両は、外部電源により充電されるバッテリと、バッテリに対してバッテリコネクタを介して電気的に接続されるキャパシタと、前記外部電源および前記バッテリ間の充電ラインに設けられた充電ライン遮断用手段と、前記バッテリコネクタの接続状態を検出するコネクタ接続検出手段と、充電操作の有無を判定する充電操作判定手段と、前記コネクタ接続検出手段での検出結果に基づいて前記バッテリコネクタの接続状態を判定するコネクタ接続判定手段と、前記コネクタ接続判定手段により前記バッテリコネクタが接続されていないと判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、充電停止信号を生成して前記充電ライン遮断用手段に出力する充電停止信号生成手段と、前記コネクタ接続判定手段により前記バッテリコネクタが接続されていないと判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、警報信号を生成して警告手段に出力する警報信号生成手段とを備えていることを特徴とする。
請求項2に係る作業車両は、請求項1に記載の作業車両において、前記バッテリでの充放電を制御する電源コントローラを備え、前記充電操作判定手段、コネクタ接続判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段は、前記電源コントローラの制御部に設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る作業車両は、請求項1または請求項2に記載の作業車両において、前記コネクタ接続判定手段は、前記バッテリから前記キャパシタへの予充電が行われる場合に前記コネクタ接続検出手段での検出結果に基づいて前記バッテリコネクタの接続状態を判定することを特徴とする。
以上において、請求項1の発明によれば、バッテリコネクタが接続されていないときに充電を行おうとすると、充電停止信号生成手段が充電停止信号を出力して充電ライン遮断用手段を動作させ、充電できないようにする。従って、バッテリコネクタの端子(ターミナルやプラグ)部分に電力が供給されることはなく、バッテリコネクタ内で接触不良が生じていても、熱による劣化等が生じない。加えて、同状況下にあっては、警報信号生成手段が警報信号を生成し、警告手段に出力するので、バッテリコネクタが接続されていないことをオペレータに警告することができ、充電を確実に行える。
請求項2の発明によれば、前記充電操作判定手段、コネクタ接続判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段を電源コントローラに設け、電源コントローラの一機能として付与したので、充放電や充電停止を電源コントローラのCPU等で統括的に制御でき、システム構成を簡略化できる。
請求項3の発明によれば、予充電を行う場合でもバッテリコネクタの接続状態を検出するため、予充電を確実に実施できる。従って、キャパシタを十分に蓄電された状態に維持でき、作業開始時にシステムが起動しないといった不都合が生じない。
〔フォークリフトの構成〕
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る作業車両としてのフォークリフト10全体を示す側面図である。フォークリフト10は、車体11の前後にそれぞれ左右の前輪12および後輪13を備えた4輪型であり、バッテリからの電気エネルギで駆動されるバッテリフォークリフトである。ただし、本発明のフォークリフトとしては、後輪13が1つだけの3輪型であってもよい。
車体11の前側には、荷役用の作業機14が設けられている。作業機14は、鉛直に立設されたマスト15と、マスト15に沿って昇降するフォーク爪16と、フォーク爪16を昇降駆動するリフトシリンダ17と、車体11に対して作業機14全体を所定角度範囲で前後に傾斜させるチルトシリンダ18とを備えている。
車体11には、オペレータが着座するための運転席19が設けられている。運転席19の上方は、車体11上に取り付けられたヘッドガード20で覆われている。運転席19は下方のフードパネル21に一体に設けられている。フードパネル21は上下に開閉自在に設けられ、フードパネル21の下方には、バッテリユニット30が収容されている。なお、バッテリユニット30は、車体11のやはり開閉自在な側面パネルを開閉することで、車体11に対して水平方向にスライドさせることが可能であり、容易に着脱できるようになっている。
車体11の後側には、カウンターウェイト22が設けられている。カウンターウェイト22内の空間には、メインコントローラ23やキャパシタ24等が収容されている。メインコントローラ23は、詳細は後述するが、バッテリユニット30からの電気エネルギを前輪12駆動用の電動モータ25(図3)や作業機14用の電動モータ26(図3)に供給している。また、特にキャパシタ24は重量が比較的大きいため、カウンターウェイト22内に収容することで、カウンターウェイト22の一部としての役割を有する。
ここで、バッテリユニット30は、図2に示すように、有底箱状のバッテリケース31を含んで構成されるバッテリユニット本体32と、バッテリユニット本体32上に取り付けられる電源コントローラ33とを備えている。バッテリユニット本体32は、合計24個のバッテリ34が上下3段にわたって収容される構造である。バッテリ本体32の各段では、4つのバッテリ34が直列接続されて1モジュールが形成され、2モジュール分が配置されている。なお、バッテリケース31の形状は有底の他、強度やレイアウトの面で問題がなければ、無底形状を採用してもよく、また、吊り下げタイプやかご形タイプであってもよい。また、バッテリ34の数は任意であり、フォークリフト10全体のシステムに要求される出力電圧や、バッテリ34単体の出力電圧等を勘案して決められてよい。
1つのバッテリ34の出力電圧は12Vであり、従って、各モジュールでの電圧は48Vとなる。図2において、バッテリ34は、2点鎖線で示してある。各段に配置された一対のモジュールからの電力は、電源コントローラ33に設けられた第1〜第3電源回路74〜76に入力するようになっている。
〔フォークリフトのシステム構成〕
次いで以下には、フォークリフト10のシステム構成について、特に電源コントローラ33を中心として説明する。図3は、システム全体を示すブロック図である。
フォークリフト10の電源コントローラ33には、バッテリユニット本体32からの電源ラインが接続された直流48Vの系統電圧ライン62が設けられている。この系統電圧ライン62は、バッテリコネクタ63を介してメインコントローラ23、キャパシタ24、比例弁コントローラ64、メータパネル65に接続され、バッテリユニット30からの電力を供給している。
メインコントローラ23は、図示しない走行アクセルペダルからの操作信号等に基づいて前輪12(図1)駆動用の電動モータ25を制御し、また、油圧ポンプ66駆動用の電動モータ26を制御している。これらの電動モータ25,26は本発明での負荷に相当する。油圧ポンプ66は、比例弁67を介してリフトシリンダ17およびチルトシリンダ18に油圧を供給している。また、メインコントローラ23は、電動モータ26が発電機として機能した場合には、この電動モータ26で回生された電気エネルギをキャパシタ24に送り、蓄電させる。
キャパシタ24は、瞬間的に発生する大電流を効率よく回収、蓄電、放電できる特性を有し、回生エネルギをロスなく活用できるものである。これによりキャパシタ24は、バッテリユニット30と共に電源として機能し、電動モータ25,26の駆動をアシストする。つまり、本システムは、バッテリユニット30側とキャパシタ24側との2系統の電源を有するバッテリハイブリッドである。
バッテリコネクタ63は、図4に示すように、キャパシタ24側の雄型ハウジング41と、バッテリ本体62側の雌型ハウジング42とを備えている。雄型ハウジング41には、プラス側のプラグ43およびマイナス側のプラグ44が設けられている他、各プラグ43,44の間には突出量が僅かに少ない信号線用の小さな雄型ターミナル45が設けられている。そして、この雄側ターミナル45は、ジャンパーケーブル46により雄型ハウジング41内でマイナス蛾のプラグ44に導通している。
一方の雌型ハウジング42には、プラグ43、44のそれぞれと嵌合する雌型ターミナル47,48が設けられ、これらの雌型ターミナル47,48の間には、雄型ターミナル45と嵌合する小さな雌型ターミナル49が設けられている。雌型ターミナル49には信号ケーブル51が接続され、電源コントローラ33の制御部77と導通している。
このようなバッテリコネクタ63においては、ハウジング41,42同士の接続により先ず、プラグ43,44と雌型ターミナル47,48とが互いに嵌合し、最終的には小型の雄型ターミナル45と雌型ターミナル49とが嵌合する。この際、信号ケーブル51末端の雌型ターミナル49と、マイナス側との間(系統電圧ライン62のマイナス側との間であって、雌型ターミナル48との間)には、所定の検出電圧が印加されており、小型のターミナル45,49が電気的に接続されていない状態、すなわち、バッテリコネクタ63が正確に接続されていない状態では、この検出電圧は制御部77によりハイレベルと判断され、バッテリコネクタ63が接続されていないと判断される。
反対に、小型のターミナル45,49が嵌合している状態、すなわち、バッテリコネクタ63が正しく接続されている状態では、ジャンパーケーブル46を介して短絡することになるため、検出電圧が0Vを示し、接続されていると判断される。そして、本実施形態では、信号ラインを形成する小型のターミナル45,49およびジャンパーケーブル46を含んで本発明に係るコネクタ接続検出手段52が形成されている。
図3に戻って、比例弁コントローラ64は、図示しない作業機操作レバーからの操作信号に基づいて比例弁67のソレノイドに通電し、比例弁67のスプール位置を切り換える。このことにより、油圧ポンプ66からの油圧で各シリンダ17,18を伸縮させ、荷役作業を行うことができる。
電源コントローラ33の系統電圧ライン62にはまた、バッテリ充電用の充電ライン68が接続されている。充電ライン68には、交流入力部69からの外部電力がチャージコンタクタ71を介して入力される。入力された交流電力はコンバータ72により直流に変換され、変圧手段73にて充電用の電圧に降圧されて系統電圧ライン62に通電される。
系統電圧ライン62には、第1〜第3電源回路74〜76からの電力ラインがそれぞれ並列に接続されている。系統電圧ライン62を通して入力した電力の充電、およびバッテリユニット本体32から系統電圧ライン62への放電は、電源コントローラ33内の第1〜第3電源回路74〜76、およびCPUからなる制御部77によって制御される。
制御部77には、充放電を制御する各種の手段の他、本実施形態で特有の充電操作判定手段81、コネクタ接続判定手段82、充電停止信号生成手段83、および警報信号生成手段84が設けられている。これらの各手段81〜84は実際には、制御部77内で実行されるソフトウェアである。
具体的に、充電操作判定手段81は、制御部77に接続された充電操作パネル92からのスイッチ信号を監視しており、充電を開始しようとしているか否かを判定する。
コネクタ接続判定手段82は、前述した検出電圧からバッテリコネクタ63が正しく接続されているか否かを判定する。
充電停止信号生成手段83は、コネクタ接続判定手段82によりバッテリコネクタ63が接続されていないと判定された場合に、この判定に基づいて充電停止信号を生成し、充電ライン遮断用手段としてのチャージコンタクタ71に出力して開放状態にする。つまり、外部電源によってキャパシタ24に蓄電するためには先ず、バッテリユニット本体32へ充電する必要があるが、本実施形態では、バッテリコネクタ63が正しく接続されていない場合、チャージコンタクタ71を開放させ、バッテリユニット本体32への充電すらできないようにしている。
警報信号生成手段83は、充電操作パネル92の操作により充電を開始しようとしているにもかかわらず、バッテリコネクタ63が接続されていない場合に警報信号を生成し、この警報信号を充電操作パネル92に出力する。充電操作パネル92には、バッテリコネクタ63が接続されていないことを知らせる警告手段としての赤色LED92Aが設けられ、出力された警報信号によってこのLED92Aが点灯し、バッテリコネクタ63の接続を促す。警告手段としては、LED等の発光素子の他、アラームや音声等利用した手段であってもよい。また、バッテリコネクタ63が接続されていない場合、警報信号生成手段83は、生成した警報信号を後述の状態表示手段93にも出力し、状態表示手段93に設けられた赤色LED93Aを点灯させて警告する。
本実施形態の電源コントローラ33の制御部77には、予充電スイッチ91、前記充電操作パネル92、状態表示手段93、およびフードスイッチ94が接続されている。
予充電スイッチ91は、バッテリユニット本体32からキャパシタ24への予充電を行うためのスイッチである。キースイッチをオン位置に操作してシステムに電源を投入すると先ず、制御部77は、キャパシタ24側の電圧およびバッテリユニット本体32側の電圧を検出して比較し、キャパシタ24側の電圧がバッテリユニット本体32側の電圧よりも低く、その差が規定値以上であると、メインコンタクタ95を開放させる。キャパシタ24側の電圧が低い状態でメインコンタクタ95が通電状態になると、バッテリユニット本体32からキャパシタ24に一気に電流が流れ、電気回路上の接点で損傷が生じる可能性があるからである。
従って、メインコンタクタ95を開放状態に維持しながらも、キャパシタ24に充電を行ってバッテリユニット本体32側との電圧差(電位差)を小さくする必要がある。このため、本実施形態では、開放状態のメインコンタクタ95を迂回する図示しない予充電回路が設けられており、予充電スイッチ91を操作することで当該予充電回路を通して微少電流を流し、よってバッテリユニット本体32からキャパシタ24へ充電して両者の電圧差を少なくすようにしている。
なお、予充電が行われず、キャパシタ24側の電圧が低いままだと、メインコントローラ23やメータパネル65が起動しない事態となる。また、予充電スイッチ91は、予充電をオペレータの判断で実施するときに扱われるのであり、通常予充電は、電圧が比較された段階で、必要と判断された場合に自動的に開始される。オペレータの判断で実施する場合とは、例えば、電圧差にかかわらずバッテリユニット本体32からキャパシタ24へ意図的に蓄電させる場合等である。
また、本実施形態では、予充電スイッチ91を操作した段階においても、コネクタ接続判定手段82は、バッテリコネクタ63の接続状態を前述した検出信号により判定しており、接続されていないと判定された場合には、警報信号生成手段84は状態表示手段93に警報信号を出力し、状態表示手段93に設けられた赤色LED93Aを点灯させる。これは、予充電が自動的に行われる場合でも同様である。
充電操作パネル92は、交流入力部69を通して行われるバッテリユニット本体32への充電時に操作される。この充電操作パネル92の充電スイッチを操作することで、充電が開始される。この際のスイッチ信号の出力を充電操作判定手段81が監視しているのである。充電量などの充電状態は、充電操作パネル92に設けられたLED等の点灯やアラーム等によって判断可能である。また、バッテリコネクタ63が接続されていないときなど、キャパシタ24へ充電できない状態にある場合には、前述したように、異常を知らせる赤色LED92Aが点灯する。
状態表示手段93は、起動前のシステムの状態を表示する手段である。システムを起動させるためのキースイッチをオン位置に操作すると、電源コントローラ33の制御部77が起動し、キャパシタ24側の電圧とバッテリユニット本体32側の電圧とを比較して充電状態を判断し、予充電が必要な場合は予充電を自動的に開始させ、予充電中であることを状態表示手段93に設けられた緑色LED93Bの点滅等で表示する。状態表示手段93には、バッテリコネクタ63が接続されていないときに点灯する赤色LED93Aが設けられているのは前述の通りである。
フードスイッチ94は、フードパネル21の開閉状態を検出するスイッチであり、開閉させるためのヒンジの動きに応じて動作するリミットスイッチや近接センサ等で構成される。フードスイッチ94がオンの状態にある場合は、フードパネル21が開放していると判断され、バッテリユニット本体32への外部電源からの充電が許可される。反対に、フードスイッチ94がオフの状態にある場合は、フードパネル21が閉められていると判断されるため、換気が良好に行われないことから、制御部77はチャージコンタクタ71に遮断信号を出力して充電をできなくするとともに、警報信号生成手段84が状態表示手段93に警報信号を出力し、やはり赤色LED93Aを点灯させる。
〔充電時のフロー〕
続いて、図5に基づき、外部電源によるバッテリユニット本体32への充電時のフローを、充電操作判定手段81、コネクタ接続判定手段82、充電停止信号生成手段83、および警報信号生成手段84の各作用と共に説明する。
先ず、制御部77では、交流入力部69に外部電源からの電流ケーブルが接続された場合、充電操作判定手段81が充電操作パネル92からのスイッチ信号を監視し(S1)、スイッチ信号が入力されて、充電が開始されようとしていると判断した場合には、コネクタ接続判定手段82がコネクタ接続検出手段52の状態を判定する(S2)。コネクタ接続検出手段52が短絡状態にあり(検出電圧0V)、バッテリコネクタ63が接続されていると判断した場合には、そのまま処理が終了する。
一方、S2において、コネクタ接続検出手段52が開放状態にあり、バッテリコネクタ63が接続されていないと判断した場合、充電停止信号生成手段83は、充電停止信号を生成し、チャージコンタクタ71に出力して開放し、充電できない状態にする(S3)。次いで、警報信号生成手段84が警報信号を生成し、充電操作パネル92および状態表示手段93に出力して赤色LED92A,93Aを点灯させ、バッテリコネクタ63が接続されていないことを警告して、その接続を促進させる(S4)。
予充電時にバッテリコネクタ63が外れていると判定された場合のフローは、充電操作判定手段81が予充電スイッチ91の操作の有無を判定する。ただし、予充電が自動的に行われる場合には、充電操作判定手段81での判定はスキップされる。また、予充電の場合には、充電停止信号生成手段83からチャージコンタクタ71への停止信号の出力もスキップされ、さらに、警報信号生成手段84からの警報信号は、状態表示手段93に対してのみ出力される。その他のフローは図5に示した通りである。
従って、以上のフローによれば、バッテリコネクタ63が接続されていないことを、充電操作パネル92や状態表示手段93に表示された警告によりオペレータに知らせることができ、バッテリコネクタ63の未接続や嵌合不良を防止でき、バッテリ64への充電やキャパシタ24への充電を確実に実施できる。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態のフォークリフト10は、カウンターウェイト21を備えたカウンタ式であったが、これに限らず、リーチ式のフォークリフトに本発明を適用してもよい。
本発明は、バッテリからの電気エネルギで駆動されるフォークリフトや、小型の油圧ショベル、ホイールローダ等の作業車両に利用できる。
本発明の一実施形態に係る作業車両全体を示す側面図。 バッテリユニットの一部を分解して示す分解斜視図。 作業車両のシステム全体を示すブロック図。 作業車両のバッテリコネクタを示す図。 充電時のフローを説明するためのフローチャート。
符号の説明
10…作業車両であるフォークリフト、24…キャパシタ、33…電源コントローラ、34…バッテリ、52…コネクタ接続検出手段、68…充電ライン、71…充電ライン遮断用手段であるチャージコンタクタ、77…制御部、81…充電操作判定手段、82…コネクタ接続判定手段、83…充電停止信号生成手段、84…警報信号生成手段、91…予充電スイッチ、92…充電操作パネル、93…状態表示手段、92A,93A…警告手段であるLED。

Claims (3)

  1. 外部電源により充電されるバッテリと、
    バッテリに対してバッテリコネクタを介して電気的に接続されるキャパシタと、
    前記外部電源および前記バッテリ間の充電ラインに設けられた充電ライン遮断用手段と、
    前記バッテリコネクタの接続状態を検出するコネクタ接続検出手段と、
    充電操作の有無を判定する充電操作判定手段と、
    前記コネクタ接続検出手段での検出結果に基づいて前記バッテリコネクタの接続状態を判定するコネクタ接続判定手段と、
    前記コネクタ接続判定手段により前記バッテリコネクタが接続されていないと判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、充電停止信号を生成して前記充電ライン遮断用手段に出力する充電停止信号生成手段と、
    前記コネクタ接続判定手段により前記バッテリコネクタが接続されていないと判定され、かつ前記充電操作判定手段により充電が行われると判定された場合に、警報信号を生成して警告手段に出力する警報信号生成手段とを備えている
    ことを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1に記載の作業車両において、
    前記バッテリでの充放電を制御する電源コントローラを備え、
    前記充電操作判定手段、コネクタ接続判定手段、充電停止信号生成手段、および警報信号生成手段は、前記電源コントローラの制御部に設けられている
    ことを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1または請求項2に記載の作業車両において、
    前記コネクタ接続判定手段は、前記バッテリから前記キャパシタへの予充電が行われる場合に前記コネクタ接続検出手段での検出結果に基づいて前記バッテリコネクタの接続状態を判定する
    ことを特徴とする作業車両。
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