JP2008306584A - 画像読取装置 - Google Patents

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Katsunori Kume
勝法 久米
Shiho Shimozaka
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Abstract

【課題】ランプオン/オフによる原稿サイズ誤検知を低減すると共に、原稿照射手段であるランプ点灯時の光量安定特性、光学精度等のばらつきに影響されにくくし、検知精度を向上させるようにする。
【解決手段】副走査方向の画像データ変化を監視し、原稿の状態を判断する手段と、原稿照射手段の状態を認識し、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を認識する手段を有するようにしている。このように、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を認識する手段を設けることで、時間計測結果により原稿サイズ検知動作を含む原稿走査の処理時間短縮や生産性向上の効果がある。
【選択図】図13

Description

本発明は、例えばデジタル複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ、ネットワークファイルサーバといった画像入出力機器や、これらのうちの複数の機能を備えたデジタル複合機等の画像読取装置に関し、特に、画像読取部にて副走査、主走査もしくは主/副走査両方の原稿サイズ検知を行う画像読取装置に関する。
従来、原稿読取装置では、ブック(原稿)読取り時に原稿サイズを検知する方式として赤外線センサを用いていたが、近年赤外線センサを用いずに、原稿読取り用のラインセンサを用いて原稿サイズを検知する方式が用いられるようになってきている。
原稿サイズを検知する場合、主走査サイズのみならず副走査方向のサイズも必要になるが、副走査方向の原稿サイズ検知を行おうとすると、原稿載置可能領域全体を走査する必要が出てくる。これだとスキャン速度等に影響を及ぼしてしまうので、実際には副走査方向の原稿サイズ検知は従来通り赤外線センサにて行い、主走査方向検知のみ、ラインセンサ読取データを使う方式が多く用いられている。
特許文献1〜3のものは、3件とも主走査方向のみ検知する方式をとっている。
特許文献1のものは、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式であるが、原稿内に黒が来てしまった場合、ラインセンサ読取り位置を移動させ原稿内が白のラインにてサイズ検知を行うことを特徴としている。
また、特許文献2のものは、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式は特許文献1と同じであるが、ランプが点いた場合とランプが消えた場合と2条件でデータを取り、外乱光の影響を除くことを特徴としている。
また、特許文献3のものも、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式は特許文献1と同じであるが、主走査方向複数点でのラインセンサの読取データを用いて主走査原稿サイズを検知することを特徴としている。
特開平10−257255号公報 特開2000−138798号公報 特開2003−198809号公報
しかしながら、上述した特許文献1、2のものは、2種類以上の読取データから原稿サイズ検知の精度を上げようとするものではあるが、圧板が閉まるまでの時間をより短くすることや、ユーザの目に優しいものにするといったことについてまで考慮されたものではなかった。
また、上述した特許文献3のものは、圧板が閉まるまでの時間を短くしようとするものであり、ランプが点いているかどうかという点についてまでは考慮されておらず、さらに副走査に単純平均してしまっているため、ランプのオン/オフ状態により誤動作する可能性を下げることについてまで考慮されたものではなかった。
また、さらに付け加えると、原稿照射手段として用いられるランプは点灯時に暗黒始動と呼ばれる通電後に点灯が開始するまでの非点灯時間が存在し、その後点灯が開始されてから光量が安定するまでの時間がある。
一般に原稿の読取りを行う場合にはこの暗黒始動および光量安定時間が経過してから読み取りを開始することが多いが、原稿サイズ検知においては圧板の状態によって検知可能な時間が制限されているためにランプの特性によっては暗黒始動時間を含む光量安定時間の経過を待つことができないことが考えられる。
また、暗黒始動時間はランプ周囲の明るさ、温度(設置場所の状況)等の環境条件や、前回点灯してから今回点灯するまでの非点灯期間によって大きく変動することが知られている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、
・ ランプオン/オフによる原稿サイズ誤検知を低減する
・ 原稿照射手段であるランプ点灯時の光量安定特性、光学精度等のばらつきに影響されにくく、検知精度を向上させる
ことができ、さらに副走査方向の原稿サイズ(長さ)を赤外線センサを用いることなく検知する手段を設けることで、赤外線センサを削減してコスト削減すると共に、検知精度向上させることが可能な画像読取装置を提供することを目的とする。
さらに本発明では、特に暗黒始動特性の認識に着目し、原稿照射手段の制御を行うことで原稿サイズ誤検知の低減および検知精度の向上を可能とする画像読取装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る画像読取装置は、原稿照射手段を備え、該原稿照射手段により原稿を走査して原稿画像読取を行う画像読取装置であって、上記原稿照射手段の状態を検知し、該原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を計測する時間計測手段と、上記時間計測手段による計測結果および副走査方向の画像データ変化に基づいて該副走査方向における原稿サイズを判定する副走査判定手段と、を備えたことを特徴とする。
上記副走査判定手段は、原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該取得結果を用いて原稿の副走査サイズを判定する手段を有することが好ましい。
原稿の副走査開始位置の選択入力を受ける選択手段を備え、上記副走査判定手段は、上記選択手段により選択された副走査開始位置より下流の副走査サイズを検知することが好ましい。
上記時間計測手段による時間認識結果を利用して、上記原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御するタイミング制御手段を備えたことが好ましい。
上記原稿照射手段によって前回原稿の照射が完了してから今回原稿の照射が開始されるまでの時間を計測する時間間隔計測手段を備え、上記タイミング制御手段は、上記時間間隔計測手段による計測結果、および上記時間計測手段による計測結果を利用して上記制御を行うことが好ましい。
上記時間間隔計測手段により前回原稿が照射されてから今回原稿の照射が開始されるまでの時間が認識できない場合、上記タイミング制御手段は、上記時間間隔計測手段による計測結果、および上記時間計測手段による計測結果を上記制御に利用しないことが好ましい。
上記タイミング制御手段による上記制御に、上記時間計測手段による計測結果を利用するか否かの選択入力を受ける制御方法選択手段を備えたことが好ましい。
以上のように、本発明によれば、ランプオン/オフによる原稿サイズ誤検知を低減すると共に、原稿照射手段であるランプ点灯時の光量安定特性、光学精度等のばらつきに影響されにくくし、検知精度を向上させることができる。
さらに、赤外線センサを削減することでコスト削減できると共に、検知精度向上させることができる。
次に、本発明に係る画像読取装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、ディジタル複写機、複合機等の画像形成装置における画像読取装置を例示し、画像読取部にて原稿サイズ検知を行う場合における原稿サイズ検知精度を向上させる好適なものを例示している。
以下、本発明の実施形態による原稿サイズ検知動作について、図面を参照して詳細に説明する。本実施形態においては、サイズ検知動作における画像データの解析処理においてサイズ検知と同様の手段を利用して原稿照射手段の状態を認識する。本実施形態では、原稿照射手段の状態を認識は原稿サイズ検知と同時に行うことも、原稿照射手段の状態を認識を単独に行うことも可能である。
原稿照射手段の状態の認識については、本実施形態の主要な特徴となる構成として後述する。
図1は、本実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す断面図である。この画像読取装置は、原稿面をなすコンタクトガラス1上に置いた原稿10に対してランプ2により光を照射し、第1ミラー3、第2ミラー4、第3ミラー5によって反射させた光をレンズ8によって集光し、CCD9上に結像する。ランプ2及び第1ミラー3が距離Lだけ進む間に第2ミラー4、第3ミラー5は距離L/2だけ進む。このことにより、光学系の光路長を一定に保ち、原稿全体を走査する。
図2は、図1の画像読取装置の機械構成を示す斜視図である。ランプ2と第1ミラー3を備えた第1キャリッジ6は駆動ワイヤ11に取り付けられ,第2ミラー4、第3ミラー5、を備えた第2キャリッジ7はプーリ12に駆動ワイヤが巻きつけられる。駆動軸14に繋がれたワイヤプーリ15に駆動ワイヤ11を巻きつけ、タイミングプーリ16とタイミングベルト17によって、モータ18の駆動を伝達する。第1キャリッジ6の一端がホームポジションセンサ13を横切ってからある一定距離をリターンさせた位置をホームポジションとする。
図3に一連のコピー動作における電装ブロック図を示す。スキャナ1001に原稿をセットしてスタートキーを押下すると、スキャナ1001にて原稿読み取り、IPU1002内で一連の画像処理を行い、プリンタ1003に画像データを出力し、紙排出が行われる。スキャナ1001、IPU1002、プリンタ1003内の必要なパラメータはCPUの持つRAM1013内に保持されており、CPU1004により各デバイスに設定が行われる。またパラメータ設定に必要なモード情報は操作部1005を使ってユーザが指定できるような構成となっており、操作部1005内になるCPUとCPU1004とが通信を行うことで情報の交換を行っている。
図4に本実施形態の主要な構成要素となるIPU1002内のブロック図を示す。スキャナ1001から受け取った原稿読み取りデータに対し、所望の画像処理を実施するが、原稿サイズ検知動作を行う場合、画像処理モジュール1011に接続された複数ラインメモリ1012にその画像データを蓄える。複数ラインメモリ1012を制御するメモリコントロール1013を併せ持ち、CPU1004から複数ラインメモリ1012データのリード/ライトが可能となっている。
図5は本実施形態の原稿サイズ検知動作シーケンスを示すフローチャートである。以下、図5を用いて原稿サイズ動作を説明する。
キャリッジが原稿サイズ検知位置に載置され、かつ圧板が閉められたことを検知、もしくはユーザが原稿の読取りを開始した時点で原稿サイズ検知動作の開始する[ステップS1]。圧板の開閉は、DF開閉センサのON/OFFによって検知する。原稿サイズ検知が開始されると、第1に原稿サイズ検知のために必要な準備を行う[ステップS2]。[ステップS2]においては、後述する図7、図8に示されるような原稿サイズ検知のための原稿読取りタイミングの設定、および必要に応じてシェーディング補正に必要な準備設定を実行する。
[ステップS2]で準備が完了すると、原稿読取りのために原稿の照射を開始する[ステップS3]。[ステップS3]では、ランプ点灯を実行する。図5において、[ステップS2]および[ステップS3]は順次処理するような記載となっているが、特に順序の規定はなく、並行処理することも可能である。
[ステップS2]および[ステップS3]の処理が完了した時点で原稿の読取りを実行する[ステップS4]。[ステップS4]では、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データ読取りを行って処理を終了する。このとき、キャリッジを移動させて原稿を走査しながら読取りを実行するか、もしくはキャリッジを原稿サイズ検知位置に停止させたまま読取りを実行し、2ライン以上の読取り画像データを取得しても良い。
キャリッジを移動させて原稿を走査しながら読取りを実行する場合には、原稿上の異なる位置の画像を読取ることが可能であり、原稿上の画像データの内容によって原稿サイズの誤検知を招くことを防止するとともに読取りと同時に並行してキャリッジを本来の原稿読取り(本スキャン)位置へ移動させるため、原稿検知後の本スキャン開始までの時間を短縮することができる。
一方、キャリッジを原稿サイズ検知位置に停止させたまま読取れば、原稿台に対する外光の影響や原稿照射用のランプの点灯状態の変化を画像データの内容から明確検出することが可能になるという利点もある。ただし、キャリッジを移動させる場合でも検出は不可能ではない。
[ステップS4]で原稿の読取りが完了したら、原稿の照射を終了する[ステップS5]。ただし、サイズ検知のための原稿読取りが完了した直後に本スキャンを開始するような場合には、[ステップS5]の処理を実行せず原稿照射用のランプを点灯したままにする場合もあり得るが、図5には本スキャンを実行するか否かの判断処理は記載しない。また、[ステップS5]の処理は以下に説明する[ステップS6]の処理との順序の規定はなく平行処理することも可能である。
[ステップS4]の処理が完了した時点で、原稿サイズを解析するために読取った原稿画像データの取り出しを行う[ステップS6]。本実施形態において、読取った原稿画像データの取り出しは、図4に記載されているCPU1004から複数ラインメモリ1012に保存されたデータを読み出すことで行われる。[ステップS6]で取り出した画像データを解析し、原稿サイズの判定を行う[ステップS7]。[ステップS7]における解析の詳細は、本実施形態の主要な特徴となる構成として後述する。
[ステップS7]において、原稿サイズの判定が成功した場合には、[ステップS8]で原稿サイズを決定する。原稿サイズの決定とは具体的には図4におけるCPU1004に接続されたプログラム実行用のメモリ1013(RAM)に原稿サイズ情報を保存するしておくことであり、以降は必要に応じて決定した原稿サイズ情報を読み出して利用する。
原稿サイズの決定後は、原稿サイズ検知動作を完了する[ステップS9]。[ステップS7]において、原稿サイズの判定に失敗した場合には、原稿サイズを決定せず、原稿サイズ検知動作を完了する[ステップS9]。原稿サイズの判定が失敗する例としては、真黒な原稿であったり、原稿台に対する外光の影響や原稿照射用のランプの点灯状態(ランプをONしたが光量が安定していない状態で読取りを実行する等)によって、読取りデータから原稿のサイズを判定することができない場合が考えられる。以上が本実施形態における原稿サイズ検知動作の基本シーケンスである。
本実施形態における主要な特徴は特に[ステップS7]における原稿画像データの解析(原稿サイズの判定)に関するものであり、以降の実施形態の説明において個々にその特徴を説明する。
図6にメモリコントロール1013の一例を示す。ラインセンサ読み取り1ラインの基準となるXLSYNC信号と画素クロックであるところのPCLK、ラインセンサ読み取り開始トリガを示すXFSYNC信号を画像処理モジュール1011から受け取り、複数ラインメモリ1012にライトリセット(XWRST)信号とライトイネーブル(XWE)信号を渡している。それと共にCPU1004からメモリライト領域を示す主走査スタート、主走査幅、副走査スタート、副走査幅の4つのパラメータを受け取り、2つの基準信号:XFSYNC、XLSYNCからメモリのライト位置を確定する。
図7に副走査方向のタイミングを、図8に主走査方向のタイミングを示す。メモリコントロールとして上記構成を持つことにより、図9に示すような2次元方向の複数パッチのデータを同時にメモリに書き込むことが可能となる。(斜線部がメモリ書込み領域を示す。)パラメータ、タイミングとして主走査方向、副走査方向としたが、本実施形態における副走査方向は原稿読み取りに対する副走査方向のみならず、時間の経過をも示すものとしている。図9の横軸tは時間の経過を示す例で、T1、T2での読取パッチの位置を示している。
図10に図5の基本フローチャートの中の[ステップS6]、画像データを取り出す実施形態を示す。図9に示すパッチデータを複数ラインメモリ1012から1パッチずつCPU1004の持つRAM1013に読み出し、1パッチの平均値を求め2値化を行うことで、パッチの白黒判定を行っている。
以下、図10のフローチャートに従って説明する。[ステップS11]にて白黒判定フロースタートし、[ステップS12]にて1パッチ内の画素数を設定する。その後複数ラインメモリ1012から1画素単位でリードを行い、設定されたN画素の加算を行う。[ステップS13、S14] その後[ステップS15]にて1パッチ内の平均値を求め、そのパッチの2値化を行う[ステップS16]。その結果からパッチの黒画素、白画素を判定し[ステップS17]白黒判定フローを終了する[ステップS18]。
平均値を求めるフローとしてN画素全加算のあと全平均としている[ステップS14、S15]が、例えば主走査方向だけの加算を行い1ラインでの平均を求め、その後次のラインの加算と平均を繰り返し、最終判定を行う方式でも本実施形態には何ら影響は無い。
次に、原稿無しと誤判定されやすい原稿の例について、図11を使って説明する。原稿サイズ検知の基本的なアルゴリズムは、圧板が開いている時に原稿の白地部分と原稿外の原稿の無い部分が反射光が無く黒になることを利用している。つまり図11のようなグラフに示すと、THよりも明るい場合が原稿有り、THよりも暗い場合が原稿無しとして判定することとなる。
ところが、図11にあるように地肌濃度が暗い原稿の場合、原稿内を読み取ってもTHを越えず原稿無しと誤判定してしまう。これを防ぐために図10の[ステップS16]にあるように時間T1、T2で読み取ったパッチをPAT1、PAT2とし、PAT1とPAT2との差分値を求め、ΔD以上差分がある場合にはTHを越えない場合でも原稿有り
と判断するようにしている。図6のCPU1004からのパラメータ設定として主走査方向スタート/幅、副走査方向スタート/幅に加え、ΔD設定を追加する。
次に図5の基本フローチャートの中の[ステップS7]、画像データを解析する実施形態を示す。図12のフローチャートに従い説明する。読み取りパッチとして図9に示すようにL(n)INとL(n)JUDGEを用いている。L(n)のnはラインセンサ読み取りスタートしてから何回目の読み取りかを示し(時間経過を示す)、INとJUDGEは主走査方向の位置を示し、INが検知対象原稿すべて原稿内に入る主走査位置を、JUDGEが原稿により原稿内/外が切り替わる主走査位置を示している。
[ステップS21]検知フローを開始する。[ステップS22]にて検知回数Nを設定し、初期値としてn=1を設定する。[ステップS23]にてnが検知回数を超えていないかどうか判断し、Nを超えていた場合、検知できずと判断し検知フローを抜けてしまう。
n=Nになるまでは以下の判定を繰り返す。[ステップS24]Ln(IN)が白かどうかを判定する。原稿内も黒である場合はランプオフと判断し、n=n+1として[ステップS23]に戻る。
Ln(IN)が白だった場合、L(n)JUDGEの判定結果を検知候補とし[ステップS25]、次のステップに進む。検知候補を得たnにプラス1を行い、次の読み取り結果の判定を行う。[ステップS26]L(n)JUDGEが黒かどうかを判定する。白だった場合、圧板が閉じてしまった可能性が高いため、ここでの判断は行わず前回検知候補だった結果をそのまま用いることとする。もし黒であった場合は前回よりもランプがより安定していると考えられるので、[ステップS27]今回の判定結果を用いることとする。最後に[ステップS28]原稿サイズ検知フローを終了する。
次に、本実施形態における主要な特徴となる各構成について、詳細に説明する。
本実施形態では、原稿照射手段と、該原稿照射手段により原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該データを用いて原稿の副走査サイズを判定する画像読取装置において、副走査方向の画像データ変化を監視し、原稿の状態を判断する手段と、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御可能な手段と、原稿照射手段の状態を認識し、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を認識する手段を有するようにしている。
こうした本実施形態の構成について、図13、および上述の原稿サイズ検知のフロー(図5、図10、図12)に補足・修正する形で説明する。
図13は原稿照射手段の状態を認識し、原稿照射手段として一般的に使用されるキセノンランプ、ハロゲンランプ等の光源を点灯するために通電してから光源が点灯し始めたことを検出するフローを示す。
本来であれば、原稿サイズ検知の処理においても通常の原稿画像読み取りと同じく光源が点灯した後、光量が安定してから原稿を走査することが望ましいが、上述のように時間的な制約があることと、光量が安定していない場合でも検知することが可能な構成になっているので、ここでは光源が点灯し始めたら原稿の走査が可能であることを前提とする。
副走査の原稿サイズの判定は、図10の白黒判定フローにおいて、主走査方向の全ての位置のデータが黒であれば原稿領域外とし、データが白に変化した位置を原稿サイズとする。
もしくは、確実に原稿が載置されている(主走査)位置の読み取りパッチのデータが黒が白かを判定し、黒であれば原稿領域外と判定することで、判定に要する処理時間を短縮することも可能である。
本実施形態においては、図13に示すフローは図10の白黒判定フローに類似しているので、原稿サイズ検知の処理と同時に(並行して)実行することも可能であり、原稿読取装置の生産性への影響を比較的少なく発明の効果を達成することができる。
まず、[ステップS31]にて原稿照射手段状態検出フロースタートし、[ステップS32]にて1パッチ内の画素数を設定する。その後複数ラインメモリ1012から1画素単位でリードを行い、設定されたN画素の加算を行う([ステップS33、S34]の繰り返し)。その後[ステップS35]にて1パッチ内の平均値を求める。[ステップS36]では[ステップS35]の結果からパッチの画像データのレベルを判定する。画像データの判定は、原稿照射手段が非点灯状態のデータレベルを暗黒始動閾値とし、この暗黒始動閾値との大小比較によって行う。
[ステップS37]でランプを点灯してからの時間計測を停止する。本実施形態ではラインセンサ読み取りをスタートしてからの(パッチの)読み取り回数によって時間の経過を認識しているので、原稿照射手段状態検出における時間計測もこの読み取り回数を記憶することで認識が可能であり、後述の実施形態においては時間計測結果はこの読み取り回数を用いて説明する。図13のフローは、図10のフローと同様パッチの数(読み取り回数分)だけ実行され、全てのパッチの読み取りデータのレベルが暗黒始動閾値を超えない場合には最大パッチ数が計測結果として保持される。
原稿照射(通電)開始からの絶対時間を計測する場合には、例えばCPUに搭載されているタイマユニットを利用し、図5のステップS3で原稿の照射を開始した時点でタイマユニットを起動し、図13の[ステップS37]にてタイマを停止させて時間を計測することになる。
計測が終了したら、原稿照射手段状態検出フローを終了する([ステップS38])。
上述のように原稿照射手段の状態を認識(検知)する手段によって原稿照射開始から原稿が走査可能になるまでの時間を計測することで、原稿の走査に要する時間を短縮するために計測結果を利用することができる。以下の実施形態では原稿サイズ検知時の処理について説明を行うが、通常の原稿読み取りの処理においても展開は容易である。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該データを用いて原稿の副走査サイズを判定する手段を有する。
このように、副走査方向のサイズ判定の結果、原稿領域内であると判定された時点より以降の画像データを用いて図10の白黒判定フローによって、主走査方向の白黒判定を行うことで、主走査の原稿サイズを検知する。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿の副走査開始位置を選択する手段を有する。
このように、本実施形態では、副走査方向の読み取り開始位置の選択入力を受ける手段により、指定した読み取り開始位置以下の副走査サイズを検知する。読み取り開始位置を選択する手段を用いることで、画像読取装置の構成に応じて赤外線センサを搭載しない場合でも確実に副走査の原稿サイズの検知を行うことが可能となるため、センサを搭載しないことによる装置のコスト削減や、検知時間短縮のための赤外線センサの配置変更等にも柔軟に対応できる構成となっている。
特に図示しないが、副走査方向の読み取り開始位置の選択手段の例としては、画像読み取り装置の操作画面からの位置情報入力によって実現可能である。入力された位置情報に基づき、原稿サイズ検知開始時のキャリッジ位置を決定する。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用して、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する。
以下、図13のフローに基づいて認識した原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)をMとして、図5、図10、図12のフローを補足して本実施形態としての、原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する手段の説明を行う。
図10の[ステップS12]において、処理回数nにMを入力して白黒判定フローを開始することで、暗黒始動時間経過後の読み取りデータを元に原稿サイズ検知を行うことが可能となる。同様に図12においても[ステップS22]にて処理回数nにMを入力する。
上述の例では、原稿サイズ検知に必要なデータ解析時間の短縮が可能となるが、以下に他の制御例を挙げる。
図5の[ステップS3]において、原稿の照射を開始した後、上記の原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果を元に原稿の読み取り開始を遅らせる時間制御を行う。読み取り開始までの遅延時間の算出は、読み取りのための原稿走査時間と読み取り回数Mから時間を容易に算出することができる。原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測を失敗した場合や、計測結果による読み取り開始までの遅延時間を行わない場合には、予め定められた遅延時間によって制御を行えば良い。この例では、暗黒始動時間経過後に原稿の走査を行うため、原稿サイズ検知に利用できる画像データの数が多くなり、検知の精度が向上する効果が得られる。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段によって前回原稿の照射が完了してから今回原稿の照射が開始されるまでの時間を認識および記憶する手段を備え、上記時間、および原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用して、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する。
また、原稿照射手段によって前回原稿が照射されてから今回原稿の照射が開始されるまでの時間が認識できない場合には、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を制御に利用しないようにしている。
こうした本実施形態の構成について、図14、および上述の原稿サイズ検知のフロー(図5)に補足・修正する形で説明する。
図14は、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する構成について、原稿照射手段の状態を認識し、原稿照射手段として一般的に使用されるキセノンランプ、ハロゲンランプ等の光源を点灯するために通電してから光源が点灯し始めたことを検出するフローを示す。
本実施形態においては、図14に示すフローは図10の白黒判定フローに類似しているので、原稿サイズ検知の処理と同時に(並行して)実行することも可能であり、原稿読取装置の生産性への影響を比較的少なく発明の効果を達成することができる。
まず、[ステップS41]にて原稿照射手段状態検出フロースタートし、[ステップS42]にて1パッチ内の画素数を設定する。その後複数ラインメモリ1012から1画素単位でリードを行い、設定されたN画素の加算を行う([ステップS43、S44]の繰り返し)。その後[ステップS45]にて1パッチ内の平均値を求める。
[ステップS46]では[ステップS45]の結果からパッチの画像データのレベルを判定する。画像データの判定は、原稿照射手段が非点灯状態のデータレベルを暗黒始動閾値とし、この暗黒始動閾値との大小比較によって行う。[ステップS47]でランプを点灯してからの時間計測を停止する。本実施形態ではラインセンサ読み取りをスタートしてからの(パッチの)読み取り回数によって時間の経過を認識しているので、原稿照射手段状態検出における時間計測もこの読み取り回数を記憶することで認識が可能である。
[ステップS47]で時間計測を停止した後、前回原稿照射を終了してから今回照射を行うまでの非照射間隔(時間)を計測し、結果を保持する[ステップS48]。照射間隔の測定は、CPUタイマユニット等を用いて、前回の原稿照射終了から今回の原稿照射までの時間を計測することで行われる。
以下、図14のフローに基づいて認識した原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)と、非照射間隔の計測結果に基づいて、本実施形態における原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する手段の説明を行う。
計測した原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)と、非照射間隔は、それぞれ対応付けられて複数回保持されている。
保持されている原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)をM(k)、非照射間隔をT(k)、とする。このkはある計測の時点を表しており、kによって原稿照射手段が原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)と、非照射間隔の保存結果が対応付けられている。
まず、図5の[ステップS3]において、原稿の照射を開始する際に非照射時間Tを計測し、前回までに保持されたT(k)のデータから一致もしくは略一致しているデータを検索する。検索の結果、該当するデータが存在した場合にはT(k)に対応する原稿の走査が可能となるまでの時間の計測結果(読み取り回数)をM(k)を読み出し、図10の[ステップS12]において、処理回数nにM(k)を入力して白黒判定フローを開始することで、暗黒始動時間経過後の読み取りデータを元に原稿サイズ検知を行うことが可能となりる。同様に図12においても[ステップS22]にて処理回数nにM(k)を入力する。
一方検索の結果、該当するデータが存在しない場合や、電源投入直後等で非照射間隔の認識ができない場合いは、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間計測結果を利用せずに、図10の[ステップS12]において、処理回数nに1を入力して白黒判定フローを開始する。この場合、同様に図12においても[ステップS22]にて処理回数nに1を入力する。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間の制御に原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用するか否かを選択可能な手段を備える。
原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間の制御に原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用するか否かを選択可能な手段とは、特に図示しないが、画像読取装置、もしくは画像読取装置が接続された機器の操作を行うための操作部、もしくはパーソナルコンピュータ等の画像読取装置に接続された外部機器の操作画面であり、操作部、もしくは操作画面から設定することで行われる。
以上のように、本実施形態では、原稿照射手段と、該原稿照射手段により原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該データを用いて原稿の副走査サイズを判定する画像読取装置において、副走査方向の画像データ変化を監視し、原稿の状態を判断する手段と、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御可能な手段と、原稿照射手段の状態を認識し、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を認識する手段を有するようにしている。
このように、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を認識する手段を設けることで、時間計測結果により原稿サイズ検知動作を含む原稿走査の処理時間短縮や生産性向上の効果がある。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該データを用いて原稿の副走査サイズを判定する手段を有する。
このため、副走査方向に加え、主走査方向の原稿サイズも検知することが可能となる。検知の手段は副走査/主走査双方に共通で利用可能である。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿の副走査開始位置を選択する手段を有する。
このように、画像読取装置の構成に応じて赤外線センサを搭載しない場合でも確実に副走査の原稿サイズの検知を行うことが可能となるため、センサを搭載しないことによる装置のコスト削減や、検知時間短縮のための赤外線センサの配置変更等にも柔軟に対応できる。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用して、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する。
このように、上述した構成を原稿サイズ検知に適用することで、処理時間短縮の効果に加えてサイズ検知の誤検知防止等の品質向上の効果がある。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段によって前回原稿の照射が完了してから今回原稿の照射が開始されるまでの時間を認識および記憶する手段を備え、上記時間、および原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用して、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御する。
また、原稿照射手段によって前回原稿が照射されてから今回原稿の照射が開始されるまでの時間が認識できない場合には、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御に原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用しないようにしている。
このため、原稿照射手段の照射特定の変動に対して、最適な時間制御が可能となる。
特に、保持された計測結果が不足していたり、時間認識ができない場合には不要な時間制御を実施しないようにすることで、柔軟度の高い処理を提供することができる。
また、本実施形態としての画像読取装置は、原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間の制御に原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間認識結果を利用するか否かを選択可能な手段を備える。
このように、画像読取装置を利用する者が原稿照射装置に関する制御方式を選択する手段を備えることにより、例えば画像読取装置の設置される環境や利用状況に応じて、かえって実施形態のような制御が冗長になることを回避することが可能になる。
例えば、常時通電状態でかつ稼働時間が長い場合には、特に原稿照射手段の暗黒始動時間が、原稿読取りの処理に対して無視できるほど短時間であることが多いため、このような場合には時間計測も含めて原稿照射手段に関連する時間制御を行わないようにすることで制御に必要な処理に要する時間(制御手段であるCPUの占有度)を低減することができるという効果がある。
以上の構成により、ランプオン/オフによる原稿サイズ誤検知をできるだけなくすと共に、原稿照射手段であるランプ点灯時の光量安定特性、光学精度等のばらつきに影響されにくくし、検知精度を向上させることができる。
さらに、副走査方向の原稿サイズ(長さ)を赤外線センサを用いることなく検知する手段を設けることで、赤外線センサを削減してコスト削減すると共に、検知精度向上させることが可能となっている。
特に本実施形態では、暗黒始動特性の認識に着目し、原稿照射手段の制御を行うことで、原稿サイズ誤検知の低減および検知精度の向上を効果的に実現している。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した各実施形態としての画像読取装置を実現するための処理手順をプログラムとして記録媒体に記録することにより、本発明の各実施形態による上述した各機能を、その記録媒体から供給されるプログラムによって、システムを構成するコンピュータのCPUに処理を行わせて実現させることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
この本発明に係るプログラムによれば、当該プログラムによって制御される画像読取装置に、上述した本発明に係る各実施形態としての画像読取装置における各機能を実現させることができる。
本発明の実施形態としての画像読取装置の概略構成を示す断面図である。 該画像読取装置の機械構成を示す斜視図である。 該画像読取装置のコピー動作に関する電装構成を示すブロック図である。 IPU1002内および周囲の構成を示すブロック図である。 本実施形態の原稿サイズ検知動作シーケンスを示すフローチャートである。 メモリコントロール1013周りの一例を示す図である。 副走査方向における動作タイミングを示すタイミング図である。 主走査方向における動作タイミングを示すタイミング図である。 2次元方向の複数パッチのデータをメモリに書き込む書き込み領域を示す図である。 図5の[ステップS6]、画像データを取り出す動作を示すフローチャートである。 原稿無しと誤判定されやすい原稿の濃度パターン例を示す図である。 図5の[ステップS7]、画像データを解析する動作を示すフローチャートである。 通電してから光源が点灯し始めたことを検出する動作を示すフローチャートである。 照射間隔を用いて、通電してから光源が点灯し始めたことを検出する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1001 スキャナ
1002 IPU
1003 プリンタ
1004 CPU
1005 操作部(入力手段の一例)
1011 画像処理モジュール
1012 複数ラインメモリ
1013 メモリコントロール

Claims (7)

  1. 原稿照射手段を備え、該原稿照射手段により原稿を走査して原稿画像読取を行う画像読取装置であって、
    前記原稿照射手段の状態を検知し、該原稿照射手段が原稿の走査が可能な状態となるまでの時間を計測する時間計測手段と、
    前記時間計測手段による計測結果および副走査方向の画像データ変化に基づいて該副走査方向における原稿サイズを判定する副走査判定手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記副走査判定手段は、原稿を走査して原稿の複数ラインの画像データを取得し、該取得結果を用いて原稿の副走査サイズを判定する手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 原稿の副走査開始位置の選択入力を受ける選択手段を備え、
    前記副走査判定手段は、前記選択手段により選択された副走査開始位置より下流の副走査サイズを検知することを特徴とする請求項1または2記載の画像読取装置。
  4. 前記時間計測手段による時間認識結果を利用して、前記原稿照射手段によって原稿の照射を開始してから原稿の走査および画像データの取得を開始するまでの時間を制御するタイミング制御手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記原稿照射手段によって前回原稿の照射が完了してから今回原稿の照射が開始されるまでの時間を計測する時間間隔計測手段を備え、
    前記タイミング制御手段は、前記時間間隔計測手段による計測結果、および前記時間計測手段による計測結果を利用して前記制御を行うことを特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
  6. 前記時間間隔計測手段により前回原稿が照射されてから今回原稿の照射が開始されるまでの時間が認識できない場合、前記タイミング制御手段は、前記時間間隔計測手段による計測結果、および前記時間計測手段による計測結果を前記制御に利用しないことを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記タイミング制御手段による前記制御に、前記時間計測手段による計測結果を利用するか否かの選択入力を受ける制御方法選択手段を備えたことを特徴とする請求項4から6の何れか1項に記載の画像読取装置。
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