JP2007074510A - 画像読取装置、画像形成装置、画像読取制御方法及び画像読取制御プログラム - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、画像読取制御方法及び画像読取制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 圧板開放時のランプ(照射手段)の点灯による操作者の目に対する配慮を可能とした画像読取装置を提供する。
【解決手段】 照射手段(2)による光の照射を行わず、原稿(10)を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する第1の判定と、照射手段(2)による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧板により透光板に押さえられた原稿の画像を読み取り、原稿の画像データを生成する画像読取装置、その画像読取装置を搭載した画像形成装置、その装置における画像読取制御方法及び画像読取制御プログラムに関し、特に、スキャナ、複写機、複合機等に好適な画像読取装置、画像形成装置、画像読取制御方法及び画像読取制御プログラムに関するものである。
従来、画像読取装置は、原稿読み取り時に赤外線センサを用いて原稿サイズを検知する方式が採用されていたが、近年では、赤外線センサを用いずに、原稿読み取り用のラインセンサを用いて原稿サイズを検知する方式が用いられている。
なお、原稿サイズを検知する場合、主走査方向の原稿サイズのみならず、副走査方向の原稿サイズも検知することが必要になるが、副走査方向の原稿サイズを検知する場合には、原稿面をプレスキャンする必要がある。しかしながら、プレスキャンをする場合には、スキャン速度等に影響を及ぼしてしまうことになるため、通常は、副走査方向の原稿サイズ検知を従来通りの赤外線センサを用いて行い、主走査方向の原稿サイズの検知のみをラインセンサを用いて行う方式が採用されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
なお、特許文献1は、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式で、原稿内に黒が来てしまった場合は、ラインセンサ読み取り位置を移動させ、原稿内が白のラインにてサイズ検知を行うことを特徴としている。
また、特許文献2は、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式で、ランプが点いた場合とランプが消えた場合との2つの条件でデータを取り、外乱光の影響を除くことを特徴としている。
また、特許文献3は、圧板開放時に原稿内は白、原稿外は黒であるとして主走査方向の原稿サイズを判断する方式で、主走査方向複数点でのラインセンサの読取データを用いて主走査原稿サイズを検知することを特徴としている。
特開平10−257255号公報 特開2000−138798号公報 特開2003−198809号公報
なお、上記特許文献1、2は、2種類以上の読取データから原稿サイズ検知の精度を向上させるものではあるが、圧板開放時のランプの点灯による操作者の目に対する配慮については何ら考慮されたものではない。
また、上記特許文献3は、圧板が閉まるまでの時間を短くすることにしているが、ランプが点いているか否かについては言及されていないため、圧板開放時のランプの点灯による操作者の目に対する配慮については何ら考慮されたものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、圧板開放時のランプ(照射手段)の点灯による操作者の目に対する配慮を可能とした画像読取装置、画像形成装置、画像読取制御方法及び画像読取制御プログラムを提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するために、本発明は以下の特徴を有することとする。
本発明にかかる画像読取装置は、原稿に光を照射する照射手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置であって、照射手段による光の照射を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第1の判定手段と、照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第2の判定手段と、の少なくとも1つの判定手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取装置は、照射手段による光の照射を行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第3の判定手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取装置は、第1の判定手段と、第2の判定手段と、第3の判定手段と、の何れかの判定手段を選択する選択手段を有し、選択手段により選択された判定手段により原稿の主走査サイズを判定することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取装置において、選択手段は、画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像形成装置は、上記記載の画像読取装置を有する画像形成装置であって、画像読取装置により読み取った画像情報を基に画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御方法は、原稿に光を照射する照射手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置における画像読取制御方法であって、照射手段による光の照射を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第1の判定工程と、照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第2の判定工程と、の少なくとも1つの判定工程を、画像読取装置が行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御方法は、照射手段による光の照射を行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第3の判定工程を、画像読取装置が行うことを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御方法は、第1の判定工程と、第2の判定工程と、第3の判定工程と、の何れかの判定工程を選択する選択工程を、画像読取装置が行い、選択工程により選択された判定工程により原稿の主走査サイズを判定することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御方法において、選択工程は、画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御プログラムは、原稿に光を照射する照射手段と、原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置において実行させる画像読取制御プログラムであって、照射手段による光の照射を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第1の判定処理と、照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第2の判定処理と、の少なくとも1つの判定処理を、画像読取装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御プログラムは、照射手段による光の照射を行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第3の判定処理を、画像読取装置に実行させることを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御プログラムは、第1の判定処理と、第2の判定処理と、第3の判定処理と、の何れかの判定処理を選択する選択処理を、画像読取装置において実行させ、選択処理により選択された判定処理により原稿の主走査サイズを判定することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる画像読取制御プログラムにおいて、選択処理は、画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とするものである。
本発明によれば、照射手段による光の照射を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第1の判定と、照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行うように制御することで、圧板開放時の照射手段による操作者の目に対する配慮を行うことが可能となる。
まず、図1を参照しながら、本実施形態における画像読取装置の特徴について説明する。
本実施形態における画像読取装置は、原稿(10)に光を照射する照射手段(2)と、原稿(10)を読み取る原稿読取手段(9)と、を有する画像読取装置であり、照射手段(2)による光の照射を行わず、原稿(10)を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する第1の判定と、照射手段(2)による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する第2の判定と、の少なくとも1つの判定を行うように制御することを特徴とする。これにより、圧板開放時の照射手段(2)による操作者の目に対する配慮を行うことが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、本実施形態における画像読取装置について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1、図2を参照しながら、本実施形態における画像読取装置について説明する。なお、図1は、本実施形態における画像読取装置の概略構成を示す断面図である。また、図2は、図1に示す画像読取装置の機械構成を示す斜視図である。
本実施形態における画像読取装置は、原稿面をなすコンタクトガラス(1)上に設置された原稿(10)に対してランプ(2)により光を照射し、第1ミラー(3)、第2ミラー(4)、第3ミラー(5)によって反射させた光をレンズ(8)により集光し、CCD(9)上に結像することになる。
なお、本実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)及び第1ミラー(3)が距離Lだけ進む間に、第2ミラー(4)、第3ミラー(5)は、距離L/2だけ進むことになる。これにより、本実施形態における画像読取装置は、光学系の光路長を一定に保ち、原稿(10)全体を走査することになる。
なお、本実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)と第1ミラー(3)とを備えた第1キャリッジ(6)は、駆動ワイヤ(11)に取り付けられ、第2ミラー(4)、第3ミラー(5)を備えた第2キャリッジ(7)は、プーリ(12)に駆動ワイヤ(11)が巻きつけられることになる。
本実施形態における画像読取装置は、駆動軸(14)に繋がれたワイヤプーリ(15)に駆動ワイヤ(11)を巻きつけ、タイミングプーリ(16)とタイミングベルト(17)とにより、モータ(18)の駆動を伝達することになる。なお、第1キャリッジ(6)の一端がホームポジションセンサ(13)を横切ってからある一定距離をリターンさせた位置をホームポジションとする。
次に、図3を参照しながら、本実施形態の画像読取装置におけるコピー動作時の電装構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の画像読取装置における一連のコピー動作時の電装構成を示すブロック図である。
本実施形態における画像読取装置は、スキャナ(1001)と、IPU(1002)と、プリンタ(1003)と、CPU(1004)と、操作部(1005)と、RAM(1006)と、を有して構成される。なお、操作部(1005)は、CPU(10051)と、表示部(10052)と、を有して構成される。
なお、上記構成からなる本実施形態における画像読取装置は、スキャナ(1001)に原稿をセットし、スタートキーを押下すると、スキャナ(1001)は、原稿を読み取り、画像データを取得し、該取得した画像データをIPU(1002)に送信する。IPU(1002)は、画像データを基に一連の画像処理を行い、その画像処理を行った画像データをプリンタ(1003)に送信し、プリンタ(1003)から画像データを印刷出力し、紙排出を行うことになる。
なお、スキャナ(1001)と、IPU(1002)と、プリンタ(1003)とに必要なパラメータは、CPU(1004)の持つRAM(1006)内に格納されており、CPU(1004)がそのRAM(1006)内に格納されているパラメータを基に各デバイスの設定処理を行うことになる。
また、パラメータ設定に必要なモード情報は、操作部(1005)に設けられた表示部(10052)から操作者が任意に指定できるような構成となっており、操作部(1005)内のCPU(10051)とCPU(1004)と、が通信処理を行うことで情報の授受を行うことになる。
次に、図4を参照しながら、図3に示すIPU(1002)内の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の画像読取装置の主要な構成要素となるIPU(1002)内のブロック図を示す。
IPU(1002)は、スキャナ(1001)から受け取った画像データに対し、所望の画像処理を施すことになるが、IPU(1002)において原稿サイズ検知動作を行う場合には、画像処理モジュール(1011)に接続された複数ラインメモリ(1012)に画像データを保存することになる。
なお、IPU(1002)は、複数ラインメモリ(1012)を制御するメモリコントロール(1013)を併せ持ち、CPU(1004)からの指令信号を基に複数ラインメモリ(1012)内に保存した画像データのリード/ライト処理を実行することになる。
次に、図5を参照しながら、本実施形態の画像読取装置における原稿サイズ検知動作について説明する。なお、図5は、本実施形態の画像読取装置における原稿サイズ検知動作を示すフローチャートである。
まず、図1に示す第1、第2キャリッジ(6、7)が原稿サイズ検知位置に載置され、かつ、圧板が閉められたことを検知した時点、もしくは、操作者が原稿の読み取り処理を開始した時点で、原稿サイズ検知動作を開始する(ステップS1)。なお、圧板の開閉は、DF開閉センサのON/OFFによって検知することになる。
原稿サイズ検知動作が開始されると、原稿サイズ検知のために必要な準備制御を行う(ステップS2)。なお、準備制御は、後述する図6、図7に示す原稿サイズ検知動作のための原稿読み取りタイミングの設定、および、必要に応じてシェーディング補正に必要な準備設定を行うことになる。
なお、原稿サイズ検知動作の準備制御が完了すると、図1に示すランプ(2)の点灯を実行し、原稿(10)への光の照射を開始することになる(ステップS3)。
なお、図5に示す原稿サイズの検知動作では、ステップS2と、ステップS3と、が順次に行うフローとなっているが、ステップS2と、ステップS3と、の順序の規定は特に限定するものではなく、ステップS2と、ステップS3と、を平行して処理するようにすることも可能である。
次に、原稿の読み取り制御を実行し(ステップS4)、画像データを取得する。なお、原稿の読み取り制御は、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データの読み取りを行い、原稿の読み取り制御を終了する。このとき、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて、原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行するか、もしくは、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま、原稿の読み取り制御を実行し、2ライン以上の原稿を読み取り、画像データを取得するようにすることも可能である。
なお、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行する場合には、原稿上の異なる位置の画像を読み取ることが可能となり、原稿上の画像データの内容によって、原稿サイズの誤検知を招くことを防止すると共に、原稿の読み取り制御と同時に並行して第1、第2キャリッジ(6、7)を本来の原稿の読み取り(本スキャン)位置へ移動させることになる。このため、原稿検知後の本スキャン開始までの時間を短縮することが可能となる。
一方、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま原稿を読み取れば、原稿台に対する外光の影響や原稿照射用のランプ(2)の点灯状態の変化を画像データの内容から明確に検出することが可能となる。
次に、原稿の読み取り制御が完了したと判断した際に、原稿の照射を終了する(ステップS5)。但し、原稿サイズ検知のための原稿の読み取り制御が完了した直後に、本スキャンを開始するような場合には、ステップS5における原稿の照射を終了せず、原稿照射用のランプ(2)を点灯したまま制御する場合もある。この場合には、本スキャンを実行するか否かの判断処理を行うことになる。
また、ステップS5の処理は、以下に説明するステップS6の処理との順序規定に限定するものではなく、ステップS5と、ステップS6と、の処理を平行して処理するようにすることも可能である。
次に、原稿の読み取り制御が完了したと判断した際に、原稿サイズを解析するために読み取った画像データの取り出し処理を行う(ステップS6)。なお、本実施形態の画像読取装置において行う画像データの取り出し処理は、図4に示すCPU(1004)から複数ラインメモリ(1012)に保存された画像データを読み出すことになる。
次に、複数ラインメモリ(1012)から取り出した画像データを解析し、原稿サイズの検知が成功したか否かの原稿サイズの判定処理を行う(ステップS7)。
なお、ステップS7において原稿サイズの検知が成功したと判定した場合には(サイズ検知成功)、原稿サイズを決定することになる(ステップS8)。なお、原稿サイズの決定とは、図4に示すCPU(1004)に接続されたプログラム実行用のメモリとなるRAM(1006)に原稿サイズ情報を保存しておくことであり、以降は、必要に応じてRAM(1006)に保存した原稿サイズ情報を読み出して利用することになる。なお、原稿サイズの決定後は、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップS9)。
また、ステップ7において原稿サイズの検知が失敗したと判定した場合には(サイズ検知失敗)、原稿サイズを決定せず、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップS9)。
なお、原稿サイズの検知が失敗する例としては、真黒な原稿であったり、原稿台に対する外光の影響や原稿照射用のランプ(2)の点灯状態『ランプ(2)をONしたがランプ(2)の光量が安定していない状態で原稿の読み取り制御を実行する等』により、原稿を読み取った画像データから原稿のサイズを検知することができない場合が考えられる。
次に、図8を参照しながら、図4に示すメモリコントロール(1013)における制御処理について説明する。なお、図8は、メモリコントロール(1013)における制御処理の一例を示すものである。
メモリコントロール(1013)は、ラインセンサ読み取り1ラインの基準となるXLSYNC信号と、画素クロックであるところのPCLK信号と、ラインセンサ読み取り開始トリガを示すXFSYNC信号と、を画像処理モジュール(1011)から受け取り、複数ラインメモリ(1012)にライトリセット(XWRST)信号と、ライトイネーブル(XWE)信号と、を渡している。
また、メモリコントロール(1013)は、上記処理と共に、CPU(1004)からメモリライト領域を示す主走査スタート、主走査幅、副走査スタート、副走査幅、の4つのパラメータを受け取り、2つの基準信号:XFSYNC、XLSYNCからメモリのライト位置を確定することになる。なお、図6に副走査方向のタイミングを、図7に主走査方向のタイミングを示す。
これにより、メモリコントロール(1013)は、図9に示すような2次元方向の複数パッチの画像データをメモリに同時に書き込むことが可能となる。なお、図9に示す斜線部分が2次元方向のパッチの画像データをメモリに書き込んだ場合の書込み領域を示す。
なお、パラメータ、タイミングとして主走査方向、副走査方向としたが、本実施形態おける副走査方向は、原稿読み取りに対する副走査方向のみならず、時間の経過をも示すものとしている。図9に示す横軸tは、時間Tの経過を示し、時間T1、時間T2での読取パッチの位置を示している。
次に、図10を参照しながら、図5に示すステップS6における画像データを取り出す場合の詳細な処理動作について説明する。なお、図10は、画像データを取り出す場合の詳細な処理動作を示すフローチャートである。
図10に示す処理動作は、図9に示す画像データを複数ラインメモリ(1012)から1パッチずつCPU(1004)の持つRAM(1006)に読み出し、1パッチの平均値を求め、2値化処理を行うことで、パッチの白黒判定を行うことになる。
まず、白黒判定処理を開始し(ステップS11)、1パッチ内の画素数Nを設定する(ステップS12)。次に、複数ラインメモリ(1012)から1画素単位でリード処理『D(n)=MmeRd』を行い(ステップS13)、ステップS12で設定したN画素の加算処理『ΣD(n)』を行う(ステップS14、15)。
次に、1パッチ内の平均値『Yave=ΣD(n)/n』を算出し(ステップS16)、そのパッチの2値化処理を行い、該2値化処理を行った処理結果からパッチの黒画素、白画素を判定し(ステップS17〜S19)、白黒判定処理を終了する(ステップS20)。
なお、1パッチ内の平均値を求める算出処理として、N画素を全て加算した後、平均値を算出しているステップ13〜S16を、例えば、主走査方向だけの加算処理を行い1ラインでの平均値を求め、その後、次のラインの加算処理と、平均値の算出処理と、を繰り返し、最終判定を行う方式も適用可能である。
次に、図11を参照しながら、本実施形態の画像読取装置における濃度判定処理について説明する。
原稿サイズ検知処理の基本的なアルゴリズムは、圧板が開いている時に、原稿の白地部分と、原稿外の原稿の無い部分が反射光が無く、黒になることを利用している。つまり、図11に示すように、所定の閾値THよりも明るい場合(THよりも濃度Aが濃い場合:TH<A)は、原稿有りと判定し、所定の閾値THよりも暗い場合(THよりも濃度Aが薄い場合:TH>A)は、原稿無しと判定することになる。
しかしながら、図11に示すように地肌濃度が暗い原稿の場合、原稿内を読み取っても所定の閾値THを越えず(TH>A)、原稿無しと誤判定してしまうことになる。このため、本実施形態における画像読取装置は、図10に示すステップ17の処理のように、時間T1、T2で読み取ったパッチをPAT1、PAT2とし、PAT1とPAT2との差分値ΔDを求め、ΔD以上の差分があると判定した場合は(ステップS17/Yes)、図11に示すように、THを越えない場合でも原稿有りと判断するようにしている。この場合、図8に示すCPU(1004)からのパラメータ設定として、主走査方向スタート/幅、副走査方向スタート/幅に加え、ΔD設定を追加することになる。
次に、図12を参照しながら、図5に示すステップ7の画像データを解析する際の詳細な処理動作について説明する。
なお、画像データを解析する際には、読み取りパッチとして図9に示すようにL(n)INと、L(n)JUDGEと、を用いる。L(n)のnは、ラインセンサ読み取りを開始してから何回目の読み取りかを示し(時間経過を示す)、INとJUDGEとは主走査方向の位置を示し、INは、検知対象原稿が全て原稿内に入る主走査位置を示し、JUDGEは、原稿により原稿内/外が切り替わる主走査位置を示している。
まず、原稿サイズの検知処理を開始し(ステップS21)、検知回数Nを設定し、初期値としてn=1を設定する(ステップS22)。次に、nが検知回数Nを超えていないか否か(n≦N?)を判定し(ステップS23)、検知回数Nを超えていない場合には(ステップS23/No)、検知できずと判断し(ステップS24)、検知処理を終了する。
なお、ステップS23において、検知回数Nになったと判定した場合には(ステップS23/Yes)、L(n)IN=白か否かを判定する(ステップS25)。
なお、ステップS25において、L(n)IN=白ではなく、原稿内も黒である場合には(ステップS25/No)、ランプオフと判断し、n=n+1とし(ステップS26)、ステップ23に戻る。
また、ステップS25において、L(n)IN=白であると判定した場合は(ステップS25/Yes)、L(n)JUDGEの判定結果を検知候補とし(ステップ27)、検知候補を得たnに対して1を加算し(n=n+1)(ステップS28)、次の読み取り結果の判定処理を行うことになり、L(n)JUDGE=黒か否かを判定することになる(ステップS29)。
なお、ステップS29において、L(n)JUDGE=黒ではなく、白と判定した場合は(ステップS29/No)、圧板が閉じてしまった可能性が高いため、前回検知候補だったn=n−1の結果を使用し(ステップS31)、L(n)JUDGE判定を行い(ステップS30)、原稿サイズの検知処理を終了することになる(ステップS32)。
また、ステップS29において、L(n)JUDGE=黒であったと判定した場合は(ステップS29/Yes)、前回よりもランプ(2)がより安定していると考えられるため、今回の判定結果を使用し、L(n)JUDGE判定を行い(ステップS30)、原稿サイズの検知処理を終了することになる(ステップS32)。
なお、原稿サイズの検知処理を実行する際に、圧板開放時にランプ(2)を点灯させると、眩しくて操作者の目に優しくない。このため、本実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)による点灯を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定することになる。
まず、図13を参照しながら、本実施形態の画像読取装置における制御動作について説明する。なお、図13は、本実施形態の画像読取装置におけるランプ消灯状態での原稿サイズ検知動作を示すフローチャートである。
まず、図1に示す第1、第2キャリッジ(6、7)が原稿サイズ検知位置に載置され、かつ、圧板が閉められたことを検知した時点、もしくは、操作者が原稿の読み取りを開始した時点で、原稿サイズ検知動作を開始する(ステップS41)。なお、圧板の開閉は、DF開閉センサのON/OFFによって検知することになる。
原稿サイズ検知動作が開始されると、原稿サイズ検知のために必要な準備制御を行う(ステップS42)。なお、準備制御は、図6、図7に示す原稿サイズ検知動作のための原稿読み取りタイミングの設定を行うことになる。
なお、原稿サイズ検知動作の準備制御が完了すると、原稿の読み取り制御を実行し(ステップS43)、画像データを取得する。なお、原稿の読み取り制御は、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データの読み取りを行い、原稿の読み取り制御を終了する。このとき、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて、原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行するか、もしくは、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま、原稿の読み取り制御を実行し、2ライン以上の原稿を読み取り、画像データを取得するようにすることも可能である。
なお、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行する場合には、原稿上の異なる位置の画像を読み取ることが可能であり、原稿上の画像データの内容によって、原稿サイズの誤検知を招くことを防止すると共に、原稿の読み取り制御と同時に並行して第1、第2キャリッジ(6、7)を本来の原稿の読み取り(本スキャン)位置へ移動させることになる。このため、原稿検知後の本スキャン開始までの時間を短縮することが可能となる。
一方、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま原稿を読み取れば、原稿台に対する外光の影響を画像データの内容から明確に検出することが可能となる。
次に、原稿の読み取り制御が完了したと判断した際に、原稿サイズを解析するために読み取った画像データの取り出し処理を行う(ステップS44)。なお、本実施形態における画像データの取り出し処理は、図4に示すCPU(1004)から複数ラインメモリ(1012)に保存された画像データを読み出すことになる。
次に、複数ラインメモリ(1012)から取り出した画像データを解析し、原稿サイズの検知が成功したか否かの原稿サイズの判定処理を行う(ステップS45)。
なお、ステップ45において原稿サイズの検知が成功したと判断した場合には(サイズ検知成功)、原稿サイズを決定することになる(ステップS46)。なお、原稿サイズの決定とは、図4に示すCPU(1004)に接続されたプログラム実行用のメモリとなるRAM(1006)に原稿サイズ情報を保存しておくことであり、以降は必要に応じてRAM(1006)に保存した原稿サイズ情報を読み出して利用することになる。なお、原稿サイズの決定後は、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップS47)。
また、ステップ45において原稿サイズの検知が失敗したと判定した場合には(サイズ検知失敗)、原稿サイズを決定せず、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップS47)。
なお、原稿サイズの検知が失敗する例としては、真黒な原稿であったり、原稿台に対する外光の影響によって、原稿を読み取った画像データから原稿のサイズを判定することができない場合が考えられる。
なお、本実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)による光の照射を行わず、原稿を走査し、原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿の主走査サイズを判定することになる。これは、ランプ(2)を消灯させても、外光によって、レベルの差は小さいけれども、原稿内と原稿外との識別が可能となるためである。
おお、ランプ(2)が必要な状況も考えられるので、ランプ(2)の点灯、消灯の両方式を操作者、及び、サービスパーソンが選択可能にすることが好ましい。このため、本実施形態における画像読取装置は、図3に示す操作部(1005)の表示部(10052)上からランプ(2)の点灯、消灯の何れかを選択するように構築する。
このように、本実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)による光の照射を行わず、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する工程と、ランプ(2)による光の照射を行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する工程と、の何れか1つの判定を行うことで、圧板開放時の操作者に対して眩しすぎないようにすることが可能となる。なお、上記の2つの判定の何れかの判定を行うかを選択し、該選択した判定を行い原稿(10)の主走査サイズを判定するようにすることも可能である。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定することを特徴とするものである。これにより、圧板開放時に操作者に対して眩しすぎない程度の光に調節することが可能となる。以下、添付図面を参照しながら、第2の実施形態について説明する。
まず、図14を参照しながら、第2の実施形態の画像読取装置における原稿サイズ検知動作について説明する。なお、図14は、第2の実施形態の画像読取装置におけるランプの光量を下げた状態での原稿サイズ検知動作を示すフローチャートである。
まず、図1に示す第1、第2キャリッジ(6、7)が原稿サイズ検知位置に載置され、かつ、圧板が閉められたことを検知した時点、もしくは、操作者が原稿の読み取り処理を開始した時点で、原稿サイズ検知動作を開始する(ステップS51)。なお、圧板の開閉は、DF開閉センサのON/OFFによって検知することになる。
原稿サイズ検知動作が開始されると、原稿サイズ検知のために必要な準備制御を行う(ステップ52)。なお、準備制御は、図6、図7に示す原稿サイズ検知動作のための原稿読み取りタイミングの設定、および、必要に応じてシェーディング補正に必要な準備設定を行うことになる。
なお、原稿サイズ検知動作の準備制御が完了すると、図1に示すランプ(2)の光量を低減させた点灯を実行し、原稿への光の照射を開始することになる(ステップ53)。
なお、図14に示す原稿サイズの検知動作では、ステップS52と、ステップS53と、が順次に行うフローとなっているが、ステップS52と、ステップS53と、の順序規定は特に限定するものではなく、ステップS52と、ステップS53と、を並行して処理することも可能である。
次に、原稿の読み取り制御を実行し(ステップ54)、画像データを取得する。なお、原稿の読み取り制御は、原稿サイズ用のライト信号を発生し、ライト信号の有効期間内の画像データの読み取り制御を行い、原稿の読み取り制御を終了する。このとき、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて、原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行するか、もしくは、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま、原稿の読み取り制御を実行し、2ライン以上の原稿を読み取り、画像データを取得するようにすることも可能である。
なお、第1、第2キャリッジ(6、7)を移動させて原稿を走査しながら原稿の読み取り制御を実行する場合には、原稿上の異なる位置の画像を読み取ることが可能であり、原稿上の画像データの内容によって、原稿サイズの誤検知を招くことを防止すると共に、原稿の読み取りと同時に並行して、第1、第2キャリッジ(6、7)を本来の原稿の読み取り(本スキャン)位置へ移動させることになる。このため、原稿検知後の本スキャン開始までの時間を短縮することが可能となる。
一方、第1、第2キャリッジ(6、7)を原稿サイズ検知位置に停止させたまま原稿を読み取れば、原稿台に対する外光の影響や原稿照射用のランプ(2)の点灯状態の変化を画像データの内容から明確に検出することが可能になる。
次に、原稿の読み取り制御が完了したと判断した際に、原稿の照射を終了する(ステップ55)。但し、原稿サイズ検知のための原稿の読み取り制御が完了した直後に、本スキャンを開始するような場合には、ステップ55における原稿の照射を終了せず、原稿照射用のランプ(2)を点灯したまま制御する場合もある。この場合は、本スキャンを実行するか否かの判断処理を行うことになる。
また、ステップ55の処理は、以下に説明するステップ56の処理との順序規定は特に限定するものではなく、ステップS55と、ステップS56と、の処理を平行して処理するようにすることも可能である。
次に、原稿の読み取り制御が完了したと判断した際に、原稿サイズを解析するために読み取った画像データの取り出し処理を行う(ステップ56)。なお、本実施形態の画像読取装置において行う画像データの取り出し処理は、図4に示すCPU(1004)から複数ラインメモリ(1012)に保存された画像データを読み出すことになる。
次に、複数ラインメモリ(1012)から取り出した画像データを解析し、原稿サイズの検知が成功したか否かの原稿サイズの判定処理を行う(ステップ57)。
なお、ステップ57において原稿サイズの検知が成功したと判定した場合には(サイズ検知成功)、原稿サイズを決定することになる(ステップS58)。なお、原稿サイズの決定とは、図4に示すCPU(1004)に接続されたプログラム実行用のメモリとなるRAM(1006)に原稿サイズ情報を保存しておくことであり、以降は必要に応じてRAM(1006)に保存した原稿サイズ情報を読み出して利用することになる。なお、原稿サイズの決定後は、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップS59)。
また、ステップ57において原稿サイズの検知が失敗したと判定した場合には(サイズ検知失敗)、原稿サイズを決定せず、原稿サイズ検知動作を終了することになる(ステップ59)。
このように、第2の実施形態における画像読取装置は、ランプ(2)による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する工程と、ランプ(2)による光の照射を行い、原稿(10)を走査し、原稿(10)の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に原稿(10)の主走査サイズを判定する工程と、の何れか1つの判定を行うことで、圧板開放時の操作者に対して眩しすぎないようにすることが可能となる。なお、上記の2つの判定の何れかの判定を行うかを選択し、該選択した判定を行い原稿(10)の主走査サイズを判定するようにすることも可能である。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、上述した実施形態の画像読取装置における制御動作は、画像読取装置に組み込まれたコンピュータプログラムにより実行することも可能であり、例えば、このプログラムを、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または、半導体等の記録媒体に記録し、該記録した記録媒体から画像形成装置に読み込むことで、本実施形態の画像読取装置における制御動作を実施することは可能である。また、電気通信回線を介して接続されている外部の接続装置から画像読取装置にダウンロードすることでも本実施形態の画像読取装置における制御動作を実施することは可能である。
また、上述した画像読取装置を画像形成装置に搭載し、画像読取装置において読み取った画像データを基に印刷画像を形成し、印刷出力するように構築することも可能である。これにより、上述した画像読取装置において読み取った画像データを印刷出力することが可能となる。なお、画像読取装置において読み取った画像データを外部出力装置に送信し、外部出力装置において印刷画像を出力することも可能である。
本発明にかかる画像読取装置、画像形成装置、画像読取制御方法及び画像読取制御プログラムは、複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の機器に適用可能である。
本実施形態の画像読取装置の概略構成を示す断面図である。 本実施形態の画像読取装置の機械構成を示す斜視図である。 本実施形態の画像読取装置のラインセンサ読み取り制御時の電装ブロック図である。 画像読取装置のIPU内の構成を示すブロック図である。 ラインセンサ読み取り制御時における原稿サイズ検知動作を示すフローチャートである。 画像読取装置のIPU内、メモリコントロールの副走査方向のタイミングチャートである。 画像読取装置のIPU内、メモリコントロールの主走査方向のタイミングチャートである。 画像読取装置のIPU内、メモリコントロールのブロック図を示す。 パッチを読み取る際の一例を示す図である。 白黒判定処理を示すフローチャートである。 白黒判定処理、差分値比較処理の例を示す図である。 サイズ検知処理を示すフローチャートである。 ランプ消灯での原稿サイズ検知処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の画像読取装置における原稿サイズ検知動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンタクトガラス
2 ランプ(照射手段)
3 第1ミラー
4 第2ミラー
5 第3ミラー
6 第1キャリッジ
7 第2キャリッジ
8 レンズ
9 CCD(原稿読取手段)
10 原稿
11 駆動ワイヤ
12 プーリ
13 ホームポジションセンサ
14 駆動軸
15 ワイヤプーリ
16 タイミングプーリ
17 タイミングベルト
18 モータ

Claims (13)

  1. 原稿に光を照射する照射手段と、前記原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置であって、
    前記照射手段による光の照射を行わず、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第1の判定手段と、
    前記照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第2の判定手段と、
    の少なくとも1つの判定手段を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記照射手段による光の照射を行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第3の判定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記第1の判定手段と、前記第2の判定手段と、前記第3の判定手段と、の何れかの判定手段を選択する選択手段を有し、前記選択手段により選択された判定手段により前記原稿の主走査サイズを判定することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。
  4. 前記選択手段は、前記画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の画像読取装置を有する画像形成装置であって、
    前記画像読取装置により読み取った画像情報を基に画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 原稿に光を照射する照射手段と、前記原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置における画像読取制御方法であって、
    前記照射手段による光の照射を行わず、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第1の判定工程と、
    前記照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第2の判定工程と、
    の少なくとも1つの判定工程を、前記画像読取装置が行うことを特徴とする画像読取制御方法。
  7. 前記照射手段による光の照射を行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第3の判定工程を、前記画像読取装置が行うことを特徴とする請求項6記載の画像読取制御方法。
  8. 前記第1の判定工程と、前記第2の判定工程と、前記第3の判定工程と、の何れかの判定工程を選択する選択工程を、前記画像読取装置が行い、前記選択工程により選択された判定工程により前記原稿の主走査サイズを判定することを特徴とする請求項7記載の画像読取制御方法。
  9. 前記選択工程は、前記画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とする請求項8記載の画像読取制御方法。
  10. 原稿に光を照射する照射手段と、前記原稿を読み取る原稿読取手段と、を有する画像読取装置において実行させる画像読取制御プログラムであって、
    前記照射手段による光の照射を行わず、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第1の判定処理と、
    前記照射手段による光の照射を該光の光量を低減させた状態で行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第2の判定処理と、
    の少なくとも1つの判定処理を、前記画像読取装置に実行させることを特徴とする画像読取制御プログラム。
  11. 前記照射手段による光の照射を行い、前記原稿を走査し、前記原稿の画像情報を取得し、該取得した画像情報を基に前記原稿の主走査サイズを判定する第3の判定処理を、前記画像読取装置に実行させることを特徴とする請求項10記載の画像読取制御プログラム。
  12. 前記第1の判定処理と、前記第2の判定処理と、前記第3の判定処理と、の何れかの判定処理を選択する選択処理を、前記画像読取装置において実行させ、前記選択処理により選択された判定処理により前記原稿の主走査サイズを判定することを特徴とする請求項11記載の画像読取制御プログラム。
  13. 前記選択処理は、前記画像読取装置の操作部上からの操作により選択することを特徴とする請求項12記載の画像読取制御プログラム。
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