JP2008306358A - 車両近距離無線通信システム、近距離無線通信機能付き携帯電話機及び近距離無線通信機能付き車載装置 - Google Patents

車両近距離無線通信システム、近距離無線通信機能付き携帯電話機及び近距離無線通信機能付き車載装置 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話機と車載装置とを正確に対応付けて両者を無線接続させる。
【解決手段】運行管理システム1において、複数台の携帯電話機2の各々及び複数台の車載装置3の各々には共通コードが付与されており、複数台の携帯電話機2及び複数台の車載装置3のうち共通コードが互いに合致した携帯電話機2と車載装置3とが自動接続手順を実行して自動接続し、車載装置3が取得した運行管理情報を携帯電話機2が広域通信網を通じてセンター装置5に送信する。誤接続を防止するための煩雑な接続手順を実行する必要なく、携帯電話機2と車載装置3とを正確に対応付けて両者を無線接続させることができ、運行管理情報を正確に送信することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各々が近距離無線通信機能を有する複数台の携帯電話機及び各々が近距離無線通信機能を有する複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれか同士が自動接続手順を実行して自動接続するように構成されてなる車両近距離無線通信システム、前記車両近距離無線通信システム内で用いられる近距離無線通信機能付き携帯電話機及び近距離無線通信機能付き車載装置に関する。
従来より、Bluetooth(登録商標)通信機能を有する端末において、Bluetooth接続可能な機器の機器ID及びプロファイル種別を検出し、その検出した機器IDのうち所定プロファイル種別を有する機器IDを選択し、その選択した機器ID及び関連情報を表示することにより、ユーザが接続を希望する機器を容易に選択可能とする構成がある(例えば特許文献1参照)。また、接続装置において、自身のRFIDリーダと携帯通信端末のトランスポンダとがRF通信を行うことにより携帯通信端末から通信設定データを取得し、その取得した通信設定データに基づいて携帯通信端末との間でWLAN通信を行う構成もある(例えば特許文献2参照)。
特開2002−290416号公報 特開2006−287767号公報
ところで、例えば集配業の分野に適用される運行管理システムの一例として、車載装置
と携帯電話機とを接続し、車載装置が取得した運行管理情報を携帯電話機が広域通信網を通じてセンター装置に送信する形態がある。この場合、車載装置と携帯電話機とは1対1に接続される必要があり、携帯電話機と車載装置とを例えばケーブルを使用して有線接続させる場合であれば、携帯電話機と車載装置とを1対1に対応付けて両者を接続させることが可能となる。
しかしながら、携帯電話機と車載装置とを無線接続する場合には、1台の車載装置が複数台の携帯電話機を同時に接続してしまったり本来は接続すべきでない携帯電話機を接続してしまったりするという問題がある。また、この問題に対しては誤接続を防止する対策が考えられるが、誤接続を防止するためには煩雑な接続手順を実行する必要があるという新たな問題もある。上記した特許文献1,2に記載したものでは、このような問題を解決するには至っていない。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯電話機と車載装置とを正確に対応付けて両者を無線接続させることができる車両近距離無線通信システム、近距離無線通信機能付き携帯電話機及び近距離無線通信機能付き車載装置を提供することにある。
請求項1に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置の各々は、互いに相手機器の少なくともいずれかと共通する共通コードを有し、両者が近距離無線通信圏内に存在するときに相手機器から受信した共通コードと自身の共通コードとが合致しているか否かを判定し、両者が合致している旨を判定すると、当該共通コードが合致した相手機器と自動接続手順を実行して自動接続する。
これにより、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置のうち共通コードが互いに合致した携帯電話機と車載装置とが自動接続手順を実行して自動接続するようになるので、誤接続を防止するための煩雑な接続手順を実行する必要なく、携帯電話機と車載装置とを正確に対応付けて両者を無線接続させることができる。特に、作業者が選択する携帯電話機と当該作業者が選択した携帯電話機を持込む車両とが例えば日毎に変化する集配業の分野に適用される運行管理システムでは、それらの対応関係が頻繁に変化する場合であっても両者を正確に対応付けて無線接続させることができ、業務の効率を高めることができる。
請求項2に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置の各々は、1対1に対応する共通コードを有しているので、1台の携帯電話機と1台の車載装置とを1対1に対応付けて両者を無線接続させることができる。
請求項3に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置の各々は、2以上対1に対応する共通コードを有しているので、2以上台の携帯電話機のうちいずれかと1台の車載装置とを1対1に対応付けて両者を無線接続させることができ、両者を無線接続させる機会を高めることができる。
請求項4に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置の各々は、1対2以上に対応する共通コードを有しているので、1台の携帯電話機と2以上台の車載装置のうちいずれかとを1対1に対応付けて両者を無線接続させることができ、両者を無線接続させる機会を高めることができる。
請求項5に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機及び複数台の車載装置の各々は、2以上対2以上に対応する共通コードを有しているので、2以上台の携帯電話機のうちいずれかと2以上台の車載装置のうちいずれかとを1対1に対応付けて両者を無線接続させることができ、両者を無線接続させる機会を高めることができる。
請求項6に記載した車両近距離無線通信システムによれば、複数台の携帯電話機の各々は、自身の共通コードと合致した車載装置が2以上であると、作業者が選択したいずれかと自動接続手順を実行するので、1台の携帯電話機と2以上台の車載装置とで共通コードが合致した場合であっても作業者がいずれかを選択することにより、携帯電話機と車載装置とを1対1に対応付けて両者を無線接続させることができる。
請求項7に記載した近距離無線通信機能付き携帯電話機によれば、共通コード記憶手段は、複数台の車載装置のうち少なくともいずれかと共通する共通コードを記憶しており、複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれかから共通コードを共通コード受信手段により受信すると、共通コード判定手段は、共通コード受信手段が受信した共通コードと共通コード記憶手段が記憶している共通コードとが合致しているか否かを判定し、両者が合致している旨を共通コード判定手段が判定すると、自動接続手段は、当該共通コードが合致した車載装置と自動接続手順を実行する。これにより、車両近距離無線通信システム内で請求項8に記載した車載装置と共に用いられることにより、上記した請求項1に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。
請求項8に記載した近距離無線通信機能付き車載装置によれば、共通コード記憶手段は、複数台の携帯電話機のうち少なくともいずれかと共通する共通コードを記憶しており、複数台の携帯電話機のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれかから共通コードを共通コード受信手段により受信すると、共通コード判定手段は、共通コード受信手段が受信した共通コードと共通コード記憶手段が記憶している共通コードとが合致しているか否かを判定し、両者が合致している旨を共通コード判定手段が判定すると、自動接続手段は、当該共通コードが合致した携帯電話機と自動接続手順を実行する。これにより、車両近距離無線通信システム内で請求項7に記載した車載装置と共に用いられることにより、上記した請求項1に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を集配業の分野に適用される運行管理システムに適用した第1の実施形態について、図1ないし図6を参照して説明する。尚、本発明でいう近距離無線通信はBluetooth(登録商標)通信であることを前提として説明する。運行管理システム1は、荷物を集配する作業者が携帯する近距離無線通信機能付き携帯電話機(以下、携帯電話機と称する)2と、作業者が荷物を積載して運転する車両(例えばトラック)に搭載されている近距離無線通信機能付き車載装置(以下、車載装置と称する)3とから構成されている。
携帯電話機2及び車載装置3の各々はBluetooth通信機能を有しており、両者がBluetooth通信圏内に存在しているときには自動接続手順を実行して自動接続することが可能である。携帯電話機2は例えば集配センターの事務所などに集約して配置されており、車載装置3を搭載している車両はトラックヤードに停車している。この場合、作業者は事務所にて複数台の携帯電話機2のうちからいずれかを選択し、その選択した携帯電話機2を携帯してトラックヤードに向かい、トラックヤードに停車している複数台のうちから予め指定された(例えば作業当日の運行計画により予め伝達された)いずれかに携帯電話機2を持込んで集配業務に出発する。
携帯電話機2は、機器全体の動作全般を制御する制御部21(本発明でいう携帯電話機の共通コード判定手段)、広域通信を行う電話通信部22、少なくとも共通コードを含む各種情報を記憶する記憶部23(本発明でいう携帯電話機の共通コード記憶手段)、各種情報を表示する表示部24、作業者が操作する操作部25、音声を入力するマイクロホン26、音声を出力するスピーカ27及びBluetooth通信の動作全般を制御するBluetooth通信部28(本発明でいう携帯電話機の共通コード受信手段、自動接続手段)を備えて構成されている。
車載装置3は、装置全体の動作全般を制御する制御部31(本発明でいう車載装置の共通コード判定手段)、少なくとも共通コードを含む各種情報を記憶する記憶部32(本発明でいう車載装置の共通コード記憶手段)、作業者が操作する操作部33、音声を入力するマイクロホン34、音声を出力するスピーカ35、Bluetooth通信の動作全般を制御するBluetooth通信部36(本発明でいう車載装置の共通コード受信手段、自動接続手段)、LED表示機37及び車載LAN4と接続する車載LAN接続部38を備えて構成されている。尚、車載装置3は、例えば車両のACCスイッチのオンオフに連動して電源オンオフし、車両のACCスイッチがオフしていることに追従して電源オフしているときには低消費電力動作し、制御部31及びBluetooth通信部36などが待受動作するように構成されている。
上記した構成では、携帯電話機2と車載装置3とが自動接続手順を実行して自動接続した状態では、車載装置3は、各種ECUから車載LAN4を介して車両情報(現在位置、車速及び経路など)を取得し、その取得した車両情報及び例えば作業者が操作部を操作して入力した集配状況に関する集配情報を運行管理情報としてBluetooth通信部36から携帯電話機2に送信し、携帯電話機2は、車載装置3から送信された運行管理情報をBluetooth通信部28により受信すると、その受信した運行管理情報を電話通信部22から広域通信網を通じてセンター装置5に送信する。
ここで、上記した共通コードとは、携帯電話機2及び車載装置3に互いに共通して付与されているコードである。具体的には、図2に示すように、複数台の携帯電話機2として12台の携帯電話機A〜L及び複数台の車両の個々に搭載されている複数台の車載装置3として12台の車載装置a〜lを例として説明すると、携帯電話機A及び車載装置aには共通コード「001」が付与されており、携帯電話機B及び車載装置bには共通コード「002」が付与されており、携帯電話機C及び車載装置cには共通コード「003」が付与されており、携帯電話機L及び車載装置lには共通コード「012」が付与されているというように、携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に1対1に対応して共通コードが付与されている。また、これら共通コードは作業者が個人的に所有する携帯電話機に付与されている共通コードとは異なっている。
次に、上記した構成の作用について、図3ないし図6を参照して説明する。ここで、図3は、携帯電話機2のBluetooth通信部28が行う処理をフローチャートとして示しており、図4は、車載装置3のBluetooth通信部36が行う処理をフローチャートとして示している。
まず、携帯電話機2において、Bluetooth通信部28は、以下の処理を実行する。Bluetooth通信部28は、携帯電話機2が電源オンしているときには、携帯電話機2と車載装置3とがBluetooth通信圏内に存在しているか否かを判定している(ステップS1)。ここで、作業者が携帯電話機2を携帯していずれかの車両に近付き、携帯電話機2と車載装置3とがBluetooth通信圏内に存在すると、Bluetooth通信部28は、携帯電話機2と車載装置3とがBluetooth通信圏内に存在している旨を判定し(ステップS1にて「YES」)、制御部21に記憶部23から共通コードを読出させて取得し、その記憶部23から取得した共通コードを車載装置3に送信する(ステップS2)。この場合、Bluetooth通信部28は、機器IDやプロファイル種別の他に利用者が任意に設定可能な名称コードの領域に共通コードを割当てることにより、共通コードを車載装置3に送信する。
次いで、Bluetooth通信部28は、車載装置3から共通コードを受信したか否かを判定し(ステップS3)、車載装置3から共通コードを受信した旨を判定すると(ステップS3にて「YES」)、その車載装置3から受信した共通コード、つまり、Bluetooth通信圏内に存在する車載装置3に付与されている共通コードと、記憶部23から取得した共通コード、つまり、自身に付与されている共通コードとが合致するか否かを制御部21に判定させる(ステップS4)。
そして、Bluetooth通信部28は、制御部21から判定結果を入力し、両者が合致している旨を判定すると(ステップS4にて「YES」)、自動接続手順を実行し(ステップS5)、一連の処理を終了する。これに対して、Bluetooth通信部28は、制御部21から判定結果を入力し、両者が合致していない旨を判定すると(ステップS4にて「NO」)、自動接続が否である旨を示すエラーメッセージを表示部24に表示させたりスピーカ27から警告音を出力させたりするなどのエラー処理を実行し(ステップS6)、一連の処理を終了する。
一方、車載装置3において、Bluetooth通信部36は、以下の処理を実行する。Bluetooth通信部36は、車載装置3と携帯電話機2とがBluetooth通信圏内に存在しているか否かを判定している(ステップS11)。ここで、作業者が携帯電話機2を携帯していずれかの車両に近付き、車載装置3と携帯電話機2とがBluetooth通信圏内に存在すると、Bluetooth通信部36は、車載装置3と携帯電話機2とがBluetooth通信圏内に存在している旨を判定し(ステップS11にて「YES」)、制御部31に記憶部32から共通コードを読出させて取得し、その記憶部32から取得した共通コードを携帯電話機2に送信する(ステップS12)。この場合、Bluetooth通信部36は、機器IDやプロファイル種別の他に利用者が任意に設定可能な名称コードの領域に共通コードを割当てることにより、共通コードを携帯電話機2に送信する。
次いで、Bluetooth通信部36は、携帯電話機2から共通コードを受信したか否かを判定し(ステップS13)、携帯電話機2から共通コードを受信した旨を判定すると(ステップS13にて「YES」)、その携帯電話機2から受信した共通コード、つまり、Bluetooth通信圏内に存在する携帯電話機2に付与されている共通コードと、記憶部32から取得した共通コード、つまり、自身に付与されている共通コードとが合致するか否かを制御部31に判定させる(ステップS14)。
そして、Bluetooth通信部36は、制御部31から判定結果を入力し、両者が合致している旨を判定すると(ステップS14にて「YES」)、自動接続手順を実行し(ステップS15)、一連の処理を終了する。これに対して、Bluetooth通信部36は、制御部31から判定結果を入力し、両者が合致していない旨を判定すると(ステップS14にて「NO」)、LED表示機37を表示させたりスピーカ35から警告音を出力させたりするなどのエラー処理を実行し(ステップS16)、一連の処理を終了する。
すなわち、作業者は、図5に示すように、事務所にて複数台の携帯電話機2のうちからいずれかを選択し、その選択した携帯電話機2を携帯してトラックヤードに向かうことになるが、図6に示すように、例えば共通コード「001」が付与されている車載装置aを搭載している車両が指定されている作業者は、12台の携帯電話機A〜Lのうちから共通コード「001」が付与されている携帯電話機Aを選択し、その選択した携帯電話機Aを携帯してトラックヤードに向かい、トラックヤードに停車している複数台の車両のうちから車載装置aを搭載している車両に近付くことにより、携帯電話機Aと車載装置aとを自動接続させることができ、誤接続を防止するための煩雑な接続手順を実行する必要なく、携帯電話機Aと車載装置aを除く車載装置b〜cとを自動接続させなくすることができる。
また、例えば共通コード「007」が付与されている車載装置gを搭載している車両が指定されている作業者は、12台の携帯電話機A〜Lのうちから共通コード「007」が付与されている携帯電話機Gを選択し、その選択した携帯電話機Gを携帯してトラックヤードに向かい、トラックヤードに停車している複数台の車両のうちから車載装置gを搭載している車両に近付くことにより、携帯電話機Gと車載装置gとを自動接続させることができ、誤接続を防止するための煩雑な接続手順を実行する必要なく、携帯電話機Gと車載装置gを除く車載装置a〜f,h〜lとを自動接続させなくすることができる。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、運行管理システム1において、複数台の携帯電話機2の各々に共通コードを付与すると共に複数台の車載装置3の各々に共通コードを付与し、複数台の携帯電話機2及び複数台の車載装置3のうち共通コードが互いに合致した携帯電話機2と車載装置3とが自動接続手順を実行して自動接続するように構成したので、誤接続を防止するための煩雑な接続手順を実行する必要なく、携帯電話機2と車載装置3とを正確に対応付けて両者を無線接続させることができ、車載装置3が取得した運行管理情報を携帯電話機2が広域通信網を通じてセンター装置5に正確に送信することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1の実施形態は、携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に1対1に対応して共通コードが付与されている構成であるが、この第2の実施形態は、携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に2以上対2以上に対応して共通コードが付与されている構成である。
具体的には、図7に示すように、この場合も複数台の携帯電話機2として12台の携帯電話機A〜L及び複数台の車載装置3として12台の車載装置a〜lを例として説明すると、携帯電話機A〜C及び車載装置a,e,iには共通コード「001」,「002」,「003」が付与されており、携帯電話機D〜F及び車載装置b,f,jには共通コード「004」,「005」,「006」が付与されており、携帯電話機J〜L及び車載装置d,h,lには共通コード「010」,「011」,「012」が付与されているというように、携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に3対3に対応して共通コードが付与されている。つまり、12台の携帯電話機A〜Lが3台毎の4グループに区分されると共に12台の携帯電話機A〜Lが3台毎の4グループに区分されて共通コードが付与されている。
この場合は、図8に示すように、例えば共通コード「001」が付与されている車載装置aを搭載している車両が指定されている作業者は、12台の携帯電話機A〜Lのうちから共通コード「001」が付与されている携帯電話機A〜Cのうちのいずれかを選択し、その選択した携帯電話機A〜Cのうちのいずれかを携帯してトラックヤードに向かい、トラックヤードに停車している複数台の車両のうち車載装置aを搭載している車両に近付くことにより、携帯電話機A〜Cのうちのいずれかと車載装置aとを自動接続させることができる。つまり、作業者が12台の携帯電話機A〜Lのうちから共通コード「001」が付与されている携帯電話機2を選択する機会を高めることができる。
また、例えば共通コード「007」が付与されている車載装置gを搭載している車両が指定されている作業者は、12台の携帯電話機A〜Lのうちから共通コード「007」が付与されている携帯電話機G〜Iのうちのいずれかを選択し、その選択した携帯電話機G〜Iのうちのいずれかを携帯してトラックヤードに向かい、トラックヤードに停車している複数台の車両のうち車載装置gを搭載している車両に近付くことにより、携帯電話機G〜Iのうちのいずれかと車載装置gとを自動接続させることができる。つまり、作業者が12台の携帯電話機G〜Iのうちから共通コード「007」が付与されている携帯電話機2を選択する機会を高めることができる。
尚、例えば共通コード「001」が付与されている車載装置aを搭載している車両が指定されている作業者が車載装置aを搭載している車両に近付く前に、車載装置aと同じ共通コード「001」が付与されている車載装置e,iに近付いてしまうと、携帯電話機A〜Cのうちのいずれかと車載装置aとが自動接続される前に携帯電話機A〜Cのうちのいずれかと車載装置e,iaとが自動接続されてしまうことになるが、例えばトラックヤードにおける作業者の経路、車両の停車位置、Bluetooth通信圏内の範囲或いはグループの区分数を調整することで、そのような事態が発生することを防止することができる。つまり、Bluetooth通信圏内の範囲で同じ共通コードが付与されている車載装置が重複しないように調整すれば良い。
以上に説明したように第2の実施形態でも、上記した第1の実施形態に記載したものと同様の作用効果を得ることができる。特に、この第2の実施形態では、複数台の携帯電話機2の各々に3個の共通コードを付与すると共に複数台の車載装置3の各々に3個の共通コードを付与するように構成したので、両者を無線接続させる機会を高めることができ、作業の効率を高めることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
携帯電話機の代わりに、広域通信機能を有する携帯情報端末を用いる構成であっても良い。
車載装置は、運行管理に特化した専用の装置に限らず、その機能を周知のナビゲーション装置に組み込むことによりナビゲーション装置から構成されていても良い。また、ECUの形態により車両に組み込まれて構成されていても良い。
携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に2以上対1に対応して共通コードが付与されている構成であっても良い。具体的には、例えば携帯電話機A〜Cに共通コード「001」,「002」,「003」が付与され、車載装置aに共通コード「001」が付与され、車載装置bに共通コード「002」が付与され、車載装置cに共通コード「003」が付与される構成であっても良く、このように構成した場合にも、携帯電話機2と車載装置3とを無線接続させる機会を高めることができ、作業の効率を高めることができる。
携帯電話機2の各々及び車載装置3の各々に1対2以上に対応して共通コードが付与されている構成であっても良い。具体的には、例えば携帯電話機Aに共通コード「001」が付与され、携帯電話機Bに共通コード「002」が付与され、携帯電話機Cに共通コード「003」が付与され、車載装置a,e,iに共通コード「001」,「002」,「003」が付与される構成であっても良く、このように構成した場合にも、携帯電話機2と車載装置3とを無線接続させる機会を高めることができ、作業の効率を高めることができる。
1台の携帯電話機2と2以上台の車載装置3とで共通コードが合致したときに、それら2以上台の車載装置3の車体番号が携帯電話機2の表示部24に表示され、作業者が選択したいずれかの車載装置3と無線接続される構成であっても良い。
共通コードは例えば台数の増減に追従して作業者が任意に変更可能であっても良い。
本発明の第1の実施形態を示すもので、運行管理システムの全体構成を示す図 共通コードが付与されている態様の一例を示す図 携帯電話機が行う処理の内容を示すフローチャート 車載装置が行う処理の内容を示すフローチャート 作業者の行動を概略的に示す図 携帯電話機と車載装置との対応を示す図 本発明の第2の実施形態を示すもので、共通コードが付与されている態様の他の例を示す図 図6相当図
符号の説明
図面中、1は運行管理システム(車両近距離無線通信システム)、2は近距離無線通信機能付き携帯電話機、3は近距離無線通信機能付き車載装置、21は制御部(携帯電話機の共通コード判定手段)、23は記憶部(携帯電話機の共通コード記憶手段)、28はBluetooth通信部(携帯電話機の共通コード受信手段、携帯電話機の自動接続手段)、31は制御部(車載装置の共通コード判定手段)、32は記憶部(車載装置の共通コード記憶手段)、36はBluetooth通信部(車載装置の共通コード受信手段、車載装置の自動接続手段)である。

Claims (8)

  1. 各々が近距離無線通信機能を有する複数台の携帯電話機及び各々が近距離無線通信機能を有する複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれか同士が自動接続手順を実行して自動接続するように構成されてなる車両近距離無線通信システムであって、
    前記複数台の携帯電話機及び前記複数台の車載装置の各々は、互いに相手機器の少なくともいずれかと共通する共通コードを有し、両者が近距離無線通信圏内に存在するときに相手機器から受信した共通コードと自身の共通コードとが合致しているか否かを判定し、両者が合致している旨を判定したときに当該共通コードが合致した相手機器と自動接続手順を実行することを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  2. 請求項1に記載した車両近距離無線通信システムにおいて、
    前記複数台の携帯電話機及び前記複数台の車載装置の各々は、1対1に対応する共通コードを有していることを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  3. 請求項1に記載した車両近距離無線通信システムにおいて、
    前記複数台の携帯電話機及び前記複数台の車載装置の各々は、2以上対1に対応する共通コードを有していることを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  4. 請求項1に記載した車両近距離無線通信システムにおいて、
    前記複数台の携帯電話機及び前記複数台の車載装置の各々は、1対2以上に対応する共通コードを有していることを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  5. 請求項1に記載した車両近距離無線通信システムにおいて、
    前記複数台の携帯電話機及び前記複数台の車載装置の各々は、2以上対2以上に対応する共通コードを有していることを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  6. 請求項4または5に記載した車両近距離無線通信システムにおいて、
    前記複数台の携帯電話機の各々は、自身の共通コードと合致した車載装置が2以上であるときには作業者が選択したいずれかと自動接続手順を実行することを特徴とする車両近距離無線通信システム。
  7. 各々が近距離無線通信機能を有する複数台の携帯電話機及び各々が近距離無線通信機能を有する複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれか同士が自動接続手順を実行して自動接続するように構成されてなる車両近距離無線通信システム内で用いられる近距離無線通信機能付き携帯電話機であって、
    複数台の車載装置のうち少なくともいずれかと共通する共通コードを記憶する共通コード記憶手段と、
    複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれかから共通コードを受信する共通コード受信手段と、
    前記共通コード受信手段が受信した共通コードと前記共通コード記憶手段が記憶している共通コードとが合致しているか否かを判定する共通コード判定手段と、
    両者が合致している旨を前記共通コード判定手段が判定したときに当該共通コードが合致した車載装置と自動接続手順を実行する自動接続手段とを備えたことを特徴とする近距離無線通信機能付き携帯電話機。
  8. 各々が近距離無線通信機能を有する複数台の携帯電話機及び各々が近距離無線通信機能を有する複数台の車載装置のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれか同士が自動接続手順を実行して自動接続するように構成されてなる車両近距離無線通信システム内で用いられる近距離無線通信機能付き車載装置であって、
    複数台の携帯電話機のうち少なくともいずれかと共通する共通コードを記憶する共通コード記憶手段と、
    複数台の携帯電話機のうち近距離無線通信圏内に存在するいずれかから共通コードを受信する共通コード受信手段と、
    前記共通コード受信手段が受信した共通コードと前記共通コード記憶手段が記憶している共通コードとが合致しているか否かを判定する共通コード判定手段と、
    両者が合致している旨を前記共通コード判定手段が判定したときに当該共通コードが合致した携帯電話機と自動接続手順を実行する自動接続手段とを備えたことを特徴とする近距離無線通信機能付き車載装置。
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