JP2008305930A - プリント配線基板 - Google Patents

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武 武藤
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Abstract

【課題】リード端子がキンク加工された部品を基板に実装するときは、斜めに挿入して捻りを加えるという動作を必要とするため作業性が悪かった。
【解決手段】キンク加工されたリード端子3a・3dを挿入するための挿入孔7a・7dを、他の挿入孔7b・7cに対して孔の中心位置をずらして設けた。これにより、部品を基板5と平行にした状態でリード端子3a・3dの先端を挿入孔7a・7dに合わせられるようになり、部品を基板5に対して真上から真っ直ぐに挿入することが可能となる。したがって、リード端子を挿入する際に斜めに挿入して捻りを加えるという動作を必要としないので、作業性が改善される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気部品等が実装されるプリント配線基板の改良に関し、特に挿入孔に部品のリード端子を挿入する際の作業性を改善したプリント配線基板に関する。
現在では、ほとんどの機器において、電子部品や電気部品等の各種部品が実装されたプリント配線基板が使用されている。また、このプリント配線基板への一般的な部品の実装方法は、大きく分けて表面実装法と挿入実装法とがある。
そのうち、挿入実装法による部品の実装工程においては、プリント配線基板に貫通形成した挿入孔内に一方の側からリード端子を差し込んで固定し、その後、基板の反対側から突出したリード端子と基板裏面の配線パターンとが半田されることで、電気的に接続されるようになっている。
また、前述の挿入孔は、リード端子の配列に合わせてプリント配線基板に形成されており、挿入孔径はリード端子を挿入する際の作業性を考慮してリード端子の径よりも大きめに設定されている。そのため、リード端子を各挿入孔に差し込んだだけの状態では部品がしっかりと固定されないために、部品がプリント配線基板から浮いてしまうという問題があった。
そこで上述のような問題を解決するものとして、リード端子を湾曲させたいわゆるキンク加工が施された部品が用いられている。図4はこの部品をプリント配線基板に挿入した状態を示したものであって、部品本体11から突設された複数のリード端子12はキンク加工により湾曲しており、これらリード端子12を各々プリント配線基板13の挿入孔14に挿入すると、リード端子12の湾曲した部分が挿入孔14の下端で挿入孔14の内壁に押し付けられるため、これが抵抗となって部品が固定され、浮きが抑えられるのである。
実開昭54−60287号公報
ところで、上述のようにキンク加工されたリード端子は先端が真下ではなく斜めに向いているため、プリント配線基板の真上からリード端子を挿入孔に挿入しようとしても上手く挿入することができず、一旦部品を傾けてリード端子の先端を挿入孔に合わせた後、捻りを加えて貫通させるという動作が必要になる。つまり、斜めに挿入して捻りを加えるという動作が加わることにより、従来のものと比べて作業性が低下することになるため、作業時間が増加して作業者の負担となってしまっていた。
また、このような基板に実装する部品にはコネクタのように角型が主流となっているものがあるが、角型の部品を挿入するときには捻りを加える際に部品の角が指に当たってしまうため痛みを伴うことになる。したがって、大量生産する場合には作業者にとって身体的にもかなりの負担増となることが懸念される。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、部品のリード端子を挿入する際の作業性を改善し、作業者の負担を減らすことが可能なプリント配線基板を提供することを目的とする。
本発明は、複数のリード端子が突設された基板部品を実装し、前記各リード端子が夫々挿通支持される挿入孔を備えたプリント配線基板において、前記リード端子の全部または一部は湾曲させてキンク加工がされており、キンク加工されたリード端子が挿入される挿入孔のうち少なくとも一つは他の挿入孔に対してずらして設けられていることを特徴とするプリント配線基板である。
また、前記基板部品はガイドピンを有しており、前記基板部品が実装された際にガイドピンが挿入されるガイド孔を備えることを特徴とする請求項1記載のプリント配線基板である。
また、キンク加工されたリード端子が挿入される挿入孔のうち少なくとも一つは、他の挿入孔に対してリード端子の湾曲している方向にずらして設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のプリント配線基板である。
また、前記基板部品はコネクタであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のプリント配線基板である。
上述のように構成することにより、一旦部品を斜めにしてリード端子の先端を挿入孔に合わせた後、捻りを加えて貫通させるという動作を行うことなく挿入孔にリード端子を挿入することができるため、作業時間を短縮することが可能となる。さらに、部品が角型であっても、捻りを加える必要がないため指に部品の角が当たって痛いという身体的負担を軽減することもできる。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のプリント配線基板は、複数のリード端子が設けられた部品が実装されるものであって、これら部品のリード端子の全部または一部は湾曲させてキンク加工が施されている。このようにリード端子を湾曲させることにより、リード端子がプリント配線基板の挿入孔に挿入された際にリード端子の湾曲した部分が挿入孔の内壁に押し付けられ、これが抵抗となって部品が固定されるので部品が基板から浮いてしまうことを防ぐようになっている。そして、キンク加工されたリード端子を挿入するための挿入孔のうち少なくとも一つは他の挿入孔に対してずらして設けられている。
キンク加工されたリード端子は湾曲しているため、キンク加工されていないリード端子(若しくは逆向きに湾曲したリード端子)とは端子の先端位置や向いている方向が異なっている。そのため、挿入孔をずらして設けることで、部品を基板と平行にした状態でキンク加工されたリード端子の先端を挿入孔に合わせられるようになり、部品を基板に対して真上から真っ直ぐに挿入することが可能となる。よって、部品を斜めにしたり捻ったりという動作を必要としないので作業時間が短縮されるのである。
さらには、基板に実装する部品が角型の形状であっても、捻るという動作を必要としないため、部品の角が指に当たって痛くなるという身体的負担も軽減することができる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。なお、本発明のプリント配線基板に実装される部品は複数のリード端子を有するものであればよく、特定の部品に限定するものではないが、本実施例ではコネクタを例として説明する。
図1は本発明のプリント配線基板に実装されるコネクタを示した図、図2はプリント配線基板の挿入孔とリード端子の位置を示した図、図3はコネクタをプリント配線基板に挿入した状態を示した図である。
コネクタ1は、コネクタ本体2と、コネクタ本体2の底部から突設して形成された複数のリード端子3(3a〜3d)と、逆向きに実装してしまうことを防止するためのガイドピン4を備えており、複数あるリード端子3のうちコネクタ本体2の両端の2本のリード端子3a、3dにはキンク加工が施されて湾曲した形状となっている。
なお、キンク加工を施すのはリード端子3の全部でも一部でもよいが、少なくともコネクタ本体2の両端の2本のリード端子3a、3dをキンク加工によりそれぞれ反対方向に湾曲させることでコネクタ1の浮きは有効に防止される。したがって、リード端子3が2本のコネクタの場合は全てのリード端子3にキンク加工を施すことが望ましい。
また、プリント配線基板5には、コネクタ1の形状を印刷して実装位置を示した位置決枠6、実装されるコネクタ1のリード端子3(3a〜3d)の配列に対応した挿入孔7(7a〜7d)と、ガイドピン4に対応するガイド孔8が形成されており、挿入孔7の孔径は、リード端子3を挿入する際の作業性を考慮してリード端子3の径よりも大きめに設定されている。
そして、位置決枠6内に示した破線Lは、コネクタ本体2の底面とリード端子3a〜3dとのそれぞれの接点を結んだ線をプリント配線基板5上に投影したものであって、キンク加工されていないリード端子3b、3cに対応する挿入孔7b、7cは、その中心が破線L上に位置するように配置されている。
これに対し、キンク加工されたリード端子3a、3dに対応する挿入孔7a、7dはその中心が破線Lからわずかにずらした位置に設けられていて、挿入孔7a、7dをずらす方向は、リード端子3a、3dの湾曲している方向(湾曲の山がある方向)と同じ方向となっており、破線Lに対して挿入孔7aは上に、7dは下にずらして配置される。
なお、本実施例では挿入孔7a、7dともに破線Lからずらして設けているが、少なくともキンク加工されたリード端子のうちどれか1つに対応する挿入孔が破線Lからずらして設けられていればよいので、7aか7dのどちらか一方をずらした構成としてもよい。
キンク加工により湾曲したリード端子3a、3dは、キンク加工されていないリード端子3b、3cとは先端位置や向いている方向が異なっている。したがって、挿入孔7a、7dの位置をリード端子3a、3dの湾曲している方向にずらして設けることで、コネクタ1をプリント配線基板5と平行にした状態でリード端子3a、3dの先端が挿入孔7a、7dに合致するようになる。
そして、上述のように構成したプリント配線基板5にコネクタ1を実装するときは、コネクタ1をプリント配線基板5と平行な状態として各挿入孔7にリード端子3の先端を合わせると、キンク加工されたリード端子3a、3dの先端も挿入孔7a、7dに合致するので、そのままリード端子3を挿入孔7に差し込むことができる。よって、コネクタ1をプリント配線基板5に対して真上から真っ直ぐに挿入することが可能となり、斜めにしたり捻ったりという動作を必要としないので作業時間が短縮されるのである。
また、コネクタ1のように形状の主流が角型の部品であっても、捻るという動作を必要としないため、コネクタ1の角が指に当たって痛くなるという身体的負担も軽減することができる。
また、万一、コネクタ1を実装する方向を間違えてしまったとしても、コネクタ1の角に設けられたガイドピン4が基板に当接するため、リード端子3を挿入することができないようになっている。この場合は、ガイドピン4がガイド孔8に嵌め込まれるように、コネクタ1を正しい方向に実装しなおせばよいため、コネクタ1の実装方向を間違えてしまうことも防止される。
そして、コネクタ1が正しい向きでプリント配線基板5に実装され、リード端子3が各々の挿入孔7に完全に挿入されると、リード端子3a、3dの湾曲した部分が挿入孔7a、7dの下端で内壁に押し付けられるため、これが抵抗となってコネクタ1が固定されることとなり、コネクタ1の浮き上がりが抑えられる。
本発明のプリント配線基板に実装されるコネクタである。 本発明のプリント配線基板の挿入孔とリード端子の位置を示した図である。 本発明のプリント配線基板に部品を挿入した図である。 従来のプリント配線基板に部品を挿入した図である。
符号の説明
3(3a〜3d) リード端子
1 基板部品(コネクタ)
7(7a〜7d) 挿入孔
4 ガイドピン
8 ガイド孔

Claims (4)

  1. 複数のリード端子が突設された基板部品を実装し、前記各リード端子が夫々挿通支持される挿入孔を備えたプリント配線基板において、前記リード端子の全部または一部は湾曲させてキンク加工がされており、キンク加工されたリード端子が挿入される挿入孔のうち少なくとも一つは他の挿入孔に対してずらして設けられていることを特徴とするプリント配線基板。
  2. 前記基板部品はガイドピンを有しており、前記基板部品が実装された際にガイドピンが挿入されるガイド孔を備えることを特徴とする請求項1記載のプリント配線基板。
  3. キンク加工されたリード端子が挿入される挿入孔のうち少なくとも一つは、他の挿入孔に対してリード端子の湾曲している方向にずらして設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のプリント配線基板。
  4. 前記基板部品はコネクタであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のプリント配線基板。
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