JP2008302071A - X線診断装置 - Google Patents

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直史 石川
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【課題】デジタル画像処理を行なうことによって順次生成される撮影画像のフィルミングを行なうX線診断装置において、検査効率を向上すること。
【解決手段】DR装置10は、検査毎に1フィルム内のフィルミングフォーマットを設定するフィルミングフォーマット設定部51と、検査の対象部位に対する透視・撮影を実行する透視・撮影実行部52と、撮影によって順次生成される撮影画像をフィルミングフォーマットに従って順次配置することで、フィルミングの形態を観念するフィルミング観念画像を順次生成するフィルミング観念画像生成部53と、撮影画像又は透視画像を表示すると共にフィルミング観念画像を順次表示する検査モニタ46aと、撮影によって順次生成される撮影画像をフィルミングフォーマットに従って配置して、フィルミング画像を生成するフィルミング画像を生成するフィルミング画像生成部55と、フィルミング画像を所要のタイミングでフィルミングするように制御するフィルミング画像出力制御部56とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタル画像処理を行なうことによって順次生成される撮影画像のフィルミングを行なうX線診断装置に関する。
近年、医用の分野においては、放射線を利用したCT(computed tomography)装置や、MRI(magnetic resonance imaging)装置等の各種医用画像撮影装置や、X線診断装置等の各種医用画像読取装置等の入力装置により、デジタル画像として入力された医用画像に各種画像処理を施してCRT(cathode ray tube)等のモニタに表示する、或いはフィルミング装置に出力する医用画像処理装置が開発されている。このような医用画像処理装置により見やすく可視化された画像を観察することによって、医師は的確な診断を行なうことができる。
患者の透視像を得ることを目的としたX線診断装置には、大きくは直接撮影装置と間接撮影方式とが存在し、直接撮影装置は、X線画像を直接にフィルムに記録する装置である。一方、間接撮影装置としては、DR(digital radiography)装置が存在する。DR装置は、X線画像が記録・表示される前に、電気的にとらえてデジタル化し、種々の画像処理を施して表示する装置である。
また、DR装置は、患者の撮影部位を透過したX線をI.I.(image intensifier)により光学像に変換し、この光学像を撮像装置、例えばCCD(charge coupled device)カメラにより撮像し、得られた画像信号をデジタル信号に変換してデジタルX線像を得るI.I.−DR装置(DSA(digital subtraction angiography)含む。)がある。また、DR装置には、CR(computed radiography)装置や、フラットセンサを用いた装置がある。
DR装置では、撮影によって生成される撮影画像をイメージャ等にフィルミングして診断に使用しているが、検査全体の撮影画像を枚数にするか、撮影画像をどのような形態でフィルミングするかに関して、一般的には、医療機関毎に決めている。
なお、本発明に関連する技術として、以下の特許文献が開示されている。
特開2000−11061号公報 特開2000−10987号公報
DR装置では、病院や検診施設毎に撮影画像の生成枚数が決まっていることが多いので、医師及び技師等の検査実施者は、現在、検査中に何枚の撮影画像を撮影したかを把握する必要がある。しかしながら、従来の技術によると、検査中に何枚の撮影画像を撮影したかを把握するためには、透視中に検査モニタに表示される透視画像を見ながら撮影位置、撮影のタイミングを決めて撮影を実行させ、透視画像に代替して一時的に検査モニタに表示される撮影画像が診断に適しているものかどうかを判断する作業を繰り返す検査中に、検査モニタからシステムモニタに目を移す必要があった。よって、検査実施者にとって検査効率が悪かった。
さらに、従来の技術によると、撮影画像をイメージャ等にフィルミングする際、撮影画像がどのような配置でフィルミングになるかは、検査実施者が入力装置を操作してDR装置の『Filming』という別の画面に移らなければ確認できなかった。よって、検査実施者にとって検査効率が悪かった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、検査効率を向上できるX線診断装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線診断装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、デジタル画像処理を行なうことによって順次生成される撮影画像のフィルミングを行なうX線診断装置において、検査毎に1フィルム内の撮影画像枚数、撮影画像配置及び撮影画像配置序列によって決まるフィルミングフォーマットを設定するフィルミングフォーマット設定部と、前記検査の対象部位に対する透視・撮影を実行する透視・撮影実行部と、前記透視・撮影実行部が実行する前記撮影によって順次生成される前記撮影画像を、前記フィルミングフォーマット設定部によって設定されたフィルミングフォーマットに従って順次配置することで、前記フィルミングの形態を観念するフィルミング観念画像を順次生成するフィルミング観念画像生成部と、前記撮影画像又は透視画像を表示すると共に、前記フィルミング観念画像生成部によって順次生成される前記フィルミング観念画像を順次表示するモニタと、前記透視・撮影実行部が実行する前記撮影によって順次生成される前記撮影画像を、前記フィルミングフォーマット設定部によって設定された前記フィルミングフォーマットに従って配置して、フィルミング画像を生成するフィルミング画像を生成するフィルミング画像生成部と、前記フィルミング画像生成部によって生成される前記フィルミング画像を所要のタイミングでフィルミングするように制御するフィルミング画像出力制御部と、を有する。
本発明に係るX線診断装置によると、検査効率を向上できる。
本発明に係るX線診断装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るX線診断装置の実施形態を示す概略図である。
図1は、デジタル画像処理を行なうことによって順次生成される撮影画像のフィルミングを行なうX線診断装置、例えばDR装置10を示す。DR装置10は、大きくは、Cアーム保持装置11及びDF(digital fluorography)装置12から構成される。なお、DR装置10としては、被検体(患者)Pの検査の対象部位を透過したX線をI.I.(image intensifier)により光学像に変換し、この光学像を撮像装置、例えばCCD(charge coupled device)カメラにより撮像し、得られた画像信号をデジタル信号に変換してデジタルX線像を得るI.I.−DR装置や、CR(computed radiography)装置や、フラットセンサを用いた装置がある。本実施形態では、DR装置10のとしてのI.I.−DR装置を例にとって説明する。
Cアーム保持装置11は、X線管21、X線検出装置22、Cアーム23、天板25、高電圧供給装置26及び駆動機構27を設ける。なお、Cアーム保持装置11は、X線管21が天板25の下方に位置するアンダーチューブタイプである場合を説明するが、X線管21が天板25の上方に位置するオーバーチューブタイプである場合であってもよい。また、X線管21のX線の出射側に、複数枚の鉛羽で構成されるX線照射野絞りや、シリコンゴム等で形成されハレーションを防止するために所定量の照射X線を減衰させる補償フィルタを設けてもよい。
X線管21は、Cアーム23の一端に設けられ、高電圧供給回路26から高電圧電力の供給を受けて、この高電圧電力の条件に応じて患者Pの撮影部位に向かってX線を曝射する。
X線検出装置22は、Cアーム23の他端であってX線管21の出射側に設けられ、患者Pを透過したX線を検出する。X線検出装置22は、大きくは、I.I.22a及びTVカメラ22bを備える。
I.I.22aは、患者Pを透過したX線を可視光に変換し、さらに、光−電子−光変換の過程で輝度の倍増を行なって感度のよい投影データを形成させる。TVカメラ22bは、CCD(charge coupled device)撮像素子を用いて光学的な投影データを電気信号に変換する。
Cアーム23は、その一端にX線管21を、他端にX線検出装置22を支持することで、X線管21とX線検出装置22とを、患者Pを中心に対向配置させる。Cアーム24は、駆動機構27によって、その移動量、移動タイミング及び移動速度が制御される。
天板25は、患者Pを載置する。
高電圧供給装置26は、DF装置12の制御によって、X線管21に高電圧電力を供給する。
駆動機構27は、DF装置12による制御に従って、Cアーム23を円弧動(LAO(left anterior oblique view)方向及びRAO(right anterior oblique view)方向の移動)させたり、Cアーム23を回転動(CRA(cranial view)方向及びCAU(caudal view)方向の移動)させたりする。
また、駆動機構27は、DF装置12による制御に従ってCアーム23を患者Pの体軸方向に対して平行移動させたり、Cアーム23及び天板25を一体として起倒させたりする。さらに、駆動機構27は、X線管21及びX線検出装置22を患者Pの体軸方向に移動させて撮影するために、DF装置12による制御に従ってCアーム23を患者Pの体軸方向に直線移動させる。加えて、駆動機構27は、DF装置12による制御に従って天板25を上下方向、左右方向及び体軸方向に移動させる。
一方、DF装置12は、コンピュータをベースとして構成されており、病院基幹のLAN(local area network)等のネットワークNと相互通信可能である。DF装置12は、大きくは、プロセッサとしてのCPU(central processing unit)31、包括メモリ32、HD(hard disc)33、入力装置34、通信制御装置35、システム制御装置36、A/D(analog to digital)変換回路41、画像生成・処理回路42、画像メモリ43、イメージャ44、画像合成回路45及びモニタ部46等のハードウェアから構成される。CPU31は、共通信号伝送路としてのバスを介して、DF装置12を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。なお、DF装置12は、記録媒体用のドライブ(図示しない)を具備する場合もある。
CPU31は、医師及び技師等の検査実施者によって入力装置34が操作等されることにより指令が入力されると、包括メモリ32に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU31は、HD33に記憶しているプログラム、ネットワークNから転送され通信制御装置35で受信されてHD33にインストールされたプログラム、又は記録媒体用のドライブ(図示しない)に装着された記録媒体から読み出されてHD33にインストールされたプログラムを、包括メモリ32にロードして実行する。
包括メモリ32は、ROM(read only memory)及びRAM(random access memory)等の要素を兼ね備え、IPL(initial program loading)、BIOS(basic input/output system)及びデータを記憶したり、CPU31のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いたりする記憶装置である。
HD33は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクによって構成され、読み取り装置(図示しない)に着脱不能で内蔵されている。HD33は、DF装置12にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(operating system)等も含まれる)や、データを記憶する記憶装置である。また、OSに、検査実施者に対する情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置37aによって行なうことができるGUI(graphical user interface)を提供させることもできる。
入力装置34としては、検査実施者によって操作が可能なキーボード及びマウス等が挙げられ、操作に従った入力信号がCPU31に送られる。入力装置34は、大きくは、メインコンソール及びシステムコンソールによって構成される。
通信制御装置35は、各規格に応じた通信制御を行なう。通信制御装置35は、電話回線を通じてネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、アンギオ装置6は、通信制御装置35からネットワークN網に接続することができる。
システム制御装置36は、図示しないCPU及びメモリを含んでいる。システム制御装置36は、CPU31からの指示に従って、Cアーム保持装置11の高電圧供給装置26及び駆動機構27等の動作を制御する。
A/D変換回路41は、X線検出装置22から出力された時系列的なアナログ信号(ビデオ信号)をデジタル信号に変換する。
画像生成・処理回路42は、CPU31の制御によって、A/D変換回路41から出力された投影データのデジタル信号に対して対数変換処理(LOG処理)行ない、必要に応じて加算処理して画像データを生成し、その画像データを画像メモリ43に記憶させる。また、画像生成・処理回路42は、画像データに対して画像処理を施し、画像処理後の画像データを画像メモリ43に記憶させる。当該画像処理としては、画像データに対する拡大/諧調/空間ファイルタ処理や、時系列に蓄積された画像データの最小値/最大値トレース処理、及びノイズを除去するための加算処理等が挙げられる。なお、画像生成・処理回路42による画像処理後の画像データは、画像合成回路45に出力されると共に、画像メモリ43等の記憶装置に記憶される。
画像メモリ43は、CPU31の制御によって、画像生成・処理回路42から出力された画像データを記憶する。
イメージャ44は、CPU31の制御によって、後述するフィルミング画像をフィルミングする。
画像合成回路45は、CPU31の制御によって、画像生成・処理回路42によって生成される透視画像に、患者名等の検査情報(パラメータの文字情報及び目盛等)と、後述するフィルミング観念画像及びフィルム経過枚数画像とを合成し、その合成信号をD/A(digital to analog)変換後、ビデオ信号としてモニタ部46に出力する。又は、画像合成回路45は、CPU31の制御によって、画像生成・処理回路42によって生成される撮影画像に、検査情報と、後述するフィルミング観念画像及びフィルム経過枚数画像とを合成し、その合成信号をD/A変換後、ビデオ信号としてモニタ部46に出力する。
図2は、入力装置34及びモニタ部46を設ける操作卓の一例を示す概観図である。
モニタ部46は、検査モニタ46a及びシステムモニタ46bから構成される。
検査モニタ46aは、検査情報と、後述するフィルミング観念画像及びフィルム経過枚数画像と共に、透視画像(動画)及び撮影画像(静止画)を切り替え表示する。検査モニタ46aは、画像合成回路45から出力される透視画像又は撮影画像をライブ画像として表示する。
システムモニタ46bは、FOV(field of view)切り替えのためのデータ等、主にCアーム保持装置11の制御を行なうためのデータを表示する。
なお、モニタ部46には、検査モニタ46a及びシステムモニタ46b以外に、検査を適正に遂行するための他のモニタをさらに設ける場合もある。
図3は、DR装置10の機能を示すブロック図である。
図1に示すCPU31がプログラムを実行することによって、DR装置10は、フィルミングフォーマット設定部51、透視・撮影実行部52、フィルミング観念画像生成部53、フィルム経過枚数画像生成部54及びフィルミング画像生成部55及びフィルミング画像出力制御部56として機能する。なお、各構成要素51乃至56は、CPU31がプログラムを実行することによってソフトウェア的に機能するものとして説明するが、その全部又は一部がDR装置10にハードウェアとして設けられるものであってもよい。また、フィルム経過枚数画像生成部54は、DR装置10に必須の構成要素ではない。
フィルミングフォーマット設定部51は、検査実施者が入力装置34を用いて所望のフィルミングフォーマット(雛型)を入力することによって、検査毎に、1フィルム内の撮影画像枚数、撮影画像配置及び撮影画像配置序列によって決まるフィルミングフォーマットを設定する機能を有する。
図4及び図5は、フィルミングフォーマット設定部51によって設定されるフィルミングフォーマットの例を示す概要図である。
図4は、フィルミングフォーマット設定部51によって、1フィルム内の撮影画像枚数を4枚とし、撮影画像配置を縦2×横2とするフィルミングフォーマットを示す。また、撮影画像序列は、横方向を優先としている。一方、図5は、フィルミングフォーマット設定部51によって、1フィルム内の撮影画像枚数を6枚とし、撮影画像配置を縦2×横3とするフィルミングフォーマットを示す。また、撮影画像序列は、横方向を優先としている。
透視・撮影実行部52は、システム制御装置36を制御し、検査の対象部位に対する透視・撮影を実行する機能を有する。
フィルミング観念画像生成部53は、透視・撮影実行部52が実行する撮影によって画像生成・処理回路42によって順次生成される撮影画像を、フィルミングフォーマット設定部51によって設定されたフィルミングフォーマットに従って順次配置することで、フィルミングの形態を観念するフィルミング観念画像を順次生成する機能を有する。フィルミング観念画像生成部53によって順次生成されたフィルミング観念画像は、画像合成回路45に順次出力される。
具体的には、フィルミング観念画像生成部53は、フィルミングフォーマット設定部51によって設定されたフィルミングフォーマットに従って、第1のフィルム上の「序列(1)」の位置から、1フィルム内の撮影画像枚数の最大値(例えば、図4の説明では「序列(4)」、図5の説明では「序列(6)」)の位置までに撮影画像を順次配置することで第1のフィルムに関するフィルミング観念画像を順次生成する。次いで、フィルミング観念画像生成部53は、1フィルム内の撮影画像枚数の最大値の位置まで撮影画像を全て配置すると、フィルミングフォーマットに従って、第1のフィルムに続く第2のフィルム上の「序列(1)」の位置から撮影画像を順次配置することで、第2のフィルムに関するフィルミング観念画像を順次生成する。
フィルム経過枚数画像生成部54は、透視・撮影実行部52が実行する撮影によって画像生成・処理回路42によって順次生成される撮影画像が全体の撮影画像の枚数のうち何枚目に相当するかを示す撮影画像経過枚数と、フィルミングフォーマット設定部51によって設定された1フィルム内の撮影画像枚数とを基に、画像生成・処理回路42によって順次生成される撮影画像のフィルミングが、何枚目のフィルムに相当するかを示すフィルム経過枚数画像を生成する機能を有する。フィルム経過枚数画像生成部54によって順次生成されたフィルム経過枚数画像は、画像合成回路45に順次出力される。
図6は、検査中における検査モニタ46aの表示画面の第1例を示す概念図である。
患者Pの検査の対象部位、例えば消化器(胃)の検査中に検査モニタ46aに表示される表示画面を示している。検査モニタ46aは、図6に示すように、検査情報、撮影画像(透視画像の時もある)、フィルミング観念画像及びフィルム経過枚数画像を共に表示する。
具体的には、図6は、フィルミングフォーマット設定部51によって図4に示すフィルミングフォーマットを設定した場合であって、撮影画像を7枚生成したタイミングにおける表示画面を示す。表示画面の右下側には、フィルム経過枚数画像生成部54によって生成されたフィルム経過枚数画像である「只今、2枚目」が表示されている。また、表示画面の右下側には、フィルミングフォーマット設定部51によって設定された図4に示すフィルミングフォーマット上に3枚の撮影画像がそれぞれ配置されたフィルミング観念画像が表示されている。
なお、図6に示す表示画面では、検査モニタ46aは、フィルミング観念画像生成部53によって順次生成されるフィルミング観念画像を、順次更新表示する構成とする。また、図6に示す表示画面では、検査モニタ46aは、フィルム経過枚数画像生成部54によって生成されるフィルム経過枚数画像を順次更新表示する。
ここでは、表示画面の右下側にフィルミング観念画像及びフィルム経過枚数画像を表示する例を示すが、表示画面の右下側に表示する場合に限定されるものではない。
また、図3に示すフィルミング画像生成部55は、透視・撮影実行部52が実行する撮影によって画像生成・処理回路42によって順次生成される撮影画像を、フィルミングフォーマット設定部51によって設定されたフィルミングフォーマットに従って配置して、フィルミング画像を生成する機能を有する。
フィルミング画像出力制御部56は、フィルミング画像生成部55によって生成されるフィルミング画像を所要のタイミングでフィルミングするように、イメージャ44を制御する機能を有する。例えば、フィルミング画像出力制御部56は、フィルミング画像生成部55からフィルミング画像が出力される毎に、フィルミング画像をフィルミングするようにイメージャ44を制御してもよい。又は、フィルミング画像出力制御部56は、同一検査中にフィルミング画像生成部55から出力される全てのフィルミング画像を、検査が終了した後でまとめてフィルミングするようにイメージャ44を制御してもよい。又は、フィルミング画像出力制御部56は、フィルミング画像生成部55から出力される全てのフィルミング画像を、複数の検査が終了した後、例えば1日の検査がすべて終了した後でまとめてフィルミングするようにイメージャ44を制御してもよい。
図7は、検査中における検査モニタ46aの表示画面の第2例を示す概念図である。
患者Pの検査部位、例えば消化器(胃)の検査中、検査モニタ46aは、図7に示すように、撮影画像(透視画像の場合もある)、検査情報、フィルミング観念画像を共に表示する。
図7に表示する表示例の場合、フィルミング観念画像生成部53が画像合成回路45を制御することによって、検査モニタ46aは、フィルミング観念画像生成部53によって順次生成されるフィルミング観念画像を、カスケード表示(複数のウィンドウを、上下左右を少しずつずらしながら重ねて表示する表示方法)する。
本実施形態のDR装置10によると、検査実施者は、透視中に検査モニタ46aに表示される透視画像を見ながら撮影位置、撮影のタイミングを決めて撮影を実行させ、透視画像に代替して一時的に検査モニタ46aに表示される撮影画像が診断に適しているものかどうかを判断する作業を繰り返す検査中に、検査モニタ46aを見るだけで、予め設定された全体の撮影画像枚数のうち、現在、何枚の撮影画像を撮影したのかを把握することができる。また、本実施形態のDR装置10によると、検査実施者は、検査中に、検査モニタ46aを見るだけで、イメージャ44によってどうような形態でフィルミングされるのかを把握することができる。よって、本実施形態のDR装置10によると、検査中に、現在、何枚の撮影画像を撮影したのか、どのような形態でフィルミングされるのかを把握したい場合にも、入力装置を用いて把握したい内容をシステムモニタ46b上に表示させる必要がないので、検査効率を向上することができる。
本実施形態のDR装置10は、定期の健康診断等のように、同一の検査対象部位について複数の患者を連続的に検査する場合に特に有効である。
本発明に係るX線診断装置の実施形態を示す概略図。 入力装置及びモニタ部を設ける操作卓の一例を示す概観図。 本実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 フィルミングフォーマットの例を示す概要図。 フィルミングフォーマットの例を示す概要図。 検査中における検査モニタの表示画面の第1例を示す概念図。 検査中における検査モニタの表示画面の第2例を示す概念図。
符号の説明
10 DR装置
11 Cアーム保持装置
12 DF装置
42 画像生成・処理回路
44 イメージャ
45 画像合成回路
46 モニタ部
46a 検査モニタ
46b システムモニタ
51 フィルミングフォーマット設定部
52 透視・撮影実行部
53 フィルミング観念画像生成部
54 フィルム経過枚数画像生成部
55 フィルミング画像生成部
56 フィルミング画像出力制御部

Claims (7)

  1. デジタル画像処理を行なうことによって順次生成される撮影画像のフィルミングを行なうX線診断装置において、
    検査毎に1フィルム内の撮影画像枚数、撮影画像配置及び撮影画像配置序列によって決まるフィルミングフォーマットを設定するフィルミングフォーマット設定部と、
    前記検査の対象部位に対する透視・撮影を実行する透視・撮影実行部と、
    前記透視・撮影実行部が実行する前記撮影によって順次生成される前記撮影画像を、前記フィルミングフォーマット設定部によって設定されたフィルミングフォーマットに従って順次配置することで、前記フィルミングの形態を観念するフィルミング観念画像を順次生成するフィルミング観念画像生成部と、
    前記撮影画像又は透視画像を表示すると共に、前記フィルミング観念画像生成部によって順次生成される前記フィルミング観念画像を順次表示するモニタと、
    前記透視・撮影実行部が実行する前記撮影によって順次生成される前記撮影画像を、前記フィルミングフォーマット設定部によって設定された前記フィルミングフォーマットに従って配置して、フィルミング画像を生成するフィルミング画像を生成するフィルミング画像生成部と、
    前記フィルミング画像生成部によって生成される前記フィルミング画像を所要のタイミングでフィルミングするように制御するフィルミング画像出力制御部と、
    を有することを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記透視・撮影実行部が実行する前記撮影によって順次生成される前記撮影画像が全体の撮影画像枚数のうちの何枚目に相当するかを示す撮影画像経過枚数と、前記フィルミングフォーマット設定部によって設定された前記1フィルム内の撮影画像枚数とを基に、前記撮影画像のフィルミングが何枚目のフィルムに相当するかを示すフィルム経過枚数を演算し、そのフィルム経過枚数を表すフィルム経過枚数画像を順次生成するフィルム経過枚数生成部をさらに有し、前記モニタは、前記フィルム経過枚数画像を順次更新表示する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記モニタは、前記フィルミング観念画像生成部によって順次生成される前記フィルミング観念画像を、順次更新表示する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  4. 前記モニタは、前記フィルミング観念画像生成部によって順次生成される前記フィルミング観念画像を、カスケード表示する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  5. 前記フィルミング画像出力制御部は、前記フィルミング画像生成部から前記フィルミング画像が出力される毎に、前記フィルミング画像をフィルミングするように制御する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  6. 前記フィルミング画像出力制御部は、同一の前記検査中に前記フィルミング画像生成部から出力される全てのフィルミング画像を、前記検査が終了した後でまとめてフィルミングするように制御する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
  7. 前記フィルミング画像出力制御部は、前記フィルミング画像生成部から出力される全てのフィルミング画像を、複数の前記検査が終了した後でまとめてフィルミングするように制御する構成とすることを特徴とする請求項1に記載のX線診断装置。
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