JP2008301916A - 揮散装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体に取り付けられたポンプからの薬剤の噴出と揮散体からの薬剤の揮散とを不具合無く両立することができる揮散装置を提供する。
【解決手段】取付部材21を、容器体11の口部16に内嵌する周壁31と、周壁31の内側に配置された接続部32と、接続部32の下端及び周壁31の下端を全周に渡って連設する連設部33とで構成し、周壁31と接続部32間にリング溝34を形成する。取付部材21の接続部32を嵌合部101のポンプ取付部124に内嵌し、容器体11を取付部材21を介してスプレー構成部材12のポンプ41に接続する。リング溝34に小筒部51を設け、小筒部51の内嵌穴53に吸上芯52を内嵌する。容器体11より吸上芯52で吸い上げた薬剤2を揮散体71から揮散する。
【選択図】図1

Description

本発明は、芳香剤等の薬剤を揮散する機能を備えた揮散装置に関する。
従来、芳香剤を揮散する際には、揮散装置が用いられている。
この揮散装置としては、薬剤を噴出する機能と揮散する機能とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
この揮散装置においては、容器体の口部に円筒状の固定筒が取り付けられており、該固定筒の周壁内面には、係止筒部が一体形成されている。この固定筒の開口部には、噴霧ポンプの吸上パイプが遊嵌した状態で挿入されており、前記係止筒部には、吸上芯が挿入された状態で係止されている。
前記噴霧ポンプの吸上パイプの外周部には、揮散紙が設けられており、該揮散紙は、前記固定筒上に配置された状態で、該固定筒の周壁と前記吸上パイプとの間に開口した隙間を閉鎖するとともに、前記吸上芯と接触するように構成されている。
これにより、前記容器体内の薬剤を、前記吸上芯を介して前記揮散紙に吸い上げることで、該揮散紙から揮散できるように構成されている。また、前記噴霧ポンプを押操作することによって、前記容器本体内の薬剤を前記吸上パイプで吸い上げてノズルから噴出できるように構成されている。
実開平7−000882号公報
しかしながら、このような従来の揮散装置にあっては、転倒した際に容器体内の薬剤が吸上パイプの外周部に形成された隙間から流出してまう。
このとき、この隙間は、前記固定筒上に配置された揮散紙で閉鎖されており、流出した薬剤は、この揮散紙に吸収されることとなるが、その吸収量を超えた薬剤が、外側にこぼれ出る恐れがあった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、容器本体に取り付けられたポンプからの薬剤の噴出と揮散体からの薬剤の揮散とを不具合無く両立することができる揮散装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の揮散装置にあっては、容器体内の薬剤をポンプで吸い上げて噴出する噴出機能と、前記薬剤を吸上芯で吸い上げて揮散体から揮散する揮散機能とを備えた揮散装置において、前記容器体の口部を閉鎖する取付部材に、前記ポンプに接続され該ポンプの吸上パイプを前記容器体内部に案内する接続部と、前記吸上芯を内嵌した状態で挿通して前記容器体内部に案内する内嵌穴とを設け、該内嵌穴を前記接続部の外側に配置するとともに、当該内嵌穴より突出した前記吸上芯に接続される前記揮散体を前記接続部の外周部に配設した。
すなわち、前記容器体の口部は、取付部材によって閉鎖されており、該取付部材には、前記ポンプに接続される接続部と、吸上芯が内嵌する内嵌穴とが設けられ、該内嵌穴は前記接続部の外側に配置されている。
このため、前記吸上芯を保持する内嵌穴を、前記ポンプに接続される接続部から独立することができる。これにより、この独立して設けられた接続部によって前記ポンプを前記容器体に接続することができ、前記ポンプからの薬剤の噴出が可能となる。
そして、揮散体を前記接続部の外周部に配設することで、当該揮散体を前記内嵌穴より突出した前記吸上芯に接続することができる。これにより、該吸上芯で吸い上げた薬剤を前記揮散体から揮散することができる。
また、請求項2の揮散装置においては、前記接続部を、前記ポンプ側に突出して該ポンプ側に嵌合する筒状に形成した。
すなわち、ポンプ側に突出した筒状の接続部を、前記ポンプ側に嵌合することで、当該ポンプは、前記容器体に接続される。
このとき、筒状の接続部に前記揮散体を外嵌することで、当該揮散体を前記接続部の外周部に配設した状態で、前記内嵌穴より突出した前記吸上芯上に配置して接続することができる。
さらに、請求項3の揮散装置では、前記取付部材を、前記口部に内嵌される筒状の周壁と、該周壁の内側に配置された前記接続部と、該接続部及び前記周壁を全周に渡って連設する連設部とで構成し、該連設部に前記内嵌穴を設けた。
これにより、前記取付部材の構造が簡素化される。
また、この取付部材を前記容器体の口部に嵌着するだけで、当該取付部材は、前記容器体にセットされる。
加えて、請求項4の揮散装置にあっては、前記周壁の下端と前記接続部の下端とを前記連設部で連設して前記接続部と前記周壁との間にリング溝を形成するとともに、該リング溝の底面を構成する前記連設部に、前記容器体内部に連通する極小の呼吸穴を設けた。
すなわち、前記取付部材を構成する周壁と前記接続部との間には、リング溝が形成されており、該リング溝の底面を構成する前記連設部には、前記容器体内部に連通する極小の呼吸穴が開設されている。
このため、揮散体から薬剤が揮散すると前記呼吸穴から前記容器体内へ空気が流入することで、揮散に伴って容器体内に発生する負圧が解消される。
また、この呼吸穴は、極小であるため、容器体内の薬剤の漏れが未然に防止される。
さらに、前記呼吸穴から僅かな量の薬剤が漏れることがあったとしても、その薬剤を前記リング溝に貯留することができる。
以上説明したように本発明の請求項1の揮散装置にあっては、吸上芯を保持する内嵌穴とポンプに嵌合する接続部とを独立して設けることで、前記内嵌穴から独立した接続部によって前記ポンプを前記容器体に接続することができる。
このため、ポンプの吸上パイプが挿入される穴内に吸上芯の係止筒部が存在する構造上、前記吸上パイプの外周部に隙間が形成されてしまう従来と比較して、転倒した場合であっても、前記容器体からの薬剤の流出を防止することができる。
したがって、容器体に取り付けられたポンプからの薬剤の噴出と、揮散体からの薬剤の揮散とを不具合無く両立することができる。
また、請求項2の揮散装置においては、ポンプ側に突出した筒状の接続部を前記ポンプ側に嵌合するだけで、当該ポンプを前記容器体に接続することができる。
このとき、筒状の接続部に前記揮散体を外嵌することで、当該揮散体を前記接続部の外周部に配設した状態で、前記内嵌穴より突出した前記吸上芯上に配置して接続することができる。
さらに、請求項3の揮散装置では、簡素な構造で前記取付部材を構成することができる。
そして、この取付部材を前記容器体の口部に嵌着するだけで、当該取付部材を前記容器体にセットすることができる。
加えて、請求項4の揮散装置にあっては、前記取付部材を構成する周壁と接続部との間にリング溝が形成されており、該リング溝の底面を構成する連設部に、前記容器体内部へ連通する極小の呼吸穴が開設されている。
このため、揮散体から薬剤が揮散すると前記呼吸穴から前記容器体内へ空気が流入することで、揮散に伴って容器体内に発生する負圧を解消することができる。これにより、前記内嵌穴に内嵌した前記吸上芯による薬剤の吸い上げ力の低下を未然に防止することができる。
また、この呼吸穴は、極小であるため、前記容器体内の薬剤の不用意な漏れを防止することができる。
さらに、前記呼吸穴から僅かな量の薬剤が漏れることがあったとしても、その薬剤を前記リング溝に貯留することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる揮散装置1を示す図であり、該揮散装置1は、消臭剤、芳香剤、防虫剤、殺虫剤等の液状の薬剤2を噴出する機能と揮散する機能とを備えている。
この揮散装置1は、容器体11と、該容器体11の上部に取り付けられたスプレー構成部材12とによって構成されている。
前記容器体11は、直方体形状に形成されており、当該容器体11の内部には、前記薬剤2が収容されている。前記容器体11の周面13上部には、係止溝14が全周に渡って凹設されており、天面15の中央部には、上方へ突出した円筒状の口部16が一体形成されている。該口部16には、前記容器体11の内部と外部とを連通する開口部が上方へ向けて開口しており、当該口部16の外周面には、販売時に閉鎖キャップを螺着する為の雄ねじ18が形成されている。
前記口部16の開口部には、取付部材21が内嵌された状態で装着されており、該取付部材21によって前記口部16の開口部が閉鎖されている。
前記取付部材21は、図2にも示すように、前記口部16に内嵌される円筒状の周壁31と、該周壁31の内側に離間して配置された円筒状の接続部32と、該接続部32の下端及び前記周壁31の下端を全周に渡って連設する円形リング状の連設部33とによって一体形成されており、前記周壁31と前記接続部32との間には、円形リング状のリング溝34が形成されている。前記周壁31の上端部には、外方へ延出した鍔部35が一体形成されており、当該取付部材21を前記口部16に内嵌した状態で、前記鍔部35が前記口部16の上端に当接して、その挿入量を規制できるように構成されている。
この取付部材21の前記接続部32の長さ寸法は、前記周壁31より長く設定されており、当該接続部32は、その先端部が前記スプレー構成部材12側へ突出するように構成されている。また、この接続部32の先端部には、先端へ向かうに従って縮径するように形成された、先細り形状のテーパ部36が形成されている。
これにより、図1に示したように、当該接続部32を、前記スプレー構成部材12のポンプ41に接続できるように構成されており、装着時には、先細りしたテーパ部36によって容易に内嵌できるように構成されている。
前記取付部材21には、図2の(a)に示したように、前記周壁31と前記接続部32との間の前記リング溝34に円筒状の小筒部51が一体形成されており、該小筒部51によって吸上芯52を内嵌する内嵌穴53が形成されている(図1参照)。該内嵌穴53は、図2の(b)にも示すように、前記リング溝34の底面を構成する前記連設部33を貫通しており、図1に示したように、前記容器体11内に連通するように構成されている。
これにより、前記内嵌穴53は、前記接続部32の外側に配置されており、この内嵌穴53に密着的に内嵌された棒状の前記吸上芯52は、前記容器体11内に案内されるとともに、その下端が当該容器体11の底面61に達する一方、その上端が前記周壁31より上方へ突出するように構成されている。
そして、前記接続部32には、揮散体71が外嵌した状態で取り付けられており、当該接続部32の外周部に前記揮散体71が配設されている。該揮散体71は、厚肉板状に形成されており、その中央部には、前記接続部32が挿通する円形穴72が設けられている。
この揮散体71は、フェルトや不織布や濾紙等の吸水性素材で構成されており、厚み方向へ弾性変形する弾力性を有している。当該揮散体71は、前記周壁31の上端に載置された状態で支持されており、この支持状態において、前記内嵌穴53より突出した前記吸上芯52に接続されるように構成されている。
これにより、前記容器体11の前記薬剤2を、前記吸上芯52で前記揮散体71に吸い上げることによって、この薬剤2を当該揮散体71から揮散できるように構成されている。
そして、前記リング溝34の底面を構成する前記連設部33には、図2に示したように、前記小筒部51と逆側に呼吸穴81が開設されており、該呼吸穴81は前記容器体11内部に連通している。
前記スプレー構成部材12は、図1に示したように、直方体形状に形成されており、該スプレー構成部材12は、前記容器体11の上部に嵌着される嵌合部101を備えている。
該嵌合部101は、下方へ開口した矩形容器状に形成されており、前記容器体11の上部に外嵌する下縁部には、前記容器体11の周面13に形成された前記係止溝14に係止される係止部111が各面に突設されている。この嵌合部101の側面には、複数の揮散口112,・・・が開設されており、前記揮散体71から揮散した前記薬剤2を外部へ放出できるように構成されている。
前記嵌合部101の上部には、縮径した小径部121が形成されており、該小径部121の天面122には、周面に雄ねじ123を有した円筒状のポンプ取付部124が突設されている。該ポンプ取付部124には、前記容器体11内の薬剤2を吸い上げる前記ポンプ41が螺着固定されており、該ポンプ41のシリンダ125は、前記ポンプ取付部124を介して前記天面122より下方へ向けて延出している。
このポンプ取付部124の下部には、前記容器体11内に取り付けられた前記取付部材21の前記接続部32が内嵌しており、当該接続部32は、全周に渡って前記ポンプ取付部124の内周面に密着するように構成されている。これにより、前記容器体11は、前記取付部材21を介して、前記スプレー構成部材12の前記ポンプ41に接続されている。
該ポンプ41の前記シリンダ125からは、前記薬剤2を吸い上げる為の吸上パイプ131が延出しており、該吸上パイプ131は、前記取付部材21の前記接続部32を介して、前記容器体11内に案内されるとともに、その下端が前記容器体11の底部に達するように構成されている。
前記ポンプ41には、噴霧部141が上下動自在に支持されており、該噴霧部141は、頭部142と該頭部142より側方へ向けて延出したノズル143とによって構成されている。この噴霧部141は、前記頭部142が矩形容器状の操作キャップ144の天面145に設けられた嵌着部146に嵌着固定されており、当該操作キャップ144の下端部は、前記嵌合部101の前記小径部121に上下動自在に外嵌している。
これにより、前記操作キャップ144を押し下げた際には、該操作キャップ144と共に前記噴霧部141の前記頭部142が下動して前記ポンプ41を作動させ、前記吸上パイプ131によって前記容器体11内の薬剤2を吸い上げるとともに、この薬剤2を前記ノズル143の先端から前記操作キャップ144に設けられた噴霧口151を介して噴霧できるように構成されている。
これにより、当該揮散装置1では、前記容器体11内の薬剤2を前記ポンプ41で吸い上げて噴出する噴出機能と、前記薬剤2を前記吸上芯52で吸い上げて前記揮散体71から揮散する揮散機能とを備えている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記容器体11の口部16は、当該口部16に嵌着された取付部材21によって閉鎖されている。そして、この取付部材21には、前記ポンプ41に接続される接続部32と、前記吸上芯52が内嵌する内嵌穴53とが設けられており、該内嵌穴53は、前記接続部32の外側に配置されている。
このため、前記吸上芯52を保持する前記内嵌穴53を、前記ポンプ41に接続される前記接続部32から独立することができる。これにより、この独立して設けられた接続部32によって前記ポンプ41を前記容器体11に接続することができ、前記ポンプ41からの薬剤2の噴出が可能となる。
そして、前記揮散体71を前記接続部32の外周部に配設することで、当該揮散体71を前記内嵌穴53より突出した前記吸上芯52に接続することができる。これにより、該吸上芯52で吸い上げた薬剤2を前記揮散体71から揮散することができる。
このように、前記吸上芯52を保持する前記内嵌穴53から独立した前記接続部32によって前記ポンプ41を前記容器体11に接続することができるので、ポンプの吸上パイプが挿入される穴内に吸上芯の係止筒部が存在する構造上、前記吸上パイプの外周部に隙間が形成されてしまう従来と比較して、転倒した場合であっても、前記容器体11からの薬剤2の流出を防止することができる。
したがって、前記容器体11に取り付けられたポンプ41からの薬剤2の噴出と、前記揮散体71からの薬剤2の揮散とを不具合無く両立することができる。
また、前記ポンプ41側に突出した筒状の前記接続部32を、前記ポンプ41側の嵌合部101に設けられたポンプ取付部124に内嵌することで、当該ポンプ41を前記容器体11に接続することができる。
このとき、筒状の前記接続部32に前記揮散体71を外嵌することで、当該揮散体71を前記接続部32の外周部に配設した状態で、前記内嵌穴53より突出した前記吸上芯52上に配置して接続することができる。
さらに、前記口部16に内嵌される筒状の周壁31と、該周壁31の内側に配置された前記接続部32と、該接続部32及び前記周壁31を全周に渡って連設する連設部33とで構成するとともに、該連設部33に前記内嵌穴53を設けることで、前記取付部材21を形成することができる。これにより、前記取付部材21の構造を簡素化することができる。
そして、この取付部材21を前記容器体11の前記口部16に内嵌するだけで、当該取付部材21を前記容器体11にセットすることができる。
また、この取付部材21を構成する前記周壁31と前記接続部32との間には、前記リング溝34が形成されており、該リング溝34の底面を構成する前記連設部33には、前記容器体11内部へ連通する極小の呼吸穴81が開設されている。
このため、前記揮散体71から薬剤2が揮散すると、前記呼吸穴81から前記容器体11内へ空気が流入することにより、揮散体71からの薬剤2の揮散に伴って容器体11内に発生する負圧を解消することができる。
これにより、前記内嵌穴53に内嵌した前記吸上芯52による薬剤2の吸い上げ力の低下を未然に防止することができる。
また、この呼吸穴81は、極小であるため、前記容器体11内の薬剤2の不用意な漏れを防止することができる。
さらに、前記呼吸穴81から僅かな量の薬剤2が漏れることがあったとしても、その薬剤2を前記リング溝34に貯留することができる。
本発明の一実施の形態を示す一部断面図である。 同実施の形態の取付部材を示す図で、(a)は平面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
符号の説明
1 揮散装置
2 薬剤
11 容器体
16 口部
21 取付部材
31 周壁
32 接続部
33 連設部
34 リング溝
41 ポンプ
52 吸上芯
53 内嵌穴
71 揮散体
81 呼吸穴
131 吸上パイプ

Claims (4)

  1. 容器体内の薬剤をポンプで吸い上げて噴出する噴出機能と、前記薬剤を吸上芯で吸い上げて揮散体から揮散する揮散機能とを備えた揮散装置において、
    前記容器体の口部を閉鎖する取付部材に、前記ポンプに接続され該ポンプの吸上パイプを前記容器体内部に案内する接続部と、前記吸上芯を内嵌した状態で挿通して前記容器体内部に案内する内嵌穴とを設け、
    該内嵌穴を前記接続部の外側に配置するとともに、当該内嵌穴より突出した前記吸上芯に接続される前記揮散体を前記接続部の外周部に配設したことを特徴とする揮散装置。
  2. 前記接続部を、前記ポンプ側に突出して該ポンプ側に嵌合する筒状に形成したことを特徴とする請求項1記載の揮散装置。
  3. 前記取付部材を、前記口部に内嵌される筒状の周壁と、該周壁の内側に配置された前記接続部と、該接続部及び前記周壁を全周に渡って連設する連設部とで構成し、該連設部に前記内嵌穴を設けたことを特徴とする請求項2記載の揮散装置。
  4. 前記周壁の下端と前記接続部の下端とを前記連設部で連設して前記接続部と前記周壁との間にリング溝を形成するとともに、該リング溝の底面を構成する前記連設部に、前記容器体内部に連通する極小の呼吸穴を設けたことを特徴とする請求項3記載の揮散装置。
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