JP2008301205A - 音声出力装置及び音声出力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、ステレオによる再生音声を聴取する際に、各スピーカからの距離が異なる位置で聴取しても、中央の音源から発生される音声を、聴取者に違和感なく明瞭に聴取させることを可能とし、実用に好適する音声出力装置及び音声出力方法を提供することを目的としている。
【解決手段】ステレオによる音声再生を行なうための第1及び第2の音声信号を加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる音声制御手段(54〜56)と、第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを第1及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる音声出力手段(45,46,51,52)とを備える。
【選択図】 図3
【解決手段】ステレオによる音声再生を行なうための第1及び第2の音声信号を加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる音声制御手段(54〜56)と、第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを第1及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる音声出力手段(45,46,51,52)とを備える。
【選択図】 図3
Description
この発明は、ステレオによる音声再生を行なうための複数チャンネルの音声信号を出力する音声出力装置及び音声出力方法に関する。
周知のように、例えば2チャンネルステレオによる音声再生は、通常、左チャンネルの音声を再生するスピーカと右チャンネルの音声を再生するスピーカとを所定間隔離間させて配置し、聴取者が、両スピーカの中央部で各スピーカから再生された音声を聴取することにより、立体音響効果を得るようにしている。
この場合、例えばアナウンサーの声のように、中央の音源から発生される音声は、左右チャンネルに対応する各スピーカから、同レベルかつ同位相で再生されることが多く、これにより、聴取者には、両スピーカの中央部に音源が存在するように感じられる、いわゆる、センター定位での音声再生を提供している。
このように、左右のスピーカに同レベルかつ同位相での音声再生を行なわせた場合、両スピーカの中央部に存在する聴取者は、センター定位での良好な音声を聴取することができる。しかしながら、両スピーカの中央部からずれた位置、つまり、各スピーカからの距離が異なる位置に存在する聴取者に対しては、音声の明瞭度が悪化することになる。
特許文献1には、左及び右チャンネルスピーカの他にセンターチャンネルスピーカを設け、左及び右チャンネルの音声信号を合成し、その合成信号から人間の肉声音が多く含まれている周波数成分を狭帯域に抜き取り、センターチャンネルスピーカをならすことによって、明瞭度を向上させるようにした構成が開示されている。
特開平10−322800号公報
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、ステレオによる再生音声を聴取する際に、各スピーカからの距離が異なる位置で聴取しても、中央の音源から発生される音声を、聴取者に違和感なく明瞭に聴取させることを可能とし、実用に好適する音声出力装置及び音声出力方法を提供することを目的とする。
この発明に係る音声出力装置は、ステレオによる音声再生を行なうための第1の音声信号及び第2の音声信号がそれぞれ入力される入力手段と、入力手段に入力された第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる音声制御手段と、音声制御手段から出力される第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、入力手段に入力された第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる音声出力手段とを備えるようにしたものである。
また、この発明に係る音声出力方法は、ステレオによる音声再生を行なうための第1の音声信号及び第2の音声信号をそれぞれ入力する第1の工程と、第1の工程で入力された第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる第2の工程と、第2の工程で出力される第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、第1の工程で入力された第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる第3の工程とを備えるようにしたものである。
上記した発明によれば、第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させるとともに、第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させるようにしたので、再生音声を聴取する際に、各スピーカからの距離が異なる位置で聴取しても、第3の音声信号に割り振られた中央の音源からの音声を、聴取者に違和感なく明瞭に聴取させることを可能とし、実用に好適するものとなる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明するテレビジョン放送受信機11を正面側から見た状態を示している。このテレビジョン放送受信機11は、主として、薄型のキャビネット12と、このキャビネット12を支持する支持台13とから構成されている。
このうち、キャビネット12には、その正面中央部に平面型表示パネル14が配置されている。そして、このキャビネット12には、その平面型表示パネル14の下側に、2チャンネルステレオによる音声再生のための左(L)及び右(R)チャンネルの音声を再生するスピーカ15,16、両スピーカ15,16の中央部に配置されたセンタースピーカ17、操作部18及びワイヤレスのリモートコントローラ19から送出された操作情報を受信するための受信部20等が配置されている。
一方、上記支持台13は、キャビネット12の底面中央部に回動自在に連結されるもので、所定の基台21の水平面上に載置された状態で、キャビネット12を起立させて支持するように構成されている。
図2は、上記テレビジョン放送受信機11の信号処理系を概略的に示している。この信号処理系を構成する各種の回路ブロックは、主として、上記キャビネット12の内部で背面に近い位置、つまり、上記平面型表示パネル14の裏側あたりに配置されているものとする。
そして、デジタルテレビジョン放送受信用のアンテナ22で受信したデジタルテレビジョン放送信号は、入力端子23を介してチューナ部24に供給される。このチューナ部24は、入力されたデジタルテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調している。そして、このチューナ部24から出力された信号は、デコーダ部25に供給されて、例えばMPEG(moving picture experts group)2デコード処理が施された後、セレクタ26に供給される。
さらに、アナログテレビジョン放送受信用のアンテナ27で受信したアナログテレビジョン放送信号は、入力端子28を介してチューナ部29に供給される。このチューナ部29は、入力されたアナログテレビジョン放送信号から所望のチャンネルの信号を選局し復調している。そして、このチューナ部29から出力された信号は、A/D(analog/digital)変換部30によりデジタル化された後、上記セレクタ26に出力される。
また、アナログ信号用の入力端子31に供給されたアナログの映像及び音声信号は、A/D変換部32に供給されてデジタル化された後、上記セレクタ26に出力される。さらに、デジタル信号用の入力端子33に供給されたデジタルの映像及び音声信号は、そのまま上記セレクタ26に供給される。
上記セレクタ26は、4種類の入力デジタル映像及び音声信号から1つを選択して、信号処理部34に供給している。この信号処理部34は、入力されたデジタル映像信号に所定の信号処理を施した後、上記平面型表示パネル14を含む映像表示部35に出力している。この映像表示部35では、入力された映像信号に基づいて平面型表示パネル14を駆動し、映像表示を行なわせている。
また、上記信号処理部34は、入力されたデジタル音声信号に所定の信号処理を施すことにより、2チャンネルステレオのための左及び右チャンネルのデジタル音声信号を生成し、それぞれをアナログ化して音声制御部36に出力している。この音声制御部36は、詳細は後述するが、入力された左及び右チャンネルのアナログ音声信号を上記スピーカ15,16に出力して2チャンネルステレオの音声再生を行なわせる第1の機能と、入力された左及び右チャンネルのアナログ音声信号に所定の処理を施し、上記スピーカ15,16及びセンタースピーカ17に出力して音声再生を行なわせる第2の機能とを、ユーザの操作により選択的に切り替えられるようになっている。
ここで、このテレビジョン放送受信機11は、上記した各種の受信動作を含む種々の動作を制御部37によって統括的に制御されている。この制御部37は、CPU(central processing unit)等を内蔵しており、上記操作部18からの操作情報、または、上記リモートコントローラ19から送信され受信部20を介して受信した操作情報に基づいて、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部37は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(read only memory)38と、該CPUに作業エリアを提供するためのRAM(random access memory)39と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ40とを利用している。
図3は、上記音声制御部36の一例を示している。すなわち、上記信号処理部34から出力された左(L)チャンネルのアナログ音声信号は、入力端子41を介した後、スイッチ42,43によって、そのまま出力端子44から左チャンネル用のスピーカ15に供給される第1の経路と、イコライザ部45及び増幅部46を介して出力端子44から左チャンネル用のスピーカ15に供給される第2の経路とに選択される。
また、上記信号処理部34から出力された右(R)チャンネルのアナログ音声信号は、入力端子47を介した後、スイッチ48,49によって、そのまま出力端子50から右チャンネル用のスピーカ16に供給される第1の経路と、イコライザ部51及び増幅部52を介して出力端子50から右チャンネル用のスピーカ16に供給される第2の経路とに選択される。
上記スイッチ42,43,48,49は、上記制御部37から出力され制御端子53を介して供給される切替制御信号に基づいて、上記した第1の経路と第2の経路とを選択的に形成するように切り替えられる。そして、この制御部37は、ユーザによる操作部18またはリモートコントローラ19の操作に基づいて切替制御信号を生成している。
ここで、上記スイッチ42,48により第2の経路に導かれた左及び右チャンネルのアナログ音声信号は、加算部54で加算された後、バンドパスフィルタ55及び増幅部56を介して、出力端子57から上記センタースピーカ17に供給される。
このバンドパスフィルタ55は、加算部54で加算されたアナログ音声信号から、人の声の明瞭度に寄与する周波数帯域(例えば0.3kHz〜8kHz)を抽出している。そして、このバンドパスフィルタ55から出力されたアナログ音声信号は、増幅部56で増幅(増強)された後、出力端子57からセンタースピーカ17に供給されて音声再生される。
また、上記イコライザ部45及び増幅部46と、上記イコライザ部51及び増幅部52とは、加算部54で加算されバンドパスフィルタ55及び増幅部56による処理を受けたことによってセンターのアナログ音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、左及び右チャンネルのアナログ音声信号からそれぞれ減じるように機能する。
このため、ユーザが第1の経路を要求する操作を行なった場合には、入力端子41に供給された左チャンネルのアナログ音声信号が、そのまま出力端子44を介してスピーカ15で音声再生されるとともに、入力端子47に供給された右チャンネルのアナログ音声信号が、そのまま出力端子50を介してスピーカ16で音声再生されることになり、通常の2チャンネルステレオの音声再生が実現される。
これに対し、ユーザが第2の経路を要求する操作を行なった場合には、左及び右チャンネルのアナログ音声信号を加算し、人の声の明瞭度に寄与する周波数帯域を抽出して増幅した信号がセンタースピーカ17で音声再生されるとともに、センタースピーカ17に与えた音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを減じた左及び右チャンネルのアナログ音声信号がスピーカ15,16で音声再生されることになる。このため、ステレオ用の各スピーカ15,16からの距離が異なる位置で聴取しても、単一音源から発生される音声を違和感なく明瞭に聴取することが可能となる。
ここで、図4及び図5は、2チャンネルステレオの左及び右チャンネル用の各スピーカ15,16から、同一周波数で同位相の音声信号を再生させた場合における、音波の伝播の様子を模式的に示したものである。
今、図4に示された実線Aの線上のように、両スピーカ15,16の中央部の位置、つまり、各スピーカ15,16からの距離が等しい位置で聴取を行なった場合には、音声信号の周波数に無関係に各スピーカ15,16から発生される音波の位相が常に揃った状態になる。このため、その位置での周波数特性は乱れることなく、中央の音源から発生される音声に対してセンター定位での音声再生を実現することができる。
これに対し、図4に示された実線Bの線上のように、各スピーカ15,16からの距離が、音声信号のある周波数(例えば2kHz)で1波長(約17cm)分異なる位置を考えると、この周波数では各スピーカ15,16から発生される音波の位相が揃うので音圧が高くなる。
一方、音声信号の周波数が、各スピーカ15,16からの距離の差が1/2波長になる1kHzでは、同じ実線Bの線上の位置では、図5に示すように、逆位相の音波が到来するため、2つの波の干渉により音圧が下がることになる。なお、図5に示す音波においては、点線と実線とによって音波の粗密を表わしており、点線と実線との間隔が1/2波長を示している。
すなわち、同じ実線Bの線上の位置において、音声信号の周波数が、各スピーカ15,16からの距離の差が2波長差、3波長差、……、n波長差となる、4kHz、6kHz、……のときに音圧が高く現われることになり、音声信号の周波数が、各スピーカ15,16からの距離の差が1.5波長差、2.5波長差、……、n+0.5波長差となる、3kHz、5kHz、……のときに音圧が下がることになる。
図6は、上記実線Bの線上の位置における、音声信号の周波数を変化させた場合の音圧特性を示している。上述したように、音声信号の周波数に応じて音圧が高い状態と低い状態とが存在することがわかる。このように、2チャンネルステレオの左及び右チャンネル用の各スピーカ15,16から再生された音声を、各スピーカ15,16からの距離が異なる位置で聴取すると、音声信号の周波数に応じて周波数特性に乱れが生じるため、単一音源に対する音声の明瞭度が劣化することになる。
そこで、この実施の形態では、ユーザが単一音源に対する音声の明瞭度を向上させたいとき、上記した第2の経路を要求する操作を実行する。これにより、左及び右チャンネルのアナログ音声信号を加算し、人の声の明瞭度に寄与する周波数帯域を抽出して増幅した信号がセンタースピーカ17で音声再生される一方、センタースピーカ17に与えた音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを減じた左及び右チャンネルのアナログ音声信号がスピーカ15,16で音声再生される。
この場合、センタースピーカ17で再生される音声のパワースペクトルは、左及び右チャンネル用のスピーカ15,16で再生される音声のパワースペクトルに比べて十分に高くなっている。すなわち、スピーカ15,16で再生される音声のパワースペクトルは、センタースピーカ17で再生される音声のパワースペクトルに対して、聴感上気にならないレベルまで低くなっている。
このため、等価的に、図7に示すように、スピーカ15,16から発生される音波は聴感上無視することができ、1つのセンタースピーカ17から発生される音波のみが聴取に供されることになる。これにより、複数の音源からの音波による干渉は起こらず、2チャンネルステレオ用の各スピーカ15,16からの距離が異なる位置で聴取しても、中央の音源から発生される音声を違和感なく明瞭に聴取することが可能となる。
図8は、上記したテレビジョン放送受信機11における音声再生処理動作をまとめたフローチャートを示している。すなわち、処理が開始(ステップS1)されると、制御部37は、ステップS2で、音声再生が開始されたか否かを判別し、開始されたと判断された場合(YES)、ステップS3で、センタースピーカ17の使用が要求されているか否か、つまり、上記した第2の経路の形成が要求されているか否かを判別する。
そして、センタースピーカ17の使用が要求されていないと判断された場合(NO)、制御部37は、ステップS4で、上記スイッチ42,43,48,49を第1の経路を形成するように切り替えて、処理を終了(ステップS6)する。これにより、通常の2チャンネルステレオの音声再生が実現される。
また、上記ステップS3で、センタースピーカ17の使用が要求されていると判断された場合(YES)、制御部37は、ステップS5で、上記スイッチ42,43,48,49を第2の経路を形成するように切り替えて、処理を終了(ステップS6)する。これにより、単一音源からの音声の明瞭度を向上させた音声再生が実現される。
ここで、上記した実施の形態では、テレビジョン放送受信機11の音声再生について説明したが、これに限らず、例えばラジオ受信機等における音声再生にも適用することができることはもちろんである。
また、上記した実施の形態では、2チャンネルステレオによる音声再生について説明したが、左右の音声信号が同一のモノラルソースに対して効果があることは自明である。また、これに限らず、例えば4チャンネル以上の多チャンネルステレオによる音声再生システムに対しても適用することができることはもちろんである。
さらに、上記第2の経路が形成された状態において、グラフィックイコライザ等を用いることにより、センタースピーカ17に与える音声信号のパワースペクトルと、左及び右チャンネル用のスピーカ15,16に与える音声信号のパワースペクトルとを、上記操作部19またはリモートコントローラ19の操作により、ユーザが調整することができるようにしてもよいものである。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…テレビジョン放送受信機、12…キャビネット、13…支持台、14…平面型表示パネル、15…スピーカ、16…スピーカ、17…センタースピーカ、18…操作部、19…リモートコントローラ、20…受信部、21…基台、22…アンテナ、23…入力端子、24…チューナ部、25…デコーダ部、26…セレクタ、27…アンテナ、28…入力端子、29…チューナ部、30…A/D変換部、31…入力端子、32…A/D変換部、33…入力端子、34…信号処理部、35…映像表示部、36…音声制御部、37…制御部、38…ROM、39…RAM、40…不揮発性メモリ、41…入力端子、42…スイッチ、43…スイッチ、44…出力端子、45…イコライザ部、46…増幅部、47…入力端子、48…スイッチ、49…スイッチ、50…出力端子、51…イコライザ部、52…増幅部、53…制御端子、54…加算部、56…バンドパスフィルタ、57…出力端子。
Claims (7)
- ステレオによる音声再生を行なうための第1の音声信号及び第2の音声信号がそれぞれ入力される入力手段と、
前記入力手段に入力された第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる音声制御手段と、
前記音声制御手段から出力される第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、前記入力手段に入力された第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる音声出力手段とを具備することを特徴とする音声出力装置。 - 前記音声制御手段は、前記第1の音声信号と第2の音声信号とを加算した信号から、約0.3kHz〜8kHzの周波数帯域の信号を抽出することを特徴とする請求項1記載の音声出力装置。
- 前記音声出力手段による処理が行なわれて出力される第1の音声信号を音声再生する第1のスピーカと、
前記音声出力手段による処理が行なわれて出力される第2の音声信号を音声再生する第2のスピーカと
前記第1のスピーカと第2のスピーカとの中央部に設けられ、前記音声制御手段による処理が行なわれて出力される第3の音声信号を音声再生する第3のスピーカとを具備することを特徴とする請求項1記載の音声出力装置。 - 前記入力手段に入力された第1の音声信号及び第2の音声信号を、前記音声制御手段及び前記音声出力手段を介することなく出力させる出力手段と、
前記入力手段に入力された第1の音声信号及び第2の音声信号を、前記出力手段を介して出力させる経路と、前記入力手段に入力された第1の音声信号及び第2の音声信号に対して、前記音声制御手段及び前記音声出力手段による処理を行なわせて出力させる経路とを選択的に切り替える切替手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の音声出力装置。 - 前記第1乃至第3の音声信号に与えるパワースペクトルをそれぞれ調整する操作手段を具備することを特徴とする請求項1記載の音声出力装置。
- 放送信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した放送信号からステレオによる音声再生を行なうための第1の音声信号及び第2の音声信号を生成する処理手段と、
前記処理手段で生成された第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる音声制御手段と、
前記音声制御手段から出力される第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、前記処理手段で生成された第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる音声出力手段と、
前記音声出力手段による処理が行なわれて出力される第1の音声信号を音声再生する第1のスピーカと、
前記音声出力手段による処理が行なわれて出力される第2の音声信号を音声再生する第2のスピーカと
前記第1のスピーカと第2のスピーカとの中央部に設けられ、前記音声制御手段による処理が行なわれて出力される第3の音声信号を音声再生する第3のスピーカとを具備することを特徴とする放送受信装置。 - ステレオによる音声再生を行なうための第1の音声信号及び第2の音声信号をそれぞれ入力する第1の工程と、
前記第1の工程で入力された第1の音声信号と第2の音声信号とを加算して特定の周波数帯域の信号を抽出し第3の音声信号として出力させる第2の工程と、
前記第2の工程で出力される第3の音声信号に割り振られた分のパワースペクトルを、前記第1の工程で入力された第1の音声信号及び第2の音声信号からそれぞれ減じて出力させる第3の工程とを具備することを特徴とする音声出力方法。
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