JP2008299140A - カップ取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学中心検出と、印点、二重焦点レンズの小玉を精度良く検出し、カップ取付けを行う。
【解決手段】 レンズ表面側から照明光を照射する光学系と、後面側に配置され,光学中心を検出するための光通過口が形成された指標板と、通過口を通過した光束の受光素子を持つ受光光学系と、指標板とレンズ間に配置され,通過した照明光を元に戻す再帰性反射部材であって,通過口に対応した位置で通過口より大きな開口を持つ反射部材と、表面側から撮像する撮像光学系で,表面付近にピントの合う撮像光学系と、受光素子の出力に基づき単焦点レンズの光学中心又は乱視軸角度を検出し,撮像したレンズ像を画像処理により印点,小玉又は累進マークの位置を検出する検出手段と、を備え、検出結果に基づきカップ取付位置を調整する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、眼鏡レンズの周縁を加工する際に用いられる加工治具のカップをレンズの表面に取り付けるカップ取付け装置に関する。
カップ取付け装置においては、レンズ表面側より照明光を照射する照明光学系と、レンズの下方に配置された所定パターンの測定指標と、測定指標像及びレンズ像が投影されるスクリーンと、スクリーンに投影された指標像及びレンズ像を撮像素子により撮像する撮像光学系とを備え、撮像素子に撮像された指標像に基づいてレンズの光学中心、乱視軸角度を検出し、その検出結果に基づいてカップの取付け位置が位置決めされる装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置においては、二重焦点レンズの場合にはその小玉像がスクリーンに投影され、累進焦点レンズの場合にはレンズ表面に印刷されているマークがスクリーンに投影され、レンズ表面に印点が付されている場合にはその印点像がスクリーンに投影される。スクリーンに投影されたこれらの像が撮像素子により撮像されることにより、カップの取付け位置が位置決めされる。
また、レンズの下方から拡散板を介して拡散照明光によりレンズを照明する照明光学系と、拡散照明光により照明されたレンズをその表面方向から観察又は撮像する光学系を持つ装置も知られている(例えば、特許文献2参照)。また、レンズの表面側から照明光を照射する照明光学系と、レンズの下方に配置され、レンズを透過した光を元の入射方向に反射する再帰性反射部材と、再帰性反射部材の反射光により下方から照明されたレンズを表面方向から撮像する撮像光学系と、を備え、累進レンズの隠しマークや累進マークを撮像可能にした装置も提案されている(特許文献3参照)。
特開2000−79545号公報 特開平3−113415号公報 特開2005−316436号公報
しかし、特許文献1のようにスクリーンを使用した装置においては、スクリーンの粗さによって指標像にボケが生じ、また、レンズ表面上のマーク像、二重焦点レンズの小玉像(小玉の境界像)が、レンズが持つ屈折力によりボケた状態及び歪んだ状態でスクリーンに投影されるため、それらの検出精度が劣る問題があった。
特許文献2のように、レンズ下方から拡散照明光で照明するタイプにおいては、レンズの外周エッジや二重焦点レンズの小玉境界等が判別し難い問題があった。
再帰性反射部材を用いた特許文献3においては、レンズの光学中心等を検出するための照明光学系及び受光光学系を持つ測定光学系は、レンズ像を撮像するための光学系とは独立して別光路とされているため、装置構成が複雑になり、装置が大型化する問題がある。
本発明は、装置構成を複雑にすることなく、レンズの光学中心等の検出と、レンズ表面に付された印点、累進焦点レンズに印刷されたマーク像又は二重焦点レンズの小玉境界等の位置をより精度良く検出してカップの取付けを精度良く行えるカップ取付け装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼鏡レンズの周縁を加工する際に用いられる加工治具のカップの位置をレンズに対して相対的に調整し、前記カップをレンズの表面に取り付けるカップ取付け装置において、所定位置に置かれたレンズの表面側から照明光を照射する照明光学系と、レンズの後面側に配置され,レンズの光学中心を検出するための指標を構成する所定パターンの光通過口が形成された指標板と、前記指標板の光通過口を通過した光束を受光する受光素子を持つ受光光学系と、前記指標板とレンズとの間に配置され,レンズを通過した照明光を元の方向に戻す再帰性反射部材であって,前記指標板に形成された光通過口に対応した位置にてその光通過口より大きな径の開口を持つ反射部材と、該反射部材で反射された照明光により照明されたレンズをレンズ表面側から撮像する撮像光学系であって,レンズの表面付近にピントが合わされた撮像素子を持つ撮像光学系と、前記受光素子の出力に基づいて単焦点レンズの光学中心又は光学中心に加えて乱視軸角度を検出し,前記撮像素子により撮像されたレンズ像を画像処理することによりレンズに付された印点,二重焦点レンズの小玉境界又は累進レンズの累進マークの位置を検出する検出手段と、を備え、前記検出手段の検出結果に基づいてレンズ表面へのカップの取付け位置が調整されることを特徴とする。
(2) (1)のカップ取付け装置において、前記指標板はレンズの径より小さな領域で前記受光光学系の光軸を中心に固定的に配置され、前記反射部材は,レンズの径より小さな反射領域で前記開口が形成された第1反射部材と,該第1反射部材の開口が配置された範囲より広い径の中心開口を中心部に持つと共にレンズより大きな径の反射領域を持つ第2反射部材とを備え、前記撮像素子に撮像される前記第2反射部材の反射ムラを軽減するように、第2反射部材の反射面の位置を高速で移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする。
(3) (2)のカップ取付け装置において、前記第2反射部材は前記第1反射部材に対して撮像光学系の光軸方向にずらした位置に配置され、前記中心開口は前記第1反射部材の反射領域よりも小さな径で形成されていることを特徴とする。
(4) (1)のカップ取付け装置において、前記指標板に形成された所定パターンの光通過口は、レンズ表面に付される印点より小さな径で円形形状であり、前記反射部材に形成される開口は前記指標板の光通過口より僅かに大きく、且つレンズ表面に付される印点より小さな径に形成されていることを特徴とする。
(5) (1)のカップ取付け装置は、玉型データ及び玉型に対するレイアウトデータを入力するデータ入力手段と、前記撮像素子により撮像されたレンズ像を表示するディスプレイと、ディスプレイに表示されたレンズ像に合成して玉型図形を表示する表示制御手段であって、前記検出手段により検出された光学中心、玉型データ、レイアウトデータ、受光光学系と撮像光学系の光軸の位置関係、撮像光学系の撮像倍率に基づいて玉型図形の表示サイズと表示位置を決定し、玉型図形を表示する表示制御手段と、を備え、前記照明光学系はレンズの径より大きな略平光束に整形する光学部材を持ち、前記反射部材はレンズの径より大きな反射面を持つことを特徴とする。
(6) (1)のカップ取付け装置は、レンズが、印点が付されていない単焦点レンズ、印点が付されたレンズ、二重焦点レンズ又は累進マークが印刷された累進レンズの何れのタイプであるかを選択する選択手段を備え、前記検出手段は前記選択手段により選択されたレンズタイプに応じて単焦点レンズの光学中心、レンズに付された印点,二重焦点レンズの小玉境界又は累進レンズの累進マークの位置をそれぞれ検出することを特徴とする。
(7) (1)のカップ取付け装置において、さらに前記撮像光学系の略ピント位置に配置されたデモレンズの玉型データを得るために、前記撮像光学系の撮像素子により撮像されたデモレンズ像を画像処理してレンズの外形形状を得る玉型測定手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、装置構成を複雑にすることなく、レンズの光学中心等の検出と、レンズ表面に付された印点、累進焦点レンズに印刷されたマーク像又は二重焦点レンズの小玉境界等の位置をより精度良く検出してカップの取付けを精度良く行える。
本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るカップ取付け装置の外観斜視図である。図2は装置の筐体内部の概略構成図であり、図2(a)は装置を正面方向から見た図、図2(b)は装置を側方から見た図である。
装置本体1は、側方視が略コの字状をした筐体を持つ。装置本体1の上部奥には眼鏡枠形状測定ユニット5が配置され、その手前の筺体上部に測定ユニット5の操作スイッチ部4、操作画面が表示されるカラーディスプレイのタッチパネル3が配置されている。装置本体1から前側に張り出した台座1aの上部には、レンズLEが載置される3個の支持ピン120を持つレンズ支持機構100が配置されている。装置本体1の右側には、カップCuをレンズ表面に固定するためのカップ取付け機構300が配置されている。カップ取付け機構300が持つアーム310の先端には、カップCuの基部が装着される装着部320が配置されている。台座1aの前側には、カップ取付け機構300を作動させるためのスイッチ2が配置されている。
装置本体1の前側に張り出した張出上部1bには凹面ミラー13が傾けて配置され、レンズ支持機構100の中心を通る光軸L1からの光が凹面ミラー13によって反射される光軸L2方向に、レンズLE像を撮像する撮像素子を含む撮像光学系30が配置されている。
<カップ取付け機構>
カップ取付け機構300の構成を、図2により説明する。装着部320を保持するアーム310は、アーム保持ベース312に取り付けられている。保持ベース312は、Y軸方向移動機構302により装置本体1に向かって前後方向(Y軸方向)に移動可能に保持されている。Y軸方向移動機構302は、Z軸方向移動機構304により上下方向(Z軸方向)に移動可能に保持されている。Z軸方向移動機構304は、X軸方向移動機構306により装置本体1に向かって左右方向(X軸方向)に移動可能に保持されている。これら移動機構302,304,306は、それぞれスライド機構及びモータ等を持つ周知の移動機構で構成できる。
また、装着部320は、カップCuの取付け中心軸S1(図2(a)参照)の軸回りに回転可能に、アーム310に保持されている。アーム保持ベース312には、装着部320を回転するためのモータ330が配置され、アーム内には図示を略す回転伝達機構が配置され、モータ330の回転により装着部320が中心軸S1を中心に回転される。これにより、装着部320に装着されたカップCuの乱視軸を規定する方向が変えられる。
<レンズ支持機構>
図3は、レンズ支持機構100の説明図である。円筒ベース102の内部には、後述する再帰性反射部材及び受光光学系等が配置されている。円筒ベース102の上部には、透明な保護カバー48がリング部材104により取り付けられている。保護カバー48はレンズテーブルを兼ねている。円筒ベース102の外周部の3個所には、回転軸110がそれぞれ回転可能に保持されている。各回転軸110の上端には、アーム114が取り付けられている。そして、各アーム114の先に支持ピン120が取り付けられている。レンズLEが載せられる3つの支持ピン120は、光軸L1に対して等距離で、且つ、等角度(120度間隔)となる関係で配置されている。3個の支持ピン120の上端にレンズLEの後面が当接され、レンズLEが保持される。各回転軸110には、図示を略す回転伝達機構によりモータ140の回転が伝達される。これにより、各アーム114は、図3(a)の退避位置から、図3(b)の点線で示される支持位置に移動される。なお、中心軸L1に対する各支持ピン120の距離が連動して変えられることにより、3個の支持ピン120の間隔も変えられ、3個の支持ピン120により支持される領域の大きさが変えられる。
上記ではモータ140によりアーム114が移動される構成としたが、レバー等の回転伝達部材を設け、手動操作でアーム114が連動して移動される構成とすることも可能である。
<光学系>
図4(a)は本装置の光学系の概略構成図である。照明光学系10は、白色光を発するLED等の光源11と、光軸L2上に配置されたハーフミラー12と、光源11からの光軸L2に沿って進む照明光を光軸L1方向に向けて反射すると共に、光軸L1上に置かれたレンズLEより大きな径の略平行光束に整形する凹面ミラー13と、を備える。レンズLEには、照明光学系10によりレンズ表面側から照明光が照射される。レンズLEより大きな径の略平行光束に整形する光学部材としては、凹面ミラー13に代えてレンズを用いることもできるが、装置を大型化させないために、凹面ミラー13を用いると有利である。
レンズLEの後面側の光軸L1上には、レンズの光学中心等を検出するための指標板16と、指標板16を通過した光束を受光する2次元の受光素子(CCD等の撮像素子)18からなる受光光学系15が配置されている。指標板16と受光素子18との間にレンズが配置される構成であっても良い。指標板16には、図5に示されるように、所定パターンの多数の開口(光通過口)17が幾何学的に配置されている。この例では、直径0.2mmの円形の開口17が格子状に配置されている。開口17の形状は円形が好ましいが、レンズの光学中心及び乱視軸角度が検出をし易い指標パターンであれば、これに限られない。例えば、四角形状、ライン形状であっても良い。各開口17の間隔は、例えば、0.8mmである。開口17の内、光軸L1に略一致される中心開口と、開口の5×5個の4隅に位置する4個の開口17は、その大きさが直径0.3mmとされ、他の開口17と区別可能にされている。これにより、受光素子18に受光される開口像がレンズLEの屈折力より偏位した際に、各開口17の対応関係が判別される。なお、開口17の周囲は、光の遮光領域がクロムコート等により形成されている。
レンズLEは照明光学系10の照明光により照明される。レンズLEを透過した照明光は、指標板16の開口17を通過し、その開口像が受光素子18により受光され、開口像の座標位置が検出される。
図4(a)において、レンズLEと指標板16との間には、入射光を元の方向に戻す再帰性反射部材20が配置されている。本実施例の反射部材20は、光軸L1の中心部に配置された第1反射部材20aと、その回りに配置された円環状の第2反射部材20bとから構成されている。再帰性反射部材20は、例えば、図6に示されるように、微細なガラス小球21aと、その下に配置された反射層21bと、ガラス小球21aの上部に配置された光透過のカバー21cとからなり、100ミクロンほどのシート状に構成されている。カバー21cを透過した光は、ガラス球21aの中に入るときに屈折し、ガラス球21aの球面付近の一点で焦点を結び、反射膜21bにより反射される。反射膜21bにより反射した光は、ガラス球21aを出るときに再度屈折し、入射光と略平行になって元の方向に再び戻される。この再帰性反射部材20は、市販されているものを使用できる。
第1反射部材20aは、指標板16の上面に貼り付けられ、固定されている。一方、第2反射部材20bは、中心部に開口を持つ円盤部材40に貼り付けられ、後述する回転機構により光軸L1を中心にして回転される。
図7は指標板16の上面に貼り付けられる第1反射部材20aの構成図である。第1反射部材20aには、指標板16に形成された開口17に光を通過させるために、指標板16に形成された各開口17に対応した位置(すなわち、各開口17の中心と略一致する位置)にそれぞれ開口21(照明光を通過させる開口)が形成されている。開口21のサイズは、指標板16の開口17に対して僅かに大きな径で形成されている。本実施形態では、直径0.2mmの開口17に対応する開口21は直径0.35mmであり、直径0.3mmに対応する開口21は直径0.5mmで形成されている。そして、各開口21の間にも再帰性反射部材が配置されるようにすることで、照明光の反射領域の抜けができるだけ少なくされている。第1反射部材20aの外形サイズは、指標板16の上面を覆う大きさとされている。
なお、第1反射部材20aの開口21をそのまま指標板16の開口17の代わりに使用し、開口21がレンズの光学中心等を検出するための指標として兼用されるようにしても良い。しかし、市販されている再帰性反射部材は紙又は布のようなシート状であり、開口21の端を精度良く所定の形状(実施形態では円形)に形成することが難しい。このため、上記のように構成することが好ましい。
レンズLEの表面側には、再帰性反射部材20の反射光により照明されたレンズLEを撮像する撮像光学系30が配置されている。撮像光学系30は、照明光学系10の凹面ミラー13を共用し、光軸L2上のハーフミラー12の後方に配置された絞り31、撮像レンズ32、CCD等の撮像素子33を備える。絞り31は凹面ミラー13の略焦点位置に配置され、光源11と略共役な位置関係にされている。撮像光学系30は撮像倍率は、未加工のレンズの全体が撮像素子33により撮像される倍率とされている。また、撮像素子33のピント位置は、撮像レンズ32及び凹面ミラー13の結像光学系によってレンズLEの表面付近に合わされている。これにより、レンズ表面に付された印点、累進マーク、二重焦点レンズの小玉境界部分が撮像素子33によりほぼ焦点が合った状態で撮像される。
ここで、本実施形態においては、第2反射部材20bは、光軸L1方向の第1反射部材20aの位置に対してレンズLE側に配置されている。そして、第1反射部材20aの反射面の径R1は、第2反射部材20b及び円盤部材40の中央に形成された開口23の径R2よりも大きくされている。径R1は、レンズLEが最もマイナスパワーを持つときに、レンズ表面から入射した光がレンズLEの屈折力を受けて広がった場合にも、第1反射部材20aの反射面に届くサイズに設定されている(図4(b)参照)。第1反射部材20a及び第2反射部材20bに入射した光は、再帰性反射部材の特性により、入射方向と同じ方向に反射される。このため、上記のように径R2よりも径R1を大きくすることにより、レンズ表面方向から撮像素子33により撮像されるレンズ像は、第1反射部材20aと第2反射部材20bとの間に隙間(影)が無い状態の像として得られる。
第1反射部材20aが第2反射部材20bに対してレンズ側の配置される構成においても、径R1を径R2よりも大きくする。この場合、径R1のサイズは、レンズLEが最もマイナスパワーを持つときを仮定して、上記と同じ考えにより設定される。
なお、第1反射部材20aと第2反射部材20bは、その両者の反射面が同一面となるように配置されていても良いが、第2反射部材20bが回転される構成においては、図7(b)のように両者の反射面が互いにオーバラップするように配置されていることが好ましい。両者の反射面が同一面となるように配置され、第2反射部材20bが回転される構成においては、第1反射部材20aと第2反射部材20bの中心部に形成された開口との間に隙間が必要とされる。この隙間が反射光の欠損となることにより、撮像素子33で撮像されるレンズ像に円形の影が生じ、レンズに付されたマーク又は二重焦点レンズの小玉境界の検出の障害になりやすいためである。
<再帰性反射部材の回転機構>
市販されている再帰性反射部材においては、ガラス小球21aや反射層21b等の分布にばらつきがあり、場所により反射ムラが生じている。反射ムラがあると、撮像素子33により撮像され像において、二重焦点レンズにおける小玉境界部分、レンズ表面に付された印点や累進マーク等の検出精度の低下に繋がる。そこで、第2反射部材20bの反射面の位置を光軸L1に対して高速で移動させる移動機構を設けることにより、撮像素子33により撮像される反射ムラを軽減することができる。この移動機構としては、光軸L1又はその付近を中心にして第2反射部材20bを回転させる構成が簡便である。
図8は、第2反射部材20bを回転させる回転機構の概略構成図である。第2反射部材20bが貼り付けられた円盤部材40は、ベアリング42を介して保持ベース41に回転可能に保持されている。保持ベース41は、図3に示される円筒ベース102の内部に固定されている。円盤部材40の下部にはリング状のゴム部材44がはめ込まれている。保持ベース41に固定されたモータ45の回転軸に、プーリ46が固定されている。プーリ46は、ゴム部材44に押し当てられている。これにより、モータ45の回転がプーリ46、ゴム部材44を介して円盤部材40に伝達され、第2反射部材20bが光軸L1を中心に回転される。第2反射部材20bは、撮像素子33の1フレームの取得時間に1回転以上されように、高速で回転されることが好ましい。
なお、第1反射部材20aが貼り付けられた指標板16は、保持ベース41に固定的に配置されている。第1反射部材20及び第2反射部材20bの上部には、透明部材からなる保護カバー48がリング部材104により固定されている。保護カバー48は光軸L1に対して傾斜して配置され、レンズの表面側から照射される照明光の正反射光がノイズ光となるのを防止する。
第2反射部材20bの反射面の位置を高速で移動させる移動機構としては、回転機構に限らず、例えば、第2反射部材20bの反射面を水平方向に高速で揺れ動かす機構を使用することも可能である。その移動量としては、5mm以上あることが好ましい。この場合、図4(b)で示される第1反射部材20aの径R1は、第2反射部材20bの開口23の径R1が移動する範囲以上に大きくする。
<制御系>
図9は、装置の制御系ブロック図である。受光素子18及び撮像素子33の出力は、制御部50に接続されている。制御部50は、撮像素子33により撮像されたレンズ像を画像処理し、レンズ表面に付された印点、累進マーク、二重焦点レンズの小玉境界、レンズの外形エッジ等の位置を検出する検出機能を持つ。また、制御部50は、受光素子18で受光された指標象(開口像)の座標位置を検出し、これを基にレンズLEの光学中心位置、乱視軸角度、レンズの概略的な屈折度数(球面度数S、乱視度数C)等を検出する機能を持つ。
制御部50がレンズLEの光学中心位置、乱視軸角度を検出する処理について、簡単に説明する。レンズLEが光軸L1上に置かれていない場合に(又は0Dのレンズが置かれている場合)、受光素子18により受光された開口像の座標位置を基準にし、屈折力を持つレンズLEを置いた場合には各開口像の受光位置が変化する。レンズLEの光学中心は、各開口像の位置変化の中心を求めることにより検出される。また、レンズLEが乱視度数を持つ場合には、各開口像の位置変化の方向を求めることにより、乱視軸角度が検出される。この検出方法は、特開2002−292547号公報と同様な方法が採用できる。レンズLEの光学中心及び乱視軸角度の検出は、レンズメータの屈折特性の測定と同様に、原理的には少なくとも3つ開口の指標像を基に検出できる。好ましくは、本実施形態のように、多数の幾何学的パターンの指標とする。また、指標は円形の開口に限らず、一定のパターンであれば良い。
制御部50には、カップ取付け機構300の移動機構302,304,306、モータ330,45,140が接続され、また、タッチパネル3、眼鏡枠形状測定ユニット5、スイッチ2等が接続されている。
次に、以上のような構成を備える装置の動作を説明する。パネル3の初期画面で表示されるモード選択用のボタン500a(図1参照)が押されると、ブロッキングモードとされ、各種のレンズタイプに応じてレイアウトデータを入力できるレイアウト入力画面が表示される。
<印点が付されていない単焦点レンズのブロッキング>
印点が付されていない単焦点レンズにカップCuを固定する場合の動作を説明する。この場合、操作者は、タッチパネル3の画面(図9参照)に表示されるレンズタイプ選択キー501aにて、単焦点レンズの自動モード(印点が付されていない単焦点レンズモード)を選択する。パネル3には玉型データ及び単焦点レンズのレイアウトデータを入力できる画面が表示される。玉型データは、眼鏡枠形状測定ユニット5により眼鏡枠の形状(玉型)が測定されることにより得られ、又は撮像光学系30にてデモレンズの外形形状を測定することにより得られ(後述するデモレンズの外形測定モードを使用する)、メモリ51に記憶されると共に、パネル3の画面上に測定データに基づく玉型図形FTが表示される(玉型データが入力される)。また、操作者がパネル3を操作することにより、メモリ51に予め記憶された玉型データを呼び出して入力することも可能である。操作者はパネル3に表示されるスイッチキーで、FPD(フレーム中心間距離)、PD(瞳孔間距離)及び玉型の幾何中心FCに対する光学中心LOの高さ等のレイアウトデータ等のデータを入力することができる。レンズLEが乱視度数を持つ場合は、装用者に処方された乱視軸角度データ(AXIS)を入力しておく。また、この画面により、レンズLEに対するカップCuの取り付け位置のモードについて、光心モード(光学中心)、枠心モード(玉型の幾何学中心)、又は任意モード(任意の位置)にするかを設定できる。また、パネル3によりレンズ周縁加工装置で行う加工条件も入力しておくことができる。
レンズLEが支持ピン120に載置されると、照明光学系10によりレンズLEが照明され、受光素子18により指標板16の開口17の象が受光される。受光素子18で受光された開口像の位置に基づいてレンズLEの光学中心が制御部50により検出される。レンズLEが乱視度数を持つ場合は、光学中心に加えて乱視軸角度が制御部50により検出される。パネル3の画面には、図10に示されるように、撮像光学系30の撮像素子33により撮像されたレンズ像LEsが表示されると共に玉型図形FTが合成して表示される。このとき、玉型図形FTの表示サイズ及び表示位置は、光学中心LOの検出結果、玉型データ、レイアウトデータ、受光光学系15の光軸に対する撮像光学系30の光軸の位置関係、撮像光学系30の撮像倍率、等により決定される。パネル3のディスプレイ上で玉型図形FTとレンズ像LEsを合成して表示する際は、まず、表示画面における受光光学系15の光軸位置と撮像光学系の光軸位置とを一致させると共に、光軸L1の位置に対する光学中心LOの偏位位置の表示サイズとレンズ像の表示サイズとを一致させる。光学中心LOの偏位は受光素子18の1画素当たりの距離を求めておくことにより決定され、レンズ像の表示サイズは撮像光学系30の撮像倍率を基に決定される。玉型図形FTの表示のサイズ基準は、レンズ像の表示サイズの基準と同一にされる。玉型図形FTの表示位置については、光学中心LOと幾何学中心FCの関係がレイアウトデータにより定められる。また、レンズLEが乱視度数を持つときは、乱視軸角度の検出結果と入力された乱視軸角度との関係により、光学中心LOに対する玉型図形FTの傾き角度が決定される。操作者はレンズ像LEsの外形に対して玉型図形FTがはみ出していないかを確認することにより、レンズLEの径が玉型に対して足りているか否かを判断できる。
このとき、撮像素子33により撮像されたレンズ像LEsは、再帰性反射部材20によりレンズの後面側から照明されているので、その輪郭が明確に表示される。図11(a)に示されるように、レンズLEの表面側からの照明光は、レンズLEの外側及び内側を通過し、再帰性反射部材20の反射により元の方向に戻され、レンズLEは下方からが照明される。このとき、レンズLEの外周エッジLEeにおいては、レンズ前面側からの照明光が散乱される。また、再帰性反射部材20により反射された下側からの照明光も外周エッジLEeにおいては散乱される。その他のレンズLEの外側及び内側を通過する照明光は、散乱されることなく再帰性反射部材20により元の方向に戻される。このため、レンズLEの表面付近にピントが合わされた撮像素子33では、図11(b)に示されるように、外周エッジLEeの部分の光量は他の部分に対して大きく減少する。これにより、パネル3に表示されるレンズLEの外周エッジ像LEseが明確に観察される。
なお、レンズLEのサイズ径が玉型に対して足りているか否かの判断は、制御部50が撮像素子33により撮像されたレンズ像の外周エッジLEseを画像処理して検出し、これと玉型の配置位置(これは、玉型データ、レイアウトデータ、光学中心の検出等により決定される)とに基づいて自動的に判断するようにしても良い。レンズLEの径が不足しているときは、パネル3の画面に警告のメッセージが表示される。
レンズLEの径が足りていれば、カップのブロッキング動作に移行する。ブロックスイッチ2が押されると、枠心モードでは、制御部50はレンズLEの光学中心とレイアウトデータとに基づいて決定された玉型の幾何学中心FCの位置にカップCuの中心軸S1が位置するように、Y軸方向移動機構302及びX軸方向移動機構306を駆動し、アーム310を移動させる。また、レンズLEが乱視度数を持つときは、検出した乱視軸角度に基づいて中心軸S1を中心に装着部320を回転させる。カップCuの中心の位置調整及び乱視軸角度の調整が完了したら、Z軸方向移動機構304を駆動し、アーム310を下降する。これにより、カップCuがレンズ表面にブロックされる。光心モードでは、カップCuの中心がレンズLEの光学中心LOに位置するように、アーム310の位置が調整される。カップ取り付け機構としては、カップCuが移動される代わりに、レンズLEを保持する機構が相対的に移動される機構であっても良い。
<印点が付されたレンズのブロッキング>
次に、単焦点レンズ等のレンズに印点が付されている場合について、上記と異なる部分の動作を中心に説明する。この場合、操作者は、レンズタイプ選択キー501aにて、カップの取り付けモードを単焦点レンズの印点モードを選択する。玉型データおよびレイアウトデータは、上記と同様に入力される。レンズLEが支持ピン120に載置されると、再帰性反射部材20にて反射された照明光によりレンズLEが下方から照明され、そのレンズ像が撮像素子33により撮像される。図12は、このときのレンズ像LEsの例であり、レンズLEの表面に付された3つの印点像M100a,M100b,M100cが撮像されている。レンズLEの表面に付された印点は、レンズの表面方向からレンズ表面付近にピントが合わされた撮像素子33により撮像されているため、スクリーンに投影されたマーク像と異なり、レンズLEが持つ屈折力に影響されることなく、精度良く検出される。中央の印点マーク像M100aは、レンズメータによりレンズLEの光学中心に付された印点の像である。制御部50は、レンズ像LEsを画像処理して印点マーク像M100a,M100b,M100cを抽出し、各マーク像の中心の座標位置を求める。
ここで、撮像素子33により撮像されるレンズ像においては、レンズLEの表面に付された印点部分については、再帰性反射部材20にて反射された照明光が通過されないので、印点マークの周りに対して光量が大きく減少した状態で撮像される。第1反射部材20aの対応領域LE20aにおいては、第1反射部材20aに形成された開口21に対応する開口像が撮像されるものの、開口21が印点よりも十分に小さな径(好ましくは、印点の径の半分以下の径)で形成されているため、開口21の開口像と区別して印点マーク像100aが検出される。さらに、再帰性反射部材20の外周側である第2反射部材20bは高速回転されているので、図12における第2反射部材20bの対応領域については、照明ムラが軽減され、印点マーク像M100b,M100cが精度良く検出される。なお、領域LE20a内においては、固定配置された第1反射部材20aにより照明ムラが多少あるものの、印点マーク像M100aについては外形形状が検出されるのでなく、その座標中心位置が検出されるので、照明ムラの影響が少ない。印点マーク像M100aの座標中心は、例えば、その周りを含む領域の輝度について、x座標軸及びy座標軸の各方向で積算処理され、光量の最も低い位置として検出される。
光学中心に付された印点のマーク像M100aの中心が検出されると、光心モードでは、カップCuの中心がマーク像M100aの中心に位置するように、アーム310の位置が調整される。また、両側の印点マーク像M100b,M100cに基づいて乱視軸角度が検出され、乱視軸角度に基づいて中心軸S1を中心に装着部320が回転される。その後、Z軸方向移動機構304が駆動され、アーム310が下降されることにより、カップCuがレンズLEの表面に固定される。
<二重焦点レンズのブロッキング>
二重焦点レンズの場合、操作者はレンズタイプ選択キー501aにて、二重焦点レンズを選択すると、パネル3には玉型に対して二重焦点レンズのレイアウトデータを入力できる画面が表示される。図13は、二重焦点レンズのレイアウトデータを入力する画面例である。玉型データは、測定ユニット5による測定又はメモリ51から呼び出されて入力される。画面には玉型データに基づいて玉型図形FTが表示される。操作者は、パネル3に表示されるスイッチキーによりFPD(フレーム中心間距離)を入力できる。二重焦点レンズでは、小玉上部の境界中心点BCを基準にレイアウトデータを入力できる。左右方向のPD値として近用瞳孔間距離を入力でき、高さレイアウトとして、中心点BCからその下の玉型底辺までの距離又は玉型の一番下から中心点BCまでの距離を入力できる。カップCuの取り付け位置のモードとして、枠心モードを入力できる。
レンズLEが支持ピン120に載置されると、撮像素子33により撮像されたレンズ像がパネル3の画面に表示される。図14はこのときの画面例であり、レンズの外周エッジ像LEseの中に小玉境界像BLsが観察される。二重焦点レンズの小玉境界においては、図11の場合と同様に、レンズ前面側からの照明光が散乱されと共に、再帰性反射部材20により反射された下側からの照明光も散乱される。小玉境界以外のレンズ部分を通過する照明光は、散乱されることなく再帰性反射部材20により元の方向に戻される。このため、小玉境界部分(小玉輪郭部分)の光量は他のレンズ部分に対して大きく減少される。これにより、パネル3に表示される小玉境界像BLsが明確に観察される。また、スクリーンに投影された像と異なり、レンズLEが持つ屈折力による歪みが生じていない像として撮像素子33により撮像される。これにより、小玉境界像BLsの位置が精度良く検出される。
制御部50は、撮像素子33により撮像されたレンズ像を画像処理し、小玉境界像BLsを抽出してその輪郭位置を検出する。そして、小玉境界像BLsの左端位置BLaと右端BLbとを結ぶ線分BHからレンズの傾き(回転方向の角度)を検出し、その線分BHの垂直二等分線上に位置し、且つ小玉上部の境界に位置する基点BLcの座標位置を検出する。玉型図形FTは、検出された基点BLcの座標位置、レイアウトデータ、玉型データとの位置関係、撮像光学系30の撮像倍率との関係により、その表示位置と表示サイズが決定され、レンズ像LEsに合成されて表示される。玉型図形FTとレンズ像の外周エッジLEseとの位置関係を観察することにより、レンズの径が玉型に対して不足しているか否かを判断できる。
なお、レンズLEが操作者により支持ピン120に載置されるとき、小玉境界像BLsが第1反射部材20aの対応領域LE20aから外れ、モータ45により高速回転される第2反射部材20bの上に小玉境界像BLsが置かれることが好ましい。第2反射部材20bが回転されない場合、再帰性反射部材の反射面には反射ムラが生じるため、これが小玉境界像BLsの検出に際してノイズとなる。これに対して、第2反射部材20bが高速回転されていることにより、その反射ムラが軽減され、小玉境界像BLsの位置が精度良く検出される。小玉境界像BLsが撮像素子33の撮像範囲及び第2反射部材20bから大きく外れないようにするため、図4(b)に示された第2反射部材20bの開口23の径R2(第1反射部材20aがレンズ側に配置されているときは、第1反射部材20aの径R1)は、20mm以下が好ましい。さらに好ましくは、径R2(又はR1)は15mm以下である。
枠心モードでは、基点BLcの検出結果と先に入力されたレイアウトデータとに基づいて、玉型の幾何学中心FCの位置が求められる。ブロックスイッチが押されると、求められた中心FCにカップCuの中心軸S1が位置するように、アーム310が移動される。また、左端位置BLaと右端BLbにより求められる軸角度に基づいて装着部320が中心軸S1を中心に回転される。位置及び回転の調整が完了すると、アーム310が下降され、カップCuがレンズC表面に固定される。
<累進焦点レンズのブロッキング>
累進焦点レンズの表面に印刷された累進マークを基準にカップを取り付ける場合を説明する。レンズタイプ選択キー501aにより累進焦点レンズが選択されると、パネル3には玉型に対して累進焦点レンズの遠用アイポイント位置を玉型に対してレイアウトするためのレイアウトデータを入力できる画面が表示される。レイアウトデータ及び玉型データの入力は、基本的に先の例と同様に行える。カップCuの取付け位置は、光心モードに設定される。
累進焦点レンズが支持ピン120に載置されると、撮像素子33により撮像されたレンズ像がパネル3の画面に表示される。図15は、パネル3の画面に表示された累進焦点レンズ像を示す図であり、遠用アイポイント位置を示す十字マーク像M110aと、その両側に水平基準を示す水平マーク像M110bが表示される。この場合、十字マーク像M110aが画像処理され、その中心位置が検出される。また、水平マーク像M110bが画像処理され、累進レンズの水平角度が検出される。これら累進マークの検出においても、撮像光学系30のピント位置がレンズの表面付近に合わされているので、精度良く検出される。また、第2反射部材20bが高速に回転されていることにより、再帰性反射部材の反射面の反射ムラが軽減され、第1反射部材20aの領域外に位置されるマーク像についてはより精度良く検出される。第1反射部材20aの領域内に位置されるマーク像であっても、二重焦点レンズの小玉境界の検出と異なり、そのマーク像の中心を検出すればよい。このため、例えば、十字マーク像M110aについては、x座標軸方向及びy軸座標軸方向のそれぞれにおいて、最も光量が低下したポイントを中心位置として求めることにより、反射ムラ及び開口21の欠損によるノイズの影響を少なくして、精度良くマーク像の中心位置を検出できる。なお、累進マークの線幅は0.5mm〜0.8mm程であるので、これらのマークと開口21とを区別し易くするため、累進マークの線幅に対して開口21の径(本実施形態では、直径0.3mm以下)が小さく形成されていることが好ましい。
玉型図形FTについては、二重焦点レンズの場合と同様に、玉型データ、レイアウトデータ、撮像光学系30の撮像倍率等により、その表示サイズ及び位置が決定される。玉型図形FTとレンズ像の外周エッジLEseとの位置関係を観察することにより、レンズの径が玉型に対して不足しているか否かを判断できる。
カップCuのブロッキングに際しては、十字マーク像M110aの検出位置に基づいてカップCuの中心軸S1の位置が調整され、水平マーク像M110bの検出角度に基づいてカップCuの水平回転角度が調整される。
<デモレンズの外形(玉型)測定>
本装置は、レンズより大きな径の照明光によりレンズの上面側から照明する照明光学系10と、レンズを通過した照明光を元の方向に戻す再帰性反射部材20と、レンズの表面側からレンズを撮像する撮像光学系30とを利用することにより、いわゆるツーポイントフレームのデモレンズ(型板の場合も含む)の外形(玉型)及び穴位置を測定する機能を持つ。
デモレンズの外形(玉型)及び穴位置を測定する場合の動作を説明する。パネル3の初期画面で表示されるモード選択用のボタン500b(図1参照)が押されると、レンズ外形測定モードとされる。このモードの場合、支持ピン120やアーム114がデモレンズの外形測定エリアにあると測定の妨げとなるので、モータ140によりアーム114が回転され、支持ピン120が保護カバー48上から退避位置に移動される。
また、外形測定モードが選択されると、パネル3の画面は図16に示す測定画面に切り替えられる。保護カバー48上に置かれたデモレンズは、再帰性反射部材20にて反射された照明光により下側から照明され、その像が撮像素子33により撮像される。なお、絞り31の開口を小さくすることにより、保護カバー48上に載置されたデモレンズにもほぼ焦点が合うように被写界深度が深くされている。また、絞り31が凹面ミラー13の焦点付近に配置され、テレセン光学系が構成されているため、光軸L1方向におけるデモレンズの位置の違いの影響が軽減され、外形寸法が精度よく検出される。撮像素子33により撮像されたデモレンズ像LEsは、パネル3の画面に表示される。
図16の測定画面において、測定ボタン530aを押すと、撮像素子33により撮像された画像に基づいてレンズ外形及び穴位置の測定が開始される。このとき、デモレンズの外周エッジ及び穴H0は、再帰性反射部材20によりレンズの後面側から照明されているので、図11と同じく、レンズの外周エッジ及び穴H0のエッジで光量が減少し、レンズ外形及び穴H0の輪郭が明確に検出される。さらに第2反射部材20bが回転されているため、再帰性反射部材の照明ムラが軽減され、レンズの外形及び穴H0の輪郭が精度良く検出される。
保護カバー48の位置に対する撮像光学系30の撮像倍率は設計的に既知であるので、撮像素子33により撮像されたレンズ像の明暗を画像処理して検出することにより、レンズの外形(玉型)が計測される。また、外形データからレンズ形状の幾何学中心FCが求められ、中心FCに対する穴H0の中心座標位置が得られる。
なお、デモレンズの表面には予めレンズメータにより水平方向を示す3つの印点を施しておき、画面のレンズ像を見ながら3つの印点像M120a,M120b,M120cがx軸線540上に位置するようにデモレンズの傾きを調整しておくことにより、外形検出の際の水平方向が設定される。
穴H0の径及び穴位置を詳細に設定する場合は、穴H0の部分をタッチして穴を指定した後、穴設定ボタン530bを押すことにより拡大画面が表示されるので、その穴径及び穴位置を修正できる。そして、完了ボタン530cを押すことにより、測定されたレンズ外形(玉型)データ、穴データがメモリ51に記憶される。メモリ51に記憶された玉型データ等は、ブロッキングの際に呼び出されて使用される。また、制御部50に接続される穴あけ加工装置に出力される。
以上の説明においては、レンズ支持部材であるレンズ支持ピン120に置かれたレンズLEに対して、カップ取付け機構300により装着部320に装着されたカップCuを移動してカップCuの位置が調整される構成としたが、相対的にレンズLEを支持する支持機構を移動することにより、カップの位置が調整される構成とすることもできる。また、レンズ支持機構又はカップ取付け機構300を移動させる代わりに、特開2000−79545号公報に記載されたように、単焦点レンズのおけるレンズの光学中心、乱視軸角度の検出情報をパネル3のディスプレイに表示し、レンズを手動により移動してカップの位置を調整する構成であっても良い。
カップ取付け装置の外観斜視図である。 装置の筐体内部の概略構成図である。 レンズ支持機構の説明図である。 光学系の概略構成図である。 指標板の開口(光透過口)のパターンを説明する図である。 再帰性反射部材の構成例を説明する図である。 第1反射部材に形成される開口の形成を説明する図である。 第2反射部材の回転機構の説明図である。 装置の制御系ブロック図である。 パネルに表示されるレンズ像、玉型図形、光学中心の関係を説明する図である。 再帰性反射部材の照明によりレンズの外周エッジが明確に検出・観察される状態を説明する図である。 印点が付されたレンズ像の例である。 二重焦点レンズのレイアウトデータを入力する画面例である。 画面に表示される二重焦点レンズ像の例である。 画面に表示される累進焦点レンズ像の例である。 デモレンズの外形を測定する場合の測定画面例である。
符号の説明
3 パネル
10 照明光学系
16 指標板
17 開口(光通過口)
18 受光素子
20 再帰性反射部材
20a 第1反射部材
20b 第2反射部材
21 開口
30 撮像光学系
33 撮像素子
45 モータ
50 制御部
100 レンズ支持機構
300 カップ取付け機構

Claims (7)

  1. 眼鏡レンズの周縁を加工する際に用いられる加工治具のカップの位置をレンズに対して相対的に調整し、前記カップをレンズの表面に取り付けるカップ取付け装置において、
    所定位置に置かれたレンズの表面側から照明光を照射する照明光学系と、レンズの後面側に配置され,レンズの光学中心を検出するための指標を構成する所定パターンの光通過口が形成された指標板と、前記指標板の光通過口を通過した光束を受光する受光素子を持つ受光光学系と、前記指標板とレンズとの間に配置され,レンズを通過した照明光を元の方向に戻す再帰性反射部材であって,前記指標板に形成された光通過口に対応した位置にてその光通過口より大きな径の開口を持つ反射部材と、該反射部材で反射された照明光により照明されたレンズをレンズ表面側から撮像する撮像光学系であって,レンズの表面付近にピントが合わされた撮像素子を持つ撮像光学系と、前記受光素子の出力に基づいて単焦点レンズの光学中心又は光学中心に加えて乱視軸角度を検出し,前記撮像素子により撮像されたレンズ像を画像処理することによりレンズに付された印点,二重焦点レンズの小玉境界又は累進レンズの累進マークの位置を検出する検出手段と、を備え、前記検出手段の検出結果に基づいてレンズ表面へのカップの取付け位置が調整されることを特徴とするカップ取付け装置。
  2. 請求項1のカップ取付け装置において、前記指標板はレンズの径より小さな領域で前記受光光学系の光軸を中心に固定的に配置され、前記反射部材は,レンズの径より小さな反射領域で前記開口が形成された第1反射部材と,該第1反射部材の開口が配置された範囲より広い径の中心開口を中心部に持つと共にレンズより大きな径の反射領域を持つ第2反射部材とを備え、前記撮像素子に撮像される前記第2反射部材の反射ムラを軽減するように、第2反射部材の反射面の位置を高速で移動させる移動機構が設けられていることを特徴とするカップ取付け装置。
  3. 請求項2のカップ取付け装置において、前記第2反射部材は前記第1反射部材に対して撮像光学系の光軸方向にずらした位置に配置され、前記中心開口は前記第1反射部材の反射領域よりも小さな径で形成されていることを特徴とするカップ取付け装置。
  4. 請求項1のカップ取付け装置において、前記指標板に形成された所定パターンの光通過口は、レンズ表面に付される印点より小さな径で円形形状であり、
    前記反射部材に形成される開口は前記指標板の光通過口より僅かに大きく、且つレンズ表面に付される印点より小さな径に形成されていることを特徴とするカップ取付け装置。
  5. 請求項1のカップ取付け装置は、玉型データ及び玉型に対するレイアウトデータを入力するデータ入力手段と、前記撮像素子により撮像されたレンズ像を表示するディスプレイと、ディスプレイに表示されたレンズ像に合成して玉型図形を表示する表示制御手段であって、前記検出手段により検出された光学中心、玉型データ、レイアウトデータ、受光光学系と撮像光学系の光軸の位置関係、撮像光学系の撮像倍率に基づいて玉型図形の表示サイズと表示位置を決定し、玉型図形を表示する表示制御手段と、を備え、前記照明光学系はレンズの径より大きな略平光束に整形する光学部材を持ち、前記反射部材はレンズの径より大きな反射面を持つことを特徴とするカップ取付け装置。
  6. 請求項1のカップ取付け装置は、レンズが、印点が付されていない単焦点レンズ、印点が付されたレンズ、二重焦点レンズ又は累進マークが印刷された累進レンズの何れのタイプであるかを選択する選択手段を備え、前記検出手段は前記選択手段により選択されたレンズタイプに応じて単焦点レンズの光学中心、レンズに付された印点,二重焦点レンズの小玉境界又は累進レンズの累進マークの位置をそれぞれ検出することを特徴とするカップ取付け装置。
  7. 請求項1のカップ取付け装置において、さらに前記撮像光学系の略ピント位置に配置されたデモレンズの玉型データを得るために、前記撮像光学系の撮像素子により撮像されたデモレンズ像を画像処理してレンズの外形形状を得る玉型測定手段を備えることを特徴とするカップ取付け装置。
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