JP2008295676A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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良博 越浦
Hidehiro Matsumoto
英廣 松本
Masanori Sakasawa
真徳 酒澤
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Abstract

【課題】ゴト部材を使用した不正行為を確実に防止できるとともに、必要時に開閉部材を容易に開放状態にすることができ、利便性を高め得るパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機は、遊技盤5の遊技領域の特定個所に開閉部材25が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したとき開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されている。遊技領域の開閉部材近傍に設けられた開閉部材の開動作を阻止するための開放阻止部材41と、開放阻止部材が開閉部材の開動作を阻止する阻止位置とその上方で開閉部材の開動作を許容する待機位置との間で移動するように駆動する駆動手段44と、開閉部材の開動作に伴って開放阻止部材が待機位置に移動し、開閉部材の閉動作に伴って開閉阻止部材が阻止位置に移動するように駆動手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、大入賞口などを開閉する開閉部材を備えたパチンコ遊技機に関し、特に、不正に開閉部材を開けて遊技球の払い出しを受ける不正行為の防止対策に係わる。
従来、パチンコ遊技機は、遊技盤の遊技領域の特定個所に開閉部材が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したときこの開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されている。例えば、第1種のパチンコ遊技機(通称デジパチという)の場合、遊技盤の遊技領域の中央部に、図柄を変動表示する図柄変動装置が設けられ、この図柄変動装置の下側に始動入賞口及び大入賞口が上下一列に並んで設けられているとともに、この大入賞口を開閉する開閉部材が設けられている。そして、始動入賞口に遊技球が入ったとき、入賞として所定数の遊技球を払い出すとともに、抽選を行い、その抽選に基づいて図柄変動装置による図柄の変動を開始し、抽選結果を図柄変動装置の変動停止時の図柄で表示する。特に、抽選で大当たりになると、大入賞口の開閉部材が開いて、大入賞口に遊技球が入り易くなり、入賞回数が増加して大量の遊技球を獲得できるようになっている。
ところで、このようなパチンコ遊技機においては、開閉部材を開けた状態にすると大量の遊技球を獲得できることから、筐体の上受け皿の上部やガラス扉の下部の隙間などから針金やピアノ線(以下、ゴト部材という)を挿入して遊技盤の表面(以下、単に遊技盤面ともいう)にまで侵入させ、このゴト部材の先端を開閉部材に引っ掛けてゴト部材を手前側に引くことにより、不正に開閉部材を開ける不正行為が行われる虞がある。この不正行為を防止するための対応策としては、例えば特許文献1に開示されているように、裏面側に阻止突起を有する開閉阻止部材を開閉部材の側方近傍に配置し、この開閉部材により不正な開閉部材の開動作を阻止するようにしたものが知られている。また、特許文献2には、開閉部材を駆動する駆動装置の近傍に、駆動装置による開閉部材の開閉動作を許容するとともに、開閉部材に不正行為に伴って応力が加えられた場合に開閉部材が開くのを阻止する開閉規制機構を設けることが開示されている。
特開2003−310972号公報 特開2005−323756号公報
しかし、上記従来公知の防止対策のうち、前者のものでは、開閉阻止部材に対しても、同様にゴト部材を遊技盤面にまで侵入させ、ゴト部材の先端を引っ掛けて阻止状態を解除した上で、別のゴト部材によって開閉部材を開けることにより、不正行為を行うことが可能であり、不正行為の防止対策としては不十分である。
また、後者のものでは、開閉規制機構が外部から見えないことから、ゴト部材を使用した不正行為を未然に防止することができない。また、店員による補償行為など、大当たり以外で大入賞口の開閉部材を開ける必要があるときに開放状態にし難くなるという問題もある。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、不正な開閉部材の開動作を阻止するための開放阻止部材又はこれに代わる部材を遊技盤面上に適宜配置することにより、ゴト部材を使用した不正行為を確実に防止できるとともに、必要時に開閉部材を容易に開放状態にすることができ、利便性を高め得るパチンコ遊技機を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、遊技盤の遊技領域の特定個所に開閉部材が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したときこの開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されたパチンコ遊技機において、上記遊技領域の開閉部材近傍に設けられた開閉部材の開動作を阻止するための開放阻止部材と、この開放阻止部材が、開閉部材の開動作を阻止する阻止位置と、この阻止位置よりも上方で開閉部材の開動作を許容する待機位置との間で移動するように駆動する駆動手段と、上記開閉部材の開動作に伴って開放阻止部材が待機位置に移動し、上記開閉部材の閉動作に伴って開閉阻止部材が阻止位置に移動するように上記駆動手段を制御する制御手段とを備える構成にする。
この構成では、開閉部材を不正に開けて入賞の機会を増加させるとき、開閉部材の開動作を阻止するための開放阻止部材が、その阻止位置とその位置よりも上方の待機位置との間を移動するように設けられているため、この開放阻止部材を開放するために開放阻止部材ないし開閉部材の上方からゴト部材を遊技盤面にまで侵入させ、ゴト部材の先端を開放阻止部材に引っ掛けて待機位置寄りに移動させる必要がある。このようなゴト行為を行う場合には、パチンコ遊技機の筐体上部という目立つ位置に穴を開け、更に立ち上がらなければならないなど、目立つことになるため、ゴト行為が困難なものとなり、その防止化を図ることができる。しかも、上記開放阻止部材は、遊技盤面上に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材を開ける必要があるときには開放阻止部材を待機位置寄りに移動させた上で開放部材を開けることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、開閉部材の一つの具体例を提供するものである。すなわち、上記開閉部材は、遊技盤の遊技領域に設けられた大入賞口を開閉するものであり、この大入賞口の開閉部材は、上記所定の条件として遊技中に特定の領域を遊技球が通過したことに基づいて行われる抽選で大当たりになったときに開いて遊技球が大入賞口に入賞し易くなる構成にする。
請求項3に係る発明は、請求項1記載のパチンコ遊技機において、開閉部材の別の具体例などを提供するものである。すなわち、上記遊技盤の遊技領域に、内部に遊技球の進入に基づいて遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別入賞領域を有する入賞役物装置を設ける。そして、上記開閉部材を、この入賞役物装置の内部に遊技球を導く導入口の近傍に設け、この開閉部材が開いたときには遊技球が入賞役物装置の内部に進入し易くなるように構成する。
請求項4に係る発明は、請求項2記載のパチンコ遊技機において、上記遊技盤の遊技領域における、上記開閉部材の上側に遊技盤の表面から突出した突出部を設け、この突出部に、上記開放阻止部材の待機位置として開放阻止部材を収容する収容空間を形成する構成にする。この構成では、大入賞口を開閉する開閉部材の開動作を阻止する開閉阻止部材が、その待機位置として遊技盤の表面から突出した突出部に形成した収容空間内に収容されるように設けられているため、待機位置に位置する開閉阻止部材によって遊技領域での遊技球の落下軌跡に影響が及ぶことは全くない。また、開閉阻止部材が外部に露見しない待機位置と外部に露見する阻止位置との間を移動することに伴う形態の変化に新たな面白味が生じ、遊技性が高められる。
請求項5に係る発明は、請求項4記載のパチンコ遊技機において、上記遊技盤の遊技領域に、図柄の変動などの遊技演出を表示する演出表示部を有する中央役物装置を設けるとともに、この中央役物装置の下側に始動入賞装置を設け、この始動入賞装置に遊技球が入ったとき抽選を行い、その抽選結果に基づいて上記図柄変動表示部で遊技演出を行うように構成する。また、上記中央役物装置を、遊技盤の表面よりも所定寸法突出させて取り付け、この中央役物装置の外側を遊技球が落下するようにし、更に、上記大入賞口を、上記始動入賞装置の下側に設け、上記開放阻止部材を、この始動入賞装置と大入賞口との間で上下方向に移動するように設ける構成にする。この構成では、遊技盤の遊技領域に上側から演出表示部付きの中央役物装置、始動入賞装置及び大入賞口が一列に配置されてなる第1種のパチンコ遊技機において、大入賞口を開閉する開閉部材の開動作を阻止する開閉阻止部材が、始動入賞装置と大入賞口との間で上下移動するように設けられているため、この開閉阻止部材によって遊技領域での遊技球の落下軌跡に影響が及ぶことは殆どなく、遊技に支障を生じることもない。
請求項6に係る発明は、第1種のパチンコ遊技機である請求項5記載のパチンコ遊技機において、開放阻止部材の待機位置として開放阻止部材を収容する収容空間が形成される突出部を特定するものである。すなわち、上記突出部は、上記始動入賞装置のパネル部材であり、この始動入賞装置は、パネル部材によって構成された始動入賞口と、この始動入賞口への遊技球の入賞難易度を変更する可動部材とを有している構成にする。
請求項7に係る発明は、請求項1に係る発明と同じ課題を解決するために、遊技盤の遊技領域の特定個所に開閉部材が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したときこの開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されたパチンコ遊技機において、上記開閉部材に対応して設けられた第2の開閉部材と、この第2の開閉部材が、対応する開閉部材と相反する方向に開閉動作をするように駆動する駆動手段と、上記所定の条件が成立したとき第2の開閉部材が遊技球の入賞に影響しない開位置に移動し、上記所定の条件が成立しないときは第2の開閉部材が遊技球の入賞を阻止する閉位置に居続けるように上記駆動手段を制御する制御手段とを備える構成にする。
この構成では、開閉部材を不正に開けて入賞の機会を増加させるとき、開閉部材を開けるだけでなく、遊技球の侵入を阻止する閉位置に居続ける第2の開閉部材をも開ける必要があるが、この第2の開閉部材は、対応する開閉部材と相反する方向に開閉動作をするように設けられているため、この2つの開閉部材に対し、それぞれゴト行為(つまりゴト部材を遊技盤面にまで侵入させ、ゴト部材の先端を開閉部材に引っ掛けて開放状態にする行為)を行う場合には、少なくとも一方のゴト行為のためにパチンコ遊技機の筐体上部という目立つ位置に穴を開け、更に立ち上がらなければならないなど、目立つことをしなければならない。それ故、ゴト行為が困難なものとなり、その防止化を図ることができる。しかも、上記第2の開閉部材は、対応する開閉部材と同じく遊技盤面上に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材を開ける必要があるときには第2の開閉部材をも開けることができる。
以上のように、本発明のパチンコ遊技機によれば、開閉部材の開動作を阻止する開閉阻止部材又は第2の開閉部材を開けるためのゴト部材を用いた不正行為が困難なものとなるため、不正行為の防止化を確実に図ることができる。しかも、上記開閉阻止部材又は第2の開閉部材は、対応する開閉部材と同じく遊技盤の表面上に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材を開ける必要があるときにはこの開閉阻止部材又は第2の開閉部材をも容易に開けることができ、利便性を高めることができる。
特に、請求項4に係る発明では、大入賞口を開閉する開閉部材の開動作を阻止する開閉阻止部材が、その待機位置として遊技盤の表面から突出した突出部に形成した収容空間内に収容されるように設けられているため、待機位置に位置する開閉阻止部材によって遊技領域での遊技球の落下軌跡に影響が及ぶことは全くなく、実施化を図る上でより有利なものである。また、開閉阻止部材が外部に露見しない待機位置と外部に露見する阻止位置との間を移動することに伴う形態の変化に新たな面白味が生じるので、遊技性を高めることができるという効果をも奏する。
請求項5に係る発明では、上記開閉阻止部材が、始動入賞装置と大入賞口との間で上下移動するように設けられているため、この開閉阻止部材によって遊技領域での遊技球の落下軌跡に影響が及ぶことは殆どなく、遊技に支障を生じることもない。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るパチンコ遊技機Aの外観を示す。このパチンコ遊技機Aは、ホールの遊技島に固定した外枠1と、この外枠1に上側ヒンジ2及び下側ヒンジ3を介して開閉自在に取り付けられた筐体(前枠又は前面枠ともいう)4とを備えてなる。外枠1は、矩形枠状のものであって、本実施形態の場合、その下部枠材1aのみが正面側に見えるようになっている。
上記筐体4は、遊技球を発射するための球発射装置や遊技盤5などの部品を装備してなり、この筐体4の表面側上部には遊技盤5を覆うガラス扉6が上側ヒンジ7及び下側ヒンジ8を介して開閉自在に取り付けられているとともに、筐体4の表面側下部には上受け皿11、下受け皿12、左右一対のスピーカ13a,13b及び球発射装置の操作部であるハンドル14などが取り付けられている。ガラス扉6は、中央部に略円形のガラス面6aを残して正面略全体が演出用ランプを内蔵する装飾パネル6bにより覆われてなり、このガラス扉6のガラス面6aを通して遊技盤5の遊技領域が見えるようになっている。
上記遊技盤5は、図2に示すように、略矩形状の合板などの平板からなり、この遊技盤5の表面には、その遊技領域5aを囲むようにガイドレール15が設けられ、遊技盤5の下側に配置される球発射装置(図示せず)から遊技球がガイドレール15の隙間16を通して遊技盤5の遊技領域5aに打ち出されるようになっている。この遊技盤5の遊技領域5aには、その中央部に中央役物装置17が設けられているとともに、この中央役物装置17の下側に始動入賞口18と始動入賞装置19と大入賞口20とアウト口21とが略一列に並んで設けられている。中央役物装置17は、その内部に図柄の変動などの遊技演出を表示する液晶表示装置や回転リール装置などからなる演出表示部17aを有している。また、中央役物装置17は、遊技盤5の表面よりも所定寸法突出して取り付けられ、その周縁外側を遊技球が落下するようになっている。この中央役物装置17の突出高さは、始動入賞口18及び始動入賞装置19の突出高さとほぼ同程度に設定されており、中央役物装置17の表面とその前側のガラス面6aとの隙間からは遊技球が中央役物装置17の内部に進入しないようになっている。中央役物装置17の左側縁部には、中央役物装置17の内部に導入するための導入口17cが設けられており、この導入口17cから中央役物装置17の内部に導入された遊技球は、中央役物装置17の内部に設けたステージ17c上を転動した後、放出口17dから盤面に放出されるようになっている。始動入賞装置19は、俗に電動チューリップと呼ばれるもので、遊技盤5の表面よりも所定寸法突出して取り付けられたパネル部材19aと、このパネル部材19aによって構成された始動入賞口19bと、この始動入賞口19bへの遊技球の入賞難易度を変更する可動部材19cとを有している。
また、上記遊技盤5の遊技領域5aには、中央役物装置17の左側に1つのゲート22が設けられているとともに、図示していないが、適宜個所に普通入賞口、役物及び多数の障害釘がそれぞれ設けられている。そして、遊技領域5aに打ち出された遊技球が始動入賞口18又は始動入賞装置19の始動入賞口19bに入ると賞球として所定数、例えば3個の遊技球の払い出しが行われ、大入賞口20に入ると所定数、例えば15個の遊技球の払い出しが、普通入賞口に入ると所定数、例えば10個の遊技球の払い出しがそれぞれ行われるようになっている。
上記遊技盤5の遊技領域5aの下部には、図3及び図4に拡大詳示するように、大入賞口20を開閉する開閉部材25が設けられている。この開閉部材25は、図5ないし図7にも示すように、各々下端部に支軸26を有する左右一対の側板27a,27bと、この両側板27a,27b間に跨って設けられたハネ板28とからなり、ハネ板28が大入賞口20を塞いで遊技盤5の表面に沿う閉位置と、ハネ板28が前方上向きに傾斜する開位置との間を支軸24回りに回動するようになっている。また、この開閉部材25を開閉する駆動部である大入賞口駆動部30は、開閉部材25の一方の側板27aに対向して支軸31回りに揺動可能に支持され、かつ先端が上記側板27に接触する突出部32を有する揺動アーム33と、この揺動アーム33の突出部32上に一端が支持され、揺動アーム33の揺動に伴って上下方向に移動する略L字形のロック部材34と、上記揺動アーム33を、図7の実線で示す状態に保持するためのコイルバネ35と、このコイルバネ35の反力に抗して揺動アーム33を、支軸31回りに図7の仮想線で示す状態にまで回動させるアクチュエータとしてのソレノイド36とを備えている。そして、ソレノイド36が消磁のときには、図7に実線で示すようにロック部材34のフック部34aが開閉部材25の側板27aと係合して開閉部材25を閉位置に保持し、ソレノイド36が励磁されたときには、図7に仮想線で示すように揺動アーム33が支軸31回りに反時計方向に回動し、ロック部材34が上方に移動して開閉部材25の側板27aとの係合が解除することにより、開閉部材25が支軸26回りに時計方向に回動して開位置に位置するようになる。この状態からソレノイド36を消磁すると、コイルバネ35の反力によって揺動アーム33が支軸31回りに時計方向に回動し、この回動に伴って揺動アーム31の突出部32を介して開閉部材25の側板27aに圧力が作用することにより、開閉部材25が支軸31回りに反時計方向に回動して閉位置に位置するようになり、またロック部材34が下方に移動してそのフック部34aが開閉部材25の側板27aと係合し、開閉部材25が閉位置に保持されることになる。尚、図5中、37は開閉部材25の駆動部30を収容するケーシング、38はこのケーシング37に上下方向に貫通して設けられた開口部であり、始動入賞口18又は始動入賞装置19に入った遊技球は、この開口部38を通って回収されるようになっている。また、39は大入賞口20の前方を覆って遊技盤5に取り付けられるガード板である。
そして、本実施形態の場合、遊技盤5の遊技領域5aに打ち出された遊技球が始動入賞口18又は始動入賞装置19に入ったときには、上述の如く賞球として所定数の遊技球の払い出しを行うとともに、後述する主制御部57で乱数抽選(特別図柄抽選)を行い、その抽選に基づいて中央役物装置17の演出表示部17aによる図柄の変動を開始し、抽選結果を演出表示部17aの変動停止時の図柄で表示する。特に、抽選で大当たりになると、大入賞口20の開閉部材25が所定時間開いて、大入賞口20に遊技球が入り易くなり、入賞回数が増加して大量の遊技球を獲得できるようになっている。それ故、大入賞口20の開閉部材25を不正に開けて大量の遊技球を獲得しようとする不正行為が行われる虞があり、この不正行為を防止するために、上記ガード板39により大入賞口20の前方を覆うこと以外に、本発明の特徴点として、遊技領域5aの開閉部材25上辺近傍に、開閉部材25の開動作を阻止するための開放阻止部材としてのガード部材41が設けられている。尚、遊技盤5の遊技領域5aに打ち出された遊技球がゲート22を通過したときには、後述する主制御部57で乱数抽選(普通図柄抽選)を行い、この抽選で当選すると、始動入賞装置19の可動部材19cが所定時間開くようになっている。この可動部材19cが開いた場合には、始動入賞装置19の始動入賞口19bへの遊技球の入賞確率が増加し、打ち出された遊技球当たりの抽選が行われるいわゆる抽選確率が向上する。また、上述の図柄特別抽選で大当たりの中でも特定の大当たりになった場合には、大当たり遊技の後、可動部材19cの開時間を延長した状態が設定され、遊技者にとって有利な状態となる。この状態は、大当たり遊技の終了後、上述の特別図柄抽選が所定回数行われるまで継続される。
上記ガード部材41は、図3及び図4に示すように、遊技盤5の始動入賞装置19と大入賞口20との間に形成した直線状のスリット42に沿って上下方向に移動可能に設けられ、下限位置である阻止位置では閉状態の開閉部材25の上辺部と一部オーバーラップして開動作を阻止するようになっている。上記スリット42の上端は、始動入賞装置19のパネル部材19aに形成した収容空間43内にまで延長されており、上記ガード部材41は、その上限位置である待機位置として、この収容空間43内に収容され、開閉部材25の開動作を許容するようになっている。このガード部材41が阻止位置と待機位置との間で移動するように駆動する駆動手段としてのガード部材駆動部44は、上下方向に所定距離隔てて配置された一対のスプロケット45,46と、上側のスプロケット45を回転駆動する電動モータ47と、上記両スプロケット45,46間に掛け渡されたエンドレスベルト48と、一端がこのエンドレスベルト48に連結され、他端が上記ガード部材41に固定された連結部材49とを備えている。
図8はパチンコ遊技機Aの制御系の構成を示し、51は始動入賞口18又は始動入賞装置19(詳しくはその始動入賞口19b)に遊技球が入ったことを検出する始動口センサ、52は大入賞口19に遊技球が入ったことを検出する大入賞口センサ、53はガード部材41が阻止位置又は待機位置のいずれに位置するかを検出するガード部材位置センサであり、これら各種センサ51〜53の検出信号は、いずれも制御部55に入力される。
上記制御部55は、各種センサ51〜53の検出信号をI/Oポート56を通して受ける主制御部(メイン基板ともいう)57と、この主制御部57の制御指令を中継基板58を介して受ける第1及び第2の副制御部(サブ基板ともいう)59,60とを備えている。主制御部59は、制御主体であるCPU61と、プログラム及び固定データなどを格納するROM62と、データの読み書きなどに用いられるRAM63とを有し、遊技状況に応じて、ドライバ回路64を介して始動入賞装置19の可動部材19cを駆動する入賞装置駆動部65、大入賞口駆動部30(詳しくはそのソレノイド36)及びガード部材駆動部44(詳しくはその電動モータ47)に対しそれぞれ動作指令を出力するとともに、副制御部59,60に制御指令を出力するようになっている。
上記第1の副制御部59は、主制御部57と同じくCPU66とROM67とRAM68とを有し、主制御部57の制御指令に基づいて、ドライバ回路69を介して中央役物装置17の演出表示部17aに動作指令を出力するようになっている。また、上記第2の副制御部60も、主制御部57と同じくCPU71とROM72とRAM73とを有し、主制御部57の制御指令に基づいて、ドライバ回路74を介してスピーカ13a,13b及びガラス扉6の装飾パネル6b内又は遊技盤5上の各種演出ランプ75に動作指令を出力するようになっている。
上記主制御部57による制御のうち、特に、始動口センサ51からの検出信号に基づいて始動入賞口18又は始動入賞装置19に遊技球が入ったときの制御は、図9に示すフローチャートに従って行われる。
すなわち、図9において、先ず、ステップS1で始動入賞口18又は始動入賞装置19に遊技球が入賞したことを確認した後、ステップS2で乱数抽選を行い、乱数の読み出しを行う。続いて、ステップS3で大当たりか否かを判定し、その判定がYESの大当たりのときには、ステップS4で内部当選フラグに1をセットし、ステップS5で大当たり図柄を決定した後、ステップS8へ移行する。一方、ステップS3の判定がNOのときには、ステップS6で内部当選フラグに0をセットし、ステップS7ではずれ図柄を決定した後、ステップS8へ移行する。
ステップS8では第1の副制御部59に対し、大当たり又ははずれの確定図柄を送信する。続いて、ステップS9で第1及び第2の副制御部59,60に対し共に演出開始のコマンドを送信し、ステップS10で演出時間が経過するのを待った後、ステップS11で第1及び第2の副制御部59,60に対し確定図柄などの停止コマンドを送信し、制御を終了する。
また、上記主制御部57が大当たり時に大入賞口20の開閉部材25を一回開閉するときの制御は、図10に示すフローチャートに従って行われる。
すなわち、図10において、先ず、ステップS21で遊技中の大当たりにより大入賞口20の開放指令が出るのを待った後、ステップS22でガード部材位置センサ53の検出信号に基づいてガード部材41が待機位置にあるか否かを判定する。この判定がYESのときには、直ちにステップS24へ移行する一方、判定がNOのときには、ステップS23でガード部材駆動部44に対しガード部材41を待機位置に移動させるよう作動指令を出力した後、ステップS24へ移行する。
ステップS24では大入賞口駆動部30に対し大入賞口20の開閉部材25を開放するよう作動指令を出力する。その後、ステップS25で所定時間の経過又は大入賞口20の閉鎖指令を待った後、ステップS26で大入賞口駆動部30に対し大入賞口20の開閉部材25を閉鎖する作動指令を出力し、ステップS27でガード部材駆動部44に対しガード部材41を阻止位置に移動させるよう作動指令を出力し、制御を終了する。
次に、上記パチンコ遊技機Aの作用効果を説明するに、大入賞口20の開閉部材25が閉位置に位置して大入賞口20を閉鎖しているときには、大入賞口20と始動入賞装置19との間に移動可能に設けたガード部材41は、開閉部材25の開動作を阻止する阻止位置に位置する。このため、開閉部材25を不正に開けて大量の遊技球を獲得するという不正行為は、開閉部材25をゴト部材により開けること以外に、筐体4の上部側という目立つ位置に穴を開け、更に立ち上がった状態でこの穴からゴト部材を遊技盤5のガード部材41の位置にまで侵入させ、ゴト部材の先端をガード部材41に引っ掛けてガード部材41を上方の待機位置寄りに移動させる必要があることから、非常に困難でかつ目立ったものとなり、その防止化を図ることができる。その上、ガード部材41は、中央役物装置17や始動入賞装置19など遊技盤5の表面から突出した部材の下方に位置し、これらによって上部からの接触も困難になっているため、不正行為の防止化を一層図ることができる。
また、上記ガード部材41は、遊技盤5の表面上に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材25を開ける必要があるときには、ガラス扉6を開けた後、ガード部材41を待機位置寄りに移動させた上で開放部材25を開けることができ、利便性を高めることができる。
さらに、上記ガード部材41は、待機位置として始動入賞装置19のパネル部材19aに形成した収納空間43内に収容されるようになっており、また阻止位置に位置するときでもこの入賞装置19の下側近傍に位置するため、このガード部材41によって遊技領域5aでの遊技球の落下軌跡に影響が及ぶことは殆どなく、遊技に支障を生じることもない。その上、ガード部材41が外部に露見しない待機位置と外部に露見する阻止位置との間を移動することに伴う形態の変化に新たな面白味が生じるので、遊技性を高めることもできる。
(第2の実施形態)
図11及び図12は本発明の第2の実施形態としてパチンコ遊技機の大入賞口80の開閉部材81を開閉する大入賞口駆動部82及び開閉部材81の開動作を阻止するためのガード部材83を移動させるガード部材駆動部84などの別の形態を示すものである。
すなわち、上記大入賞口80は、第1の実施形態の場合と同じく、始動入賞装置19(図2など参照)の下側に設けられており、上記開閉部材81は、その左右両側辺部の下辺寄りに設けた支軸85回りに回動可能に支持され、図11に示す如く略垂直に立って大入賞口80を塞ぐ閉位置と、図12に示す如く前方上向きに傾斜する開位置との間を回動するように設けられている。この開閉部材81を開閉する大入賞口駆動部82は、アクチュエータとしての電動モータ(図示せず)と、この電動モータの出力軸86及び上記支軸85にそれぞれ装着された一対のスプロケット87,88と、この両スプロケット87,88間に巻き掛けられたエンドレスベルト89とを備えてなる。
また、上記ガード部材83は、横方向(左右方向)の寸法が開閉部材81の横幅寸法よりも若干長い横長矩形状のガード本体83aと、このガード本体83aの裏面の左右両端にそれぞれ設けられ、遊技盤5に形成したスリット91,91に沿って各々上下方向に摺動する左右一対の摺動部83b,83cとからなり、スリット91の案内の下にガード本体83aの一部(下辺部)が閉状態の開閉部材81の上辺部とオーバーラップして開閉部材81の開動作を阻止する阻止位置と、この阻止位置よりも上方で開閉部材81の開動作を許容する待機位置(始動入賞口18よりも下側の位置)との間を上下方向に移動可能に設けられている。このガード部材83が阻止位置と待機位置との間で移動するように駆動する駆動手段としてのガード部材駆動部84は、ガード部材83の一方の摺動部83cに形成したラック歯部92と、上記大入賞口駆動部82の電動モータの出力軸86にスプロケット87と同軸上に装着され、かつ上記ラック歯部92と噛合するピニオン歯車93とを備えている。よって、ガード部材駆動部84と大入賞口駆動部82とは、アクチュエータとして1つの電動モータを兼用してなる。
従って、上記第2の実施形態においても、大入賞口80の開閉部材81が閉位置に位置して大入賞口80を閉鎖しているときには、大入賞口80と始動入賞装置19との間に移動可能に設けたガード部材83は、開閉部材81の開動作を阻止する阻止位置に位置する。このため、開閉部材81を不正に開けて大量の遊技球を獲得するという不正行為は、開閉部材81をゴト部材により開けること以外に、筐体4(図1参照)の上部側という目立つ位置に穴を開け、更に立ち上がった状態でこの穴からゴト部材を遊技盤5のガード部材83の位置にまで侵入させ、ゴト部材の先端をガード部材83に引っ掛けてガード部材83を上方の待機位置寄りに移動させる必要があることから、非常に困難でかつ目立ったものとなり、その防止化を図ることができる。
しかも、上記ガード部材83は、遊技盤5の表面上に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材81を開ける必要があるときには、ガラス扉6(図1参照)を開けた後、ガード部材83を待機位置寄りに移動させた上で開放部材81を開けることができ、利便性を高めることができる。
その上、上記開閉部材81を開閉する大入賞口駆動部82と、上記ガード部材83を阻止位置と待機位置との間で移動させるガード部材駆動部83とは、1つの電動モータをアクチュエータとして兼用してなるため、部品点数がその分少なくて済み、コスト面や組立性などの面から実施化を図る上で有利である。
(第3の実施形態)
図13は本発明の第3の実施形態としてパチンコ遊技機の大入賞口付近の構造を示す。図13において、100は遊技盤5の遊技領域の特定個所に設けられた大入賞口装置であって、この大入賞口装置100は、遊技盤5の表面側に面して大入賞口101を有し、遊技中に遊技盤5の遊技領域に打ち出された遊技球がこの大入賞口101に入ると入賞として所定数の遊技球が払い出されるようになっている。
上記大入賞口101には、遊技球の入賞を促したり阻んだりするための開閉部材102がその左右両側辺部の下辺寄りに設けた支軸103回りに回動可能に支持されており、この開閉部材102は、大入賞口装置100に設けた第1の駆動部(図示せず)により、図13に実線で示す如く略垂直に立って大入賞口101への遊技球の入賞を阻む閉位置と、図13に仮想線で示す如く前方上向きに傾斜して遊技球の入賞を促す開位置との間で回動するように設けられている。また、開閉部材102は、遊技中に所定の条件が成立したとき、例えば始動入賞口18又はゲート22(共に図2参照)に遊技球が入り又は通過したときに所定時間開いて、遊技球が大入賞口101に入って入賞し易くなるように設けられている。
上記開閉部材102が不正に開かれるのを防止するために、遊技盤5の表面側には、上記大入賞口装置100の大入賞口101の前方を覆うガード板104が設けられているとともに、大入賞口装置100の大入賞口101には、上記開閉部材102に対応して第2の開閉部材105が設けられている。この第2の開閉部材105は、その左右両側辺部の上辺寄りに設けた支軸106回りに回動可能に支持されて、対応する開閉部材102と相反する方向に開閉動作をするように、つまり図13に実線で示す如き略垂直に垂下する閉位置と、図13に仮想線で示す如き内側(後方)に傾斜する開位置との間で回動するように設けられている。また、第2の開閉部材105は、上記第1の駆動部とは別の第2の駆動部(図示せず)によって駆動され、上記開閉部材102が開くための所定の条件が成立するとき遊技球の進入に影響しないよう開位置に移動し、上記所定の条件が成立しないときは遊技球の進入を阻止するよう閉位置に居続けるように設けられている。
従って、上記第3の実施形態においては、大入賞口装置100の開閉部材102を不正に開けて大入賞口101への入賞回数を増加させるためには、開閉部材102をゴト部材により開けるだけでなく、第2の開閉部材105をも別のゴト部材により開ける必要がある。しかも、第2の開閉部材105は、対応する開閉部材102と相反する方向に開閉動作をするように設けられているため、この2つの開閉部材102,105に対し、それぞれゴト部材により開けることは非常に困難か、あるいは立ち上がるなど目立つ行為が必要になることから実質上できなくなり、その防止化を図ることができる。
また、上記第2の開閉部材105は、対応する開閉部材102と同じく遊技盤5の表面側に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材102を開ける必要があるときには、ガラス扉6(図1参照)を開けた後、両開閉部材102,105を共に開けることができ、利便性を高めることができる。
(第4の実施形態)
図14は本発明の第4の実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の構成を示す。この第4の実施形態の場合、遊技盤5の遊技領域5aの中央部に、第1の実施形態の如き中央役物装置17の代わりに、入賞役物装置111が設けられている。この入賞役物装置111は、その中央部に奥側に凹んだ略矩形状の凹部からなる内部空間112を有し、また、図15及び図16にも示すように、この内部空間112を囲むように一部(後述する導入口122)を除いて略環状でかつ前方に突出した外縁突出部112aを有し、この外縁突出部112aとその前側のガラスとの隙間からは遊技球が入賞役物装置111の内部空間112に進入しないようになっている。また、内部空間112の奥壁には液晶表示装置や回転リール装置などからなる図柄変動装置113が設けられ、演出表示などを行い得るようになっている。
上記入賞役物装置111には、その外縁突出部112aの左側部分を一部切り欠いてなる導入口122が設けられているとともに、この導入口122を開閉する開閉部材123が設けられている。この開閉部材123は、その下端側の支軸124回りに回動可能に支持されているとともに、第1の駆動部(図示せず)により駆動されて回動するように設けられている。そして、開閉部材123は、通常、導入口122を閉じる閉状態にあり、遊技中に所定の条件が成立したとき、例えば後述する抽選により所定の賞に当選したとき、図15及び図16に仮想線で示す如く開いて、遊技領域5aに打ち出された遊技球が導入口122を通して入賞役物装置111の内部空間112側に進入し易くなっている。また、導入口122を通して進入した遊技球は、内部空間112の下面壁に形成した転動通路112b上を転動し、同じく下壁面に設けた特別入賞領域としての特定入賞口(一般的にはV入賞口という)114又は外れ穴115に振り分けられるようになっている。転動通路112bは、図示していないが、中央の特定入賞口114に向けて若干下り傾斜している。
上記遊技盤5の遊技領域5aには、上記入賞役物装置の中央の略真下に始動入賞口116が設けられているとともに、この始動入賞口116の下側に始動入賞装置117と大入賞口118とアウト口119とが略一列に並んで設けられている。始動入賞口117は、パネル部材117aによって構成された始動入賞口117bと、この始動入賞口117bへの遊技球の入賞難易度を変更する可動部材117cとを有しており、大入賞口118は、開閉部材120により開閉されるようになっている。また、遊技盤5の遊技領域5aには、入賞役物装置111の左側に1つのゲート121が設けられているとともに、図示していないが、適宜個所に普通入賞口、役物及び多数の障害釘がそれぞれ設けられている。そして、遊技領域5aに打ち出された遊技球が始動入賞口116又は始動入賞装置117に入ると賞球として所定数、例えば3個の遊技球の払い出しが行われ、大入賞口118に入ると所定数、例えば15個の遊技球の払い出しが、普通入賞口に入ると所定数、例えば10個の遊技球の払い出しがそれぞれ行われるようになっている。また、導入口122を通して入賞役物装置111の内部空間112側に遊技球が進入すると賞球として所定数、例えば3個の遊技球の払い出しが行われ、更に、入賞役物装置111の内部空間112側に進入した遊技球が特定入賞口114に入ると、大入賞口118の開閉部材120を所定回数開閉する特別遊技(詳しくは後述する第2の特別遊技)が行われるようになっている。
そして、本実施形態の場合、入賞役物装置111の導入口122に設けた開閉部材123が開状態のときには遊技盤5の遊技領域5aに打ち出された遊技球が開閉部材123によって導入口122を通して入賞役物装置111の内部空間112側に進入し易くなり、特定入賞口114への遊技球の入賞回数などが増加して大量の遊技球を獲得する可能性が高くなること(詳細は後述する)から、上記開閉部材123を不正に開けようとする不正行為が行われる虞があり、この不正行為を防止するために、本発明の特徴点として、入賞役物装置111の導入口122に、上記開閉部材123に対応して、第2の開閉部材125が設けられている。
上記第2の開閉部材125は、その上端側の支軸126回りに回動可能に支持されて、対応する開閉部材123と相反する方向に開閉動作をするように、つまり図15及び図1
6に実線で示す如き略垂直に垂下する閉位置と、図15及び図16に仮想線で示す如き内側に傾斜する開位置との間で回動するように設けられている。また、第2の開閉部材125は、上記第1の駆動部とは別の第2の駆動部(図示せず)によって駆動され、上記開閉部材120が開くための所定の条件が成立するとき遊技球の進入に影響しないよう開位置に移動し、上記所定の条件が成立しないときは遊技球の進入を阻止するよう閉位置に居続けるように設けられている。第1及び第2の駆動部は、図示していないが、遊技機の主制御部によって制御される。尚、パチンコ遊技機の遊技盤5のその他の構成は、第1の実施形態の場合のそれと同じであり、同一の部品や部位などには同一符号を付してその説明は省略する。
本実施形態の場合、遊技機の遊技制御(つまり主制御部の制御内容)は以下のように行われる。先ず、遊技領域5aに打ち出された遊技球が始動入賞口116又は始動入賞装置117に入ると、上述の如く遊技球の払い出しを行うとともに、主制御部57(図8参照)で乱数を取得し、取得した乱数と判定テーブルを用いて順次抽選処理(特別図柄抽選)を行う。取得した乱数は所定数、例えば4個まで記憶可能になっている。この特別図柄抽選の結果は、図柄変動装置113とは別に設けられる抽選結果表示装置としての特別図柄表示装置(図示せず)により表示される。この特別図柄表示装置による表示は、取得した乱数を判定してから、所定時間(特別図柄変動時間)後に停止表示される。その後、次の乱数の判定が行われる。このため、最初の乱数の判定より後で停止表示が行われる前に始動入賞口116又は始動入賞装置117に入った遊技球に基づく乱数は、主制御部57にて上述の如く記憶される(保留数処理)。一方、図柄変動装置113では、この抽選結果に基づいて演出図柄の変動など、各種演出表示が行われる。この抽選は、少なくとも大当たり、小当たり、はずれを含み、それらの確率は、それぞれ例えば1/200、197/200、2/200などに設定されており、高確率で小当たりが当選するようになっている。
抽選が大当たりになったときには、大入賞口118の開閉部材120を所定回数、例えば15回開閉する第1の特別遊技が行われる。また、抽選が小当たりになったときには、入賞役物装置111の開閉部材123を所定回数、例えば1回又は2回開放する。1回開放する場合には、開閉部材123は通常の閉状態から開状態に変化し、その後、第2の開閉部材125が閉状態から開状態になる。開閉部材123と第2の開閉部材125は、そのまま1.8秒間開状態を維持した後、先ず、開閉部材123が閉状態になり、続いて第2の開閉部材125が閉状態になる。2回開放する場合には、開閉部材123は、通常の閉状態から開状態に変化し、その後、第2の開閉部材125が閉状態から開状態になる。開閉部材123と第2の開閉部材125は、そのまま0.9秒間開状態を維持した後、先ず、開閉部材123が閉状態になり、続いて第2の開閉部材125が閉状態になる。引き続き、閉状態を1.0秒間維持した後、上述した開閉部材123及び第2の開閉部材125の開閉動作順に従って開状態に変化し、そのまま0.9秒間開状態を維持した後、再度閉状態に復帰して作動を終了する。これらの開放動作中は、導入口122から入賞役物装置111の内部空間112側に遊技球が進入し易くなるため、理論上の打ち出された遊技球の総個数に対する入賞役物装置111の内部空間112側へ進入した遊技球の個数の割合が高くなり、それに伴って、遊技球が特定入賞口114に入る確率も上昇する。
小当たりに基づく開放動作中に遊技球が特定入賞口114に入ったときには、大入賞口118の開閉部材120を所定回数、例えば1回、7回又は14回のいずれかの回数だけ開閉する第2の特別遊技が行われる。この第2の特別遊技における大入賞口118の開閉部材120の開放回数は、本実施形態の場合、小当たりになった抽選時に1回、7回又は14回のいずれかの開放回数に該当する小当たりを引いたかによって決定されるようになっている。つまり、上記抽選の小当たりにおいては、開閉部材120の開放中に特定入賞口114に入球した場合に開放を何回行うかが定められている。これにより、図柄変動装置113を用いて、第2の特別遊技における開放回数を事前に予告する演出を行うことができるようになっている。尚、上述の如く小当たり時に第2の特別遊技の開放回数を同時に決定することに代えて、小当たり時には開放回数を決定せず、入賞役物装置111の内部に開放回数を抽選するためのクルーンなどの振り分け役物を設け、あるいは特定入賞口114に入球したタイミングで抽選を行って開放回数を決定しても良い。
また、遊技盤5の遊技領域5aに打ち出された遊技球がゲート121を通過したときには、主制御部57で乱数抽選(普通図柄抽選)を行い、この抽選で当選すると始動入賞装置117の可動部材117cを所定時間開放する。この可動部材117cが開放状態にある場合、始動入賞装置117への遊技球の入賞確率が増加し、打ち出された遊技球当たりの抽選が行われる確率(抽選確率)が向上する。更に、上述した特別図柄抽選で大当たりになったときに大当たりの中でも特定の大当たりの場合には、大当たり遊技の後、可動部材117cの開放時間を延長した状態が設定され、遊技者にとって有利な状態になる。この状態は、大当たり遊技の終了後、特別図柄抽選が所定回数行われるまで継続される。
そして、本実施形態の場合、上述の如く特別図柄抽選における小当たりの確率が高く設定されているため、入賞役物装置111の導入口122に設けた開閉部材123及び第2の開閉部材125は頻繁に開閉することになる。そこで、上述した特別図柄変動時間及び開閉部材123の開放時間を適切に調整することによって、開放状態の頻度を一定に調整し、これにより、上記特定入賞口114への入賞確率ひいては遊技機としての出玉性能を一定に保持している。しかるに、上記開閉部材122を不正に開放し、その状態を保持した場合には、入賞役物装置111の内部空間112側への遊技球の進入が異常に高くなり、特定入賞口114への遊技球の入賞回数が増加し、また特別遊技状態が発生することにより、大量の遊技球が不正に獲得される可能性がある。このことが上述した開閉部材123の不正開放を防止するための理由である。
従って、上記第4の実施形態においては、入賞役物装置111の導入口122に設けた開閉部材123の不正開放を防止するために、上記導入口122に、開閉部材123に対応して、第2の開閉部材125が設けられているので、遊技領域5aに打ち出された遊技球が導入口122を通して入賞役物装置111の内部空間112側へ進入し易くするためには、開閉部材123をゴト部材により開けるだけでなく、第2の開閉部材125をも別のゴト部材により開ける必要がある。しかも、第2の開閉部材125は、対応する開閉部材123と相反する方向に開閉動作をするように設けられているため、この2つの開閉部材123,125に対し、それぞれゴト部材により開けることは非常に困難か、あるいは立ち上がるなど目立つ行為が必要になることから実質上できなくなり、その防止化を図ることができる。
また、ガラス扉6のガラス面6a(共に図1参照)の上から開閉部材123を押圧する不正行為に対してもその防止化を図ることができるという効果がある。つまり、開閉部材123のみを押圧するには、1点のみをガラス面6aの上から押圧するのみで済むが、第2の開閉部材125をも同時に開状態に維持するためには、異なる2点を強い力で押圧する必要が生じ、このような行為をガラスの破壊を伴わずに行うことは困難だからである。
さらに、上記第2の開閉部材125は、対応する開閉部材123と同じく入賞役物装置111の表面側つまり遊技盤5の表面側に設けられているため、店員による補償行為などで開閉部材123を開ける必要があるときには、ガラス扉6を開けた後、両開閉部材123,125を共に開けることができ、利便性を高めることができる。
(第5の実施形態)
図17は本発明の第5の実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の構成を示す。この第5の実施形態の場合、遊技盤5の基本的構成は、第4の実施形態の場合のそれと同じであるが、不正行為の防止策として、第4の実施形態の場合と同じく入賞役物装置111の導入口122に、開閉部材123に対応して第2の開閉部材125が設けられているだけでなく、遊技領域5aの始動入賞口116と大入賞口118との間に、大入賞口118の開閉部材120が不正に開かれるときその開動作を阻止するための開放阻止部材としてのガード部材131が設けられている。
上記ガード部材131は、第1の実施形態の場合のガード部材41と同じく、遊技領域5aの始動入賞装置117と大入賞口118との間に形成した直線状のスリット132に沿って上下方向に移動可能に設けられ、下限位置である阻止位置では閉状態の開閉部材120の上辺部と一部オーバーラップしてその開動作を阻止し、上限位置である待機位置として、始動入賞装置117のパネル部材117aに形成した収容空間(図示せず)内に収容され、開閉部材120の開動作を許容するようになっている。尚、遊技盤5のその他の構成は、第4の実施形態の場合のそれと同じであり、同一の部品や部位などには同一符号を付してその説明は省略する。
従って、上記第5の実施形態においては、不正行為の防止策として、第1の実施形態の構成による防止策を、第4の実施形態の構成に加えて、その大入賞口118に対して用いているため、入賞役物装置111に対して行われる不正に特別遊技状態を発生させる不正行為だけでなく、直接大入賞口118を狙って行われる不正行為をも防止することができる。この実施形態は、賞球の多い大入賞口118及び特定入賞口114の両方に対し共に不正行為の防止策を施すことができるので、好ましいものである。
尚、本発明は上記第1ないし第5の実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記第1及び第5の実施形態では、いずれも遊技領域5aの始動入賞装置19,117と大入賞口20,118との間に、大入賞口20,118の開閉部材25,120の不正開放を阻止するための開放阻止部材としてのガード部材41,131を設けるに当たり、始動入賞装置19,117のパネル部材19a,117aに収容空間43を形成し、この収容空間43内をガード部材41,131の待機位置とするように構成したが、本発明は、ガード部材41,131を必ずしも収容空間内に収容する必要はないのは勿論である。
また、本発明は、上述の如く始動入賞装置19,117のパネル部材19a,117aに収容空間43を形成することに限らず、大入賞口20,118の直上に遊技盤5の表面より突出した突出部がある場合、例えば中央役物装置17の下部が大入賞口20の上側近傍にまで延びている場合、この中央役物装置の下部に収容空間を形成し、この収容空間内にガード部材を収容するように構成してもよい。
さらに、上記各実施形態では、いずれも大入賞口20,80,101,118の開閉部材25,81,102,120又は入賞役物装置111の導入口122の開閉部材123が不正に開放されるのを防止するための防止策について述べたが、本発明は、これに限らず、例えば始動入賞装置19,117の可動部材19c、117cに対しても、第1実施形態における大入賞口20の場合と同様な開放阻止部材を設けてもよい。この場合、始動入賞装置19,117の上側に位置する始動入賞口18,116の構成部材に収容空間を形成し、この収容空間内に開放阻止部材をその待機位置として収容するように構成することが好ましい。
また、上記第4の実施形態では、小当たりに基づく開放動作中に遊技球が特定入賞口114に入ったとき、大入賞口118の開閉部材120を所定回数だけ開閉する第2の特別遊技を行うパチンコ遊技機について述べたが、本発明は、これに限らず、例えば上記第2の特別遊技状態のとき大入賞口118の開閉部材120の開閉回数が特定入賞口114への遊技球の入賞によって更新されるタイプのパチンコ遊技機にも適用することができ、不正防止対策として有効である。つまり、このタイプのパチンコ遊技機では、入賞役物装置111の導入口122の開閉部材123が一回の開放動作中に遊技球が特定入賞口114に入ることによって、次回の開放動作が行われることが決定する。それ故、開閉部材123の開放中に押圧により開放状態に開閉部材123を固定し、特定入賞口114への入球を図る不正行為が行われる可能性があり、この不正行為を防止するためである。
加えて、上記各実施形態では、いずれも遊技盤5の遊技領域5aの中央部に、中央役物装置17又は入賞役物装置111が設けられ、その下側に始動入賞口18,116と始動入賞装置19,117と大入賞口20,118とアウト口21,119とが一列に設けられたパチンコ遊技機について述べたが、本発明は、このようなパチンコ遊技機に限らず、遊技盤の遊技領域に設けた開閉部材が開いたとき所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されたパチンコ遊技機に広く適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ遊技機の外観を示す正面図である。 上記パチンコ遊技機の遊技盤の構成を示す正面図である。 図2の大入賞口付近をその開閉部材が開いた状態で示す拡大図である。 図3のX−X線における断面図である。 大入賞口装置の斜視図である。 同装置の駆動部の斜視図である。 同側面図である。 上記パチンコ遊技機の制御系のブロック構成図である。 始動入賞口に遊技球が入ったときの制御内容を示すフローチャート図である。 大入賞口の開閉部材を一回開閉するときの制御内容を示すフローチャート図である。 第2の実施形態に係るパチンコ遊技機の大入賞口駆動部及びガード部材駆動部などの構成を示し、(a)は大入賞口の開閉部材が開いた状態の正面図、(b)は(a)のY−Y線における断面図である。 (a)は同じく大入賞口の開閉部材が閉じた状態の正面図、(b)は(a)のZ−Z線における断面図である。 第3の実施形態に係るパチンコ遊技機の大入賞口付近の縦断面図である。 第4の実施形態を示す図2相当図である。 入賞役物装置の装飾パネルなどを取り外した状態の正面図である。 同斜視図である。 第5の実施形態を示す図2相当図である。
符号の説明
A パチンコ遊技機
5 遊技盤
5a 遊技領域
17 中央役物装置
17a 演出表示部
19,117 始動入賞装置
19a,117a パネル部材(突出部)
19b,117b 始動入賞口
19c,117c 可動部材
20,80,101,118 大入賞口
25,81,102,120,123 開閉部材
30,82 大入賞口駆動部
41,83,131 ガード部材(開放阻止部材)
43 収容空間
44,84 ガード部材駆動部(駆動手段)
57 主制御部(制御手段)
100 大入賞口装置
105,125 第2の開閉部材
111 入賞役物装置
114 特定入賞口(特定入賞領域)
122 導入口

Claims (7)

  1. 遊技盤の遊技領域の特定個所に開閉部材が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したときこの開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されたパチンコ遊技機において、
    上記遊技領域の開閉部材近傍に設けられた開閉部材の開動作を阻止するための開放阻止部材と、
    この開放阻止部材が、開閉部材の開動作を阻止する阻止位置と、この阻止位置よりも上方で開閉部材の開動作を許容する待機位置との間で移動するように駆動する駆動手段と、
    上記開閉部材の開動作に伴って開放阻止部材が待機位置に移動し、上記開閉部材の閉動作に伴って開閉阻止部材が阻止位置に移動するように上記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 上記開閉部材は、遊技盤の遊技領域に設けられた大入賞口を開閉するものであり、この大入賞口の開閉部材は、上記所定の条件として遊技中に特定の領域を遊技球が通過したことに基づいて行われる抽選で大当たりになったときに開いて遊技球が大入賞口に入賞し易くなっている請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 上記遊技盤の遊技領域には、内部に遊技球の進入に基づいて遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別入賞領域を有する入賞役物装置が設けられており、
    上記開閉部材は、この入賞役物装置の内部に遊技球を導く導入口の近傍に設けられており、この開閉部材が開いたときには遊技球が入賞役物装置の内部に進入し易くなるように構成されている請求項1記載のパチンコ遊技機。
  4. 上記遊技盤の遊技領域には上記開閉部材の上側に遊技盤の表面から突出した突出部が設けられており、この突出部には上記開放阻止部材の待機位置として開放阻止部材を収容する収容空間が形成されている請求項2記載のパチンコ遊技機。
  5. 上記遊技盤の遊技領域には、図柄の変動などの遊技演出を表示する演出表示部を有する中央役物装置が設けられているとともに、この中央役物装置の下側に始動入賞装置が設けられ、この始動入賞装置に遊技球が入ったとき抽選を行い、その抽選結果に基づいて上記演出表示部で遊技演出を行うように構成されており、
    上記中央役物装置は、遊技盤の表面よりも所定寸法突出して取り付けられ、この中央役物装置の外側を遊技球が落下するようになっており、
    上記大入賞口は、上記始動入賞装置の下側に設けられており、上記開放阻止部材は、この始動入賞装置と大入賞口との間で上下方向に移動するように設けられている請求項4記載のパチンコ遊技機。
  6. 上記突出部は、上記始動入賞装置のパネル部材であり、この始動入賞装置は、パネル部材によって構成された始動入賞口と、この始動入賞口への遊技球の入賞難易度を変更する可動部材とを有している請求項5記載のパチンコ遊技機。
  7. 遊技盤の遊技領域の特定個所に開閉部材が設けられ、遊技中に所定の条件が成立したときこの開閉部材が開いて、所定数の遊技球を払い出す入賞の機会が増加するように構成されたパチンコ遊技機において、
    上記開閉部材に対応して設けられた第2の開閉部材と、
    この第2の開閉部材が、対応する開閉部材と相反する方向に開閉動作をするように駆動する駆動手段と、
    上記所定の条件が成立したとき第2の開閉部材が遊技球の入賞に影響しない開位置に移動し、上記所定の条件が成立しないときは第2の開閉部材が遊技球の入賞を阻止する閉位置に居続けるように上記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
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