JP2008295121A - ワイヤハーネス用クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両に後から取り付けられるワイヤハーネスが、簡単に、かつ強固に取り付けられるようにするワイヤハーネス用クランプの提供である。
【解決手段】 車両のボディパネル1に設けられた略長方形状の取付穴2に、予め第1ワイヤハーネス201が固定された第1クランプ101の第1クランプ本体部5を挿入し、取付穴2を通過した状態で一対の第1弾性爪13を弾性復元させることによって、第1クランプ101をボディパネル1に係止させる。第1クランプ101の第1クランプ本体部5に設けられた第2クランプ挿入予定穴11に、第2クランプ102の第2クランプ本体部9を挿入し、弾性復元された一対の第2弾性爪21を、第1クランプ本体部5に設けられた開口部15を介して、第1クランプ本体部5の外周面よりも外方に突出させ、ボディパネル1に係止させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の電動装置の配線に使用されるワイヤハーネスを、車両に配索させるためのワイヤハーネス用クランプに関するものである。
車両(自動車)の配線に使用されるワイヤハーネスは、ワイヤハーネス用クランプを介して車両のボディパネルの所定位置に配索される。ワイヤハーネス用クランプについて、各種の出願がなされている(例えば、特許文献1を参照)。ここで、ワイヤハーネスとは、多数本の電線類を束ねて、収束テープや防水チューブ等によって1本にまとめたものをいう。
例えば、福祉車両における車椅子昇降装置のように、いったん組付けが終了した車両に対して、後から電動装置が組み付けられる場合がある。この場合、電動装置を作動させるためのワイヤハーネスを、後から追加する必要がある。例えば、ボディパネルに配索されたワイヤハーネスに、新たなワイヤハーネスを結束バンド等により積み重ねて固定する方法が採用されている。しかし、作業性が悪く、また、見栄えも悪くなってしまう。更に、重心が高くなって不安定になるため、複数本のワイヤハーネスを積み重ねることは困難である。
特開2006−191755号公報
本発明は、上記した不具合に鑑み、車両に後から取り付けられるワイヤハーネスが、簡単に、かつ強固に取り付けられるようにするワイヤハーネス用クランプを提供することを課題としている。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記した課題を解決するための本発明は、
車両にワイヤハーネスを配索するために、前記車両に取り付けられると共に、第2のワイヤハーネス用クランプを積み重ねて取り付けることが予定されるワイヤハーネス用クランプであって、
前記車両に設けられた取付穴に挿入される第1クランプ本体部と、
前記第1クランプ本体部と一体に設けられ、固定手段によってワイヤハーネスが固定されるワイヤハーネス取付部と、を有し、
前記第1クランプ本体部には、
前記第2のワイヤハーネス用クランプの第2クランプ本体部を挿入させることが予定される第2クランプ挿入予定穴と、
前記車両の取付穴を通過した状態で弾性復元して、前記車両に抜止め状態で係止される第1弾性部材と、
前記第1弾性部材と異なる部分に設けられ、前記車両の取付穴に取り付けられた状態の第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に、前記第2クランプの第2クランプ本体部が挿入されたときに、前記第2クランプ本体部に設けられた第2弾性部材を前記車両の取付穴を通過させた位置で弾性復元させ、前記第1クランプ本体部の外周面よりも外方に突出させることによって、前記車両と係止させる開口部と、を備え、
前記車両の取付穴に挿入された前記第1クランプ本体部は、前記第1弾性部材が弾性復元することによって前記車両に抜止め状態で係止されると共に、前記第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴を介して前記車両の取付穴に挿入されて、前記開口部に臨む前記第2クランプ本体部の第2弾性部材が、前記開口部を介して前記車両に係止されるようにしたことを特徴としている。
車両に設けられた取付穴に第1クランプの第1クランプ本体部が、弾性部材を弾性変形させながら挿入され、前記取付穴を通過することによって弾性復元される。これによって、第1クランプが、車両に係止される。この状態で、第1クランプ本体部の開口部は、車両の取付穴に臨んで配置される。第1クランプに、別のクランプ(第2クランプ)が積み重ねられて取り付けられるとき、第1クランプ本体部に設けられた第2クランプ挿入予定穴を介して、前記車両の取付穴に、第2クランプの第2クランプ本体部が挿入される。第2クランプ本体部に設けられた第2弾性部材は、弾性変形しながら車両の取付穴を通過し、前記取付穴に臨んだ状態で第1クランプ本体部の開口部に配置される。車両の取付穴を通過することによって弾性復元された第2弾性部材は、第1クランプ本体部の開口部からその外周面を超えて突出され、車両の取付穴に係止される。これにより、第2クランプ本体部の抜止めが図られ、第2ワイヤハーネスを、第1ワイヤハーネスの上方に配置させることができる。
前記第1クランプ本体部における前記第2クランプ挿入予定穴の周縁部には、第2クランプ本体部に設けられた多角形状のフランジ部を配置させるための取付座部が設けられていて、
前記取付座部には、前記第2クランプ本体部が回動することを規制するための回動規制部が、前記フランジ部のいずれかの周縁部に近接して設けられているようにすることができる。
第1クランプ本体部の取付座部に、第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に挿入された第2クランプが、車両の振動等によって回動されてしまうことが防止される。
前記第1弾性部材は、前記第1クランプ本体部の軸線方向に沿って、かつ前記軸線方向と交差する方向に所定の距離をおいて設けられた一対の第1スリットと、前記一対の第1スリットの一端部に、それらを連結する形態で設けられた第2スリットとにより、前記第1クランプ本体部の外周面から切り離されたその一部が、前記一対の第1のスリットの他端部に設けられた基端部を支点として前記軸線方向と交差する方向に沿って弾性回動自在に設けられていると共に、非回動状態で、前記第1クランプ本体部の外周面よりも外方に突出される係止部が設けられているようにすることができる。
第1弾性部材が上記のように形成されているため、その構成が簡単なものとなる。
前記第1弾性部材の内面は、前記第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に挿入された第2クランプ本体部の外周面と近接配置されるようにすることができる。
第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に挿入された第2クランプの第2クランプ本体部を、第1弾性部材の内面に近接配置させることにより、前記弾性部材が弾性変形することを阻止できる。これにより、第1クランプ本体部が抜き取られることを確実に防止できる。
前記第1弾性部材は、対向配置される形で一対設けられていて、前記第1クランプ本体部の開口部は、前記一対の第1弾性部材の配置方向と交差する方向に沿って一対設けられていることが望ましい。
一対の開口部により、第2クランプを車両の取付穴に対して一層確実に係止させることができる。
前記一対の開口部は、前記第2クランプ本体部の位相を180°ずらして挿入させることができるように、前記ワイヤハーネス取付部に取り付けられるワイヤハーネスの軸線方向に沿った直線に対して、線対称形状で設けることができる。
第2クランプの位相を、第1クランプに対して同一又は180°ずらして取り付けることができる。これにより、ワイヤハーネスの取付位置の自由度が高められる。
前記第1クランプ本体部は、前記第2クランプ本体部と異なる材質より成るようにすることができる。
車両の振動等によって第1及び第2のクランプ本体部どうしがこすれてる、異音(例えば、きしみ音)が発生しにくくなる。
本発明の実施例について説明する。図1は第1ないし第3のクランプ101〜103が積み重ねられて成るクランプ複合体100の斜視図、図2は同じく正面図、図3は同じく側面図、図4は第1ないし第3のクランプ101〜103を分離させた状態の正面図、図5は第1クランプ101の平面図、図6の(a)は第1クランプ101の側面図、(b)は図5のX−X線断面図である。
本発明の実施例について説明する。本明細書では、図1ないし図4に示されるように、車両(図示せず)のボディパネル1に、第1ないし第3のワイヤハーネス用クランプ101〜103(以下、単に「クランプ」と記載する)が積み重ねられて形成されたクランプ複合体100について説明する。車両のボディパネル1は所定厚さの金属板より成る。図3に示されるように、車両のボディパネル1は、側面視において緩やかに湾曲していて、その頂部に略長方形状の取付穴2が設けられている。この取付穴2に、第1クランプ101が取り付けられている。第1クランプ101に第2クランプ102が取り付けられていて、第2クランプ102に第3クランプ103が取り付けられている。第1ないし第3のクランプ101〜103は、いずれも樹脂材より成る。なお、本実施例のクランプ複合体100は、3つのクランプ101〜103が積み重ねられて成るものであるが、2つのクランプ101,102が積み重ねられて成るものであってもよい。
最初に、第1クランプ101について説明する。図4ないし図6に示されるように、第1クランプ101は、第1ワイヤハーネス201を固定するための第1ワイヤハーネス取付部3と、連結板部4を介してワイヤハーネス取付部3と一体に設けられ、ボディパネル1の取付穴2に挿入される第1クランプ本体部5とを備えている。第1ワイヤハーネス取付部3は細長い薄板であり、ボディパネル1の湾曲形状に対応して斜めに設けられている。第1ワイヤハーネス取付部3には、第1ワイヤハーネス201がテープ、結束バンド等の固定手段によって取り付けられる。
第1クランプ本体部5の上部には、ボディパネル1の取付穴2よりも大きく、かつ外周縁部がボディパネル1の取付穴2と略相似形状を呈する長方形状の取付座部6が設けられている。取付座部6における一方側の長辺部から連結板部4を介して、第1ワイヤハーネス取付部3が延設されている。また、取付座部6における一対の短辺部には、それぞれ回動規制板7が立設されている。各回動規制板7は、第2クランプ102が取り付けられたときに、取付座部6に配置される第2クランプ102のフランジ部8(後述)と近接するように設けられていて、車両の振動等によって第2クランプ102が回動されることを阻止している。
第1クランプ本体部5には、第2クランプ102の第2クランプ本体部9(後述)を挿入することが予定される有底で略角筒状の第2クランプ挿入予定穴11が設けられている。そして、第1クランプ本体部5における短辺側の側面部12には、一対の第1弾性爪13が対向配置されていると共に、同じく長辺側の側面部14には、一対の開口部15が設けられている。一対の開口部15は、第1ワイヤハーネス201の軸線16と平行に設けられている。各弾性爪13は、第1クランプ本体部5における短辺側の側面部12の横方向に所定間隔をおいて、かつ高さ方向(第1クランプ本体部5の軸線C1の方向)に沿って設けられた一対の第1スリット17と、一対の第1スリット17の上部に横方向に沿って設けられた第2スリット18とにより、その基端部13aを除いて第1クランプ本体部5の短辺側の側面部12から分離されている。これにより、各第1弾性爪13は、それらの基端部13aを支点として、第2クランプ挿入孔11の軸線C1の方向と交差する方向に沿って回動自在である。各第1弾性爪13の上部には、断面視において略三角形状の爪部19が設けられている。通常の状態で、各爪部19は、第1クランプ本体部5の短辺側の側面部12から突出されている。
第1クランプ本体部5において、長辺側の側面部14に設けられた一対の開口部15は、第2クランプ102の第2クランプ本体部9が、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入されたとき、第2クランプ本体部9に設けられた一対の第2弾性爪21(図4参照)を突出させるという機能を有している。ここで、図5に示されるように、各開口部15における軸線C1からの距離L1,L2は異なっている(L1<L2)。これにより、第2クランプ102の第2クランプ本体部9が誤って組み付けられることが回避されている(後述)。
次に、第2クランプ102について説明する。図4及び図7に示されるように、第2クランプ102は、第1クランプ101の第2クランプ挿入予定穴11に挿入される第2クランプ本体部9と、第2クランプ本体部9の上端部から上方に延接された支持部22と、第2クランプ本体部9と支持部22との間に設けられ、第1クランプ101の取付座部6に配置されるフランジ部8とを備えている。支持部22の側面部には、第2クランプ本体部9の軸線C2と直交する方向に、細長い薄板より成る第2ワイヤハーネス取付部23が固着されている。第2ワイヤハーネス取付部23には、予め第2ワイヤハーネス202がテープ、結束バンド等の固定手段によって取り付けられている。
第2クランプ本体部9の断面形状は、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入されるべく、第2クランプ挿入予定穴11よりも少し小さな相似長方形状である。そして、第2クランプ本体部9における対向する第1の側面部24には、第1クランプ本体部5と同様にして、一対の第2弾性爪21が、その基端部21aを支点として回動自在に設けられている。各第2弾性爪21の爪部25は、第2クランプ本体部9における第1の側面部24の外周面よりも外側に突出されている。
第2クランプ本体部9において、一対の第2弾性爪21が設けられていない側面部(第2の側面部26)は、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入し易くなるように斜めに切除されていて、傾斜面部26aが形成されている。また、第1及び第2の側面部24,26との一方側のコーナー部には、突起部27が設けられている。ここで、第2クランプ本体部9は、その軸線C2に対して対称形状で設けられている。このため、第2クランプ本体部9は、その位相を180°ずらした状態であっても第2クランプ挿入予定穴11に挿入させることができる。しかし、第2クランプ本体部9が、その位相を90°ずらした状態で挿入されることは回避される必要がある。本実施例の第2クランプ102の場合、第2クランプ本体部9のコーナー部に各突起部27が設けられていて、かつ第1クランプ本体部5における第2クランプ挿入予定穴11の軸線C1からの距離L1,L2が異なっている。各突起部27は、距離L1,L2の長さの差(L2−L1)に対応して設けられていて、当該長さの差の部分に入り込む。このため、第2クランプ本体部9の位相を90°ずらした状態で挿入しようとすると、各突起部27が第2クランプ挿入予定穴11の取付座部6と干渉する。これにより、第2クランプ102が、誤って組み付けられることが防止される。
第2クランプ102における支持部22の上端部のほぼ中央部には、第3クランプ103の第3クランプ本体部28を嵌合させて支持するための受け部29が突設されている。受け部29は板状であり、第2ワイヤハーネス取付部23と平行になるようにして取り付けられている。受け部29には、第3クランプ103の第3クランプ本体部28が嵌合装着されたときに、第3クランプ本体部28に設けられた第3弾性爪31の爪部32を係止させる窓部29aが設けられている(図4参照)。また、受け部29における幅方向の両端部には、軸線C2と交差する方向に沿って傾斜された一対の傾斜面部33が延設されている。
第2クランプ本体部9が、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入されたとき、第2クランプ本体部9の第2の側面部26は、第1クランプ本体部5の一対の第1弾性爪13の背面部に近接して配置される。このため、一対の第1弾性爪13が内方に向かって回動することが阻止され、第1クランプ101は、ボディパネル1の取付穴2に取り付けられた状態で保持される。
次に、第3クランプ103について説明する。図4及び図8に示されるように、第3クランプ103は、第2クランプ102の受け部29に嵌合装着される第3クランプ本体部28と、第3クランプ本体部28の上部に固着された、細長い薄板より成る第3ワイヤハーネス取付部34とを備えている。第3クランプ本体部28の内側には、第2クランプ102の受け部29に設けられた一対の傾斜面部33を嵌合させるための嵌合溝部35が形成されている。この嵌合溝部35には、一対の傾斜面部33に対応する傾斜板部35aと、同じく受け部29の窓部29aに入り込んで係止される第3弾性爪31とが設けられている。第3弾性爪31は、その基端部31aのみが第3クランプ本体部28と接続されていて、基端部31aを中心に軸線C3と交差する方向に沿って回動自在である。
図9に示されるように、第3クランプ103は、第3ワイヤハーネス取付部34に第3ワイヤハーネス203が取り付けられた状態で、その第3クランプ本体部28が第2クランプ102の受け部29に嵌合されることによって取り付けられる。このとき、第3ワイヤハーネス203が細いもので、かつ垂れ下がっていると、第3ワイヤハーネス203が、第2クランプ102の支持部22の上面部と第3クランプ103の底面部とで挟み込まれてしまうおそれがある。しかし、本実施例の第3クランプ103の場合、第3クランプ本体部28の傾斜板部35aが、受け部29の傾斜面部33を滑り、垂れ下がった第3ワイヤハーネス203を押しのけながら嵌合されるため、第3クランプ本体部28の底面部が、第1ワイヤハーネス201を噛み込むおそれは全くない。また、第3クランプ本体部28の位相がずれた状態で、第2クランプ102の受け部29に嵌合させようとしても、第3クランプ本体部28の嵌合溝部32と受け部29及び一対の傾斜面部33とが干渉するため、嵌合させることができない。これにより、第3クランプ103の位相を誤って組み付けられるという不具合が防止される。
第3クランプ103が第2クランプ102の受け部29に嵌合されるとき、第3クランプ本体部28の第3弾性爪31の爪部32は、受け部29に当接して回動され(弾性変形)、受け部29の窓部29aに入り込んで弾性復元される。これにより、第3弾性爪31の爪部32が受け部29の窓部29aに係止され、第3クランプ103の抜止めが図られる。
本実施例の第1ないし第3のクランプ101〜103の作用について説明する。第1ないし第3のクランプ101〜103の各ワイヤハーネス取付部3,23,34には、予め第1ないし第3のワイヤハーネス201〜203が固定手段(テープ、結束バンド等)によって固定されている。図4に示されるように、車両のボディパネル1に設けられた取付穴2に、第1クランプ101の第1クランプ本体部5が挿入される。第1クランプ本体部5は、一対の第1弾性爪13の爪部19が、取付穴2の内周面によって内方に押し付けられながら(弾性変形)挿入される。図9に示されるように、各爪部19が取付穴2を通過すると、一対の第1弾性爪13は弾性復元され、それらの爪部19が第1クランプ本体部5の外周面よりも外方に突出される。これにより、第1クランプ本体部5がボディパネル1の取付穴2に係止され、第1クランプ101はボディパネル1に抜止め状態で固定される。ボディパネル1の取付穴2が略長方形状で、かつ第1クランプ本体部5の断面形状が取付穴2に対応する相似形状であるため、第1クランプ本体部5をボディパネル1の取付穴2に挿入するだけで、第1クランプ101の回り止めが図られる。上記した結果、車両のボディパネル1に、第1クランプ101によって第1ワイヤハーネス201が配索される。
何らかの事情により、後からワイヤハーネスを追加して取り付ける必要がある場合には、ボディパネル1に固定された第1クランプ101に第2クランプ102が取り付けられる。即ち、第2クランプ102の第2クランプ本体部9が、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入される。第2クランプ本体部9における短辺側の側面部12と長辺側の側面部14とのコーナー部に突起部27が設けられているため、第2クランプ102を、第1クランプ101に対してその位相を90°ずらした状態で取り付けることはできない。これにより、第2クランプ102を誤って組み付けてしまうことが防止される。また、第2クランプ102は、その位相を180°ずらした状態で取り付けることができる。これにより、ボディパネル1の周囲の状況(例えば、近接する他のボディパネル1の配置状況)に応じて、第2ワイヤハーネス202が、第1クランプ101の軸線C1に対して反対側に配置されるように第2クランプ102を取り付けることができる。その状態を、図10に示す。
図4に示されるように、第2クランプ102の第2クランプ本体部9が、第1クランプ本体部5の第2クランプ挿入予定穴11に挿入されるとき、第2クランプ本体部9に設けられた一対の第2弾性爪21の爪部25が、取付穴2の内周面によって内方に押し付けられながら(弾性変形)挿入される。各爪部25が取付穴2を通過すると、一対の第2弾性爪21の爪部25が第1クランプ本体部5の開口部15に臨んで弾性復元され、対応する開口部15から第1クランプ本体部5の外周面よりも外方に突出される。これにより、第2クランプ本体部9がボディパネル1の取付穴2に係止され、第2クランプ102はボディパネル1に抜止め状態で固定される。この状態で、第2クランプ本体部9の第2の側面部26が、第1クランプ101の一対の第1弾性爪13の内周面に近接して配置されるため、第1クランプ101の一対の第1弾性爪13が回動されることが阻止される。これにより、第1クランプ101の抜止めが、一層確実なものとなる。
そして、第2クランプ102のフランジ部8が略長方形状であり、その対向する2辺が、第1クランプ本体部5の取付座部6に立設された一対の回動規制板7と近接配置されているため、第1クランプ101に取り付けられた第2クランプ102の回り止めが図られる。上記した結果、第1クランプ101に第2クランプ102が積み重ねて取り付けられ、第1ワイヤハーネス201の上方に第2ワイヤハーネス202を配索することができる。
図1ないし図4に示されるように、第1クランプ101に積み重ねて取り付けられた第2クランプ102に、第3クランプ103を更に積み重ねて取り付けることができる。図9に示されるように、第3クランプ103を第2クランプ102の上方で、かつそれらの軸線C2,C3を奥行き方向にずらして配置する。第2クランプ102の受け部29に、第3クランプ103の第3クランプ本体部28の嵌合溝部35が嵌合させ、そのまま第3クランプ103を降下させる。第3クランプ本体部28は、嵌合溝部35の内側に設けられた一対の傾斜板部35aが、第2クランプ102の受け部29に設けられた一対の傾斜面部33に接しながら降下される。もし、第3ワイヤハーネス203が細く、垂れ下がっていても、第3クランプ本体部28の傾斜板部35aが、第3ワイヤハーネス203を押しのけながらスライドされるため、第3ワイヤハーネス203が挟み込まれるおそれはない。
そして、第3クランプ本体部28の第3弾性爪31の爪部32が、受け部29の窓部29aに入り込んで弾性復元される。これにより、第3弾性爪31の爪部32が受け部29の窓部29aに係止され、第3クランプ103は、第2クランプ102に対して抜止め状態で保持される。上記した結果、第2クランプ102に第3クランプ103が積み重ねて取り付けられ、第2ワイヤハーネス202の上方に第3ワイヤハーネス203を配索することができる。
本実施例の第1クランプ101では、その第1クランプ本体部5に、第2クランプ102を積み重ねて取り付けることができる。このため、ワイヤハーネスの配索が終了した車両に対して新たなワイヤハーネスを配索する場合であっても、前記車両のボディパネル1に新たな取付穴2を設ける必要はない。また、複数個のクランプを積み重ねる形態であるため、それらの配置スペースも少なくて済む。
上記した第1ないし第3のクランプ101〜103において、各クランプ101〜103の材質を異ならせることが望ましい。なぜならば、異なる材質より成るものを組み付けることにより、その接合部分での異音(きしみ音)を発生しにくくできるからである。例えば、本実施例のクランプ複合体100の場合、第1及び第3のクランプ101,103はポリプロピレンとし、第2クランプ102をポリアセタールとすることができる。これにより、第1クランプ101の第1クランプ本体部5と、その第2クランプ挿入予定穴11に挿入される第2クランプ102の第2クランプ本体部9との材質を異ならせることができる。また、第2クランプ102の受け部29と、該受け部29に嵌合して取り付けられる第3クランプ103の第3クランプ本体部28との材質を異ならせることができる。これにより、第1ないし第3のクランプ101〜103の接合部分での異音を発生しにくくすることができる。
第1ないし第3のクランプ101〜103が積み重ねられて成るクランプ複合体100の斜視図である。 同じく正面図である。 同じく側面図である。 第1ないし第3のクランプ101〜103を分離させた状態の正面図である。 第1クランプ101の平面図である。 (a)は第1クランプ101の側面図、(b)は図5のX−X線断面図である。 (a)は第2クランプ102の側面図、(b)は同じく底面図である。 (a)は第3クランプ103の側面断面図、(b)は同じく底面図である。 第3クランプ103を第2クランプ102に取り付ける状態の作用説明図である。 第1クランプ101に第2及び第3のクランプ102,103を反対向きに取り付けた状態の側面図である。
符号の説明
101 第1クランプ(ワイヤハーネス用クランプ)
102 第2クランプ
201 第1ワイヤハーネス(ワイヤハーネス)
1 ボディパネル(車両)
2 取付穴
3 第1ワイヤハーネス取付部
5 第1クランプ本体部
6 取付座部
7 回動規制板
8 フランジ部
9 第2クランプ本体部
11 第2クランプ挿入予定穴
12,14 側面部(外周面)
13 第1弾性爪(弾性部材)
13a 基端部
15 開口部
16 第1ワイヤハーネスの軸線
17 第1スリット
18 第2スリット
19 爪部(係止部)
C1 第1クランプの軸線

Claims (7)

  1. 車両にワイヤハーネスを配索するために、前記車両に取り付けられると共に、第2のワイヤハーネス用クランプを積み重ねて取り付けることが予定されるワイヤハーネス用クランプであって、
    前記車両に設けられた取付穴に挿入される第1クランプ本体部と、
    前記第1クランプ本体部と一体に設けられ、固定手段によってワイヤハーネスが固定されるワイヤハーネス取付部と、を有し、
    前記第1クランプ本体部には、
    前記第2のワイヤハーネス用クランプの第2クランプ本体部を挿入させることが予定される第2クランプ挿入予定穴と、
    前記車両の取付穴を通過した状態で弾性復元して、前記車両に抜止め状態で係止される第1弾性部材と、
    前記第1弾性部材と異なる部分に設けられ、前記車両の取付穴に取り付けられた状態の第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に、前記第2クランプの第2クランプ本体部が挿入されたときに、前記第2クランプ本体部に設けられた第2弾性部材を前記車両の取付穴を通過させた位置で弾性復元させ、前記第1クランプ本体部の外周面よりも外方に突出させることによって、前記車両と係止させる開口部と、を備え、
    前記車両の取付穴に挿入された前記第1クランプ本体部は、前記第1弾性部材が弾性復元することによって前記車両に抜止め状態で係止されると共に、前記第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴を介して前記車両の取付穴に挿入されて、前記開口部に臨む前記第2クランプ本体部の第2弾性部材が、前記開口部を介して前記車両に係止されるようにしたことを特徴とするワイヤハーネス用クランプ。
  2. 前記第1クランプ本体部における前記第2クランプ挿入予定穴の周縁部には、第2クランプ本体部に設けられた多角形状のフランジ部を配置させるための取付座部が設けられていて、
    前記取付座部には、前記第2クランプ本体部が回動することを規制するための回動規制部が、前記フランジ部のいずれかの周縁部に近接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス用クランプ。
  3. 前記第1弾性部材は、前記第1クランプ本体部の軸線方向に沿って、かつ前記軸線方向と交差する方向に所定の距離をおいて設けられた一対の第1スリットと、前記一対の第1スリットの一端部に、それらを連結する形態で設けられた第2スリットとにより、前記第1クランプ本体部の外周面から切り離されたその一部が、前記一対の第1のスリットの他端部に設けられた基端部を支点として前記軸線方向と交差する方向に沿って弾性回動自在に設けられていると共に、非回動状態で、前記第1クランプ本体部の外周面よりも外方に突出される係止部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のワイヤハーネス用クランプ。
  4. 前記第1弾性部材の内面は、前記第1クランプ本体部の第2クランプ挿入予定穴に挿入された第2クランプ本体部の外周面と近接配置されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載のワイヤハーネス用クランプ。
  5. 前記第1弾性部材は、対向配置される形で一対設けられていて、前記第1クランプ本体部の開口部は、前記一対の第1弾性部材の配置方向と交差する方向に沿って一対設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用クランプ。
  6. 前記一対の開口部は、前記第2クランプ本体部の位相を180°ずらして挿入させることができるように、前記ワイヤハーネス取付部に取り付けられるワイヤハーネスの軸線方向に沿った直線に対して、線対称形状で設けられていることを特徴とする請求項5に記載のワイヤハーネス用クランプ。
  7. 前記第1クランプ本体部は、前記第2クランプ本体部と異なる材質より成ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用クランプ。
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