JP2008294726A - 高周波スイッチ回路 - Google Patents

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JP2008294726A JP2007137843A JP2007137843A JP2008294726A JP 2008294726 A JP2008294726 A JP 2008294726A JP 2007137843 A JP2007137843 A JP 2007137843A JP 2007137843 A JP2007137843 A JP 2007137843A JP 2008294726 A JP2008294726 A JP 2008294726A
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Katsue Kawahisa
克江 川久
Takayuki Teraguchi
貴之 寺口
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Abstract

【課題】寄生容量による信号漏れを抑制する。
【解決手段】高周波スイッチ回路30には、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。Nch MOSトランジスタMT1のバックゲート側に設けられる抵抗R2は、他端が共通RF端子PRFCOM側に接続される。Nch MOSトランジスタMT2のバックゲート側に設けられる抵抗R4は、他端が共通RF端子PRFCOM側に接続される。Nch MOSトランジスタMT3のバックゲート側に設けられる抵抗R6は、他端がRF端子PRF1側に接続される。Nch MOSトランジスタMT4のバックゲート側に設けられる抵抗R8は、他端がRF端子PRF2側に接続される。高周波スイッチ回路30では、信号線と接地線が交差する部分がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波スイッチ回路に関する。
スイッチとしての高周波スイッチ回路は、移動体通信やLAN分野などの無線通信システムの重要な構成部品であり、携帯電話、無線インフラ設備、衛星通信設備、或いはケーブルTV設備などに数多く使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載されている高周波スイッチ回路では、スルーFETやシャントFETのゲート側やバックゲート側に抵抗を設け、スルーFETやシャントFETのオン時での高周波信号の漏れを抑制している。
ところが、スルーFETやシャントFETのバックゲート側に設けられた抵抗と接地端子を接続する接地線と、信号線とが交差する部分での寄生容量により信号漏れが発生する問題点がある。信号漏れが発生すると高周波スイッチ回路の通過特性やアイソレーション特性が劣化する。特にSP4T(single pole 4 throw)やSP7T(single pole 7 throw)などのマルチポートスイッチでは、接地線と信号線とが交差する部分の数が増加し、信号漏れが増大するという問題点がある。
米国特許第6094088号明細書
本発明は、寄生容量による信号漏れを抑制でき、通過特性及びアイソレーション特性を向上できる高周波スイッチ回路を提供することにある。
本発明の一態様の高周波スイッチ回路は、スルートランジスタと、前記スルートランジスタのゲート側に設けられた第1の抵抗と、一端が前記スルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記スルートランジスタのソース或いはドレインに接続された第2の抵抗とを具備する。
更に、本発明の他態様の半導体スイッチ回路は、RF端子とRF共通端子の間にカスコード接続された第1及び第2のスルートランジスタと、一端が前記第1のスルートランジスタのゲートに接続された第1の抵抗と、一端が前記第2のスルートランジスタのゲートに接続され、他端が第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗と、一端が前記第1のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第2のスルートランジスタ側の前記第1のスルートランジスタの端子に接続された第3の抵抗と、一端が前記第2のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1のスルートランジスタ側の前記第2のスルートランジスタの端子に接続された第4の抵抗とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、寄生容量による信号漏れを抑制でき、通過特性及びアイソレーション特性を向上できる高周波スイッチ回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る高周波スイッチ回路について、図面を参照して説明する。図1は高周波スイッチ回路の構成を示す回路図、図2は従来の高周波スイッチ回路の構成を示す回路図である。本実施例では、スルーFET及びシャントFETのバックゲート側に設けられた抵抗と接地端子を接続する接地線と信号線の交差をなくしている。
図1に示すように、高周波スイッチ回路30には、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。
Nch MOSトランジスタMT1乃至4はノーマリィオフ型(エンハンスメント型或いはE型とも呼称される)MOSトランジスタである。MOSトランジスタは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される。
高周波スイッチ回路30は、SPDT(Single Pole Double Throw)スイッチであり、例えば携帯電話用アンテナスイッチとして用いられ、制御端子PVCON1及びPVCON2にそれぞれ入力される制御信号にもとづいて、アンテナ側のポートに電気的に接続される共通RF端子PRFCOMから出力されるアナログ信号の高周波信号(RF信号)をRF端子PRF1或いはPRF2に切り替えて出力するアナログスイッチである。
Nch MOSトランジスタMT1は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF1に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R1を介して入力される。Nch MOSトランジスタMT1は、“High”レベルの第1の制御信号にもとづいて、共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号を入力し、その信号をRF端子PRF1に出力するスルーFETである。
抵抗R1は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT1のゲートに接続される。抵抗R2は、一端がNch MOSトランジスタMT1のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT1のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側のNch MOSトランジスタMT1の端子)に接続される。
Nch MOSトランジスタMT2は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF2に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R3を介して入力される。Nch MOSトランジスタMT2は、“High”レベルの第2の制御信号にもとづいて、共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号を入力し、その信号をRF端子PRF2に出力するスルーFETである。
抵抗R3は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT2のゲートに接続される。抵抗R4は、一端がNch MOSトランジスタMT2のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT2のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側のNch MOSトランジスタMT2の端子)に接続される。抵抗R9は、一端が共通RF端子PRFCOMに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。
ここで、抵抗R2の他端をNch MOSトランジスタMT1のソース及びドレインの他方に接続しているが、Nch MOSトランジスタMT1のソース及びドレインの一方(RF端子PRF1側)に接続してもよい。抵抗R4の他端をNch MOSトランジスタMT2のソース及びドレインの他方に接続しているが、Nch MOSトランジスタMT2のソース及びドレインの一方(RF端子PRF2側)に接続してもよい。
Nch MOSトランジスタMT3は、ドレインがRF端子PRF1に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)の接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R5を介して入力される。Nch MOSトランジスタMT3は、“High”レベルの第2の制御信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF1を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
抵抗R5は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT3のゲートに接続される。抵抗R6は、一端がNch MOSトランジスタMT3のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT3のドレインに接続される。
Nch MOSトランジスタMT4は、ドレインがRF端子PRF2に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)の接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R7を介して入力される。Nch MOSトランジスタMT4は、“High”レベルの第1の制御信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF2を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
抵抗R7は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT4のゲートに接続される。抵抗R8は、一端がNch MOSトランジスタMT4のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT4のドレインに接続される。
ここで、抵抗R6の他端をNch MOSトランジスタMT3のドレインに接続しているが、Nch MOSトランジスタMT3のソースに接続してもよい。抵抗R8の他端をNch MOSトランジスタMT4のドレインに接続しているが、Nch MOSトランジスタMT4のソースに接続してもよい。
抵抗R1乃至8は、例えば5kΩから100kΩ、好ましくは略20kΩの抵抗値を有し、層間絶縁膜上(フィールド上とも呼称される)に形成された多結晶シリコン膜や金属サーメット膜、或いは拡散抵抗などを用いる。
ここで、本実施例の高周波スイッチ回路30では、接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。このため、交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。
図2に示すように、従来の高周波スイッチ回路30aには、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。
ここで、従来の高周波スイッチ回路30aと本実施例の高周波スイッチ回路30は、スルーFET及びシャントFETのバックゲート側に設けられた抵抗の接続方法が異なり、他の構成は同一なので異なる点のみ説明する。
抵抗R2は、一端がNch MOSトランジスタMT1のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。抵抗R4は、一端がNch MOSトランジスタMT2のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。抵抗R6は、一端がNch MOSトランジスタMT3のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。抵抗R8は、一端がNch MOSトランジスタMT4のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。
接地端子PGNDに接続される接地線とRF端子PRF1に接属される信号線は、信号線と接地線の交差部HK1で交差する。接地端子PGNDに接続される接地線とRF端子PRF2に接属される信号線は、信号線と接地線の交差部HK2で交差する。接地端子PGNDに接続される接地線と共通RF端子PRFCOMに接属される信号線は、信号線と接地線の交差部HK3で交差する。
ここで、従来の高周波スイッチ回路30aでは、接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分が3箇所(図中のHK1乃至3)ある。このため、交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生する。
なお、従来のSPDTスイッチでは、交差部分が3箇所であるが、SP4T(single pole 4 throw)やSP7T(single pole 7 throw)などのマルチポートスイッチでは、接地線と信号線とが交差する部分の数が増加し、信号漏れが増大する。
上述したように、本実施例の高周波スイッチ回路では、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。抵抗R1は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がスルーFETであるNch MOSトランジスタMT1のゲートに接続される。抵抗R2は、一端がNch MOSトランジスタMT1のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT1のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側の端子)に接続される。抵抗R3は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がスルーFETであるNch MOSトランジスタMT2のゲートに接続される。抵抗R4は、一端がNch MOSトランジスタMT2のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT2のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側の端子)に接続される。抵抗R5は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がシャントFETであるNch MOSトランジスタMT3のゲートに接続される。抵抗R6は、一端がNch MOSトランジスタMT3のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT3のドレインに接続される。抵抗R7は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がシャントFETであるNch MOSトランジスタMT4のゲートに接続される。抵抗R8は、一端がNch MOSトランジスタMT4のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT4のドレインに接続される。接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。
このため、信号線と接地線の交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。したがって、従来よりも通過特性及びアイソレーション特性を向上させることができる。
なお、本実施例では、高周波スイッチ回路30にはMOSトランジスタを用いているが、ゲート絶縁膜からなるMISトランジスタ(MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される)を用いてもよい。また、Nch MOSトランジスタMT1乃至4の代わりにPch MOSトランジスタを用いてもよい。
次に、本発明の実施例2に係る高周波スイッチ回路について、図面を参照して説明する。図3は高周波スイッチ回路の構成を示す回路図である。本実施例では、スルーFETを2段カスコード接続されたトランジスタ構成にし、シャントFETを2段カスコード接続されたトランジスタ構成にしている。
図3に示すように、高周波スイッチ回路30bには、Nch MOSトランジスタMT11乃至18、抵抗R11乃至26、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。
Nch MOSトランジスタMT11乃至18はノーマリィオフ型(エンハンスメント型或いはE型とも呼称される)MOSトランジスタである。
高周波スイッチ回路30bは、SPDTスイッチであり、例えば携帯電話用アンテナスイッチとして用いられ、制御端子PVCON1及びPVCON2にそれぞれ入力される制御信号にもとづいて、アンテナ側のポートに電気的に接続される共通RF端子PRFCOMから出力されるアナログ信号の高周波信号(RF信号)をRF端子PRF1或いはPRF2に切り替えて出力するアナログスイッチである。
Nch MOSトランジスタMT11及びMT12は、RF端子PRF1と共通RF端子PRFCOMの間にカスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT11及びMT12は、制御端子PVCON1から出力される“High”レベルの第1の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号をRF端子PRF1に出力するスルーFETである。
Nch MOSトランジスタMT11は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF1に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT12の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R11を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT12は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT11の端子に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R12を介して入力される。
抵抗R11は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT11のゲートに接続される。抵抗R12は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT12のゲートに接続される。抵抗R13は、一端がNch MOSトランジスタMT11のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT11のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT12側の端子)に接続される。抵抗R14は、一端がNch MOSトランジスタMT12のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT12のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT11側の端子)に接続される。
Nch MOSトランジスタMT13及びMT14は、RF端子PRF2と共通RF端子PRFCOMの間にカスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT13及びMT14は、制御端子PVCON2から出力される“High”レベルの第2の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号をRF端子PRF2に出力するスルーFETである。
Nch MOSトランジスタMT14は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF2に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT13の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R16を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT13は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT14の端子に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R15を介して入力される。
抵抗R15は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT13のゲートに接続される。抵抗R16は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT14のゲートに接続される。抵抗R17は、一端がNch MOSトランジスタMT13のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT13のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT14側の端子)に接続される。抵抗R18は、一端がNch MOSトランジスタMT14のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT14のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT13側の端子)に接続される。抵抗R9は、一端が共通RF端子PRFCOMに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。
Nch MOSトランジスタMT15及びMT16は、RF端子PRF1と接地端子PGNDの間にカスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT15及びMT16は、制御端子PVCON2から出力される“High”レベルの第2の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF1を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
Nch MOSトランジスタMT15は、ドレインがRF端子PRF1に接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT16のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R19を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT16は、ドレインがNch MOSトランジスタMT15のソースに接続され、ソースが接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R20を介して入力される。
抵抗R19は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のゲートに接続される。抵抗R20は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT16のゲートに接続される。抵抗R22は、一端がNch MOSトランジスタMT15のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のソース及びNch MOSトランジスタMT16のドレインに接続される。抵抗R21は、一端がNch MOSトランジスタMT16のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のソース及びNch MOSトランジスタMT16のドレインに接続される。
Nch MOSトランジスタMT17及びMT18は、RF端子PRF2と接地端子PGNDの間にカスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT17及びMT18は、制御端子PVCON1から出力される“High”レベルの第1の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF2を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
Nch MOSトランジスタMT17は、ドレインがRF端子PRF2に接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT18のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R23を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT18は、ドレインがNch MOSトランジスタMT17のソースに接続され、ソースが接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R24を介して入力される。
抵抗R23は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のゲートに接続される。抵抗R24は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT18のゲートに接続される。抵抗R25は、一端がNch MOSトランジスタMT17のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のソース及びNch MOSトランジスタMT18のドレインに接続される。抵抗R26は、一端がNch MOSトランジスタMT18のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のソース及びNch MOSトランジスタMT18のドレインに接続される。
抵抗R11乃至26は、例えば5kΩから100kΩ、好ましくは略20kΩの抵抗値を有し、層間絶縁膜上(フィールド上とも呼称される)に形成された多結晶シリコン膜や金属サーメット膜などを用いるのが好ましい。
ここで、本実施例の高周波スイッチ回路30bでは、接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。このため、交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。
上述したように、本実施例の高周波スイッチ回路では、Nch MOSトランジスタMT11乃至18、抵抗R11乃至26、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。Nch MOSトランジスタMT11及びMT12は、RF端子PRF1と共通RF端子PRFCOMの間にカスコード接続されるスルーFETである。Nch MOSトランジスタMT13及びMT14は、RF端子PRF2と共通RF端子PRFCOMの間にカスコード接続されるスルーFETである。Nch MOSトランジスタMT15及びMT16は、RF端子PRF1と接地端子PGNDの間にカスコード接続されるシャントFETである。Nch MOSトランジスタMT17及びMT18は、RF端子PRF2と接地端子PGNDの間にカスコード接続されるシャントFETである。抵抗R11は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT11のゲートに接続される。抵抗R12は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT12のゲートに接続される。抵抗R13は、一端がNch MOSトランジスタMT11のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT11のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT11とNch MOSトランジスタMT12の間の端子)に接続される。抵抗R14は、一端がNch MOSトランジスタMT12のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT12のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT11とNch MOSトランジスタMT12の間の端子)に接続される。抵抗R15は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT13のゲートに接続される。抵抗R16は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT14のゲートに接続される。抵抗R17は、一端がNch MOSトランジスタMT13のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT13のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT13とNch MOSトランジスタMT14の間の端子)に接続される。抵抗R18は、一端がNch MOSトランジスタMT14のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT14のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT11とNch MOSトランジスタMT12の間の端子)に接続される。抵抗R19は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のゲートに接続される。抵抗R20は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT16のゲートに接続される。抵抗R22は、一端がNch MOSトランジスタMT15のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のソース及びNch MOSトランジスタMT16のドレインに接続される。抵抗R21は、一端がNch MOSトランジスタMT16のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT15のソース及びNch MOSトランジスタMT16のドレインに接続される。抵抗R23は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のゲートに接続される。抵抗R24は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT18のゲートに接続される。抵抗R25は、一端がNch MOSトランジスタMT17のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のソース及びNch MOSトランジスタMT18のドレインに接続される。抵抗R26は、一端がNch MOSトランジスタMT18のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT17のソース及びNch MOSトランジスタMT18のドレインに接続される。接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。
このため、信号線と接地線の交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。したがって、従来よりも通過特性及びアイソレーション特性を向上させることができる。
なお、本実施例では、スルーFET及びシャントFETの構成を2段カスコード接続しているが、n段(ただし、nは3以上)カスコード接続してもよい。この場合、スルーFET及びシャントFETのバックゲート側に、それぞれ設けられる抵抗の他端をスルーFET及びシャントFETのトランジスタ間に接続するのが好ましい。
次に、本発明の実施例3に係る高周波スイッチ回路について、図面を参照して説明する。図4は高周波スイッチ回路の構成を示す回路図、図5は本実施例のスルーFET、シャントFETがオフ時の信号の流れを示す模式図、図6は比較例のスルーFET、シャントFETがオフ時の信号の流れを示す模式図である。本実施例では、スルーFETを4段カスコード接続されたトランジスタ構成にし、シャントFETを4段カスコード接続されたトランジスタ構成にしている。
図4に示すように、高周波スイッチ回路30cには、Nch MOSトランジスタMT31乃至46、抵抗R31乃至62、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。高周波スイッチ回路30cでは、信号線と接地線の交差部分がない。
Nch MOSトランジスタMT31乃至46はノーマリィオフ型(エンハンスメント型或いはE型とも呼称される)MOSトランジスタである。
高周波スイッチ回路30cは、SPDTスイッチであり、例えば携帯電話用アンテナスイッチとして用いられ、制御端子PVCON1及びPVCON2にそれぞれ入力される制御信号にもとづいて、アンテナ側のポートに電気的に接続される共通RF端子PRFCOMから出力されるアナログ信号の高周波信号(RF信号)をRF端子PRF1或いはPRF2に切り替えて出力するアナログスイッチである。
Nch MOSトランジスタMT31乃至MT34は、RF端子PRF1と共通RF端子PRFCOMの間に4段カスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT31及びMT34は、制御端子PVCON1から出力される“High”レベルの第1の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号をRF端子PRF1に出力するスルーFETである。
Nch MOSトランジスタMT31は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF1に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT32の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R31を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT32は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT31の端子に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT33の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R32を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT33は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT32端子に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT34の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R33を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT34は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT33の端子に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R34を介して入力される。
抵抗R31は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT31のゲートに接続される。抵抗R32は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT32のゲートに接続される。抵抗R33は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT33のゲートに接続される。抵抗R34は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT34のゲートに接続される。
抵抗R35は、一端がNch MOSトランジスタMT31のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT31のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT32側の端子)に接続される。抵抗R36は、一端がNch MOSトランジスタMT32のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT32のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT31側の端子)に接続される。抵抗R37は、一端がNch MOSトランジスタMT33のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT33のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT34側の端子)に接続される。抵抗R38は、一端がNch MOSトランジスタMT34のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT34のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT33側の端子)に接続される。抵抗R9は、一端が共通RF端子PRFCOMに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。
Nch MOSトランジスタMT35乃至MT38は、RF端子PRF2と共通RF端子PRFCOMの間に4段カスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT35及びMT38は、制御端子PVCON2から出力される“High”レベルの第2の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて共通RF端子PRFCOMから出力される高周波信号をRF端子PRF2に出力するスルーFETである。
Nch MOSトランジスタMT38は、ソース及びドレインの一方がRF端子PRF2に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT37の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R42を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT37は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT38の端子に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT36の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R41を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT36は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT37端子に接続され、ソース及びドレインの他方がNch MOSトランジスタMT35の端子に接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R40を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT35は、ソース及びドレインの一方がNch MOSトランジスタMT36の端子に接続され、ソース及びドレインの他方が共通RF端子PRFCOMに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R39を介して入力される。
抵抗R39は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT35のゲートに接続される。抵抗R40は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT36のゲートに接続される。抵抗R41は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT37のゲートに接続される。抵抗R42は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT38のゲートに接続される。
抵抗R43は、一端がNch MOSトランジスタMT35のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT35のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT36側の端子)に接続される。抵抗R44は、一端がNch MOSトランジスタMT36のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT36のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT35側の端子)に接続される。抵抗R45は、一端がNch MOSトランジスタMT37のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT37のソース及びドレインの一方(Nch MOSトランジスタMT38側の端子)に接続される。抵抗R46は、一端がNch MOSトランジスタMT38のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT38のソース及びドレインの他方(Nch MOSトランジスタMT37側の端子)に接続される。
Nch MOSトランジスタMT39乃至MT42は、RF端子PRF1と接地端子PGNDの間に4段カスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT39乃至MT42は、制御端子PVCON2から出力される“High”レベルの第2の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF1を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
Nch MOSトランジスタMT39は、ドレインがRF端子PRF1に接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT40のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R47を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT40は、ドレインがNch MOSトランジスタMT39のソースに接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT41のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R48を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT41は、ドレインがNch MOSトランジスタMT40のソースに接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT42のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R49を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT42は、ドレインがNch MOSトランジスタMT41のソースに接続され、ソースが接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON2から出力される第2の制御信号が抵抗R50を介して入力される。
抵抗R47は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT39のゲートに接続される。抵抗R48は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT40のゲートに接続される。抵抗R49は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT41のゲートに接続される。抵抗R50は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT42のゲートに接続される。
抵抗R51は、一端がNch MOSトランジスタMT39のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT39のソース及びNch MOSトランジスタMT40のドレインに接続される。抵抗R52は、一端がNch MOSトランジスタMT40のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT39のソース及びNch MOSトランジスタMT40のドレインに接続される。
抵抗R53は、一端がNch MOSトランジスタMT41のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT41のソース及びNch MOSトランジスタMT42のドレインに接続される。抵抗R54は、一端がNch MOSトランジスタMT42のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT41のソース及びNch MOSトランジスタMT42のドレインに接続される。
Nch MOSトランジスタMT43乃至MT46は、RF端子PRF2と接地端子PGNDの間に4段カスコード接続(縦続接続)される。Nch MOSトランジスタMT43乃至MT46は、制御端子PVCON1から出力される“High”レベルの第1の制御信号をゲートに入力し、その信号にもとづいて、オンしてRF端子PRF2を低電位側電源(接地電位)に設定するシャントFETである。
Nch MOSトランジスタMT43は、ドレインがRF端子PRF2に接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT44のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R55を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT44は、ドレインがNch MOSトランジスタMT43のソースに接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT45のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R56を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT45は、ドレインがNch MOSトランジスタMT44のソースに接続され、ソースがNch MOSトランジスタMT46のドレインに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R57を介して入力される。
Nch MOSトランジスタMT46は、ドレインがNch MOSトランジスタMT45のソースに接続され、ソースが接地端子PGNDに接続され、ゲートに制御端子PVCON1から出力される第1の制御信号が抵抗R58を介して入力される。
抵抗R55は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT43のゲートに接続される。抵抗R56は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT44のゲートに接続される。抵抗R57は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT45のゲートに接続される。抵抗R58は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がNch MOSトランジスタMT46のゲートに接続される。
抵抗R59は、一端がNch MOSトランジスタMT43のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT43のソース及びNch MOSトランジスタMT44のドレインに接続される。抵抗R60は、一端がNch MOSトランジスタMT44のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT43のソース及びNch MOSトランジスタMT44のドレインに接続される。
抵抗R61は、一端がNch MOSトランジスタMT45のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT45のソース及びNch MOSトランジスタMT46のドレインに接続される。抵抗R62は、一端がNch MOSトランジスタMT46のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT45のソース及びNch MOSトランジスタMT46のドレインに接続される。
抵抗R31乃至62は、例えば5kΩから100kΩ、好ましくは略20kΩの抵抗値を有し、層間絶縁膜上(フィールド上とも呼称される)に形成された多結晶シリコン膜や金属サーメット膜などを用いるのが好ましい。
ここで、本実施例の高周波スイッチ回路30cでは、接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。
図5に示すように、本実施例のスルーFET、シャントFETがオフ時の信号の流れを示す模式図では、スルーFETの場合、スルーFETの共通RF端子側のブロックAとスルーFETのRF端子側であるブロックBとは分離されている。このため、スルーFETがオフしているとき、ブロックAに高周波信号が入力されても、スルーFETのバックゲートを介する信号の漏れを抑制することができ、端子間のアイソレーションの劣化が生じない。シャントFETの場合、シャントFETのRF端子側のブロックAとシャントFETの接地端子側であるブロックBとは分離されている。このため、シャントFETがオフしているとき、ブロックAに高周波信号が入力されても、スルーFETのバックゲートを介する信号の漏れを抑制することができ、端子間のアイソレーションの劣化が生じない。
図6に示すように、比較例のスルーFET、シャントFETがオフ時の信号の流れを示す模式図では、接地用として設けられるワイヤボンディングのインダクタンス成分などによりインピーダンスが大きくなる場合、スルーFET、シャントFETのバックゲートに設けられた高抵抗の抵抗を介して、信号の漏れが発生し、端子間のアイソレーションが劣化する。なお、比較例のスルーFET、シャントFETでは、バックゲートに設けられる抵抗の他端(バックゲートとは逆側)が互いに接続される。
上述したように、本実施例の高周波スイッチ回路では、Nch MOSトランジスタMT31乃至46、抵抗R31乃至62、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。Nch MOSトランジスタMT31乃至MT34は、RF端子PRF1と共通RF端子PRFCOMの間に4段カスコード接続されるスルーFETである。Nch MOSトランジスタMT35乃至MT38は、共通RF端子PRFCOMとRF端子PRF2の間に4段カスコード接続されるスルーFETである。Nch MOSトランジスタMT39乃至MT42は、RF端子PRF1と接地端子PGNDの間に4段カスコード接続されるシャントFETである。Nch MOSトランジスタMT43乃至MT46は、RF端子PRF2と接地端子PGNDの間に4段カスコード接続されるシャントFETである。一端がNch MOSトランジスタMT31のバックゲートに接続される抵抗R35と一端がNch MOSトランジスタMT32のバックゲートに接続される抵抗R36は、他端がNch MOSトランジスタMT31とNch MOSトランジスタMT32の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT33のバックゲートに接続される抵抗R37と一端がNch MOSトランジスタMT34のバックゲートに接続される抵抗R38は、他端がNch MOSトランジスタMT37とNch MOSトランジスタMT38の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT35のバックゲートに接続される抵抗R43と一端がNch MOSトランジスタMT36のバックゲートに接続される抵抗R44は、他端がNch MOSトランジスタMT35とNch MOSトランジスタMT36の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT37のバックゲートに接続される抵抗R45と一端がNch MOSトランジスタMT38のバックゲートに接続される抵抗R46は、他端がNch MOSトランジスタMT37とNch MOSトランジスタMT38の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT39のバックゲートに接続される抵抗R51と一端がNch MOSトランジスタMT40のバックゲートに接続される抵抗R52は、他端がNch MOSトランジスタMT39とNch MOSトランジスタMT40の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT41のバックゲートに接続される抵抗R53と一端がNch MOSトランジスタMT42のバックゲートに接続される抵抗R54は、他端がNch MOSトランジスタMT41とNch MOSトランジスタMT42の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT43のバックゲートに接続される抵抗R59と一端がNch MOSトランジスタMT44のバックゲートに接続される抵抗R60は、他端がNch MOSトランジスタMT43とNch MOSトランジスタMT44の間の端子に接続される。一端がNch MOSトランジスタMT45のバックゲートに接続される抵抗R61と一端がNch MOSトランジスタMT46のバックゲートに接続される抵抗R62は、他端がNch MOSトランジスタMT45とNch MOSトランジスタMT46の間の端子に接続される。接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。スルーFET、シャントFETは、OFFのときに、それぞれ2段カスコード接続されるブロックAとブロックBに分離される。
このため、信号線と接地線の交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。また、スルーFET、シャントFETがOFFのときに、バックゲートを介する信号の漏れを抑制することができる。したがって、従来よりも通過特性及びアイソレーション特性を向上させることができる。
なお、本実施例では、スルーFET及びシャントFETの構成を2段カスコード接続したブロックを2つ縦続接続しているが、m個(ただし、mは3以上)縦続接続してもよい。また、スルーFET及びシャントFETの構成を3段カスコード接続したブロックを用いてもよい。
次に、本発明の実施例4に係る高周波スイッチ回路について、図面を参照して説明する。図7は高周波スイッチ回路の構成を示す回路図である。本実施例では、スルーFET及びをシャントFETのバックゲートの抵抗の接続だけを変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図7に示すように、高周波スイッチ回路30dには、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。
高周波スイッチ回路30dは、SPDTスイッチであり、例えば携帯電話用アンテナスイッチとして用いられる。抵抗R6は、一端がNch MOSトランジスタMT3のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。抵抗R8は、一端がNch MOSトランジスタMT4のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。
ここで、本実施例の高周波スイッチ回路30dでは、接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。このため、交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。
上述したように、本実施例の高周波スイッチ回路では、Nch MOSトランジスタMT1乃至4、抵抗R1乃至9、共通RF端子PRFCOM、RF端子PRF1、RF端子PRF2、制御端子PVCON1、及び制御端子PVCON2が設けられる。抵抗R1は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がスルーFETであるNch MOSトランジスタMT1のゲートに接続される。抵抗R2は、一端がNch MOSトランジスタMT1のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT1のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側の端子)に接続される。抵抗R3は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がスルーFETであるNch MOSトランジスタMT2のゲートに接続される。抵抗R4は、一端がNch MOSトランジスタMT2のバックゲートに接続され、他端がNch MOSトランジスタMT2のソース及びドレインの他方(共通RF端子PRFCOM側の端子)に接続される。抵抗R5は、一端が制御端子PVCON2に接続され、他端がシャントFETであるNch MOSトランジスタMT3のゲートに接続される。抵抗R6は、一端がNch MOSトランジスタMT3のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。抵抗R7は、一端が制御端子PVCON1に接続され、他端がシャントFETであるNch MOSトランジスタMT4のゲートに接続される。抵抗R8は、一端がNch MOSトランジスタMT4のバックゲートに接続され、他端が接地端子PGNDに接続される。接地端子PGNDに接続する接地線と、RF端子PRF1、RF端子PRF2、及び共通RF端子PRFCOMに接続する信号線とは交差する部分がない。
このため、信号線と接地線の交差部分による寄生容量起因の信号漏れが発生しない。したがって、従来よりも通過特性及びアイソレーション特性を向上させることができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、SPDTスイッチに適用したが、SPnT(poleが1個で、throwがn個(nが3以上))のスイッチ回路やmPnT(poleがm個(mが2以上)で、throwがn個(nが2以上))のスイッチ回路に適用することができる。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) RF端子とRF共通端子の間にカスコード接続された第1乃至第4のスルートランジスタと、一端が前記第1のスルートランジスタのゲートに接続された第1の抵抗と、一端が前記第2のスルートランジスタのゲートに接続された第2の抵抗と、一端が前記第3のスルートランジスタのゲートに接続された第3の抵抗と、一端が前記第4のスルートランジスタのゲートに接続され、他端が第1乃至第3の抵抗の他端に接続された第4の抵抗と、一端が前記第1のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第2のスルートランジスタ側の前記第1のスルートランジスタの端子に接続された第5の抵抗と、一端が前記第2のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1のスルートランジスタ側の前記第2のスルートランジスタの端子に接続された第6の抵抗と、一端が前記第3のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第4のスルートランジスタ側の前記第3のスルートランジスタの端子に接続された第7の抵抗と、一端が前記第4のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第3のスルートランジスタ側の前記第4のスルートランジスタの端子に接続された第8の抵抗とを具備する高周波スイッチ回路。
(付記2) 前記RF端子と接地端子の間にカスコード接続された第1乃至第4のシャントトランジスタと、一端が前記第1のシャントトランジスタのゲートに接続された第9の抵抗と、一端が前記第2のシャントトランジスタのゲートに接続された第10の抵抗と、一端が前記第3のシャントトランジスタのゲートに接続された第11の抵抗と、一端が前記第4のシャントトランジスタのゲートに接続され、他端が第9乃至第11の抵抗の他端に接続された第12の抵抗と、一端が前記第1のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第2のシャントトランジスタ側の前記第1のシャントトランジスタの端子に接続された第13の抵抗と、一端が前記第2のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1のシャントトランジスタ側の前記第2のシャントトランジスタの端子に接続された第14の抵抗と、一端が前記第3のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第4のシャントトランジスタ側の前記第3のシャントトランジスタの端子に接続された第15の抵抗と、一端が前記第4のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第3のシャントトランジスタ側の前記第4のシャントトランジスタの端子に接続された第16の抵抗とを具備する付記1に記載の高周波スイッチ回路。
(付記3) 前記トランジスタは、ノーマリィオフ型MISFET或いはMOSFETであることを特徴とする付記1或いは2に記載の高周波スイッチ回路。
本発明の実施例1に係る高周波スイッチ回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例1に係る従来の高周波スイッチ回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例2に係る高周波スイッチ回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例3に係る高周波スイッチ回路の構成を示す回路図。 本発明の実施例3に係る本実施例のスルーFET、シャントFETがオフの時の信号の流れを示す模式図。 本発明の実施例3に係る比較例のスルーFET、シャントFETがオフの時の信号の流れを示す模式図。 本発明の実施例4に係る高周波スイッチ回路の構成を示す回路図。
符号の説明
30、30a、30b、30c、30d 高周波スイッチ回路(SPDT)
HK1〜3 信号線と接地線の交差部
MT1〜4、MT11〜18、MT31〜46 Nch MOSトランジスタ
PGND 接地端子
PRFCOM 共通RF端子
PRF1、PRF2 RF端子
PVCON1、PVCON2 制御端子
R1〜9、R11〜26、R31〜62 抵抗

Claims (5)

  1. スルートランジスタと、
    前記スルートランジスタのゲート側に設けられた第1の抵抗と、
    一端が前記スルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記スルートランジスタのソース或いはドレインに接続された第2の抵抗と、
    を具備することを特徴とする高周波スイッチ回路。
  2. シャントトランジスタと、
    前記シャントトランジスタのゲート側に設けられた第3の抵抗と、
    一端が前記シャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記シャントトランジスタのソース或いはドレインに接続された第4の抵抗と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチ回路。
  3. RF端子とRF共通端子の間にカスコード接続された第1及び第2のスルートランジスタと、
    一端が前記第1のスルートランジスタのゲートに接続された第1の抵抗と、
    一端が前記第2のスルートランジスタのゲートに接続され、他端が第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗と、
    一端が前記第1のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第2のスルートランジスタ側の前記第1のスルートランジスタの端子に接続された第3の抵抗と、
    一端が前記第2のスルートランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1のスルートランジスタ側の前記第2のスルートランジスタの端子に接続された第4の抵抗と、
    を具備することを特徴とする高周波スイッチ回路。
  4. 前記RF端子と接地端子の間にカスコード接続された第1及び第2のシャントトランジスタと、
    一端が前記第1のシャントランジスタのゲートに接続された第5の抵抗と、
    一端が前記第2のシャントトランジスタのゲートに接続され、他端が第5の抵抗の他端に接続された第6の抵抗と、
    一端が前記第1のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第2のシャントトランジスタ側の前記第1のシャントトランジスタの端子に接続された第7の抵抗と、
    一端が前記第2のシャントトランジスタのバックゲートに接続され、他端が前記第1のシャントトランジスタ側の前記第2のシャントトランジスタの端子に接続された第8の抵抗と、
    を具備することを特徴とする請求項3に記載の高周波スイッチ回路。
  5. 前記トランジスタは、ノーマリィオフ型MISFET或いはMOSFETであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高周波スイッチ回路。
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