JP2008292281A - 質量分析用デバイス及びそれを用いた質量分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量分析用デバイス1は、半透過半反射性を有する第1の反射体10と、透光体20と、反射性を有する第2の反射体30とを順次備えた光共振体を備える。第1の反射体10の表面1sに接触された試料に対して測定光L1を照射することにより、光共振体内に生じる共振によって増強された第1の反射体10の表面1sにおける電場を利用して、試料中に含まれる質量分析の被分析物質Sを脱離させる。
【選択図】図1
Description
ここで、「測定光の波長よりも小さい凹凸構造」とは、凸部及び凹部(ここで言う「凹部」には反射体を厚み方向に貫通する空隙も含まれる)の平均的な大きさ(ここで言う「大きさ」は最大幅を示す)と凹凸の平均的なピッチが測定光の波長よりも小さいことを意味する。
本発明の質量分析用デバイスの他の好適な態様としては、前記第1の反射体が、前記透光体の表面に複数の非凝集金属粒子が固着された金属層からなるものが挙げられる。
本明細書において、「非凝集金属粒子」とは、(1)金属粒子同士が会合せず、金属粒子同士が離間されて存在しているもの、あるいは(2)金属粒子が結合した後に一体の粒子となり、再びもとの状態には戻せないもの、の何れかに含まれる金属粒子と定義する。
図1を参照して、本発明に係る第1実施形態の質量分析用デバイスについて説明する。図1(a)は斜視図、図1(b)は厚み方向断面図(A−A’断面図)である。
図1に示されるように、本実施形態の質量分析用デバイス1は、測定光L1の入射側(図示上側)から、半透過半反射性を有し、表面が試料接触面1sである第1の反射体10と、透光体20と、反射性を有する第2の反射体30とを順次備えたデバイス構造を有する。測定光L1はレーザ光であり、波長は検出する物質に応じて選択される。
λ≒2nd/(m+1)・・・(1)
(式中、dは透光体20の厚み、λは共振波長、nは透光体20内の平均屈折率、mは整数である。)
後記する第3実施形態の質量分析用デバイス3のように、透光体20が透光性微細孔体からなる場合は、「透光体20内の平均屈折率」とは、透光性微細孔体の屈折率とその微細孔内の物質(微細孔内に特に充填物質がない場合には空気、微細孔内に充填物質がある場合には充填物質/又は充填物質と空気)の屈折率とを合わせて平均化した平均屈折率を意味する。
図3を参照して、本発明に係る第2実施形態の質量分析用デバイスについて説明する。図3(a)は第1実施形態の図1(a)に対応する斜視図、図3(b)は質量分析用デバイスの上面図である。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して、説明は省略する。
図4及び図5を参照して、本発明に係る第3実施形態の質量分析用デバイスについて説明する。図4は質量分析用デバイスの斜視図、図5は製造工程図である。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明は省略する。
本実施形態の質量分析用デバイス3は、透光体20が第1の反射体10側の面において開口した複数の微細孔21を有する透光性微細孔体からなり、第1の反射体10が透光体20の表面形状に沿って複数の微細孔16を有して形成された金属層からなる点を除けば、第1実施形態と基本的な構成は同様であるので、第1実施形態と同様の効果を奏する。従って、質量分析用デバイス3においても、図2(a)に示されるように第1の反射体10の表面に表面修飾Rと同様の構成の表面修飾を施すことにより、高い精度の質量分析を可能とすることができる。
図6及び図7を参照して、本発明に係る第4実施形態の質量分析用デバイスについて説明する。図6は質量分析用デバイスの断面図、図7及び図8は製造工程図であり、図7は斜視図、図8は断面図である。本実施形態において、第1実施形態及び第3実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明は省略する。
電気メッキを行う場合には、第2の反射体30が電極として機能し、電場が強い微細孔21の底部から優先的に金属が析出する。この電気メッキ処理を継続して行うことにより、微細孔12内に金属が充填されて金属部50の充填部51が形成される。充填部51が形成された後、更に電気メッキ処理を続けると、微細孔21から充填金属が溢れるが、微細孔21付近の電場が強いことから、微細孔21周辺に継続して金属が析出していき、充填部51上に透光体表面20sより突出し、充填部51の径よりも大きい径を有する突出部52が形成される(図7(c),図8(c))。
図9を参照して、本発明に係る第5実施形態の質量分析用デバイスについて説明する。図9は質量分析用デバイスの断面図である。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明は省略する。
本実施形態の質量分析用デバイス5は、第1の反射体10が金属柱状構造膜を備えたものである点を除けば第1実施形態と基本的な構成は同様であるので、第1実施形態と同様の効果を奏する。従って、質量分析用デバイス5においても、図2に示されるように第1の反射体10の表面に表面修飾Rと同様の構成の表面修飾を施すことにより、高い精度の質量分析を可能とすることができる。
本発明の質量分析用デバイスは、第1の反射体10及び第2の反射体30の構成やこれらの組合せを適宜設計変更することができる。例えば、第1〜第5実施形態を組み合わせて第1の反射体10及び第2の反射体30を構成し、本発明の質量分析用デバイスを構成することができる。
図15を参照して、上記第1実施形態の質量分析用デバイス1を用いる場合を例として、本発明にかかる第1実施形態の質量分析装置について説明する。本実施形態の質量分析装置は飛行時間型質量分析装置(TOF−MS)である。図15は本実施形態の質量分析装置6の構成を示す概略図であり、上記第2〜第5実施形態の質量分析用デバイス2〜5を用いた場合も装置構成及び得られる効果は同様である。
まず、試料が接触された質量分析用デバイス1に電圧Vs印加され、所定のスタート信号により光照射手段61から特定波長の測定光L1が照射された特定波長の測定光L1が質量分析用デバイス1の表面1sに照射される。測定光L1の照射により、質量分析用デバイス1の表面1sにおいて電場が増強されるとともに、その電場により増強された測定光L1の光エネルギーにより試料中の被分析物質Sが表面1sから脱離される。
図16を参照して、上記第1実施形態の質量分析用デバイス1を用いる本場合を例として、本発明にかかる第2実施形態の質量分析装置について説明する。図16は本実施形態の質量分析装置7の構成を示す概略図であり、上記第2〜第5実施形態の質量分析用デバイス2〜5を用いた場合も装置構成及び得られる効果は同様である。
1s、2s、3s、4s、5s 試料接触面(第1の反射体表面)
1a 位置決めマーク
10 第1の反射体
11 金属細線
12 パターン間隙
13 金属粒子
14 粒子間隙
16 微細孔
17 柱状構造膜
17p 柱状体
20 透光体
20s 透光体表面
21 微細孔
30 第2の反射体
40 被陽極酸化金属体
41 金属酸化物体
42 非陽極酸化部分
50 金属部
51 充填部
52 突出部
6、7 質量分析装置
61 第1の光照射手段
64 分析手段
75 第2の光照射手段
76 検出手段(分光手段)
79 位置決め手段
L1、L2 測定光
Ls 散乱光
S 被分析物質
R 表面修飾
A 第1のリンカー機能部
B 分解機能部
C 第2のリンカー機能部
Claims (22)
- 半透過半反射性を有する第1の反射体と、透光体と、反射性を有する第2の反射体とを順次備えた光共振体を備え、
前記第1の反射体の表面に接触された試料に対して測定光を照射することにより、前記光共振体内に生じる共振によって増強された前記表面における電場を利用して、前記試料中に含まれる質量分析の被分析物質を前記表面から脱離させるものであることを特徴とする質量分析用デバイス。 - 前記第1の反射体の表面に接触される試料が前記被分析物質とマトリクスとの混合物を含むものであり、前記測定光の照射により前記被分析物質と前記マトリクスを前記表面から脱離させ、イオン化させるものであることを特徴とする請求項1に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体の表面に接触された試料に対して測定光を照射することにより、前記光共振体内に生じる共振によって増強された前記表面における電場を利用して、前記試料中に含まれる質量分析の被分析物質をイオン化して前記表面から脱離させるものであることを特徴とする請求項1に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体が、前記測定光の波長よりも小さい凹凸構造を有するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体が、前記透光体の表面に金属がパターン形成された金属層からなることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体が、前記透光体の表面に複数の非凝集金属粒子が固着された金属層からなることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。
- 前記透光体が、前記第1の反射体側の面において開口した前記測定光の波長よりも小さい径の複数の微細孔を有する透光性微細孔体からなり、前記第1の反射体が、前記透光体の表面形状に沿って複数の微細孔を有して形成された金属層からなることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。
- 前記透光性微細孔体は被陽極酸化金属体の一部を陽極酸化して得られる金属酸化物体からなり、前記第2の反射体は前記被陽極酸化金属体の非陽極酸化部分からなり、前記第1の反射体は、前記透光体に成膜された金属層からなることを特徴とする請求項7に記載の質量分析用デバイス。
- 前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔の一部に、金属が充填されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の質量分析用デバイス。
- 前記透光性微細孔体の前記複数の微細孔の底部に、金属が充填されていることを特徴とする請求項9に記載の質量分析用デバイス。
- 前記透光体が、前記第1の反射体側の面において開口した前記測定光の波長よりも小さい径の複数の微細孔を有する透光性微細孔体からなり、
該透光性微細孔体に、前記微細孔内に充填された充填部と、該充填部上に前記誘電体表面より突出して形成され、該充填部の径よりも大きい突出部とからなる微細金属体が複数固定されていることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。 - 前記透光性微細孔体は被陽極酸化金属体の一部を陽極酸化して得られる金属酸化物体からなり、前記第2の反射体は前記被陽極酸化金属体の非陽極酸化部分からなり、前記第1の反射体は、複数の前記突出部からなるものであることを特徴とする請求項11に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体が、前記透光体の表面に対して非平行方向に延びる互いに略平行な多数の柱状体からなる金属柱状構造膜を備えたものであることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体が、前記透光体の表面に対して非平行方向に延びる互いに略平行な多数の柱状体からなる誘電体柱状構造膜と、該誘電体柱状構造膜上に形成された金属膜とを備えたものであることを特徴とする請求項4に記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体は、該第1の反射体の少なくとも表面において局在プラズモンを励起しうるものであり、前記測定光は、前記第1の反射体において局在プラズモンを励起可能な波長の光を含むものであることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の質量分析用デバイス。
- 前記第1の反射体の表面に、前記被分析物質と結合可能な表面修飾が施されており、
該表面修飾が、前記表面と結合する第1のリンカー機能部と、前記被分析物質と結合する第2のリンカー機能部と、前記第1のリンカー機能部と前記第2のリンカー機能部との間に介在し、前記測定光の照射により生じる電場で分解する分解機能部とを有するものであることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の質量分析用デバイス。 - 外部から検出可能な位置に、分析位置を特定するための位置決めマークが施されたものであることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の質量分析用デバイス。
- 半透過半反射性を有する第1の反射体と、透光体と、反射性を有する第2の反射体とを順次備えた光共振体を備え、
前記第1の反射体は、前記透光体の表面に対して非平行方向に延びる互いに略平行な多数の柱状体からなる柱状構造膜を備えたものであり、
前記第1の反射体側から前記柱状構造膜に測定光を照射することにより前記光共振体内に生じる共振による光吸収を利用するものであることを特徴とする微細構造体。 - 請求項1〜17のいずれかに記載の質量分析用デバイスと、
前記質量分析用デバイスの前記第1の反射体の表面に接触された試料に前記測定光を照射して、前記試料中の質量分析の被分析物質を前記表面から脱離させる第1の光照射手段と、
脱離した前記被分析物質を検出して該被分析物質の質量を分析する分析手段とを備えたことを特徴とする質量分析装置。 - 前記質量分析用デバイスの前記第1の反射体の表面に接触された試料に測定光を照射して、前記表面における電場を増強させる第2の光照射手段と、
増強された前記電場を利用して、前記試料中に含まれる質量分析の被分析物質の有無を検出する検出手段とを更に備え、
前記第1の反射体表面の、前記第2の光照射手段からの測定光が照射された位置に、前記第1の光照射手段により測定光を照射して、前記分析手段により前記質量分析の被分析物質の質量分析を行うことを特徴とする請求項19に記載の質量分析装置。 - 前記質量分析用デバイスとして請求項17に記載の質量分析用デバイスを用い、前記位置決めマークを参照して前記質量分析用デバイス上における前記2つの光照射手段による照射位置を一致させる位置決め手段を更に備えたことを特徴とする請求項20に記載の質量分析装置。
- 飛行時間型質量分析装置であることを特徴とする請求項19〜21のいずれかに記載の質量分析装置。
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