JP2008291435A - 電磁シールド工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電磁シールド工法を既存の建物に適用する場合には、内装を、下地まで含めて全て撤去し、同様に設備も全て取り外すことが必須となるため、工事が大規模になり、コストと工期が増大する等の数々の問題点がある。
【解決手段】そこで、本発明では、対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地1a及び床スラブに可撓性を有する電磁シールド材5を敷設してシールド層を形成し、その後、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器を設置することを特徴とする電磁シールド工法を提案している。
【選択図】図2

Description

本発明は電磁シールドが要求される電磁シールド室を構築するための電磁シールド工法に関するものである。
例えば下記に示すような室では、夫々に応じたシールド性能の電磁シールドが要求されている。この場合、シールド性能のレベルとしては、例えば90dB以上の高レベル、70dB程度の中レベル、40dB以下の簡易レベルがある。
・オフィス等の汎用施設で、情報システムへの電磁波外乱を防止したい室
・オフィス等の汎用施設で、情報システムからの意図しない電磁波放射による情報漏洩を防止したい室
・医療施設の手術室等のように、電気メス等の医療機器が発生する電磁波輻射による周囲への影響を防止したい室
・医療施設の治療室や検査室等のように、心電図、筋電図、脳波計等の医療機器への電磁波外乱を防止したい室
・医療施設や劇場等のように、携帯式端末機器の使用を制限したい室
・実験や研究等のために電磁シールド性能を必要とする室
電磁シールド室を構築するための従来の工法として、躯体の内面に導電性を有する電磁シールド材を敷設して電磁シールド層を形成する方法がある。即ち、従来の工法では、天井部分、壁部分及び床部分には、例えば下記のようにして電磁シールド層を形成する。
A:天井部分
・直天井の場合
(1)上階スラブ下がデッキプレート工法により形成されている場合には、デッキプレートに電磁シールド材を貼り付ける。
(2)上階スラブ下が従来工法により形成されている場合には、スラブ下に電磁シールド材を貼り付ける。
・二重天井の場合
上階スラブの下方に下地ボードを吊り、その下地ボードに電磁シールド材を貼り付け、更にその下に内装仕上材の天井を吊持する。
B:壁部分
下地ボード壁を立設して、それに電磁シールド材を貼り付け、その内側に内装仕上材の壁を立設する。
C:床部分
床スラブ上に電磁シールド材を敷設し、その上にOA床やカーペットを施工する。
その他の従来の工法として、例えば特許文献1や特許文献2では、電磁シールド材として、板材に代えて常温金属溶射被膜を電磁シールド材としている。
特開平4−93479号公報 特開2004−44341号公報
以上に説明した従来の電磁シールド工法を既存の建物に適用する場合、即ち、リニューアル工事において電磁シールド化を行う場合には、内装を、下地まで含めて全て撤去し、同様に設備も全て取り外すことが必須となる。
そのため次のような問題点がある。
(1)電磁シールド化が大規模工事となり、コスト及び工期が増大する。
(2)テナントビルのように、退去時に復旧する場合にも同様に大規模工事となり、実質的には非常に困難である。
(3)建築工事、設備工事及び電磁シールド工事が錯綜し、夫々の業者が同時に工事を行うこととなるため、工程調整が煩雑で、電磁シールド性能に対しての責任区分が不明確となる。
(4)設備材料・機器に加工が必要であり、テナント工事の場合には資産損傷の問題が発生する。
本発明は、以上の問題点を解決し、上述した簡易レベルのシールド性能を有する電磁シールド室を容易に構築することを可能とした電磁シールド工法を提供することを課題とするものである。
上述した課題を解決するために、本発明では、対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地及び床スラブに可撓性を有する電磁シールド材を敷設してシールド層を形成し、その後、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器を設置することを特徴とする電磁シールド工法を提案するものである。
また本発明では、対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地に可撓性を有する電磁シールド材を敷設すると共に、床スラブ上に導電性板体を載置して、電磁シールド層を形成し、その後、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器を設置すると共に、床スラブの導電性板体上に床を設置することを特徴とする電磁シールド工法を提案するものである。
本発明においては、可撓性を有する電磁シールド材を利用するため、対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地に、又はこれらに加えて床スラブに可撓性を有する電磁シールド材を敷設してシールド層を形成することができ、従って、既存の建物に適用する場合にも、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備を撤去するだけで電磁シールド工事が可能である。
室の床部分においては、床スラブ上を平坦な状態とすることができる場合には、その上に可撓性を有する電磁シールド材に代えて鋼板等の導電性板体を載置して電磁シールドを行うことができる。
電磁シールド工事の後の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器の設置は、電磁シールド工事とは関連しない一般建築設備工事として施工することが可能である。
このため、次のような効果がある。
(1)リニューアルにおいて、軽微な改修工事で、室の電磁シールド化が可能である。
(2)テナントビルのように、退去時に復旧する場合にも軽微な改修で対応が可能である。
(3)電磁シールド化の工事や退去時の復旧工事を短工期、低コストで行うことができる。
(4)電磁シールド工事を、建築工事や設備工事とは独立して行えるため、工程調整が容易で、責任区分が明確になる。
(5)設備材料・機器に加工が不要であり、テナント工事の場合にも資産損傷の問題が発生しない。
次に本発明の最良の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
まず、図1〜図3は本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図で、(a)は天井内側から下方を見た状態、(b)は室内側から天井方向を見た状態の斜視図である。
図1は電磁シールド工事を行う直前の状態、即ち、天井の仕上用下地である天井下地材1aと、天井内設備2の吊り込みが終了した状態を示すもので、この場合、天井内設備2は、天井カセット型空調機2aと換気ユニット2bが示されている。符号3は吊ボルト、4は配線を示すものである。
次いで図2に示すように、天井下地材1aの上側に可撓性を有する電磁シールド材5を敷設してシールド層を形成する。ここで、可撓性を有する電磁シールド材は、金属製網、金属製布、金属コーティングを施した金属製以外の網や布等とし、これらを、電磁シールド室に必要なシールド性能、作業性、耐久性、コスト、設備機器廻りに使用する場合における機器からの放熱性等を考慮し、適宜選択して用いることができる。尚、天井内設備2や吊ボルト3等の部分における電磁シールド材5の敷設の詳細については具体例につき後述する。
こうして天井における電磁シールド材5の敷設が終了したら、図3に示すように、内装仕上材としての天井仕上ボード6aを天井下地材1aに取り付けると共に、内装仕上材以降の工程で配置される設備機器7、図においては、照明器具7a、換気制気口7b、火災報知用感知器7c等を設置し、必要な配線4を接続して天井部分の工事を完了する。
以上の流れにおいて、図1の状態、即ち、電磁シールド工事を行う直前の状態は、リニューアル工事においては、図3の状態から、天井下地材1aを残して天井仕上ボード6を撤去すると共に、照明器具7a,換気制気口7b、感知器7c、スピーカ(図示省略)等の、天井仕上ボード6aに配置される設備機器を、それらの吊ボルト3や配線4等を除いて取り外した状態である。
次に図4は本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の他の流れの例において、上述した例の図2の局面に対応するものであり、図2と同様に、(a)は天井内側から下方を見た状態、(b)は室内側から天井方向を見た状態の斜視図である。
この例では、図1に示されるように天井の仕上用下地である天井下地材1aと天井内設備2の吊り込みが終了した状態において、図4に示すように天井下地材1aの下側に可撓性を有する電磁シールド材5を敷設してシールド層を形成する。この場合、電磁シールド材5は、天井下地材1aの下側に当て、タッカー等で仮止めして敷設する。
次いで、上述した例の図3と同様に、内装仕上材としての天井仕上ボード6aを天井下地材1aに取り付けると共に、内装仕上材以降の工程で配置される設備機器7、図においては、照明器具7a、換気制気口7b、火災報知用感知器7c等を設置し、必要な配線4を接続して天井部分の工事を完了する。
次に、図5〜図7は本発明の工法を適用した壁部分の電磁シールド工事の一例の流れを示す説明図である。
図5は電磁シールド工事を行う直前の状態、即ち、壁の仕上用下地である軽量鉄骨組1bと、壁埋込設備8の取付が終了した状態を示すものである。この場合、壁埋込設備8としては、コンセントやスイッチ等の器具を取り付ける設備ボックス8aと配線配管8bが示されている。尚、符号9は床スラブを示している。
次いで図6に示すように、軽量鉄骨組1b上に可撓性を有する電磁シールド材5を敷設してシールド層を形成する。この場合、電磁シールド材5は、軽量鉄骨組1bの列において隣接のものを重ね、重ね目地10としてタッカー等の固定部材で固定する。また電磁シールド材5の下縁は床スラブ9上に所定幅で突出させる。尚、設備ボックス8aの部分における電磁シールド材5の敷設の詳細は、具体例につき後述する。
こうして壁部分における電磁シールド材5の敷設が終了したら、図7に示すように、内装仕上材としての壁仕上ボード6bを軽量鉄骨組1bに取り付けると共に、設備ボックス8aの開口側における電磁シールド材5の処理(後述)を行った後、コンセント11aやスイッチ11b等の配線器具11を配線配管8bからの配線4に接続して設備ボックス8aに取り付け、次いでプレート11cを取り付けて壁部分の電磁シールド工事を完了する。
次に図8〜図12は本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れを示す説明図で、まず図8、図9は、OA床を有する室のリニューアル工事において、OA床の支持脚12を撤去することが不可能な場合の電磁シールド工事の流れの一例を示すものである。図8は、上述したように壁部分の電磁シールド工事が終了した直後の状態を示すもので、壁部分に敷設した電磁シールド材5の下縁が床スラブ9上に所定幅で突出している。
この状態において、床スラブ9上に縦横に列設されている支持脚12の列に沿って複数の電磁シールド材5を所定幅の重ね目地10を形成しながら重ね合わせて敷設し、こうして電磁シールド終了後に支持脚12上にOA床(図示省略)を載置して、OA床を形成することができる。尚、支持脚12の部分における電磁シールド材5の敷設の詳細は、具体例につき後述する。
次に図10、図11は、OA床を有する室のリニューアル工事において、OA床の支持脚12を撤去することが可能な場合を示すもので、この場合には、図10に示す様に、壁の電磁シールド工事を行うと共に床スラブ9からOA床の支持脚12を取り外し、この状態において図11に示すように、床スラブ9上に鋼板等の導電性板体13を載置して、この導電性板体13を床部分の電磁シールド材とする。次いで、この導電性板体13上に支持脚12を施工して、OA床を形成することができる。
一方、図12はOA床に代えて、タイルカーペット14による床を形成する場合の床部分の工事を示すもので、上述した図10に示す状態において、床スラブ9上に複数の電磁シールド材5を所定幅の重ね目地10を形成しながら重ね合わせて敷設し、こうして敷設した電磁シールド材5上にタイルカーペット14を敷設して床部分を構成することができる。尚、符号15は巾木を示すものである。また、このようにタイルカーペット14により床部分を形成する場合には、電磁シールド材5は接着により床スラブ9上に固定する。
以上に説明した床部分の電磁シールド工事においては、その前の壁部分の電磁シールド工事において敷設した電磁シールド材5の下縁が床スラブ9上に所定の巾で突出しているので、床部分の電磁シールド工事において床スラブ9上に敷設した電磁シールド材5と重ね目地10が形成され、シールド性能の低下を防止することができる。また天井部分の電磁シールド工事においても、電磁シールド材5の下縁を壁部分の仕上用下地、即ち、軽量鉄骨組1b側に所定巾で突出させて、重ね目地を形成することにより、この部分のシールド性能の低下を防止することができる。
次に電磁シールド材5の敷設の詳細を具体例につき説明する。図13〜図37は天井内設備2や吊ボルト3等の部分における電磁シールド材5の敷設の詳細を示すもので、そのうち図13〜図16は天井カセット型空調機2aの部分において、電磁シールド材5を天井カセット型空調機2aの下部側面から敷設する工事の流れを示すものである。
図13は、電磁シールド材を敷設する前の天井カセット型空調機2aの部分を天井内から見た斜視図であり、図中符号16は配管である。天井部分に敷設する電磁シールド材5は、これらの天井カセット型空調機2aや配管16部分において、隙間が生じる等のシールド性能低下の原因を生じないように敷設する必要がある。
そこでこの工事では、電磁シールド材5は、天井下地材1aに敷設するものに加えて、図14(a)に示すように天井カセット型空調機2aの平面形状よりも大きな電磁シールド材5aを準備し、これに天井カセット型空調機2aの金属筐体の平面形状よりも小さな切欠部17を形成すると共に、切欠部17の隅に切込18を形成する。尚、電磁シールド材5aの提供される幅が必要とする幅よりも狭い場合には、図14(b)に示すように、半割の2枚の電磁シールド材5aを重ね目地を形成するようにして用いることもできる。
次いで図15に示すように電磁シールド材5aを切欠部17により天井カセット型空調機2aの金属筐体の外側に嵌合する。切欠部17は金属筐体の平面形状よりも小さく形成しており、そして隅部に切込18を形成しているため、電磁シールド材5aの切欠部17の外縁19は金属筐体に沿って上方に曲がり、筒状となる。そこで、この筒状の外縁19の部分を接着テープ(図示省略)で巻き上げ固定することにより、電磁シールド材5aを金属筐体の外側に隙間なく敷設することができる。従って、その後、図16に示すように電磁シールド材5aとの間に重ね目地を形成するように天井カセット型空調機2aの周囲に電磁シールド材5を敷設することにより、天井カセット型空調機2aの部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。
次に図17〜図20は天井カセット型空調機2aの部分において、電磁シールド材5を天井カセット型空調機2aの上側から敷設する工事の流れを示すものである。
図17は、この工事において、天井カセット型空調機2aを覆うために準備した電磁シールド材5bであり、この電磁シールド材5bは(a)に示すように天井カセット型空調機2aよりも十分な大きさの面積を有すると共に、上記吊ボルト3を通すための切込18を形成している。この電磁シールド材5bにおいても、提供される幅が天井カセット型空調機2aの幅よりも小さい場合には、(b)に示すように重ね目地を形成するように2枚を重ねて必要な幅とすることができる。
この工事では、図18に示すように、電磁シールド材5bは上方から天井カセット型空調機2aを覆うものであるため、配管16との間にシールド性能を低下させないための処理が必要である。そこでこの例では、配管16の下側からあてがうための電磁シールド材5cを準備し、図19(a)〜(c)に示すように配管16を電磁シールド材5b,5cで挟んだ後、重なった電磁シールド材5b,5cをホチキス等の止め具20で固定する。次いで、図20に示すように電磁シールド材5b,5cとの間に重ね目地を形成するように天井カセット型空調機2aの周囲に電磁シールド材5を敷設することにより、天井カセット型空調機2aの部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。尚、吊ボルト3の部分における電磁シールド材の処理については後述する。
次に図21〜図24は換気ユニット2bのように下部に円筒状部21を有する設備の部分において、電磁シールド材5を下部側から敷設する工事の流れを示すものである。
即ち、図21は電磁シールド材を敷設する前の換気ユニット2bの部分を天井内から見た斜視図であり、図中符号22はフレキシブルダクトである。そこでこの工事では、電磁シールド材5は、天井下地材1aに敷設するものに加えて、図22に示すように換気ユニット2bの平面形状よりも大きな電磁シールド材5dを準備し、これに円筒状部21の平面形状よりも小さな切欠部23を形成すると共に、放射状に複数の切込24を形成する。
次いで図23、図24に示すように電磁シールド材5dを切欠部23により円筒状部21の外側に嵌合する。切欠部23は円筒状部21の平面形状よりも小さく形成しており、そして放射状に切込24を形成しているため、電磁シールド材5dの切欠部23の外縁25は円筒状部21に沿って下方に曲がり、筒状となる。そこで、この筒状の外縁25の部分を、上述と同様に接着テープ39で巻き上げ固定することにより、電磁シールド材5dを円筒状部21の外側に隙間なく敷設することができる。図23、図24から分かるように、電磁シールド材5dはフレキシブルダクト22よりも下方において換気ユニット2bの円筒状部21に取り付けられているため、フレキシブルダクト22の部分における電磁シールド材5dとの処理は不要である。従って、図23、図24に示すように、電磁シールド材5dとの間に重ね目地10を形成するように換気ユニット2bの周囲に電磁シールド材5を敷設することにより、換気ユニット2bの部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。
次に図25〜図29は換気ユニット2bの部分において、電磁シールド材5を換気ユニット2bの上側から敷設する工事の流れを示すものである。
図25はフレキシブルダクト22を含めて換気ユニット2bの部分を覆うために準備した電磁シールド材であり、電磁シールド材は、(a)に示すように複数の切込26を形成した帯状の電磁シールド材5eと、(b)に示すように輪の一部を切り欠いたリング状の電磁シールド材5fと、換気ユニット2bの平面形状よりも大きな電磁シールド材5gとから成り、電磁シールド材5gには吊ボルト3を通すための切込27aと、フレキシブルダクト22を通すための切込27bを形成している。
以上の構成において図26に示すように、まず電磁シールド材5eをフレキシブルダクト22の外周に巻き、接着テープ等(図示省略)で固定すると共に、切込26側の部分を放射状に起立させる。
次いで図27に示すように電磁シールド材5gを換気ユニット2bの全体に覆った後、図28に示すように切込27bの部分をフレキシブルダクト22に嵌めた状態において、外側に電磁シールド材5fを位置させて、電磁シールド材5fと5eにより電磁シールド材5gを挟むように重ね、次いで図29に示すように重ねられた部分を摘んで、膨出した部分をホチキス等の止め具28により固定する。
次いで、上述と同様に電磁シールド材5gとの間に重ね目地を形成するように換気ユニット2bの周囲に電磁シールド材5を敷設することにより、換気ユニット2bの部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。尚、吊ボルト3の部分における電磁シールド材の処理については後述する。
次に吊ボルト3の部分における電磁シールド材5の処理につき説明する。
まず図30は、内装仕上材以降の工程で配置される設備機器の一つとして、照明器具7aの部分において電磁シールド材5を敷設する前の状態を示すもので、この照明器具7aは2本の吊ボルト3で支持されると共に配線4に接続されるものである。
そのため電磁シールド材5には、図30に示すように、2本の吊ボルト3と配線4に対応した個所にカッター等により、切込29、この場合は十字状の切込29を形成する。次いで図32に示すように、これらの切込29に2本の吊ボルト3と配線4を通した後、例えば図33の(a)では電磁シールド材5の切込29部分を上側に纏め、これに接着テープ30や結束線等を巻き付けて吊ボルト3に固定する。配線4についても同様に電磁シールド材5を固定する。
一方、図33の(b)では電磁シールド材5の切込28部分を下側に纏め、これに接着テープ30を巻き付けて吊ボルト3(配線4も同様)に固定する。このようにして、図34に示すように、吊ボルト3や配線4部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。
以上の処理では、天井下地材1aに敷設する電磁シールド材5に直接に切込29を形成し、これに吊ボルト3と配線4を通して固定しているが、他の処理方法を次に説明する。
即ち、図35は、他の処理方法を行うために準備した一辺30〜40cm程度の大きさの電磁シールド材5h,5iであり、(a)では中央に十字状の切込31を形成し、(b)では一辺から中央側に直線状の切込32を形成している。
このような電磁シールド材5h(5i)を、図36に示すように予め吊ボルト3(又は配線4)に、接着テープ33や結束線等により固定しておき、天井下地材1aに電磁シールド材5を敷設する際、図37に示すように電磁シールド材5に電磁シールド材5h(5i)を重ね、上述と同様に重なった部分を摘んでホチキス等の止め具34で固定することにより、一体化して吊ボルト3(又は配線4)部分においてシールド性能の低下する部分を生じないで天井部分に電磁シールド材5を敷設することができる。
次に、設備ボックス8aの部分における電磁シールド材5の敷設例の詳細を説明する。尚、この敷設例においては、設備ボックス8aは金属製とする。
図38、図39は夫々図5、図6の要部を拡大した図であり、このように軽量鉄骨組1b上に可撓性を有する電磁シールド材5を敷設してシールド層を形成する際、電磁シールド材5は、設備ボックス8aを覆って敷設する。
次いで図40に示すように設備ボックス8aの開口部に対応して十字状の切込35を形成し、図41に示すように切込片36を設備ボックス8a内に折り込む。この状態において図42に示すように壁仕上ボード6bを取り付けた後、図43に示すように、コンセント11aやスイッチ11b等の配線器具11を配線配管8bからの配線4に接続して設備ボックス8aに取り付け、次いでプレート11cを取り付けて壁部分の電磁シールド工事を完了する。
次に、上述とは異なり、非金属製の設備ボックス8aの部分における電磁シールド材5の敷設例の詳細を説明する。
即ち、図44は、設備ボックス8aの正面形状よりも大きく、例えば一辺30〜40cm程度の大きさの電磁シールド材5jであり、これを図45に示すように正面側から設備ボックス8aに当接し、中央部を設備ボックス8a内に押し込んで凹ませる。
次いで、図46に示すように電磁シールド材5jに電磁シールド材5を重ねて、設備ボックス8aの対応部分を、押し込んで凹ませる。そして図47に示すように電磁シールド材5j、5に切込40を形成し、この切込40を介して図47に示すように配線4を引き出し、電磁シールド材5の切込40部分を下側に纏めて、これに接着テープ30や結束線等を巻き付けて配線4に固定する。この作業と相前後して図47、図48に示すように壁仕上ボード6bを取り付けた後、図48に示すように、コンセント11aやスイッチ11b等の配線器具11を配線配管8bからの配線4に接続して設備ボックス8aに取り付け、次いでプレート11cを取り付けて壁部分の電磁シールド工事を完了する。尚、この際、電気の接点は、配線4と接続後に絶縁テープ等で保護して、電磁シールド材5との接触を防止する。
次にOA床の支持脚12の部分における電磁シールド材5の敷設の詳細を具体例につき説明する。
図49は図9の要部を示すものであり、即ち、床スラブ9上に縦横に列設されている支持脚12の列に沿って、複数の電磁シールド材5を所定幅の重ね目地10を形成しながら重ね合わせて敷設した状態を示すものである。
敷設した電磁シールド材5は、図50に示すように支持脚12の所定の長さの部分に巻き付け、巻き付けた部分を接着テープ37や結束線等で固定することにより、支持脚12の周囲に電磁シールド材5が筒状に巻き付いた状態を形成する。この筒状部の長さはシールド性能に影響を与えるものであり、例えば支持脚12の直径をd、筒状部の長さをlとすると、l>4d程度とすることで、十分なシールド性能を確保することができる。尚、この筒状部の長さと、巻き付けた対象物の径との関係は、上記吊ボルト3、配線4、配管16、フレキシブルダクト22等にも適用できるものである。また筒状部を維持するための接着テープ37等は、シールド性能とは無関係なので、固定力や耐久性等から選定することができる。
図51〜図53はOA床の支持脚12の部分における電磁シールド材5の敷設における処理の他例を示すものである。この処理方法では、上述した吊ボルト3や配線4の場合と同様に、一辺30〜40cm程度の大きさ電磁シールド材5kを準備し、端縁から中央部方向に切込38を形成する。図52に示すように、この電磁シールド材5kを支持脚12の所定の長さの部分に巻き付け、巻き付けた部分を接着テープ37や結束線等で固定しておく。
この状態において、図49と同様に床スラブ9上に縦横に列設されている支持脚12の列に沿って、複数の電磁シールド材5を、所定幅の重ね目地10を形成しながら重ね合わせて敷設することにより、図53に示すように、床部分の電磁シールドを構築することができる。
尚、以上に説明した電磁シールド材の敷設において、重なり合った隣接の電磁シールド材5の重なり部においては、例えば図54、図55の(a)に示すように、適宜の重ね代で重ねた隣接の電磁シールド材5をホチキス等の止め具41aを用いて仮止めした後、(b)に示すようにはぜ折りにしてホチキス等の止め具41bを用いて固定する等の接合処理を行うことにより、シールド性能を低下させずに敷設を行うことができる。
本発明は上述したような数々の効果を奏するものであり、既存の建物について、いわゆるリニューアルの電磁シールド工事を行う際に適用できる他、新築の場合にも適用でき、利用可能性が非常に高いものである。
本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の流れの一例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の流れの一例を更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の電磁シールド工事の流れの他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の電磁シールド工事の流れの一例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の電磁シールド工事の流れの一例を更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れの一例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れの他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れの他例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分の電磁シールド工事の流れの更に他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の直前の状態を示す説明図である。 天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の流れの一例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の流れの他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の流れの他例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の天井カセット型空調機の部分の電磁シールド工事の流れの他例を更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の直前の状態を示す説明図である。 換気ユニットの部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す他の説明図である。 換気ユニットの部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の流れの他例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の流れの他例を他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の流れの他例を更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の換気ユニットの部分の電磁シールド工事の要部を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の直前の状態を示す説明図である。 吊ボルトの部分の電磁シールド工事に用いる際の電磁シールド材の処理の一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の要部を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の流れの一例を他の局面で示す説明図である。 吊ボルトの部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の流れの他例を要部において示す説明図である。 本発明の工法を適用した天井部分の吊ボルトの部分の電磁シールド工事の流れの他例を要部において他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の直前の状態を要部において示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した壁部分の設備ボックスの部分における電磁シールド材5の敷設の流れの一例を要部において更に他の局面で示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分における電磁シールド材の敷設の流れの一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分における電磁シールド材の敷設の流れの一例を要部において示す説明図である。 床部分の電磁シールド工事に用いる電磁シールド材の一例を示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において示す説明図である。 本発明の工法を適用した床部分における電磁シールド材5の敷設の流れの他例を要部において他の局面で示す説明図である。 隣接の電磁シールド材の重なり部における結合処理の一例を示す説明図である。 隣接の電磁シールド材の重なり部における結合処理の他例を示す説明図である。
符号の説明
1 仕上用下地
1a 天井下地材
1b 軽量鉄骨組
2 天井内設備
2a 天井カセット型空調機
2b 換気ユニット
3 吊ボルト
4 配線
5(5a〜5j) 電磁シールド材
6 仕上ボード
6a 天井仕上ボード
6b 壁仕上ボード
7 設備機器
7a 照明器具
7b 換気口
7c 感知器
8 壁埋込設備
8a 設備ボックス
8b 配線配管
9 床スラブ
10 重ね目地
11 配線器具
11a コンセント
11b スイッチ
11c プレート
12 支持脚
13 導電性板体
14 タイルカーペット
15 巾木
16 配管
17、23 切欠部
18、24、26、27 切込
19、25 外縁
20、28、34 止め具
21 円筒状部
22 フレキシブルダクト
29、31、32、38、40 切込
30、33、37、39 接着テープ
35 切込
36 切込片
41a,41b 止め具

Claims (2)

  1. 対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地及び床スラブに可撓性を有する電磁シールド材を敷設してシールド層を形成し、その後、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器を設置することを特徴とする電磁シールド工法。
  2. 対象室の内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器が設置される直前の状態において、天井及び壁の仕上用下地に可撓性を有する電磁シールド材を敷設すると共に、床スラブ上に導電性板体を載置して、電磁シールド層を形成し、その後、内装仕上材及び内装仕上材以降の工程で配置される設備機器を設置すると共に、床スラブの導電性板体上に床を設置することを特徴とする電磁シールド工法。
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