JP4288589B2 - スピーカ装置およびスピーカシステム - Google Patents

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Description

本発明は、建物の床面や下面、路面などに取り付けられるのに適するスピーカ装置およびスピーカシステムに関するものである。
建造物の天井や壁面に取り付けられるスピーカ装置はごく一般的なものであって、その多くが実用化されているものの、施工作業性および保守点検などの面において課題があることが知られている。しかしながら、建物の床面や路面などの下方向の面に取り付けられるのに適するスピーカ装置については、実施された例もそれほど多くはなく、従来の天井・壁面用スピーカ装置、車載用スピーカ装置とその取付け構造などが、建物の床面へのスピーカの取り付けに利用できるかどうかという程度である。
特開2002−218580号公報
スピーカ装置を建物の床面や下面、路面などに設置したい場合には、従来からある天井や壁面用のスピーカ装置、車載用スピーカ装置などに関する既存技術を利用することが考えられる。しかし、これらの既存技術によってスピーカ装置を取付けると、取付け現場への適合性に乏しい・取付け作業性がよくない・コストアップにつながるなどの種々の問題が生じる。そのため、建物の床面または下面に取り付けられる専用のスピーカ装置としては、取付現場への適応性をより高くする・取り付け作業を容易にする・コスト高にしないなどを満足する新規な技術を開発することが望まれている。
本発明は、建物の床面や下面、路面などの基準面に設置するスピーカ装置およびスピーカシステムとして、取り付ける現場への適応性に優れ、取り付け作業が極めて簡単で、コスト高につながらず、美観的にも優れ、保守点検作業が容易となる新規なスピーカ装置を提供して、さらにそのスピーカ装置を防災時もしくは非常時の誘導システム用のスピーカ、または業務用放送システムとして用いる、ことを目的とする。
(1)基準面(床面・下面・路面など)に設置されるスピーカ装置であって、このスピーカ装置は、この基準面に添って配置され、開口部(通気口・排水口など)を有する平板基準面部と、この平板基準面部に合わせて、基準面下に埋設されて配置されるケース部と、このケース部の内部に設けられた支持部に配置されるスピーカと、を備えて構成される。
(2)(1)のスピーカ装置において、
ケース部および/または支持部は、開口部を有して構成される。
(3)(1)または(2)のスピーカ装置において、
このスピーカは、圧電式のスピーカにより構成される。
(4)(1)〜(3)のスピーカ装置において、
この支持部は、前記基準面に略平行に配置される平板状のハウジング体からなり、このケース部は、ハウジング体を介して、上部ケース体と下部ケース体とに分離可能にして構成される。
(5)基準面に設けた開口部にスピーカユニットを配置し、このスピーカユニットを複数台接続させて音声出力を行うスピーカシステムであって、
このスピーカユニットとしては、(1)〜(4)いずれかのスピーカ装置が適用されて構成される。
(6)(5)のスピーカシステムにおいて、
この開口部は、建物の床面に設けられた通気ユニット(空調用の吹出ユニット)を据え付けるための開口部(開口穴)である。
(7)(5)または(6)のスピーカシステムにおいて、
このスピーカシステムは、防災時もしくは非常時の誘導システム、または業務用放送システムとして用いられる。
上記した本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムは、次に示すような格別の効果を奏する。
(1)本発明のスピーカ装置により、床面や路面などに設置するのに最適なスピーカ装置が提供できる。本発明のスピーカ装置は、従来の天井や壁埋め込み式のスピーカと比較して、施工および保守点検が大変容易である。また、装置が基準となる床面や路面から突出することもなく、基準面下に収納部分を有し、美観的に優れ、音声出力の通りが良いスピーカー装置を得られる。
(2)基準面である床面への空気循環性に優れるスピーカ設置が得られ、従来からある機能としての空気流通部を兼用することができる。
(3)圧電式(コンデンサ型)のスピーカにより構成されているので、構造がコンパクトで、優れた音響特性を有するスピーカ装置が得られる。
(4)スピーカ装置が構造上2パーツに分離できるので、据え付け現場適応性・製造性・取り付け作業性・保守点検性などに優れたスピーカ装置が得られる。
(5)基準面である床面に設けてある既存の空調用の開口部を利用して、本発明のスピーカ装置の取付配置が可能であり、複数のスピーカ装置を複数個数連携接続させることにより、それぞれのスピーカ装置で音声出力を行うことができ、統合して制御されるスピーカシステムとして構築することができる。
(6)基準面である床面に設けられている開口部としては、建物の床面に設けられた通気用の吹き出し口を使用するので、改めて新規の開口部を設ける必要はなく、既存のものが利用でき、作業性やコストダウンに寄与するところが大きい。
そして、建物の床面の吹き出し口と非常放送用スピーカとを兼用させることができるし、建物のOAフロアの空調吹き出し口を改良して使用することができるため、スピーカの設置位置を新たに設ける必要がなく、エコに繋がる。
(7)本発明のスピーカシステムは、防災時または非常時の誘導システムとして構成される。これにより、非常時に避難する際、煙や揺れなどにより、歩行が困難である状況においても、避難誘導を確実に行うことができる。また、このときの歩行姿勢を考慮すれば、避難者の「耳」により近い所から音声を伝えることができる。
(7')本発明のスピーカシステムは、野外全天候型スピーカシステムなどの業務用放送システムとして構成される。これにより、敷設されたマンホールが利用できるので、出力機器即ちスピーカ装置の接続工事が容易となり、しかも当該装置が敷設されたマンホールの蓋を交換するだけで、既存のマンホールの使用または新設のマンホールの使用が可能であり、最小限度の配線で従来と同様にシステム構成することが可能となる。
次に添付図面1〜8を参照して、本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムの実施の形態を詳細に説明する。
まず、図6と図7により、本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムが適用される建物および通気用の吹出ユニットについて説明する。
図6は、本発明が適用される建物の一例としてのオフィスビルB10を説明するための図である。このオフィスビルB10においては、OA機器の配線等を通すための空間が設けられた二重床(b1、b2)が採用されており、この二重床の床下空間b3を利用して、床吹出空調方式による空調が行われている。これは、空調設備が床下の空間へ供給する空調空気を、床面に設けられた吹出ユニット(U1〜U4)の吹出口(U1'〜U4')から室内に放出して、天井面において室外へ排気する空調方式である。また、これらの吹出ユニット(U1〜U4)は、風量調整機能を有する空調機(C1,C2)と組み合わされて用いられ、これらを一体にしたものは床空調用風量調整装置と呼ばれている。
図6に示される吹出ユニット(U1〜U4)として、本発明によるスピーカ装置を適用することができる。この吹出ユニット(U1〜U4)は、建造物B10の床面b1にあらかじめ形成された開口部(K1〜K4)に据え付けられており、上部にある吹出口(U1'〜U4')により空気循環をさせる空調用ユニット装置である。この建造物B10では、空調機(C1,C2)により床下の給気通路b3を通じて給気された低温の空気を、床面b1にある吹出ユニット(U1〜U4)から吹き出させて、建造物Bの居室内へ対流させて循環させている。
図7は、図6に示した吹出ユニット(U1〜U4)の一例を示す構造説明図であり、床に据付けられた様子を示している。ここでの吹出ユニットU10は、通気部52を有する円環形状の床面蓋体である吹出体50と、床下でこれを受け入れるケース体60とからなる。このケース体60は、カップ状を呈したバスケット形状または略円筒形状の構造から構成されており、その側面には複数のスリット状の開口部62が、吹出流量に合わせて同一形状・同一配列のパターンで複数個数が設けられている。図7では、ケース体60にはハッチングを施しており、吹出体50については側面から見たときの外形のみを破線で示している。
図7のように、ケース体60は床面70で開口して設置がなされており、床面側には円環形状の開口部分61を有し、やや小さいが同じ円環形状の吹出体50の外端縁部51を受け入れるため、床面側には円環縁部61’を有する。また、このケース体60は、床下側の側面に通気ができるよう複数の開口部62が設けられているので、吹出体50の通気部52を通しては空気の流通が可能となっている。このケース体60は、床下の空気の流れ方向に対して垂直な断面の形状が円形である円筒状をしており、吹出体50には、上下に貫通した複数の通気部52が円形の中心から放射状に配設されている。
このように吹出ユニットUの吹出体50は、筒状のケース60の上端側で床面に添って設けられる。吹出体50の上面では、その上を人が歩いたり、机・椅子・事務用機器・パソコン等の機材が載置されたりするため、それらの動作や重さに耐えうる材質や形状で形成されている必要があり、材料としては、ポリカーボネイト等の硬質プラスチック・スチール・アルミニウム等が使用されている。
さて、図1は本発明によるスピーカ装置の一例を示す断面による説明図である。この図1のスピーカ装置SP1は、床面70に設置されるスピーカ装置であり、このスピーカ装置SP1は、通気部(図示せず)を有する平板床面部100と、この平板床面部100に合わせて、床面70の下に埋設されて配置されるケース部200と、このケース部200の内部に設けられる支持部300と、そこに配置されるスピーカ(400、400')と、を備えて構成されている。
この図1のスピーカ装置SP1は、上述した吹出ユニットとして適用できるユニット装置である。先の図6または7における吹出ユニット(U1〜4、U10)は、建物の床面にあらかじめ形成された開口部に据え付けられていたものであり、この吹出ユニットを開口部からはずして撤去しておいて、新たにスピーカ装置SP1を配置することができる。
図1のスピーカ装置SP1は、床面70に沿って配置される平板床面部100と、この平板床面部100と一体物または係合連結されるケース部200と、を備える。この平板床面部100は、その上面が床面70の上面位置に合わせられて据付けられており、上下断面が円環形状・四角形状などからなる床面蓋体であり、上下に貫通する複数の通気部(図示せず)を有している。平板床面部100の通気部は、空気の流通と音響との両方の面で有用なものであって、その形状や大きさや配列などについて、設計に合わせて種々のものを適宜に採用すればよいものである。
床下側の構成部材であるケース部200は、お椀もしくはカップ状を呈した収納容器形状または筒型形状の構造をなし、ケース部200と平板床面部100とは、容器と蓋との関係のように適合し合うように構成されている。ケース部200の側面には、複数のスリット状の開口部(図示しない)が設けられるとよい。このような開口部は、ケース部200のどの位置に設けてもよく、先の図7のように同一形状・同一配列のパターンで多数の個数が設けられていてもよい。このケース部200の床面側の上部に位置される平板床面部100は、その上面と床面70とが同一平面となるように設定されるとよい。なお、ケース部200を設置するために床面に設けられる開口部の大きさや形状は、ケース部200に合わせて決定され、その形状・大きさ・配列・数量などは適宜に設定されればよい。
図1のように、ケース体200は床面70の側で開口する構造であるので、これに合わせて凹凸のない平板な蓋体となすような構造として、平板床面部100が設計される。図1では、床面70に開口する円環形状の部材受入部71を有して、平板床面部100およびケース体200の円環形状の外端縁部を相互に受け入れて、組み合わせ設定することができる。このときの平板床面部100およびケース体200は、一体物または別体物のいずれでもよいが、係合部150において二つの部材を係合または連結させて、配置設定することが可能である。
図1におけるスピーカ(400、400')は、平板床面部100と、床面70下に埋設されて配置されるケース部200とで形成されている収納空間中に配置されており、この図では、ケース部200の内部を上下に分断するようにして張り渡されて形成されたスピーカの支持部300が設けられ、スピーカ(400、400')はここに取り付けられている。この支持部300は、床面に略平行に配置される平板状のハウジング体であって、スピーカが圧電式スピーカである場合は、ここを振動板として動作させることができる。そして、この支持部300にも通気部(図示せず)を設けることができる。
本発明によるスピーカ(400、400')は、支持部300に対して、従来の慣用的な結合手段により適宜に取り付けられていればよいが、機械的な係合や接続の手段のほか、両面粘着テープなどによる貼付手段を用いると簡単に取り付けることができる。
また、ケース部200は一体もので形成されていても良いし、また、ハウジング体300を介して、上部ケース体200Bと下部ケース体200Aとが分離可能にして構成されていてもよい。なお、平板床面部100と、ケース部200とは、係合部150を設けることにより、両者の結合と分離とを自在にすることができる。
図1に示すスピーカ装置SP1は、内部には圧電式の2台のスピーカ(400,400’)を有しており、1台のスピーカとしては、例えば、定格入力は100Vラインハイインピーダンスの3W(3.3kΩ),4W(2.5kΩ),5W(2kΩ)として、使用素子はセラミックス(バイモルフタイプ)を用いる、というような仕様として、多種多様な媒体を振動板として音響エネルギーに変換することができる。複数個使用のときは並列接続で用いられ、絶縁ケーブル等により接続されるとよい。
次の図2は、本発明においてスピーカとして採用するための、圧電式のスピーカの配線図の一例を示す図である。
この図2は圧電式のスピーカ装置SP1’の配線図であり、この圧電式のスピーカ装置SP1’は4台のスピーカを有していて、これらはPZT1〜PZT4によって示されており、それぞれにはチタン酸ジルコン酸鉛等の強誘電性セラミック材料が用いられ、スピーカとして2個直列に配線したものを2組用いて接続されている。
図3は、本発明によるスピーカ装置のまた別の例を示す断面による構成説明図である。ここのスピーカ装置SP2は床面70にある開口部に設置され、このスピーカ装置SP2は、通気部(t1、t2など)を有する平板床面部100と、この平板床面部100に合わせて、床面70の下に埋設されて配置されるケース部200と、このケース部200の内部に設けられる支持部300(ハウジング体)に配置されるスピーカ(410、410')と、を備えて構成されている。
このスピーカ装置SP2は、上述した吹出ユニットに代わる装置として適用できるスピーカ装置である。先の図7または7における吹出ユニット(U1〜4、U10)は、建物の床面にあらかじめ形成された開口部に据え付けられており、これを開口部からはずして撤去しておいて、新たにスピーカ装置SP2を配置することができる。また、既存の吹出ユニットは1台の全部を撤去することはなく、吹出ユニットのケース体側の下側パーツを残して置いて、床面側パーツだけを交換することにより配置してもよい。
図3のスピーカ装置SP2は、床面70にある平板床面部100と、この平板床面部100と一体物かまたは係合連結されるケース部200とを備える。この平板床面部100の上面が、床面70の位置に合わせられて据付けられる円環形状の床面蓋体であり、上下に貫通する複数の通気部(t1,t2など)を有している。
床下側の構成部材であるケース部200は、お椀もしくはカップ状を呈した収納容器形状または略円筒形状などによる他部材を収納できる構造によって構成されており、その側面には複数のスリット状の開口部(t10,t11)が設けられている。このような開口部はケース部200のどこの位置に配置してもよく、先の図7のように同一形状・同一配列のパターンで多数の個数が設けられていてもよい。このケース部200の床面側の上部に位置される平板床面部100は、その上面と床面70とが同一平面となるように設定され、また、床面70にあらかじめ設けられる開口部の大きさは、ケース部200と平板床面部100とに合わせて決定され、その形状・大きさ・配列・数量などは適宜に設計されればよい。
そして、ケース部200内は空洞であるので、底面または側面には、必要に合わせて他の部材を配置することができ、図3の底面にある構成部材は、圧電スピーカ(410、410')を駆動するためのインピーダンス変換トランス81、チョークトランス82、このチョークトランス82を実装するための基板80、および外部との接続端子83である。
図3のように、ケース体200は床面70で開口する構造であるので、これに合わせて平板な蓋をするような構造にして平板床面部100が設計される。このときの平板床面部100およびケース体200の構成は、一体物または別体物のいずれでもよいが、係合部150を設けることによって、二つの部材を配置設定することが可能である。
さて、図3における本発明によるスピーカ(410,410')は、平板床面部100と、床面70下に埋設されて配置されるケース部200とで形成されている収納空間中に配置される。この図3のように、ケース部200の内部を上下に分断するようにして張り渡されて形成された支持部300が設けられ、スピーカーはここに取り付けられている。この支持部300は、床面に略平行に配置される平板状のハウジング体である。
ここでのケース部200は、一体もので形成されていても良いし、また、ハウジング体300を介して、上部ケース体200Bと下部ケース体200Aとが分離可能にして構成されていてもよい。なお、平板床面部100とケース部200とは、結合部150を設けることによって、結合と分離とを自在にすることができる。
図4は、本発明のスピーカとして採用される圧電式のスピーカ410の断面による構造説明図である。この図4でのハウジング体10は、図3では支持部300であって、プラスチック・金属・木材などから選ばれた材料から作られる支持部材であって、このハウジング体10に圧電式のスピーカ410を据え付けて固定させることができ、このハウジング体10そのものが音響振動体を構成している。そして、ハウジング10からやや離れた位置にはインピーダンス変換トランスなどの構成部材(図3の80,81,82)が設置されている。
また、このスピーカ410のハウジング体10の下側には、貫通する金属製取付け部材により一体的に取り付けられた圧電振動体18が、ハウジング体10と略平行して配設されている。そして、このような圧電振動体18は、1台のスピーカ装置内に、2個・4個または8個が同列に配置され、複数個数のそれぞれが直列に接続されて、適宜に配設される。また、この圧電振動体18は、2等辺3角形の頂点に配置されたETTA配置方式を採ることもできる。
図4に示した圧電スピーカ410は、ハウジング体10(支持部300)でもある音響振動体10Aと、ハウジング体10の下面に所定間隔をもって外付けして配設された圧電振動体18とを、インピーダンス変換トランスなどの構成部材(図3の80,81,82)によって駆動して、例えば、出力帯域が300Hz〜8kHzの音を音響振動体10Aから出力することができる。
この音響振動体10Aは、圧電振動体18から伝達される振動により、効率的に空気を加振して音響発生するのに適した材料からなり、プラスチック製板材、合成樹脂をバインダとしたアラミド繊維、炭素繊維、ガラス繊維を強化繊維とした複合材料からなる板材、パーティクルボード等、高温に耐えられる部材等により形成することができる。
圧電振動体18は、アルミニウム・ステンレス鋼・黄銅等の金属製薄板からなる円盤状の金属板20と、この金属板20の少なくとも1面で接着剤により貼り付けられたセラミック製圧電素子(セラミック層)22とからなる。1例として、圧電素子22のセラミック層22の直径は50mm、その厚さは0.25mmとしてもよい。このように、図4での圧電振動体18は、セラミック層22が、金属板20の両面に貼り合わされている構造からなり、このセラミック層22は、チタン酸バリウムやチタン酸ジルコン酸鉛等の強誘電性セラミック材料等で形成されるとよい。そして、金属板20の外縁から所定の幅が、表面に露出するようにセラミック層22を貼り合わせている。
また、金属板20の外周端側で、かつハウジング体10(支持部300)の面と対向する側には、ダンパー用ゴム24が貼り付けられている。このゴム24は、セラミックス素子22周辺のダンピングにより、音圧・音色・周波数応答などに影響を与え、かつその質量により最低共振周波数が変化させることができる。ここでは、厚さ;3mm、外形60mm×42mmのオーバル型クロロプレンゴム、シリコンゴム、ふっ素ゴムを使用している。
音響振動体10Aと圧電振動体18とは、金属製取付け部材32により一体的に取り付けられている。音響振動体10Aと圧電振動体18の中央部には貫通穴が形成されており、金属製取付部材32は、ボルト部材33、ナット部材34、ワッシャー38を備えて構成されている。このボルト部材33が、音響振動体10Aと圧電振動体18とのほぼ中心位置で貫通孔を通して挿通され、かつ圧電振動体18は、ボルト部材33とナット部材34とにより、音響振動体10Aに略平行にして取り付けられる。このとき、ハウジング体10である音響振動体10Aの下面と、圧電振動体18の上面とは、所定間隔をもって配置設定されている。
また、圧電振動体18の中心穴の位置には、ナイロン樹脂製のワッシャー38が挿設されており、金属製のボルト部材30・ナット部材34、および、適切な巻線比をもったインピーダンス変換トランスなどの構成部材(図3の80,81,82)を使用することにより、本発明では、ピエゾ効果を効率的に発揮させ、音色の明瞭度の向上、歪感の減少等の音響の質の改善などが可能であり、こうして、スピーカとしての基本的特性を改善することができる。
そして、先の図2では、圧電式スピーカ装置の配線図の一例を示したが、図4に示したスピーカ410を備えたスピーカ装置を設計する場合においても、この配線図を利用することができる。
この図4に示すこの圧電振動体18を2個直列に配線し、さらにそれを直列に接続して計4個とする。また、トランスの二次側に直列にチョークコイル(100mH〜300mH)を挿入し、ドライバーの絶対容量を打ち消す。ここで、定格入力電圧を70〜100Vrmsとするには、巻線比;一次側10対二次側7〜10でかつインピーダンス比率2:1のマッチングトランスを用いる。このマッチングトランスは、インピーダンス変換トランスを使用して、二次側巻線数の微調整により音質及び音色を評価して、圧電振動体18の特性に合うようにトランスの構造を決定する。すなわち、インピーダンス変換トランスは巻線比;10:70〜100で、かつ、インピーダンス比率;一次側2:二次側1 を中心に、巻線数;一次側500〜820タウン、二次側350〜600タウン、コア材質;パーマロイPB、Ni含有率45%、周波数特性;30Hz〜11kHz−3dB、として構成されるとよい。
そして、スピーカを制御して音声出力するための電源回路・音声信号発生回路・スピーカ駆動装置・接続ケーブルなど付属構成要素については、周知の技術を使用すればよいので、図面での記載は省略している。図1または図3に示すように、本発明のスピーカ装置のケース部200は、内部が中空であって他の部材を収納することも可能な構造であるので、これらの付属構成要素を、ケース部200の底部または側部に配置設定することもできるし、ケース部200の外部に別途に配置設定してもよい。このとき、本発明のスピーカ装置を単品として用いる場合は、図3のようにして、ケース部200内に必要な部材を配置したほうがよい。また、複数のスピーカ装置を連携接続させてシステムとして用いる場合は、ケース部200の外部に置くと制御しやすい。
なお、本発明で採用する圧電式のスピーカ(PZT1〜PZT4)は、防災用のみならず、防災業務放送用兼一般用、または一般用としても使用可能であって、その用途範囲はかなり広いものである。
図5(1)および(2)は、本発明によるスピーカ装置の構成について、相互部材の分離と結合の様子を説明するための構成図である。
図5(1)において、ここでのスピーカ装置SP3のケース部200は、上部ケース体200Bと下部ケース体200Aとに分離可能としてもよい。この図5(1)では、平板床面部100と上部ケース体200Bとの分離と結合が可能でそれらが第1のパートを形成しており、これに下部ケース体200Aを組み合わせることにより、スピーカ装置SP3の全体は構成される。
この図5(1)で、平板床面部100と上部ケース体200Bとを組み合わせてひとつの構成部品として、これを一体物で蓋体型のスピーカーユニットG1とした場合、このスピーカーユニットG1は、先の図7の吹き出しユニット装置U10の吹出体50を代替する装置として用いることができる。
すなわち、吹出ユニットU10の下側パーツであるケース体60はそのままに残して置いて、吹出体50だけを、本発明のスピーカユニットG1と交換することにより、本発明の適用が容易に可能である。
次の図5(2)において、ここでのスピーカ装置SP4のケース部200を見るに、上ケース体200Bと下部ケース体200Aとは、支持部300を備えて一体的な第1の構成部材を形成しているが、平板床面部100はケース部200から分離可能な第2の構成部材となっている。ここで、スピーカ装置SP4を、やはり先の図7の吹き出しユニット装置U10に適用することとすれば、一方の第1の構成部材はケース体60を代替するケース部材として用いられ、また他方の平板床面部100は吹出体50を代替する蓋体として用いることができる。
上述した図6および図7における吹出ユニット(U1〜4、U10)の全体を、本発明のスピーカ装置と交換するには、床面の開口部から吹出ユニット(U1〜4、U10)をはずして撤去しておいて、その代わりに新たなスピーカ装置(SP1〜SP4)を配置すればよいので、本発明のスピーカ装置を従来の吹出ユニットに適用することはきわめて容易に可能である。
さらに、本発明では、建物の床面に設けられた開口部に、本発明のスピーカ装置をそれぞれ個別に配置し、これらスピーカ装置を、複数または多数台連携して接続させることによって、必要な音声出力を行うためのスピーカシステムとして構築することができる。個々のスピーカ装置が設置される開口部としては、既存の建物の床面にあらかじめ設けられている通気部(空調用の吹き出しユニット部)が用いられるとよい。
そして、この複数のスピーカ装置によるスピーカシステムは、防災時または非常時の誘導システムとして用いられた場合、必要な音声出力を適切に行って適切な誘導ができるように制御された駆動がなされる。防災時・非常時などでは、人々が避難する際に、煙や揺れなどのために、視界がきかない、歩行が困難である、というような状況が生じるが、そのような場合においても、スピーカからの音声により避難誘導を確実に正しく行うことができる。そして、このときの歩行姿勢を考慮すれば、天井や壁にあるスピーカではなく、床面にあるスピーカの音声によって、避難者の「耳」により近い所から音声を伝えることができる。
さて次に、添付の図面8を参照して、本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムの他の実施の形態について説明する。
図8は、本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムが適用されるシステムの一例として、野外全天候型スピーカシステムにおいて当該スピーカ装置を、ハンドホールに敷設した場合の断面を説明した図である。
先ず、従来におけるテーマパーク等に使用される野外全天候型スピーカシステム(以下、業務放送システムという)を例に説明すると、各アトラクション毎に放送用スピーカが設置され、放送回線制御装置が、予め設定された放送プログラムに従って、出力機器(各アトラクション毎のスピーカ)のいずれかを選択するようになっている。そして、選択した出力機器を放送回線制御装置内で接続し、定時の案内放送を全アトラクションに対して行ったり、臨時の迷子のアナウンスを放送したり、非常用のスピーカにだけ非常用の放送を流したりする。
ところが、従来の放送用スピーカは屋外の高所等に設置されており、配線の露出等により安全性の面や外観上好ましくない等の問題があった。また、放送用スピーカは高所にあるために配線接続工事が大変であると共に、配線が柔軟に対応できないという問題が生じる。
そこで、本実施の形態は、上述した事情に鑑みなされたもので、出力機器即ちスピーカ装置の接続工事が容易であり、しかも当該装置が敷設されたマンホールの蓋を交換するだけで、既存のマンホールの使用または新設のマンホールの使用が可能であり、最小限度の配線で従来と同様にシステム構成することが可能となる業務放送システムを提供することとなる。
具体的には、図8(1)で図示したとおり、野外全天候型のスピーカシステムSPS−1は、放送回線制御装置500に、出力機器である本スピーカ装置[H1,〜 Hn-1,Hn ]が電気的に接続されており、当該スピーカ装置を集中制御することにより、指定の放送区域への業務放送を希望のスピーカに放送することができる等の業務放送システムを提供することが可能である。
次に、本スピーカ装置Hがマンホール502に敷設された構造について、図8(2)を用いて説明する。
マンホール502は、大きく分けて、排水桝aと電気ハンドホール部bと、および集水桝部cとにより構成される。
排水桝aは、外殻をコンクリートで角筒型に成型し、上面に出入用の蓋501を備えてなるマンホール502に、前記マンホール502の側壁の内部中間の全周に亙って掛桟503を付設する。
ここで、蓋501には本スピーカ装置Hが着脱可能に敷設されている。さらに、マンホール502を閉鎖する大きさに成形した2枚の鉄板製の床板(504,504')を、掛桟503上に着脱自在に架設して、マンホール502を上下二層に区画するとともに、前記上下二層に区画したマンホール502の上層の側壁の下部近郊に、複数の電線管用の配管穴506を設けて上層を電気ハンドホール部bとし、マンホール502の下層の側壁の下部近郊に複数の排水管用の配管穴507を設けて、下層を集水桝部cに構成した。
また、マンホール502の下層の集水桝部cの底に、導流用の溝をモルタル等で成形したインバート508を設け、雨水等がマンホールの底に滞留しないようにする。ここで、排水管の代わりにマンホール502の下層に開口部を設けてもかまわない。
なお、前記マンホール502と床板(504,504')の材質や形状等は、本発明の作用効果を阻害しない限り自由に設計してよい。また、前記床板(504,504')は、容易に着脱できるように本事例では2分割としたが、大きさや重量に応じて容易に着脱できるように複数枚に分割してもよい。
また、前記床板(504,504')の外角隅部の一端に、三角形状に隅切部505を設ける。そして、詳細な図示は割愛するが、前記隅切部505の形状に合致した水受口と水出口を有する濾斗状の水抜き手段を、集水桝部cの側壁内部で床板の隅切部に該当する位置に添設して、マンホールの蓋501や配管穴506等から電気ハンドホール部bに漏水した雨水等を下層の集水桝部cに排水するようにした。
さらに、電気ハンドホール兼用の排水桝aは、上層の電気ハンドホール部bの電線管用の配管穴506と下層の集水桝部cの排水管用の配管穴507とを互いに交差する方向に設けて成型したものを使用する。そして、敷地内の排水桝aの設置位置の地盤を所定深さに掘削して、その掘削孔の底に採石地業dを施し、前記採石地業d上に排水桝aを所定方向に載置してから土砂を埋戻して、電気ハンドホール兼用の排水桝aを設置する。以下同様の設置手順で排水管路方向には従来の集水桝c'を、また、必要な箇所に本発明の排水桝aを設置してから、排水桝aの集水桝部cと隣接する集水桝c'、または排水桝の集水桝部c間を掘削し、排水管10を接続し、埋め戻して排水管路を施工するとともに、排水桝の集水桝部cや集水桝c'の底に、モルタル等でインバート508を設ける。次いで、排水桝aの設置手順と同様にして、電線管路方向には従来の電気ハンドホールb'を、また必要箇所に本発明の排水桝aを設置してから、排水桝aの電気ハンドホール部bと隣接する電気ハンドホールb'、または排水桝aの電気ハンドホール部b間を掘削し、電線管509を接続し、埋め戻して電線管路を施工する。そして、前記電線管路を介して電気ケーブル511を配線するようにする。而して、電気ハンドホール兼用の排水桝は、上層を電気ハンドホールに、下層を集水桝として兼用して供するようにしたので、排水管路と電線管路の交差部、または排水管路と電線管路の並列部等は、電気ハンドホール兼用の排水桝を共同で施工し、夫々兼用して利用することができる。
以上、本発明によるスピーカ装置およびスピーカシステムによれば、蓋付マンホールの蓋に本スピーカ装置を設け、さらに、蓋付マンホール内を着脱自在の床板で上下二層に区画し、マンホールの上層を電気ハンドホール部に形成してその側壁に複数の電線管用の配管穴を設けることにより、配線を外部に露出させることなく安全に遠隔にある放送回線制御装置に配線することが可能となる。
また、マンホールの下層を集水桝部に形成して、その側壁に複数の排水管用の配管穴または排水穴を設けた。さらに、床板部分に隅切部を設けてそこに水抜き手段を設けることにより、上層の電気ハンドホール部内の漏水を下層の集水桝部に排水することにより、本スピーカ装置の雨水等による長期の浸水を避けることが容易になる。
さらに、排水桝は、上層を電気ハンドホールに、下層を集水桝として兼用して供するようにしたので、排水桝の設置を共同して施工してから、電気業者は上層の電気ハンドホール部の配管穴に電線管を配管して電線管路を設け、そこから本スピーカ装置の端子へと容易に配線をすることが可能となり、信頼性が高く、施工が容易な野外全天候型スピーカシステムを容易に構築することが可能となる。
一方、設備業者は下層の集水桝部に排水管を配管して排水管路または底部に開口部を設ける等、夫々独自に施工することが可能である。また、前記床板を着脱自在に設けたので、床板を自由に着脱して上層の電気ハンドホール部より下層の集水桝部へ自由に出入りして、掃除や点検作業をすることができる。
さらに、前記床板部分に水抜き手段を設けたので、上層の電気ハンドホール部内に漏水した雨水等を下層の集水桝部に排水することができるので、さらに本スピーカ装置が水に濡れる危険を回避することが可能となる。
本発明は、建物の床面・下面・通路面、道路面などに設置するためのスピーカ装置として用いられるのに適し、また、防災時・非常時などの誘導システム、野外全天候型スピーカシステムなどの業務用放送システム用のスピーカ装置として用いれば、とりわけ有効に活用できる。
本発明によるスピーカ装置である圧電式のスピーカ装置SP1の断面による構成説明図である。 本発明によるスピーカ装置である圧電式のスピーカ装置SP1’の配線図の一例を示す図である。 本発明によるスピーカ装置SP2の構造を示す断面による構成説明図である。 本発明によるスピーカ装置で用いられる圧電式のスピーカ410の断面による構成説明図である。 本発明によるスピーカ装置(SP3)の構成部材による分離の様子を示す断面による説明図である。 本発明によるスピーカ装置(SP4)の構成部材による分離の様子を示す断面による説明図である。 本発明によるスピーカ装置が適用される建物B10の断面による構造説明図である。 本発明によるスピーカ装置が適用される建物床面の吹き出しユニット(U10)の構造説明図である。 図8(1)は、本発明によるスピーカシステムとして、野外全天候型のスピーカシステムの一例を示す構成説明図であり、図8(2)は、そのスピーカシステムにおいてスピーカ装置を設置した様子を示す断面による構造説明図である。
符号の説明
SP1、SP1’、SP2、SP3、SP4 スピーカ装置
100 平板床面部
150 係合部
200 ケース部
200A 下部ケース体
200B 上部ケース体
300 支持部、ハウジング体
10(10A) 支持部、ハウジング体(音響振動体)
400、410、420、421 スピーカ
70 床面
t1、t2、t10、t11 通気部(開口部)
B10 建物
U1〜U4、U10 吹出ユニット
K1〜K4 床面の開口部
SPS−1 スピーカシステム
H,----,Hn-1,Hn スピーカ装置

Claims (4)

  1. 基準面に設置されるスピーカ装置であって、
    前記スピーカ装置は、
    基準面に添って配置され、開口部を有する平板基準面部と、
    前記平板基準部に合わせて、基準面下に埋設されて配置されるケース部と、
    前記ケース部の内部に設けられた支持部に配置されるスピーカと、を備え、
    前記支持部は、基準面に略平行に配置される平板状のハウジング体からなり、
    前記ケース部は、前記ハウジング体を介して、上部ケース体と下部ケース体とに分離可能にして構成される、ことを特徴とするスピーカ装置。
  2. 基準面に設けた開口部にスピーカ装置を配置し、このスピーカ装置を複数台接続させて音声出力を行うスピーカシステムであって、
    前記スピーカ装置は、請求項1に記載のスピーカ装置が適用されて構成される、ことを特徴とするスピーカシステム。
  3. 請求項2に記載のスピーカシステムにおいて、
    前記開口部は、建物の床面に設けられた通気用ユニットのための開口部である、ことを特徴とするスピーカシステム。
  4. 請求項2または3に記載のスピーカシステムにおいて、
    前記スピーカシステムは、防災時もしくは非常時の誘導システムまたは業務用放送システムとして用いられる、ことを特徴とするスピーカシステム。
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