JP2008290936A - ナノチューブ、特にカーボンナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法 - Google Patents
ナノチューブ、特にカーボンナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008290936A JP2008290936A JP2008132094A JP2008132094A JP2008290936A JP 2008290936 A JP2008290936 A JP 2008290936A JP 2008132094 A JP2008132094 A JP 2008132094A JP 2008132094 A JP2008132094 A JP 2008132094A JP 2008290936 A JP2008290936 A JP 2008290936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nanotubes
- nanotube
- plasticizer
- composite
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82B—NANOSTRUCTURES FORMED BY MANIPULATION OF INDIVIDUAL ATOMS, MOLECULES, OR LIMITED COLLECTIONS OF ATOMS OR MOLECULES AS DISCRETE UNITS; MANUFACTURE OR TREATMENT THEREOF
- B82B3/00—Manufacture or treatment of nanostructures by manipulation of individual atoms or molecules, or limited collections of atoms or molecules as discrete units
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K7/00—Use of ingredients characterised by shape
- C08K7/22—Expanded, porous or hollow particles
- C08K7/24—Expanded, porous or hollow particles inorganic
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B82—NANOTECHNOLOGY
- B82Y—SPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
- B82Y30/00—Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S977/00—Nanotechnology
- Y10S977/70—Nanostructure
- Y10S977/734—Fullerenes, i.e. graphene-based structures, such as nanohorns, nanococoons, nanoscrolls or fullerene-like structures, e.g. WS2 or MoS2 chalcogenide nanotubes, planar C3N4, etc.
- Y10S977/742—Carbon nanotubes, CNTs
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nanotechnology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
【解決手段】ナノチューブを少なくとも一種の可塑剤と接触させることを特徴とするナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法と、得られたプレコンポジットと、ポリマー材料に電気的、機械的および/または熱的特性の少なくとも一つを付与するためのその使用。ポリマーマトリックス中のナノチューブの分散性および/または機械特性および/または導電性および/または熱伝導性の改良剤としての可塑剤の使用。
【選択図】図1
Description
CNTは機械的には鋼と同程度の優れた剛性(ヤング率で測定)を示し、しかも極めて軽い。さらに、CNTは優れた導電性および熱伝導性を示す。従って、これらの特性を種々の材料、特に高分子材料、例えばポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチルエーテルケトンおよびポリエチレンイミン、および、その他の熱可塑性および熱硬化性ポリマーに与えるための添加剤としてCNTを用いることができる。
これらの問題点を克服するためにこれまで種々の解決策が提案されてきた。その中では音波処理と超音波処理が挙げられるが、音波処理は一次的な効果しかなく、超音波処理ではナノチューブが部分的に切断されたり、酸素化官能基が形成されてナノチューブの特性の一部が損なわれることがある。
下記特許文献4には上記と同じ考え方でラウリル酸、トリメリット酸、ミリスチン酸またはステアリン酸のエステルから成る熱可塑性樹脂中へのカーボンナノチューブ用の分散剤が開示されている。
GARG A. et al, Chem. Phys. Lett. 295,(1998),273
HADDON et al. in Science,(1998),282,p.95-98およびJ.Phys.Chem., B2001,105,p.2525-2528 SUN et al in Chem. Mater.,2001,13, p.2864-2869 CHEN . et al. in Carbon,(2005),43,1778-1814 QUIN et al. in Macromolecules, 2004, 37, p.752-757 ZHANG et al. in Chem. Mater., 16(11)(2004),2055-2061
(a)ヒドロキシ安息香酸(1〜20個の炭素原子を含む直鎖のアルキル基が好ましい)、アゼライン酸およびペラルゴン酸のホスフェートアルキルエステル、
(b)フタレート、特にジアルキルまたはアルキルアリールフタレート、特に各々が1〜12個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基を有するアルキルベンジルフタレート、
(c)アジペート、特にジアルキルアジペート、
(d)セバケート、特にジアルキルおよび特にジオクチルセバケート、
(e)グリコールまたはグリセロールのベンゾエート、
(f)ジベンジルエーテル、
(g)クロロパラフィン、
(h)プロピレンカーボネート、
(i)スルホンアミド、特に、1〜6個の炭素原子を含む少なくとも一種のアルキル基で置換されていてもよいアリールスルホンアミド、例えば1〜20個の炭素原子を含む好ましくは直鎖の少なくとも一種のアルキル基でN−置換またはN,N−二置換されていてもよいベンゼンスルホンアミドおよびトルエンスルホンアミド、
(j)上記の混合物。
FLAHAUT et al. in Chem. Com.(2003),1442
ナノチューブは、本発明の方法で用いる前に、精製および/または処理(特に酸化)および/または粉砕することができる。ナノチューブはアミン化またはカップリング剤との反応のような溶液化学法によって官能化することもできる。
可塑剤の中で本発明で用いるのが好ましい可塑剤は下記である:スルホンアミド、特にN−ブチルベンゼンスルホンアミド(BBSA)、N−エチルベンゼンスルホンアミド(EBSA)、N−プロピルベンゼンスルホンアミド(PBSA)、N−ブチル−N−ドデシルベンゼンスルホンアミド(BDBSA)、N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド(DMBSA)、パラ−メチルベンゼンスルホンアミド、オルト−トルエンスルホンアミド、パラ−トルエンスルホンアミド、ジ(2−エチルヘキシル)、ジイソデシル、ジメチル、ジブチルおよびジオクチルフタレートのようなフタレート、ジアルキルセバケート、ジアルキルアジペート、エチル、ブチルまたはヘキサデシルヒドロキシベンゾエートのようなアルキルヒドロキシベンゾエートおよびこれらの混合物。
可塑剤は用いるナノチューブの重量に対して1〜1000重量%、好ましくは20〜200重量%の量で用いることができる。
本発明の別の対象は上記の方法で得られるプレコンポジットにある。
このプレコンポジットはコンポジット材料を形成するためにポリマー組成物中に導入するためのものである。特に、本発明の別の対象はこのプレコンポジットの電気的、機械的および/または熱的特性の少なくとも一つをポリマー材料に付与するための使用にある。
得られたコンポジットは電子回路のケーシング、石油製品または燃料油用パイプまたは容器、測定プローブの製造で使用でき、自動車、航空または船舶産業の機械部品やスポーツ用品等の製造で使用できる。
本発明では1.5重量%以下のカーボンナノチューブを含むコンポジットの導電率を106Ω以下にすることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものではない。
CNT/可塑剤プレコンポジットの製造および特性
CNTのサンプルは、アルミナに担持された鉄から成る触媒にエチレンを650℃で通すことによってエチレンから化学的蒸着法(CVD)を用いて調製した。反応で得られた生成物を空気中で650℃で強熱減量して測定した灰分量は7%である(このサンプルを以降「CNT1」とよぶ)。このサンプルCNT1は3%のFe2O3と4%のAl2O3とを含む(化学分析で測定)。
プレコンポジットは下記の方法で得ることができる:
(1)HOSOKAWA Nauta Minimix 020-FFC-50型ミキサー中に蓋を介してCNT1の粉末の種々の製造バッチ1500gを導入する。
(2)攪拌を最大速度で開始する(アーム速度=10回転/分、スクリュー速度=300回転/分)。
(3)5分間混合する。
(4)2つの蠕動ポンプを用いて1500gのBBSAを注入する。この導入はミキサー頂部の2つの分岐管から行い、ポンプの導入時間は約30分に設定する。
(5)注入後5分間混合を続ける。
(6)内容物を攪拌下に底部の弁からポリエチレンドラム中に取出す。
CNT/ポリアミドコンポジットの製造
BUSSコミキサーを用いて、アルケマ(ARKEMA)社のポリアミド-12Rilsan(登録商標)AMNO TLD(流体ポリアミドグレード)に実施例1のプレコンポジット10%を、10kg/時の流量で、210/250/250/250/240℃の温度分布で分散させ、5重量%のCNTと、5重量%の可塑剤(BBSA)とを含むコンポジット材料を得た。
機械的特性
実施例2のコンポジットを下記の条件下でマイクロDSM−型二軸スクリュー押出機(20×0.2mm2の長方形の平ダイ)で押し出した:
基準温度:300℃
溶融混合物の温度:285℃
スクリュー回転速度:100回転/分
混合時間:30秒
ダイ:平ダイ。
押出しフィルムから穴あけポンチによってIFC試験片を切り抜いた。これらの試験片に、MTS動力計で50mm/分の速度で引張試験を実施して上記コンポジットの機械的特性を、上記と同じであるが可塑剤を含まないポリアミド樹脂で同じ条件下で製造したコンポジットカーボンナノチューブ(5重量%)の機械的特性と比較した。試験結果は[表3]にまとめて示してある。
本発明で得られたコンポジットの抵抗率の測定
実施例2で得られたコンポジットをその製造で用いたものと同じポリアミド中に乾燥状態で希釈し、0.5〜3重量%のCNTを含む4つのコンポジットを得た。
これらのコンポジットをマイクロDSM−型二軸スクリュー押出機(100回転/分、ロッドとよばれる円形ダイ)で285℃で押し出し、得られたロッドの抵抗率をセフェレック(Sefelec) M1500Pメグオームメーターによって測定し、表面抵抗率を計算で求めた。
このコンポジット(「CNT/BBSA」)と下記のコンポジットとの比較試験を行った:
(1)特許文献1(国際特許第WO86/03455A1号公報)に従って製造したCNTから作った、上記方法のようにして得た可塑剤を含まないコンポジットA(「対照CNT−Hyperion Catalysis」)
(2)上記方法で得た可塑剤を含まないコンポジットB(「CNT」)
結果:
この図面に示すように、コンポジットの抵抗率はコンポジットに含まれるCNTの量が増加すると減る。本発明で得られたコンポジットの抵抗率は常に可塑剤を含まないコンポジットの抵抗率よりもはるかに低い。これは本発明のコンポジットの方が導電性が良く、コンポジット中のCNTの分散が良いことを示している。パーコレーション閾値も本発明で得られるコンポジットの方が低い。
本発明で得たコンポジット中のCNTの分散性の評価
実施例4のコンポジットBに対応する、ポリアミド中に5%のCNTを含む本発明のコンポジット材料のロッドを押し出した。押出方向と平行に調製した2μm厚さの切片から透過光で、公称倍率200Xで、切片1つ当たり6枚の光学顕微鏡写真を撮った。これらのコンポジット材料の表面を占めるCNT凝集体の割合を評価した。6枚の写真の各々で得られた値の平均値を求めた。
得られた結果は[表4]にまとめてある。
Claims (15)
- ナノチューブを下記(a)〜(j)の中から選択される少なくとも一種の可塑剤と接触させることを特徴とするナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法:
(a)ヒドロキシ安息香酸(1〜20個の炭素原子を含む直鎖のアルキル基が好ましい)、アゼライン酸およびペラルゴン酸のホスフェートアルキルエステル、
(b)フタレート、特に各々が1〜12個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖のアルキル基であるジアルキルまたはアルキルアリールフタレート、特にアルキルベンジルフタレート、
(c)アジペート、特にジアルキルアジペート、
(d)セバケート、特にジアルキルセバケート、特にジオクチルセバケート、
(e)グリコールまたはグリセロールベンゾエート、
(f)ジベンジルエーテル、
(g)クロロパラフィン、
(h)プロピレンカーボネート、
(i)スルホンアミド、特にアリール基が1〜6個の炭素原子を含む少なくとも一種のアルキル基で置換されていてもよいアリールスルホンアミド、例えば1〜20個の炭素原子を含む好ましくは直鎖の少なくとも一種のアルキル基でN−置換またはN,N−二置換されていてもよいベンゼンスルホンアミドおよびトルエンスルホンアミド、
(j)上記の混合物。 - ナノチューブがカーボンナノチューブである請求項1に記載の方法。
- カーボンナノチューブを化学的蒸着法でえられたものである請求項2に記載の方法。
- ナノチューブの直径が0.1〜100nm、好ましくは0.4〜50nm、さらに好ましくは1〜30nmである請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- ナノチューブの長さが0.1〜20μmである請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- ナノチューブが、硫酸溶液によって精製され、次亜塩素酸ナトリウム溶液によって酸化され、エアジェットミルによって粉砕され、および/または、非可塑化分子によって官能化された粗ナノチューブである請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 可塑剤をスルホンアミド、フタレート、ジアルキルセバケート、ジアルキルアジペート、アルキルヒドロキシベンゾエートおよびこれらの混合物の中から選択する請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 可塑剤をN−ブチルベンゼンスルホンアミド(BBSA)、N−エチルベンゼンスルホンアミド(EBSA)、N−プロピル−ベンゼンスルホンアミド(PBSA)、N−ブチル−N−ドデシルベンゼン−スルホンアミド(BDBSA)、N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド(DMBSA)、パラ−メチルベンゼンスルホンアミド、オルト−トルエンスルホンアミド、パラ−トルエンスルホンアミド、ジ(2−エチルヘキシル)、ジイソデシル、ジメチル、ジブチルおよびジオクチルフタレートおよびエチル、ブチルまたはヘキサデシルヒドロキシベンゾエートおよびこれらの混合物の中から選択する請求項7に記載の方法。
- 可塑剤をナノチューブの重量に対して1〜1000重量%、好ましくは20〜200重量%の量で用いる請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法で得られるプレコンポジット。
- 請求項10に記載のプレコンポジットの、ポリマー材料に電気的、機械的および/または熱的特性の少なくとも一つを付与するための使用。
- 請求項10に記載のプレコンポジットのポリマー組成物中へ導入することを特徴とするコンポジット材料の製造方法。
- ポリマーをオレフィンのホモポリマーおよびコポリマー、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレンコポリマー、エチレン−プロピレン−ジエンコポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエンおよびポリブチレン等のポリオレフィン、アクリルのホモポリマーおよびコポリマーおよびアルキルポリ(メタ)アクリレート、例えばポリ(メチルメタクリレート)、クロロスルホン化ポリエチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、エチレンポリテレフタレートを含むポリエステル、ポリフェニレンエーテルのようなポリエーテル、ポリスチレン、ポリ(塩化ビニル)、フッ素化ポリマーおよびポリウレタンの中から選択する請求項12に記載の方法。
- ポリマーがポリアミドである請求項13に記載の方法。
- ポリマーマトリックス中のナノチューブの分散特性および/または機械特性および/または導電性および/または熱伝導性の改良剤としての、請求項1に記載の可塑剤の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0703621 | 2007-05-22 | ||
FR0703621A FR2916364B1 (fr) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | Procede de preparation de pre-composites a base de nanotubes notamment de carbone |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008290936A true JP2008290936A (ja) | 2008-12-04 |
JP5372405B2 JP5372405B2 (ja) | 2013-12-18 |
Family
ID=39106102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008132094A Expired - Fee Related JP5372405B2 (ja) | 2007-05-22 | 2008-05-20 | ナノチューブ、特にカーボンナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9006327B2 (ja) |
EP (1) | EP1995274A1 (ja) |
JP (1) | JP5372405B2 (ja) |
KR (1) | KR101239594B1 (ja) |
CN (1) | CN101407642B (ja) |
FR (1) | FR2916364B1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010222581A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Arkema France | ナノチューブの含有量が高い熱硬化性複合材料の製造方法 |
JP2012097133A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | カーボンナノチューブ分散体、樹脂組成物および成形体 |
KR101211134B1 (ko) | 2012-02-13 | 2012-12-11 | 금호석유화학 주식회사 | 탄소나노소재/고분자 복합소재의 제조방법 |
JP2013072037A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toyota Boshoku Corp | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
JP6095761B1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-03-15 | 三菱商事株式会社 | 炭素系導電材料が添着した顆粒状組成物及びその製造方法 |
WO2020158476A1 (ja) | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 三井・ダウ ポリケミカル株式会社 | 樹脂組成物及び成形体 |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2907442B1 (fr) * | 2006-10-19 | 2008-12-05 | Arkema France | Materiau composite conducteur a base de polymere thermoplastique et de nanotube de carbone |
FR2943349B1 (fr) | 2009-03-23 | 2012-10-26 | Arkema France | Procede de preparation d'un materiau composite elastomerique a haute teneur en nanotubes |
KR101218366B1 (ko) * | 2009-12-10 | 2013-01-03 | (주)월드튜브 | 나노카본 고형체의 제조방법, 이를 이용한 나노카본 고형체, 나노카본 분산액, 나노카본 소재의 제조방법 |
FR2950628B1 (fr) | 2009-09-25 | 2013-11-01 | Arkema France | Melange-maitre pour la fabrication de fluide de forage |
FR2957926A1 (fr) * | 2010-03-25 | 2011-09-30 | Arkema France | Procede de preparation d'un materiau composite elastomerique |
FR2959231B1 (fr) | 2010-04-22 | 2012-04-20 | Arkema France | Materiau composite thermoplastique et/ou elastomerique a base de nanotubes de carbone et de graphenes |
EP2436719A1 (de) | 2010-10-04 | 2012-04-04 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Verfahren zur Herstellung von nanopartikelhaltigen Masterbatches |
DE102010043470A1 (de) | 2010-11-05 | 2012-05-10 | Evonik Degussa Gmbh | Zusammensetzung aus Polyamiden mit niedriger Konzentration an Carbonsäureamidgruppen und elektrisch leitfähigem Kohlenstoff |
SG10201600280YA (en) | 2010-12-14 | 2016-02-26 | Molecular Rebar Design Llc | Improved elastomer formulations |
CN102093715B (zh) * | 2011-01-11 | 2012-10-10 | 清华大学 | 一种碳纳米管增强聚酰亚胺纳米复合材料的制备方法 |
EP2607408A1 (de) | 2011-12-21 | 2013-06-26 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Verfahren zur staubfreien Herstellung von nanopartikelhaltigen (CNT) Masterbatches in hochviskosen Kautschuken mittels Dreiwalzenwerk |
EP2607407B1 (de) | 2011-12-21 | 2014-08-20 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Verfahren zur Herstellung von CNT-Masterbatches in Flüssigkautschuk mittels Dreiwalzenwerk |
FR2991333B1 (fr) | 2012-06-04 | 2015-04-03 | Arkema France | Utilisation de nanocharges carbonees a tres faible taux pour le renfort mecanique de materiaux composites eventuellement charges |
FR2991332B1 (fr) | 2012-06-04 | 2015-04-24 | Arkema France | Utilisation de nanocharges carbonees a tres faible taux pour la stabilisation uv de materiaux composites |
FR2991330B1 (fr) | 2012-06-04 | 2015-04-03 | Arkema France | Materiau composite a tres faible taux de nanocharges carbonees, son procede de preparation et ses utilisations |
RU2528985C2 (ru) * | 2012-07-03 | 2014-09-20 | Общество с ограниченной ответственностью "НаноТехЦентр" | Способ модифицирования углеродных нанотрубок |
FR2997087B1 (fr) * | 2012-10-19 | 2015-10-16 | Arkema France | Procede de preparation d'un materiau composite thermoplastique a base de graphene |
KR101540067B1 (ko) * | 2013-09-12 | 2015-07-30 | 한국과학기술연구원 | 플렉시블 전자소재용 탄성중합체-전도성 필러 복합체 및 이의 제조방법 |
CN104774455A (zh) * | 2015-02-26 | 2015-07-15 | 苏州博利迈新材料科技有限公司 | 碳纳米管改性尼龙612抗静电复合材料及其制备方法 |
US10549996B2 (en) | 2015-12-29 | 2020-02-04 | Georgia Tech Research Corporation | Polymer coated multiwall carbon nanotubes |
CN105670568B (zh) * | 2016-01-04 | 2018-08-21 | 深圳大学 | 一种硬脂酸丁酯碳纳米管微胶囊的制备方法 |
FR3058167B1 (fr) * | 2016-10-28 | 2019-11-22 | Arkema France | Nouveau procede de fabrication de materiaux hautement carbones et materiau hautement carbone obtenu |
CN114213911A (zh) * | 2022-02-08 | 2022-03-22 | 深圳市中科纳米科技有限公司 | 一种碳纳米管高效防腐涂料配方及其制备方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077370A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 樹脂組成物 |
JP2008001866A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ポリウレタンシートおよびその製造方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4663230A (en) | 1984-12-06 | 1987-05-05 | Hyperion Catalysis International, Inc. | Carbon fibrils, method for producing same and compositions containing same |
US6682677B2 (en) * | 2000-11-03 | 2004-01-27 | Honeywell International Inc. | Spinning, processing, and applications of carbon nanotube filaments, ribbons, and yarns |
US6783746B1 (en) * | 2000-12-12 | 2004-08-31 | Ashland, Inc. | Preparation of stable nanotube dispersions in liquids |
FR2826646B1 (fr) | 2001-06-28 | 2004-05-21 | Toulouse Inst Nat Polytech | Procede de fabrication selective de nanotubes de carbone ordonne en lit fluidise |
EP1495171A4 (en) | 2001-12-12 | 2008-04-02 | Ashland Inc | PREPARATION OF STABLE DISPERSIONS OF CARBON NANOTONES IN LIQUIDS |
US20040034177A1 (en) | 2002-05-02 | 2004-02-19 | Jian Chen | Polymer and method for using the polymer for solubilizing nanotubes |
US6905667B1 (en) | 2002-05-02 | 2005-06-14 | Zyvex Corporation | Polymer and method for using the polymer for noncovalently functionalizing nanotubes |
US7348298B2 (en) * | 2002-05-30 | 2008-03-25 | Ashland Licensing And Intellectual Property, Llc | Enhancing thermal conductivity of fluids with graphite nanoparticles and carbon nanotube |
US7061749B2 (en) * | 2002-07-01 | 2006-06-13 | Georgia Tech Research Corporation | Supercapacitor having electrode material comprising single-wall carbon nanotubes and process for making the same |
US20040262581A1 (en) * | 2003-06-27 | 2004-12-30 | Rodrigues David E. | Electrically conductive compositions and method of manufacture thereof |
JP4182214B2 (ja) * | 2003-11-27 | 2008-11-19 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | カーボンナノチューブ分散極性有機溶媒 |
US20060189822A1 (en) * | 2005-01-20 | 2006-08-24 | Yoon Seon M | Dispersant for dispersing carbon nanotubes and carbon nanotube composition comprising the same |
JP2007231096A (ja) | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Tokai Rubber Ind Ltd | 燃料ホース用材料の製法およびそれにより得られた燃料ホース用材料 |
-
2007
- 2007-05-22 FR FR0703621A patent/FR2916364B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2008
- 2008-05-16 EP EP08156325A patent/EP1995274A1/fr not_active Withdrawn
- 2008-05-20 JP JP2008132094A patent/JP5372405B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-05-21 US US12/124,403 patent/US9006327B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2008-05-22 CN CN2008101446692A patent/CN101407642B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-05-22 KR KR1020080047508A patent/KR101239594B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007077370A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 樹脂組成物 |
JP2008001866A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | ポリウレタンシートおよびその製造方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010222581A (ja) * | 2009-03-23 | 2010-10-07 | Arkema France | ナノチューブの含有量が高い熱硬化性複合材料の製造方法 |
JP2012097133A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | カーボンナノチューブ分散体、樹脂組成物および成形体 |
JP2013072037A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Toyota Boshoku Corp | 熱可塑性樹脂組成物の製造方法 |
KR101211134B1 (ko) | 2012-02-13 | 2012-12-11 | 금호석유화학 주식회사 | 탄소나노소재/고분자 복합소재의 제조방법 |
JP6095761B1 (ja) * | 2015-12-28 | 2017-03-15 | 三菱商事株式会社 | 炭素系導電材料が添着した顆粒状組成物及びその製造方法 |
JP2017119792A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 三菱商事株式会社 | 炭素系導電材料が添着した顆粒状組成物及びその製造方法 |
WO2020158476A1 (ja) | 2019-01-29 | 2020-08-06 | 三井・ダウ ポリケミカル株式会社 | 樹脂組成物及び成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN101407642A (zh) | 2009-04-15 |
US20080312364A1 (en) | 2008-12-18 |
KR20080103029A (ko) | 2008-11-26 |
CN101407642B (zh) | 2012-12-19 |
US9006327B2 (en) | 2015-04-14 |
KR101239594B1 (ko) | 2013-03-06 |
FR2916364A1 (fr) | 2008-11-28 |
FR2916364B1 (fr) | 2009-10-23 |
JP5372405B2 (ja) | 2013-12-18 |
EP1995274A1 (fr) | 2008-11-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5372405B2 (ja) | ナノチューブ、特にカーボンナノチューブをベースにしたプレコンポジットの製造方法 | |
US8808580B2 (en) | Thermoplastic and/or elastomeric composite based on carbon nanotubes and graphenes | |
Advani | Processing and properties of nanocomposites | |
US10125243B2 (en) | Composite material having a very low content of carbon-based nanofillers, process for the preparation thereof and uses thereof | |
Prashantha et al. | Masterbatch-based multi-walled carbon nanotube filled polypropylene nanocomposites: Assessment of rheological and mechanical properties | |
US20100201023A1 (en) | Method for preparing composite materials | |
Banerjee et al. | Melt‐mixed carbon nanotubes/polymer nanocomposites | |
Sumfleth et al. | A comparative study of the electrical and mechanical properties of epoxy nanocomposites reinforced by CVD-and arc-grown multi-wall carbon nanotubes | |
KR20110057254A (ko) | 나노튜브, 특히 탄소 나노튜브를 함유하는 열가소성 복합 재료의 제조 방법 | |
JP2013511576A (ja) | ポリマーとカーボンナノチューブに基づく複合材料の製造方法、この方法によって製造された複合材料及びその使用 | |
KR20130008542A (ko) | 향상된 균질성을 갖는 나노복합체 | |
CA2530471A1 (en) | Elastomers reinforced with carbon nanotubes | |
KR20110139259A (ko) | 그라파이트-유사 나노입자의 분산 방법 | |
US20100108950A1 (en) | Method for preparing an aqueous suspension of carbon nanotubes and suspension thus obtained | |
Othman et al. | Carbon nanotube hybrids and their polymer nanocomposites | |
Pantano | Mechanical properties of CNT/polymer | |
Morimune-Moriya et al. | Hydrophobization of nanodiamond for polypropylene nanocomposites | |
Chen | The manufacture of polymer nanocomposite materials using supercritical carbon dioxide | |
Ma et al. | Preparation of Polypropylene Nanocomposites Using Supercritical Technology | |
KR101568330B1 (ko) | 유동층 다중벽 탄소나노튜브를 적용한 탄소나노튜브-고분자 나노 복합체 및 그 제조방법 | |
Alshammari | Processing, structure and properties of poly (ethylene terephthalate)/carbon micro-and nano-composites | |
He et al. | Preparation of Nanocomposites | |
Ciselli et al. | PROCESSING OF CARBON NANOTUBE COMPOSITES USING LATEX TECHNOLOGY | |
Thangapandian et al. | Synthesis and Characterization of High Performance Polymer Nanocomposite Using Carbon Nanotubes as Fillers | |
Sandler et al. | Influence of the nanoscale morphology on the micro-and macromechanical behavior of composites |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130116 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130718 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130726 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |