JP2008289857A - 調理器具に対して減じた厚みの取っ手を固定するためのデバイス - Google Patents

調理器具に対して減じた厚みの取っ手を固定するためのデバイス Download PDF

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Abstract

【課題】安価な調理器具の取っ手固定デバイスを提供する。
【解決手段】調理器具2の壁部6に対して前方第1端部14を介して固定され、後方第2端部15に開口部を含む止め金具5と、止め金具5を受け入れ、かつ、ねじ4に止め金具5の開口部を通って挿入されることを可能にする貫通孔39に延ばされたハウジング33を形成する少なくとも1つの突出部31、32を備えた一端部30を有する取っ手3と、止め金具5と取っ手3の突出部31、32とを取り囲むように構成され、かつ、調理器具2の壁部6に対して長手方向に取っ手3を接続するカラー8とを含む。取っ手3の突出部31、32は横交軸42に関して止め金具5のどちらか一方の側部に接し、かつ、カラー8は止め金具5および取っ手3に対して縦交軸41に関して位置決めするための位置決め手段を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソースパン、フライパンなどのような調理器具に取っ手を固定するためのデバイスに関する。
特許文献1は、調理器具の壁から延びる四角形断面の鋳物の止め金具を含み、かつ、その端部にねじ付き孔を含む形式の調理器具の側壁または壁部に、取っ手を固定するためのデバイスを開示する。その取っ手の端部は、調理器具の壁部に対して取り付けられるようになっており、それは、止め金具の四角形断面と協力し、そして取っ手の軸に直角を成す2つの方向、すなわち水平方向および垂直方向への位置決めをもたらすハウジングを含む。取っ手は、止め金具のねじ付き孔と協力するねじ用の通路と支持ゾーンとをハウジングに対して一直線状に有する。火炎ガードとして機能を果たすカラーは、取っ手の端部の下方に固定される。
米国特許第2787805号明細書 英国特許第1077475号明細書 米国特許第4032032号明細書
調理器具の壁部上への取っ手の組み付け品は急速にゆるくなるので、固定デバイスは、長持ちしないという欠点を与える。調理器具の壁部と直接的に接触する取っ手の材料は、長い間、加熱冷却サイクルにさらされ、劣化する。
加えて、その固定デバイスは、取っ手の端部に、分厚い構成からなることを要求する。一般に取っ手に用いられるプラスチック材料は、熱硬化性の種類のものである。その材料は、ユーザによってもたらされる力に耐えるために十分である機械的特性を得るために、十分な壁の厚さを必要とする。
特許文献2は、調理器具の壁部に取っ手を固定するためのデバイスの別の例を開示し、これは調理器具の壁部に一端部を介して固定されるようになっている止め金具を熱反射部材、すなわちカラーと共に備えるタイプであり、カラーは取っ手の端部を囲み、調理器具の壁部に対して第1の端部を介して連結すると共に取っ手の肩部をその第2の端部に対して当接状態で受け入れるようになっている。止め金具の第2の端部は、取っ手の軸線方向の固定をもたらすのに適した手段を有し、また取っ手を相互係合により所定位置に配するのに適した手段をも有する。換言すれば、取っ手の端部における肩部は、形状がほぼ矩形であって「正方形」としても解釈される突起部を区画形成し、これは、その中央部にて止め金具を受け入れるためのハウジングを提供する。
その固定デバイスは、そのデバイスの老朽化という上記した問題を改善する。それでもなお、すっかり物を入れた上でユーザが調理器具を持ち上げるとき、止め金具とカラーの上面との間に位置付けられた取っ手の材料は、大いに圧力を加えられ、そして、取っ手の破壊のリスクを負う。さらに、そのデバイスは、取っ手の端部に、分厚くて高価である構成からなることを要求する欠点を有する。
改良解決策は、特許文献3に開示されている。調理器具の壁部に取っ手を固定するためのデバイスは、調理器具の壁部に第1端部を介して固定されると共にその第2端部にねじ付き孔を有するようになっている止め金具をカラーと共に備え、カラーは取っ手の端部を囲み、調理器具の壁部に対して第1端部を介して連結すると共に取っ手の肩部をその第2端部に対して当接状態で受け入れるようになっている。そのデバイスは、また、動かないように保持するように止め金具の断面に対応する断面の開口部を第1に有し、かつ、それに対して動かないようにカラーの内部断面に対応する外部断面を第2に有するリングを備える。そのデバイスにおいて、取っ手は、止め金具に位置付けられず、むしろカラーに位置付けられる。
その固定デバイスは、付加的な構成要素を必要とするという欠点を有し、それによって、付加的な製造コストをもたらす。さらに、その構成要素のための製作公差は、付加的なばらつき度が調理器具への取っ手の組み付けに加えられることを意味する。
本発明の目的は、上記欠点を改善し、含まれる要素の数を最小限に抑えることによって、かつ、取っ手の端部に使われる材料の量を最小限度に抑えることによって安価である固定デバイスを提示することである。
本発明の別の目的は、信頼でき、かつ、長持ちする留め具を提供する固定デバイスを提示することである。
本発明の別の目的は、カラーと取っ手の端部との近くにおいて縦方向に狭い固定デバイスを提示することである。
これらの目的は、調理器具の壁部に取っ手を固定するための固定デバイスで成し遂げられ、それは、該デバイスは、前記調理器具の壁部に対して前方第1端部を介して固定されるように構成され、後方第2端部に開口部を含む止め金具と、該止め金具を受け入れるのに適し、かつ、ねじに前記止め金具の前記開口部を通って挿入されることを可能にする貫通孔に延ばされたハウジングを形成する少なくとも1つの突出部を備えた一端部を有する取っ手と、そして、前記止め金具と前記取っ手の前記突出部とを取り囲むように構成され、かつ、前記調理器具の前記壁部に対して長手方向に前記取っ手を接続するカラーとを備え、前記取っ手の前記突出部は横交軸に関して前記止め金具のどちらか一方の側部に接するからであり、かつ、前記カラーは前記止め金具および前記取っ手に対して縦交軸に関して位置決めするための位置決め手段を含むからである。
本発明によれば、固定デバイスは、取っ手の突出部の壁部と止め金具の側面との間の狭いクリアランスのために、取っ手に、横の横断する方向において、止め金具に正確にかつ直接的に位置決めされることを可能にする。この構成は、また、取っ手の長手方向軸周りに調理器具が回転することを防ぐことを可能にする。この設備は、また、位置決めが、止め金具にカラーによって直接的に取っ手の縦の横断する方向において成し遂げられることを可能にする。この構成は、取っ手に対して使われる材料の量の点に関して、とても安価である。
好ましくは、前記カラーを前記止め金具に対して位置決めするための前記位置決め手段は、前記止め金具の前記後方端部の底部に位置付けられた縁部と協力する、前記カラーの底部の内面に位置付けられたリブによって構成される。
この配置は、特別な調整なしに、カラーに、止め金具に対して支えられることを可能にし、前記リブは、好ましくはアルミニウムを延伸することによって、カラーを製造するプロセスにおいて、直接的に作られる。
有利には、前記カラーを前記止め金具に対して位置決めするための前記手段は、前記止め金具の底面の中線と協力する、前記カラーの底部の内面に位置付けられたリブによって構成される。
好ましくは、前記カラーの上部を前記止め金具に対して位置決めするための前記手段は、前記止め金具の上面と協力する、前方端部の上端面の底縁部によって構成される。
この設備は、2つの上記設備と合わさって、カラーに、縦の横断する方向において幅が狭い構成を与えることを可能にする。
有利には、前記カラーを前記取っ手に対して位置決めするための前記手段は、前記取っ手の底部に形成された肩部と協力する、後方端部の底端面によって構成される。
好ましくは、前記カラーを前記取っ手に対して位置決めするための前記手段は、前記取っ手の端部の突出部の少なくとも1つの底面と協力する、後方端部の底端面の上縁部によって構成される。
有利には、2つの前記突出部の外面の各々は、前記カラーと接する少なくとも1つの側部接触面を、横交軸に関して前記取っ手に対してそれを位置付けるように、備える。
好ましくは、2つの前記突出部の外面は、前記カラーと接する少なくとも2つの縦接触面を、縦交軸に関して前記取っ手に対して前記カラーを位置付けるように、含む。
これら先の2つの突出部は、取っ手の端部に、薄い厚さのカラーに位置付けられることを可能にし、したがって、取っ手の端部用に細い構成を得ることを可能にする。これは、任意で、付加的な機能、例えば、温度計測モジュール、カラー上への飛散防止覆い、あるいは取っ手を回すためのデバイスを加えることを可能にする。
好ましくは、2つの前記突出部の外面は、前記取っ手の長手方向軸に対するテーパをそれぞれ含む。
用語「テーパ」は、突出部が円錐台形状を示すこと、すなわち突出部の断面が取っ手の前方端部に向かって細くなることを意味するように用いられる。
この設備は、取っ手に、単に、2つの突出部の基部を介して、カラーに位置付けられることを可能にする。ユーザが調理器具を取り扱うとき、2つの突出部を構成する材料は曲げに関して圧力を加えられない。これは、留め具が信頼でき、長持ちすることを保証する。
有利には、前記取っ手の端部は、前記カラーの上部の上にくっつく堅固なリムを含む。
この設備は、カラーを保護するための覆いを設けることを可能にし、それをきれいにすることを容易にすることができる。調理器具が使用されているとき、壁部に接するカラーは加熱されることになる。カラーにかかる汚れは、乾燥し、あるいは、まさに炭化され、それ故にとても強く付着し、したがって洗浄を難しくする。壁部に接しないので、冷たい堅固なリムを備えるので、汚れは容易にきれいになる。
本発明は、非限定の様式で取り込まれ、かつ、添付図面に示される実施形態を研究することで、より良く理解され得る。
本発明の固定デバイス1は、取っ手3を、調理器具2の壁部6に固定するのに役立つ。それは、止め金具5、取っ手3の一端部を取り囲むカラー8、およびねじ4によって構成される。
図1および2において理解され得るように、止め金具5は、概して形状において柱状であり、できる限り、四角形の基部と、長手方向軸40とを有する。前記止め金具5は、調理器具2の壁部に固定されるように構成された前方第1端部14と、ねじ4を受け入れるブラインド開口部16を含む後方第2端部15とを有する。止め金具5の前方端部14は、溶接によって調理器具2の壁部6にそれを固定することを容易にするように形作られていて、そして、それは外側に向けられた突起18を有するわずかに半球形のディスク17を含む。
カラー8は、概して中空のチューブの形をしていて、それは実質的に楕円形である基部を有し得る。カラー8は、調理器具2の壁部6に取り付けるように構成された前方第1端部21と、当接状態で取っ手3を受け入れるのに適している後方第2端部22とを有する。カラー8の前方端部21と調理器具2の壁部6との間の適切な連結を確実にするべく、前記端部21によって区画形成される端面とそれが連結するはずの壁部6の区画は実質的に平行である。
取っ手3の端部30は、取っ手3の軸40に直交する縦交軸41の両側に配置され、かつ、ギャップによって間隔をおいて配置されて止め金具5を収容するのに適するハウジング33を形成する、2つの突き出た突出部31、32を有する。前記ハウジング33は、2つの突出部31、32の2つの内壁34、35によって構成され、かつ、止め金具5の2つの側面11、12と協力するのに適する2つの平面を有し、これは、取っ手3に、横交軸42上で止め金具5に固定保持されることを可能にし、これにより取っ手3がそれの長手方向軸40周りに回ることを防止する。
2つの突出部31、32によって形成された取っ手3の端部30は、カラー8に係合するのに適している。それらの外側部分において、突出部31、32は、カラー8の内側面23、24にぴったり合う面36、37を有する。外面36、37の各々は、カラー8に接触するための側部接触面46、47を、横交軸42上で取っ手3に対してそれを位置付けるように有する。突出部31、32の外面36、37は、また、カラー8に接触するための2つの縦接触面48、49を、縦交軸41上で取っ手3に対してそれを位置付けるように、有する。
2つの突出部31、32の外面36、37は、取っ手3の長手方向軸40に関連したテーパをそれぞれ含む。換言すれば、突出部31、32は円錐台形状を示し、すなわち、各突出部の断面は取っ手3の前方端部に向けて小さくなるということが理解され得る。このテーパは、2つの突出部31、32の上部と底部との間で変化し得る。
取っ手3の端部30は、2つの突出部31、32の周囲の肩部38によって区画形成されていて、カラー8の後方端部22の端面に対して当接状態になるのに適していて、これにより、突出部31、32がカラー8の中へ押し込まれ得る最大限度が定められる。カラー8の後方端部22の底端面の上縁部は、突出部31、32の底面に接触して支える。
その底部25の内面において、カラー8は、止め金具5の後方端部15の底部に位置している縁部19に接触して支えるか、または別の実施形態において、止め金具5の底面10の中線に対して支える、リブ26を有する。
その前方端部21の上端面において、カラー8は、止め金具5の上面13に接触して支える底縁部28を有する。
貫通孔39は、取っ手3の端部30に作られ、ハウジング33を延ばす。予め孔39に係合されたねじ4は、止め金具のブラインド開口部16と協力するのに適している。孔39は、ねじの頭が当接状態になり得る肩部を有する。ねじ4は、止め金具のブラインド開口部16のねじ立ての作業を排除するように、セルフタッピンねじであり得、これによりそのデバイスを作製する費用を減じることができる。
予め既知の四角形から存続している取っ手の端部突出部は、横交軸42に沿っての止め金具5に対する取っ手3の厳密な最小限度の位置決めを低減する機能を有する。調理器具が使用されているとき、カラー8はその本源的機能で機械的に保持され、それは、ねじ4、取っ手3、そして止め金具5を介した上部連結と、壁部6、カラー8、そして取っ手3を介した底部連結との逆向きのトルク間で圧縮状態に保持される部分をもたらす。特に、この圧縮ゾーンは大きな圧力を加えられ、調理台によって加熱される。カラー8の上部は、止め金具に対してのみ、その前方部分を介して位置決めに関与し、その後方上部の機械的な重要性はより低い。
本発明の固定デバイスによって可能にされる付加的な機能の例として、取っ手3の端部30は、カラー8の上部27を覆う堅固なリム45を有する。堅固なリム45の端部と壁部6との間の距離は、3ミリメーターよりも短い。この堅固なリムは、カラー8に跳ねかかるのを防ぐための保護用覆いとして機能を果たし、より容易にきれいにする。この機能の別の具体化において、ノッチがカラー8の後方上縁部に形成され、形成された該ノッチに取っ手の堅固なリムが入れられる。この実施形態は、取っ手3の端部の構成に、更に幅狭であることを可能にする。
本発明の固定デバイス1を用いて取っ手3を調理器具2に固定するために、止め金具5の前方端部14は、最初に、調理器具2の壁部6に溶接などで固定される。
取っ手3の端部30の2つの突出部31、32は、カラー8の後方端部22に差し込まれる。その後、取っ手3の2つの突出部31、32の平面34、35はカラー8と一緒になって、止め金具5の周りの位置に設置される。最後に、ねじ4が取っ手3の孔39に嵌め込まれ、孔39および止め金具5のブラインド開口部16は互いに正しく合うので、ねじ4はブラインド開口部16に入る。
孔39は、ねじ4の頭が当接状態になるのに適する肩部を有する。ねじを回すことを継続することで、カラー8の前方端部21の端面は、調理器具の壁部6に対して押されるようになり、カラー8の後方端部22の端面は取っ手3の肩部38に対して押されるようになる。ねじが一旦堅く締められると、調理器具2の傾いた壁部にカラー8によって及ぼされる半径方向力が、カラー8の前方端部21の上端面の底縁部28を、止め金具5の上面13に対して押させる。
本発明は、記述された実施形態およびその変形に決して限定されず、特許請求の範囲の範囲内での数々の変更に及ぶ。
したがって、カラー8を止め金具5に対して位置決めするための手段は、止め金具5の後方端部15の底部に位置付けられた縁部19と直接的に協力するカラー8の底部25の内面によって構成されることができる。
同様に、カラー8を止め金具5に対して位置決めするための手段は、止め金具5の上面13と協力するカラー8の上部27の内面に位置付けられた少なくとも1つのリブによって構成されることができる。
これら2つの改良型は、止め金具5に対するカラー8の位置が、修正されることを可能にし、状況に応じて、第1の改良型において、カラー8を縦交軸41において更により狭めさせることを可能にする。
調理器具の壁部に取っ手を固定するための本発明のデバイスの分解斜視図である。 取っ手の軸を含む、図1のデバイスの断面図である。
符号の説明
1 固定デバイス
2 調理器具
3 取っ手
4 ねじ
5 止め金具
6 壁部
8 カラー

Claims (10)

  1. 調理器具(2)の壁部(6)に取っ手(3)を固定するための固定デバイス(1)であって、
    該デバイスは、
    前記調理器具(2)の壁部(6)に対して前方第1端部(14)を介して固定されるように構成され、後方第2端部(15)に開口部(16)を含む止め金具(5)と、
    該止め金具(5)を受け入れるのに適し、かつ、ねじ(4)に前記止め金具(5)の前記開口部(16)を通って挿入されることを可能にする貫通孔(39)に延ばされたハウジング(33)を形成する少なくとも1つの突出部(31、32)を備えた一端部(30)を有する取っ手(3)と、そして、
    前記止め金具(5)と前記取っ手(3)の前記突出部(31、32)とを取り囲むように構成され、かつ、前記調理器具(2)の前記壁部(6)に対して長手方向に前記取っ手(3)を接続するカラー(8)と
    を備え、
    前記取っ手(3)の前記突出部(31、32)は横交軸(42)に関して前記止め金具(5)のどちらか一方の側部に接し、かつ、前記カラー(8)は前記止め金具(5)および前記取っ手(3)に対して縦交軸(41)に関して位置決めするための位置決め手段を含むことを特徴とする固定デバイス(1)。
  2. 前記カラー(8)を前記止め金具(5)に対して位置決めするための前記位置決め手段は、前記止め金具(5)の前記後方端部(15)の底部に位置付けられた縁部(19)と協力する、前記カラー(8)の底部(25)の内面に位置付けられたリブ(26)によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の固定デバイス(1)。
  3. 前記カラー(8)を前記止め金具(5)に対して位置決めするための前記手段は、前記止め金具(5)の底面(10)の中線と協力する、前記カラー(8)の底部(25)の内面に位置付けられたリブ(26)によって構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の固定デバイス(1)。
  4. 前記カラー(8)の上部(27)を前記止め金具(5)に対して位置決めするための前記手段は、前記止め金具(5)の上面(13)と協力する、前方端部(21)の上端面の底縁部(28)によって構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  5. 前記カラー(8)を前記取っ手(3)に対して位置決めするための前記手段は、前記取っ手(3)の底部(30)に形成された肩部(38)と協力する、後方端部(22)の底端面によって構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  6. 前記カラー(8)を前記取っ手(3)に対して位置決めするための前記手段は、前記取っ手(3)の端部(30)の突出部(31、32)の少なくとも1つの底面と協力する、後方端部(22)の底端面の上縁部によって構成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  7. 2つの前記突出部(31、32)の外面(36、37)の各々は、前記カラー(8)と接する少なくとも1つの側部接触面(46、47)を、横交軸(42)に関して前記取っ手(3)に対してそれを位置付けるように、備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  8. 2つの前記突出部(31、32)の外面(36、37)は、前記カラー(8)と接する少なくとも2つの縦接触面(48、49)を、縦交軸(41)に関して前記取っ手(3)に対して前記カラーを位置付けるように、含むことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  9. 2つの前記突出部(31、32)の外面(36、37)は、前記取っ手(3)の長手方向軸に対するテーパをそれぞれ含むことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
  10. 前記取っ手(3)の端部(30)は、前記カラー(8)の上部(27)の上にくっつく堅固なリム(45)を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の固定デバイス(1)。
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