JP2008289003A - ビデオ信号発生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタル方式の基準信号発生回路のクロックの周期変更を実行した場合、カラーサブキャリア信号の位相誤差を低減できるビデオ信号発生装置を提供する。
【解決手段】MPEGデコーダ12から抽出された基準時刻コードに位相同期するようにDCXO14は基準信号としてのシステムクロックclkを位相生成回路5に出力すると共に、所定のタイミングで位相調整信号pase-shiftを出力する。位相生成回路5は、位相調整を行わないクロックサイクルでは位相情報となる位相調整量としてパラメータFSCD′を、位相調整を実行するクロックサイクルではパラメータFSFTを、累積加算した出力値RADDとしてカラーサブキャリア信号としての正弦波信号を発生させるように切り替える。
【選択図】図1
【解決手段】MPEGデコーダ12から抽出された基準時刻コードに位相同期するようにDCXO14は基準信号としてのシステムクロックclkを位相生成回路5に出力すると共に、所定のタイミングで位相調整信号pase-shiftを出力する。位相生成回路5は、位相調整を行わないクロックサイクルでは位相情報となる位相調整量としてパラメータFSCD′を、位相調整を実行するクロックサイクルではパラメータFSFTを、累積加算した出力値RADDとしてカラーサブキャリア信号としての正弦波信号を発生させるように切り替える。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンポジットビデオ信号を生成するためにカラーサブキャリア信号を生成するビデオ信号発生装置に関する。
近年においては、様々な画像或いは映像が、標準的なカラーテレビジョン方式の映像信号に変換されてディスプレイにて表示される。
この場合、標準的なカラーテレビジョン方式の映像信号として、コンポジットビデオ信号が使用され、このコンポジットビデオ信号を生成するためにカラーサブキャリア信号(色副搬送波信号)を生成するビデオエンコーダやビデオ信号発生装置が用いられる。
例えば、特許文献1には、sinとcosinのカラーサブキャリア用波形を記憶しているメモリに対して、10ビットのアドレスを用い、かつアドレスの1水平走査期間におけるシフト数を補正して読み出すことによりカラーサブキャリアを発生させるビデオエンコーダが開示されている。
この場合、標準的なカラーテレビジョン方式の映像信号として、コンポジットビデオ信号が使用され、このコンポジットビデオ信号を生成するためにカラーサブキャリア信号(色副搬送波信号)を生成するビデオエンコーダやビデオ信号発生装置が用いられる。
例えば、特許文献1には、sinとcosinのカラーサブキャリア用波形を記憶しているメモリに対して、10ビットのアドレスを用い、かつアドレスの1水平走査期間におけるシフト数を補正して読み出すことによりカラーサブキャリアを発生させるビデオエンコーダが開示されている。
このような構成とすることにより、メモリの容量を抑制して、精度の高いカラーサブキャリア信号を生成している。
この特許文献1に対して、ビット数をより多くすることにより、シフト数の補正を行うことなく、精度の高いカラーサブキャリア信号を生成することができる。
一方、カラーサブキャリアを発生させるビデオ信号発生装置をデジタル方式とすることにより、デジタル放送に対応し易くできると共に、アナログ的な調整を不必要とするビデオ信号発生装置を実現できる。
デジタル方式のビデオ信号発生装置とした場合、送信されたビデオ信号中から得られる基準時刻データ或いは参照用クロックデータに、受信側の基準信号発生回路のクロックの周期を変化させて位相同期させるように調整する処理が行われる。
この場合、送信されたビデオ信号中から得られる基準時刻データに、受信側のクロックを位相同期させる調整を行った時刻前後におけるカラーサブキャリアを発生させる位相生成回路の位相誤差を低減できるカラーサブキャリアを発生させることが望まれる。
特開2001−346221号公報
この特許文献1に対して、ビット数をより多くすることにより、シフト数の補正を行うことなく、精度の高いカラーサブキャリア信号を生成することができる。
一方、カラーサブキャリアを発生させるビデオ信号発生装置をデジタル方式とすることにより、デジタル放送に対応し易くできると共に、アナログ的な調整を不必要とするビデオ信号発生装置を実現できる。
デジタル方式のビデオ信号発生装置とした場合、送信されたビデオ信号中から得られる基準時刻データ或いは参照用クロックデータに、受信側の基準信号発生回路のクロックの周期を変化させて位相同期させるように調整する処理が行われる。
この場合、送信されたビデオ信号中から得られる基準時刻データに、受信側のクロックを位相同期させる調整を行った時刻前後におけるカラーサブキャリアを発生させる位相生成回路の位相誤差を低減できるカラーサブキャリアを発生させることが望まれる。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、デジタル方式の基準信号発生回路のクロックの周期変更を実行した場合、カラーサブキャリア信号の位相誤差を低減できるビデオ信号発生装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るビデオ信号発生装置は、入力される基準時刻データに位相同期するようにデジタル方式の基準信号発生回路から出力される基準信号としてのクロックに同期して入力されるパラメータ値を累積的に加算して出力する加算回路の出力値に基づいて位相情報を生成する位相生成回路と、前記位相情報からカラーサブキャリア信号としての正弦波信号を生成する正弦波信号生成回路と、前記基準時刻データに位相同期させるための前記クロックに対する周期変更に応じて、前記加算回路に入力される前記パラメータ値を変更する補正を行う補正回路と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、基準信号発生回路のクロックの周期変更を実行した場合、カラーサブキャリア信号の位相誤差を低減できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明の実施形態を説明する前に、本実施形態に関連する参考例を説明する。図5はこの参考例のビデオ信号発生装置11の構成を示す。
このビデオ信号発生装置11は、例えばデジタル放送を受信して、復調を行うMPEGデコーダ12と、このMPEGデコーダ12から基準時刻コード抽出回路13を介して抽出された基準時刻コード(又はデータ)に位相同期したデジタルの基準信号としてのシステムクロックclkを発生するデジタル方式の基準信号発生回路としてのデジタル制御発振回路(以下、DCXOと略記)14と、MPEGデコーダ12及びDCXO14の出力信号からコンポジットビデオ信号を生成するビデオエンコーダ15とを有する。なお、MPEGデコーダ12の代わりにビデオデコーダなどでも良い。
本発明の実施形態を説明する前に、本実施形態に関連する参考例を説明する。図5はこの参考例のビデオ信号発生装置11の構成を示す。
このビデオ信号発生装置11は、例えばデジタル放送を受信して、復調を行うMPEGデコーダ12と、このMPEGデコーダ12から基準時刻コード抽出回路13を介して抽出された基準時刻コード(又はデータ)に位相同期したデジタルの基準信号としてのシステムクロックclkを発生するデジタル方式の基準信号発生回路としてのデジタル制御発振回路(以下、DCXOと略記)14と、MPEGデコーダ12及びDCXO14の出力信号からコンポジットビデオ信号を生成するビデオエンコーダ15とを有する。なお、MPEGデコーダ12の代わりにビデオデコーダなどでも良い。
MPEGデコーダ12により復調された出力信号は、ビデオエンコーダ15内のSYNC発生回路16、VBI発生回路17、Y発生回路18、U,V発生回路19にそれぞれ入力され、同期信号(SYNC信号)、垂直帰線消去期間内の文字多重放送等の信号(VBI信号)、輝度信号(Y信号)、U,V信号(色差信号)がそれぞれ生成される。
また、DCXO14から出力されるシステムクロックclkは、ビデオエンコーダ15内のカラーサブキャリア信号を発生するカラーサブキャリア発生回路21と、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号とを発生するコンポジット/Sビデオ信号発生回路22とに入力される。また、このシステムクロックclkは、MPEGデコーダ12にも入力される。
また、DCXO14から出力されるシステムクロックclkは、ビデオエンコーダ15内のカラーサブキャリア信号を発生するカラーサブキャリア発生回路21と、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号とを発生するコンポジット/Sビデオ信号発生回路22とに入力される。また、このシステムクロックclkは、MPEGデコーダ12にも入力される。
上記DCXO14は、タイムスタンプされた基準時刻コードが入力される位相比較回路(図面中ではPCと略記)23を有し、この位相比較回路23には、このDCXO14から出力される基準信号となるシステムクロックclkが、例えばカウンタ回路(図面中ではCNTと略記)24を介して入力される。
なお、基準時刻コードは、例えば27MHzの基準時刻コードであり、これに対応してシステムクロックclkの自走周波数fclkも、27MHzに設定される。
上記カウンタ回路24は、原クロック発振器25により発生される原クロックを基準時刻コードに対応した時刻コード(デジタルコード)に変換して位相比較回路23に出力する。位相比較回路は、2つの入力信号に対して、基準時刻コードを基準として、それらの(位相差に相当する)コード差、つまり、基準時刻コードからの誤差コード差を位相比較回路23の出力信号として出力する。
なお、基準時刻コードは、例えば27MHzの基準時刻コードであり、これに対応してシステムクロックclkの自走周波数fclkも、27MHzに設定される。
上記カウンタ回路24は、原クロック発振器25により発生される原クロックを基準時刻コードに対応した時刻コード(デジタルコード)に変換して位相比較回路23に出力する。位相比較回路は、2つの入力信号に対して、基準時刻コードを基準として、それらの(位相差に相当する)コード差、つまり、基準時刻コードからの誤差コード差を位相比較回路23の出力信号として出力する。
DCXO14は、この出力信号を所定の周期に変換する平滑化フィルタ回路を構成する例えば除算器26と、この除算器26の出力信号により周波数(又は周期)が可変制御されて、システムクロックclkとして出力するデジタル制御発振回路(DCOと略記)27とを有する。このDCO27には、原クロック発振器25から原クロックが入力される。
この原クロック発振器25は、システムクロックclkの例えば24倍の周波数の原クロックを発生する。
また、DCXO14は、このビデオ信号発生装置11の垂直期間を決定する垂直期間生成カウンタ回路(図面中ではV−CNTと略記)28を備えている。そして、この垂直期間生成カウンタ回路28は、原クロックを1垂直期間(1Vと略記)に相当する所定数だけ計数し、その所定数計数したタイミングでDCO27内の分周器27aに対して、その分周比を調整する位相調整タイミング信号を印加する。
この原クロック発振器25は、システムクロックclkの例えば24倍の周波数の原クロックを発生する。
また、DCXO14は、このビデオ信号発生装置11の垂直期間を決定する垂直期間生成カウンタ回路(図面中ではV−CNTと略記)28を備えている。そして、この垂直期間生成カウンタ回路28は、原クロックを1垂直期間(1Vと略記)に相当する所定数だけ計数し、その所定数計数したタイミングでDCO27内の分周器27aに対して、その分周比を調整する位相調整タイミング信号を印加する。
除算器26は、位相比較回路23の出力信号を所定の周期、例えばビデオ信号の1周期(例えば60)で除算する。図5の場合、除算係数X=60とすると、1フィールド又は1V当たりの位相誤差或いは時刻誤差が算出される。
この除算器26を経た時刻誤差の信号は、DCO27に入力され、この信号でDCO27内の分周器27aの分周比を制御することにより、DCO27から出力されるシステムクロックclkの位相(クロック周期)を調整する。なお、本明細書においては、システムクロックclkの位相調整と、(クロック)周期調整とは同義語となる。より詳しく述べると、位相調整のためにクロック周期調整(クロック周期変更)を行う。
分周器27aは、原クロック発振器25から出力される原クロックを例えば半周期単位にて47単位、48単位、49単位の何れかで一周期となるシステムクロックclk信号を生成する。
通常は、48に分周することで基準時刻コード側(送信側)の27MHzのクロックと、ビデオ信号発生装置11側のシステムクロックclkの27MHzとのクロック周期が殆ど同期するが、例えば1Vで数クロック分、両者の位相誤差が発生する場合がある。そして、例えば1V毎にシステムクロックclkのクロック周期が調整される。
DCO27から位相調整(周期調整)されたシステムクロックclkがカラーサブキャリア発生回路21に出力される。
カラーサブキャリア発生回路21は、システムクロックclkにより位相情報を発生するデジタル方式の位相生成回路30と、この位相情報により正弦波形の信号をカラーサブキャリア信号として出力する正弦波信号発生回路としてのSin/Cos変換回路31とを有する。
この除算器26を経た時刻誤差の信号は、DCO27に入力され、この信号でDCO27内の分周器27aの分周比を制御することにより、DCO27から出力されるシステムクロックclkの位相(クロック周期)を調整する。なお、本明細書においては、システムクロックclkの位相調整と、(クロック)周期調整とは同義語となる。より詳しく述べると、位相調整のためにクロック周期調整(クロック周期変更)を行う。
分周器27aは、原クロック発振器25から出力される原クロックを例えば半周期単位にて47単位、48単位、49単位の何れかで一周期となるシステムクロックclk信号を生成する。
通常は、48に分周することで基準時刻コード側(送信側)の27MHzのクロックと、ビデオ信号発生装置11側のシステムクロックclkの27MHzとのクロック周期が殆ど同期するが、例えば1Vで数クロック分、両者の位相誤差が発生する場合がある。そして、例えば1V毎にシステムクロックclkのクロック周期が調整される。
DCO27から位相調整(周期調整)されたシステムクロックclkがカラーサブキャリア発生回路21に出力される。
カラーサブキャリア発生回路21は、システムクロックclkにより位相情報を発生するデジタル方式の位相生成回路30と、この位相情報により正弦波形の信号をカラーサブキャリア信号として出力する正弦波信号発生回路としてのSin/Cos変換回路31とを有する。
カラーサブキャリア発生回路21を構成する位相生成回路30は、このカラーサブキャリア発生回路21で発生するカラーサブキャリア信号の位相変化量を規定するパラメータとしての位相変化量パラメータ発生回路(図面中では、その位相変化量パラメータの値FSCDで略記)32を有する。
この位相変化量パラメータ発生回路32は、一定値(固定値)の位相変化量パラメータとしてのFSCDを加算器(ADDと略記)33に出力する。
この加算器33による加算された出力は、前記システムクロックclkに同期してカラーサブキャリア位相レジスタ(以下、単に位相レジスタ、図面中ではRADDと略記)34に入力される。この位相レジスタ34の出力値RADDは、加算器33に入力されて、累積的に加算されると共に、カラーサブキャリア信号となる正弦波信号としてのSin/Cosに変換(発生)するSin/Cos変換回路31にも入力される。
この位相変化量パラメータ発生回路32は、一定値(固定値)の位相変化量パラメータとしてのFSCDを加算器(ADDと略記)33に出力する。
この加算器33による加算された出力は、前記システムクロックclkに同期してカラーサブキャリア位相レジスタ(以下、単に位相レジスタ、図面中ではRADDと略記)34に入力される。この位相レジスタ34の出力値RADDは、加算器33に入力されて、累積的に加算されると共に、カラーサブキャリア信号となる正弦波信号としてのSin/Cosに変換(発生)するSin/Cos変換回路31にも入力される。
つまり、加算器33と位相レジスタ34とは、システムクロックclkに同期して入力されるパラメータ値となり、さらにるFSCDを累積的に加算する加算回路を形成している。なお、この加算回路は、所定のビット数(具体的には32ビット)を計数するカウンタ回路により形成することもできる。
Sin/Cos変換回路31は、カラーサブキャリア信号となる正弦波データを格納したROMにより構成され、位相レジスタ34からの出力値RADDに応じて、カラーサブキャリア周波数fscを有する(正弦波形の信号を)カラーサブキャリア信号として出力する。この出力値RADDは、システムクロックclk毎に位相変化量パラメータのFSCDだけ変化する。
この参考例では、システムクロックclkのクロック周期調整が行われても、その場合の位相変化量のパラメータ値が固定となっている。これに対して、後述する実施形態では周期調整に適した正しい位相変化量に改善する(周期調整動作に関係する2種類のパラメータ値を追加して用いる)ことになる。
このカラーサブキャリア信号は、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22を構成する乗算回路(図面中ではMPYと略記)35に入力される。
この参考例では、システムクロックclkのクロック周期調整が行われても、その場合の位相変化量のパラメータ値が固定となっている。これに対して、後述する実施形態では周期調整に適した正しい位相変化量に改善する(周期調整動作に関係する2種類のパラメータ値を追加して用いる)ことになる。
このカラーサブキャリア信号は、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22を構成する乗算回路(図面中ではMPYと略記)35に入力される。
この乗算回路35は、U、V信号も入力され、両信号が乗算され、クロマ信号が生成される。乗算回路35の出力信号は、混合・加算回路(図面中ではMUXと略記)36に入力される。この混合・加算回路36には、上述したSYNC信号、VBI信号、Y信号からSビデオ信号の輝度信号を生成する、混合・加算回路37で演算された信号も入力される。
そして、この混合・加算回路36を経た信号は、コンポジットビデオ信号生成部38により、システムクロックclkを用いてコンポジットビデオ信号(CVBS信号)が生成され、その出力端から出力される。
また、乗算回路35と混合・加算回路37からの出力信号も、それぞれSビデオ(Y)、Sビデオ(C)生成回路39、40に入力され、システムクロックclkを用いてSビデオ輝度信号とSビデオカラーサブキャリア信号(色信号)が生成され、各出力端から出力される。
そして、この混合・加算回路36を経た信号は、コンポジットビデオ信号生成部38により、システムクロックclkを用いてコンポジットビデオ信号(CVBS信号)が生成され、その出力端から出力される。
また、乗算回路35と混合・加算回路37からの出力信号も、それぞれSビデオ(Y)、Sビデオ(C)生成回路39、40に入力され、システムクロックclkを用いてSビデオ輝度信号とSビデオカラーサブキャリア信号(色信号)が生成され、各出力端から出力される。
このビデオ信号発生装置11においては、DCXO14は例えば図6に示すパラメータを用いて、システムクロックclkを生成する。
図6のようにパラメータはNとnであり、Nは位相調整量の1単位となる時間量とシステムクロックclkの周期の比で、構成例では48である。この場合、位相調整量の1単位としては、原クロックの半周期と定義している。
また、パラメータnは、1V当たりのクロック位相調整回数であり、DCO14に入力される信号に依存する。
なお、DCXO14において位相調整を行う場合、原クロック発振器25の原クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジを使用して、27MHzのシステムクロックclkを1/48周期、(その位相を)進めるか、遅らせるか或いは変化させないで出力する。そして、例えば進み方向の位相調整を−、遅れ方向の位相調整を+と定義する。
図6のようにパラメータはNとnであり、Nは位相調整量の1単位となる時間量とシステムクロックclkの周期の比で、構成例では48である。この場合、位相調整量の1単位としては、原クロックの半周期と定義している。
また、パラメータnは、1V当たりのクロック位相調整回数であり、DCO14に入力される信号に依存する。
なお、DCXO14において位相調整を行う場合、原クロック発振器25の原クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジを使用して、27MHzのシステムクロックclkを1/48周期、(その位相を)進めるか、遅らせるか或いは変化させないで出力する。そして、例えば進み方向の位相調整を−、遅れ方向の位相調整を+と定義する。
また、カラーサブキャリア発生回路21におけるパラメータ例を図7に示す。図7に示すパラメータは、fclk,fsc,RADD、FSCDとなっている。
上述したようにfclkは、システムクロックclkの自走周波数、fscはカラーサブキャリア周波数,RADDは、位相情報を出力する位相レジスタ34の出力値、FSCDはシステムクロックclkの周波数とカラーサブキャリア周波数に応じて設定される位相量パラメータであり、これはRADDの1サイクル当たりの増分になる。
なお、図7に示すように位相レジスタ34のビット数は、32ビットであり、参考例(及び後述する実施形態)は上述した特許文献1のような問題点を十分に解消している。 また、DCXO14において位相調整を行うための周期調整のタイミング図を図8に示す。
上述したようにfclkは、システムクロックclkの自走周波数、fscはカラーサブキャリア周波数,RADDは、位相情報を出力する位相レジスタ34の出力値、FSCDはシステムクロックclkの周波数とカラーサブキャリア周波数に応じて設定される位相量パラメータであり、これはRADDの1サイクル当たりの増分になる。
なお、図7に示すように位相レジスタ34のビット数は、32ビットであり、参考例(及び後述する実施形態)は上述した特許文献1のような問題点を十分に解消している。 また、DCXO14において位相調整を行うための周期調整のタイミング図を図8に示す。
通常動作状態では、原クロックが分周器27aで24サイクルで分周(原クロックの半周期単位では48分周)されることにより、その下の通常時に再生される27MHzのシステムクロックclkが生成される。
そして、基準時刻コードに対して原クロックの周期が長いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での47分周に設定され、位相を進めるように調整される(phase-)。逆に、基準時刻コードに対して原クロックの周期が短いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での49分周に設定され、位相を遅らせるように調整される(phase+)。
この参考例により位相調整されたシステムクロックclkに同期して位相調整されるカラーサブキャリア信号の動作タイミング図を図9及び図10に示す。
そして、基準時刻コードに対して原クロックの周期が長いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での47分周に設定され、位相を進めるように調整される(phase-)。逆に、基準時刻コードに対して原クロックの周期が短いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での49分周に設定され、位相を遅らせるように調整される(phase+)。
この参考例により位相調整されたシステムクロックclkに同期して位相調整されるカラーサブキャリア信号の動作タイミング図を図9及び図10に示す。
図9は、DCXO14において位相調整が行われていない期間の位相レジスタ34の出力値RADDとSin/Cos変換回路31から出力されるSin波形の例を示す。
この状態においては、分周器27aは、48分周に設定された状態で動作している。この場合には、一定の周期でSin/Cos変換回路31からカラーサブキャリア信号を形成するSin波形とCos波形の信号が出力される。なお、図9ではSin波形のみを示している。
これに対して、図10はDCXO14において位相調整(周期調整)が行われた期間における位相レジスタ34の出力値RADDとSin/Cos変換回路31から出力されるSin波形の例を示す。
図10に示す例では、通常の48分周された状態から例えば49分周にクロック周期の変更(調整)が行われた場合の例で示している。
この状態においては、分周器27aは、48分周に設定された状態で動作している。この場合には、一定の周期でSin/Cos変換回路31からカラーサブキャリア信号を形成するSin波形とCos波形の信号が出力される。なお、図9ではSin波形のみを示している。
これに対して、図10はDCXO14において位相調整(周期調整)が行われた期間における位相レジスタ34の出力値RADDとSin/Cos変換回路31から出力されるSin波形の例を示す。
図10に示す例では、通常の48分周された状態から例えば49分周にクロック周期の変更(調整)が行われた場合の例で示している。
図10に示すようにクロック周期の調整(変更)が行われたタイミングで、クロック周期が変更されるめ、そのクロック周期の変更の度に(点線で示す変更前の位相状態から)位相誤差が不連続に変化し、その変化の影響が以後に及ぶようになる。
従って、この参考例の場合には、クロック周期の調整の度に位相誤差が(調整前の位相状態から)局所的、ないしは不連続に変化して、その変化が以後のサイクルに及びため、クロック周期の変更が繰り返されると、変更前のクロック周期の場合との位相誤差が蓄積されて、位相誤差が大きくなってしまう。
このように位相誤差が蓄積されたカラーサブキャリア信号の場合には、以下のように改善すべき点が発生する。
この参考例で生成されたカラーサブキャリア信号を用いたコンポジットビデオ信号が入力されるテレビジョン受像機(TVと略記)等の映像表示用の電子機器は、このカラーサブキャリア信号に、その内部の基準発振器を追従させようと位相引き込みを行うことになる。
従って、この参考例の場合には、クロック周期の調整の度に位相誤差が(調整前の位相状態から)局所的、ないしは不連続に変化して、その変化が以後のサイクルに及びため、クロック周期の変更が繰り返されると、変更前のクロック周期の場合との位相誤差が蓄積されて、位相誤差が大きくなってしまう。
このように位相誤差が蓄積されたカラーサブキャリア信号の場合には、以下のように改善すべき点が発生する。
この参考例で生成されたカラーサブキャリア信号を用いたコンポジットビデオ信号が入力されるテレビジョン受像機(TVと略記)等の映像表示用の電子機器は、このカラーサブキャリア信号に、その内部の基準発振器を追従させようと位相引き込みを行うことになる。
その場合、上記のように位相誤差が蓄積されたカラーサブキャリア信号であると、その位相引き込みに時間がかかってしまう。また、その引き込みが完了するまでに時間がかかると、本来の色とは異なる色相で再生される時間が長くなってしまう。
このため、DCXO14でクロック周期の調整を行った場合の情報を利用してカラーサブキャリア信号発生回路21側で、位相変化量を調整するような補正を行えば、上記参考例を改善することができる。
次にこの参考例を改善した本発明の一実施形態に係るビデオ信号発生装置1を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るビデオ信号発生装置1の全体構成を示す。
このため、DCXO14でクロック周期の調整を行った場合の情報を利用してカラーサブキャリア信号発生回路21側で、位相変化量を調整するような補正を行えば、上記参考例を改善することができる。
次にこの参考例を改善した本発明の一実施形態に係るビデオ信号発生装置1を説明する。図1は本発明の一実施形態に係るビデオ信号発生装置1の全体構成を示す。
図1に示すビデオ信号発生装置1は、例えばデジタル放送を受信して、復調を行うMPEGデコーダ12と、このMPEGデコーダ12から基準時刻コード抽出回路13を介して抽出された基準時刻コード(又はデータ)に位相同期したデジタルの基準信号としてのシステムクロックclkを発生するデジタル方式の基準信号発生回路としてのデジタル制御発振回路(DCXOと略記)14と、MPEGデコーダ12及びDCXO14の出力信号からコンポジットビデオ信号を生成するビデオエンコーダ3とを有する。なお、MPEGデコーダ12の代わりにビデオデコーダなどを用いた構成でも良い。
MPEGデコーダ12により復調された出力信号は、ビデオエンコーダ3内のSYNC発生回路16、VBI発生回路17、Y発生回路18、U,V発生回路19にそれぞれ入力され、同期信号(SYNC信号)、垂直帰線消去期間内の文字多重放送等の信号(VBI信号)、輝度信号(Y信号)、U,V信号(色差信号)がそれぞれ生成される。
また、DCXO14の出力信号は、ビデオエンコーダ3内のカラーサブキャリア信号を発生するカラーサブキャリア発生回路4と、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号とを発生するコンポジット/Sビデオ信号発生回路22とに入力される。なお、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22の構成は、図5と同じ構成であるためその詳細を省略している。
MPEGデコーダ12により復調された出力信号は、ビデオエンコーダ3内のSYNC発生回路16、VBI発生回路17、Y発生回路18、U,V発生回路19にそれぞれ入力され、同期信号(SYNC信号)、垂直帰線消去期間内の文字多重放送等の信号(VBI信号)、輝度信号(Y信号)、U,V信号(色差信号)がそれぞれ生成される。
また、DCXO14の出力信号は、ビデオエンコーダ3内のカラーサブキャリア信号を発生するカラーサブキャリア発生回路4と、コンポジットビデオ信号及びSビデオ信号とを発生するコンポジット/Sビデオ信号発生回路22とに入力される。なお、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22の構成は、図5と同じ構成であるためその詳細を省略している。
カラーサブキャリア発生回路4は、システムクロックclkにより位相情報を発生するデジタル方式の位相生成回路5と、この位相情報(具体的には位相レジスタ34の出力値RADD)により正弦波形の信号をカラーサブキャリア信号として出力する正弦波信号生成回路としてのSin/Cos変換回路31とを有する。
図1のDCXO14は、図5で説明したDCXO14と同じ構成であるが、カラーサブキャリア発生回路4(内の位相生成回路5)で使用される信号(情報)が追加される。 上記DCXO14は、タイムスタンプされた基準時刻コードが入力される位相比較回路(図面中ではPCと略記)23を有し、この位相比較回路23には、このDCXO2から出力される基準信号となるシステムクロックclkが、例えばカウンタ回路24を介して入力される。
なお、基準時刻コードは、例えば27MHz周期で増加していく整数値などの基準時刻コードであり、これに対応してシステムクロックclkの自走周波数fclkも、27MHzに設定される。
図1のDCXO14は、図5で説明したDCXO14と同じ構成であるが、カラーサブキャリア発生回路4(内の位相生成回路5)で使用される信号(情報)が追加される。 上記DCXO14は、タイムスタンプされた基準時刻コードが入力される位相比較回路(図面中ではPCと略記)23を有し、この位相比較回路23には、このDCXO2から出力される基準信号となるシステムクロックclkが、例えばカウンタ回路24を介して入力される。
なお、基準時刻コードは、例えば27MHz周期で増加していく整数値などの基準時刻コードであり、これに対応してシステムクロックclkの自走周波数fclkも、27MHzに設定される。
上記カウンタ回路24は、原クロック発振器25により発生される原クロックを基準時刻コードに対応した時刻コード(デジタルコード)に変換して位相比較回路23に出力する。位相比較回路23は、2つの入力信号に対して、基準時刻コードを基準として、それらの(位相誤差に相当する)コード差、つまり、基準時刻コードからの誤差に相当するコードを位相比較回路23の出力信号として出力する。
位相比較回路23の出力信号を所定の周期に変換する平滑化フィルタ回路を構成する例えば除算器26と、この除算器26の出力信号により周波数(又は周期)が可変制御されて、システムクロックclkとして出力するデジタル制御発振回路(DCOと略記)27とを有する。このDCO27には、原クロック発振器25から原クロックが入力される。 この原クロック発振器25は、システムクロックclkの例えば24倍の周波数の原クロックを発生する。
位相比較回路23の出力信号を所定の周期に変換する平滑化フィルタ回路を構成する例えば除算器26と、この除算器26の出力信号により周波数(又は周期)が可変制御されて、システムクロックclkとして出力するデジタル制御発振回路(DCOと略記)27とを有する。このDCO27には、原クロック発振器25から原クロックが入力される。 この原クロック発振器25は、システムクロックclkの例えば24倍の周波数の原クロックを発生する。
また、DCXO14は、このビデオ信号発生装置1の垂直期間を決定する垂直期間生成カウンタ回路(図面中ではV−CNTと略記)28を備えている。そして、この垂直期間生成カウンタ回路28は、原クロックを1垂直期間(1V)に相当する所定数だけ計数し、その所定数計数したタイミングでDCO27内の分周器27aの分周比を調整する位相調整タイミング信号を印加する。
そして、分周器27aの分周比の調整が実行された際の位相調整信号phase-shiftは、位相生成回路5(の後述するセレクタ9)に出力される。
除算器26は、位相比較回路23の出力信号を所定の周期、例えばビデオ信号の1周期(例えば60)で除算する。図5の場合、除算係数X=60とすると、1フィールドまたは1V当たりの位相誤差或いは時刻誤差が算出される。この誤差は、1V当たりの位相調整回数nの情報として、位相生成回路5(の後述する計算回路6に)に出力される。
そして、分周器27aの分周比の調整が実行された際の位相調整信号phase-shiftは、位相生成回路5(の後述するセレクタ9)に出力される。
除算器26は、位相比較回路23の出力信号を所定の周期、例えばビデオ信号の1周期(例えば60)で除算する。図5の場合、除算係数X=60とすると、1フィールドまたは1V当たりの位相誤差或いは時刻誤差が算出される。この誤差は、1V当たりの位相調整回数nの情報として、位相生成回路5(の後述する計算回路6に)に出力される。
この除算器26を経た時刻誤差の信号は、DCO27に入力され、この信号でDCO27内の分周器27a分周比を制御することにより、DCO27から出力されるシステムクロックclkの位相(クロック周期)を調整する。
原クロック発振器25から出力される原クロックは、分周器27aにより、この原クロックを例えば47、48、49の何れかに分周する。通常は、48分周で殆ど基準時刻コード側(送信側)の27MHzのクロックと、ビデオ信号発生装置11側のシステムクロックclkの27MHzとのクロック周期が殆ど同期するが、例えば1Vで数クロック分、両者の位相誤差が発生する場合がある。
そして、本実施形態においても図8のように分周器27aの分周比を変更してシステムクロックclkのクロック周期を変更することによりその位相調整を行う。
原クロック発振器25から出力される原クロックは、分周器27aにより、この原クロックを例えば47、48、49の何れかに分周する。通常は、48分周で殆ど基準時刻コード側(送信側)の27MHzのクロックと、ビデオ信号発生装置11側のシステムクロックclkの27MHzとのクロック周期が殆ど同期するが、例えば1Vで数クロック分、両者の位相誤差が発生する場合がある。
そして、本実施形態においても図8のように分周器27aの分周比を変更してシステムクロックclkのクロック周期を変更することによりその位相調整を行う。
但し、本実施形態においては、以下に説明するように位相生成回路5において、システムクロックclkのクロック周期の変更を行った場合、図5の場合には固定されていた位相変化量のパラメータを、そのクロック周期の変更に応じて切り替える補正を行うようにしている。つまり、2種類のパラメータを用意し、位相調整のためのクロック周期の変更を実行した際、そのクロック周期の増減の極性を考慮してパラメータを変更する補正を行う。
また、クロック周期の変更を行う回数(若しくは頻度)、具体的には1V当たりの位相調整回数nに応じて図5の場合には固定されていた位相変化量を変更する。
そして、DCO27からその位相調整されたシステムクロックclkがカラーサブキャリア発生回路4内の位相生成回路5(の位相レジスタ34)に出力される。
カラーサブキャリア発生回路4を構成する位相生成回路5は、図5の位相生成回路30の構成を変形した構成となっている。より具体的には図5の位相生成回路30の構成の場合には、DCXO14からのシステムクロックclkの情報のみから、Sin/Cos変換回路31で発生する位相情報を決定していた。
また、クロック周期の変更を行う回数(若しくは頻度)、具体的には1V当たりの位相調整回数nに応じて図5の場合には固定されていた位相変化量を変更する。
そして、DCO27からその位相調整されたシステムクロックclkがカラーサブキャリア発生回路4内の位相生成回路5(の位相レジスタ34)に出力される。
カラーサブキャリア発生回路4を構成する位相生成回路5は、図5の位相生成回路30の構成を変形した構成となっている。より具体的には図5の位相生成回路30の構成の場合には、DCXO14からのシステムクロックclkの情報のみから、Sin/Cos変換回路31で発生する位相情報を決定していた。
これに対して、図1の位相生成回路5は、DCXO14からのシステムクロックclkの情報の他に、位相調整を行う位相調整回数nの情報と、位相調整を実行したタイミングの位相調整信号phase-shiftを取り込み、位相調整を行った場合における位相変化量の不連続性、ないしは発生する局所的変化量を1Vの期間で低減する補正を行う。
この補正は、位相調整を行う1Vの期間の場合には、位相調整を行っていないサイクル中の位相変化量とは異なる値にして、位相調整を行わない1Vの期間における位相変化量との不連続性を1Vの期間において低減し、これにより所定の信号規格内のカラーサブキャリア信号を発生させる位相情報を生成する。
また、この補正は、位相調整を行う位相調整回数nを考慮して、位相調整を行っていないサイクル中における位相変化量パラメータと、位相調整を行ったサイクルでの位相変化量パラメータとの2種類を用いる。
この補正は、位相調整を行う1Vの期間の場合には、位相調整を行っていないサイクル中の位相変化量とは異なる値にして、位相調整を行わない1Vの期間における位相変化量との不連続性を1Vの期間において低減し、これにより所定の信号規格内のカラーサブキャリア信号を発生させる位相情報を生成する。
また、この補正は、位相調整を行う位相調整回数nを考慮して、位相調整を行っていないサイクル中における位相変化量パラメータと、位相調整を行ったサイクルでの位相変化量パラメータとの2種類を用いる。
カラーサブキャリア発生回路4を構成する位相生成回路5は、このカラーサブキャリア発生回路4で発生するカラーサブキャリア信号の基準となる位相変化量を規定するパラメタとしての位相変化量パラメータ発生回路(図面中ではFSCDと略記)32を有する。 この位相変化量パラメータ発生回路32による位相変化量パラメータFSCDは、算出回路としての計算回路(図面中ではCALC)6に入力される。この計算回路6には、DCXO14の除算器26からの位相調整回数nの情報が入力される。
そして、この計算回路6は、両入力から、通常の周期、つまり48分周の場合で使用する通常周期用位相変化量パラメータFSCD′を算出して、通常周期用位相変化量パラメータレジスタ7(図面中では該当パラメータレジスタに設定される通常周期用位相変化量パラメータFSCD′で略記)に格納する。
そして、この計算回路6は、両入力から、通常の周期、つまり48分周の場合で使用する通常周期用位相変化量パラメータFSCD′を算出して、通常周期用位相変化量パラメータレジスタ7(図面中では該当パラメータレジスタに設定される通常周期用位相変化量パラメータFSCD′で略記)に格納する。
また、この計算回路6は、位相調整回数nだけ位相調整(クロック周期変更)を実行した場合に該当する位相調整実行時用位相変化量パラメータ(或いは周期変更時用位相変化量パラメータ)FSFTを計算して、位相調整実行時用位相変化量パラメータレジスタ8(図面中では該当するパラメータレジスタに設定される位相調整実行時用位相変化量パラメータFSFTで略記)に格納する。
両パラメータレジスタ7、8は、切替回路としてのセレクタ9を介して加算器33に接続され、セレクタ9により切り替えられた方のパラメータレジスタ7,8に格納されているパラメータFSCD′或いはFSFTが加算器33に入力される。このセレクタ9は、位相調整信号phase-shiftによりその選択が制御される。
両パラメータレジスタ7、8は、切替回路としてのセレクタ9を介して加算器33に接続され、セレクタ9により切り替えられた方のパラメータレジスタ7,8に格納されているパラメータFSCD′或いはFSFTが加算器33に入力される。このセレクタ9は、位相調整信号phase-shiftによりその選択が制御される。
そして、この位相調整信号phase-shiftにより、セレクタ9から出力される位相変化量パラメータ値div-raddが加算器33に入力される。後述するように通常は、パラメータFSCD′が位相変化量パラメータ値div-raddが加算器33に入力され、位相調整を実行する位相調整時間においてパラメータFSFTが位相変化量パラメータ値div-raddが加算器33に入力されることになる。加算器33以降の構成は、図5と同様の構成である。
この加算器33により加算された出力は、前記システムクロックclkに同期してカラーサブキャリア位相レジスタ(以下、位相レジスタ、図面中ではRADDと略記)34に入力される。この位相レジスタ34の出力値RADDは、加算器33に入力されて、累積的に加算されると共に、カラーサブキャリア信号となる正弦波信号としてのSin/Cosに変換(発生)するSin/Cos変換回路31にも入力される。
つまり、加算器33と位相レジスタ34とは、システムクロックclkに同期してセレクタ9から出力される位相変化量パラメータ値div-raddを(入力されるパラメータ値として)累積的に加算する加算回路を形成している。なお、この累積的に加算する加算回路は、所定ビット数(具体例では32ビット)のカウンタ回路を用いて形成することもできる。
この加算器33により加算された出力は、前記システムクロックclkに同期してカラーサブキャリア位相レジスタ(以下、位相レジスタ、図面中ではRADDと略記)34に入力される。この位相レジスタ34の出力値RADDは、加算器33に入力されて、累積的に加算されると共に、カラーサブキャリア信号となる正弦波信号としてのSin/Cosに変換(発生)するSin/Cos変換回路31にも入力される。
つまり、加算器33と位相レジスタ34とは、システムクロックclkに同期してセレクタ9から出力される位相変化量パラメータ値div-raddを(入力されるパラメータ値として)累積的に加算する加算回路を形成している。なお、この累積的に加算する加算回路は、所定ビット数(具体例では32ビット)のカウンタ回路を用いて形成することもできる。
Sin/Cos変換回路31は、カラーサブキャリア信号となる正弦波データを格納したROMにより構成され、位相レジスタ34の出力値RADDに応じて、カラーサブキャリア周波数fscを有する(正弦波形の信号を)カラーサブキャリア信号として出力する。
本実施形態に係る位相生成回路5においては、位相変化量パラメータ発生回路32,計算回路6,両パラメータレジスタ7,8及びセレクタ9が、位相情報を補正する補正回路を形成する。この補正回路は、位相調整のために周期変更を実行した場合に前記加算回路(を構成する加算器33)に入力されるパラメータ値となる2種類の位相変化量パラメータdiv-raddを、切り替える。
上記カラーサブキャリア信号は、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22に入力される。そして、上述したようにコンポジット/Sビデオ信号発生回路22は、コンポジットビデオ信号およびSビデオ信号を出力する。
本実施形態に係る位相生成回路5においては、位相変化量パラメータ発生回路32,計算回路6,両パラメータレジスタ7,8及びセレクタ9が、位相情報を補正する補正回路を形成する。この補正回路は、位相調整のために周期変更を実行した場合に前記加算回路(を構成する加算器33)に入力されるパラメータ値となる2種類の位相変化量パラメータdiv-raddを、切り替える。
上記カラーサブキャリア信号は、コンポジット/Sビデオ信号発生回路22に入力される。そして、上述したようにコンポジット/Sビデオ信号発生回路22は、コンポジットビデオ信号およびSビデオ信号を出力する。
このビデオ信号発生装置1においては、DCXO14は例えば図6に示すパラメータを用いて、システムクロックclkを生成する。
上述したように、Nは位相調整量の1単位となる時間とシステムクロックclkの周期の比で、本実施形態の構成例では48である。この場合、位相調整の1単位となる時間としては、システムクロックclkを24逓倍した原クロックの半周期と定義している。 また、nは、1V当たりのクロック位相調整回数のパラメータであり、DCXO14から入力される信号に依存する。
なお、DCXO14において位相調整を行う場合、原クロック発振器25の原クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジを使用して、27MHzのシステムクロックを1/48周期、(その位相を)進めるか、遅らせて或いは変化させないで出力する。そして、進み方向を−、遅れ方向を+と定義する。
上述したように、Nは位相調整量の1単位となる時間とシステムクロックclkの周期の比で、本実施形態の構成例では48である。この場合、位相調整の1単位となる時間としては、システムクロックclkを24逓倍した原クロックの半周期と定義している。 また、nは、1V当たりのクロック位相調整回数のパラメータであり、DCXO14から入力される信号に依存する。
なお、DCXO14において位相調整を行う場合、原クロック発振器25の原クロックの立ち上がりと立ち下がりの両方のエッジを使用して、27MHzのシステムクロックを1/48周期、(その位相を)進めるか、遅らせて或いは変化させないで出力する。そして、進み方向を−、遅れ方向を+と定義する。
また、カラーサブキャリア発生回路4におけるパラメータ例は図7と同じである。パラメータは、fclk,fsc,RADD、FSCDとなっている。
なお、図7に示すように位相レジスタ34のビット数は、32ビットであり、上述した特許文献1で述べている問題点を解消している。
また、DCXO14において位相調整のためのクロック周期変更を行うタイミング図を図8に示す。
通常動作状態では、原クロックが24周期で分周されることにより、その下の通常時の再生された27MHzのシステムクロックが生成される。
そして、基準時刻コードに対して原クロックの周期が長いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での47分周に設定され、位相を進めるように調整される。逆に、基準時刻コードに対して原クロックの周期が短いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での49分周に設定され、位相を遅らせるように調整される。
なお、図7に示すように位相レジスタ34のビット数は、32ビットであり、上述した特許文献1で述べている問題点を解消している。
また、DCXO14において位相調整のためのクロック周期変更を行うタイミング図を図8に示す。
通常動作状態では、原クロックが24周期で分周されることにより、その下の通常時の再生された27MHzのシステムクロックが生成される。
そして、基準時刻コードに対して原クロックの周期が長いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での47分周に設定され、位相を進めるように調整される。逆に、基準時刻コードに対して原クロックの周期が短いと、分周器27aは、原クロックの半周期単位での49分周に設定され、位相を遅らせるように調整される。
また、本実施形態に係る位相生成回路5においては、上述したパラメータFSCDから計算により算出された通常周期用位相変化量パラメータFSCD′と位相調整実行時用位相変化量パラメータFSFTが用いられる。
これらFSCD′とFSFTの両パラメータは図2に示すように位相調整量の極性と位相調整回数nに応じて設定される。
位相調整のためにクロック周期の変更を実行した場合、パラメータFSCD′からパラメータFSFTに切り替えられ、RADDから生成したカラーサブキャリア信号位相が、クロック周期の変化が原因で局所的に不連続となる影響を低減する。また、位相調整を行わない場合にRADDにFSCDを1V期間累積加算した場合との誤差を、1Vに及ぶ他方のパラメータFSCD′の値で平均化して、1Vの期間でのRADDの累積誤差を低減する。
これらFSCD′とFSFTの両パラメータは図2に示すように位相調整量の極性と位相調整回数nに応じて設定される。
位相調整のためにクロック周期の変更を実行した場合、パラメータFSCD′からパラメータFSFTに切り替えられ、RADDから生成したカラーサブキャリア信号位相が、クロック周期の変化が原因で局所的に不連続となる影響を低減する。また、位相調整を行わない場合にRADDにFSCDを1V期間累積加算した場合との誤差を、1Vに及ぶ他方のパラメータFSCD′の値で平均化して、1Vの期間でのRADDの累積誤差を低減する。
このように設定することにより、位相調整のためにクロック周期の調整を実行した場合にも、位相誤差が局所的に不連続になる現象や、1V毎の位相誤差が以後に影響してしまうことを低減できる。
換言すると1Vの期間においては、位相調整を行った場合と行わない場合とのいずれにおいても適正な信号規格のカラーサブキャリア信号を発生することができる位相変化量を実現できる。また、位相調整回数nの値に依存しないで、適正な信号規格のカラーサブキャリア信号を発生することができる位相変化量を実現できるようにしている。
また、図3は位相調整信号phase-shiftにより実際に位相調整を実行する場合の概略のタイミング図を垂直同期信号VDとの関係で示す。
図3に示す垂直同期信号VDに同期して垂直期間生成カウンタ回路28は、原クロックを1Vに相当する所定回数計数する動作を繰り返す。
換言すると1Vの期間においては、位相調整を行った場合と行わない場合とのいずれにおいても適正な信号規格のカラーサブキャリア信号を発生することができる位相変化量を実現できる。また、位相調整回数nの値に依存しないで、適正な信号規格のカラーサブキャリア信号を発生することができる位相変化量を実現できるようにしている。
また、図3は位相調整信号phase-shiftにより実際に位相調整を実行する場合の概略のタイミング図を垂直同期信号VDとの関係で示す。
図3に示す垂直同期信号VDに同期して垂直期間生成カウンタ回路28は、原クロックを1Vに相当する所定回数計数する動作を繰り返す。
また、この垂直期間生成カウンタ回路28による計数出力により、この垂直同期信号VDの直後と次の垂直同期信号VDの直前までの間に、映像の表示期間Teが設定される。 さらに、垂直期間生成カウンタ回路28による計数出力により、表示期間Teの外側、つまり垂直同期信号VDの発生時刻に近い映像表示に利用されていない例えば垂直帰線期間内に設定されたタイミングで位相調整信号phase-shiftが生成される。
このように映像表示に利用されていない例えば垂直帰線期間等の垂直同期信号VDの周辺期間に位相調整信号phase-shiftを設定することにより、位相調整を行った場合における位相変化量の局所的な変化の影響を軽減できる。
この位相調整信号phase-shiftは、垂直期間生成カウンタ回路28内部で発生するようにしても良いし、図1に示すように垂直期間生成カウンタ回路28の計数出力に基づいてDCO27内部で発生させても良い。
このように映像表示に利用されていない例えば垂直帰線期間等の垂直同期信号VDの周辺期間に位相調整信号phase-shiftを設定することにより、位相調整を行った場合における位相変化量の局所的な変化の影響を軽減できる。
この位相調整信号phase-shiftは、垂直期間生成カウンタ回路28内部で発生するようにしても良いし、図1に示すように垂直期間生成カウンタ回路28の計数出力に基づいてDCO27内部で発生させても良い。
この位相調整信号phase-shiftは、例えば位相調整回数n以上となる複数回のパルスとして出力される。そして、上述した位相調整回数nの値だけ、1V当たりで複数回、位相調整を実行することができるようにしている。
また、位相調整を行う位相調整回数nの値に応じて、上記2つのパラメータFSCD′、FSFTの値を調整し、所定の規格の信号形態に準拠したカラーサブキャリア信号を発生させることができるようにしている。
このような構成を備えた本実施形態に係るビデオ信号発生装置1によるカラーサブキャリア生成のタイミング図は図4のようになる。
図4の最上段は、位相レジスタ34の出力値RADDであり、この出力値RADDに応じた位相量でSin/Cos変換回路31は、図4の最下段に示すSin波形を出力する。
また、位相調整を行う位相調整回数nの値に応じて、上記2つのパラメータFSCD′、FSFTの値を調整し、所定の規格の信号形態に準拠したカラーサブキャリア信号を発生させることができるようにしている。
このような構成を備えた本実施形態に係るビデオ信号発生装置1によるカラーサブキャリア生成のタイミング図は図4のようになる。
図4の最上段は、位相レジスタ34の出力値RADDであり、この出力値RADDに応じた位相量でSin/Cos変換回路31は、図4の最下段に示すSin波形を出力する。
位相調整を実行するタイミングでないと、加算器33にはパラメータFSCD′が入力され、位相レジスタ34の出力値RADDは、このパラメータFSCD′を累積的に加算したものとなる。
そして、位相調整するタイミングになると、DCO27から位相調整信号phase-shiftがセレクタ9に出力される。すると、このセレクタ9は切り替えられ、パラメータFSFTが加算器33に入力されるように切り替えられる。図4では、48分周から49分周する場合で示している。
位相調整のために周期変更を行った後、div-raddはパラメータFSFTから、再び周期変更前のパラメータFSCD′に戻される。
このように、システムクロックの周期変更を行ったタイミングにおいて、RADDから変換したカラーサブキャリア位相が不連続となる現象は、RADDの変化量をFSFTに変えることで低減できる。
そして、位相調整するタイミングになると、DCO27から位相調整信号phase-shiftがセレクタ9に出力される。すると、このセレクタ9は切り替えられ、パラメータFSFTが加算器33に入力されるように切り替えられる。図4では、48分周から49分周する場合で示している。
位相調整のために周期変更を行った後、div-raddはパラメータFSFTから、再び周期変更前のパラメータFSCD′に戻される。
このように、システムクロックの周期変更を行ったタイミングにおいて、RADDから変換したカラーサブキャリア位相が不連続となる現象は、RADDの変化量をFSFTに変えることで低減できる。
本回路にて周期変更を行わない場合および従来の回路構成では恒にRADDにFSCDを加算するため、このサイクルでのRADDの増加量には、通常より大きな差が生じるが、本実施形態では通常の位相変化量パラメータFSCD′を適切に計算することで、1V期間終了時の最終的なRADDの値を、1V期間の間、恒にFSCDのみを累積した場合のRADDと、ほぼ等価な値とすることが可能である。
これにより、位相制御の回数に影響されずに、連続する1V期間の前後で、RADDで示されるカラーサブキャリア位相を問題がおきない誤差で連続させることが可能となる。 従って、本実施形態に係る位相生成回路5等を備えたカラーサブキャリア発生回路4によれば、位相調整を行った場合にもその位相調整による局所的に発生した位相変化量の不連続性が後の期間に残存ないしは蓄積する影響を低減して、適正な信号規格に準拠したカラーサブキャリア信号を発生することができる。
これにより、位相制御の回数に影響されずに、連続する1V期間の前後で、RADDで示されるカラーサブキャリア位相を問題がおきない誤差で連続させることが可能となる。 従って、本実施形態に係る位相生成回路5等を備えたカラーサブキャリア発生回路4によれば、位相調整を行った場合にもその位相調整による局所的に発生した位相変化量の不連続性が後の期間に残存ないしは蓄積する影響を低減して、適正な信号規格に準拠したカラーサブキャリア信号を発生することができる。
このため、このカラーサブキャリア信号を用いて生成したコンポジットビデオ信号を用いて映像表示機器を動作させた場合に、その映像表示機器内部の基準信号発生器が円滑にこのカラーサブキャリア信号に追従する位相引き込み状態に設定できる。
また、デジタル方式で位相同期を行うと共に、デジタル方式の位相情報でカラーサブキャリア信号を発生させるようにしているので、アナログ方式に比較して回路素子のバラツキの影響を低減できると共に、調整作業等を低減できる。
なお、上述した説明において、位相調整回数nが例えば1Vの期間に1回で十分に対応できるような場合には、周期変更の際の極性のみでパラメータFSCD′、FSFTを算出設定するようにできる。
また、デジタル方式で位相同期を行うと共に、デジタル方式の位相情報でカラーサブキャリア信号を発生させるようにしているので、アナログ方式に比較して回路素子のバラツキの影響を低減できると共に、調整作業等を低減できる。
なお、上述した説明において、位相調整回数nが例えば1Vの期間に1回で十分に対応できるような場合には、周期変更の際の極性のみでパラメータFSCD′、FSFTを算出設定するようにできる。
1…ビデオ信号発生装置
3…ビデオエンコーダ
4…カラーサブキャリア発生回路
5…位相生成回路
13…基準時刻コード抽出回路
14…デジタル制御発振回路(DCXO)
27…DCO
7、8…パラメータレジスタ
31…Sin/Cos変換回路
9…セレクタ
33…加算器
34…位相レジスタ
3…ビデオエンコーダ
4…カラーサブキャリア発生回路
5…位相生成回路
13…基準時刻コード抽出回路
14…デジタル制御発振回路(DCXO)
27…DCO
7、8…パラメータレジスタ
31…Sin/Cos変換回路
9…セレクタ
33…加算器
34…位相レジスタ
Claims (5)
- 入力される基準時刻データに位相同期するようにデジタル方式の基準信号発生回路から出力される基準信号としてのクロックに同期して入力されるパラメータ値を累積的に加算して出力する加算回路の出力値に基づいて位相情報を生成する位相生成回路と、
前記位相情報からカラーサブキャリア信号としての正弦波信号を生成する正弦波信号生成回路と、
前記基準時刻データに位相同期させるための前記クロックに対する周期変更に応じて、前記加算回路に入力される前記パラメータ値を変更する補正を行う補正回路と、
を具備することを特徴とするビデオ信号発生装置。 - 前記補正回路は、前記加算回路に入力される2種類のパラメータ値を前記周期変更の増減に応じて算出する算出回路と、前記算出回路により算出された2種類のパラメータ値を切り替えることにより変更する切替回路と、を有することを特徴とする請求項1に記載のビデオ信号発生装置。
- 前記クロック信号を発生するデジタル方式の基準信号発生回路を有し、該基準信号発生回路は前記周期変更により位相調整を実行する位相調整時間に前記補正回路における前記パラメータ値の切り替えの動作を制御することを特徴とする請求項2に記載のビデオ信号発生装置。
- 前記算出回路は、さらに前記周期変更を実行する回数も考慮して前記加算回路に入力される一方のパラメータ値を算出することを特徴とする請求項2に記載のビデオ信号発生装置。
- 前記位相調整時間のタイミングは、垂直同期信号の周辺期間に設定されることを特徴とする請求項3に記載のビデオ信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007133274A JP2008289003A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ビデオ信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007133274A JP2008289003A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ビデオ信号発生装置 |
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JP2008289003A true JP2008289003A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40148284
Family Applications (1)
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JP2007133274A Pending JP2008289003A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ビデオ信号発生装置 |
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-
2007
- 2007-05-18 JP JP2007133274A patent/JP2008289003A/ja active Pending
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