JP2008288441A - コイル - Google Patents

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Yasushi Maeda
泰史 前田
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Abstract

【課題】 大電流を流しても磁気飽和の起きないコイルを提供することを目的とする。
【解決手段】 第1のコアに第1の巻線を巻回し、巻線に流れる電流により発生する磁束をバイパスする磁路として第2のコアを有するコイルを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種電子機器に使用されるチョークコイル等のコイルに関する。
大電流を流しても磁気飽和を起こさない従来のチョークコイルを、図面を参照しながら説明する。
図8はE型形状コア14とI型形状コア15とを組み合わせて構成し、E型形状コアの中足部分に巻線18が巻回したチョークコイルの例である。最大磁束密度の大きなコア材とし、磁路の断面積も充分大きくし、磁路の途中に間隙部19を形成することにより、巻線に大電流を流しても磁気飽和を起こさないチョークコイルを実現できる。
大電流対応時においても磁気飽和を起こさないコイル部品は、例えば、特許文献1などにも開示されている。
特開2001−167932号
しかしながら、従来の構成では形状が大きく重くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は大電流を流すことで発生する磁束によるコアの磁気飽和を抑えた、小型軽量なコイルを提供することを目的とする。
そして、本発明は上記目的を達成するために、第1のコアに第1の巻線を巻回したコイルであって、前記巻線に流れる電流により発生する磁束をバイパスする磁路として第2のコアを有することを特徴とするコイルを提供する。
また、第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1のコアと、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1のコアより透磁率が高い第2のコアにより構成される複合コアを有するコイルであって、前記第1のコアと前記第2のコアとに共通に第1の巻線を巻回し、前記第1のコアには巻回さずに前記第2のコアに第2の巻線を巻回し、前記第1の巻線と前記第2の巻線とに流れる電流により第2のコアに発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイルを提供する。
また、第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1及び第2のコアと、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1及び第2のコアより透磁率が高い第3のコアにより構成される複合コアを有するコイルであって、前記第1のコアと前記第3のコアとに共通に第1の巻線を巻回し、前記第2のコアと前記第3のコアとに共通に第2の巻線を巻回し、前記第1の巻線と前記第2の巻線とに流れる電流により第3のコアに発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイルを提供する。
また、第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1及び第2のコアとを隣接して配置し、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1及び第2のコアより透磁率が高い第3及び第4のコアを前記第1の及び第2のコアの側面を挟み込むように配置した複合コアを有するコイルであって、第3のコア及び第4のコアが発生する磁束が互いに打消す方向に、第1のコアに第1の巻線を、また、第2のコアに第2の巻線を巻回し、かつ、前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイルを提供する。
上述したように本発明のコイルは、大電流を流しても磁気飽和を抑えることができ、小型軽量にすることができる。
<実施形態1>
本発明に係るチョークコイルの第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図1において、1は第1のコア、2は第2のコアであり、第1のコアと第2のコアとに共通に巻線3が巻回されてチョークコイルが形成されている。4、5は、巻線3の端子である。第2のコア2は、巻線3に流れる電流により発生する第1のコア1の磁束をバイパスする磁路となる。
図2は、第1のコア1及び第2のコア2のコア材における、透磁率の周波数特性を示す図面である。図2において、第1のコアの透磁率の曲線は、低周波帯域から高周波数帯域まで良好な透磁率の特性を有することを示している。図2の例では、第1のコアの透磁率の曲線は、低周波帯域から高周波数帯域までの一定の周波数帯域の範囲内(0から第1の周波数A)で、透磁率の特性が一定範囲内で一定であることを示している。また、第2のコアの透磁率の曲線は、第3の周波数C(C<A)より高い周波数帯域までは一定の透磁率を持たないが、第2の周波数B(C<B<A)までの低周波帯域においては第一のコアの透磁率よりも大きな透磁率を有するコア材であることを示している。図示しないが、第2のコア2は低周波帯域の大電流により発生する磁束により磁気飽和が起きないように、最大磁束飽和密度の大きなコアにより構成されている。
図1の巻線3に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第1のコア1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有し磁気抵抗が低く、最大磁束飽和密度の高い第2のコア2を通る。以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和の影響が少ない高周波帯域で良好な特性が得られる。
<実施形態2>
本発明に係るチョークコイルの第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図3において、1は第1のコア、2は第2のコアであり、第1の巻線3及び第2の巻線8が巻回され、第1の巻線3と第2の巻線8が直列接続されてチョークコイルが形成されている。第1の巻線3は、第1のコア1と第2のコア2とに共通に巻回してある。また、第2の巻線8は、第1のコア1には巻回さずに第2のコア2に巻回している。4、5は、第1の巻線3の端子であり、6、7は、第2の巻線8の端子である。端子5と端子7を接続し、第1の巻線3と第2の巻線8とに流れる電流により第2のコア2に発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で第1の巻線3と第2の巻線8を直列接続している。第1のコア1及び第2のコア2の透磁率特性は図2に示す通りである。
第1の巻線3に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第1のコア1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有する第2のコア2を通る。第1の巻線3に流れる電流が、直列接続された第2の巻線8にも流れることで、第2の巻線8により発生する第2のコア2の磁束は、第1の巻線3に流れる電流により発生する磁束を打消す。従って、商用電源の大電流が流れても第2のコア2の磁気飽和現象が発生しにくいため、第2のコア2は最大磁束飽和密度が比較的低くて良く、小さいコアとすることが可能である。また、第2の巻線8は、第1の巻線3の電流により第2のコアに発生する磁束を打消して磁気飽和を防ぐための巻線であり、直列接続せずに、往路に第1の巻線3を挿入し、復路に第2の巻線8を挿入しても良いことは言うまでもない。
以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和が少なく高周波帯域で良好な特性のチョークコイルの小型軽量化が可能である。
<実施形態3>
本発明に係るチョークコイルの第3の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の第3の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図4において、第1のコア1及び第2のコア2は重ねられた構造で複合コアを構成し、複合コアに巻線3が巻回すことで、第1のコア1及び第2のコア2に共通に巻線3を巻回してチョークコイルを形成している。4,5は、巻線3の端子である。第1のコア1と第2のコア2の透磁率特性は図2に示す通りである。図示しないが、第2のコア2は低周波帯域の大電流により発生する磁束により磁気飽和が起きないように、最大磁束飽和密度の大きなコアにより構成されている。
巻線3に、商用電源電圧に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第1のコア1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有し、磁気抵抗が低く最大磁束飽和密度の高い第2のコア2を通る。以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和の影響が少ない高周波帯域で良好な特性が得られる。
<実施形態4>
本発明に係るチョークコイルの第4の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図5は本発明の第4の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図5において、第1のコア1及び第2のコア2は重ねられた構造で複合コアを構成する。そして、図のように、第1のコア1及び第2のコア2に共通に第1の巻線3を巻回し、第2の巻線8を、第1のコア1には巻回さずに第2のコア2に巻回している。また、第1の巻線3と第2の巻線8が直列接続されてチョークコイルが形成されている。4、5は、第1の巻線3の端子であり、6、7は、第2の巻線8の端子である。端子5と端子7を接続し、第1の巻線3と第2の巻線8とに流れる電流により第2のコア2に発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で第1の巻線3と第2の巻線8を直列接続している。第1のコア1と第2のコア2の透磁率特性は図2に示す通りである。
第1の巻線3に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第1のコア1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有する第2のコア2を通る。第1の巻線3に流れる電流が直列接続された第2の巻線8にも流れることで発生する第2のコア2の磁束は、第1の巻線3に流れる電流により発生する磁束を打消す。従って、商用電源の大電流が流れても第2のコア2の磁気飽和現象が発生しにくいため、第2のコア2は最大磁束飽和密度が比較的低くて良く、小さいコアとすることが可能である。また、第2の巻線8は、第1の巻線3の電流により第2のコア2に発生する磁束を打消して磁気飽和を防ぐための巻線であり、直列接続せずに、往路に第1の巻線3を挿入し、復路に第2の巻線8を挿入しても良いことは言うまでもない。
以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和を抑え,高周波帯域で良好な特性のチョークコイルの小型軽量化が可能である。
<実施形態5>
本発明に係るチョークコイルの第5の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第5の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図6において、第1のコア1及び第3のコア9は第2のコア2に重ねられた構造で複合コアを構成している。第1の巻線3は第1のコア1及び第2のコア2を一緒に巻回してコイルを構成し、第2の巻線8は第3のコア9及び第2のコア2を一緒に巻回してコイルを構成している。さらに、第1の巻線3と第2の巻線8が直列接続されてチョークコイルが形成されている。4、5は、第1の巻線3の端子であり、6、7は、第2の巻線8の端子であり、端子5と端子7を接続し、第2のコア2に発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で第1の巻線3と第2の巻線8を直列接続している。第1のコア1と第2のコア2の透磁率特性は図2に示す通りであり、前記第3のコア9は第1のコア材と同等の特性を有する。
第1の巻線3に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第1のコア1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有する第2のコア2を通る。
第2の巻線8に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第3のコア9を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有する第2のコア2を通る。
第1の巻線3に流れる電流が直列接続された第2の巻線8にも流れることで、発生する第2のコア2の磁束は、第1の巻線3に流れる電流により発生する磁束を打消す。従って、商用電源の大電流が流れても第2のコア2の磁気飽和現象が発生しにくいため、第2のコア2は最大磁束飽和密度が比較的低くて良く、小さいコアとすることが可能である。第1のコア1に第1の巻線3が巻回されてなるコイルと、第3のコア9に第2の巻線8が巻回されてなるコイルが直列接続されるため、2個分のインダクタンス値を得ることが可能となる。
また、第2の巻線8は、第1の巻線3の電流により第2のコア2に発生する磁束を打消して磁気飽和を防ぐための巻線であり、直列接続せずに、往路に第1の巻線3を挿入し、復路に第2の巻線8を挿入しても良いことは言うまでもない。第1の巻線3と第2の巻線8を、それぞれ往路と復路に挿入した場合には、往路と復路に独立したチョークコイルを挿入した効果が得られる。
以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和が少なく高周波帯域で良好な特性のチョークコイルの小型軽量化が可能である。
<実施形態6>
本発明に係るチョークコイルの第6の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図7は本発明の第6の実施形態におけるチョークコイルの構成を示す図面である。図7において、10は第4のコアで第1の巻線3が巻回され、11は第5のコアであり第2の巻線8が巻回されてコイルが形成されて、第1の巻線3と第2の巻線8は直列接続されている。図のように、第4のコア10と第5のコア11とは、隣接して配置する。
12a及び12bは第6のコアであり、第4のコア10及び第5のコア11の側面を挟み込むように配置されている。13は第4のコア10及び第5のコア11と第6のコア12aまたは12bとの間に設けられた間隙である。第4のコア10と第5のコア11の透磁率特性は図2に示す第1のコアと同じ透磁率特性であり、第6のコア12a及び12bは同図に示す第2のコアと同じ透磁率特性である。
4、5は、第1の巻線3の端子であり、6、7は、第2の巻線8の端子である。第6のコア12a、12bが発生する磁束が互いに打消す方法に、第1の巻線3を第4のコア10に巻回し、第2の巻線8を第5のコア11に巻回し、端子5と端子7を接続して第1の巻線3と第2の巻線8とを直列接続している。
第1の巻線3に、商用電源に高周波信号が重畳された電流を流した場合、高周波信号により発生する磁束の殆どは、高周波帯域で高透磁率特性を有する第4のコア10による磁路1を通る。さらに、商用電源の大電流により発生する磁束の殆どは、低周波帯域でより高い透磁率を有する第6のコア12a及び12bとで構成される磁路2を通る。第1の巻線3に流れる電流が直列接続された第2の巻線8にも流れることで発生する前記磁路2に発生する磁束は、第1の巻線3に流れる電流により発生する磁束を打消す。商用電源の大電流が流れても第6のコア12a及び12bとで構成される磁路2の磁気飽和現象が発生しにくいため、第6のコア12a及び12bは最大磁束飽和密度が比較的低くて良く、小さいコアとすることが可能である。また、第2の巻線8は、第1の巻線3の電流により第6のコア12a及び12bとで構成される磁路2に発生する磁束を打消して磁気飽和を防ぐための巻線である。そのため、第1の巻線3と第2の巻線8とを直列接続せずに、往路に第1の巻線3を挿入し、復路に第2の巻線8を挿入しても良いことは言うまでもない。
以上のように、本実施形態によれば商用電源の大電流で発生する磁束による磁気飽和が少なく高周波帯域で良好な特性のチョークコイルの小型軽量化が可能である。
第1の実施形態のチョークコイルを示す図 チョークコイルにおけるコアの透磁率特性を示す図 第2の実施形態のチョークコイルを示す図 第3の実施形態のチョークコイルを示す図 第4の実施形態のチョークコイルを示す図 第5の実施形態のチョークコイルを示す図 第6の実施形態のチョークコイルを示す図 従来のチョークコイルの一例を示す図面
符号の説明
1 第1のコア
2 第2のコア
3 第1の巻線
4、5、6、7 端子
8 第2の巻線
9 第3のコア
10 第4のコア
11 第5のコア
12a、12b 第6のコア
13、19 間隙部

Claims (6)

  1. 第1のコアに第1の巻線を巻回したコイルであって、
    前記巻線に流れる電流により発生する磁束をバイパスする磁路として第2のコアを有することを特徴とするコイル。
  2. 前記第1の巻線に流れる電流により発生した前記第2のコアの磁束を打消すように第2のコアに第2の巻線を巻回したことを特徴とする請求項1に記載のコイル。
  3. 前記第1の巻線と前記第2の巻線を直列接続したことを特徴とする請求項2に記載のコイル。
  4. 第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1のコアと、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1のコアより透磁率が高い第2のコアにより構成される複合コアを有するコイルであって、
    前記第1のコアと前記第2のコアとに共通に第1の巻線を巻回し、前記第1のコアには巻回さずに前記第2のコアに第2の巻線を巻回し、前記第1の巻線と前記第2の巻線とに流れる電流により第2のコアに発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイル。
  5. 第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1及び第2のコアと、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1及び第2のコアより透磁率が高い第3のコアにより構成される複合コアを有するコイルであって、
    前記第1のコアと前記第3のコアとに共通に第1の巻線を巻回し、前記第2のコアと前記第3のコアとに共通に第2の巻線を巻回し、前記第1の巻線と前記第2の巻線とに流れる電流により第3のコアに発生する磁束が互いに打消す方向になる極性で前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイル。
  6. 第1の周波数まで透磁率が一定範囲内で一定の第1及び第2のコアとを隣接して配置し、第1の周波数より低い第2の周波数まで第1及び第2のコアより透磁率が高い第3及び第4のコアを前記第1の及び第2のコアの側面を挟み込むように配置した複合コアを有するコイルであって、
    第3のコア及び第4のコアが発生する磁束が互いに打消す方向に、第1のコアに第1の巻線を、また、第2のコアに第2の巻線を巻回し、かつ、前記第1の巻線と前記第2の巻線とを直列接続することを特徴とするコイル。
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