JP2008287214A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置に補給するトナー量にバラツキが生じない、トナー補給装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー容器32Yに収容されたトナーを現像装置に補給するトナー補給装置60Yであって、トナー容器32Yから排出されたトナーが貯留されるトナータンク部61Yと、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送するトナー搬送部62Y、63Yと、トナー搬送部62Y、63Yによって搬送されたトナーを現像装置に向けて自重により落下させるトナー落下経路64Yと、を備える。この斜めに配設されたトナー搬送経部62Y、63Yが、トナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する。
【選択図】図4

Description

この発明は、トナー容器に収容されたトナーを現像装置に補給するトナー補給装置と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置において、トナー容器に収容されたトナーを、トナー容器から離れた位置に配設された現像装置に向けて、搬送して補給するトナー補給装置(トナー搬送装置)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1等において、トナーが収容されたトナー容器(トナーボトル)は画像形成装置本体に対して着脱自在(交換自在)に設置されていて、トナー容器から離れた位置に現像装置(プロセスカートリッジ)が配設されていている。そして、トナー容器と現像装置とを中継するようにトナー補給装置(トナー搬送装置)が配設されている。トナー補給装置は、トナー容器から排出されたトナーを貯留するトナータンク部(サブホッパー)、サブホッパーに貯留されたトナーを現像装置(プロセスカートリッジ)に向けて搬送するトナー搬送パイプ、等で構成される。トナー搬送パイプは、サブホッパーからトナーを斜め下方に搬送して現像装置にトナー補給するものであって、その内部に搬送コイルが内設されている。すなわち、トナー搬送パイプは、搬送コイルによるトナー搬送力と、トナーの自重落下(パイプ内の滑落である。)と、によってトナーを斜め下方に搬送している。
そして、現像装置に収容された現像剤中のトナーの消費(現像工程にともなうトナー消費である。)に応じて、トナー補給装置によって現像装置に向けてトナーが適宜に補給される。
このように構成された画像形成装置は、トナー容器と現像装置とを近接して配置する必要がないために、レイアウトの自由度が高く、小型化が可能な装置として知られている。
特開2004−139031号公報
上述した特許文献1等のトナー補給装置は、現像装置に補給するトナー量がばらついてしまう場合があった。
これは、トナー搬送パイプにおいてトナーが斜め下方に向けて搬送されているために、現像装置へのトナー補給を終了する際に搬送コイルの駆動を停止しても、トナー搬送パイプ内に残留しているトナーが自重により現像装置内に落下してしまうためである。すなわち、従来のトナー補給装置は、狙いのトナー量よりも多いトナーが現像装置内に補給されてしまう場合が多かった。このような場合には、現像装置内の現像剤のトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)が狙いよりも高くなってしまい、出力画像の画像濃度が高くなったり、トナーの帯電量が低下してトナー飛散や地肌汚れ画像が発生したりしてしまう。
このような問題を解決するために、搬送コイルの駆動を停止した後に現像装置に過剰に補給されるトナー量を見越して、搬送コイルによるトナーの搬送力を予め低く設定する方策も考えられる。しかし、その場合には、搬送コイルの駆動をおこなっているときに、現像装置に補給するトナー量が不足してしまい、出力画像の画像濃度が低くなったり、像担持体や出力画像にキャリアが付着したりする不具合が発生してしまう。
また、このような問題は、トナー搬送パイプ(トナー搬送部)を水平方向に設置した場合にも生じてしまう。すなわち、トナー搬送パイプによってトナーを水平方向に搬送した後に落下口から現像装置に向けてトナーを自重落下させる場合であっても、搬送コイルの駆動を停止した直後に、落下口近傍に残留するトナーが自重により現像装置内に落下してしまう。特に、このような問題は、流動性の高いトナーを用いた場合に顕著になる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、現像装置に補給するトナー量にバラツキが生じない、トナー補給装置及び画像形成装置を提供することにある。
この発明の請求項1記載の発明にかかるトナー補給装置は、トナー容器に収容されたトナーを現像装置に補給するトナー補給装置であって、前記トナー容器から排出されたトナーが貯留されるトナータンク部と、前記トナータンク部に貯留されたトナーを搬送するトナー搬送部と、前記トナー搬送部によって搬送されたトナーを前記現像装置に向けて自重により落下させるトナー落下経路と、を備え、前記トナー搬送部から前記トナー落下経路に流出するトナー量を規制する規制手段をさらに備えたものである。
また、請求項2記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1に記載の発明において、前記トナー搬送部は、前記トナータンク部に貯留されたトナーを斜め上方に搬送するように構成され、前記規制手段を、前記トナー搬送部としたものである。
また、請求項3記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項2に記載の発明において、前記トナー搬送部は、前記トナータンク部の底部から前記現像装置の上方に向けてトナーを直線的に搬送するものである。
また、請求項4記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記トナー搬送部は、水平方向に対して5度以上傾斜するように形成されたものである。
また、請求項5記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1〜請求項4のいずれかに記載の発明において、前記規制手段を、前記トナー搬送部の内部に磁界を形成する磁界形成手段と、前記磁界形成手段によって形成される磁界によって前記トナー搬送部の内部に保持される磁性体と、したものである。
また、請求項6記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項5に記載の発明において、前記磁界形成手段は、前記トナー搬送部の外周に覆設されたものである。
また、請求項7記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項5又は請求項6に記載の発明において、前記磁界形成手段を、永久磁石としたものである。
また、請求項8記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項7に記載の発明において、前記永久磁石は、その着磁方向が前記トナー搬送部の内部にのみ向かうように形成されたものである。
また、請求項9記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項5〜請求項8のいずれかに記載の発明において、前記トナー搬送部は、前記磁界形成手段が設置されている部分の肉厚が、前記磁界形成手段が設置されていない部分の肉厚に比べて薄くなるように形成されたものである。
また、請求項10記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項5〜請求項9のいずれかに記載の発明において、前記磁界形成手段は、その磁力が50mT以上になるように形成されたものである。
また、請求項11記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項5〜請求項10のいずれかに記載の発明において、前記磁性体を、キャリアとしたものである。
また、請求項12記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1〜請求項11のいずれかに記載の発明において、前記トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するスクリュ部材と、前記スクリュ部材に近接する内壁を有するトナー搬送管と、を備えたものである。
また、請求項13記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項12に記載の発明において、前記トナー搬送管は、前記トナータンク部から前記トナー落下経路までの長さが、前記スクリュ部材のスクリュピッチの1.5倍以上になるように形成されたものである。
また、請求項14記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1〜請求項13のいずれかに記載の発明において、前記トナータンク部は、そこに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知する検知手段を備えたものである。
また、請求項15記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1〜請求項14のいずれかに記載の発明において、前記トナー容器は、トナーに加えてキャリアをさらに収容して、前記トナー容器に収容されたトナー及びキャリアを現像装置に補給するものである。
また、請求項16記載の発明にかかるトナー補給装置は、前記請求項1〜請求項15のいずれかに記載の発明において、前記規制手段は、装置の稼動が停止した直後に前記トナー搬送部から前記トナー落下経路に流出するトナー量を規制するものである。
また、この発明の請求項17記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項16のいずれかに記載のトナー補給装置と、前記トナー容器と、前記現像装置と、を備えたものである。
また、請求項18記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項17に記載の発明において、前記現像装置は、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジに一体的に設置されたものである。
また、請求項19記載の発明にかかる画像形成装置は、前記請求項18に記載の発明において、前記トナー容器と前記トナー補給装置と前記プロセスカートリッジとが一組となったものが複数設置され、前記トナー補給装置によって形成されるとともに前記トナー容器から前記プロセスカートリッジに至るトナー搬送経路がトナー搬送方向に直交する方向からみてN字状又は逆N字状に形成され、前記トナー容器と前記トナー搬送経路の一部とが対応する前記プロセスカートリッジに隣接するプロセスカートリッジの上方になるように配設されたものである。
なお、本願において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電部(帯電装置)と、像担持体上に形成された潜像を現像する現像部(現像装置)と、像担持体上をクリーニングするクリーニング部(クリーニング装置)とのうち、少なくとも1つと、像担持体とが、一体化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるユニットと定義する。
本発明は、トナー搬送部からトナー落下経路に流出するトナー量を規制する規制手段を設けているために、現像装置に補給するトナー量にバラツキが生じない、トナー補給装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図4にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
トナー容器収容部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
トナー容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kが配設されている。そして、トナー容器32Y、32M、32C、32Kに収容されたトナーは、それぞれ、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって、作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置内に供給(補給)される。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Yと、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電部4Y、現像装置5Y(現像部)、クリーニング部2Y、除電部(不図示である。)、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Y上にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、不図示の駆動モータによって図2中の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び第1転写バイアスローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング部2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーがクリーニングブレード2aによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光部7から、画像情報に基いたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光部7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、図1を参照して、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、2次転写バックアップローラ12、複数のテンションローラ、中間転写クリーニング部、等で構成される。中間転写ベルト8は、複数のローラ部材によって張架・支持されるとともに、1つのローラ部材12の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の被転写材P上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、被転写材Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング部(不図示である。)の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送された被転写材Pは、装置本体100の下方に配設された給紙部26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28に搬送された被転写材Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、被転写材Pが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、被転写材P上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写された被転写材Pは、定着部20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像が被転写材P上に定着される。
その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Y、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Y、現像剤収容部53Y、54Y内に配設された2つの搬送スクリュ55Y、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Y、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53Y、54Y内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下経路64Yに連通している。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、トナー補給装置60Y(図3及び図4を参照できる。)を介して現像剤収容部54Y内に補給される。なお、トナー補給装置60Yの構成・動作については、後で詳しく説明する。
その後、現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53Y、54Yを循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤G中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図2中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52Yの位置に達する。そして、現像ローラ51Y上の現像剤Gは、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51Y上に残った現像剤Gはスリーブの回転にともない現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
次に、図3及び図4にて、トナー容器32Y内に収容されたトナーを現像装置5Yに導くトナー補給装置60Yについて詳述する。
装置本体100のトナー容器収容部31に設置された各トナー容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kによって適宜に各現像装置内に補給される。4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kは、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
詳しくは、図3を参照して、トナー容器32Yが装置本体100のトナー容器収容部31にセットされると、不図示のキャップやシャッタ等からなる封止部材がセット動作に同期して移動して、トナー容器32Yの排出口32Yaが開放される。これにより、トナー容器32Y内に収容されたトナーが、排出口32Yaから排出されて、トナー補給装置60Yのトナータンク部61Y内に貯溜されることになる。
ここで、トナー容器32Yは、略円筒状のトナーボトルであって、その内周面に螺旋状の突起が設けられている(外周面側から見ると螺旋状の溝となっている。)。この螺旋状の突起は、駆動部71によってトナー容器32Yを図3の矢印方向に回転駆動して排出口32Yaからトナーを排出するためのものである。すなわち、駆動部71によってトナー容器32Yが適宜に回転駆動されることで、トナータンク部61Yにトナーが適宜に供給される。なお、トナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。
図4を参照して、トナー補給装置60Yは、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、検知手段としてのトナーエンドセンサ66Y、等で構成されている。
トナータンク部61Yは、トナー容器32Yの排出口32Yaの下方に配設されていて、トナー容器32Yから排出されたトナーが貯留される。トナータンク部61Yの底部は、トナー搬送部62Y、63Yの上流部に接続されている。
また、トナータンク部61Yの壁面(底部から所定高さの位置である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知する検知手段としてのトナーエンドセンサ66Yが設置されている。トナーエンドセンサ66Yとしては、圧電センサ等を用いることができる。そして、図3を参照して、トナーエンドセンサ66Yによってトナータンク部61Yに貯留されたトナーが所定量以下になったことが制御部70にて検知(トナーエンド検知)されると、制御部70の制御により駆動部71によってトナー容器32Yを所定時間回転駆動してトナータンク部61Yへのトナー補給をおこなう。さらに、このような制御を繰り返してもトナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知が解除されない場合には、トナー容器32Y内にトナーがないものとして、装置本体100の表示部(不図示である。)にトナー容器32Yの交換を促す旨の表示をおこなう。
また、トナータンク部61Yの中央(トナーエンドセンサ66Yの近傍である。)には、トナータンク部61Yに貯留されたトナーの凝集を防ぐ撹拌部材65Yが設置されている。撹拌部材65Yは、軸部に可撓性部材65Yaが設置されたものであって、図3の時計方向に回転することによりトナータンク部61Y内のトナーを撹拌する。さらに、撹拌部材65Yの可撓性部材65Yaの先端が、回転周期でトナーエンドセンサ66Yの検知面に摺接することで、トナーエンドセンサ66Yの検知面にトナーが固着して検知精度が低下する不具合を抑止している。撹拌部材65Yは図3において時計方向に回転するので、可撓性部材65Yaはトナータンク部61Yの垂直な壁面に配置されたトナーエンドセンサ66Yの検知面を上から下に摺擦することになる。これにより、検知面近傍の滞留トナーは常に重力方向に掃き落とされる作用を周期的に常に受けることになり、それでもなお存在するトナ−に対してトナー有無の検知がされることになる。したがって、トナーエンドセンサ66Yの検知精度が良好になる。なお、図示は省略するが、撹拌部材65Yの軸部の一端は駆動部71に連結されていて、駆動部71によって回転駆動される。
図4を参照して、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方(図4の矢印方向である。)に搬送するものである。詳しくは、トナー搬送部62Y、63Yは、トナータンク部61Yの底部(最下点)から現像装置5Yの上方(落下口64Yaの位置である。)に向けてトナーを直線的に搬送する。そして、トナー搬送部62Y、63Yによって搬送されたトナー(落下口64Yaの位置に達したトナーである。)は、トナー落下経路64Yを自重落下して現像装置5Y(現像剤収容部54Y)内に補給される。
トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するスクリュ部材としてのトナー搬送スクリュ62Y、トナー搬送スクリュ62Yに近接する内壁を有するトナー搬送管63Y、等で構成される。
トナー搬送スクリュ62Y(スクリュ部材)は、軸部に螺旋状にスクリュが形成されたものであって、軸受を介してトナー搬送管63Yに回転自在に支持されている。図示は省略するが、トナー搬送スクリュ62Yの一端は駆動部71に連結されていて、駆動部71によって回転駆動される。なお、トナー搬送スクリュ62Yは、金属材料で形成することもできるし、樹脂材料で形成することもできる。
トナー搬送管63Yは、その上流側がトナータンク部61Yに連通していて、その下流側が落下口64Yaを介してトナー落下経路64Yに連通している。トナー搬送管63Yは、樹脂材料で形成された管状部材であって、その内部にトナー搬送スクリュ62Y(スクリュ部材)が軸受を介して回転自在に支持されている。トナー搬送スクリュ62Yのスクリュ外径部と、トナー搬送管63Yの内壁と、の隙間は0.1〜0.2mm程度に設定されている。これにより、トナー搬送部62Y、63Yにおいて、重力方向に逆らった斜め上方へのスムーズなトナー搬送が可能になる。
このように、本実施の形態1では、トナータンク部61Yに貯留されたトナーをトナー搬送部62Y、63Yによって斜め上方に搬送した後に、トナー落下経路64Yによって自重落下により現像装置5Yにトナーを補給している。これにより、現像装置5Yへのトナー補給を終了(休止)する際にトナー搬送スクリュ62Yの回転駆動を停止しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Y内に自重落下してしまう不具合が軽減される。すなわち、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送するトナー搬送部62Y、63Yが、トナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する規制手段として機能することになる。
具体的に、落下口64Yaから離れた位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかその位置に留まることになる。また、落下口64Yaに近い位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、大きな衝撃等が生じたとしても落下口64Yaから多量に自重落下することなく、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかその位置に留まることになる。
したがって、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、現像装置5Yへの精度の高いトナー補給(安定したトナー補給)が可能になり、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)のバラツキを抑えることができる。すなわち、出力画像の画像濃度が高くなったり、トナー飛散や地肌汚れ画像が発生したりしてしまう不具合を抑止することができる。
さらに、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーが多量に現像装置5Y内に補給されてしまうことによりトナータンク部61Yの残トナー量が大きく変動する不具合も抑止される。したがって、トナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知の誤検知も防止される。
繰り返しになるが、装置本体100のカバーが開閉されたり、トナー容器32Yの着脱がおこなわれたりして、それらの動作にともないトナー搬送部62Y、63Yに大きな振動が加わっても、トナー搬送部62Y、63Yに残留するトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Yに流出(落下)されにくくなる。さらに、新品初期時に空のトナー搬送部62Y、63Yにトナー容器32Yからトナーが一気に充填されたり、画像面積が高い画像を連続的に形成するとき(連続通紙時)においてトナーの流動性が高くなったりしても、トナー搬送部62Y、63Yに残留するトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Yに向けて流出(落下)されにくくなる。
図4を参照して、上述した効果を確実にするために、トナー搬送部62Y、63Yは、水平方向に対する傾斜角度αが5度以上になるように形成することが好ましい(α≧5度)。ただし、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを大きくし過ぎると、トナー搬送部62Y、63Yによるトナー搬送性が低下してしまうとともに、装置の鉛直方向の高さが大きくなってしまうことになる。なお、本実施の形態1では、トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αを10度程度に設定している。
本願発明者は、本実施の形態1におけるトナー補給装置(トナー搬送部62Y、63Yの傾斜角度αが10度のものである。)と、トナー搬送部の傾斜角度αが0度のトナー補給装置(トナー搬送部にてトナーを水平搬送するものである。)と、を用いて、トナー搬送部の駆動停止直後に落下口64Yaから現像装置5Yに落下したトナー量を実験的に確認した。
その結果、前者のトナー補給装置60(本実施の形態1のものである。)は、トナータンク部61Y内に貯留したトナー8グラム中、0〜0.2グラムのトナーのみが落下口64Yaから現像装置5Yに落下したのに対して、後者のトナー補給装置はトナー8グラム中、約2グラム(約25%のトナーである。)のトナーが落下口64Yaから現像装置5Yに落下してしまった。そして、前者の場合には現像装置5Yに過補給されたトナー量が微小であるために現像装置5Y内の現像剤のトナー濃度に大きな変動がなかったのに対して、後者の場合には現像装置5Yに過補給されたトナー量が多量であるために現像装置5Y内の現像剤のトナー濃度に大きな変動があった。
なお、上述の実験において、効果の差異を確認するために、比較的流動性の高いトナーを用いた。具体的に、トナーは、その母体樹脂がポリエステル系樹脂のものであって、粒径が6〜12.5μmのものを用いた。
以上説明したように、本実施の形態1では、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送した後に自重落下により現像装置5Yにトナーを補給しているために、現像装置5Yに補給するトナー量にバラツキが生じるのを抑止することができる。すなわち、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送するトナー搬送部62Y、63Yが、トナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する規制手段として機能するために、現像装置5Yに補給するトナー量にバラツキが生じるのを抑止することができる。
実施の形態2.
図5〜図9にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図5は、実施の形態2におけるトナー補給装置60Yを示す断面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。図6は、磁界形成手段68Yが設置されたトナー搬送部62Y、63Yを示す断面図であって、図5のA−A断面を示す図である。図7はトナー補給装置60Yの外観を示す側面図であって、図8はトナー補給装置60Yの外観を示す斜視図である。
本実施の形態2におけるトナー補給装置60Yは、主として、トナー搬送部62Y、63Yに磁界形成手段としての永久磁石68Yと磁性体としてのキャリアCとが設置されている点が、前記実施の形態1のものと異なる。
なお、図7及び図8に示す本実施の形態2におけるトナー補給装置60Yの外観は、磁界形成手段としての永久磁石(マグネット)68Yが設置されている以外は、前記実施の形態1におけるトナー補給装置60Yの外観とほぼ同じである。
図5〜図8を参照して、本実施の形態2におけるトナー補給装置60Yも、前記実施の形態1のものと同様に、トナータンク部61Y、トナー搬送部62Y、63Y、トナー落下経路64Y、撹拌部材65Y、検知手段としてのトナーエンドセンサ66Y、等で構成されている。また、トナー搬送部は、トナー搬送スクリュ62Y、トナー搬送管63Y等で構成され、トナータンク部61Yに貯留されたトナーを斜め上方に搬送して、トナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する規制手段として機能する。
なお、前記実施の形態1では図示を省略したが、図7及び図8を参照して、撹拌部材65Yの軸部の一端にはねじり角が45度のハス歯ギア82が設置されていて、このハス歯ギア82に噛合するハス歯ギア81(ねじり角が45度に設定されている。)を介して撹拌部材65Yに駆動力が伝達される。また、トナー搬送スクリュ62Yの一端にはカサ歯車84が設置されていて、このカサ歯車84に噛合するカサ歯車83(撹拌部材65Yの軸部に設置されている。)を介してトナー搬送スクリュ62Yに駆動力が伝達される。
さらに、図7及び図8を参照して、トナー落下経路64Yには、装置本体100に対する現像装置5Yの着脱動作に連動して開閉するシャッタ86が設置されている。詳しくは、シャッタ86は、現像装置5Yが装着されるときに、スプリング87の付勢力に抗するように現像装置5Yに押動されてトナー落下経路64Yを開放する方向に移動する。これに対して、シャッタ86は、現像装置5Yが取出されるときに、スプリング87の付勢力によってトナー落下経路64Yを閉鎖する方向に移動する。このような構成により、装置本体100から現像装置5Yが取出されても、トナー落下経路64Yから装置本体100内にトナーが飛散する不具合を抑止することができる。
ここで、本実施の形態2におけるトナー補給装置60Yには、トナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する規制手段として、磁界形成手段としての永久磁石68Y(マグネット)と、磁性体としてのキャリアCと、がさらに設けられている。
詳しくは、図5〜図8を参照して、磁界形成手段としての永久磁石68Yは、トナー搬送管63Y(トナー搬送部)の内部に磁界を形成するものであって、トナー搬送管63Y(トナー搬送部)の内部に予め収容された磁性体としてのキャリアCをトナー搬送管63Yの内壁に保持させるためのものであり、トナー搬送管63Yの外周(外壁)に覆設されている。
このように、トナー搬送管63Yの外周に永久磁石68Yを設置してトナー搬送管63Yの内壁にキャリアCを吸着させることで、現像装置5Yへのトナー補給を終了(休止)する際にトナー搬送スクリュ62Yの回転駆動を停止しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーがキャリアCの位置に滞留しやすくなり、トナー落下経路64Yを介して現像装置5Y内にトナーが自重落下してしまう不具合が軽減される。すなわち、斜めに配設されたトナー搬送部62Y、63Yに加えて、永久磁石68YとキャリアCとが、トナー補給装置60Yの稼動が停止した直後にトナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する規制手段として機能する。
具体的に、落下口64Yaから離れた位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかキャリアCの位置に留まることになる。また、落下口64Yaに近い位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーは、大きな衝撃等が生じたとしても落下口64Yaから多量に自重落下することなく、傾斜したトナー搬送管63Yに沿ってトナータンク部61Yに向けて滑落するかキャリアCの位置に留まることになる。
したがって、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、現像装置5Yへの精度の高いトナー補給(安定したトナー補給)が可能になり、現像装置5Y内の現像剤Gのトナー濃度(現像剤中のトナーの割合である。)のバラツキを抑えることができる。すなわち、出力画像の画像濃度が高くなったり、トナー飛散や地肌汚れ画像が発生したりしてしまう不具合を抑止することができる。
さらに、トナー搬送スクリュ62Yの駆動・駆動停止を繰り返しても、トナー搬送管63Y内に残留しているトナーが多量に現像装置5Y内に補給されてしまうことによりトナータンク部61Yの残トナー量が大きく変動する不具合も抑止される。したがって、トナーエンドセンサ66Yによるトナーエンド検知の誤検知も防止される。
繰り返しになるが、装置本体100のカバーが開閉されたり、トナー容器32Yの着脱がおこなわれたりして、それらの動作にともないトナー搬送部62Y、63Yに大きな振動が加わっても、トナー搬送部62Y、63Yに残留するトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Yに流出(落下)されにくくなる。さらに、新品初期時に空のトナー搬送部62Y、63Yにトナー容器32Yからトナーが一気に充填されたり、画像面積が高い画像を連続的に形成するとき(連続通紙時)においてトナーの流動性が高くなったりしても、トナー搬送部62Y、63Yに残留するトナーがトナー落下経路64Yを介して現像装置5Yに向けて流出(落下)されにくくなる。
特に、本実施の形態2では、トナー搬送部62Y、63Yの内壁に保持される磁性体としてキャリアCを用いているために、仮にトナー搬送部からトナー落下経路64Yを介して現像装置5Y内にキャリアCが流出しても、そのキャリアCは現像装置5Y内の現像剤G中のキャリアと同種のものなので副作用が発生しにくい。また、キャリアCは、トナー搬送管63Yとトナー搬送スクリュ62Yとの狭い隙間にてフレキシブルに姿勢を変えることができるために、トナー搬送管63Yやトナー搬送スクリュ62Yを傷付けることなく、上述した効果を達成することができる。
なお、キャリアC(磁性体)は、画像形成装置100の工場出荷時に予めトナー搬送部62Y、63Yに保持される。
なお、本実施の形態2では、磁界形成手段として永久磁石68Yを用いているために、磁界形成手段として電磁石等を用いる場合に比べて、装置を省スペース化、低コスト化することができる。
ここで、永久磁石68Yは、その着磁方向がトナー搬送部62Y、63Yの内部にのみ向かうように形成することが好ましい。具体的には、図6に示すように、S極とN極とを周状に交互に配列して公知の製造方法にて片面多極着磁の永久磁石68Yを形成する。これにより、トナー搬送部62Y、63Yの外部に永久磁石68Yの磁界が作用することによる不具合(例えば、現像装置5Yの現像剤の挙動に変化が生じたり、トナーエンドセンサ66Yが誤動作したりする不具合である。)が生じるのを抑止することができる。
また、図5を参照して、トナー搬送管63Y(トナー搬送部)は、永久磁石68Yが設置されている部分の肉厚が、永久磁石68Yが設置されていない部分の肉厚に比べて、薄くなるように形成されている。これにより、永久磁石68Yによる磁力が、トナー搬送管63Yの内部に作用しやすくなる。
なお、本実施の形態2では、永久磁石68Yの磁力(磁束密度)が50mT(ミリ・テスラ)以上になるように設定されている。さらに、永久磁石68Yの幅(搬送方向の長さである。)は6mm程度に設定されている。
ここで、図5を参照して、本実施の形態2では、実施の形態1と同様に、トナータンク部61Yの向かって右側の壁面61Yaが左側の壁面61Ybよりもなだらかに傾斜している。このなだらかな傾斜面(上述した右側の壁面61Yaである。)の直上には、トナー容器32Yとトナータンク部61Yとの間で圧縮されて双方32Y、61Yの隙間を埋めるスポンジシール69Yと、その一部に形成された開口(トナー受入口69Ya)と、が設けられている。なだらかな傾斜面61Yaの下方には、さらになだらかに傾斜した滑り面を形成するトナー搬送管63Yの外周面61Ycが設けられている。トナー容器32Yからトナー受入口69Yaを介して供給されたトナーは、まず、なだらかな傾斜面61Yaの上方にある撹拌部材65Yの回転軸と可撓性部材65Yaに衝突してほぐされることになる。さらに、段階的にゆるやかになる傾斜面61Ya、61Ycに当たってほぐされつつ、これらを滑ってトナー搬送スクリュ62Yの搬送方向上流側(傾斜下端側)に流れ込むことになる。このように、本実施の形態2のような構成により、比較的小さな空間の中でトナーの搬送される経路を長く設定することができるとともに、衝突箇所を複数設けることでトナーの撹拌性を向上させることができる。
また、図5、図7、図8に示すように、永久磁石68Yが、上半分がトナー搬送管63Yに対して斜めに屈曲するように巻き付けられている。これにより、上述した長いトナー搬送経路を維持しつつ、トナー搬送スクリュ62Yの上部に対向する位置に保持されるキャリアCの量を比較的多くすることができ(流出するトナー量を規制する能力が高くなって)、トナー搬送スクリュ62Yの上部に跳ね上がってトナー落下経路64Yにトナーが流出するのを軽減することができる。 また、磁界形成手段としての永久磁石68Yは、トナー落下経路64Yの近傍に設置されている。これにより、落下口64Yaに近い位置に残留するトナー搬送管63Y内のトナーが、落下口64Yaから多量に自重落下することなく、その位置に留まりやすくなる。
また、本実施の形態2では、図5を参照して、トナー搬送管63Yは、トナータンク部61Yからトナー落下経路64Yまでの長さW(搬送路長)が、トナー搬送スクリュ62YのスクリュピッチDの1.5倍以上になるように形成されている(W≧1.5×D)。本願発明者は、このように構成することで、上述した効果がより確実になることを、後述する実験により知得した。
本願発明者は、本実施の形態2におけるトナー補給装置(永久磁石68YとキャリアCとが設置されたものである。)と、永久磁石68YとキャリアCとが設置されていないトナー補給装置と、を用いて、トナー搬送部に流動性の高いトナーが搬送されたときに落下口64Yaから現像装置5Yに落下したトナー量を実験的に確認した。
なお、この実験において、トナー容器32Yには粒径が6〜12.5μmであって母体樹脂がポリエステル系樹脂のトナーを235グラム充填して、トナー容器32Yを上下に数回振って内部に収容されたトナーの流動性を充分に高めた後にトナー容器32Yを装置本体100にセットした。
その結果、前者のトナー補給装置は0〜0.5グラムのトナーのみが落下口64Yaから現像装置5Yに落下したのに対して、後者のトナー補給装置は10グラムものトナーが落下口64Yaから現像装置5Yに落下してしまった。そして、前者の場合には現像装置5Yに過補給されたトナー量が微小であるために現像装置5Y内の現像剤のトナー濃度に大きな変動がなかったのに対して、後者の場合には現像装置5Yに過補給されたトナー量が多量であるために現像装置5Y内の現像剤のトナー濃度に大きな変動があった。
さらに、本願発明者は、本実施の形態2におけるトナー補給装置を用いて、トナー搬送管63Yの搬送路長Wとトナー搬送スクリュ62YのスクリュピッチDとの比率(W/D)と、トナー搬送部からトナー落下経路64Yへのトナーの流出が発生するまでの時間と、の関係について実験的に確認した。
実験は、トナー補給を0.2秒おこなった後にトナー補給を0.1秒停止する間欠駆動を繰り返して、トナー搬送部からトナー落下経路64Yへのトナーの流出が発生するまでの時間を、A3サイズのベタ画像の通紙枚数に換算した。図9は、その実験結果を示すグラフであって、横軸は搬送路長WとスクリュピッチDとの比率(W/D)を示し、縦軸はA3サイズのベタ画像の通紙枚数(上限値を100枚としている。)を示す。
図9の実験結果に示すように、搬送路長WとスクリュピッチDとの比率(W/D)が1から大きくなるとトナー落下経路64Yへのトナー流出が発生するまでの時間が長くなり、搬送路長WとスクリュピッチDとの比率(W/D)が1.5以上になるとトナー落下経路64Yへのトナー流出が発生するまでの時間が充分長く一定値になることがわかる。このことから、搬送路長WとスクリュピッチDとの比率(W/D)を1.5以上に設定することが好ましいことがわかる。
以上説明したように、本実施の形態2では、トナー搬送部62Y、63Yからトナー落下経路64Yに流出するトナー量を規制する永久磁石68Y及びキャリアC(規制手段)を設けているために、現像装置5Yに補給するトナー量にバラツキが生じるのを抑止することができる。
なお、前記各実施の形態では、トナー落下経路64Yを鉛直方向に形成してトナー落下経路64Yにおいてトナーを鉛直方向に自重落下させたが、トナー落下経路64Yを鉛直方向に対して傾斜させて、その傾斜面にてトナーを滑落させながら自重落下させることもできる。すなわち、本願において、「トナーの自重による落下」とは、鉛直方向の落下に加えて、傾斜方向の滑落も含むものと定義する。
また、前記各実施の形態では、トナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内にトナーのみを収容したが、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を現像装置に適宜に供給する画像形成装置に対してはトナー容器32Y、32M、32C、32Kの容器本体内に2成分現像剤を収容することもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態において、作像部6Y、6M、6C、6Kの一部又は全部をプロセスカートリッジとすることもできる。その場合であっても、上述した前記各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記各実施の形態において、トナー補給装置60Y、60M、60C、60Kは、図1を参照して、いずれも、トナータンク部(61Y)、トナー搬送部(62Y、63Y)、トナー落下経路(64Y)で形成されるトナー搬送経路が逆N字状(ロシア文字のИ字状)に形成されている(図1の紙面奥側からみた場合にはN字状となる。)。そして、各色のトナー搬送部(62Y、63Y)は、対応する色のプロセスカートリッジ(作像部6Y)の上方であって、装置本体100に対するプロセスカートリッジの着脱口の上方に設けられている。また、各色のトナー容器(32Y)、トナータンク部(61Y)、トナー搬送部(62Y、63Y)の搬送方向上流側は、対応する色のプロセスカートリッジではなく、隣接するプロセスカートリッジ(図1の左隣である。)の上方に設けられている。このような構成により、複数のプロセスカートリッジ(作像部)が並列に配設されたタンデム式の画像形成装置において、プロセスカートリッジ(作像部)の着脱操作をおこなう際にプロセスカートリッジとトナー補給装置とが干渉することなく、各色のトナー容器からプロセスカートリッジまでの縦方向のレイアウトをコンパクト化することができるとともに、上述したトナー補給量のばらつきを生じさせない画像形成装置を提供することができる。
なお、本発明が前記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、前記各実施の形態の中で示唆した以外にも、前記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は前記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置における作像部を示す断面図である。 トナー容器及びトナータンク部を示す概略図である。 トナー補給装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態2におけるトナー補給装置を示す断面図である。 磁界形成手段が設置されたトナー搬送部を示す断面図である。 トナー補給装置の外観を示す側面図である。 トナー補給装置の外観を示す斜視図である。 実験結果を示すグラフである。
符号の説明
5Y 現像装置、
32Y、32M、32C、32K トナー容器、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置、
61Y トナータンク部、
62Y トナー搬送スクリュ(スクリュ部材)、
63Y トナー搬送管、
64Y トナー落下経路、
64Ya 落下口、
65Y 撹拌部材、
66Y トナーエンドセンサ(検知手段)、
68Y 永久磁石(磁界形成手段)、 C キャリア(磁性体)、
100 画像形成装置本体(装置本体)。

Claims (19)

  1. トナー容器に収容されたトナーを現像装置に補給するトナー補給装置であって、
    前記トナー容器から排出されたトナーが貯留されるトナータンク部と、
    前記トナータンク部に貯留されたトナーを搬送するトナー搬送部と、
    前記トナー搬送部によって搬送されたトナーを前記現像装置に向けて自重により落下させるトナー落下経路と、
    を備え、
    前記トナー搬送部から前記トナー落下経路に流出するトナー量を規制する規制手段をさらに備えたことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記トナー搬送部は、前記トナータンク部に貯留されたトナーを斜め上方に搬送するように構成され、
    前記規制手段は、前記トナー搬送部であることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記トナー搬送部は、前記トナータンク部の底部から前記現像装置の上方に向けてトナーを直線的に搬送することを特徴とする請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. 前記トナー搬送部は、水平方向に対して5度以上傾斜するように形成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のトナー補給装置。
  5. 前記規制手段は、
    前記トナー搬送部の内部に磁界を形成する磁界形成手段と、
    前記磁界形成手段によって形成される磁界によって前記トナー搬送部の内部に保持される磁性体と、
    であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のトナー補給装置。
  6. 前記磁界形成手段は、前記トナー搬送部の外周に覆設されたことを特徴とする請求項5に記載のトナー補給装置。
  7. 前記磁界形成手段は、永久磁石であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のトナー補給装置。
  8. 前記永久磁石は、その着磁方向が前記トナー搬送部の内部にのみ向かうように形成されたことを特徴とする請求項7に記載のトナー補給装置。
  9. 前記トナー搬送部は、前記磁界形成手段が設置されている部分の肉厚が、前記磁界形成手段が設置されていない部分の肉厚に比べて薄くなるように形成されたことを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれかに記載のトナー補給装置。
  10. 前記磁界形成手段は、その磁力が50mT以上になるように形成されたことを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれかに記載のトナー補給装置。
  11. 前記磁性体は、キャリアであることを特徴とする請求項5〜請求項10のいずれかに記載のトナー補給装置。
  12. 前記トナー搬送部は、所定方向に回転駆動してトナーを搬送するスクリュ部材と、前記スクリュ部材に近接する内壁を有するトナー搬送管と、を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載のトナー補給装置。
  13. 前記トナー搬送管は、前記トナータンク部から前記トナー落下経路までの長さが、前記スクリュ部材のスクリュピッチの1.5倍以上になるように形成されたことを特徴とする請求項12に記載のトナー補給装置。
  14. 前記トナータンク部は、そこに貯留されたトナーが所定量以下になったことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載のトナー補給装置。
  15. 前記トナー容器は、トナーに加えてキャリアをさらに収容して、
    前記トナー容器に収容されたトナー及びキャリアを現像装置に補給することを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載のトナー補給装置。
  16. 前記規制手段は、装置の稼動が停止した直後に前記トナー搬送部から前記トナー落下経路に流出するトナー量を規制することを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載のトナー補給装置。
  17. 請求項1〜請求項16のいずれかに記載のトナー補給装置と、
    前記トナー容器と、
    前記現像装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  18. 前記現像装置は、画像形成装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジに一体的に設置されたことを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記トナー容器と前記トナー補給装置と前記プロセスカートリッジとが一組となったものが複数設置され、
    前記トナー補給装置によって形成されるとともに前記トナー容器から前記プロセスカートリッジに至るトナー搬送経路がトナー搬送方向に直交する方向からみてN字状又は逆N字状に形成され、
    前記トナー容器と前記トナー搬送経路の一部とが対応する前記プロセスカートリッジに隣接するプロセスカートリッジの上方になるように配設されたことを特徴とする請求項18に記載の画像形成装置。
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