JP4926484B2 - トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 - Google Patents
トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4926484B2 JP4926484B2 JP2006024959A JP2006024959A JP4926484B2 JP 4926484 B2 JP4926484 B2 JP 4926484B2 JP 2006024959 A JP2006024959 A JP 2006024959A JP 2006024959 A JP2006024959 A JP 2006024959A JP 4926484 B2 JP4926484 B2 JP 4926484B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- replenishing device
- replenishment
- toner replenishing
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
トナー補給することの最大の目的は、現像装置の現像剤収容部内のトナー濃度を保つために画像出力によって消費されたトナー量を補充供給することにある。しかし、トナー補給装置のトナー収容部内のトナーの量が少なくなり安定した量のトナーを供給できなくなると、現像装置の現像剤収容部内のトナー濃度が低下し、画像濃度低下に伴う画像形成に繋がる。
また、特許文献1に記載のトナー補給装置に、トナーを一時的に収容するトナー収容部内でトナーが凝集しないよう、トナー収容部内で回転しトナーを攪拌するトナー攪拌部材を設けたトナー補給装置を備えた画像形成装置が特許文献2に記載されている。そして、このトナー補給装置のトナー補給搬送部材とトナー攪拌部材とは共通のトナー補給動作駆動源より歯車を介して、駆動力の供給を受けるものである。
このように、トナー補給搬送部材とトナー攪拌部材との回転数を上げたところ、トナーボトルにもトナー収容部内に十分にトナーがあるにもかかわらず、トナー検知センサがニアエンプティーを検知するという不具合が生じた。
この不具合の原因としては、次のようなものが考えられる。
上述の画像形成装置ではトナーの高速化に対応すべく、流動性の良い(加速凝集度が低い)トナーを用いているため、トナー攪拌部材で過剰に攪拌するとトナーに対して空気が過剰に混ざってしまい、トナーが舞い上がった状態になる。トナーが舞い上がった状態になると、単位体積あたりに含まれるトナーの量が少なくなり、トナー検知センサでトナーがあることを検知できなくなる。特に上記の画像形成装置では、センサの検知面にかかる負荷の大きさにより、トナーの有無を検知するものであるため、上述のトナーが舞い上がった状態になると検知面にかかる負荷が小さくなる。これにより、トナー収容部内にトナーがある状態にもかかわらず、トナー無しという誤検知となる。なお、舞い上がることで、単位体積あたりのトナー量が少なくなった状態に起因する不具合は、センサの検知面にかかる負荷を検知するセンサに限らず、他の種類のトナー検知センサであってもトナーの誤検知は起こりうる。
また、上述の問題は、トナーを現像装置に補給するトナー補給装置に限らず、トナーを一時的に収容するトナー収容部を備え、このトナー収容部内のトナーを他の箇所に搬送するトナー搬送装置であれば起こり得る。
また、本発明の二つ目の目的は、トナー攪拌部材とトナー搬送部材とが同一のトナー搬送動作駆動源であるトナー搬送装置で、トナー搬送部材の回転数を上げたとしてもトナー収容部内のトナーの有無を正確に検知することができるトナー搬送装置を提供することである。
また、請求項2の発明は、請求項1のトナー補給装置において、上記トナー補給動作駆動源の駆動を制御する駆動制御手段は、該トナー補給動作駆動源にかかる負荷に応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2のトナー補給装置において、上記トナー収容部に供給するトナーを収容する回転可能なトナー収容器を備え、該トナー収容器は上記トナー補給動作駆動源から駆動が伝達されることによって回転するものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3のトナー補給装置において、上記駆動制御手段は、上記トナー収容器内のトナー残量に応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4のトナー補給装置において、上記駆動制御手段は、上記トナー収容器内の上記トナー残量が所定の範囲内であれば、理論補給時間のトナー補給を行い、該トナー収容器内の該トナー残量が該所定の範囲よりも少ない場合は、理論補給時間よりも短い時間のトナー補給を行い、該トナー収容器内の該トナー残量が該所定の範囲よりも多い場合は、該理論補給時間よりも長い時間のトナー補給を行うことを特徴とするものである。但し、理論補給時間は、現像により消費される消費トナー量に対して、トナー補給装置が消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間であり、製造前の実験結果等を基に算出される。
また、請求項6の発明は、請求項4または5のトナー補給装置において、上記トナー補給動作駆動源はDCモータであることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項2または3のトナー補給装置において、上記トナー補給動作駆動源はDCモータであり、上記駆動制御手段は、該DCモータに供給される駆動電流の大きさに応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7のトナー補給装置において、上記駆動電流の大きさが所定の範囲内であれば、理論補給時間のトナー補給を行い、該駆動電流の大きさが該所定の範囲よりも小さい場合は、該理論補給時間よりも短い時間のトナー補給を行い、該駆動電流の大きさが該所定の範囲よりも大きい場合は、該理論補給時間よりも長い時間のトナー補給を行うことを特徴とするものである。但し、理論補給時間は、現像により消費される消費トナー量に対して、トナー補給装置が消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間であり、製造前の実験結果等を基に算出される。
また、請求項9の発明は、請求項8のトナー補給装置において、上記駆動制御手段は、上記駆動電流が上記DCモータの定格電流以上となるとトナーの補給動作を停止することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1、2、3、5、6、7、8または9のトナー補給装置において、上記トナー補給動作駆動源の駆動を制御する駆動制御手段は、上記トナー攪拌部材の回転数に合わせて、駆動と停止を繰り返す間欠駆動で該トナー補給動作駆動源を駆動することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10のトナー補給装置において、上記間欠駆動の駆動と停止とのタイミングの時間比について、駆動と停止の時間を合わせた時間に対しての駆動する時間の比が、75%以下であることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10または11のトナー補給装置において、上記トナーの加速凝集度が15[%]以下であることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11または12のトナー補給装置において、上記トナー補給搬送部材は回転することにより、トナーを回転軸方向に搬送するトナー搬送コイルであることを特徴とするものである。
また、請求項14の発明は、請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12または13のトナー補給装置において、上記トナー補給搬送部材の回転軸である補給回転軸と、トナー攪拌部材の回転軸である攪拌回転軸とは平行でなく、該補給回転軸と該攪拌回転軸とはそれぞれかさ歯車備え、それぞれの該かさ歯車は互いにかみ合い、駆動を伝達することを特徴とするものである。
また、請求項15の発明は、請求項14のトナー補給装置において、上記かさ歯車は、それぞれ歯数が同じであることを特徴とするものである。
また、請求項16の発明は、潜像担持体と、現像剤収容部を備え、該現像剤収容部内の現像剤を用いて該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置と、該現像剤収容部にトナーを供給するトナー補給手段とを備えた画像形成装置において、該トナー補給手段として、請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15のトナー補給装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項17の発明は、請求項16の画像形成装置において、所定の画像面積率以上の画像を連続出力する際に、所定の枚数の画像形成する毎に現像剤収容部内のトナー濃度を検知し、該トナー濃度が所定の値よりも下回っている場合は、画像形成を停止し、上記トナー補給装置によって、通常の補給動作よりも停止時間が長い間欠の補給動作を行うことを特徴とするものである。
また、請求項18の発明は、トナーを一時的に収容するトナー収容部と、該トナー収容部内の該トナーを回転することにより搬送するトナー搬送部材と、該トナー収容部内の壁面に設置され、設置された高さにおける該トナーの有無を検知するトナー検知センサと、該トナー収容部内で回転し該トナーを攪拌するトナー攪拌部材とを有し、該トナー攪拌部材と該トナー搬送部材とは共通のトナー搬送動作駆動源から駆動が伝達されるトナー搬送装置において、該トナー収容部内での該トナー攪拌部材の攪拌による該トナーの流動性の上昇を抑制するトナー流動性抑制手段を有し、上記トナー攪拌部材が平板状のパドル部材であり、上記トナー流動性抑制手段は、該パドル部材に設けられたパドル開口部であり、該パドル部材は、可撓性の材料からなり、上記トナー検知センサの検知面を下方から上方に向けて摺擦し、該パドル部材の長さは該パドル部材の回転軸から該トナー検知センサの該検知面までの距離よりも長く、該パドル部材の幅は該トナー検知センサの該検知面の幅より大きい構成であり、該パドル部材の回転軸は、上記トナー収容部内の上記トナーの移動方向に対して垂直な方向となっており、上記トナー搬送部材は上記トナー収容部の下方に設けられ、該トナー収容部には上方より上記トナーの供給がなされることを特徴とするものである。
上記請求項18に記載の構成を備えるトナー搬送装置においては、トナー収容部内の該トナーの流動性を制御するトナー流動性抑制手段を有することにより、トナーの過剰な攪拌を防止し、トナーに対して空気が過剰に混ざり、単位体積あたりのトナーの量が部分的に少なくなる状態となることを防止することができる。
請求項18の発明によれば、トナー収容部内の単位体積あたりのトナーの量が部分的に少なくなることを防止できるので、トナー搬送部材の回転数を上げたとしてもトナー収容部内のトナー検知位置におけるトナーの有無を正確に検知することができるという優れた効果がある。
まず、本プリンタ100の基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタ100の概略構成図である。図において、このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y,M,C,Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Mトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Mを例にすると、図2に示すように、ドラム状の感光体1M、ドラムクリーニング装置2M、除電装置(不図示)、帯電装置4M、現像装置5M等を備えている。このプロセスカートリッジ6Mは、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
トナーボトル32Mをプリンタ100本体に取り付ける場合は、先ずスタック部30を上方に開放してトナーボトルベース31を露出させる。そして、トナーボトル32Mをトナーボトルベース31上に載置した後、把手35Mを回転させる。すると把手35Mと一体に構成された樹脂ケース34Mが回転して、シャッタ36Mが樹脂ケース34Mの周方向に移動して開いてトナー排出口(不図示)が開放されると同時に、樹脂ケース34Mとトナーボトルベース31とが連結し固定される。一方、トナーボトル32Mをプリンタ100本体から取り外すには、把手35Mを逆方向に回転させることで、樹脂ケース34Mとトナーボトルベース31との連結が解除され、同時にシャッタ36Mが閉じてトナー排出口が閉鎖される。そして、そのまま把手35Mを掴んだ状態でトナーボトル32Mをプリンタ100本体から取り出すことができる。このように、トナーボトル32Mをプリンタ100本体の上側から載置して脱着できるので、トナーボトル32Mの交換作業が判り易く、しかも簡単に行うことができる。また、樹脂ケース34Mには把手35Mが形成されているので、樹脂ケース34Mを回転してトナー収容器31への固定が容易に行える。
なお、トナーボトル32Mをプリンタ100本体から取り外した状態では、樹脂ケース34Mの把手35Mを回転させても、シャッタ36Mは開かないようになっている。これにより、トナーボトル32Mの交換作業の際に誤ってシャッタ36Mが開いてしまい、内部のトナーがこぼれるのを防止することができる。
このトナー補給装置40Y,M,C,Kは、中間転写ユニット15の図1中奥側であって、プリンタ100本体に設けられている。このため、プロセスカートリッジ6Y,M,C,Kもしくはトナーボトル32Y,M,C,Kにトナー搬送手段を設けなくてよいため、従来に比べてプロセスカートリッジ6Y,M,C,KもしくはトナーボトルY,M,C,Kの小型化を図れる。また、従来プロセスカートリッジとトナーボトルとを近接して配置していたので、設計上の制限があったが、プリンタ100ではプロセスカートリッジとトナーボトルとを離れて配置することができる。よって、設計上の自由度が向上し、プリンタ100の小型化を図ることができる。
また、トナーボトル32Y,M,C,Kの排出口と、トナー補給装置40Y,M,C,Kと、現像装置5Y,M,C,Kの現像剤収容部54Y,M,C,Kのトナー補給口とを中間転写ユニット15の一端側の側方に配置している。よって、トナー補給装置40Y,M,C,Kのトナー搬送経路を最短にすることができ、プリンタ100の小型化やトナー搬送中の詰まり防止を図ることができる。
図5は、トナーボトルベース31、トナー補給装置40M、及びトナーボトル32Mの配置を説明する正面図である。他のトナー補給装置40Y,C,K、及びトナーボトル32Y,C,Kも同様に配置されるものであるが、図示は省略する。また、図6は、トナーボトルベース31の図示を省略したトナー補給装置40Mとトナーボトル32Mとの正面図であり、図7は図6の右側面図、図8は図6の左側面図である。
駆動伝達ギア44Mと同軸のボトル駆動伝達ギア49Mが設けられており、ボトル駆動伝達ギア49Mは、トナーボトル32Mのボトル回転ギア37Mと噛み合っており、駆動モータ41Mを回転させると、トナーボトル32Mのボトル回転ギア37Mと一体で回転するボトル本体33Mが回転する。
また、サブホッパ48M側には、補給駆動伝達ギア45Mが駆動伝達ギア44Mと噛み合うように設置されている。補給駆動伝達ギア45Mは、詳細は後述するトナー攪拌部材の回転軸に設けられており、この回転軸には攪拌側かさ歯車46Mが設けてある。トナー搬送パイプ43Mの内部には詳細は後述する樹脂製のトナー搬送コイルが内接されており、このトナー搬送コイルの回転軸には搬送側かさ歯車47Mが設けてある。
本発明を適用した実施形態は、トナー補給装置にトナー流動性抑制手段を備えたこと点が、従来のプリンタ100とは異なり、他の構成については共通する。
図9は従来のサブホッパ48Mを側面から透視して内部を見たときの概略側面図であり、図10は上方から透視して内部を見たときの概略上面図であり、図11は、正面から透視して見たときの概略正面図である。
これらの図に示すように、トナー補給搬送部材としてのトナー搬送コイル70Mが、トナー搬送パイプ43M内に設置されている。なお、トナー搬送パイプ43Mの内壁とトナー搬送コイル70Mの外周との間隙は、0.1〜0.2[mm]程度とされている。
このように、トナー搬送パイプ43M内にトナー搬送コイル70Mを設置し、トナーに搬送方向へ移動する力を付与することにより、トナー搬送パイプ43M内にトナーが堆積することを防ぐことができる。よって、プロセスカートリッジ6Mの現像装置5Mに、トナー搬送パイプ43M内に堆積してしまったトナーが、何らかの衝撃などで、一度に流れ込むことによる不具合を防止することができる。
更に、コイル形状は曲げに対する応力が小さいため、トナー搬送パイプ43Mが屈曲していても、トナー搬送コイル70Mは回転することが可能である。よって、トナー搬送パイプ43Mを直線形状にする必要がなくなるためレイアウトの自由度を大きくすることができ、現像装置全体の小型化を図ることができる。
なお、トナー搬送コイル70Mの外径は7[mm]、内径は5[mm]、コイルピッチは8[mm]となっており、トナー搬送コイル70Mの一回転当りのトナー補給量を測定したところ83.4[mg]であった。
また、トナー搬送コイル70Mの駆動源である駆動モータ41Mは、現像装置5Mの現像剤収容部内のトナー濃度検知量に応じて、モータを駆動する。このトナー濃度検知量は、240[msec]毎に更新されるものであり、現像開始から遅くとも240[msec]後から、補給動作が開始される。
このように、アジテータ74Mとトナー搬送コイル70Mとは、共通のトナー補給駆動源である駆動モータ41Mから駆動の伝達されることにより、駆動部材の部品点数を少なくすることができ、低コスト化を図ることが出来る。また、攪拌側かさ歯車46Mと搬送側かさ歯車47Mとは、歯数が同一であるので一方の歯車を大きくすることなく、省スペース化を図ることが出来る。さらに、攪拌側かさ歯車46Mと搬送側かさ歯車47Mとを同じ形状の部材を用いることで、部品の共通化により、更なる低コスト化を図ることが出来る。
攪拌回転軸73Mからセンサ検知面721Mまでの距離よりも1〜3[mm]長いことにより、アジテータ74Mの先端はセンサ検知面721Mの表面を食い込み量1〜3[mm]で摺擦する。センサ検知面721Mを摺擦することにより、センサ検知面721M近傍にトナーが付着することを防止し、センサ検知面721Mのトナーが付着することに起因する誤検知を防止している。つまり、アジテータ74Mはセンサ検知面721Mの清掃部材としての役割も備えている。
なお、トナーボトル32Mから補給されたトナーは、サブホッパ48Mの上方から補給され、下方にあるトナー搬送コイル70Mによって現像装置5Mに向けて搬送されるものであり、サブホッパ48M内のトナーは上方から下方へと移動する。そして、アジテータ74Mの回転軸である攪拌回転軸73Mは水平方向に設けられている。つまり、攪拌回転軸73Mは、サブホッパ48M内のトナーの移動方向に対して垂直な方向に設けられている。
トナーの加速凝集度の測定方法を以下に示す。
・測定装置
ホソカワミクロン製 パウダテスタ
・測定方法
・測定対象サンプルを恒温槽に放置(35±2[℃]、24±1[h])
・パウダテスタを用いて測定
・目開きの異なる3種の篩を使用(例えば、75[μm]・44[μm]・22[μm])
・篩ったときのトナー残量から算出、以下の計算により、凝集度を求める。
((上段の篩に残った粉体重量)/(試料採取量))×100
((中段の篩に残った粉体重量)/(試料採取量))×100×3/5
((下段の篩に残った粉体重量)/(試料採取量))×100×1/5
上記3つの計算値の合計をもって加熱凝集度[%]とする。
トナー加熱凝集度は上述のように目開きの異なる3種類のメッシュを目開きの大きい順に積み重ね、最上段の粒子をおき、一定の振動でふるい、各メッシュ上の粉体重量から求める指数である。
実験機を用いて、流動性が異なる複数種類のトナーを用いて補給動作を行った。
一定時間補給動作を行い、そのときのアジテータの回転数と補給されたトナーの量から、各トナーにおけるアジテータの1回転当たりのトナー補給量を算出した。
この実験の実験結果を表1及び、図12のグラフに示す。
また、用いるトナーの加速凝集度の下限値としては、8[%]以上のものを用いるようにする。8[%]未満のトナーでは流れやすく、操作性が悪化するためである。
トナー搬送コイル70Mの1回転あたりのトナーの補給量は83.4[mg]であるので、上記のトナー補給量を実現するためには、トナー搬送コイル70Mは、144(±20[%])[rpm]の回転数が必要である。
トナー補給装置40Mは、トナー搬送コイル70Mとアジテータ74Mとの回転数は同じである。よって、トナー搬送コイル70Mの回転数を144(±20[%])[rpm]とすると、アジテータ74Mの回転数も144(±20[%])[rpm]となる。
このような不具合について、本発明者ら鋭意研究したところ、次のような原因があると考えられる。
トナー補給装置40Mではトナーの高速化に対応すべく、加速凝集度が15[%]以下の流動性が良いトナーを用いているため、アジテータ74Mの回転数を上げ、過剰に攪拌するとトナーに対して空気が過剰に混ざってしまい、トナーが舞い上がった状態になる。
トナーが舞い上がった状態になると、単位体積あたりに含まれるトナーの量が部分的に少なくなり、トナー検知センサ72Mでトナーがあることを検知できなる。アジテータ74Mは、センサ検知面721Mを摺擦するものであるため、センサ検知面721M近傍でトナーが舞い上がり、単位体積あたりに含まれるトナーの量が部分的に少なくなることが考えられる。
また、トナー補給装置40Mではトナー検知センサ72Mとして、(株)TDKのトナーレベルセンサを用いている。これは、センサ検知面721Mにかかる負荷の大きさにより、トナーの有無を検知するものであるため、上述のトナーが舞い上がった状態になるとセンサ検知面721Mにかかる負荷が小さくなる。これにより、サブホッパ48M内にトナーがある状態にもかかわらず、トナー無しという誤検知となる。
すなわち、トナー検知センサ72Mは、200[msec]毎にトナーの有無を検知する。トナー検知センサ72Mの検知信号が送られる制御部57Mでは200[msec]毎に、トナー検知センサ72Mからの信号を入力する。そして、5回の検知を1セットとして、5回の検知のうちトナーが有るという信号が3回以上得られれば、トナー有りと判断する。一方、5回の検知のうちトナーが有るという信号が2回以下だと、トナー無しと判断する。
トナーボトルの回転数:トナー搬送コイル(アジテータ)の回転数 = 1:2.067
となっており、トナー搬送コイル70Mの回転数が、124[rpm]のときは、トナーボトル32Mの回転数は60[rpm]である。
そこで、アジテータ74Mの回転数とトナー搬送コイル70Mの回転数とを異ならせることなく、サブホッパ48M内のトナーの流動性が上昇することを抑制する構成が望まれる。
次に本発明を適用したプリンタ100に用いる実施例1のサブホッパ48Mの詳細を説明する。
実施例1では、トナー補給装置にトナー流動性抑制手段を備えたこと点が、従来のプリンタ100とは異なり、他の構成については共通する。よって、共通する構成についてのせつめいは省略する。
図13は実施例1のサブホッパ48Mを側面から透視して内部を見たときの概略側面図であり、図14は上方から透視して内部を見たときの概略上面図であり、図15は、正面から透視して見たときの概略正面図である。
これらの図に示すように、実施例1のサブホッパ48Mには、トナー流動性抑制手段として、パドル部材であるアジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けている。図16に、トナー補給装置40Mで用いるアジテータ74Mの一例を示す。
図17に検知結果を記す。図17(a)は、アジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けた場合の出力を示しており、図17(b)は、アジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けていない場合の出力を示している。
図17(b)より、アジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けていないと、サブホッパ48M内にトナーが十分にあったとしてもトナーが無いというニアエンプティーの誤検知が発生していることがわかる。一方、図17(a)より、アジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けることにより、サブホッパ48M内にトナーが十分にあれば、トナーが有ると正しく検知されていることがわかる。
なお、駆動モータ41Mの回転速度は、アジテータ74Mの回転トルク、トナー搬送コイル70Mの回転トルク、及びトナーボトル32Mの回転トルクによって異なってくる。つまり、駆動モータ41Mに対して、同一の出力を行うような信号が送られたとしても、各回転トルクが大きくなる回転し始めは回転速度が遅く、各回転トルクが軽減されるに従って回転速度が速くなる。これに伴い、トナー搬送コイル70Mやアジテータ74Mの回転速度も次第に上昇する。
トナー搬送コイル70Mとアジテータ74Mの回転数が、124[rpm]の場合はアジテータ74Mにパドル開口部75Mを設けることにより、トナーの過剰な攪拌を防止でき、ニアエンプティーの誤検知も発生しなかった。しかし、アジテータ74Mの回転数が上昇し、155[rpm]を超える回転数となるとニアエンプティーの誤検知が発生した。
なお、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]となるときの、トナーボトル32Mの回転数は75[rpm]である。
実施例2では、実施例1のパドル開口部75Mを設けた構成に加え、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]を超えると、トナー補給動作駆動源である駆動モータ41Mを、駆動と停止を繰り返す間欠駆動で駆動する駆動制御手段を備えている。
実施例2のトナー補給装置40Mでは、攪拌回転数測定部材76Mによる測定値が、155[rpm]以上となると、制御部57により、駆動モータ41Mの駆動が間欠駆動となる。間欠駆動を行うことにより、駆動時に空気を多く含み、舞い上がったトナーから、停止時に空気が抜け、単位体積あたりのトナーの量が低下することを防止することができる。
これにより、トナー搬送コイル70Mの回転数を上げ、アジテータ74Mの回転数を上げたとしても、サブホッパ48M内のセンサ検知面721Mの位置におけるトナーの有無を正確に検知することができる。
間欠駆動としては、駆動と停止とのタイミングの時間比について、駆動と停止の時間を合わせた時間に対しての駆動する時間の比(以下、duty比と呼ぶ)が、75[%]以下となるように制御する。
図19に検知結果を記す。図19(a)はduty比が75[%]の時(1.5秒ON、0.5秒OFF)の出力である。そして、図19(b)はduty比が90[%]の時(1.8秒ON、0.2秒OFF)の出力であり、図19(c)は、duty比が100[%]の時(連続駆動)の出力である。
図19(c)より、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]の状態で連続駆動を行うと、パドル開口部75Mを設けていたとしても、ニアエンプティーの誤検知が発生していることがわかる。
また、図19(b)より、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]の状態で、パドル開口部75Mを設け、間欠駆動を行ったとしても、そのduty比が90[%]と駆動時間の割合が多いとニアエンプティーの誤検知が発生していることがわかる。
一方、図19(a)より、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]の状態で、パドル開口部75Mを設け、duty比75[%]で間欠駆動を行うことにより、サブホッパ48M内にトナーが十分にあれば、トナーが有ると正しく検知されていることがわかる。
なお、アジテータ74Mに設けるパドル開口部75Mとして、実施例1及び実施例2では、アジテータ74Mの外縁のように四角の穴を設けていたが、穴の形状としては四角に限るものではない。
図20に示すように、丸状のパドル開口部75Mとしてもよい。また、アジテータ74Mの攪拌面積を少なくするものであれば、どのような形状でも採用することができる。
また、本実施形態のトナー補給装置40の補給制御では、補給モードによって補給動作を行う時間を異ならせる制御を行う。
トナー補給装置40によりトナーの補給は、静電潜像を形成する際に用いられる画像情報から算出される画素数の潜像を現像するために消費される消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間補給動作を行う。しかし、DCモータにかかる負荷が大きくなると、DCモータの回転数は小さくなり、同じ時間補給動作を行ったとしても、そのトナー補給量はDCモータにかかる負荷が大きくなる前よりも少なくなる。一方、DCモータにかかる負荷が小さくなると、DCモータの回転数は大きくなり、同じ時間補給動作を行ったとしても、そのトナー補給量はDCモータにかかる負荷が小さくなる前よりも多くなる。
よって、図21のフローチャートの制御では、補給制御モード(1)は、補給制御モード(2)よりも補給動作を長くした補給モードである。
このように、DCモータにかかる負荷に応じてトナー補給動作を適正な補給制御モードに変えることで、DCモータの回転数変動に起因する補給量のばらつきを低減できる。これにより、画像品質を維持しつつ、製造コストを低く抑えることができる。
次に、DCモータにかかる負荷に応じてトナーの補給動作を制御する具体例について説明する。以下の具体例ではDCモータにかかる負荷に応じてトナーの補給動作を行う時間を制御するものであり、理論補給時間を基準に補給動作を行う時間を決定する。
ここで、理論補給動作時間とは、形成画像の画素数から求まる消費トナー量に対して、トナー補給装置40が通常の補給動作で消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間であり、製造前の実験結果等を基に算出される。
理論補給時間の具体的な算出方法としては、例えば以下の方法がある。
画像形成時の画像情報より、一枚の画像あたりの画素数が算出され、この画素数を基に一枚の画像を形成する際に消費される消費トナー量が算出される。また、トナー補給装置40は製造前の実験等によって、通常の補給動作を行う時間とそのときに補給されるトナー量との関係を検出する。この検出結果を基に、一枚の画像を形成する際の消費トナー量分のトナーを補給するために必要なトナー補給時間である理論補給時間が算出される。なお、一枚の画像形成ごとに必要なトナー量から理論補給時間を算出する方法について説明したが、複数枚の画像形成毎に必要なトナー量から理論補給時間を算出してもよい。
なお、図22では、トナーボトル32内のトナー残量を2回検知している(S22及びS24)が、一回の検知によって、所定の範囲内か、所定の範囲よりも多いか、所定の範囲よりも少ないかを判定してもよい。
一方、トナー残量が多い状態であると、トナーボトル32は重く、トナーボトル32の回転トルクが高い状態であるので、DCモータの回転数は低い状態である。DCモータの回転数が低いと単位時間当りに補給されるトナー量が少ないため、理論補給時間よりも長いトナー補給を行う。
DCモータにかかる負荷が変動するとDCモータの回転トルクが変動し、DCモータに供給される電流の大きさであるモータ電流値も変動する。具体的にはDCモータの回転トルクが増加すると、電流値も増加し、このときのDCモータの回転数は減少する。一方、DCモータの回転トルクが減少すると、電流値も低下し、このときのDCモータの回転数は増加する。
なお、上記の定格電流とは、DCモータに流すことができる電流の上限値であり、DCモータのメーカによって設定されるものである。
一方、モータ電流値が大きい状態は、DCモータの回転トルクも大きい状態であるので、DCモータの回転数は低い状態である。DCモータの回転数が低いと単位時間当りに補給されるトナー量が少ないため、理論補給時間よりも長いトナー補給を行う。
また、高い画像面積率の画像形成を行うと、一枚の画像を形成する際に消費される消費トナー量が増加するため、トナー補給装置40のトナー補給動作を行う時間は長くなる。すなわち、一枚の画像を形成する間のトナー補給装置40が補給動作を停止する時間が短くなる。そして、高い画像面積率の画像を連続して作像すると、DCモータは連続駆動、または連続駆動に近い状態で駆動し続けることになり、DCモータへの負担が増加するため、高い画像面積率の画像の連続出力も、DCモータが温度上昇しやすい状態である。
通常、現像装置内の現像剤のトナー濃度が低下した場合は、画像形成動作を停止し、連続してトナー補給動作を行うことで現像装置内の現像剤のトナー濃度を調節する。しかし、トナー補給装置40のDCモータの温度が上昇したことにより、トナー濃度が低下した場合は、連続してトナー補給動作を行うことはDCモータの負担を増加させ、更なる温度上昇に繋がる。モータ電流値に対する回転数が低下するほどDCモータが温度上昇している状態で、さらにDCモータの負担を増加させることは、非効率であり、さらには、DCモータの寿命低下に繋がる。
なお、本実施形態で用いたプリンタ100を用いて、本発明者らが画像面積率20[%]の画像を連続して作像し、現像装置内の現像剤のトナー濃度を検出する実験を行った。
この実験結果のグラフを図24に示す。図24の横軸は作像枚数を示しており、縦軸は濃度検知センサの出力電圧Vtである。この実験で使用した濃度センサ(リコー計器社製:GW230002)は透磁率センサであり、現像剤のトナー濃度が低下すると出力電圧Vtは増加する。なお、図中Vtrefは、現像能力を満たすために必要なトナー濃度を濃度検知センサの出力値で代替した値である。図24より、80〜90枚目あたりから、トナー濃度が急激に低下し始めたことが分かる。
図25は、高画像面積率の画像を連続して作像したときに、現像装置5内の現像剤のトナー濃度が低下した際のDCモータに対する負担が少ない補給制御の具体例の概要を示すフローチャートである。図25での、Vtは、トナー濃度判定時に、トナー濃度センサである濃度検知センサ56によって現像装置内のトナー濃度を検知した際の濃度検知センサ56の出力電圧である。また、Vtrefは、図24と同様に、現像能力を満たすために必要なトナー濃度を濃度検知センサの出力値で代替した値である。濃度検知センサ56は透磁率センサであり、濃度検知センサ56の出力電圧が高いほど、現像剤のトナー濃度は低い状態である。
画像面積率の判定(S42)では、画像面積率が20[%]未満の場合は、トナー補給装置40は、通常補給制御モードでトナー補給を続ける(S42)。一方、画像面積率の判定で画像面積率が20[%]以上の場合は、通紙枚数判定(S43)が行われる。
通紙枚数判定(S43)では、高い画像面積率の画像形成枚数である通紙枚数が100枚未満の場合は、通常補給制御モードでトナー補給を続ける(S42)。一方、通紙枚数が100枚以上の場合は、トナー濃度判定(S45)が行われる。
トナー濃度判定(S45)では、Vt−Vtrefの値が0.2[V]以下の場合は、通常補給制御モードでトナー補給を続ける(S42)。一方、Vt−Vtrefの値が0.2[V]より大きい場合は、トナー濃度調節補給モード(S46)として、転写紙Pに対する画像形成を停止して、DCモータに対する負担が少ない補給動作で現像装置5に対するトナー補給を行う。DCモータに対する負担が少ない補給動作としては、通常の補給動作よりも停止時間が長い間欠の補給動作であって、例えば、0.5[s]ONにした後、3.0[s]OFFにする補給動作を5回繰り返す。トナー濃度調節補給モードで5回の補給動作を行った後は、再度トナー濃度判定(S45)を行う。
また、高画像面積率の画像を連続して作像したときに、現像装置5内の現像剤のトナー濃度が低下した場合は、DCモータの温度が上昇していることによって、トナー濃度が低下しているおそれがある。トナー濃度調節補給モード(S46)では、DCモータに対する負担が少ない補給動作を行っているため、DCモータの更なる温度上昇を回避することができる。これにより、DCモータの負担が軽減され、DCモータの長寿命化を図ることが出来る。さらに、トナー濃度が所定の範囲内に戻った後(Vt−Vtref≦0.2[V]となった後)に、通常補給制御モードでトナー補給を行うため、補給量のばらつきを抑えることができ、現像装置5内の現像剤のトナー濃度の変動を抑制することができる。これにより、安定した画像品質に画像形成を行うことができる。
また、アジテータ74Mがトナー検知センサ72Mのセンサ検知面721Mを摺擦することにより、センサ検知面721M近傍にトナーが付着することを防止し、センサ検知面721Mのトナーが付着することに起因する誤検知を防止することができる。
また、アジテータ74Mの材料としてPETなどの可撓性の材料を用いることにより、金属などの非可撓性の材料をもちいるものに比べて、センサ検知面721Mの磨耗劣化を防止することが出来る。
また、アジテータ74Mは、攪拌回転軸73Mからアジテータ74Mの先端までの長さが、攪拌回転軸73Mからセンサ検知面721Mまでの距離よりも長いものを用いている。これにより、アジテータ74Mの先端がセンサ検知面721Mに対して食い込む状態となり、確実に摺擦することができる。さらに、アジテータ74Mの幅はセンサ検知面721Mよりも幅が広いものを用いている。これにより、センサ検知面721M全体を確実に摺擦できる。よって、センサ検知面721M近傍にトナーが付着することを確実に防止し、センサ検知面721Mのトナーが付着することに起因する誤検知をより確実に防止することができる。
また、アジテータ74Mは、センサ検知面721Mを下方から上方に向けて摺擦するするように回転している。これにより、センサ検知面721Mでは上方から飛来してくるトナーに対して、アジテータ74Mがカウンター方向でトナーを押しのけるため、摺擦直後のセンサ検知面721Mがアジテータ74Mの傘に隠れ、清掃された状態を維持することができる。なお、センサ検知面721Mを上方から下方に向けて摺擦すると、センサ検知面721Mは摺擦直後から上方から飛来してくるトナーにさらされることになるので、清掃された状態にすぐにトナーが付着してしまい、清掃効果が小さくなる。
また、アジテータ74Mの回転軸である攪拌回転軸73Mは、サブホッパ48M内を上方から下方に向かうトナーの移動方向に対して垂直な水平に設けられている。トナー補給装置40M内にトナーがない状態(例えば、マシンセットアップ時のトナー充填前)で、流動性の良いトナーがセットされると、トナーの流れ込みが発生する可能性がある。これは、意図していない量のトナーが、重力に従って装置内に一気に流れ込んでくることである。このとき、攪拌回転軸73Mおよびアジテータ74Mがトナー移動方向に対して垂直であることにより、トナー移動方向に対し平行に攪拌軸およびアジテータがある場合と比べて、トナーの移動を遮る力が作用しやすい。これにより、トナーの流れ込みを防ぐことが出来る。
また、トナーの流動性を抑制する構成として、アジテータ74Mの回転数が155[rpm]を超える時には、トナー補給動作駆動源である駆動モータ41Mを、駆動と停止を繰り返す間欠駆動で駆動する駆動制御手段を備えている。これにより、パドル開口部75Mを設けたとしても、トナーの流動性の上昇を抑制できない程度に、アジテータ74Mの回転数が上昇したとしても、停止時間の間にトナーに含まれた空気が抜けるため、アジテータ74Mの攪拌能力を抑制することができる。よって、トナー搬送コイル70Mの回転数を上げ、アジテータ74Mの回転数を上げたとしても、サブホッパ48M内のセンサ検知面721Mの位置におけるトナーの有無を正確に検知することができる。
また、トナーとして、加速凝集度が15[%]以下の流動性が高いトナーを用いることにより、安定したトナー補給を行うことができる。
また、トナー補給搬送部材としてトナー搬送コイル70Mを用いており、コイル形状は曲げに対する応力が小さいため、トナー搬送パイプ43Mが屈曲していても、トナー搬送コイル70Mは回転することが可能である。よって、トナー搬送パイプ43Mを直線形状にする必要がなくなるためレイアウトの自由度を大きくすることができ、現像装置全体の小型化を図ることができる。
また、トナー搬送コイル70Mは、サブホッパ48Mの下方に設けられ、サブホッパ48Mには上方からトナーの供給がなされるため、自重によってトナーは移動し、サブホッパ48M内にトナー搬送部材を設ける必要がない。
また、搬送回転軸71Mと攪拌回転軸73Mとは平行ではなく、搬送回転軸71Mの方がトナー搬送方向下流側が下方に傾いているので、トナーが搬送方向下流側に移動しやすく、安定したトナー補給を行うことができる。さらに、搬送回転軸71Mは搬送側かさ歯車47Mを備え、攪拌回転軸73Mは攪拌側かさ歯車46Mを備えているので、搬送回転軸71Mと攪拌回転軸73Mとが平行でなくても、駆動の伝達を行うことができる。
また、また、攪拌側かさ歯車46Mと搬送側かさ歯車47Mとは、歯数が同一であるので一方の歯車を大きくすることなく、省スペース化を図ることが出来る。さらに、攪拌側かさ歯車46Mと搬送側かさ歯車47Mとを同じ形状の部材を用いることで、部品の共通化により、更なる低コスト化を図ることが出来る。
また、DCモータにかかる負荷に応じてトナー補給動作を適正な補給制御モードに変えることで、DCモータの回転数変動に起因する補給量のばらつきを低減でき、高精度の補給動作を行うことで画像品質を維持することができる。さらに、駆動源モータ41としてDCモータを使用することで製造コストを低く抑えることができる。
また、トナー収容器であるトナーボトル32内のトナー残量に応じて、トナーの補給時間を制御することにより、トナーボトル32の回転トルクの変動に起因する、DCモータにかかる負荷の変動に応じて、トナーの補給を制御することができる。これにより、トナー残量の変動に起因するDCモータの回転数の変動によるトナー補給量のばらつきを低減することができ、高精度の補給動作を行うことで画像品質を維持することができる。
また、DCモータである駆動モータ41に流れるモータ電流値に応じてトナーの補給時間を制御することにより、DCモータにかかる負荷の変動に応じて、トナーの補給を制御することができる。これにより、DCモータにかかる負荷の変動でDCモータの回転数が変動することによるトナー補給量のばらつきを低減することができ、高精度の補給動作を行うことで画像品質を維持することができる。
また、高画像面積率の画像を連続して作像したときに、現像装置5内の現像剤のトナー濃度が低下した場合には、DCモータに対する負担が少ない、トナー濃度調節補給モードで補給制御を行うことにより、DCモータの長寿命化を図ることが出来る。さらに、トナー濃度調節補給モードでは、画像形成を停止し、現像装置内の現像剤のトナー濃度を現像に適した状態までトナーを補給した後に、画像形成を再開させるため、現像装置5へのトナーの補給量のばらつきを低減でき、高精度の補給動作を行うことで画像品質を維持することができる。
また、画像形成装置であるプリンタ100のトナー補給手段としてトナー補給装置40を備えることにより、安定したトナー補給を行うことができ、画像品質を維持することができる。
6 プロセスカートリッジ
7 露光装置
31 トナーボトルベース
32 トナーボトル
34 樹脂ケース
35 把手
36 シャッタ
37 ボトル回転ギア
38 現像剤案内溝
40 トナー補給装置
41 駆動モータ
42 ウォームギア
43 トナー搬送パイプ
44 駆動伝達ギア
45 補給駆動伝達ギア
46 攪拌側かさ歯車
47 搬送側かさ歯車
48 サブホッパ
49 ボトル駆動伝達ギア
51 現像スリーブ
54 現像剤収容部
55 現像剤搬送スクリュ
70 トナー搬送コイル
71 搬送回転軸
72 トナー検知センサ
73 攪拌回転軸
74 アジテータ
75 パドル開口部
Claims (18)
- トナーを一時的に収容するトナー収容部と、
該トナー収容部内の該トナーを回転することにより現像剤収容部に補給するトナー補給搬送部材と、
該トナー収容部内の壁面に設置され、設置された高さにおける該トナーの有無を検知するトナー検知センサと、
該トナー収容部内で回転し該トナーを攪拌するトナー攪拌部材とを有し、
該トナー攪拌部材と該トナー補給搬送部材とは共通のトナー補給動作駆動源から駆動が伝達されるトナー補給装置において、
該トナー収容部内での該トナー攪拌部材の攪拌による該トナーの流動性の上昇を抑制するトナー流動性抑制手段を有し、
上記トナー攪拌部材が平板状のパドル部材であり、
上記トナー流動性抑制手段は、該パドル部材に設けられたパドル開口部であり、
該パドル部材は、可撓性の材料からなり、上記トナー検知センサの検知面を下方から上方に向けて摺擦し、
該パドル部材の長さは該パドル部材の回転軸から該トナー検知センサの該検知面までの距離よりも長く、該パドル部材の幅は該トナー検知センサの該検知面の幅より大きい構成であり、
該パドル部材の回転軸は、上記トナー収容部内の上記トナーの移動方向に対して垂直な方向となっており、
上記トナー補給搬送部材は上記トナー収容部の下方に設けられ、該トナー収容部には上方より上記トナーの供給がなされることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1のトナー補給装置において、
上記トナー補給動作駆動源の駆動を制御する駆動制御手段は該トナー補給動作駆動源にかかる負荷に応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項2のトナー補給装置において、
上記トナー収容部に供給するトナーを収容する回転可能なトナー収容器を備え、
該トナー収容器は上記トナー補給動作駆動源から駆動が伝達されることによって回転するものであることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項3のトナー補給装置において、
上記駆動制御手段は、上記トナー収容器内のトナー残量に応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項4のトナー補給装置において、
上記駆動制御手段は、
上記トナー収容器内の上記トナー残量が所定の範囲内であれば、理論補給時間のトナー補給を行い、
該トナー収容器内の該トナー残量が該所定の範囲よりも少ない場合は、理論補給時間よりも短い時間のトナー補給を行い、
該トナー収容器内の該トナー残量が該所定の範囲よりも多い場合は、該理論補給時間よりも長い時間のトナー補給を行うことを特徴とするトナー補給装置。
但し、理論補給時間は、現像により消費される消費トナー量に対して、トナー補給装置が消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間であり、製造前の実験結果等を基に算出される。 - 請求項4または5のトナー補給装置において、
上記トナー補給動作駆動源はDCモータであることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項2または3のトナー補給装置において、
上記トナー補給動作駆動源はDCモータであり、上記駆動制御手段は、該DCモータに供給される駆動電流の大きさに応じてトナーの補給動作を制御することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項7のトナー補給装置において、
上記駆動電流の大きさが所定の範囲内であれば、理論補給時間のトナー補給を行い、
該駆動電流の大きさが該所定の範囲よりも小さい場合は、該理論補給時間よりも短い時間のトナー補給を行い、
該駆動電流の大きさが該所定の範囲よりも大きい場合は、該理論補給時間よりも長い時間のトナー補給を行うことを特徴とするトナー補給装置。
但し、理論補給時間は、現像により消費される消費トナー量に対して、トナー補給装置が消費トナー量分のトナーを補給するために要する時間であり、製造前の実験結果等を基に算出される。 - 請求項8のトナー補給装置において、
上記駆動制御手段は、上記駆動電流が上記DCモータの定格電流以上となるとトナーの補給動作を停止することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1、2、3、5、6、7、8または9のトナー補給装置において、
上記トナー補給動作駆動源の駆動を制御する駆動制御手段は、該トナー補給動作駆動源から駆動が伝達される上記トナー攪拌部材の回転数に合わせて、駆動と停止を繰り返す間欠駆動で該トナー補給動作駆動源を駆動することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項10のトナー補給装置において、
上記間欠駆動の駆動と停止とのタイミングの時間比について、駆動と停止の時間を合わせた時間に対しての駆動する時間の比が、75%以下であることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10または11のトナー補給装置において、
上記トナーの加速凝集度が15[%]以下であることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11または12のトナー補給装置において、
上記トナー補給搬送部材は回転することにより、トナーを回転軸方向に搬送するトナー搬送コイルであることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12または13のトナー補給装置において、
上記トナー補給搬送部材の回転軸である補給回転軸と、トナー攪拌部材の回転軸である攪拌回転軸とは平行でなく、該補給回転軸と該攪拌回転軸とはそれぞれかさ歯車備え、それぞれの該かさ歯車は互いにかみ合い、駆動を伝達することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項14のトナー補給装置において、
上記かさ歯車は、それぞれ歯数が同じであることを特徴とするトナー補給装置。 - 潜像担持体と、
現像剤収容部を備え、該現像剤収容部内の現像剤を用いて該潜像担持体上の潜像を現像する現像装置と、
該現像剤収容部にトナーを供給するトナー補給手段とを備えた画像形成装置において、
該トナー補給手段として、請求項1、2、3、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15のトナー補給装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16の画像形成装置において、
所定の画像面積率以上の画像を連続出力する際に、所定の枚数の画像形成する毎に現像剤収容部内のトナー濃度を検知し、該トナー濃度が所定の値よりも下回っている場合は、画像形成を停止し、上記トナー補給装置によって、通常の補給動作よりも停止時間が長い間欠の補給動作を行うことを特徴とする画像形成装置。 - トナーを一時的に収容するトナー収容部と、
該トナー収容部内の該トナーを回転することにより搬送するトナー搬送部材と、
該トナー収容部内の壁面に設置され、設置された高さにおける該トナーの有無を検知するトナー検知センサと、
該トナー収容部内で回転し該トナーを攪拌するトナー攪拌部材とを有し、
該トナー攪拌部材と該トナー搬送部材とは共通のトナー搬送動作駆動源から駆動が伝達されるトナー搬送装置において、
該トナー収容部内での該トナー攪拌部材の攪拌による該トナーの流動性の上昇を抑制するトナー流動性抑制手段を有し、
上記トナー攪拌部材が平板状のパドル部材であり、
上記トナー流動性抑制手段は、該パドル部材に設けられたパドル開口部であり、
該パドル部材は、可撓性の材料からなり、上記トナー検知センサの検知面を下方から上方に向けて摺擦し、
該パドル部材の長さは該パドル部材の回転軸から該トナー検知センサの該検知面までの距離よりも長く、該パドル部材の幅は該トナー検知センサの該検知面の幅より大きい構成であり、
該パドル部材の回転軸は、上記トナー収容部内の上記トナーの移動方向に対して垂直な方向となっており、
上記トナー搬送部材は上記トナー収容部の下方に設けられ、該トナー収容部には上方より上記トナーの供給がなされることを特徴とするトナー搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006024959A JP4926484B2 (ja) | 2005-09-15 | 2006-02-01 | トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005269285 | 2005-09-15 | ||
JP2005269285 | 2005-09-15 | ||
JP2006024959A JP4926484B2 (ja) | 2005-09-15 | 2006-02-01 | トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007108631A JP2007108631A (ja) | 2007-04-26 |
JP4926484B2 true JP4926484B2 (ja) | 2012-05-09 |
Family
ID=38034513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006024959A Active JP4926484B2 (ja) | 2005-09-15 | 2006-02-01 | トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4926484B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9052637B2 (en) | 2012-08-10 | 2015-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner supply device and image forming apparatus |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1029189C2 (nl) * | 2005-06-06 | 2006-12-14 | Oce Tech Bv | Printprocédé in combinatie met een toner geschikt voor toepassing in dit procédé. |
JP5396739B2 (ja) * | 2008-04-28 | 2014-01-22 | 株式会社リコー | 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP5470755B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2014-04-16 | 株式会社リコー | 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP5321159B2 (ja) * | 2008-07-02 | 2013-10-23 | 株式会社リコー | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 |
JP5264340B2 (ja) * | 2008-07-22 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2010102269A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Ricoh Co Ltd | 粉体搬送装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP5660447B2 (ja) | 2010-03-15 | 2015-01-28 | 株式会社リコー | トナー補給装置及びこれを備える画像形成装置 |
JP5206739B2 (ja) * | 2010-06-21 | 2013-06-12 | カシオ電子工業株式会社 | 画像形成装置 |
JP2014071298A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置および画像形成装置 |
JP5810061B2 (ja) * | 2012-10-17 | 2015-11-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2014134576A (ja) * | 2013-01-08 | 2014-07-24 | Ricoh Co Ltd | トナー補給装置及びこれを備える画像形成装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736270A (ja) * | 1993-07-19 | 1995-02-07 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP3425003B2 (ja) * | 1995-02-22 | 2003-07-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP3666970B2 (ja) * | 1996-01-16 | 2005-06-29 | キヤノン株式会社 | 現像装置 |
JPH11295975A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2001228689A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び補給装置 |
JP2001235975A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-08-31 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP4685261B2 (ja) * | 2001-03-22 | 2011-05-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2003057934A (ja) * | 2001-08-15 | 2003-02-28 | Konica Corp | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-02-01 JP JP2006024959A patent/JP4926484B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9052637B2 (en) | 2012-08-10 | 2015-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Toner supply device and image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007108631A (ja) | 2007-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4926484B2 (ja) | トナー補給装置、トナー搬送装置および画像形成装置 | |
JP5660447B2 (ja) | トナー補給装置及びこれを備える画像形成装置 | |
JP4755867B2 (ja) | 現像装置、及びこれを備えたプロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
US7512373B2 (en) | Image forming apparatus and developer supplier capable of supplying developer at increased speed | |
JP5332336B2 (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 | |
EP1840670A1 (en) | Developing apparatus | |
JP5527010B2 (ja) | 粉体搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2008276139A5 (ja) | ||
JP5509698B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP4988614B2 (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 | |
JP5686283B2 (ja) | トナー補給装置、及び画像形成装置 | |
JP4617094B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011128526A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010078669A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2010113030A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4897372B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2009168954A (ja) | 現像装置、画像形成装置 | |
JP2006201474A (ja) | 現像装置およびそれを用いた画像形成装置 | |
JP5858328B2 (ja) | トナー補給装置、及び画像形成装置 | |
JP5256937B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP4777184B2 (ja) | 中間トナー補給装置、これを備えた現像装置および画像形成装置 | |
JP2007148368A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP2006221012A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP4892374B2 (ja) | 現像剤補給装置及び画像形成装置 | |
JP4914516B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101029 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110722 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110812 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111212 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20111215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120127 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4926484 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |