JP2008287126A - 光学装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品交換時にも光学部品を効率良く、且つ、他の部品を損傷させることなく取り外すことができる光学装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置本体内に配設され、筐体フレーム6に形成された溝部7に係止される板ばね8によって折り返しミラー(光学部品)4を固定して成るレーザビームスキャナ(光学装置)において、前記筐体フレーム6に、前記溝部7に開口する工具差込穴9を形成する。又、前記板ばね8にU字状の係止爪(係止部)8aを形成し、該係止爪8aの背面側に前記工具差込穴9を形成する。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置本体内に配設され、筐体フレーム6に形成された溝部7に係止される板ばね8によって折り返しミラー(光学部品)4を固定して成るレーザビームスキャナ(光学装置)において、前記筐体フレーム6に、前記溝部7に開口する工具差込穴9を形成する。又、前記板ばね8にU字状の係止爪(係止部)8aを形成し、該係止爪8aの背面側に前記工具差込穴9を形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置に備えられる光学装置に関するものである。
電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、レーザスキャナユニット(LSU)等の光学装置から出射されたレーザビーム等が感光ドラム等の像担持体上に照射されることによって該像担持体上に静電潜像が形成される。そして、この静電潜像は、現像装置によって現像されてトナー像として顕像化され、トナー像は、転写装置によって用紙等の記録材上に転写される。その後、トナー像が転写された記録材は、定着装置に搬送され、該定着装置において加熱及び加圧されてトナー像が記録材上に永久像として定着される。
ここで、光学装置としてのレーザビームスキャナユニットの概略構成を図6に示す。
図6はレーザスキャナユニットの内部構造を示す斜視図であり、矩形ボックス状の筐体1内には、偏向走査手段としてのポリゴンミラー2、走査レンズ3、折り返しミラー4等の光学部品が収容されており、光源であるレーザダイオード5から出射されたレーザビームは、不図示のシリンドリカルレンズによって線状の光束に集光された後、回転するポリゴンミラー2によって所定の走査方向に偏向走査される。そして、ポリゴンミラー2によって偏向走査されたレーザビームは、走査レンズ3と折り返しミラー4を経て不図示の像担持体上に結像され、結像された光束は、ポリゴンミラー2の回転によって像担持体上を主走査方向に走査し、像担持体の回転によって副走査方向に走査して像担持体上に静電潜像を形成する。
ところで、光学装置においては、騒音や防塵対策の点から筐体に安易に孔を開けることを避け、走査レンズや折り返しミラー等の光学部品の固定には所謂食い切り形状を用いず、板ばねを使用し、この板ばねをねじ止め若しくは食い込み形状による摩擦力を利用して係止して固定する方法が採用されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−215097号公報
特開平11−223786号公報
しかしながら、摩擦力を利用して係止される板ばねによって光学部品を固定する構造においては、板ばねの係止を解除して光学部品を取り外す場合、板ばねの係止部にドライバ等の工具を直接差し込むことができるスペースを確保することができる場合は板ばねの係止を容易に解除することができるが、板ばねの係止部が隠れてしまう場合には、工具を差し込んで板ばねの係止を解除することは困難であるという問題があった。このため、光学部品の取り外しが困難となり、光学部品を廃棄するときも、組み立て時の組立不良や部品不良のために光学部品を交換するときにも工数が増大したり、最悪の場合には光学装置全体が不良品となってしまうという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、廃棄時のみならず、部品交換時にも光学部品を効率良く、且つ、他の部品を損傷させることなく取り外すことができる光学装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、画像形成装置本体内に配設され、筐体フレームに形成された溝部に係止される板ばねによって光学部品を固定して成る光学装置において、前記筐体フレームに、前記溝部に開口する工具差込穴を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記板ばねにU字状の係止部を形成し、該係止部の背面側に前記工具差込穴を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、筐体フレームの溝部に係止された板ばねによって固定された光学部品を取り外す場合には、筐体フレームの溝部に開口する工具差込穴にマイナスドライバ等の工具を差し込み、この工具を用いてこの原理で板ばねに力を加えて該板ばねを塑性変形させれば、板ばねの係止を容易に解除することができ、廃棄時のみならず、部品交換時にも光学部品を効率良く、且つ、他の部品を損傷させることなく取り外すことができる。
以下に本発明の実施形態を添付図面を基づいて説明する。
図1は本発明に係る光学装置の折り返しミラーの固定部構造を示す部分斜視図、図2は図1のA部拡大詳細図、図3は図2のB−B線断面図、図4は板ばねの斜視図、図5(a)〜(c)は折り返しミラーの取り外し要領をその工程順に示す部分断面図である。
図1及び図2に示すように、光学装置であるレーザビームスキャナの筐体1内に配設された光学部品の1つである折り返しミラー4の左右両端(図1及び図2には一端のみ図示)は筐体フレーム6の溝部7に係止された板ばね8によって固定されている。
上記板ばね8は、板金を図4に示すように屈曲成形して構成され、U字状に折り曲げられた左右一対の係止爪8aと、両係止爪8aの間から長く延びるU字状の固定部8b及び直角に折り曲げられたストッパ部8cを有しており、固定部8bには半球状の突起8dが折り返しミラー4側(下方)に向かって突設されている。
而して、上記板ばね8は、図3及び図5(a)に示すように、その一対の係止爪8aを筐体フレーム6に形成された溝部7に上方から嵌め込み、ストッパ部8cが筐体フレーム6の上面に当接するまで押し込むことによって係止爪8aが溝部7に内面に食い込み、該係止爪8aと溝部7の内面に作用する摩擦力によって溝部7に係止されて上方への抜けが防がれる。
他方、折り返しミラー4は、図3に示すように、その幅方向両端(図3には一端のみ図示)が筐体フレーム6によって受けられ、その上面が本体フレーム6の溝部7に係止された板ばね8によって押圧されて固定されている。即ち、板ばね8の固定部8bの突起8dが折り返しミラー4の上面に当接しており、折り返しミラー4は、その幅方法両端の上面が板ばね8の固定部8bによって押圧されることによって筐体フレーム6との間で挟持されて固定されている。
ところで、本実施の形態では、図1〜図3に示すように、筐体フレーム6の溝部7が形成された部位の幅方向両端であって、溝部7に係止された板ばね8の係止爪8aの背面側には、溝部7に開口する断面矩形の工具差込穴9が形成されている。
而して、筐体フレーム6の溝部7に係止された板ばね8によって固定された折り返しミラー4を取り外す場合には、図5(b)に示すように、工具10を工具差込穴9の端部(図示のP点)を起点として矢印a方向に回せば、てこの原理によって工具10の先端から板ばね8に大きな力Fが作用し、この大きな力Fによって板ばね8の係止爪8aは溝部7の内壁に押し付けられて塑性変形する。その後、工具10を工具差込穴9から抜くと、図5(c)に示すように、板ばね8の係止爪8aの溝部7への係止が解除され、該係止爪8aと溝部7の内壁との間には図示の隙間δが形成され、該板ばね8の固定部8bによる折り返しミラー9への押圧も解除される。従って、板ばね8をそのまま上方(図5(c)の矢印b方向に引き上げてこれを溝部7から容易に取り除くことができ、廃棄時のみならず、部品交換時にも折り返しミラー4を効率良く、且つ、他の部品を損傷させることなく取り外すことができる。
尚、以上は特に折り返しミラーを固定する板ばねの取り外し構造に対して本発明を適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の光学部品を固定する板ばねの取り外し構造に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 筐体
2 ポリゴンミラー
3 走査レンズ
4 折り返しミラー(光学部品)
5 レーザダイオード
6 筐体フレーム
7 筐体フレームの溝部
8 板ばね
8a 板ばねの係止爪(係止部)
8b 板ばねの固定部
8c 板ばねストッパ部
8d 板ばねの突起
9 工具差込穴
10 工具
2 ポリゴンミラー
3 走査レンズ
4 折り返しミラー(光学部品)
5 レーザダイオード
6 筐体フレーム
7 筐体フレームの溝部
8 板ばね
8a 板ばねの係止爪(係止部)
8b 板ばねの固定部
8c 板ばねストッパ部
8d 板ばねの突起
9 工具差込穴
10 工具
Claims (2)
- 画像形成装置本体内に配設され、筐体フレームに形成された溝部に係止される板ばねによって光学部品を固定して成る光学装置において、
前記筐体フレームに、前記溝部に開口する工具差込穴を形成したことを特徴とする光学装置。 - 前記板ばねにU字状の係止部を形成し、該係止部の背面側に前記工具差込穴を形成したことを特徴とする請求項1記載の光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007133677A JP2008287126A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007133677A JP2008287126A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 光学装置 |
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JP2008287126A true JP2008287126A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40146877
Family Applications (1)
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JP2007133677A Pending JP2008287126A (ja) | 2007-05-21 | 2007-05-21 | 光学装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010237537A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Canon Inc | 光学走査装置 |
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-
2007
- 2007-05-21 JP JP2007133677A patent/JP2008287126A/ja active Pending
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