JP2003295025A - レンズ鏡胴及びレンズ鏡胴の組立方法 - Google Patents

レンズ鏡胴及びレンズ鏡胴の組立方法

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JP2003295025A
JP2003295025A JP2002095447A JP2002095447A JP2003295025A JP 2003295025 A JP2003295025 A JP 2003295025A JP 2002095447 A JP2002095447 A JP 2002095447A JP 2002095447 A JP2002095447 A JP 2002095447A JP 2003295025 A JP2003295025 A JP 2003295025A
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lens barrel
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barrel
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Yuichi Kawanabe
裕一 川鍋
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リング状のばね部材と筒体の内周面に形成され
たフランジ部との間で調整部材を保持するとともに、ば
ね部材に形成された複数のばね片を、筒体に形成された
係合部に係合させることによって、ばね部材とフランジ
部との間で調整部材を挟圧保持することにより、筒体に
対する調整部材の取り付け、取り外しが容易なレンズ鏡
胴を提供する。 【解決手段】レンズ枠60を調整リング62に対して回
動させて、レンズ枠60をねじ63の作用により光軸方
向に前後移動させて他のレンズとの間隔を調整する。次
に、位置調整リング62を光軸を中心に60°刻みで回
動させて、第1のレンズ11を光軸と直交する面内で移
動させ、最適な位置を選択する。そして、最適な位置で
調整リング62をフランジ74に接着固定した後、ばね
部材64を取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズを筒体に対
して光軸方向及び該方向に直交する方向に移動させて光
軸調整可能な構造のレンズ鏡胴及びレンズ鏡胴の組立方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレンズ鏡胴は、レンズを
保持したレンズ枠が調整リングに螺合されるとともに、
この調整リングが筒体に取り付けられている。調整リン
グと筒体との取付構造は、バヨネット式の構造が適用さ
れている。すなわち、調整リングの外周部に等間隔で形
成された例えば3枚の爪を、筒体に形成された3カ所の
溝の切欠き部に落とし込むとともに、調整リングを回動
させて3枚の爪を3カ所の溝に嵌合させる。また、これ
らの爪と溝との間には、板ばねが介在されており、この
板ばねの付勢力によって爪が溝に押圧されることによ
り、調整リングが筒体に取り付けられる。
【0003】この後に実施される光軸調整作業は、ま
ず、レンズ枠を調整リングに対して回動させて、レンズ
枠をねじの作用により光軸方向に前後移動させる。これ
によって、レンズ枠と他のレンズとの間隔が調整され
る。次に、前記バヨネットの爪と溝との嵌合位置を変え
て、すなわち、光軸を中心に調整リングを120°刻み
で回動させることによりレンズを光軸と直交する面内で
移動させ、最適な位置を選択する。そして、最適な位置
で前記バヨネット嵌合部に接着剤を塗布し、調整リング
を筒体に接着する。以上が、筒体に対して行われるレン
ズの光軸調整作業である。なお、レンズはプラスチック
の成形品でレンズの外周部の形状、厚さが微小ではある
がばらついているため、上記方法によって、レンズを光
軸を中心に回動させて最適位置を見つける必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレンズ鏡胴は、バヨネット式の取付構造が採用され
るとともにそのバヨネット部分に板ばねが介在されてい
るので、筒体に対する調整リングの取り付け、取り外し
に手間がかかるという問題があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、バヨネット式の取付構造を採用することな
く、筒体に対する調整部材の取り付け、取り外しが容易
なレンズ鏡胴及びレンズ鏡胴の組立方法を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、レンズを保持したレンズ枠がリング状の
調整部材に螺合されるとともに該調整部材が筒体に取り
付けられ、前記レンズ枠を調整部材に対して回動させて
レンズ枠を光軸方向に移動させ、かつ、前記調整部材を
前記筒体に対し光軸を中心に回動させてレンズ枠を光軸
に直交する面内で移動させることにより光軸調整可能な
レンズ鏡胴において、リング状のばね部材によって前記
調整部材が、前記筒体の内周面に形成されたフランジ部
に押し付けられるとともに、前記ばね部材に形成された
複数のばね片が、前記筒体に形成された係合部に係合さ
れることにより、ばね部材とフランジ部とによって調整
部材が挟圧保持されていることを特徴とする。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、レンズを保持したレンズ枠がリング状の調整部材に
螺合されるとともに該調整部材が筒体に取り付けられ、
前記レンズ枠を調整部材に対して回動させてレンズ枠を
光軸方向に移動させ、かつ、前記調整部材を前記筒体に
対し光軸を中心に回動させてレンズ枠を光軸に直交する
面内で移動させることにより光軸調整可能なレンズ鏡胴
の組立方法において、リング状のばね部材によって前記
調整部材を、前記筒体の内周面に形成されたフランジ部
に押し付けるとともに、前記ばね部材に形成された複数
のばね片を、前記筒体に形成された係合部に係合させ
て、ばね部材とフランジ部とによって調整部材を挟圧保
持し、前記調整部材を前記フランジ部に接着固定した
後、前記ばね部材を前記筒体から取り外すことを特徴と
している。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、ばね部材
に形成された複数のばね片を、筒体に形成された係合部
に係合させることによって、ばね部材の付勢力により調
整部材を、ばね部材とフランジ部とによって挟圧保持す
る。したがって、筒体に対するばね部材の係合及び係合
解除を、筒体の外部から操作できるので、筒体に対する
調整部材の取り付け、取り外しが容易になる。
【0009】また、請求項2に記載の発明によれば、調
整部材をフランジ部に接着固定した後、ばね部材を筒体
から取り外すので、ばね部材を繰り返し使用することが
でき、ばね部材を調整リングの取付用治具として使用で
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るレンズ鏡胴及びレンズ鏡胴の組立方法の好ましい実
施の形態について詳説する。
【0011】図1は、実施の形態に係るレンズ鏡胴が適
用されるデジタルカメラの斜視図である。同図に示すデ
ジタルカメラ1は、カメラ本体が矩形の箱型に形成さ
れ、正面部にはレンズ鏡胴2、ファインダ窓3、ストロ
ボ調光センサ4、セルフタイマーランプ5などが配設さ
れている。また、カメラ本体の上面部には、ポップアッ
プ式のストロボ6、レリーズスイッチ7などが配設さ
れ、その背面部には、図示しないファインダ接眼部や液
晶表示パネル、操作キーなどが配設されている。レンズ
鏡胴2は、沈胴繰り出し式のレンズ鏡胴であり、使用時
にはカメラ本体から繰り出され、カメラ本体の正面部か
ら突出する。
【0012】図2はレンズ鏡胴2の組立斜視図であり、
図3〜図5はレンズ鏡胴2の断面図である。図3は沈胴
状態のレンズ鏡胴2を示しており、図4はテレ位置のレ
ンズ鏡胴2を示し、図5はワイド位置のレンズ鏡胴2を
それぞれ示している。
【0013】図2〜図5の如くレンズ鏡胴2は、第1の
レンズ(請求項1に記載のレンズに相当)11、第2の
レンズ12、第1のレンズ筒(請求項1に記載の筒体に
相当)13、第2のレンズ筒14、移動筒15、固定筒
16及び回転筒17で構成されている。
【0014】固定筒16と回転筒17とは、図6に示す
ように固定筒16の周囲に形成された溝40に、回転筒
17に形成された3枚の爪42、44、46を係合させ
ることにより、回転筒17が固定筒16に光軸20方向
のガタが規制された状態で回転自在に支持される。固定
筒16の溝40は、固定筒16の端部に形成されたフラ
ンジ48と凸条部50との間に形成され、凸条部50に
は3カ所の切欠き部52、54、56が形成され、これ
らの切欠き部52、54、56を介して3枚の爪42、
44、46が溝40に係合される。
【0015】また、回転筒17は、外周面にギヤ部18
が形成され、このギヤ部18にズームモータ19の駆動
が伝達され、これによって、回転筒17は固定筒16の
外周に接しながら回動される。
【0016】レンズ鏡胴2は、回転筒17が『初期位
置』から『中間位置』までの『収納回転域』で回動する
ことで、その状態が図3に示す沈胴位置から図4に示す
テレ位置に変更される。また、回転筒17が、『中間位
置』から『終端位置』までの『変倍回転域』で回動する
ことで、図4に示すテレ位置から図5に示すワイド位置
に変更される。
【0017】回転筒17の内周面には、第2のレンズ筒
14を光軸20の方向に移動させるための第2のレンズ
用カム溝21と、移動筒15を光軸20の方向にガイド
するための移動筒用直進ガイド溝22とが形成されてい
る。この第2のレンズ用カム溝21と移動筒用直進ガイ
ド溝22とは、それぞれ光軸20の回りの3等分位置に
形成されている。
【0018】固定筒16は、その周面に第2のレンズ筒
14を光軸20の方向に直進的にガイドするための第2
のレンズ用直進ガイド溝23と、移動筒15を光軸20
の方向に移動させるための移動筒用カム溝24とが形成
されている。第2のレンズ用直進ガイド溝23と移動筒
用カム溝24とは、それぞれ光軸20の回りの3等分位
置に形成されている。
【0019】移動筒15は、外周面に移動筒用カムピン
25が設けられている。この移動筒用カムピン25は、
光軸20の回りの3等分位置に設けられ、固定筒16に
形成された移動筒用カム溝24と、回転筒17に形成さ
れた移動筒用直進ガイド溝22とに係合されている。こ
の移動筒用カム溝24と移動筒用直進ガイド溝22との
作用によって、回転筒17が回転すると、移動筒15が
固定筒16に対して回転しながら光軸20の方向に移動
する。
【0020】移動筒15の内周面には、第1のレンズ筒
13を光軸20の方向に移動させるための第1のレンズ
用カム溝26が形成されている。第1のレンズ用カム溝
26は、光軸20の回りの3等分位置に設けられてい
る。
【0021】第1のレンズ筒13は、その内周面に直進
ガイド溝27が形成される。直進ガイド溝27は、光軸
20と平行に形成され、第2のレンズ筒14に形成され
た直進ガイド突起30が係合されている。
【0022】第1のレンズ筒13の外周面には、第1の
レンズ用カムピン28が設けられる。第1のレンズ用カ
ムピン28は、光軸20の回りの所定の位置に設けら
れ、移動筒15の内周面に形成された第1のレンズ用カ
ム溝26に係合されている。第1のレンズ用カム溝26
と、第2のレンズ筒14の直進ガイド突起30による直
進ガイドの作用とによって、移動筒15が回転すると、
第1のレンズ筒13が移動筒15に対して光軸20の方
向に直進的に移動する。
【0023】第2のレンズ筒14は、その外周面に第2
のレンズ用カムピン29が設けられている。第2レンズ
用カムピン29は、光軸20の回りの所定の位置に設け
られ、第2のレンズ用カム溝21と第2のレンズ用直進
ガイド溝23とに係合されている。第2のレンズ用カム
溝21と第2のレンズ用直進ガイド溝23との作用によ
って、回転筒17が回転すると、第2のレンズ筒14が
固定筒16に対して光軸20の方向に直進的に移動す
る。
【0024】また、第2のレンズ筒14には、固定筒1
6との間に一対のばね37、37が掛けられている。ば
ね37は、光軸20の回りの所定の位置に設けられ、第
2のレンズ筒14を結像面側に向けて付勢する。
【0025】さらに、第2のレンズ筒14の前端部に
は、一対のアーム38、38が第2のレンズ筒14回り
の不等分位置に一体的に形成される。アーム38は、第
2のレンズ筒14の前端から細幅で光軸方向に平行に延
びた形状であり、その前端部外周には、ガイド部材であ
る直進ガイド突起30が一体的に形成されている。
【0026】直進ガイド突起30は、第1のレンズ筒1
3の内周面に形成された直進ガイド溝27に係合され
る。直進ガイド突起30と直進ガイド溝27との作用に
よって、第1のレンズ筒13が第2のレンズ筒14に対
して光軸方向に直進的にガイドされる。
【0027】第1のレンズ筒13には図3〜図5に示す
ように、第1のレンズ11がCCD(不図示)の光軸2
0と光軸合わせされた状態で取り付けられている。
【0028】第1のレンズ11は、図7の第1のレンズ
筒13の正面図、及び図8の第1のレンズ筒13の断面
図に示すように、レンズ枠60に保持されている。レン
ズ枠60は、調整リング(請求項1に記載の調整部材に
相当)62の内周面にねじ部63を介して螺合連結され
ている。また、調整リング62は、図8上で第1のレン
ズ筒13の左側方から取り付けられるリング状のばね部
材64によって第1のレンズ筒13に取り付けられる。
なお、図3〜図5では、第1のレンズ筒13の構造を簡
略して示しているため、レンズ枠60及び調整リング6
2が省略されている。
【0029】図9の如く調整リング62の外周部には、
図10、図11に示すばね部材64の外周部に突設され
た一対のばね片66、66に係合される切欠き部68、
68…が図9の如く等間隔で6カ所形成されている。ま
た、調整リング62には、調整リング62を第1のレン
ズ筒13に対して回動させるための不図示の治具が挿入
されるスリット70、70…及び孔72が所定の位置に
形成されている。
【0030】図10のばね部材64に形成されたばね片
66、66は、ばね部材64の外周において対向する位
置(180°間隔)に形成されるとともに、図11の如
くばね部材64の外周部から外方に所定角度傾斜して形
成されている。更に、ばね片66の先端は、外側に折り
返されてフック部67として形成されている。このフッ
ク部67が、図8に示した第1のレンズ筒13の内周面
に形成されたフランジ74の切欠き部76に係合され
る。これによって、調整リング62は、ばね部材64と
フランジ74との間で、ばね部材64の付勢力により挟
圧保持される。
【0031】次に、前記の如く構成された第1のレンズ
筒13に対する第1のレンズ11の光軸調整作業につい
て説明する。
【0032】まず、第1のレンズ11を保持したレンズ
枠60を調整リング62に螺合する。次に、調整リング
62を第1のレンズ筒13のフランジ74の内側に挿入
するとともに、調整リング62の6カ所の切欠き部6
8、68…のうち、任意に選択した2カ所の切欠き部6
8、68を、フランジ74の切欠き部76、76に合わ
せる。次いで、図8の第1のレンズ筒13の左側方か
ら、ばね部材64のばね片66、66を切欠き部68、
68及び切欠き部76、76を介して挿入し、ばね片6
6、66のフック部67、67をフランジ74に係止す
る。これにより、第1のレンズ11が第1のレンズ筒1
3にワンタッチで取り付けられる。
【0033】そして、この後に実施される光軸調整作業
は、まず、レンズ枠60を調整リング62に対して回動
させて、レンズ枠60をねじ63の作用により光軸20
方向に前後移動させて他のレンズとの間隔を調整する。
【0034】次に、この状態で第1のレンズ11の光軸
とCCDの光軸20とが合っているか否か確認し、合っ
ていない場合には、ばね部材64をフランジ74から取
り外す。その取外作業は、図8に示したフランジ74の
切欠き部76とばね片66との間に、第1のレンズ筒1
3の左側方からドライバ等の取外用治具を挿入し、ばね
片66をフランジ74との係合解除方向に曲げる。これ
により、ばね部材64をフランジ74から容易に取り外
すことができる。
【0035】次いで、調整リング62の切欠き部68、
68…が60°間隔で形成されている関係により、位置
調整リング62を光軸を中心に60°刻みで回動させ
て、第1のレンズ11を光軸と直交する面内で移動さ
せ、最適な位置を選択する。そして、最適な位置で調整
リング62をフランジ74に接着剤によって接着する。
以上で、第1のレンズ筒13に対する第1のレンズ11
の光軸調整作業が終了する。
【0036】このように、実施の形態のレンズ鏡胴2に
よれば、第1のレンズ筒13に対するばね部材64の係
合及び係合解除を、第1のレンズ筒13の図8上で左側
方から実施できるので、第1のレンズ筒13に対する調
整リング62の取り付け、取り外しが容易になる。
【0037】なお、図12に示したばね部材80の変形
例に示すように、ばね部材80に形成されるばね片82
は3本でもよい。
【0038】また、実施の形態の取付構造によれば、調
整リング62と第1のレンズ筒13のフランジ74とを
接着固定した後、不要になったばね部材64をその取付
位置から外すことができる。取り外したばね部材64を
繰り返し使用することによって、ばね部材64を調整リ
ング62の取付用治具として使用できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るレンズ
鏡胴によれば、ばね部材に形成された複数のばね片を、
筒体に形成された係合部に係合させることによって、ば
ね部材とフランジ部とによって調整部材を挟圧保持する
構造を採用したので、筒体に対する調整部材の取り付
け、取り外しが容易になる。
【0040】また、本発明に係るレンズ鏡胴の組立方法
によれば、調整部材をフランジ部に接着固定した後、ば
ね部材を筒体から取り外すので、ばね部材を繰り返し使
用することができ、ばね部材を調整リングの取付用治具
として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの外観構成を示す斜視図
【図2】レンズ鏡胴の組立斜視図
【図3】沈胴位置の状態のレンズ鏡胴を示した断面図
【図4】テレ位置の状態のレンズ鏡胴を示した断面図
【図5】ワイド位置の状態のレンズ鏡胴を示した断面図
【図6】固定筒と回転筒の組立斜視図
【図7】図2に示したレンズ鏡胴の第1のレンズ筒の正
面図
【図8】図7に示した第1のレンズ筒の断面図
【図9】第1のレンズ筒に取り付けられる調整リングの
平面図
【図10】第1のレンズ筒に取り付けられるばね部材の
平面図
【図11】図10に示したばね部材の断面図
【図12】ばね部材の変形例を示す斜視図
【符号の説明】
1…デジタルカメラ、2…レンズ鏡胴、11…第1のレ
ンズ、12…第2のレンズ、13…第1のレンズ筒、1
4…第2のレンズ筒、15…移動筒、16…固定筒、1
7…回転筒、20…光軸、27…直進ガイド溝、30…
直進ガイド突起、40…溝、42、44、46…爪、5
2、54、56…切欠き部、60…レンズ枠、62…調
整リング、64…ばね部材、66…ばね片、68…切欠
き部、74…フランジ、76…切欠き部、80…ばね部
材、82…ばね片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを保持したレンズ枠がリング状の
    調整部材に螺合されるとともに該調整部材が筒体に取り
    付けられ、前記レンズ枠を調整部材に対して回動させて
    レンズ枠を光軸方向に移動させ、かつ、前記調整部材を
    前記筒体に対し光軸を中心に回動させてレンズ枠を光軸
    に直交する面内で移動させることにより光軸調整可能な
    レンズ鏡胴において、 リング状のばね部材によって前記調整部材が、前記筒体
    の内周面に形成されたフランジ部に押し付けられるとと
    もに、前記ばね部材に形成された複数のばね片が、前記
    筒体に形成された係合部に係合されることにより、ばね
    部材とフランジ部とによって調整部材が挟圧保持されて
    いることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 【請求項2】 レンズを保持したレンズ枠がリング状の
    調整部材に螺合されるとともに該調整部材が筒体に取り
    付けられ、前記レンズ枠を調整部材に対して回動させて
    レンズ枠を光軸方向に移動させ、かつ、前記調整部材を
    前記筒体に対し光軸を中心に回動させてレンズ枠を光軸
    に直交する面内で移動させることにより光軸調整可能な
    レンズ鏡胴の組立方法において、 リング状のばね部材によって前記調整部材を、前記筒体
    の内周面に形成されたフランジ部に押し付けるととも
    に、前記ばね部材に形成された複数のばね片を、前記筒
    体に形成された係合部に係合させて、ばね部材とフラン
    ジ部とによって調整部材を挟圧保持し、 前記調整部材を前記フランジ部に接着固定した後、前記
    ばね部材を前記筒体から取り外すことを特徴とするレン
    ズ鏡胴の組立方法。
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