JP2008283623A - デジタル複合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 デジタル複合機において「ある初期動作機能決定手法によって先に利用可能となる機能」と「使用者の使用したい機能」の不一致を低減する。
【解決手段】 プログラムを機能毎に分割する構成のデジタル複合機であって、電源起動後に使用者によって最初に使用された機能とシステムによって最初に利用可能となった機能の不一致履歴を保持する手段を備え、前記保持された不一致履歴を参照して適切な初期動作機能決定手法に変更する手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はプログラムを機能毎に分割するデジタル複合機において、電源起動時の立ち上げ方法に関するものである。
現在、デジタル複合機のような画像処理装置は、高性能・多機能化に伴いプログラム容量は増大している。よってハードディスクのような不揮発性大容量記憶装置に格納してあるプログラムをRAMなどの高速メモリへ展開するといった時間は長くなる一方である。これは起動時にシステムプログラムをハードディスクからRAMへ展開するときにも同じことが言える。そこでプログラムを分割し、順にロードすることによって起動時などに特定機能を優先して利用可能とする技術としてスプリットプログラム構成をデジタル複合機に盛り込むことが提案されている。
このようなプログラムを分割することでロード時間を短縮するといった技術はさまざまなシステムにおいて広く用いられてきた。(たとえば、特許文献1参照)
初期プログラムを5つのブロックに分割し、順次繰り返し送信することでシステム制御部が複数台のワークステーションに対して行う初期プログラムのロード時間を短縮させ、システム効率を向上させる。
特開平5-324342号公報
つまり上述した技術により、ある特定機能を電源起動時にすばやく立ち上げることができ、使用者は以前よりも早く特定機能を使用することができるようになる。しかしながら、先に利用可能となった機能と使用者が使用したい機能が一致しなければ、これは意味のないものになってしまう。つまり、プログラムを機能毎に分割するデジタル複合機おいて、これら機能をできるだけ一致させなければならないという課題がある。
上述した課題を解決するために、本発明は、
プログラムを機能毎に分割する構成のデジタル複合機であって、電源起動後に使用者によって最初に使用された機能とシステムによって最初に利用可能となった機能の不一致履歴を保持する手段を備え、前記保持された不一致履歴を参照して適切な初期動作機能決定手法に変更する手段を有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によって、デジタル複合機において「ある初期動作機能決定手法によって先に利用可能となる機能」と「使用者の使用したい機能」の不一致を低減でき、ユーザビリティが向上する。
(実施例1)
以下添付図面を参照して、本発明に係る好適な実施例を詳細に説明する。
<画像形成システム構成>
図1は、本発明のデジタル複合機で構成するシステムの構成の一例を示す。
図中の304はインターネット通信網である。303はファイアーウォールであり、これにより下に図示したLAN40内部と外部通信網(インターネット304)とを接続し、セキュリティー管理などを行う。302はLAN40で接続された10・20・21・301の各機器管理サーバーである。301はファイルサーバであり、LANで接続された複数のユーザーがデータを共有することができる。
10はデジタル複合機であり、主に画像の入出力機能を有する。このデジタル複合機10において、180はユーザーが各種の操作を行うための操作部、140は操作部180やホストPC21、22からの指示にしたがって画像を読み取るためのイメージスキャナ、120はホストPC21、22やファイルサーバ301からのデータを用紙に印刷するプリンタである。100はコントローラユニットであり、操作部180やホストPC21、22からの指示に基づいてスキャナ140、プリンター120に対する画像データの入出力の制御を行う。例えば、スキャナ140が取り込んだ画像データをコントローラ内部のメモリに蓄積したり、ホストPC21、22に出力したり、あるいはプリンター120で印刷するなどの制御を行う。
また、デジタル複合機10は省電力モード及び、電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、デジタル複合機が持っているコピー・FAX・SEND・プリンタ等複数の機能のうちのある機能を優先的に立ち上げる手段を有する。
<コントローラユニット>
図2は、本発明のデジタル複合機の構成及びコントローラユニットの構成を示す図である。
コントローラユニット100は画像入力デバイスであるスキャナ140や画像出力デバイスであるプリンタ120と接続し、一方ではLAN40や公衆回線(WAN)60接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う為のコントローラである。
CPU1100はシステム全体を制御するコントローラである。RAM1110はCPU1100が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM1120はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD1130はハードディスクドライブで、システムソフトウェア(bootable)、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。システムソフトウェア(bootable)は、コピー・FAX・SEND・SCAN・操作部(UI)表示等の機能を実現するためのプログラムであり、RAM1110上に展開されて動作する。ソフトウェアカウンタ値は用紙サイズ別カウンタ領域とデータ処理容量別カウンタ領域が設定されており、画像出力枚数やCPU1100が処理したデータ容量に基づき予め設定した任意の基準容量値を基準に算出してカウントアップが行われる。カウンタ値はHDD1130に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しないEEPROM等にその記憶領域を持ってもよい。LANC1200はLAN40に接続し、出力用画像データの入出力や機器制御にかかわる情報の入出力を行う。また操作部180における入力操作によってネットワーク上のホストPC20や図示しない出力用画像データ管理装置から操作部180による入力操作に応じた出力用画像データを受信して画像出力を行う。ローカルI/F1210はUSBやセントロ等のローカルI/Fであり、ケーブル50にてホストPC30や図示しないプリンタと接続し、データの入出力を行う。Modem1220は公衆回線60に接続し、データの入出力を行う。カードリーダI/F1230は、ICカード等の認証カード70からデータの読み出し可能な外部I/Fである。プリンタI/F1300は、プリンタ120と接続し、プリンタ120のCPUとそれぞれ通信を行う。また、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナI/F1400は、スキャナ140と接続し、スキャナ140のCPUとそれぞれ通信を行う。また、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。操作部I/F1500は操作ユニット(UI)180とのインターフェース部で、操作ユニット180に表示する画像データを操作ユニット180に対して出力する。また、操作ユニット180から本システム使用者が入力した情報を、CPU1100に伝える役割をする。
優先機能選択情報保持部1600は、デジタル複写機の電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、デジタル複合機が持っているコピー・FAX・SEND・プリンタ機能のうち、どの機能を優先的に立ち上げるかを示す情報を保持する。
初期動作機能決定手法情報保持部1610は、電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時にどの機能を優先的に立ち上げるべきかを決定するためのいくつかのアルゴリズムのプログラム情報を保持している。このプログラムにより決定した優先的に立ち上がるべき初期動作機能の情報が上述した優先機能選択情報保持部 1600に格納される。また、初期動作機能決定手法選択情報保持部1620は、初期動作機能決定手法プログラムの起動時に、どの初期動作機能決定手法を起動すべきかを示す情報を保持する。
不一致履歴情報保持部1630は、電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、「先に利用可能となった機能」と「使用者が使用した機能」の連続不一致回数の履歴情報を保持している。
<スプリットプログラム構成>
図3は高速立ち上げを可能にするためのスプリットプログラムを使用する場合のbootableの構成を示す。ここでは、デジタル複合機10がコピー・FAX・SCAN・プリンタ機能を有する場合のbootableがHDD1130に格納されている一例を図示する。
1131・1132・1133・1134・1135はそれぞれコピー機能・FAX機能・SCAN機能・プリンタ機能・UI表示機能を実行するプログラム及びデータである(本実施例では、コピー機能を実行するためのプログラム及びデータをコピーbootableと呼ぶ。その他の機能についても同様の呼び名とする。FAX機能を実行するプログラムであればFAX bootableと呼ぶ)。
デジタル複合機10の電源がONされて立ち上がる場合には、ROM1120からブートプログラムを読み出し、次にHDD1130からそれぞれの機能のbootableをRAM1110に展開(ダウンロード)する事で、CPU1100は各機能を実行可能にする事ができる。
また、機能を実行可能にする際に1135のUI表示機能のbootableを読み出し実行することで、ロード済みの機能を優先的に利用することができる。
<スプリットプログラム展開>
図4は、図3と同様の構成のデジタル複合機10において、スプリットプログラム構成のbootableをCPU1100がRAM1110のワークメモリ領域にダウンロードする場合のRAM1110へのbootableダウンロード状態を示す。
ここでは、コピー機能を優先して立ち上げた場合の一例を図示する。
図4(a)はデジタル複写機10の電源がONされて、HDD1130からそれぞれの機能のbootableをRAM1110にダウンロードされる前の状態を示す図である。
図4(b)はHDD1130からコピーbootableがRAM1110にダウンロードされた状態を示す図である。この状態の時、コピー機能bootableは既にメインメモリであるRAMに展開済みなので、コピー機能のみは他の機能が使用できなくても実行が可能である。また、このときUI表示機能もRAM1110に展開することで使用者にその機能を利用可能とさせることができる。
図4(c)は、コピー機能の後にFAX機能を優先的に立ち上げられ、HDD1130からコピーbootableの次にFAX bootableがRAM1110にダウンロードされた状態を示す図である。この状態の時、コピー機能bootable及びFAX機能bootableは既にメインメモリであるRAMに展開済みなので、コピー機能・FAX機能のみは他の機能が使用できなくても実行が可能である。
図4(d)は、デジタル複写機10の持つ全機能のbootableを、HDD1130からRAM1110にダウンロードされた状態を示す図である。この状態の時、デジタル複合機10の持つ全ての機能の実行が可能である。
<初期動作機能決定手法情報保持部>
図5は、初期動作機能決定手法情報保持部1610のプログラム内容の好適な一例を示す図である。ここでは例として管理番号0から3で管理される4つの手法のプログラムが保持されているとしている。それぞれについて、手法名はその初期動作機能決定手法の名称、内容はその初期動作機能決定手法のアルゴリズムの簡単な説明、機能変更タイミングはその初期動作機能決定手法が優先機能選択情報保持部1600を書き換え優先的に立ち上げる機能を替えるタイミング、終了タイミングはそのプログラムの実行終了タイミングを示している。
またこの管理番号は初期動作機能決定手法選択情報保持部1620に1つ格納され、システムが初期動作機能決定手法のプログラムを起動するときに、どのプログラムを起動すべきかを示すために参照される。
<不一致履歴情報保持部>
図6は、不一致履歴情報保持部1630の動作の一例を示す図である。ここでは不一致履歴情報として「起動後、最初に使用された機能と先に利用可能となった機能の連続不一致回数のカウント」を保持している。またその動作内容は図に示したとおり、最初に使用された機能と先に利用可能となった機能が不一致だったときのみカウントはインクリメントされ、+1加算される。また、最初に使用された機能と先に利用可能となった機能が一致したときは、カウントはリセットされ0になる。この他に初期動作機能決定手法が再設定されたときにもカウントはリセットされる。
またこれらの動作タイミングは後述する図9のフローチャート内のステップS108、S111、S113に該当している。
<操作部>
図7は操作ユニット180の構成の一例を示す。液晶操作パネル181は、液晶にタッチパネルを組み合わせたものであり、システムの操作画面を表示するとともに表示してあるキーを押すとその情報をコントローラに伝える。スタートキー182は原稿画像の読み取り動作を開始するときや、その他機能の開始指示に用いられる。スタートキーには、緑色と赤色の2色のLEDがあり、緑色点灯時には開始可能を示し、赤色点灯時には開始不可であることを示す。ストップキー183は稼動中の動作を止める働きをする。ハードキー群184には、テンキー、クリアキー、リセットキー、ガイドキー、ユーザーモードキーが設けられている。
<初期動作機能決定手法選択時の液晶操作パネル表示>
図8は初期動作機能決定手法を使用者が液晶操作パネル181上から選択するときの好適な一例である。これは後述する図9のフローチャート内のステップS113で用いられる。まず、図8(a)のように使用者に「先に利用可能となる機能」と「使用者が使用したい機能」の不一致が連続的に発生しており利用環境が好ましくないことを液晶パネル操作181上から伝える。ここで使用者は液晶パネル操作181上のOK表示を押すことで図8(b)に進む。次に図8(b)のように選択可能な初期動作機能決定手法を表示し、使用者自身が現在の環境に適していると思われる初期動作機能決定手法を液晶パネル操作181上の番号を押すことで選択する。なお、この例の図8(b)ではタイムスケジュール法により不一致が連続発生したとして、タイムスケジュール法は選択できないとしている。
また、工場出荷時にデフォルト設定として初期動作機能決定手法をひとつ選択済みにしておく。
<初期動作の利用状態が不一致だった場合のフローチャート>
図9は、スプリットプログラム構成により先に利用可能となった機能と最初に使用者が使用した機能が不一致だった場合のフローチャートの一例である。本フローチャートでは、利用者が電源をON(もしくはスリープ復帰)してから特定の機能が利用可能になり、その後すべての機能が利用可能になり、使用者がある機能を使用し、次回起動時のための初期動作機能決定手法のプログラムが起動されるまでを示す。また、ここでは、先にコピー機能が利用可能となったが、利用者はFAX機能を使用したとして説明する。
ステップS101において、デジタル複合機10は使用者によって電源ONされるか、もしくはスリープモードから復帰する。
ステップS102において、CPU1100は優先機能選択情報保持部1600を読み出す。この優先機能情報保持部1600にはどの機能を優先的に立ち上げるべきかを示す情報が入っており、この情報を参照することによりCPU1100は優先的にコピー機能を立ち上げると判断する。
ステップS103において、優先的に立ち上げると判断されたコピー機能のbootableをHDD1130からRAM1110のワークメモリ領域に展開する。
ステップS104において、続けてUI表示機能のbootableをHDD1130からRAM1110のワークメモリ領域に展開する。この時点で使用者は優先的に立ち上げられたコピー機能のみ、UIを通して利用することができる。このRAM1110へのbootableダウンロード状態を図示すると前記した図4(b)が該当する。
ステップS105において、HDD1130内にあるbootableの内のまだRAM1110に展開していないbootableを逐次展開していく。ここですべてのbootableをRAM1110に展開し終われば使用者はすべての機能をデジタル複合機10において利用可能となる。
ステップS106において、使用者は初期動作機能としてFAX機能を使用する。これはもちろんこの例に限ってのことで、例えば使用者がコピー機能を優先立ち上げ終了の時点で使用したならばS105とS106はステップが入れ替わる。
ステップS107において、前記ステップS103で先に利用可能となった機能と前記ステップS106で使用者が使用した機能が一致したか、もしくは不一致だったのか判断する。このとき初期動作機能が一致したのならS109へ、不一致だったのならS108へフローチャートは進む。
ステップS108において、初期動作機能は不一致だったので不一致履歴情報保持部1630の履歴情報をインクリメントする。詳細は前記<不一致履歴情報保持部>で述べたとおりで、これは図6の動作タイミングの中の「初期動作機能の不一致後」に該当する。この後ステップはS110へと進む。
ステップS109において、初期動作機能は一致したので不一致履歴情報保持部1630の履歴情報をリセットする。これは図6の動作タイミングの中の「初期動作機能の一致後」に該当する。この後ステップはS113へと進む。
ステップS110において、不一致履歴情報保持部1630を参照して不一致履歴情報が一定回数以上になっていないか判断する。この例では閾値として不一致履歴情報を10回とした。つまり、不一致履歴情報が10回に達したならばステップS111に進み、10回未満ならばステップS113へ進む。
ステップS111において、使用者に利用環境に適した別の初期動作決定手法を選択させる。ここでは選択させる手段の一例としてUI表示からの選択としている。詳細は前記UIディスプレイ表示の図8となる。使用者はここで新たに「使用回数履歴参照による決定」を初期動作機能決定手法として選択したとする。このときCPU1100は初期動作機能決定手法情報保持部1610の管理番号を参照し、該当する管理番号を初期動作機能決定手法選択情報保持部1620に格納する。
ステップS112において、不一致履歴情報保持部1630の不一致履歴をリセットする。これは新たに初期動作機能決定手法が設定されたためカウントを0からやりなおすためのリセットであり、前記図6の動作タイミングの中の「初期動作機能決定手法の再設定後」に該当する。
ステップS113において、CPU1100は初期動作機能決定手法選択情報保持部1620を参照して管理番号を取得し、該当する管理番号の初期動作決定手法プログラムを初期動作機能決定手法情報保持部1610から起動する。これにより起動されたプログラムごとに定められたタイミングで優先機能選択情報保持部1600に次回起動時に優先的に立ち上げるべき機能の情報が格納される。例えば、ここではステップS111において使用者によって「使用回数履歴参照による決定」が初期動作機能決定手法として選択されているので、このステップでそのプログラムが起動される。「使用回数履歴参照による決定」のプログラムは起動中において使用回数のカウントを取っており、どの機能が一番多く利用されているかを比較して、使用回数が一番多かった機能の情報をシャットダウン時に優先機能選択情報保持部1600に格納するといったものである。
(実施例2)
実施例1において、不一致履歴情報保持部1630は「起動後、最初に使用された機能と先に利用可能となった機能の連続不一致回数のカウント」を保持していたが、本実施例においては連続不一致回数ではなく、不一致と一致によって変化する値として保持する。つまりその値をリセット、インクリメント、デクリメントして初期動作機能決定手法を変更するかどうか判断する構成を持つ。
以下添付図面を参照して、本実施例を詳細に説明する。
<コントローラユニット>
図10は実施例2におけるデジタル複合機の構成及びコントローラユニットの構成を示す図である。
実施例1との差分は、不一致履歴情報保持部1630の内容の変更と、不一致履歴変更情報保持部1640が新たに構成に加わっている点である。
不一致履歴情報保持部1630は、電源ON時もしくはスリープモードからの復帰時に、「先に利用可能となった機能」と「使用者が使用した機能」の不一致と一致によって加減する値を履歴情報として保持する。
不一致履歴変更情報保持部1640は、前記不一致履歴情報保持部1630の値をどれだけ加減算すべきかの情報を保持している。この加減算の重み付けは、そのときの不一致履歴の値によって変化する。
<不一致履歴情報保持部>
図11は、不一致履歴情報保持部1630の動作の一例を示す図である。実施例1とは違い、初期動作機能の一致後は、履歴情報を減算している。こうすることで履歴情報は連続不一致回数ではなく、初期動作により加減される数値となる。
<不一致履歴変更情報保持部>
図12は不一致履歴変更情報保持部1640の保持情報の好適な一例を示す図である。ここには、初期動作の一致、不一致によってどれだけ不一致履歴情報を加減算させるかの情報が保持されている。
この例では、不一致履歴情報が5までは、加減算の重み付けは同じで共に1づつ変化する。そして不一致履歴情報が6以上になると加算の重みを増やし、不一致1回に対して不一致履歴情報が2加算されるとしている。これは、不一致回数の割合の増加に合わせ不一致履歴の加算側に比重を置くためである。
<初期動作の利用状態が不一致だった場合のフローチャート>
図13は実施例2におけるスプリットプログラム構成により先に利用可能となった機能と最初に使用者が使用した機能が不一致だった場合のフローチャートの一例である。本フローチャートでは、利用者が電源をON(もしくはスリープ復帰)してから特定の機能が利用可能になり、その後すべての機能が利用可能になり、使用者がある機能を使用し、次回起動時のための初期動作機能決定手法のプログラムが起動されるまでを示す。
実施例1との差分は、ステップS208、S209であり、ステップS201〜S207は図9のステップS101〜107と同じフローであり、またステップS210〜S213についても図9のステップS110〜S113と同じフローとなっている。
ステップS208において、CPU1100はまず不一致履歴変更情報1640を参照する。そして現在の不一致履歴の値を参考にし、どのくらい不一致履歴の値を加算すべきか決定する。そしてその後不一致履歴の値を加算する。
ステップS209においても同じくして、CPU1100はまず不一致履歴変更情報1640を参照する。そして現在の不一致履歴の値を参考にし、どのくらい不一致履歴の値を減算すべきか決定する。そしてその後不一致履歴の値を減算する。
デジタル複合機を中心としたシステム構成を示す図 デジタル複合機の構成及びコントローラユニットの構成を示す図 スプリットプログラムのbootable構成を示す図 スプリットプログラムのメモリへの展開を示す図 初期動作機能決定手法の内容を示す図 不一致履歴の動作を示す図 操作ユニット180を示す図 初期動作機能決定手法選択時の液晶パネル表示を示す図 初期動作の利用状態が不一致のときの処理を示すフローチャート 実施例2のデジタル複合機の構成及びコントローラユニットの構成を示す図 実施例2の不一致履歴の動作を示す図 実施例2の不一致履歴変更情報を示す図 実施例2の初期動作の利用状態が不一致のときの処理を示すフローチャート
符号の説明
10 デジタル複合機
100 コントローラユニット
120 プリンタ
140 スキャナ
180 操作ユニット
1100 CPU
1110 RAM
1120 ROM
1130 HDD
1600 優先機能選択情報保持部
1610 初期動作機能決定手法情報保持部
1620 初期動作機能決定手法選択情報保持部
1630 不一致履歴情報保持部
1640 不一致履歴変更情報保持部

Claims (2)

  1. プログラムを機能毎に分割する構成のデジタル複合機であって、電源起動後に使用者によって最初に使用された機能とシステムによって最初に利用可能となった機能の連続不一致回数を不一致履歴として保持する手段を備え、前記保持された不一致履歴を参照して適切な初期動作機能決定手法に変更する手段を有することを特徴とするデジタル複合機。
  2. 前記不一致履歴は、電源起動後に使用者によって最初に使用された機能とシステムによって最初に利用可能となった機能の不一致と一致により変化する数値情報を保持することを特徴とする請求項1に記載のデジタル複合機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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