JP2008283010A - 電子機器のケーブル固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体の外側からの作業のみで容易に筐体にケーブルを固定することができる電子機器のケーブル固定構造を提供する。
【解決手段】筐体1壁面に形成された穴1aを跨ぎ筐体1外側に突出する架橋部1bに、束線バンド3を巻付け、前記束線バンド3によりケーブル2を前記架橋部1bに締め付ける電子機器のケーブル固定構造において、前記穴1aの前記架橋部1bを挟んで対向する縁の少なくとも一方に筐体内部方向および穴中心方向に延びる傾斜舌片1dを形成した。
【選択図】図1

Description

この発明は電子機器のケーブル固定構造に関する。
従来、車載機器や家電機器の背面に引き回されているケーブルのコネクタが抜けたり、プラグ破損されれたりすることを防止するために、ケーブルを簡単に固定する方法として、図4に示すように、筐体1に設けた架橋部1bにケーブル2を束線バンド3で締め付けて固定することが行われていた。
図4に示す筐体1は板金で作られており、プレス加工により穴1aが形成され、さらに、穴1aを架橋する架橋部1bが形成されている。架橋部1bは筐体1の外側方向に突出している。なお、図4では穴1aの幅が架橋部1bの幅より大きくなっているが、穴1aの幅を架橋部1bの幅と同じとして、切り起こしにより架橋部1bを形成するとき、同時に穴1aが形成されるようにしてもよい。
束線バンド3を筐体1の外側から架橋部1bを潜らせるように挿通し、架橋部1bの外側に配置されたケーブル2を架橋部1bと束線バンド3で束ね、束線バンド3を締めることによりケーブル2を架橋部1bに圧接して固定する。
この方法では、架橋部1bの高さAを十分に高くすることができる場合は、容易に束線バンド3を架橋部1bの下を潜らせるように挿通することができる。しかしながら橋部1bの高さAを十分に高くすることができない場合がある。
図5に示す例では、車載用電子機器の筐体1には外側方向に向けて段差1cが形成されている。そして、段差1cで外側に突出した部分が車両の車載機器収納部空間の奥側の壁面に近接するように配置される。従って、固定されたケーブル2を段差の高さ(図5に示すBの寸法)の範囲内に収めなければならず、架橋部1bの高さを十分に高くすることができない。
この場合には束線バンド3を図5に示すように下から架橋部1bを潜らせるように挿入すると、束線バンド3の先端が筐体1内部に入り込んで外側に出てこない場合がある。このように従来の束線バンドでケーブルを筐体の外側に固定する方法では作業に手間が掛かっていた。
特開2005−45030号公報に提案された電子部品の取り付け装置では、基板の電子部品取り付け部に長孔を設け、長孔を挟んで対向する位置にバンド挿通孔を穿設し、バンド挿通孔をガイド溝により長孔に繋げている。
U字形に曲げた結束バンドの屈曲部を基板の表側から長孔に入れてガイド溝よりバンド挿通孔に導く、その後、電子部品を基板の表側から長孔に装着して、結束バンドを締め付けることにより基板に固定する。
この電子部品の取り付け装置では基板を取り外すことなく基板の表面からの作業のみで電子部品を基板に固定することができる。しかしながら、バンド挿通孔の間に孔があるために、ケーブル固定方法に適用すると、結束バンドを締め付けた時にケーブルが孔に入りこんで基板に圧接することができない。
特開2005−45030号公報、段落0019〜段落0031および図1、図2
この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、筐体の外側からの作業のみで容易に筐体にケーブルを固定することができる電子機器のケーブル固定構造を提供することにある。
この発明の電子機器のケーブル固定構造は、板面に形成された穴を跨ぎ板面から突出する架橋部に、束線バンドを巻付け、前記束線バンドによりケーブルを前記架橋部に締め付ける電子機器のケーブル固定構造において、前記穴の前記架橋部を挟んで対向する縁の少なくとも一方に前記架橋部の突出方向と反対方向に延びる傾斜舌片を形成したものである。
また、この発明の電子機器のケーブル固定構造は、板面に形成された穴を跨ぎ板面から突出する架橋部の下を潜るようにケーブルを挿通させるケーブル固定構造において、前記穴の前記架橋部を挟んで対向する縁の少なくとも一方に前記架橋部の突出方向と反対方向に延びる傾斜舌片を形成したものである。
また、前記各電子機器のケーブル固定構造において、前記板面が板金で製造されており、前記架橋部および傾斜舌片がプレス加工により形成されたものである。
また、同各電子機器のケーブル固定構造において、前記板面が樹脂により製造されているものである。
この発明の電子機器のケーブル固定構造によれば、筐体の中に束線バンドが入り込んでも傾斜舌片に当たり、外部に導かれることで作業のやり直し等による作業時間のムダを低減する効果がある。そして、簡単にケーブルの固定ができるようになった。
また、傾斜舌片は筐体外部に突出しないため、ケーブルを傷つけることがなく、作業も安全であり、外観を損なうこともない。
また、筐体の他の部材としては束線バンドしか用いないので廃棄するときの分別が容易である。
以下この発明を実施するための最良の形態を実施例に即して説明する。
図1はこの発明の実施例1である電子機器のケーブル固定構造を示す断面図、図2は同ケーブル固定構造を示す部分分解斜視図である。図1および図2に示す筐体1は板金で作られており、プレス加工により穴1aが形成され、さらに、穴1aを架橋する架橋部1bが形成されている。架橋部1bは筐体1の外側方向に突出している。
穴1aの上側の縁に筐体1内部方向および穴1a中心方向に延びる傾斜舌片1dが設けられている。図2の矢印Aで示すように、束線バンド3を筐体1の外側下方から架橋部1bを潜らせるように挿通すると、束線バンド3の先端が傾斜舌片1dに当たり筐体1の外側に押し出される。
このように束線バンド3の先端が筐体内部方向に入り込んで行くことがないので、容易に架橋部1bの下を潜らせることができる。そして、架橋部1bの下を潜らせた束線バンド3で、架橋部1bの外側に配置されたケーブル2を架橋部1bと束ね、束線バンド3を締めることによりケーブル2を図2の矢印Bで示すように架橋部1bに圧接して固定する。
図3はこの発明の実施例2である電子機器のケーブル固定構造を示す断面図である。この例では、穴1aの上側の縁および下側の縁の双方に傾斜舌片1dが設けられている。他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同じ部材には同じ符号を付して、詳細な説明を省略する。
この例では、束線バンド3を下から挿入しても、上から挿入しても傾斜舌片1dにより筐体1の外側に押し出される。従って、実施例1に比べて作業の自由度が高められる。
実施例は以上のように構成されているが発明はこれに限られず、例えば、ケーブルを束線バンドで締め付けるのではなく、ケーブルを筐体の架橋部を潜らせることにより筐体に固定するようにしてもよい。
この発明の実施例1である電子機器のケーブル固定構造を示す断面図である。 同ケーブル固定構造を示す部分分解斜視図である。 この発明の実施例2である電子機器のケーブル固定構造を示す断面図である。 従来の電子機器のケーブル固定構造の例を示す断面図である。 従来の電子機器のケーブル固定構造の他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 筐体、1a 穴、1b 架橋部、1c 段差、1d 傾斜舌片
2 ケーブル
3 束線バンド

Claims (4)

  1. 板面に形成された穴を跨ぎ板面から突出する架橋部に、束線バンドを巻付け、前記束線バンドによりケーブルを前記架橋部に締め付ける電子機器のケーブル固定構造において、前記穴の前記架橋部を挟んで対向する縁の少なくとも一方に前記架橋部の突出方向と反対方向に延びる傾斜舌片を形成したことを特徴とする電子機器のケーブル固定構造。
  2. 板面に形成された穴を跨ぎ板面から突出する架橋部の下を潜るようにケーブルを挿通させるケーブル固定構造において、前記穴の前記架橋部を挟んで対向する縁の少なくとも一方に前記架橋部の突出方向と反対方向に延びる傾斜舌片を形成したことを特徴とする電子機器のケーブル固定構造。
  3. 前記板面が板金で製造されており、前記架橋部および傾斜舌片がプレス加工により形成された請求項1または2の電子機器のケーブル固定構造。
  4. 前記板面が樹脂により製造されている請求項1または2の電子機器のケーブル固定構造。
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