JP2008280911A - コモンレール式燃料噴射システム - Google Patents

コモンレール式燃料噴射システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008280911A
JP2008280911A JP2007125407A JP2007125407A JP2008280911A JP 2008280911 A JP2008280911 A JP 2008280911A JP 2007125407 A JP2007125407 A JP 2007125407A JP 2007125407 A JP2007125407 A JP 2007125407A JP 2008280911 A JP2008280911 A JP 2008280911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
common rail
injector
fuel
fuel injection
ecu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007125407A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Miyata
大輔 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007125407A priority Critical patent/JP2008280911A/ja
Publication of JP2008280911A publication Critical patent/JP2008280911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】コモンレール圧の検出精度が高く、インジェクタの異常の検出精度が高いコモンレール式燃料噴射システムを提供する。
【解決手段】ECU40は、各インジェクタ15から各気筒12への燃料の噴射が停止されているときに、特定のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出す。これにより、コモンレール圧が各インジェクタ15からの燃料噴射による影響を受けず安定しているときに特定のインジェクタ15から燃料が噴射される。そのため、特定のインジェクタ15から燃料を噴射したときのコモンレール圧の変化の検出精度が高くなる。その結果、コモンレール圧の変化を検出することによって算出される特定のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間の算出精度も高くなる。ECU40は、特定のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間が所定の範囲外であった場合、特定のインジェクタ15に異常が生じていると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コモンレール式燃料噴射システムに関する。
従来、コモンレールに蓄えられた高圧の燃料をインジェクタから内燃機関の各気筒へ噴射するコモンレール式燃料噴射システムが公知である。このような燃料噴射システムは、コモンレールの内部における燃料の圧力(以下、コモンレールの内部における燃料の圧力を「コモンレール圧」という。)を検出する圧力センサを備えている。そして、この圧力センサによってコモンレール圧を検出し、検出した圧力に基づいてコモンレール圧をフィードバック制御している(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載されているコモンレール式燃料噴射システムでは、インジェクタに燃料の噴射を指令してからコモンレール圧が変化するまでの期間を噴射開始遅れ期間として算出している。そして、特許文献1に記載されているコモンレール式燃料噴射システムでは、算出した噴射開始遅れ期間に基づいて、コモンレール圧をフィードバックし制御を行っている。
しかしながら、特許文献1では、各インジェクタから各気筒への通常の燃料噴射時にコモンレール圧を検出している。コモンレール圧は、各気筒への燃料の噴射によって常に変動する。そのため、圧力センサで検出されるコモンレール圧は、各気筒への燃料噴射による圧力変動の影響を受ける。その結果、圧力センサで検出したコモンレール圧の変化が通常の燃料噴射によるものなのか、噴射開始遅れ期間を算出するための燃料噴射によるものなのか判断は困難である。これにより、コモンレール圧の検出精度が低下し、噴射開始遅れ期間の算出においても精度が低下するという問題がある。
特開2003−227394公報
そこで、本発明の目的は、コモンレール圧の検出精度が高く、インジェクタの異常の検出精度が高いコモンレール式燃料噴射システムを提供することにある。
請求項1記載の発明では、異常検出手段は、各インジェクタから各気筒への燃料の噴射が停止されているときに、任意の特定インジェクタから燃料を噴射する。そして、異常検出手段は、このときのコモンレール圧の変化を検出する。さらに、異常検出手段は、特定のインジェクタに燃料の噴射を指令してからコモンレール圧が変化するまでの期間を噴射開始遅れ期間として算出する。異常検出手段は、算出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲外のとき特定のインジェクタに異常が生じていると判断する。このように、請求項1記載の発明では、各インジェクタから各気筒への燃料の噴射が停止されているとき、すなわちコモンレール圧が各気筒への燃料噴射による圧力変動の影響を受けず安定しているとき、特定のインジェクタから燃料が噴射される。これにより、異常検出手段は、特定のインジェクタのみからの燃料噴射によるコモンレール圧の変化を検出できるため、コモンレール圧の変化の検出精度が向上する。その結果、コモンレール圧の変化に基づいて算出される噴射開始遅れ期間の算出精度も向上する。したがって、噴射開始遅れ期間に基づいて検出される特定のインジェクタの異常の検出精度を高めることができる。
請求項2記載の発明では、異常検出手段は、気筒毎にインジェクタの異常を検出する。したがって、各気筒に設けられた各インジェクタの異常を個別に検出することができる。
請求項3記載の発明では、噴射制御手段は、各インジェクタから各気筒への燃料の噴射が停止されてから所定期間を経過した後に特定のインジェクタへ燃料噴射の指令を出す。これにより、コモンレール圧が安定しているときに特定のインジェクタから燃料が噴射される。したがって、特定のインジェクタから燃料が噴射されたときのコモンレール圧の変化の検出精度を高めることができる。
請求項4記載の発明では、噴射制御手段は、各インジェクタから各気筒への燃料の噴射が停止されてから所定期間、すなわちコモンレール圧の変化が所定の範囲内にある期間を経過した後に特定のインジェクタから燃料噴射の指令を出す。これにより、コモンレール圧がより安定しているときに特定のインジェクタから燃料が噴射される。したがって、特定のインジェクタから燃料が噴射されたときのコモンレール圧の変化の検出精度をより高めることができる。
請求項5記載の発明では、噴射制御部は、圧力検出手段によって検出したコモンレール圧の変化が所定の範囲内のときに特定のインジェクタへ燃料噴射の指令を出す。これにより、コモンレール圧が安定しているときに特定のインジェクタから燃料が噴射される。したがって、特定のインジェクタから燃料が噴射されたときのコモンレール圧の変化の検出精度を高めることができる。
請求項6記載の発明では、圧力検出手段は、各インジェクタから各気筒への燃料の噴射が停止されているとき、コモンレール圧を通常の検出周期に比較して短い周期で検出する。これにより、コモンレール圧の短期間における変化を検出することができる。したがって、コモンレール圧の変化の検出精度を高めることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明のコモンレール式燃料噴射システムを適用したディーゼルエンジンシステムの一実施形態を図1に示す。図1に示す内燃機関の一例としてのディーゼルエンジンシステム(以下、「エンジンシステム」という。)10は、エンジン本体11を備えている。エンジン本体11は、四つの気筒12を有している。エンジンシステム10は、コモンレール13、サプライポンプ14、インジェクタ15、電子制御ユニット(以下、「ECU」という。)40を備えている。サプライポンプ14は、燃料タンク16に蓄えられている燃料を加圧してコモンレール13へ吐出する。コモンレール13は、サプライポンプ14で加圧された燃料を、圧力を維持したまま、すなわち蓄圧状態で蓄える。コモンレール13には、エンジン本体11の各気筒12に設置されているインジェクタ15が接続している。本実施形態のように四気筒のエンジン本体11の場合、コモンレール13には四本のインジェクタ15が接続している。
インジェクタ15は、それぞれコモンレール13に蓄圧状態で蓄えられている燃料をエンジン本体11の各気筒へ噴射する。インジェクタ15は、図示しない噴孔からの燃料の噴射を断続する図示しないニードル、およびニードルを駆動する図示しない電磁駆動部を有している。電磁駆動部は、ECU40に電気的に接続している。これにより、各インジェクタ15は、ECU40から出力される電気的な制御信号に基づいて燃料の噴射を断続する。
エンジン本体11には、吸気系20および排気系30が接続している。吸気系20は、エアクリーナ21、スロットル22および吸気管23を有している。吸気管23は、吸気通路24を形成している。吸気通路24は、エアクリーナ21とエンジン本体11とを接続している。エンジン本体11へ吸入される空気は、エアクリーナ21において異物が除去される。エアクリーナ21を通過した空気は、スロットル22を経由してエンジン本体11の各気筒12へ供給される。スロットル22は、吸気通路24を開閉する。スロットル22で吸気通路24を開閉することにより、エンジン本体11に吸入される吸気の流量が調整される。
排気系30は、排気管31および触媒32を有している。排気管31は、排気通路33を形成している。排気管31は、エンジン本体11から排出された排気を外部へ導く。排気管31の途中には、触媒32が設置されている。触媒32は、排気中に含まれる例えば炭化水素あるいは窒素酸化物などを還元または酸化させ、これらの物質を無害化する。触媒32のエンジン本体11側には、排気通路33を流れる排気に例えば還元剤や酸化剤を噴射する噴射弁を設置してもよい。
吸気系20と排気系30との間には、過給器50が設置されている。過給器50は、排気通路33を流れる排気によって回転するタービン51と、タービン51の回転によって回転し吸気通路24を流れる吸気を加圧するコンプレッサ52とを有している。なお、エンジンシステム10には、例えば排気の一部を吸気系へ還流する排気再循環装置を設置してもよい。
ECU40は、図示しないCPU、ROMおよびRAMを有するマイクロコンピュータによって構成されている。また、ECU40は、ROMに記録されているプログラムにしたがってエンジンシステム10およびエンジンシステム10が搭載されている車両を統合して制御する。ECU40には、インジェクタ15だけでなく、スロットル22およびサプライポンプ14が接続している。また、ECU40には、圧力センサ41、アクセルセンサ42、回転数センサ43および水温センサ44が接続している。ここで、圧力センサ41は、特許請求の範囲における圧力検出手段を構成している。ECU40は、特許請求の範囲における負荷検出手段、噴射制御手段および異常検出手段として機能する。
圧力センサ41は、コモンレール13に設置され、コモンレール13に蓄えられている燃料の圧力、すなわちコモンレール圧を検出する。通常、圧力センサ41は、所定の周期でコモンレール圧を検出する。圧力センサ41は、検出したコモンレール圧を電気信号としてECU40へ出力する。アクセルセンサ42は、図示しないアクセルペダルに設置され、アクセルペダルの開度を検出する。アクセルセンサ42は、検出したアクセルペダルの開度を電気信号としてECU40へ出力する。回転数センサ43は、エンジン本体11に設置され、エンジン本体11の回転数を検出する。回転数センサ43は、検出したエンジン本体11の回転数を電気信号としてECU40へ出力する。水温センサ44は、エンジン本体11または図示しないラジエータに設置され、エンジン本体11を冷却する冷却水の温度を検出する。水温センサ44は、検出した冷却水の温度を電気信号としてECU40へ出力する。
ECU40は、アクセルセンサ42で検出されたアクセルペダルの開度に応じて、スロットル22の開度を調整する。また、ECU40は、アクセルセンサ42からの出力、回転数センサ43からの出力に基づいてエンジン本体11の負荷を検出する。そして、ECU40は、検出したエンジン本体11の負荷に基づいて、エンジン本体11へ供給すべき燃料量を算出する。ECU40は、圧力センサ41によって所定の周期でコモンレール圧を検出しつつ、算出した燃料量に基づいて、コモンレール圧が所定の圧力となるように、燃料タンク16からサプライポンプ14へ供給する燃料の流量を調整する。これとともに、ECU40は、インジェクタ15の開弁時間を調整して所定量の燃料をエンジン本体11へ供給する。このとき、ECU40は、水温センサ44から出力された冷却水の温度、あるいは図示しない排気温センサから出力された排気温度などに基づいて、燃料の流量、コモンレール圧、およびインジェクタ15の開弁時間などを補正してもよい。また、ECU40は、過給器50による過給圧、あるいは図示しない排気再循環装置による排気循環量などを考慮して燃料の流量、コモンレール圧、およびインジェクタ15の開弁時間などを補正してもよい。なお、本実施形態の場合、ECU40は、エンジン本体11が無負荷の状態であると判断すると、インジェクタ15からエンジン本体11への燃料の噴射を停止する。
次に、上記の構成のエンジンシステム10に搭載されたECU40によるインジェクタ15の異常検出手順について説明する。
本実施形態の場合、エンジン本体11は、四つの気筒12を有している。また、各気筒12それぞれには、インジェクタ15が一つずつ設置されている。上述のように、インジェクタ15は、ECU40からの電気的な制御信号によって各気筒12へ燃料を噴射する。すなわち、インジェクタ15の電磁駆動部は、ECU40から燃料噴射を示す制御信号を受けると、ニードルを駆動する。これにより、ニードルは、インジェクタ15の噴孔とは反対側へ移動し噴孔が開放される。その結果、インジェクタ15の噴孔から燃料が噴射される。一般に個々のインジェクタの燃料噴射に関する応答性には、個体差がある。そのため、インジェクタ15から燃料が噴射されるとき、インジェクタ15の電磁駆動部がECU40からの燃料噴射の制御信号を受けてから実際に燃料の噴射が開始されるまでには、わずかな期間(以下、この期間を「噴射開始遅れ期間」という。)を要することがある。
本実施形態では、コモンレール圧が安定しているときに、ECU40からの燃料噴射の指令によって特定のインジェクタ15から燃料を一回噴射する。このとき、ECU40は、特定のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間を検出する。そして、検出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲内であった場合、ECU40は、特定のインジェクタ15は正常であると判定する。一方、検出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲外であった場合、ECU40は、特定のインジェクタ15に異常が生じていると判定する。
以下、ECU40によるインジェクタ15の異常検出処理を図2に基づいて具体的に説明する。
ECU40は、エンジン本体11が運転状態にあるとき、図2に示す流れにしたがってインジェクタ15の異常を検出する。
(S101)
ECU40は、インジェクタ15からエンジン本体11への燃料の噴射が停止されているかどうかを判断する。すなわち、ECU40は、アクセルセンサ42からの出力および回転数センサ43からの出力に基づいて検出されたエンジン本体11の負荷が無負荷になったとき、エンジン本体11への燃料の噴射が停止されたと判断する。ECU40は、エンジン本体11への燃料の噴射が停止されたと判断すると、燃料噴射停止フラグをONにする。ここで、燃料噴射停止フラグとは、エンジン本体11への燃料の噴射が停止されているかどうかを表すフラグである。すなわち、燃料噴射停止フラグがONのとき、エンジン本体11への燃料の噴射は停止されていることを表す。一方、燃料噴射停止フラグがOFFのとき、エンジン本体11への燃料の噴射は継続されていることを表す。
燃料噴射停止フラグがONになると、ECU40は、コモンレール圧短周期検出実行フラグをONにする。コモンレール圧短周期検出実行フラグがONになると、ECU40は、圧力センサ41によって通常よりも短い周期でのコモンレール圧の検出を開始する。ここで、コモンレール圧短周期検出実行フラグとは、通常よりも短い周期でコモンレール圧を検出するかどうかを表すフラグである。すなわち、コモンレール圧短周期検出実行フラグがONのとき、ECU40は、通常よりも短い周期でコモンレール圧を検出する。一方、コモンレール圧短周期検出実行フラグがOFFのとき、ECU40は、通常の周期でコモンレール圧を検出する。
このように、ECU40は、エンジン本体11への燃料の噴射が停止されたと判断すると、燃料噴射停止フラグをONにするとともにコモンレール圧短周期検出実行フラグをONにする。そして、処理は、ステップS102へ移行する。一方、ECU40は、エンジン本体11への燃料の噴射が継続されている、すなわちエンジン本体11への燃料の噴射が停止されていないと判断すると、インジェクタ15の異常検出処理を終了する。
(S102)
ECU40は、コモンレール圧が所定の安定範囲内かどうかを確認する。ECU40は、圧力センサ41によってコモンレール圧を検出する。検出したコモンレール圧が安定範囲内であった場合、処理はステップS103へ移行する。一方、検出したコモンレール圧が安定範囲外であった場合、処理はステップS104へ移行する。
(S103)
ECU40は、圧力安定判定カウンタの数値を上昇させ、その数値を圧力安定判定カウンタの数値として設定する。そして、処理は、ステップS105へ移行する。
(S104)
ECU40は、圧力安定判定カウンタの数値をクリアすなわち0にし、0を圧力安定判定カウンタの数値として設定する。そして、処理は、ステップS105へ移行する。
(S105)
ECU40は、圧力安定判定カウンタの数値とコモンレール圧安定期間数値とを比較する。ここで、コモンレール圧安定期間数値とは、予め設定されている正の数値であり、コモンレール圧が安定している期間を表す数値である。すなわち、コモンレール圧安定期間数値が大きいほどコモンレール圧が安定している期間が長いことを表す。ECU40によって圧力安定判定カウンタの数値とコモンレール圧安定期間数値とを比較し、圧力安定判定カウンタの数値がコモンレール圧安定期間数値よりも大きい場合、すなわちコモンレール圧が安定範囲内にある状態で所定の期間が経過した場合、処理はステップS106へ移行する。一方、圧力安定判定カウンタの数値がコモンレール圧安定期間数値以下の場合、処理はステップS102へ戻る。
(S106)
ECU40は、第1の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了しているかどうかを判断する。すなわち、エンジン本体11に設けられている四つの気筒12のうちの第iの気筒を表すiの値が設定されていないとき、もしくはiの値が0のとき、ECU40は、第1の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了していないと判断する。そして、処理は、ステップS110へ移行する。一方、iの値が1以上のとき、ECU40は、第1の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定は完了していると判断する。そして、処理は、ステップS107へ移行する。
(S107)
ECU40は、第2の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了しているかどうかを判断する。すなわち、iの値が1のとき、ECU40は、第2の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了していないと判断する。そして、処理は、ステップS111へ移行する。一方、iの値が2以上のとき、ECU40は、第2の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定は完了していると判断する。そして、処理は、ステップS108へ移行する。
(S108)
ECU40は、第3の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了しているかどうかを判断する。すなわち、iの値が2のとき、ECU40は、第3の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了していないと判断する。そして、処理は、ステップS112へ移行する。一方、iの値が3以上のとき、ECU40は、第3の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定は完了していると判断する。そして、処理は、ステップS109へ移行する。
(S109)
ECU40は、第4の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了しているかどうかを判断する。すなわち、iの値が3のとき、ECU40は、第4の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定が完了していないと判断する。そして、処理は、ステップS113へ移行する。一方、iの値が4以上のとき、ECU40は、第4の気筒12に設置されているインジェクタ15の異常判定は完了していると判断する。そして、ECU40は、インジェクタ15の異常検出処理を終了する。
(S110)
ECU40は、1をiの値として設定する。そして、処理は、ステップS114へ移行する。
(S111)
ECU40は、2をiの値として設定する。そして、処理は、ステップS114へ移行する。
(S112)
ECU40は、3をiの値として設定する。そして、処理は、ステップS114へ移行する。
(S113)
ECU40は、4をiの値として設定する。そして、処理は、ステップS114へ移行する。
(S114)
ECU40は、ステップS110、ステップS111、ステップS112またはステップS113において設定されたiの値に基づいて、第iの気筒12に設置されているインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出す。すなわち、ECU40は、第iの気筒12に設置されているインジェクタ15の電磁駆動部へ、ニードルを駆動するための電気的な制御信号を出力する。これにより、所定の量の燃料がインジェクタ15から第iの気筒12へ一回噴射される。そして、処理は、ステップS115へ移行する。
(S115)
ECU40は、ステップS114でのインジェクタ15からの燃料の噴射によって生じるコモンレール圧の変化を検出する。ECU40によってコモンレール圧の変化が検出されると、処理はステップS116へ移行する。
(S116)
ECU40は、第iの気筒12のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出してから実際にインジェクタ15から燃料が噴射され始めたときまでの期間を、第iの気筒12のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間として算出する。すなわち、ステップS114で第iの気筒12のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出してからステップS115でコモンレール圧の変化を検出したときまでの期間を、第iの気筒12のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間として算出する。そして、処理は、ステップS117へ移行する。
(S117)
ECU40は、ステップS116で算出した、第iの気筒12のインジェクタ15の噴射開始遅れ期間が所定の範囲内かどうかを判断する。ECU40は、算出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲内の場合、第iの気筒12のインジェクタ15は正常であると判定する。そして、ECU40は、第iの気筒12のインジェクタ15の正常判定フラグをONにする。一方、ECU40は、算出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲外の場合、第iの気筒12のインジェクタ15は異常であると判定する。そして、ECU40は、第iの気筒12のインジェクタ15の異常判定フラグをONにする。
このとき、ECU40は、第iの気筒12のインジェクタ15の正常判定フラグまたは異常判定フラグの状態に基づいて、第iの気筒12のインジェクタ15の正常または異常の判定結果を車両の搭乗者へ知らせてもよい。例えばECU40は、図示しない警報装置からの音または光などによって正常または異常の判定結果を搭乗者へ知らせてもよい。また、ECU40は、図示しない表示装置に文字または図形などを表示することによって正常または異常の判定結果を搭乗者へ知らせてもよい。
このように、ECU40によって第iの気筒12のインジェクタ15の正常または異常の判定が行われると、処理はステップS118へ移行する。
(S118)
ECU40は、エンジン本体11の四つの気筒12それぞれに設置されている全てのインジェクタ15の異常判定が完了したかどうかを判断する。すなわち、ステップS110、ステップS111、ステップS112またはステップS113において設定されたiの値が3以下のとき、ECU40は、四つの気筒12それぞれに設置されている全てのインジェクタ15の異常判定は完了していないと判断する。そして、処理はステップS101へ戻る。一方、iの数値が4以上のとき、ECU40は、四つの気筒12それぞれに設置されている全てのインジェクタ15の異常判定は完了していると判断する。そして、ECU40は、インジェクタ15の異常検出処理を終了する。
以上が本発明の一実施形態によるコモンレール式燃料噴射システムを適用したエンジンシステム10に搭載されたECU40によるインジェクタ15の異常検出処理の流れである。
上述のECU40による一連の異常検出処理の実行回数は、車両の運転一回につき任意の回数を設定してもよい。例えば車両の運転一回につき、上述の異常検出処理を一回のみ行うこととしてもよいし、複数回行うこととしてもよい。また、車両の運転毎に毎回異常検出処理を行うのではなく、所定の期間を経過する毎に異常検出処理を行うこととしてもよい。
また、上述の異常検出処理において各インジェクタ15の異常判定が途中で終了した場合、すなわちエンジン本体11の四つの気筒12それぞれに設置されている全てのインジェクタ15の異常判定が完了しない段階で、燃料の噴射が再開されることなどによって異常検出処理が終了した場合、異常検出処理を再開したときに、異常判定が完了していないインジェクタ15の異常判定を行うこととしてもよい。この場合、異常検出処理が途中で終了したときのiの値をRAMなどに記録しておく。そして、異常検出処理を再開したとき、ステップS106、ステップS107、ステップS108またはステップS109において、記録しておいたiの値を用いることによって第何気筒のインジェクタ15まで異常判定が完了しているかを判断する。
また、上述の異常検出処理のステップS117で判定したインジェクタ15の正常または異常の判定結果は、例えば図示しないフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリや外部記憶装置に蓄積しておいてもよい。これにより、図示しないOBD(On-Board Diagnostic system:車載式故障診断装置)などによってインジェクタ15の故障を診断するときの情報として、蓄積しておいた判定結果を利用することができる。
また、上述の異常検出処理は、iの値を設定するステップ、およびiの値を処理の判断に用いるステップなどを適宜変更することによって、四気筒の内燃機関のインジェクタに限らず任意の気筒数の内燃機関のインジェクタに適用することができる。
次に、本発明の一実施形態によるコモンレール式燃料噴射システムを適用したエンジンシステム10に搭載されたECU40がインジェクタ15の異常検出を行うときの、エンジンシステム10の経時的な状態の変化を図3に基づいて説明する。
t1において、ECU40は、エンジン本体11への燃料の噴射が停止されていると判断すると、燃料噴射停止フラグをONにする。ECU40は、燃料噴射停止フラグをONにすると、これにともなってコモンレール圧短周期検出実行フラグをONにする。ECU40は、コモンレール圧短周期検出実行フラグをONにすると、通常よりも短い周期でのコモンレール圧の検出を開始する。
t2を経過すると、ECU40は、検出したコモンレール圧が所定の安定範囲内であるため、圧力安定判定カウンタの数値を上昇させる。t3になると、検出したコモンレール圧が安定範囲外であるため、圧力安定判定カウンタの数値をクリア、すなわち0にする。
t3からt4までの期間においては、ECU40は、検出したコモンレール圧が所定の安定範囲内のとき圧力安定判定カウンタの数値を上昇させ、検出したコモンレール圧が安定範囲外のとき圧力安定判定カウンタの数値を0にしている。
t4からt5までの期間においては、コモンレール圧は所定の安定範囲内にあるため、圧力安定判定カウンタの数値は上昇を続ける。
t5になると、圧力安定判定カウンタの数値が所定のコモンレール圧安定期間数値よりも大きくなるため、ECU40は、コモンレール圧が所定の期間安定していると判断する。そして、ECU40は、特定のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出す。これにより、特定のインジェクタ15の電磁駆動部には駆動電流が流れる。
t5において特定のインジェクタ15の電磁駆動部に駆動電流が流れ、t6になると特定のインジェクタ15からは燃料が一回噴射される。特定のインジェクタ15から燃料が噴射されることによりコモンレール13の内部における燃料の量が減少するため、コモンレール圧は低下する。ECU40は、このときのコモンレール圧の低下を検出することによって、特定のインジェクタ15から実際に燃料が噴射され始めた時期を推定する。そして、ECU40は、t5からt6までの期間、すなわち特定のインジェクタ15の電磁駆動部に駆動電流が流れてから、特定のインジェクタ15から実際に燃料が噴射され始めたときまでの期間を噴射開始遅れ期間として算出する。
t7になると、ECU40は、算出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲内であるため、特定のインジェクタ15の正常判定フラグをONにする。このようにして、特定のインジェクタ15は、正常であると判定される。
t8になると、車両の搭乗者がアクセルペダルを踏み込むことなどによりエンジン本体11の負荷が上昇し、エンジン本体11へ燃料が噴射され始める。これにより、ECU40は、エンジン本体11への燃料の噴射が再開されたと判断し、インジェクタ15の異常検出処理を終了する。
以上説明したように、本発明の一実施形態では、ECU40は、各インジェクタ15から各気筒12への燃料の噴射が停止されているときに、任意の特定インジェクタ15から燃料を噴射する。そして、ECU40は、このときのコモンレール圧の変化を検出する。さらに、ECU40は、特定のインジェクタ15に燃料の噴射を指令してからコモンレール圧が変化するまでの期間を噴射開始遅れ期間として算出する。ECU40は、算出した噴射開始遅れ期間が所定の範囲外のとき特定のインジェクタ15に異常が生じていると判断する。このように、本発明の一実施形態では、各インジェクタ15から各気筒12への燃料の噴射が停止されているとき、すなわちコモンレール圧が各気筒12への燃料噴射による圧力変動の影響を受けず安定しているとき、特定のインジェクタ15から燃料が噴射される。これにより、ECU40は、特定のインジェクタ15のみからの燃料噴射によるコモンレール圧の変化を検出できるため、コモンレール圧の変化の検出精度が向上する。その結果、コモンレール圧の変化に基づいて算出される噴射開始遅れ期間の算出精度も向上する。したがって、噴射開始遅れ期間に基づいて検出される特定のインジェクタ15の異常の検出精度を高めることができる。
また、本発明の一実施形態では、ECU40は、インジェクタ15の異常検出処理において、四つの気筒12それぞれに設置されているインジェクタ15一つずつに対して異常が生じているかどうかの判定をする。したがって、四つの気筒12それぞれに設置されているインジェクタ15の異常を個別に検出することができる。
また、本発明の一実施形態では、ECU40は、各インジェクタ15から各気筒12への燃料の噴射が停止されてから所定期間を経過した後に特定のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出す。この所定期間とは、コモンレール圧が所定の範囲内にある期間のことである。そのため、コモンレール圧がより安定しているときに特定のインジェクタ15から燃料が噴射される。したがって、特定のインジェクタ15から燃料が噴射されたときのコモンレール圧の変化の検出精度をより高めることができる。
また、本発明の一実施形態では、ECU40は、各インジェクタ15から各気筒12への燃料の噴射が停止されているとき、圧力センサ41によってコモンレール圧を通常の検出周期に比較して短い周期で検出する。これにより、コモンレール圧の短期間における変化を検出することができる。したがって、コモンレール圧の変化の検出精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
上述した本発明の一実施形態では、ECU40は、インジェクタ15の異常検出処理を行うとき、コモンレール圧が所定の安定範囲内にある状態で所定の期間を経過した後に特定のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出している。しかし、ECU40は、コモンレール圧が所定の安定範囲内にある状態で所定の期間を経過せずとも、コモンレール圧が所定の安定範囲内にあることを確認した時点で特定のインジェクタ15へ燃料噴射の指令を出してもよい。これにより、コモンレール圧が安定しているときに特定のインジェクタ15から燃料が噴射される。したがって、特定のインジェクタ15から燃料が噴射されたときのコモンレール圧の変化の検出精度を高めることができる。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本発明の一実施形態によるコモンレール式燃料噴射システムを適用したエンジンシステムを示す概略図。 本発明の一実施形態によるコモンレール式燃料噴射システムを適用したエンジンシステムの作動の流れを示す概略図。 本発明の一実施形態によるコモンレール式燃料噴射システムを適用したエンジンシステムの経時的な状態の変化を示す概略図。
符号の説明
10:エンジンシステム(コモンレール式燃料噴射システム)、11:エンジン本体(内燃機関)、12:気筒、13:コモンレール、15:インジェクタ、40:ECU(負荷検出手段、噴射制御手段、異常検出手段)、41:圧力センサ(圧力検出手段)

Claims (6)

  1. 加圧した燃料を蓄えるコモンレールと、内燃機関の複数の気筒にそれぞれ設けられ前記コモンレールに蓄えられた燃料を前記内燃機関の各気筒へ噴射する複数のインジェクタと、を備えるコモンレール式燃料噴射システムであって、
    前記内燃機関の負荷を検出する負荷検出手段と、
    前記インジェクタと電気的に接続され、前記負荷検出手段で検出された前記内燃機関の負荷に応じて前記インジェクタからの燃料の噴射の断続を指令する噴射制御手段と、
    前記コモンレールに設けられ、前記コモンレールに蓄えられた燃料の圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記噴射制御手段によって前記インジェクタから前記気筒への燃料の噴射が停止されているとき、前記噴射制御手段から複数の前記インジェクタのうち任意の特定インジェクタに燃料の噴射を指令してから、前記コモンレールの内部における燃料の圧力が変化するまでの期間に基づいて前記特定インジェクタの異常を検出する異常検出手段と、
    を備えるコモンレール式燃料噴射システム。
  2. 前記異常検出手段は、前記内燃機関の前記気筒毎に前記インジェクタの異常を検出する請求項1記載のコモンレール式燃料噴射システム。
  3. 前記噴射制御手段は、前記インジェクタから前記気筒への燃料の噴射が停止されてから所定期間を経過すると前記特定インジェクタに燃料の噴射を指令する請求項1記載のコモンレール式燃料噴射システム。
  4. 前記所定期間は、前記コモンレールの内部における燃料の圧力変化が所定の範囲内にある期間として設定される請求項3記載のコモンレール式燃料噴射システム。
  5. 前記噴射制御手段は、前記圧力検出手段によって検出した前記コモンレールの内部における燃料の圧力の変化が所定の範囲内であるとき前記特定インジェクタに燃料の噴射を指令する請求項1記載のコモンレール式燃料噴射システム。
  6. 前記圧力検出手段は、前記インジェクタから前記気筒への燃料の噴射が停止されているとき、前記コモンレールの内部における燃料の圧力を通常の検出周期に比較して短い周期で検出する請求項1から5のいずれか一項記載のコモンレール式燃料噴射システム。
JP2007125407A 2007-05-10 2007-05-10 コモンレール式燃料噴射システム Pending JP2008280911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007125407A JP2008280911A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 コモンレール式燃料噴射システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007125407A JP2008280911A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 コモンレール式燃料噴射システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008280911A true JP2008280911A (ja) 2008-11-20

Family

ID=40141944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007125407A Pending JP2008280911A (ja) 2007-05-10 2007-05-10 コモンレール式燃料噴射システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008280911A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144971A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の制御装置
JP2015121231A (ja) * 2015-04-01 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227394A (ja) * 2002-02-07 2003-08-15 Denso Corp 蓄圧式燃料噴射装置
JP2003314338A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Denso Corp 内燃機関用噴射量制御装置
JP2004132274A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Denso Corp 内燃機関の吸入空気量検出装置
JP2005248722A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Toyota Motor Corp 増圧式燃料噴射装置の補正方法
JP2006002679A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Denso Corp 車両用動力源の制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003227394A (ja) * 2002-02-07 2003-08-15 Denso Corp 蓄圧式燃料噴射装置
JP2003314338A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Denso Corp 内燃機関用噴射量制御装置
JP2004132274A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Denso Corp 内燃機関の吸入空気量検出装置
JP2005248722A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Toyota Motor Corp 増圧式燃料噴射装置の補正方法
JP2006002679A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Denso Corp 車両用動力源の制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144971A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の制御装置
WO2013108498A1 (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置
US9422884B2 (en) 2012-01-16 2016-08-23 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Internal combustion engine control system with injector valve timing control
JP2015121231A (ja) * 2015-04-01 2015-07-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7698931B2 (en) Fuel pressure sensor diagnosing device and method
US7921706B2 (en) NOx sensor diagnostic device and exhaust gas purifying system using the device
US7266942B2 (en) Diagnostic device and method of engine exhaust purifying system
US20090151425A1 (en) NOx SENSOR DIAGNOSTIC DEVICE FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINE
JP4710961B2 (ja) 燃料性状検出装置
JP2010024846A (ja) 燃料噴射制御装置
JP2007023833A (ja) 燃料供給装置における電磁リリーフ弁の診断装置
US7934418B2 (en) Abnormality diagnosis device of intake air quantity sensor
US10995686B2 (en) Evaporated fuel treatment device
JP6134608B2 (ja) 燃料圧力センサの特性異常診断装置
JP5126103B2 (ja) ヒータ制御装置
JP2007263090A (ja) 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2010096050A (ja) 過給システムの異常検出装置
JP2008144672A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2007247541A (ja) 燃料噴射装置
US8200412B2 (en) Controller for internal combustion engine
KR102256491B1 (ko) 구동 시스템의 배기가스 내 함수량을 결정하기 위한 방법
JP2008280911A (ja) コモンレール式燃料噴射システム
JP2008169749A (ja) 空燃比センサの劣化診断装置
JP2007332816A (ja) 燃料噴射制御装置
JP2006214361A (ja) エンジンの異常検出装置
JP4706292B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH10176592A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置
JP2007023796A (ja) 燃料噴射装置
JP4395890B2 (ja) 内燃機関の二次空気供給システムの異常診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101018

A521 Written amendment

Effective date: 20101203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110418

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02