JPH10176592A - 内燃機関用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置 - Google Patents

内燃機関用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置

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JPH10176592A
JPH10176592A JP8335740A JP33574096A JPH10176592A JP H10176592 A JPH10176592 A JP H10176592A JP 8335740 A JP8335740 A JP 8335740A JP 33574096 A JP33574096 A JP 33574096A JP H10176592 A JPH10176592 A JP H10176592A
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fuel
fuel pressure
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fuel injection
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料圧力の異常の有無を高い精度で診断す
る。 【解決手段】 ECUが吐出量制御弁を制御してコモン
レール内の燃料圧力を目標圧力に制御するとともに燃料
圧力センサが検出する燃料圧力に基づいてフィードバッ
ク制御する。ECUがアイドル信号iDLに基づき各イ
ンジェクタが非作動状態となり燃料噴射が停止している
か否かを判定する。非作動状態であると判定したとき
に、ECUが燃料圧力を予め設定された基準圧力P1,
P2に制御すべく吐出量制御弁を制御し、そのとき燃料
圧力センサが検出する燃料圧力Pfと基準圧力P1,P
2との偏差ΔP1,ΔP2を予め設定された判定圧力差
PS1,PS2と比較した結果から燃料圧力の異常の有
無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用燃料噴
射装置の燃料圧力診断装置に係り、詳しくは内燃機関に
噴射される燃料を所定圧力で蓄える蓄圧手段から間欠的
に燃料を内燃機関に供給する内燃機関用燃料噴射装置の
燃料圧力診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の燃料噴射装置には、例えば、特
開平2−95770号公報にて提案される燃料噴射装置
がある。この燃料噴射装置はディーゼルエンジン用であ
り、図5に示すように、燃料を高圧で圧送するサプライ
ポンプ40、シリンダヘッドに沿って延びるように形成
されサプライポンプ40から圧送される燃料を蓄えるコ
モンレール41、該コモンレール41に対してそれぞれ
噴射管42を介して接続され各シリンダ内にコモンレー
ル41内の燃料を噴射するインジェクタ43、サプライ
ポンプ40及びインジェクタ43を制御するECU(電
子制御装置)44等から構成されている。
【0003】サプライポンプ40は吐出量制御弁を備
え、ポンプ部が圧送する燃料の吐出量を制御する。吐出
量制御弁は、ECU44から出力される駆動パルス信号
により開閉制御される。
【0004】インジェクタ43は、コモンレール41か
らシリンダ内への燃料の噴射を制御する三方電磁弁45
を備えている。三方電磁弁45は、ECU44から出力
される駆動パルス信号により開閉動作し、インジェクタ
43に間欠的な燃料の噴射を行わせる。
【0005】吐出量制御弁を制御する駆動パルス信号、
及び、三方電磁弁45を制御する駆動パルス信号は、E
CU44がクランク角度基準位置信号、カム角度信号、
アクセル開度信号等に基づいて生成する。三方電磁弁4
5を制御する駆動パルス信号のパルス幅及びタイミング
の変更により、燃料噴射量及び燃料噴射時期が制御され
る。
【0006】又、ECU44は、吐出量制御弁に出力す
る駆動パルス信号にて燃料噴射圧を目標圧力に制御して
いる。ECU44は、コモンレール41内の燃料圧力を
燃料圧力センサ46にて検出し、燃料圧力を目標圧力に
フィードバック制御している。
【0007】この燃料噴射装置において、例えば、ある
インジェクタ43の三方電磁弁45が故障し、そのイン
ジェクタ43からシリンダ内に燃料が噴射されたままに
なると、コモンレール41内の燃料圧力が目標圧力に達
しなくなる。その結果、燃料圧力が目標圧力よりも低い
状態で燃料噴射が行われるため、適正な燃料噴射量が得
られなくなり正常な燃焼が行われなくなる。又、このと
き、ECU44は燃料圧力を目標圧力に制御すべく吐出
量制御弁を制御するため、インジェクタ43から燃料が
噴射されたままになる。その結果、インジェクタ43が
故障したシリンダに燃料が供給されたままになる。
【0008】このような燃料圧力の異常を検出するた
め、上記燃料噴射装置では、ECU44は燃料圧力、回
転数、燃料温度及び燃料供給量からコモンレール41内
における燃料圧力を推定するとともにその適正圧力範囲
P0 〜P1 を算出する。そして、燃料圧力センサ46が
検出する実際の燃料圧力Pがその適正圧力範囲P0 〜P
1 内にあるかどうかを判定し、検出した燃料圧力Pが適
正圧力範囲P0 〜P1 外であるときには警報動作を行う
ようにしている。
【0009】そして、インジェクタ43の三方電磁弁4
5の故障等により燃料圧力の異常な流出が発生すると、
燃料圧力Pがそのときの諸条件から推定される適正圧力
範囲P0 〜P1 から外れる。従って、検出した燃料圧力
Pと推定した適正圧力範囲P0 〜P1 との比較により、
燃料圧力の異常が検出されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コモン
レール41内の燃料圧力Pは、各インジェクタ43から
の間欠的な燃料噴射毎にある圧力範囲で変動している。
つまり、燃料圧力センサ46にて検出される燃料圧力P
は、その圧力範囲内の圧力をとる。従って、燃料圧力の
異常の有無を判定するために算出する燃料圧力の適正圧
力範囲P0 〜P1は、上記変動圧力範囲を含んだ圧力範
囲に設定する必要がある。
【0011】ところが、インジェクタ43等の故障によ
る燃料圧力の低下が小さいときには、変動圧力範囲が圧
力の低い側に少しだけ移動することになるため、その変
動圧力範囲と適正圧力範囲P0 〜P1 とが大きな圧力範
囲で重なることになる。その結果、燃料圧力診断処理で
検出された燃料圧力が適正圧力範囲P0 〜P1 内にある
確率が高くなる。従って、燃料圧力に異常が発生してい
るにも拘らず正常であると判定されることになり、燃料
圧力の異常を検出することができない問題があった。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、燃料圧力の異常の有
無を高い精度で診断することができる内燃機関用燃料噴
射装置の燃料圧力診断装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、内燃機関の各気筒に供給
する燃料を圧送する燃料圧送手段と、前記燃料圧送手段
から供給される燃料を蓄える蓄圧手段と、各気筒毎に設
けられ、前記蓄圧手段に蓄えられた燃料を内燃機関に間
欠的に噴射する燃料噴射手段と、前記蓄圧手段に蓄えら
れる燃料の圧力を検出する燃料圧力センサと、前記燃料
圧力センサが検出する燃料圧力に基づき、前記圧力圧送
手段を制御して前記蓄圧手段に蓄えられる燃料の圧力を
制御する圧力制御手段と、前記蓄圧手段に蓄えられた燃
料を内燃機関に間欠的に噴射する燃料噴射手段と、前記
圧力制御手段が制御する燃料圧力の異常の有無を診断す
る圧力異常診断手段とを備えた内燃機関用燃料噴射装置
において、前記圧力異常診断手段は、前記各燃料噴射手
段が非作動状態であるときに燃料圧力の異常の有無を診
断するようにした。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記圧力異常診断手段は、前記圧力制
御手段にて前記圧力センサが検出可能な最低圧力に制御
される燃料圧力が異常でないと診断したときには、同圧
力制御手段にてそれよりも高い燃料圧力に制御される燃
料圧力の異常の有無を診断するようにした。
【0015】請求項1に記載の発明によれば、燃料圧送
手段が内燃機関の各気筒に供給する燃料を圧送する燃料
が蓄圧手段に蓄えられる。蓄圧手段に蓄えられた燃料は
各気筒毎とに設けられた燃料噴射手段にて間欠的に各気
筒に噴射される。蓄圧手段に蓄えられる燃料の圧力は燃
料圧力センサに検出され、その検出された燃料圧力に基
づいて燃料圧送手段が圧力制御手段にて制御される。こ
こで、各燃料噴射手段が非作動状態のときに、圧力制御
手段が制御する燃料圧力が圧力異常診断手段にて診断さ
れる。その結果、間欠的な燃料噴射による圧力変動の影
響を受けない燃料圧力に基づいて燃料圧力の異常の有無
が診断される。つまり、各燃料噴射手段が間欠的に燃料
を噴射する作動状態では、蓄圧手段に蓄えられている燃
料圧力がある圧力範囲で変動する。従って、燃料圧力が
実際に制御されている圧力を検出することが困難になる
ため、燃料噴射手段の故障等による燃料圧力の流出等を
検出することができにくくなる。ここで、燃料噴射手段
が非作動状態のときに燃料圧力の異常診断を行うように
したので、間欠噴射による圧力変動がない燃料圧力に基
づいて燃料圧力の異常の有無を診断することができる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、圧力制御手段により先ず燃料圧
力が圧力センサが検出可能な最低の圧力に制御される状
態で圧力異常診断手段による燃料圧力の異常診断が行わ
れる。この診断で異常がなかったときにそれよりも高い
燃料圧力に制御された状態で改めて燃料圧力の異常診断
が行われる。従って、燃料圧力の診断時における燃料圧
力の無用な流出が抑制される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用ディーゼル
エンジンの燃料噴射装置に具体化した一実施の形態を図
1〜図3に従って説明する。
【0018】図1は車両用ディーゼルエンジンの燃料噴
射装置1の概略の構成を示している。燃料噴射装置は、
燃料圧送手段としてのサプライポンプ2、蓄圧手段とし
てのコモンレール3、燃料噴射手段としてのインジェク
タ4及びECU(ElectronicControl Unit )5等にて
構成されている。ECU5は、圧力制御手段及び圧力異
常診断手段を構成している。
【0019】サプライポンプ2は、燃料タンク6に接続
されている。サプライポンプ2は、フィードポンプ7、
ポンプ部8及び吐出量制御弁9からなっておりエンジン
本体10からの動力にてクランクシャフトに同期して駆
動される。フィードポンプ7は燃料タンク6から燃料を
汲み出しポンプ部8に供給する。ポンプ部8は供給され
た燃料を高圧にして圧送する。吐出量制御弁9はポンプ
部8から圧送される高圧燃料の吐出量を制御する。吐出
量制御弁9は、ポンプ部8から圧送される燃料の内の吐
出しない分を燃料タンク6に接続されるドレイン管16
aに排出する。サプライポンプ2には、エンジン回転数
を検出する回転数センサ11が設けられている。
【0020】サプライポンプ2の燃料吐出側にはエンジ
ン本体10のシリンダヘッドに沿って設けられるコモン
レール3が接続されている。コモンレール3はサプライ
ポンプ2から圧送される燃料を所定圧力で蓄える。コモ
ンレール3には、コモンレール3内の燃料圧力を検出す
る圧力センサ12が設けられている。
【0021】コモンレール3にはそれぞれ噴射管13を
介して各気筒毎に設けられる複数のインジェクタ4が接
続されている。コモンレール3に蓄えられた高圧燃料
は、各噴射管13からインジェクタ4に常時供給されて
いる。
【0022】インジェクタ4は、電磁弁14及びノズル
ニードル弁15を備えている。電磁弁14及びノズルニ
ードル弁15には、噴射管13を介してコモンレール3
内の燃料が供給されている。電磁弁14は、供給されて
いる燃料の圧力によりノズルニードル弁15を開閉制御
する。ノズルニードル弁15は、コモンレール3から供
給されている高圧燃料を気筒内へ噴射する。
【0023】エンジン本体10のシリンダブロックに
は、クランク角度基準位置を検出するクランクポジショ
ンセンサ17が設けられている。又、図示しないベンチ
ュリにはアクセル開度及びアイドル位置を検出するアク
セル開度センサ18が設けられている。
【0024】又、図示しない計器板には、燃料圧力の異
常を警告するためのインジケータ19が設けられてい
る。ECU5は、上記各センサからの検出信号に基づ
き、前記吐出量制御弁及び三方制御弁を制御して燃料噴
射量、燃料噴射時期及び燃料噴射圧の各制御を実行す
る。
【0025】次に、上記燃料噴射装置1の電気的構成を
説明する。ECU5は、中央演算処理装置(以下CPU
という)20、読出専用メモリ(以下ROMという)2
1、書込及び読出可能メモリ(以下RAMという)2
2、バックアップ用書込及び読出可能メモリ(以下バッ
クアップRAMという)23及びタイマカウンタ24を
備えている。又、ECU5は外部入力回路25及び外部
出力回路26を備えている。これらは、互いにバス27
で接続されている。
【0026】ROM21には、燃料噴射量制御、燃料噴
射時期制御及び燃料噴射圧制御を実行するための各制御
プログラムがそれぞれ記憶されている。又、ROM21
には、燃料噴射圧制御プログラムに基づいて制御される
燃料圧力の異常の有無を診断するための燃料圧力診断プ
ログラム(サブルーチン)が記憶されている。RAM2
2はCPU20の演算結果を一時的に記憶する。バック
アップRAM23は記憶したデータを保存する。タイマ
カウンタ24は、所定周期で割込信号をCPU20に出
力する。
【0027】外部入力回路25には、回転数センサ1
1、燃料圧力センサ12、クランクポジションセンサ1
7及びアクセル開度センサ18がそれぞれ接続されてい
る。一方、外部出力回路26には、吐出量制御弁9、各
電磁弁14及びインジケータ19がそれぞれ接続されて
いる。
【0028】回転数センサ11は、カム角度信号NEを
ECU5に出力する。燃料圧力センサ12は、コモンレ
ール3内の燃料圧力に対応する圧力信号PFをECU5
に出力する。クランクポジションセンサ17はクランク
シャフト1回転に付き1パルスのクランク角度基準位置
信号GをECU5に出力する。アクセル開度センサ18
は、アイドル位置を検出してアイドル信号iDLをEC
U5に出力する。又、アクセル開度センサ18は、アク
セル開度に対応するアクセル開度信号TAをECU5に
出力する。一方、インジケータ19は、ECU5からの
制御信号により点灯する。
【0029】ECU5は、エンジンが始動されると、前
述した各制御プログラムにより、各センサからの検出信
号に基づいて吐出量制御弁9及び各三方制御弁14を制
御することにより、周知の燃料噴射量制御、燃料噴射時
期制御及び燃料噴射圧制御を実行する。
【0030】本実施の形態では、燃料噴射量制御におい
て、ECU5は、車両が走行中にアクセル開度センサ1
8からアイドル信号iDLを入力すると、車両が減速状
態であると判断する。そして、ECU5は、各電磁弁1
4を制御してインジェクタ4からの燃料の噴射を停止す
るようになっている。
【0031】又、燃料噴射圧制御において、ECU5
は、アクセル開度センサ18からのアクセル開度信号T
A、及び、回転数センサ11からのカム角度信号NEに
基づき燃料圧力の目標圧力を決定する。そして、燃料圧
力を目標圧力に制御すべく目標圧力に対応するパルス幅
の駆動パルスを吐出量制御弁9に出力する。ECU5
は、この燃料噴射圧制御において、燃料圧力センサ12
からの圧力信号PFに基づき、燃料圧力を目標圧力にフ
ィードバック制御している。
【0032】さらに、燃料噴射圧制御において、ECU
5は、車両が走行中にアクセル開度センサ18からのア
イドル信号iDLにより車両が減速状態であると判断す
ると、吐出量制御弁9を制御してポンプ部8から圧送さ
れる燃料の全量をドレイン管16aに排出させる。つま
り、減速時には、ポンプ部8から圧送される燃料の全量
が燃料タンク6に戻されることにより、ポンプ部8の作
動によるロスが小さくなるようにしている。
【0033】さらに、ECU5は、車両が走行中に、タ
イマカウンタ24からの周期的な割込信号により、前述
した燃料圧力診断ルーチンによる燃料圧力診断処理を繰
り返し実行する。
【0034】すなわち、燃料圧力診断処理として、EC
U5は、車両が走行中にアクセル開度センサからアイド
ル信号iDLが入力されたかどうかを判断する。ECU
5は、アイドル信号iDLが入力されるときは、各イン
ジェクタ4が非作動状態となり燃料噴射が停止された状
態であると判断する。このとき、前述した燃料噴射圧制
御によりポンプ部8から圧送される燃料の全量がドレイ
ン管16aから燃料タンク6に戻されるため、コモンレ
ール3内の燃料圧力は0に近い値となる。
【0035】ここで、燃料圧力診断処理を各インジェク
タ4が非作動状態となり燃料噴射が行われていないとき
に行うのは、各インジェクタ4から間欠的な燃料噴射が
行われているときにはコモンレール3内の燃料圧力があ
る圧力範囲で変動するためである。従って、検出する燃
料圧力がその変動範囲内の圧力をとるため、実際に制御
されている圧力を高い精度で検知することができなくな
るからである。
【0036】ECU5は、各インジェクタ4からの燃料
噴射が停止された状態であると判断すると、燃料圧力の
異常の有無を診断するために、燃料圧力を0に近くなっ
た圧力から予め設定されている第1基準圧力P1に制御
すべく吐出量制御弁を制御する。この第1基準圧力P1
は、燃料圧力ができるだけ低い状態で燃料圧力を診断す
るために、燃料圧力センサ12が検出可能な最低の圧力
に設定されている。このとき、各インジェクタ4からは
燃料の噴射が行われないため、コモンレール3内の燃料
圧力は変動しない。
【0037】次に、ECU5は、燃料圧力を第1基準圧
力P1に制御すべく吐出量制御弁9を制御している状態
で、燃料圧力センサ12が実際に検出した燃料圧力Pf
と第1基準圧力P1との偏差ΔP1(=|P1−Pf
|)を算出し、この偏差ΔP1を予め設定されている第
1判定圧力差PS1と比較する。この第1判定圧力差P
S1は、各インジェクタ4からの燃料噴射が停止されて
いる状態で第1基準圧力P1に制御すべく吐出量制御弁
9が動作しているときの実際のコモンレール3内の燃料
圧力Pfの最大制御誤差よりもやや大きい程度の量であ
る。
【0038】ECU5は、算出した偏差ΔP1が第1判
定圧力差PS1以下であるとき、燃料圧力が正常に制御
されている状態であると判断する。反対に、ECU5
は、算出した偏差ΔP1が第1判定圧力差PS1を越え
るとき、燃料圧力の制御に異常が発生したと判断する。
そして、ECU5は、吐出量制御弁9を制御して燃料吐
出量を0とする。
【0039】つまり、例えば、あるインジェクタ4の電
磁弁14が故障して気筒内に常時燃料が噴射されている
ことが原因で燃料圧力が目標圧力に達しないものとす
る。このときに、燃料圧力診断処理で制御する燃料圧力
を大きな圧力に設定すると、故障しているインジェクタ
4から燃料がさらに噴射されてしまうことになる。この
ような燃料圧力の診断に伴う余計な燃料の供給を招かな
いように、第1基準圧力を燃料圧力センサ12が検出可
能な最低の圧力に設定している。
【0040】又、ECU5は、第1基準圧力P1による
燃料圧力の異常診断により燃料圧力が正常であると診断
したときには、再度燃料圧力の診断を行うために、燃料
圧力を第1基準圧力P1よりも高い圧力に設定されてい
る第2基準圧力P2まで上昇させるべく吐出量制御弁9
を制御する。この第2基準圧力P2は、燃料圧力が第1
基準圧力P1よりも高い状態で燃料圧力の診断を行うた
めに予め設定されている。
【0041】ここで、第1基準圧力P1よりも高い第2
基準圧力P2での燃料圧力診断を行う理由は、電磁弁1
4の故障等による燃料圧力の流出が小さいときには、燃
料圧力を第1基準圧力P1のように低い圧力値に制御す
ると、故障したインジェクタ4からの漏れ量も小さくな
り、検出される燃料圧力Pfと第1基準圧力P1との偏
差ΔP1が小さくなるためである。その結果、燃料の流
出による燃料圧力の目標圧力からの低下があるにも拘ら
ず、燃料圧力の異常を検出することができなくなること
がある。そこで、本実施の形態では、燃料圧力センサ1
2が検出できる最低の第1基準圧力P1に基づく燃料圧
力の異常診断後に、第1基準圧力P1よりも高い第2基
準圧力P2に基づく燃料圧力の診断を改めて行うように
している。
【0042】ECU5は、燃料圧力を第2基準圧力P2
に制御すべく吐出量制御弁9を制御している状態で、燃
料圧力センサ12が実際に検出した燃料圧力Pfと第2
基準圧力P2との偏差ΔP2(=|P2−Pf|)を算
出し、この偏差ΔP2を予め設定されている第2判定圧
力差SP2と比較する。この第2判定圧力差PS2は、
各インジェクタ4からの燃料噴射が停止されている状態
で第2基準圧力P2に制御すべく吐出量制御弁9が動作
しているときの実際のコモンレール3内の燃料圧力Pf
の最大制御誤差よりもやや大きな量である。
【0043】ECU5は、算出した偏差ΔP2が第2判
定圧力差PS2以下であるとき、燃料圧力が正常に制御
されていると判断する。反対に、ECU5は、算出した
偏差ΔP2が第2判定圧力差PS2を越えるとき、燃料
圧力の制御に異常が発生したと判断する。そして、EC
U5は、吐出量制御弁9を制御して燃料吐出量を0とす
る。
【0044】次に、以上のように構成されたディーゼル
エンジン用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置の作用を図
3に示す燃料圧力診断ルーチンのフローチャートに従っ
て説明する。
【0045】先ず、ECU5は、図示しないイグニッシ
ョンのオン操作により起動された直後に実行するイニシ
ャルルーチンにより、燃料圧力異常フラグFPHFをク
リアする。
【0046】車両が運転中に燃料圧力診断ルーチンが実
行されると、ECU5は、ステップ10でアクセル開度
センサ18からのアイドル信号iDLに基づき、車両が
減速状態になり各インジェクタ4が非作動状態となって
燃料噴射が停止されたか否かを判断する。ECU5は、
アイドル信号iDLが入力されないときは、各インジェ
クタ4が作動状態であり燃料噴射が行われているとして
燃料圧力診断処理を終了する。一方、ECU5は、アイ
ドル信号iDLを入力するときは、各インジェクタ4が
非作動状態となり燃料噴射が停止された状態であると判
断して次のステップ11に移る。
【0047】ECU5は、ステップ11で、燃料圧力を
第1基準圧力P1に制御すべく吐出量制御弁9を制御す
る。ECU5は、燃料圧力を第1基準圧力値P1に制御
すべく吐出量制御弁9を制御している状態で、ステップ
12で、燃料圧力センサ12が検出する燃料圧力Pfと
第1基準圧力P1との偏差ΔP1を算出し、この偏差Δ
P1と第1判定圧力差PS1とを比較する。ECU5
は、ステップ12で、算出した偏差ΔP1が第1判定圧
力差PS1を越えるときには、燃料圧力に異常が発生し
たとしてステップ13で燃料圧力Pfを0とすべく吐出
量制御弁9を制御して燃料吐出を停止する。次に、EC
U5は、ステップ14で、燃料圧力異常フラグFPHF
を「1」にセットして燃料圧力診断処理を終了する。
【0048】一方、ECU5は、前記ステップ12で、
算出した偏差ΔP1が第1判定圧力差PS1以下である
ときには、低い第1基準圧力P1での圧力異常診断にお
いては燃料圧力に異常がなかったと診断して次のステッ
プ15に移る。ECU5は、ステップ15で、燃料圧力
を第2基準圧力値P2に制御すべく吐出量制御弁9を制
御する。ECU5は、燃料圧力を第2基準圧力値P2に
制御すべく吐出量制御弁9を制御している状態で、ステ
ップ16で、燃料圧力センサ12が検出する燃料圧力P
fと第2基準圧力P2との偏差ΔP2を算出し、この偏
差ΔP2と第2判定圧力差PS2とを比較する。ECU
5は、偏差ΔP2が第2判定圧力差PS2を越えるとき
には、燃料圧力Pfに異常が発生したとしてステップ1
3で燃料圧力Pfを0とすべく吐出量制御弁9を制御し
た後、ステップ14で燃料の圧力異常フラグFPHPを
「1」にセットして燃料圧力診断処理を終了する。
【0049】一方、ECU5は、ステップ16で、算出
した偏差ΔP2が第2判定圧力差PS2以下であるとき
には、燃料圧力Pfに異常がないとして燃料圧力診断処
理を終了する。
【0050】以上詳述したように、本実施の形態のディ
ーゼルエンジン用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置によ
れば、以下の効果を得ることができる。 (a) ECU5は、各インジェクタ4が非作動状態と
なり各気筒への燃料噴射が行われず燃料圧力が変動しな
い状態において、検出した燃料圧力Pfに基づいて異常
の有無を診断するようにした。従って、インジェクタ4
の故障等による燃料圧力の流出により燃料圧力Pfが目
標圧力に制御されなくなったときには、燃料圧力の異常
を高い精度で検出することができる。
【0051】(b) ECU5は、車両の減速状態にお
いて、先ず燃料圧力センサ12が検出できる範囲で最低
の第1基準圧力P1にすべく吐出量制御弁9を制御する
状態で燃料圧力Pfを診断する。そして、この診断によ
り燃料圧力の異常が検出できなかったときに燃料圧力を
第1基準圧力P1よりも高い第2基準圧力P2に制御す
べく吐出量制御弁9を制御する状態で燃料圧力Pfを改
めて診断するようにした。
【0052】従って、例えば、インジェクタ4が故障し
て気筒内に常時燃料が供給されていることで燃料圧力に
異常が発生しているときに、診断時における燃料圧力に
より同インジェクタ4から気筒内に無用に供給される燃
料の量を抑制することができる。
【0053】尚、実施の形態は上記に限定されるもので
はなく、次のように変更してもよい。 (1) 燃料圧力の異常診断を1つの基準圧力に対して
だけ行うようにしてもよい。すなわち、図4に示すよう
に、第1基準圧力P1による燃料圧力の異常診断のみを
行い、第2基準圧力P2による異常診断を行わないよう
にする。このような構成でも、燃料圧力の異常を高い精
度で診断することができ、しかも、圧力診断に伴う無用
な燃料の流出を抑制することができる。尚、基準圧力を
第1基準圧力P1よりも高い圧力に設定してもよい。
【0054】反対に、1回の燃料圧力診断処理で、3段
階以上に設定した基準圧力に基づいて燃料圧力を診断す
るようにしてもよい。つまり、第2基準圧力P2を複数
の圧力段階に置き換え、低い圧力から順次段階的に燃料
圧力の異常診断を行うようにする。この構成では、燃料
圧力の診断に伴う燃料の無用な供給を一層効果的に抑制
することができる。
【0055】(2) 基準圧力P1,P2と検出した燃
料圧力Pfとの偏差ΔP1,ΔP2を判定圧力差PS
1,PS2と比較した結果から燃料圧力Pfの異常の有
無を診断するようにしたが、基準圧力P1,P2に対す
る燃料圧力Pfの異常が検出できる方法であれば偏差Δ
P1,ΔP2と判定圧力差PS1,PS2との比較に限
らない。例えば、以下に示す各方法で行ってもよい。
【0056】ある基準圧力P1,P2に対して検出され
る燃料圧力Pfを基準圧力P1,P2に応じて予め設定
した圧力範囲と直接比較し、燃料圧力Pfが同圧力範囲
内にあるか否かにより燃料圧力の異常の有無を判定す
る。
【0057】あるいは、車両の減速時に0に近い圧力に
なった燃料圧力を基準圧力P1,P2にすべく制御して
いるときに燃料圧力Pfが0から基準圧力P1,P2に
向かって上昇するときの上昇率から燃料圧力の異常の有
無を判定する。
【0058】又、ECU5が燃料圧力を基準圧力P1,
P2に制御すべく吐出量制御弁9に出力する駆動パルス
信号のパルス幅(あるいはデューティ比)を予め設定し
た判定パルス幅(あるいはデューティ比)と比較するこ
とにより燃料圧力の異常の有無を判定する。
【0059】(3) 燃料圧力を基準圧力P1,P2に
制御すべく吐出量制御弁9を制御している状態で燃料圧
力Pfを複数回検出し、その平均値あるいは積算値から
燃料圧力の異常を判断するようにしてもよい。
【0060】(4) 各インジェクタ4が非作動状態と
なる車両の減速時を検出し、そのときに検出する燃料圧
力Pfから燃料圧力の異常の有無を診断したが、各イン
ジェクタ4が非作動状態となるときであれば車両の減速
時に限らない。例えば、アイドル信号iDL及び車速セ
ンサからの速度信号に基づいて車両の停止時におけるア
イドリング状態を検出する。そして、そのアイドリング
状態で各インジェクタ4からの燃料噴射を一時中断し、
その中断状態の間に燃料圧力診断処理を実行することも
できる。このような構成では、車両の運転前に燃料圧力
の異常診断を行うことができる。
【0061】(5) 吐出量制御弁9とコモンレール3
との間に逆止弁を設けた燃料噴射装置のように、減速時
における各インジェクタ4からの燃料噴射停止時にもコ
モンレール3内の燃料圧力が所定の圧力に保持されるタ
イプの燃料噴射装置に実施してもよい。この場合には、
各インジェクタ4からの燃料噴射が停止される前よりも
燃料圧力を高い基準圧力に制御する状態で燃料圧力異常
診断処理を実行すればよい。
【0062】(6) 燃料圧力Pfを検出する燃料圧力
センサ12は、コモンレール3に限らず、吐出量制御弁
9とコモンレール3とを接続する燃料パイプ、あるい
は、いずれかの噴射管13に設けてもよい。
【0063】(7) ディーゼルエンジン用燃料噴射装
置に限らず、ガソリンエンジン用燃料噴射装置に実施し
てもよい。この場合には、燃料ポンプから供給される燃
料を各インジェクタへ分配するデリバリパイプにおける
燃料圧力の異常の有無を診断する構成とする。
【0064】以下、特許請求の範囲に記載された技術的
思想の外に前述した各実施の形態で把握される技術的思
想をその効果とともに記載する。 (1) 内燃機関に供給する燃料を所定圧力で一旦蓄
え、蓄えた燃料を間欠的に内燃機関に噴射するととも
に、その蓄えられた燃料の圧力を検出してその検出した
燃料圧力に基づいて蓄えられる燃料の圧力を制御し、検
出された燃料圧力に基づいて制御される燃料圧力の異常
の有無を診断するようにした内燃機関用燃料噴射装置の
燃料圧力診断方法において、内燃機関に燃料を噴射して
いないときに燃料圧力を診断する。このような構成によ
れば、燃料圧力の異常を高い精度で検出することができ
る。
【0065】(2) 請求項1又は請求項2に記載の内
燃機関用燃料噴射装置の圧力診断装置は、コモンレール
3を蓄圧手段とするディーゼルエンジン用とする。この
ような構成によれば、コモンレール3に高圧で蓄えられ
る燃料圧力の異常を高い精度で診断することができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、燃料圧力の異常を高い精度で診断するこ
とができる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、上記発明
の効果に加えて、燃料圧力の診断に伴う燃料の流出を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の燃料噴射装置の構成を示す模
式図。
【図2】 電気的構成を示すブロック図。
【図3】 燃料圧力診断処理のフローチャート。
【図4】 別例の燃料圧力診断処理のフローチャート。
【図5】 従来の燃料噴射装置の構成を示す模式図。
【符号の説明】
2…燃料圧送手段としてのサプライポンプ、3…蓄圧手
段としてのコモンレール、4…燃料噴射手段としてのイ
ンジェクタ、5…圧力制御手段及び圧力異常診断手段と
してのECU、12…燃料圧力センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 63/02 F02M 63/02 A 65/00 307 65/00 307 G01M 15/00 G01M 15/00 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の各気筒に供給する燃料を圧送
    する燃料圧送手段と、 前記燃料圧送手段から圧送される燃料を蓄える蓄圧手段
    と、 各気筒毎に設けられ、前記蓄圧手段に蓄えられた燃料を
    内燃機関に間欠的に噴射する燃料噴射手段と、 前記蓄圧手段に蓄えられる燃料の圧力を検出する燃料圧
    力センサと、 前記燃料圧力センサが検出する燃料圧力に基づき、前記
    圧力圧送手段を制御して前記蓄圧手段に蓄えられる燃料
    の圧力を制御する圧力制御手段と、 前記圧力制御手段が制御する燃料圧力の異常の有無を診
    断する圧力異常診断手段とを備えた内燃機関用燃料噴射
    装置において、 前記圧力異常診断手段は、前記各燃料噴射手段が非作動
    状態のときに燃料圧力の異常の有無を診断するようにし
    た内燃機関用燃料噴射装置の燃料圧力診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関用燃料噴射装
    置の燃料圧力診断装置において、 前記圧力異常診断手段は、前記圧力制御手段にて前記燃
    料圧力センサが検出可能な最低圧力に制御される燃料圧
    力が異常でないと診断したときには、同圧力制御手段に
    てそれよりも高い燃料圧力に制御される燃料圧力の異常
    の有無を診断するようにした内燃機関用燃料噴射装置の
    燃料圧力診断装置。
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