JP5313846B2 - 圧力センサの異常診断装置及び蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
1.蓄圧式燃料噴射装置
図1は、蓄圧式燃料噴射装置50の構成例を示している。この蓄圧式燃料噴射装置50は、車両の内燃機関40の気筒41内に燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射装置であって、燃料タンク1と、低圧ポンプ2と、高圧ポンプ5と、コモンレール10と、インジェクタ13と、制御装置60等を主たる要素として備えている。
図2は、本実施形態の蓄圧式燃料噴射装置50を制御するための制御装置60のうち、圧力センサの異常診断に関連する部分を機能的なブロックで表した構成例を示している。
制御装置60は、機関回転数検出手段61と、圧力検出手段63と、目標噴射量演算手段65と、無噴射状態検出手段67と、インジェクタ制御手段69と、異常判定手段71等を主たる要素として備えている。この制御装置60は、公知の構成からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、各手段はマイクロコンピュータによるプログラムの実行によって実現される。
次に、上述した制御装置60によって実行される圧力センサの異常診断方法の一例について、図3の制御フローに基づいて具体的に説明する。なお、以下の制御フローは、四気筒ディーゼルエンジン用の蓄圧式燃料噴射装置に備えられたコモンレール10のレール圧を検出する圧力センサ21の異常診断方法の例を示している。
さらに、この異常診断は、内燃機関40のオーバーラン時に実行されるので異常診断の頻度が多くなり、圧力センサ21に生じた異常が早期に検出されるようになる。
本発明の第2の実施の形態は、複数回の微小噴射を実行して機関回転数の変化量ΔNeを基準変化量ΔNe0と比較する場合において、微小噴射による噴射量を異ならせて圧力センサ21の異常診断を実行するように構成された圧力センサの異常診断装置及び蓄圧式燃料噴射装置である。
このフローにおいて、スタート後のステップS41において、第1の実施の形態の制御フローのステップS11と同様に、内燃機関40が無噴射状態にあるか否かが判別される。無噴射状態が検出されると、ステップS42に進み、圧力センサ21によって検出される検出圧力Psensorを読み込み、ステップS43においてあらかじめ設定されている第1〜第nの噴射量Q1、Q2…Qnの微小噴射を得るための噴射時間ET(P)1、ET(P)2…ET(P)nをマップから求める。
さらに、この異常診断は、内燃機関40のオーバーラン時に実行されるので異常診断の頻度が多くなり、圧力センサ21に生じた異常が早期に検出されるようになる。
Claims (5)
- 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための蓄圧式燃料噴射装置に備えられたコモンレール内の圧力を検出するための圧力センサの異常の有無を診断するための圧力センサの異常診断装置において、
前記内燃機関の運転中における無噴射状態を検出する無噴射状態検出手段と、
前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに前記圧力センサのセンサ信号をもとに検出圧力を求める圧力検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに所定量の微小噴射を得るための噴射時間を前記検出圧力に基づいて求めて前記微小噴射を実行させる微小噴射実行制御手段と、
前記微小噴射を実行したときの前記機関回転数の変化量とあらかじめ記憶された前記微小噴射によって生じる前記機関回転数の基準変化量との差が所定閾値以上のときに前記圧力センサに異常有りと判定する異常判定手段と、
を備え、
前記微小噴射実行制御手段は複数の前記気筒に対して前記微小噴射を実行させ、
前記異常判定手段は、複数の前記気筒において求められる前記機関回転数の変化量の差が前記所定閾値以上のときに前記圧力センサに異常有りと判定することを特徴とする圧力センサの異常診断装置。 - 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための蓄圧式燃料噴射装置に備えられたコモンレール内の圧力を検出するための圧力センサの異常の有無を診断するための圧力センサの異常診断装置において、
前記内燃機関の運転中における無噴射状態を検出する無噴射状態検出手段と、
前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに前記圧力センサのセンサ信号をもとに検出圧力を求める圧力検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに所定量の微小噴射を得るための噴射時間を前記検出圧力に基づいて求めて前記微小噴射を実行させる微小噴射実行制御手段と、
前記微小噴射を実行したときの前記機関回転数の変化量とあらかじめ記憶された前記微小噴射によって生じる前記機関回転数の基準変化量との差が所定閾値以上のときに前記圧力センサに異常有りと判定する異常判定手段と、
を備え、
前記微小噴射実行制御手段は異なる噴射量で複数回の微小噴射を実行させ、
前記異常判定手段は、それぞれの微小噴射を実行したときの前記機関回転数の変化量と、前記噴射量に応じてあらかじめ記憶された前記微小噴射によって生じる前記機関回転数の基準変化量との差がともに所定閾値以上のときに前記圧力センサに異常有りと判定することを特徴とする圧力センサの異常診断装置。 - 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための蓄圧式燃料噴射装置に備えられたコモンレール内の圧力を検出するための圧力センサの異常の有無を診断するための圧力センサの異常診断装置において、
前記内燃機関の運転中における無噴射状態を検出する無噴射状態検出手段と、
前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに前記圧力センサのセンサ信号をもとに検出圧力を求める圧力検出手段と、
前記内燃機関が無噴射状態にあるときに所定量の微小噴射を得るための噴射時間を前記検出圧力に基づいて求めて前記微小噴射を実行させる微小噴射実行制御手段と、
前記微小噴射を実行したときの前記機関回転数の変化量とあらかじめ記憶された前記微小噴射によって生じる前記機関回転数の基準変化量との差が所定閾値以上のときに前記圧力センサに異常有りと判定する異常判定手段と、
を備え、
前記微小噴射実行制御手段は異常判定実行毎に前記微小噴射を実行する気筒を変えることを特徴とする圧力センサの異常診断装置。 - 前記異常判定手段は、前記機関回転数が所定閾値以上のときに前記異常判定を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力センサの異常診断装置
- 内燃機関の気筒内に燃料を噴射するための蓄圧式燃料噴射装置であって、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力センサの異常診断装置を備えた蓄圧式燃料噴射装置。
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