JP2008278562A - 振動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】配線ケーブルを用いることなく固定子側と回転子側との間で送電または/および通信を行うことができる振動アクチュエータを提供する。
【解決手段】電力供給回路13により固定子2内のコイル12に所定周波数の交流電流を流すと、コイル12の周辺に変化する磁界が発生し、コイル12から固定子2の段差11を経て回転子6内を通り、反対側の段差11から再び固定子2内に入ってコイル12に戻る磁力線Mが形成される。この磁力線Mが回転子6に埋設されているコイル14内を通過し、コイル14に起電力が誘導され、コイル14に接続されている電力利用回路15に電力が供給される。
【選択図】図1

Description

この発明は、振動アクチュエータに係り、特に固定子側と回転子側との間で送電または/および通信を行う振動アクチュエータに関する。
近年、超音波振動を利用して回転子を回転させる振動アクチュエータが提案され、実用化されている。この振動アクチュエータは、圧電素子を用いて固定子の表面に進行波を発生させ、固定子に回転子を加圧接触させることによりこれら両者間の摩擦力を介して回転子を移動させるものである。
例えば、特許文献1には、球体状の回転子の表面に四方からそれぞれ固定子を加圧接触させ、各固定子に振動を発生させることにより回転子を回転させる振動アクチュエータが開示されている。この振動アクチュエータは、回転子に小型カメラを埋設することでインテリジェントアイとしての利用に供される。小型カメラで撮影された映像は、小型カメラに接続された配線ケーブルを介して振動アクチュエータ外部に配置されたカメラ制御ユニットに送られる。
特開平9−54356号公報
しかしながら、回転子に埋設されている小型カメラに配線ケーブルを接続して映像を取り出すため、配線ケーブルの張力が回転子の移動に影響を与えて、回転子の回転制御の精度が低下したり、配線ケーブルが断線するおそれがある。また、配線ケーブルの設置スペースが必要になるという問題も生じてしまう。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、配線ケーブルを用いることなく固定子側と回転子側との間で送電または/および通信を行うことができる振動アクチュエータを提供することを目的とする。
この発明に係る振動アクチュエータは、回転子を固定子に対し加圧した状態で固定子に振動を発生させることにより回転子を回転させる振動アクチュエータにおいて、固定子側と回転子側とにそれぞれ配置され且つ互いに非接触で電気的エネルギーの伝達を行う固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段を備え、これら固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段により固定子側と回転子側との間で送電または/および通信を行うものである。
ここで、固定子側とは、固定子だけでなく、固定子に対して固定される他の部材をも含むものとする。また、回転子側とは、回転子だけでなく、回転子に固定されて回転子と共に移動する他の部材をも含むものとする。
なお、固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段が、電磁誘導によって電気的エネルギーの伝達を行うように構成することができる。この場合、固定子及び回転子は、磁性材料から形成されることが好ましい。
固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段は、それぞれ少なくとも一つのコイルを含むものから形成することができる。好ましくは、回転子側伝達手段に含まれるコイルは、その一部が回転子の回転中心付近を通るように配置される。さらに、コイルの一部が回転子の回転中心を通る位置、すなわち回転子の回転中心がコイル内に含まれるような位置にコイルが配置されることがより好ましい。また、回転子側伝達手段が、互いに異なる方向に向けられた複数のコイルを含んでいてもよい。
また、固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段が、電磁波の1種である電波の送受信によって電気的エネルギーの伝達を行うように構成することもできる。この場合、固定子が、回転子の一部を収容する凹部を有すると共に電気伝導体から形成され、固定子側伝達手段は、固定子の凹部内に配置されることが好ましい。
回転子側伝達手段は、回転子の回転中心付近に配置することができる。あるいは、内部に空洞を有し且つ電気伝導体から形成された可動部を回転子に固定すると共に、回転子が固定子の凹部と可動部の空洞の双方に連通する貫通孔を有し、回転子側伝達手段を、可動部の空洞内に配置することもできる。
なお、固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段は、それぞれ少なくとも一つのアンテナを含むものから形成することができる。
この振動アクチュエータをロボットハンドに用いることができる。
この発明によれば、固定子側と回転子側とにそれぞれ固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段を備えるので、配線ケーブルを用いることなく固定子側と回転子側との間で送電または/および通信を行うことが可能となる。
振動により回転子を回転させる振動アクチュエータの駆動と固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段間の電気的エネルギーの伝達とは相互に干渉しにくいものであるため、振動アクチュエータの駆動と送電または/および通信とを相互に影響を及ぼすことなく独立して行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す。基部1と固定子2との間に振動体3が挟持され、基部1と固定子2とが振動体3内に通された連結ボルト4を介して互いに連結されている。固定子2には、振動体3に接する面とは反対側に凹部5が形成されており、この凹部5内に略球体状の回転子6のほぼ下半部が収容されている。回転子6に可動部7が固定されており、可動部7と固定子2とが可撓性の保持部材8で互いに移動自在に連結されている。なお、固定子2及び回転子6はそれぞれ磁性材料から形成されている。
ここで、説明の便宜上、基部1から回転子6に向かってZ軸が延び、Z軸に対して垂直方向にX軸が、Z軸及びX軸に対して垂直にY軸がそれぞれ延びているものとする。
固定子2の凹部5は、回転子6の直径より小さな内径を有する小径部9と、回転子6の直径より大きな内径を有する大径部10とからなり、これら小径部9及び大径部10との境界部にXY平面上に位置する環状の段差11が形成されている。回転子6はこの凹部5内の段差11に当接した状態で回転可能に支持されている。また、可動部7と固定子2とを連結する保持部材8によって回転子6が固定子2の段差11に対して加圧接触されている。
固定子2には、凹部5の直下に固定子側伝達手段としてのコイル12が埋設され、このコイル12に電力供給回路13が電気的に接続されている。一方、回転子6には、回転子6の回転中心付近に回転子側伝達手段としてのコイル14が埋設され、このコイル14に電力利用回路15が電気的に接続されている。コイル14は、その一部が回転子6の回転中心を通るような位置に配置されている。電力利用回路15は、供給された電力を利用して何らかの動作を行う電気機器で、例えば可動部7に配置された電動モータを電力利用回路15として用いることができる。
振動体3は、固定子2に超音波振動を発生させて回転子6をX、Y、Zの3軸の回りにそれぞれ回転させるためのものであり、それぞれXY平面上に位置し且つ互いに重ね合わされた平板状の第1〜第3の圧電素子部31〜33を有している。これら第1〜第3の圧電素子部31〜33がそれぞれ駆動回路16に電気的に接続されている。
具体的には、図2に示されるように、第1の圧電素子部31は、それぞれ円板形状を有する電極板31a、圧電素子板31b、電極板31c、圧電素子板31d及び電極板31eが順次重ね合わされた構造を有している。同様に、第2の圧電素子部32は、それぞれ円板形状を有する電極板32a、圧電素子板32b、電極板32c、圧電素子板32d及び電極板32eが順次重ね合わされた構造を有し、第3の圧電素子部33は、それぞれ円板形状を有する電極板33a、圧電素子板33b、電極板33c、圧電素子板33d及び電極板33eが順次重ね合わされた構造を有している。これらの圧電素子部31〜33が絶縁シート34〜37を介して固定子2及び基部1から、また互いに絶縁された状態で配置されている。
図3に示されるように、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dは、Y軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板31bと圧電素子板31dは互いに裏返しに配置されている。
第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dは、2分割されることなく全体がZ軸方向(厚み方向)に膨張あるいは収縮の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板32bと圧電素子板32dは互いに裏返しに配置されている。
第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dは、X軸方向に2分割された部分が互いに逆極性を有してそれぞれZ軸方向(厚み方向)に膨張と収縮の反対の変形挙動を行うように分極されており、圧電素子板33bと圧電素子板33dは互いに裏返しに配置されている。
第1の圧電素子部31の両面部分に配置されている電極板31a及び電極板31eと、第2の圧電素子部32の両面部分に配置されている電極板32a及び電極板32eと、第3の圧電素子部33の両面部分に配置されている電極板33a及び電極板33eがそれぞれ電気的に接地されている。また、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dの間に配置されている電極板31cと、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dの間に配置されている電極板32cと、第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dの間に配置されている電極板33cがそれぞれ駆動回路16に電気的に接続されている。
次に、この実施の形態1に係る振動アクチュエータの動作について説明する。
振動体3に対して、第1の圧電素子部31の電極板31cに振動アクチュエータの固有振動数に近い周波数の交流電圧を印加すると、第1の圧電素子部31の一対の圧電素子板31b及び31dの2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、固定子2にY軸方向のたわみ振動を発生する。同様に、第2の圧電素子部32の電極板32cに交流電圧を印加すると、第2の圧電素子部32の一対の圧電素子板32b及び32dがZ軸方向に膨張と収縮を繰り返し、固定子2にZ軸方向の縦振動を発生する。さらに、第3の圧電素子部33の電極板33cに交流電圧を印加すると、第3の圧電素子部33の一対の圧電素子板33b及び33dの2分割された部分がZ軸方向に膨張と収縮を交互に繰り返し、固定子2にX軸方向のたわみ振動を発生する。
そこで、例えば、駆動回路16から第2の圧電素子部32の電極板32cと第3の圧電素子部33の電極板33cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧をそれぞれ印加すると、X軸方向のたわみ振動とZ軸方向の縦振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差11にXZ面内の楕円振動が発生し、摩擦力を介して回転子6がY軸回りに回転する。
同様に、駆動回路16から第1の圧電素子部31の電極板31cと第2の圧電素子部32の電極板32cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧をそれぞれ印加すると、Y軸方向のたわみ振動とZ軸方向の縦振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差11にYZ面内の楕円振動が発生し、摩擦力を介して回転子6がX軸回りに回転する。
さらに、駆動回路16から第1の圧電素子部31の電極板31cと第3の圧電素子部33の電極板33cとの双方に位相を90度シフトさせた交流電圧をそれぞれ印加すると、X軸方向のたわみ振動とY軸方向のたわみ振動とが組み合わされて回転子6と接触する固定子2の段差11にXY面内の楕円振動が発生し、摩擦力を介して回転子6がZ軸回りに回転する。
このようにして振動体3を駆動することにより、回転子6がX、Y、Zの3軸の回りにそれぞれ回転し、これに伴って可動部7が移動する。
ここで、電力供給回路13により固定子2内のコイル12に所定周波数の交流電流あるいはパルス電流を流すと、コイル12の周辺に変化する磁界が発生するが、固定子2と回転子6が共に磁性材料から形成されると共に段差11を介して互いに当接しているため、図1に示されるように、コイル12から固定子2の段差11を経て回転子6内を通り、反対側の段差11から再び固定子2内に入ってコイル12に戻る磁力線Mが形成される。この磁力線Mが回転子6に埋設されているコイル14内を通過することにより、このコイル14に起電力が誘導され、コイル14に接続されている電力利用回路15に電力が供給される。このようにして、固定子2内のコイル12と回転子6内のコイル14とが互いに電磁結合され、これらのコイル12及び14間で電気的エネルギーが伝達され、配線ケーブルを用いることなく固定子2側から回転子6側への送電を行うことが可能となる。
配線ケーブルを回転子6に接続していないため、配線ケーブルの張力が回転子6の回転に影響を与えることがなく、回転子6の回転制御の精度が低下したり、配線ケーブルが断線して送電不能となるおそれが回避される。また、配線ケーブルを設置するためのスペースが不要となり、小型の振動アクチュエータが実現される。
なお、上述したように、この振動アクチュエータにおいては、回転子6は固定子2の段差11に接触して振動により回転駆動されるため、コイル12及び14の電磁結合による電気的エネルギーの伝達と振動アクチュエータの駆動とが相互に干渉しにくいものとなっている。このため、振動アクチュエータの駆動と電力の供給とを相互に影響を及ぼすことなく独立して行うことが可能となる。さらに、コイル14はその一部が回転子6の回転中心を通るような位置に埋設されているので、図4に示されるように、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子6が回転しても、固定子2に対するコイル14の位置はほとんど変わることがなく、このため回転子6の回転に関わらずに安定した電力を供給することができる。
一般に、磁力線は、磁性体を通りやすく且つ非磁性体を通りにくい性質を有しているため、固定子2及び回転子6の適宜箇所に非磁性体を配することで、固定子2側のコイル12により形成される磁力線Mの範囲を規制し、固定子2内のコイル12と回転子6内のコイル14との間で効率よく電気的エネルギーの伝達を行うことが可能となる。例えば、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子6が回転しても、固定子2の段差11に接触することがない部分の回転子6の表面に樹脂材等の非磁性体を配することができる。
実施の形態2
実施の形態1では、回転子側伝達手段として回転子6内に1つのコイル14が埋設されていたが、回転子6内の回転中心付近にそれぞれ異なる方向を向いた複数のコイルを埋設して、これら複数のコイルを互いに接続することもできる。例えば、図5に示されるように、X軸方向を向いたコイル14xと、Y軸方向を向いたコイル14yと、Z軸方向を向いたコイル14zとをそれぞれ回転子6内に埋設して互いに直列に接続したものを回転子側伝達手段として用いることができる。これらコイル14x、コイル14y、コイル14zは、それぞれ一部が回転子6内の回転中心付近を通るような位置に配置されている。
このような回転子側伝達手段を使用すれば、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子6の回転角度が大きくなっても、固定子2内のコイル12により形成された磁力線Mが、コイル14x、14y及び14zのうち少なくともいずれかを貫通しやすくなり、より安定した電力の供給が可能となる。
実施の形態3
図6に、実施の形態3に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態3は、図1に示した実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、回転子6内の回転中心付近にコイル14を埋設する代わりに、回転子6の外周部のわずかに内側に直径の大きなコイル17を埋設し、これを回転子側伝達手段としたものである。コイル17は、略球体状の回転子6の一直径を含む切断面上で且つ回転子6の直径よりわずかに小さい直径を有しており、コイル17の中心が回転子6の回転中心とほぼ一致するように配置されている。
このように直径の大きなコイル17を使用すれば、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子6の回転角度が大きくなっても、固定子2内のコイル12により形成された磁力線Mが、コイル17を貫通しやすくなり、安定した電力の供給が可能となる。
なお、直径の大きな複数のコイル17を互いに異なる方向を向けて回転子6内に埋設することもできる。
実施の形態4
図7に、実施の形態4に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態4は、図1に示した実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、固定子2の凹部5の直下にコイル12を埋設する代わりに、相対向する凹部5の両側方に位置する固定子2の内部にコイル12a及び12bをそれぞれ埋設し、これらのコイル12a及び12bを互いに接続して固定子側伝達手段としたものである。
図示しない電力供給回路からコイル12a及び12bに交流電流あるいはパルス電流を流すことにより、実施の形態1と同様に、コイル12bから固定子2の段差11を経て回転子6内を通り、反対側の段差11から再び固定子2内に入ってコイル12aを通り、コイル12bへと戻る磁力線Mが形成される。このため、固定子2内のコイル12a及び12bと回転子6内のコイル14とが互いに電磁結合され、これらのコイル12a、12bとコイル14との間で電気的エネルギーが伝達され、固定子2側から回転子6側への送電を行うことが可能となる。
このように、複数のコイルを固定子側伝達手段として用いれば、磁力線Mを所望の位置に形成することが容易となり、より安定した送電が可能となる。
なお、3つ以上のコイルを固定子2内に埋設し、これらのコイルを互いに接続して固定子側伝達手段としてもよい。また、固定子2内に埋設した複数のコイルの接続を切り替え可能とし、これら複数のコイルから回転子6内のコイル14との間で感度よく電気的エネルギーの伝達を行うことができるコイルを1つ以上選択して固定子側伝達手段として使用することもできる。
実施の形態5
図8に、実施の形態5に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態5は、図1に示した実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、磁性材料から形成された固定子2の代わりに電気伝導体である金属から形成された固定子18を用いると共に、コイル12の代わりにアンテナ23を固定子側伝達手段として用い、コイル14の代わりにアンテナ24を回転子側伝達手段として用いたものである。
固定子18には、振動体3に接する面とは反対側に凹部19が形成されている。この凹部19は、回転子6の直径より小さな内径を有する小径部20と、回転子6の直径より大きな内径を有する大径部21とからなり、これら小径部20及び大径部21との境界部にXY平面上に位置する環状の段差22が形成されている。回転子6はこの凹部19内の段差22に当接した状態で回転可能に支持され、可動部7と固定子18とを連結する保持部材8によって回転子6が固定子18の段差22に対して加圧接触されている。
固定子18の凹部19内で且つ回転子6の下方にアンテナ23が配置され、このアンテナ23に電力供給回路13が電気的に接続されている。また、回転子6の回転中心付近にアンテナ24が埋設され、このアンテナ24に電力利用回路15が電気的に接続されている。
実施の形態1と同様に、駆動回路16から振動体3の第1〜第3の圧電素子部31〜33に選択的に交流電圧を印加して振動体3を駆動することにより、固定子18の段差22に楕円振動が発生し、回転子6はX、Y、Zの3軸の回りにそれぞれ回転し、これに伴って可動部7が移動する。
ここで、電力供給回路13により固定子18内のアンテナ23に所定の周波数の交流電流あるいはパルス電流を流すと、アンテナ23から電磁波の1種である電波が送信される。回転子6内のアンテナ24は、この電波を受信して起電力を発生し、アンテナ24に接続されている電力利用回路15に電力が供給される。このようにして、固定子18内のアンテナ23と回転子6内のアンテナ24との間で電気的エネルギーが伝達され、配線ケーブルを用いることなく固定子18側から回転子6側への送電を行うことが可能となる。
なお、実施の形態1と同様に、アンテナ23及び24間の電気的エネルギーの伝達と振動アクチュエータの駆動とが相互に干渉しにくいものとなっているため、振動アクチュエータの駆動と電力の供給とを相互に影響を及ぼすことなく独立して行うことが可能となる。
図8に示されるように、双方のアンテナ23及び24の間は、金属から形成された固定子18によってほぼ囲まれているため、固定子18が電波の送受信に対してシールド効果を発揮し、アンテナ23及び24の間で外乱の影響を低減して安定した電波の送受信を行うことができる。
また、アンテナ24は、回転子6の回転中心付近に埋設されているので、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子6が回転しても、固定子18に対するアンテナ24の位置はほとんど変わることがなく、このため回転子6の回転に関わらずに安定した電力を供給することが可能となる。
固定子18は、金属から形成されたが、硬質樹脂の表面にメッキ等で導電性材料をコーティングしたものを用いても電波の送受信に対してシールド効果を得ることができる。
実施の形態6
図9に、実施の形態6に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態6は、図8に示した実施の形態5の振動アクチュエータにおいて、回転子6及び可動部7の代わりに、共に金属から形成された回転子25及び可動部26を用い、アンテナ24を可動部26の内部に配置したものである。
可動部26は、回転子25に固定されると共に内部に空洞27を有しており、この空洞27内にアンテナ24が配置されている。一方、回転子25は、固定子18の段差22に当接した状態で回転可能に支持されており、可動部26の空洞27と固定子18の凹部19の双方に連通する貫通孔28を有している。固定子18の凹部19内に配置されたアンテナ23と可動部26の空洞27内に配置されたアンテナ24とが回転子25の貫通孔28を介して対向している。
このような構成としても、アンテナ23及び24の間で電波の送受信を行うことにより固定子18側から回転子25側への送電を行うことが可能となる。
なお、それぞれ金属から形成された固定子18、回転子25及び可動部26がシールド効果を発揮するため、外乱の影響が低減され、アンテナ23及び24の間で安定した電波の送受信を行うことができる。
また、振動アクチュエータの駆動に伴って回転子25が回転しても、アンテナ23及び24の相互間の距離はほとんど変わらないため、回転子25の回転に関わらずに安定した電力を供給することが可能となる。
回転子25及び可動部26は、金属から形成されたが、硬質樹脂の表面にメッキ等で導電性材料をコーティングしたものを用いても電波の送受信に対してシールド効果を得ることができる。
実施の形態7
図10に、実施の形態7に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態7は、図1に示した実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、固定子2側のコイル12に電力供給回路13を接続すると共に回転子6側のコイル14に電力利用回路15を接続する代わりに、逆に、固定子2側のコイル12に電力利用回路15を、回転子6側のコイル14に電力供給回路13をそれぞれ接続したものである。
電力供給回路13としては、例えば可動部7に搭載された太陽電池等の発電ユニットを用いることができる。
実施の形態1と同様に、コイル12及び14間で電気的エネルギーの伝達を行うことにより、可動部7を含む回転子6側から固定子2側への送電が可能となる。
同様にして、実施の形態2〜6においても、電力供給回路13と電力利用回路15とを相互に入れ替えることで、回転子6側から固定子2側へ電力を供給することができる。
実施の形態8
図11に、実施の形態8に係る振動アクチュエータを示す。この実施の形態8は、図1に示した実施の形態1の振動アクチュエータにおいて、固定子2側のコイル12に電力供給回路13を接続すると共に回転子6側のコイル14に電力利用回路15を接続する代わりに、これらコイル12及び14に通信回路41及び42をそれぞれ接続して、固定子2側と回転子6側との間で通信を行うようにしたものである。
固定子2側の通信回路41から所定の周波数の電気信号を固定子2内のコイル12に流すと、このコイル12と回転子6内のコイル14との間で電気的エネルギーが伝達され、回転子6内のコイル14から通信回路42に電気信号が送られる。逆に、回転子6側の通信回路42から所定の周波数の電気信号を回転子6内のコイル14に流すと、このコイル14と固定子2内のコイル12との間で電気的エネルギーが伝達され、固定子2内のコイル12から通信回路41に電気信号が送られる。
このようにして、配線ケーブルを用いることなく、固定子2側と回転子6側との間で通信を行って、制御信号、データ信号等の電気信号を送受信することができる。例えば、可動部7に所定の物理量を検出するセンサを搭載し、このセンサからの検出信号を通信回路42から回転子6内のコイル14に送って、固定子2側のコイル12を介し、通信回路41へ伝送することが可能となる。同様に、固定子2側の通信回路41から制御信号を回転子6側の通信回路42へ伝送して、可動部7に取り付けられた各種装置の動作を制御することもできる。
コイル12及び14間の電気的エネルギーの伝達と振動アクチュエータの駆動とが相互に干渉しにくいものとなっているため、振動アクチュエータの駆動と通信とを相互に影響を及ぼすことなく独立して行うことが可能となる。
なお、固定子2側のコイル12と回転子6側のコイル14の一方に通信回路と電力供給回路の双方を接続すると共に、他方に通信回路と電力利用回路の双方を接続して、通信と送電とを共に行うように構成することもできる。通信と送電とで、使用周波数を互いに異なるものにすれば、通信と送電を同時に行うことも可能となる。
同様にして、実施の形態2〜6においても、固定子2側と回転子6側との間で通信を行うことができ、さらに通信と送電とを共に行うようにすることも可能となる。
この発明に係る振動アクチュエータは、例えば自走式ロボットのロボットハンドに利用することができる。図12に示されるロボットハンドは、実施の形態1の振動アクチュエータVの可動部7を第1節として、可動部7に第2節43及び第3節44を順次直列に連結し、これら可動部7、第2節43及び第3節44により指部を構成したものである。
可動部7と第2節43は図示しない連結機構を介して互いに連結され、第2節43と第3節44も図示しない連結機構を介して互いに連結されており、回転子6の回転に応じて可動部7、第2節43及び第3節44がそれぞれ所定の動きをするように構成されている。
同様にして、実施の形態2〜8の振動アクチュエータを用いてロボットハンドを構成することもできる。
指先に相当する第3節44に電動モータ等を有する電力利用回路を搭載し、固定子2側から回転子6側へ送電を行って第3節44の電力利用回路を駆動することが可能となる。また、第3節44にセンサを搭載し、このセンサからの検出信号を回転子6側から固定子2側へ伝送することが可能となる。
なお、上記の実施の形態1〜8においては、第1〜第3の圧電素子部31〜33を用いて回転子6あるいは25をX、Y、Zの3つの回転軸の回りに回転させるものを例示したが、これに限るものではなく、1つの回転軸の回りのみ、あるいは2つの回転軸の回りにのみ回転する振動アクチュエータに対しても、この発明を適用することができる。1つの回転軸の回りのみ回転する場合には、回転子は略球体状である必要はなく、例えば円柱形状とすることもできる。
この発明の実施の形態1に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態1で用いられた振動体の構成を示す部分断面図である。 実施の形態1で用いられた振動体の3対の圧電素子板の分極方向を示す斜視図である。 実施の形態1において回転子が回転された状態を示す断面図である。 実施の形態2で用いられた回転子を示す斜視図である。 実施の形態3に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態4に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態5に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態6に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態7に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態8に係る振動アクチュエータを示す断面図である。 実施の形態1に係る振動アクチュエータを用いたロボットハンドを示す斜視図である。
符号の説明
1 基部、2,18 固定子、3 振動体、4 連結ボルト、5,19 凹部、6,25 回転子、7,26 可動部、8 保持部材、9,20 小径部、10,21 大径部、11,22 段差、12,12a,12b,14,14x,14y,14z,17 コイル、13 電力供給回路、15 電力利用回路、16 駆動回路、23,24 アンテナ、27 空洞、28 貫通孔、31 第1の圧電素子部、32 第2の圧電素子部、33 第3の圧電素子部、41,42 通信回路、43 第2節、44 第3節、M 磁力線、V 振動アクチュエータ。

Claims (12)

  1. 回転子を固定子に対し加圧した状態で前記固定子に振動を発生させることにより前記回転子を回転させる振動アクチュエータにおいて、
    前記固定子側と前記回転子側とにそれぞれ配置され且つ互いに非接触で電気的エネルギーの伝達を行う固定子側伝達手段及び回転子側伝達手段を備え、
    前記固定子側伝達手段及び前記回転子側伝達手段により前記固定子側と前記回転子側との間で送電または/および通信を行うことを特徴とする振動アクチュエータ。
  2. 前記固定子側伝達手段及び前記回転子側伝達手段は、電磁誘導によって電気的エネルギーの伝達を行う請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  3. 前記固定子及び前記回転子は、磁性材料から形成される請求項2に記載の振動アクチュエータ。
  4. 前記固定子側伝達手段及び前記回転子側伝達手段は、それぞれ少なくとも一つのコイルを含む請求項2または3に記載の振動アクチュエータ。
  5. 前記回転子側伝達手段に含まれる前記コイルは、その一部が前記回転子の回転中心付近を通るように配置されている請求項4に記載の振動アクチュエータ。
  6. 前記回転子側伝達手段は、互いに異なる方向に向けられた複数のコイルを含む請求項5に記載の振動アクチュエータ。
  7. 前記固定子側伝達手段及び前記回転子側伝達手段は、電波の送受信によって電気的エネルギーの伝達を行う請求項1に記載の振動アクチュエータ。
  8. 前記固定子は、前記回転子の一部を収容する凹部を有すると共に電気伝導体から形成され、前記固定子側伝達手段は、前記固定子の前記凹部内に配置される請求項7に記載の振動アクチュエータ。
  9. 前記回転子側伝達手段は、前記回転子の回転中心付近に配置される請求項7または8に記載の振動アクチュエータ。
  10. 前記回転子に固定されると共に内部に空洞を有し且つ電気伝導体から形成された可動部を備え、前記回転子は前記固定子の前記凹部と前記可動部の前記空洞の双方に連通する貫通孔を有し、前記回転子側伝達手段は、前記可動部の前記空洞内に配置される請求項8に記載の振動アクチュエータ。
  11. 前記固定子側伝達手段及び前記回転子側伝達手段は、それぞれ少なくとも一つのアンテナを含む請求項7〜10のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
  12. ロボットハンドに用いられる請求項1〜11のいずれか一項に記載の振動アクチュエータ。
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